JP7343828B1 - 断路器 - Google Patents

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JP7343828B1 JP2023062270A JP2023062270A JP7343828B1 JP 7343828 B1 JP7343828 B1 JP 7343828B1 JP 2023062270 A JP2023062270 A JP 2023062270A JP 2023062270 A JP2023062270 A JP 2023062270A JP 7343828 B1 JP7343828 B1 JP 7343828B1
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剛貴 高橋
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Abstract

Figure 0007343828000001
【課題】コンパクトな構成で省スペース化を実現する断路器を提供する。
【解決手段】断路器(1)は、ベース(7)に設けられる第1支持碍子(2)と、第1支持碍子(2)に設けられ、第1支持碍子(2)と第1回路とを接続する第1端子(3)と、ベース(7)において第1支持碍子(2)から離間した位置に設けられる第2支持碍子(4)と、第2支持碍子(4)に設けられ、第2支持碍子(4)と第2回路とを接続する第2端子(5)と、第1端子(3)および第2端子(5)の両方に接続される閉状態位置(P1)と、第1端子(3)および第2端子(5)のいずれか一方と切断される開状態位置(P2)との間を、所定方向に沿ってスライドするブレード(6)と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力回路の無負荷時の電圧を開閉する断路器に関する。
断路器の従来技術として、特許文献1に示すように、主回路ブレードを回転させて固定コンタクトから開放させる技術が知られている。
実公昭58-38507号公報
しかしながら、上述のような従来技術は、主回路ブレードを回転させるためのスペース確保と、開状態における主回路ブレードと固定コンタクトとの間の距離確保とのため、断路器のサイズが大型化し、断路器の設置スペースとしても大きなスペースが必要になるという問題がある。
本発明の一態様は、コンパクトな構成で省スペース化を実現する断路器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る断路器は、ベースに設けられる第1支持碍子と、前記第1支持碍子に設けられ、前記第1支持碍子と第1回路とを接続する第1端子と、前記ベースにおいて前記第1支持碍子から離間した位置に設けられる第2支持碍子と、前記第2支持碍子に設けられ、前記第2支持碍子と第2回路とを接続する第2端子と、前記第1端子および前記第2端子の両方に接続される閉状態位置と、前記第1端子および前記第2端子のいずれか一方と切断される開状態位置との間を、所定方向に沿ってスライドするブレードと、を備える。
また、前記断路器では、前記第1端子は、通電方向において前記第2端子よりも上流側に設けられ、前記ブレードは、前記開状態位置において前記第1端子と切断されるものであるとともに、前記所定方向に延びるスリットが形成され、前記第2端子は、前記スリット内に通されるピンが設けられていることを特徴とする。
また、前記断路器では、さらに、前記ベース内に設けられた回動軸周りに回動し、前記ブレードを前記所定方向にスライドさせる回動部材が設けられており、前記ブレードを前記所定方向にスライドさせる際、前記ブレードと前記回動部材との接続箇所が描く円弧の膨出方向と逆方向に膨出する円弧状に、前記スリットが形成されている。
本発明の一態様によれば、コンパクトな構成で省スペース化を実現する断路器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る断路器の斜視図である。 図1に示す断路器が備えるブレードのスライド動作を説明する図である。
<断路器の全体構成>
以下、本発明の一実施形態について、図1および2を参照して詳細に説明する。なお、本明細書において、断路器1の鉛直方向をZ軸方向とし、Z軸方向に垂直な方向をX軸方向とし、X軸方向およびZ軸方向に垂直な方向をY軸方向とする。図1は、断路器1の斜視図である。図2は、図1に示す断路器1が備えるブレード6のスライド動作を説明する図である。
図1に示すように、断路器1は、第1支持碍子2と、第1端子3と、第2支持碍子4と、第2端子5と、2枚のブレード6と、を備える。以下の本明細書において、単にブレード6と記載した場合は、2枚のブレード6のいずれか一方を意味する。断路器1は、第1回路(図示せず)に対して第2回路(図示せず)の接続および断絶を行うものである。
第1支持碍子2は、ベース7の上面に設けられている。ベース7は、断路器1を設置するための基礎部材であり、絶縁性を有し、上面が平坦である。ベース7は、上面において第1支持碍子2および第2支持碍子4を支持する。
第1端子3は、Y軸方向から視るとL字状のステーであり、第1支持碍子2の上面に固定されて設けられ、第1支持碍子2と第1回路とを接続する。第1端子3は、通電方向において第2端子5よりも上流側に設けられている。ここで、本実施形態において、通電方向とは、第1回路から第2回路に向かう方向を想定している。
第2支持碍子4は、ベース7の上面において第1支持碍子2から離間した位置に設けられている。第2端子5は、Y軸方向から視るとL字状のステーであり、第2支持碍子4の上面に固定されて設けられ、第2支持碍子4と第2回路とを接続する。
第2端子5には、ブレード6に形成されたスリット61内に通されるピン51が設けられている。これにより、第2端子5はピン51を介してブレード6と接続されており、ピン51はスリット61内において摺動することができる。
図2に示すように、ブレード6は、閉状態位置P1と開状態位置P2との間を、所定方向に沿ってスライドする。ここで、所定方向は、閉状態位置P1と開状態位置P2との間を通過する方向を意味し、本実施形態では、所定方向は、X軸方向と同じである。
閉状態位置P1は、ブレード6が第1端子3および第2端子5の両方に接続される位置である。本実施形態では閉状態位置P1において、ピン51は、X軸方向におけるスリット61内の端部に位置する。開状態位置P2は、ブレード6が第1端子3および第2端子5のいずれか一方と切断される位置である。本実施形態では、開状態位置P2は、ブレード6が第1端子3と切断される位置を想定しているが、開状態位置P2において、ブレード6が第2端子5と切断されるような設計変更も適宜可能である。なお、本実施形態においては、開状態位置P2においてブレード6の電位が第2回路側の電位と等しくなる。
さらに、断路器1には、回動部材8が設けられている。回動部材8は、ベース7内に設けられた第1回動軸9周りに回動し、ブレード6を所定方向にスライドさせる。回動部材8には、ブレード6と接続する接続箇所81が設けられている。接続箇所81においては、第2回動軸82が2枚のブレード6を繋ぐように設けられており、この第2回動軸82に対して、回動部材8が回動可能なように軸止されている。
<ブレードの詳細構成>
ブレード6には、前述のとおり、円弧状のスリット61が形成されている。スリット61がなす円弧は、回動部材8を回動させてブレード6を所定方向(X軸方向)にスライドさせる際、接続箇所81が描く円弧(図2において1点鎖線で示す)の膨出方向と逆方向に膨出する形状である。すなわち、接続箇所81が描く円弧と、スリット61が有する円弧とは、上下方向に反転された形状となっている。
ここで、接続箇所81が描く円弧の膨出方向とは、閉状態位置P1におけるブレード6から、接続箇所81が描く円弧に向かって、Z軸方向(紙面上側)に膨出している方向を意味する。本実施形態では、ブレード6の膨出方向はZ軸方向(紙面上側)に対応し、ブレード6の膨出方向と逆方向はZ軸方向(紙面下側)に対応する。
<断路器の動作>
まず、図2に示すように、ブレード6が、閉状態位置P1に位置しているとする。次に、不図示の連結棒が操作されて、回動部材8が第1回動軸9を回転中心として半時計方向に回動することにより、ブレード6に形成されたスリット61はZ軸方向(紙面上側)に移動しようとする。このとき、ピン51が円弧状のスリット61内を移動することによってスリット61をZ軸方向(紙面下側)に押し下げようとするため、ブレード6の確実な直線運動を実現することができる。ブレード6がX軸方向に直線運動することにより、ブレード6は、閉状態位置P1から開状態位置P2に移動することとなる。
なお、ブレード6を開状態位置P2から閉状態位置P1に位置させるときは、回動部材8が第1回動軸9を回転中心として時計方向に回動するように不図示の連結棒を操作すればよい。また、スリット61内をピン51が移動することによって、多少スリット61ないしピン51が磨耗したとしても、閉状態位置P1と開状態位置P2との間におけるブレード6の移動にはさほど支障がない。このため、スリット61とピン51との接触部位である摺動部に潤滑剤を塗布しない条件でも開閉寿命30000回以上を実現することができる。
〔変形例1〕
なお、前記実施形態では、断路器1のブレード6に形成されるスリット61は、円弧状に形成されていたが、直線状に形成されていてもよい。この場合、回動部材8の回動によってブレード6がZ軸方向(紙面上側)への移動を吸収可能なように、第1回動軸9が上下方向に移動されていてもよい。これにより、スリット61の形状によらずに断路器1をX軸方向にスライドさせて第1回路および第2回路を断路することができる。
<まとめ>
本発明の態様1に係る断路器1は、ベース7に設けられる第1支持碍子2と、第1支持碍子2に設けられ、第1支持碍子2と第1回路とを接続する第1端子3と、ベース7において第1支持碍子2から離間した位置に設けられる第2支持碍子4と、第2支持碍子4に設けられ、第2支持碍子4と第2回路とを接続する第2端子5と、第1端子3および第2端子5の両方に接続される閉状態位置P1と、第1端子3および第2端子5のいずれか一方と切断される開状態位置P2との間を、所定方向に沿ってスライドするブレード6と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ブレード6を回転させるのではなくスライドさせることにより開閉動作が実現される。したがって、装置構成をコンパクト化できるとともに、設置場所についても省スペース化を実現することができる。
本発明の態様2に係る断路器1は、上記態様1において、第1端子3は、通電方向において第2端子5よりも上流側に設けられ、ブレード6は、開状態位置P2において第1端子3と切断されるものであるとともに、所定方向に延びるスリット61が形成され、第2端子5は、スリット61内に通されるピン51が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、スリット61内をピン51が移動することによって、多少スリット61ないしピン51が磨耗したとしても、閉状態位置P1と開状態位置P2との間におけるブレード6の移動にはさほど支障がないため、断路器1の長寿命化を実現することができる。
本発明の態様3に係る断路器1は、上記態様2において、さらに、ベース7内に設けられた第1回動軸9周りに回動し、ブレード6を所定方向にスライドさせる回動部材8が設けられており、ブレード6を所定方向にスライドさせる際、ブレード6と回動部材8との接続箇所81が描く円弧の膨出方向と逆方向に膨出する円弧状に、スリット61が形成されている。
前記構成によれば、回動部材8が回動によってブレード6を円弧状に移動させようとしても、円弧状に形成されたスリット61により相殺されるので、ブレード6の確実な直線運動を実現することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 断路器
2 第1支持碍子
3 第1端子
4 第2支持碍子
5 第2端子
6 ブレード
7 ベース
8 回動部材
9 第1回動軸(回動軸)
51 ピン
61 スリット
81 接続箇所
82 第2回動軸
P1 閉状態位置
P2 開状態位置

Claims (2)

  1. ベースに設けられる第1支持碍子と、
    前記第1支持碍子に設けられ、前記第1支持碍子と第1回路とを接続する第1端子と、
    前記ベースにおいて前記第1支持碍子から離間した位置に設けられる第2支持碍子と、
    前記第2支持碍子に設けられ、前記第2支持碍子と第2回路とを接続する第2端子と、
    前記第1端子および前記第2端子の両方に接続される閉状態位置と、前記第1端子および前記第2端子のいずれか一方と切断される開状態位置との間を、所定方向に沿ってスライドするブレードと、を備え
    前記第1端子は、通電方向において前記第2端子よりも上流側に設けられ、
    前記ブレードは、前記開状態位置において前記第1端子と切断されるものであるとともに、前記所定方向に延びるスリットが形成され、
    前記第2端子は、前記スリット内に通されるピンが設けられていることを特徴とする、断路器。
  2. さらに、前記ベース内に設けられた回動軸周りに回動し、前記ブレードを前記所定方向にスライドさせる回動部材が設けられており、
    前記ブレードを前記所定方向にスライドさせる際、前記ブレードと前記回動部材との接続箇所が描く円弧の膨出方向と逆方向に膨出する円弧状に、前記スリットが形成されている、請求項に記載の断路器。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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