JP7343858B2 - 紙折装置 - Google Patents
紙折装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7343858B2 JP7343858B2 JP2019122789A JP2019122789A JP7343858B2 JP 7343858 B2 JP7343858 B2 JP 7343858B2 JP 2019122789 A JP2019122789 A JP 2019122789A JP 2019122789 A JP2019122789 A JP 2019122789A JP 7343858 B2 JP7343858 B2 JP 7343858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- stopper
- leading edge
- folding
- inclination angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
用紙のスキュー(斜行)が発生すると、用紙の移動方向前縁と並行に折り目がつけられない原因となり、折り加工不良を招く。
ことを特徴とするものである。
しかも、このような用紙先端と折り線とを平行させるための構成として、既存構成であるストッパが用いられるだけであるので、特別な構造の付加や複雑化を招くことなく、簡易で安価に構成できる。
まず、メールシーラー装置10の全体構成について、図1を参照しながら説明する。
次に、紙折部30における動作について、図2~図5を参照しながら説明する。図2は用紙の平面図、図3~図5は、紙折り動作を模式的に示す説明図である。
次に、折りトレイの構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、第1の折りトレイ80aを下方(用紙搬送方向Fの上流側)より見た斜視図である。尚、第2の折りトレイ80bについては、第1の折りトレイ80aと基本的な構成が同じである為、ここでは説明を省略する。
角度に沿うように修正することができる。
次に、折りトレイ80aに搬送されてくる用紙2が斜行している場合のストッパの傾斜角度の調整について、図7、図8を参照しながら順を追って説明する。尚、図7、図8は、折りトレイ80aをストッパ84aの調整手段(54c)を有する側から見た平面図であり、主に、ストッパ84aと用紙2の関係を説明する為に、ストッパ84a以外の構成部品は省略されている。
本メールシーラー装置10においては、装置全体の作動を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、ストッパ84aにおける用紙先端当接面の傾斜角度を調整するための「調整モード」と、給紙装置から給紙された用紙を紙折装置本体において加工するための「加工モード」と、を備えている。ストッパの傾斜角度の調整時においては、不図示の操作パネルにて「調整モード」を選択する。調整モードが選択されると、用紙一枚をテスト的に給紙するテスト給紙を開始させる前に、操作者に対して、ストッパ84aを退避位置に退避(移動)させるように案内する案内手段を備える。
ストッパ84aの退避位置とは、図7におけるストッパ84aの位置であって、メールシーラー装置10の仕様上の用紙最大サイズがストッパ84aに突き当たる位置よりさらに退避させた位置(最大サイズの用紙2が干渉しない位置)のことである。以上の構成によれば、テスト給紙された用紙が、用紙停止位置においてストッパにおける用紙先端当接面と接触して、用紙先端部に折れや損傷が発生することを防ぐことができる。
操作者がストッパ84aを退避位置に退避させた後、制御手段は、用紙一枚をテスト的に給紙するテスト給紙を開始させる。給紙されたテスト給紙は、搬送手段により折りトレイ80aまで搬送され、折りトレイ80aにおいて、一対の板状部材81a、82aの間(用紙挿入空間83a)に用紙が挿入される。その後、上述の用紙の折り仕様に応じて、設計上、用紙先端部がストッパ84aに当接すると想定される位置で用紙搬送を停止させる。このとき、用紙先端部は図7のように、傾斜角度(θ)にて停止したものとする。
(3)ストッパの傾斜角度の調整
次に、図8のように、操作者は、ストッパ84aを点線で示す退避位置から、前記停止中の用紙先端位置である調整位置まで移動させ、前記用紙停止位置において用紙先端部の傾斜に沿うように、前記ストッパ84aにおける用紙先端当接面の傾斜角度を調整する。図8において、ストッパ84aを実線にて表記した位置が、ストッパ84aの用紙先端当接面(54k)を用紙先端部の傾斜角度(θ)に沿うように角度調整(θ)した後の状態を表している。
[その他の実施形態]
ストッパ84aの用紙搬送方向上流側には、前記先端検知手段(65a、65b;66a、66b)を用紙の幅方向に一対で配置した斜行検知手段を備え、制御手段は、加工モード時において、前記斜行検知手段の検知出力に基づいて用紙先端部の斜行量を検出し、前記検出した斜行量が所定量以上の場合は、操作者に警告を発する斜行量警告手段を備える。例えば、一対で配置した斜行検知手段がそれぞれ検知する用紙先端部の先後の時間差、パルスカウント数の差等を用紙先端部の斜行量として検出し、前記検出した斜行量が所定量以上の場合は、操作者に警告を発するように構成する。
2 用紙
10 メールシーラー装置
12 装置本体
30 紙折部
31 ターンガイド
32 折りローラ
33 折りローラ
34 折りローラ
35 折りローラ
36 折りローラ
54a ガイドロッド
54c ねじ
54d ストッパ基板
54e 停止部材
54f ベース部材
54k 突片
54n ねじ
55 退避位置検知センサ
80a 折りトレイ
80b 折りトレイ
84a ストッパ
Claims (7)
- 用紙を一枚ずつ給紙して送り出す給紙手段と、前記給紙された用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段により搬送された用紙の先端側が挿入される用紙挿入空間と、該用紙挿入空間内において用紙の先端が当接するストッパと、該ストッパにその先端が当接した用紙の後端側に前記用紙搬送手段による搬送に伴って形成された湾曲部分を挟み込んで用紙を折り重ねる折りローラ対とを含む、紙折手段と、装置全体の作動を制御する制御手段を備えた紙折装置において、
前記制御手段は、前記ストッパにおける用紙先端当接面の傾斜角度を調整するための調整モードと、給紙装置から給紙された用紙を紙折装置本体において加工するための加工モードと、を備えており、
前記調整モードにおいて、ストッパを退避位置に退避させた後、前記制御手段が用紙一枚をテスト的に給紙するテスト給紙を開始させ、用紙の折り仕様に応じて、設計上、用紙先端部が前記ストッパに当接すると想定される位置で用紙搬送を停止させた後、ストッパを前記退避位置から、前記停止中の用紙先端位置である調整位置まで移動させ、前記用紙停止位置において用紙先端部の傾斜に沿うように、前記ストッパにおける用紙先端当接面の傾斜角度を調整可能である傾斜角度調整手段を備えた、ことを特徴とする紙折装置。 - 前記ストッパの用紙搬送方向上流側に位置し、搬送されてくる用紙の先端を検知する先端検知手段を備え、前記制御手段は、前記先端検知手段の検知出力に基づいて前記用紙停止位置を設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の紙折装置。
- 用紙を一枚ずつ給紙して送り出す給紙手段と、前記給紙された用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段により搬送された用紙の先端側が挿入される用紙挿入空間と、該用紙挿入空間内において用紙の先端が当接するストッパと、該ストッパにその先端が当接した用紙の後端側に前記用紙搬送手段による搬送に伴って形成された湾曲部分を挟み込んで用紙を折り重ねる折りローラ対とを含む、紙折手段と、装置全体の作動を制御する制御手段を備えた紙折装置において、
前記制御手段は、前記ストッパにおける用紙先端当接面の傾斜角度を調整するための調整モードと、給紙装置から給紙された用紙を紙折装置本体において加工するための加工モードと、を備えており、
前記調整モードにおいて、前記制御手段が用紙一枚をテスト的に給紙するテスト給紙を開始させ、用紙の折り仕様に応じて、設計上、用紙先端部がストッパに当接すると想定される位置で用紙搬送を停止させた後、前記用紙停止位置において用紙先端部の傾斜に沿うように、前記ストッパにおける用紙先端当接面の傾斜角度を調整可能である傾斜角度調整手段を備え、前記調整モード時においては、前記制御手段が前記テスト給紙を開始させる前に、ストッパを退避位置に退避させるように操作者に案内する案内手段を備える、ことを特徴とする紙折装置。 - 前記ストッパを退避位置に退避させたことを検知する退避位置検知手段を備える、ことを特徴とする請求項3に記載の紙折装置。
- 前記調整モード時においては、前記テスト給紙の開始時に、前記退避位置検知手段がストッパを退避位置に退避させたことを検知できない場合は、操作者に警告を発する退避位置警告手段を備えた、ことを特徴とする請求項4に記載の紙折装置。
- 前記ストッパの用紙搬送方向上流側には、前記ストッパの用紙搬送方向上流側に位置し、搬送されてくる用紙の先端を検知する先端検知手段を用紙の幅方向に一対で配置した斜行検知手段を備え、前記制御手段は、前記斜行検知手段の検知出力に基づいて用紙先端部の斜行量を検出し、前記検出した斜行量が所定量以上の場合は、操作者に警告を発する斜行量警告手段を備えた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の紙折装置。
- 前記用紙挿入空間と、前記用紙挿入空間内に前記ストッパとを備える折りトレイが装置本体に着脱自在に設けられ、前記折りトレイは、前記ストッパが位置調整可能に構成され、用紙搬送方向のストッパの位置を調整する位置調整手段と、用紙搬送方向と直交する方向におけるストッパの用紙先端当接面の傾きを調整する傾斜角度調整手段とを備える、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の紙折装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019122789A JP7343858B2 (ja) | 2019-07-01 | 2019-07-01 | 紙折装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019122789A JP7343858B2 (ja) | 2019-07-01 | 2019-07-01 | 紙折装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021008347A JP2021008347A (ja) | 2021-01-28 |
JP7343858B2 true JP7343858B2 (ja) | 2023-09-13 |
Family
ID=74199437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019122789A Active JP7343858B2 (ja) | 2019-07-01 | 2019-07-01 | 紙折装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7343858B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009298490A (ja) | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Duplo Seiko Corp | 紙折装置 |
JP2012066884A (ja) | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Ricoh Co Ltd | 用紙折り装置及び画像形成装置 |
JP2012121686A (ja) | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 後処理装置及び画像形成装置 |
JP2012171785A (ja) | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Ricoh Co Ltd | 用紙処理装置及び画像形成システム |
JP2012180147A (ja) | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Ricoh Co Ltd | シート折り装置および画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166550U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | デユプロ製造株式会社 | 紙折装置のストツパ設定位置割出し部材 |
JPH0633130B2 (ja) * | 1985-07-09 | 1994-05-02 | デユプロ製造株式会社 | 紙折り装置 |
JPH0464576A (ja) * | 1990-07-03 | 1992-02-28 | Duplo Corp | 紙折り機 |
-
2019
- 2019-07-01 JP JP2019122789A patent/JP7343858B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009298490A (ja) | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Duplo Seiko Corp | 紙折装置 |
JP2012066884A (ja) | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Ricoh Co Ltd | 用紙折り装置及び画像形成装置 |
JP2012121686A (ja) | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ricoh Co Ltd | 後処理装置及び画像形成装置 |
JP2012171785A (ja) | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Ricoh Co Ltd | 用紙処理装置及び画像形成システム |
JP2012180147A (ja) | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Ricoh Co Ltd | シート折り装置および画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021008347A (ja) | 2021-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2013164877A1 (ja) | 折り目入れ折り装置 | |
JP5895316B1 (ja) | フォルダグルア | |
US20070081876A1 (en) | Folded portion flattening device, post treatment apparatus and image forming apparatus | |
US20200346887A1 (en) | Paper folding machine | |
JP7343858B2 (ja) | 紙折装置 | |
JP2016026975A (ja) | 折り目入れ折り装置 | |
JP5750647B2 (ja) | 紙折装置 | |
JP5510990B2 (ja) | メールシーラー装置 | |
CN112758750B (zh) | 纸张检测装置以及纸张检测方法 | |
US8353509B2 (en) | Stacker device | |
JP2007145511A (ja) | 用紙折り装置及び用紙後処理装置 | |
JP3453556B2 (ja) | 隅折れの検知機構を有する折り装置 | |
JP3926309B2 (ja) | 製本システム | |
EP3617107B1 (en) | Paper folding device | |
JP4453861B2 (ja) | 包装装置 | |
US9758338B2 (en) | Sheet folding apparatus | |
JP5263874B2 (ja) | メールシーラー装置 | |
US9938110B2 (en) | Folding processing device having a guiding portion | |
JP2009066114A (ja) | ベルトループ用テープの状態検出装置 | |
JP2015086033A (ja) | シート折り装置及びシート後処理装置 | |
JP2002160848A5 (ja) | ||
WO2023243105A1 (ja) | シートの搬送方法、搬送装置及び製袋機 | |
JP2652230B2 (ja) | 連続用紙切断装置 | |
JP2899888B2 (ja) | 連続用紙切断装置 | |
JP2022162739A (ja) | 紙折り装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220601 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230518 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7343858 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |