JP7342590B2 - アカウント管理システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、アカウント管理システムおよびプログラムに関する。
ある装置を一のユーザが複数アカウントで使用可能な場合、適切なアカウントを選択して装置を使用することが必要となることがある。例えば、同じユーザが複数組織に所属している場合や、装置の使用に対して使用料金が課され、処理する文書の業務内容に応じて課金先が異なる場合等である。
特許文献1には、利用者からのコピー/印刷指示があると、業務文書判定システムに対してコピー/印刷すべき文書が業務用か否かの判定を依頼し、業務用と判定された場合にはコピー/印刷して会社に課金し、私用と判定された場合、表示部に警告を表示し、利用者に業務用か私用かを選択指示させ、私用と判定され、かつ利用者が業務用を選択指示した場合、文書格納サーバにページを格納して管理者端末に通知する画像処理システムが開示されている。
特開2018-207344号公報
ユーザの手動操作によるアカウント選択は、手間を要し、誤選択する可能性があった。
本発明は、一のユーザが複数アカウントで使用可能な装置を使用する際に、処理対象のデータに応じて使用するアカウントを決定するアカウント管理システムを提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、ユーザの指示に基づいて処理対象のデータを取得するデータ取得手段と、取得した前記データから、予め定められたキーワードを取得するキーワード取得手段と、前記ユーザが処理を実行するために使用可能な複数のアカウントのうち、取得した前記キーワードに対応付けられたアカウントを、前記データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択するアカウント選択手段と、を備え、前記キーワード取得手段が前記データから一または複数のアカウントに関連付けられた複数の前記キーワードを取得した場合、前記アカウント選択手段は、当該複数のキーワードに対応する複数のアカウントのうち、予め定められた条件に基づいて特定されるアカウントを、当該データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択することを特徴とする、アカウント管理システムである。
請求項2に係る本発明は、前記アカウント選択手段は、取得された複数の前記キーワードのうちの最も多くのキーワードに対応付けられているアカウントを選択することを特徴とする、請求項1に記載のアカウント管理システムである。
請求項3に係る本発明は、各キーワードには重み付けがなされており、前記アカウント選択手段は、取得された複数の前記キーワードのうち同一のアカウントが対応付けられているキーワードの重みを加算し、加算された重み値が最も大きいキーワード群の各キーワードに対応付けられているアカウントを選択することを特徴とする、請求項1に記載のアカウント管理システムである。
請求項4に係る本発明は、各キーワードには重み付けがなされており、前記アカウント選択手段は、取得された複数の前記キーワードのうち重み値が最も大きいキーワードに対応付けられているアカウントを選択することを特徴とする、請求項1に記載のアカウント管理システムである。
請求項5に係る本発明は、前記キーワード取得手段は、前記データに記述されている文字列から前記キーワードを抽出することを特徴とする、請求項1に記載のアカウント管理システムである。
請求項6に係る本発明は、前記キーワード取得手段は、前記データの本体に付加された付加データから前記キーワードを抽出することを特徴とする、請求項5に記載のアカウント管理システムである。
請求項7に係る本発明は、前記データは文書データであり、前記キーワード取得手段は、当該文書データの本文から前記キーワードを抽出することを特徴とする、請求項6に記載のアカウント管理システムである。
請求項8に係る本発明は、前記キーワード取得手段が前記ユーザにより使用可能なアカウントに対応付けられた前記キーワードを取得できなかった場合、前記アカウント選択手段は、前記ユーザごとに予め定められたアカウントを、前記データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択することを特徴とする、請求項1に記載のアカウント管理システムである。
請求項9に係る本発明は、コンピュータに、ユーザの識別情報を取得し、識別された当該ユーザの指示に基づいて処理対象のデータを取得する処理と、取得した前記データを解析し、予め定められたキーワードを取得する処理と、前記ユーザが処理を実行するために使用可能な複数のアカウントのうち、取得した前記キーワードに対応付けられたアカウントを、前記データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択する処理と、前記データから一または複数のアカウントに関連付けられた複数の前記キーワードを取得した場合、当該複数のキーワードに対応する複数のアカウントのうち、予め定められた条件に基づいて特定されるアカウントを、当該データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択する処理と、を実行させることを特徴とする、プログラムである。
請求項1の発明によれば、単に一のユーザが複数アカウントで使用可能な装置を使用する場合と比較して、処理対象のデータに応じて使用するアカウントの決定に要する手間を軽減することができ、キーワードに基づく選択で複数のアカウントが使用可能な場合でも一の使用すべきアカウントを決定することができる。
請求項2の発明によれば、単に一のユーザが複数アカウントで使用可能な装置を使用する場合と比較して、より多くのキーワードにマッチする、より適切なアカウントを選択することができる。
請求項3の発明によれば、単に一のユーザが複数アカウントで使用可能な装置を使用する場合と比較して、重要なキーワードの多くにマッチするアカウントを選択することができる。
請求項4の発明によれば、単に一のユーザが複数アカウントで使用可能な装置を使用する場合と比較して、最も重要なキーワードにマッチするアカウントを選択することができる。
請求項5の発明によれば、処理対象のデータに別途キーワードを付加する場合と比較して、キーワードの設定作業に要する手間を軽減することができる。
請求項6の発明によれば、処理対象のデータに別途キーワードを付加する場合と比較して、キーワードの設定作業に要する手間を軽減すると共に、データの特徴を表す情報に基づいてアカウントを選択することができる。
請求項7の発明によれば、処理対象のデータに別途キーワードを付加する場合と比較して、キーワードの設定作業に要する手間を軽減すると共に、処理対象のデータの内容に即した情報に基づいてアカウントを選択することができる。
請求項8の発明によれば、単に一のユーザが複数アカウントで使用可能な装置を使用する場合と比較して、キーワードがマッチするアカウントが無い場合でも、処理を実行させることができる。
請求項9の発明によれば、本発明のプログラムを実行するコンピュータにおいて、単に一のユーザが複数アカウントで使用可能とする場合と比較して、処理対象のデータに応じて使用するアカウントの決定に要する手間を軽減することができ、キーワードに基づく選択で複数のアカウントが使用可能な場合でも一の使用すべきアカウントを決定することができる。
本実施形態が適用される情報処理システムの全体構成を示す図である。 アカウント管理システムの機能構成を示す図である。 アカウント管理システムのハードウェア構成例を示す図である。 アカウント管理システムのアカウント選択部によるアカウント選択の動作例を示すフローチャートである。 キーワードDBの構成例を示す図である。 階層構造を有する組織の例を示す図であり、図6(A)は組織の階層構造を示す図、図6(B)は各組織に設定されたアカウントおよびアカウントに関連付けられたキーワードを示す図である。 ユーザ情報DBの構成例を示す図である。 ユーザ情報DBに記録される組織およびグループアカウントの情報を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態が適用される情報処理システムの全体構成を示す図である。本実施形態の情報処理システムは、アカウント管理システム100と、端末装置200と、データ処理装置300とを備える。
アカウント管理システム100は、ユーザのアカウントを登録して管理する。アカウントは、データ処理装置300に処理を実行させるための権限を表す符号である。アカウントは、1ユーザに対して複数設定される場合がある。アカウント管理システム100は、端末装置200から処理の実行要求を受け付け、実行されるデータ処理に応じて適切なアカウントを選択する。そして、アカウント管理システム100は、選択したアカウントを使用してデータ処理装置300に接続し、端末装置200から受け付けた実行要求をデータ処理装置300に送信する。アカウント管理システム100により選択されたアカウントは、データ処理装置300による処理の実行に伴って行われる付随処理に適用しても良い。付随処理としては、例えば、データ処理装置300の使用に対して料金を課す課金処理等がある。
端末装置200は、ユーザがデータ処理を指示するために使用する装置である。端末装置200としては、例えばパーソナルコンピュータや、スマートフォン等の情報端末が用いられる。ユーザは、端末装置200からアカウント管理システム100を介してデータ処理装置300に接続し、端末装置200を操作して、データ処理装置300にデータ処理の実行を指示する。
データ処理装置300は、端末装置200からの指示を受け付けてデータ処理を実行する装置である。データ処理装置300は、アカウント管理システム100で特定されたアカウントによりユーザのログインを許可し、端末装置200からの指示を受け付ける。データ処理装置300は、アカウント管理システム100により管理されるアカウントでログイン可能であれば良く、データ処理装置300の装置構成や、データ処理装置300が実行するデータ処理の内容は特に限定しない。一例を挙げると、文書ファイルを画像処理して印刷出力する画像処理装置を、データ処理装置300としても良い。この場合、データ処理装置300は、データ処理の実行要求として印刷指示を受け付け、印刷対象の文書ファイルを取得して印刷出力を行う。
本実施形態の情報処理システムの適用例として、以下では、端末装置200からデータ処理の実行要求および処理対象のデータ(以下、対象データ)を送信し、アカウント管理システム100によりアカウントを特定して課金し、データ処理装置300でデータ処理を実行するシステムを想定し、説明する。
<アカウント管理システム100の構成>
図2は、アカウント管理システム100の機能構成を示す図である。アカウント管理システム100は、受け付け部110と、キーワード抽出部120と、アカウント選択部130と、課金処理部140と、指示送信部150と、キーワードデータベース(DB)160と、ユーザ情報データベース(DB)170とを備える。
受け付け部110は、端末装置200から送信されたデータ処理の実行要求を受け付ける。また、受け付け部110は、実行要求と共に対象データを取得する。なお、対象データは、端末装置200から取得するのではなく、実行要求から得られる対象データの識別情報に基づき、外部サーバ等から取得しても良い。受け付け部110は、データ取得手段の一例である。
また、受け付け部110は、データ処理の実行要求と共に、その実行要求を行ったユーザの識別情報(ユーザID)を取得する。ユーザIDは、例えば、ユーザがデータ処理の実行要求を行う際に、端末装置200においてユーザ認証を要求し、入力された認証情報から取得しても良い。
キーワード抽出部120は、対象データから予め定められたキーワードを抽出する。抽出対象のキーワードは、ユーザが使用可能なアカウント(複数のアカウントが登録されている場合は、何れかのアカウント)に予め関連付けて登録されている。したがって、各ユーザのアカウントごとに抽出すべきキーワードが特定される。また、キーワードは、特定の文字列とする。言い換えれば、キーワード抽出部120は、対象データに記述されている文字列の中から、キーワードとして登録されている文字列を抽出する。キーワード抽出部120は、キーワード取得手段の一例である。
さらに説明すると、キーワード抽出部120は、対象データの本体に付加された付加データからキーワードを抽出しても良い。付加データとは、対象データのヘッダやフッタ等に記録されるデータであり、対象データに関する情報等が記録される。付加データから抽出し得るキーワードの例としては、対象データのファイル名、作成者名やID、作成者の所属(組織や部署)、対象データの属性を示す値等が挙げられる。また、キーワード抽出部120は、対象データの本体からキーワードの文字列を抽出しても良い。対象データが文書ファイルである場合は、文書の本文に記述されている文字列をキーワードとして抽出し得る。また、付加データと本体の両方に対してキーワードの抽出を行う場合、例えば、付加データから得られたキーワードを優先し、付加データからキーワードが得られない場合に本文から得られたキーワードを用いても良い。
アカウント選択部130は、キーワードに関連付けられたアカウントを選択する。より詳細には、アカウント選択部130は、ユーザがデータ処理を実行するために使用可能なアカウントが複数設定されている場合、その複数のアカウントのうち、キーワード抽出部120により抽出されたキーワードに関連付けられているアカウントを選択する。アカウント選択部130は、アカウント選択手段の一例である。アカウント選択部130により選択されたアカウントは、データ処理を実行するためのアカウントとして用いられる。
キーワード抽出部120が対象データから一または複数のアカウントに関連付けられた複数のキーワードを取得した場合、アカウント選択部130は、かかる複数のキーワードに対応する複数のアカウントのうち、予め定められた条件に基づいて特定されるアカウントを、データ処理を実行するために用いるアカウントとして選択する。アカウントの特定条件としては、例えば次のような条件を設定し得る。
(条件1)最も多くのキーワードに関連付けられているアカウントを選択する。
(条件2)各キーワードに予め重み付けをしておき、取得された複数のキーワードのうち同一のアカウントに関連付けられているキーワードの重み値を加算し、加算された重み値が最も大きいキーワード群の各キーワードに関連付けられているアカウントを選択する。
(条件3)各キーワードに予め重み付けをしておき、取得された複数のキーワードのうち重み値が最も大きいキーワードに関連付けられているアカウントを選択する。
また、ユーザが使用可能なアカウントに関連付けられたキーワードがキーワード抽出部120により抽出されなかった場合、アカウント選択部130は、ユーザごとに予め定められたデフォルトアカウントを、このデータ処理を実行するために用いるアカウントとして選択する。
課金処理部140は、アカウント選択部130により選択されたアカウントからデータ処理の実行に対して課された料金を徴収する。したがって、同じユーザによる実行要求であっても、対象データから抽出されたキーワードに応じて、異なるアカウントが選択された場合は、課金先が異なる。
指示送信部150は、受け付け部110で受け付けたデータ処理の実行要求と対象データとをデータ処理装置300に送信する。実行要求および対象データの送信に際してデータ処理装置300が認証を要求する場合は、アカウント選択部130により選択されたアカウントによりログインする。
キーワードDB160は、ユーザごとに、キーワードをアカウントと関連付けて管理するデータベースである。キーワードDB160は、各アカウントの情報(以下、アカウント情報)を登録して保持している。アカウント情報としては、例えば、アカウントの識別情報(アカウントID)、アカウント名、アカウントの種類、親アカウントの識別情報(親アカウントID)、キーワードリスト等が登録される。アカウントの種類とは、ユーザの個人的なアカウント(プライベートアカウント)と、複数のユーザにより共有されるアカウント(共有アカウント)の別を示す情報である。親アカウントとは、例えば、共有アカウントがユーザの所属する組織等に対して設定され、その組織が階層構造を有する場合に、自アカウントに対する直近上位のアカウントである。具体例を挙げると、会社およびその会社の部署に対してそれぞれアカウントが設定されている場合、各部署のアカウントに対して会社のアカウントが親アカウントである。キーワードリストは、各アカウントに関連付けられたキーワードのリストである。キーワード抽出部120は、このキーワードリストに登録されているキーワードを対象データから抽出する。アカウント選択部130は、抽出されたキーワードがあるアカウントのキーワードリストに含まれている場合に、そのアカウントを、データ処理を実行するためのアカウントとして選択する。
ユーザ情報DB170は、ユーザ情報を管理するデータベースである。ユーザ情報DB170は、ユーザ情報として、例えば、ユーザID、ユーザの名前、ユーザの所属(組織や部署)、アカウント、デフォルトアカウント等を登録して保持する。
図3は、アカウント管理システム100のハードウェア構成例を示す図である。アカウント管理システム100は、コンピュータにより実現される。アカウント管理システム100を実現するコンピュータは、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)101と、記憶手段であるRAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、記憶装置104とを備える。RAM102は、主記憶装置(メイン・メモリ)であり、CPU101が演算処理を行う際の作業用メモリとして用いられる。ROM103にはプログラムや予め用意された設定値等のデータが保持されており、CPU101はROM103から直接プログラムやデータを読み込んで処理を実行することができる。記憶装置104は、プログラムやデータの保存手段である。記憶装置104にはプログラムが記憶されており、CPU101は記憶装置104に格納されたプログラムを主記憶装置に読み込んで実行する。また、記憶装置104には、CPU101による処理の結果が格納され、保存される。記憶装置104としては、例えば磁気ディスク装置やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。
アカウント管理システム100が図3に示すコンピュータで実現される場合、受け付け部110、キーワード抽出部120、アカウント選択部130、課金処理部140および指示送信部150の各機能は、CPU101がプログラムを実行することにより実現される。また、キーワードDB160およびユーザ情報DB170は、プログラムを実行するCPU101と、RAM102や記憶装置104等の記憶手段とにより実現される。なお、アカウント管理システム100は、ネットワーク上に構築されたサーバにより実現しても良いし、ローカルなシステムであっても良い。アカウント管理システム100は、単一のハードウェア(サーバマシン等)による構成に限定されず、複数のハードウェアや仮想マシンに分散して構成しても良い。
<アカウント管理システム100の動作例>
図4は、アカウント管理システム100のアカウント選択部130によるアカウント選択の動作例を示すフローチャートである。事前に、受け付け部110によりデータ処理の実行要求とユーザIDとが受け付けられているものとする。この動作例では、アカウント選択部130によるアカウント選択を行う前にキーワード抽出部120によるキーワードの抽出を行うのではなく、ユーザのアカウントに関連付けられたキーワード(以下、「関連キーワード」と記す)が対象データ中にあるか否かを調べるという手順でキーワードの抽出を行う。
アカウント選択部130は、まず、受け付け部110により受け付けられたユーザIDに基づき、ユーザ情報DB170から該当ユーザのデフォルトアカウントを取得する(S401)。次に、アカウント選択部130は、このデフォルトアカウントの関連キーワードをキーワードDB160から取得する(S402)。そして、キーワード抽出部120が、対象データにS402で取得したキーワードがあるか否かを調べる(S403)。言い換えれば、キーワード抽出部120は、デフォルトアカウントの関連キーワードを対象データから抽出する。
デフォルトアカウントの関連キーワードが対象データにあった場合(S403でYES)、アカウント選択部130は、ログインや付随処理に使用するアカウント(以下、使用アカウント)としてデフォルトアカウントを選択し(S416)、処理を終了する。一方、デフォルトアカウントの関連キーワードが対象データに無い場合(S403でNO)、次にアカウント選択部130は、ユーザ情報DB170から該当ユーザが有する全てのアカウントを取得する(S404)。このアカウントには、プライベートアカウントと共有アカウントの両方が含まれる。
次に、アカウント選択部130は、取得したアカウントから未処理のアカウントを一つ選択する(S405)。アカウント選択部130は、選択したアカウントがデフォルトアカウントである場合(S406でYES)、既にS403で関連キーワードの探索が行われているので処理済みとし、S405に戻って未処理のアカウントを一つ選択する。
選択したアカウントがデフォルトアカウントでない場合(S406でNO)、次にアカウント選択部130は、選択したアカウントの関連キーワードをキーワードDB160から取得する(S407)。そして、キーワード抽出部120が、対象データにS407で取得したキーワードがあるか否かを調べる(S408)。選択したアカウントの関連キーワードが対象データから抽出された場合(S408でYES)、アカウント選択部130は、選択したアカウントを使用アカウントの候補(以下、使用アカウント候補)として保持する(S409)。このアカウントは、例えば図3に示したRAM102や記憶装置104の作業領域に保持される。
選択したアカウントの関連キーワードが対象データに無い場合(S408でNO)、またはS409でアカウントを保持した後、アカウント選択部130は、S404で取得した全てのアカウントについて処理が完了したか否かを調べる。未処理のアカウントがある場合(S410でNO)、アカウント選択部130は、S405に戻って未処理のアカウントを一つ選択し、S406からS410までの動作を繰り返す。
全てのアカウントについて処理が完了した場合(S410でYES)、次にアカウント選択部130は、ユーザ情報DB170からユーザグループのアカウントを取得する(S411)。ここで、グループのアカウント(以下、グループアカウント)とは、共有アカウントのうち複数のユーザが所属し得る組織(グループ)に対して設定されたアカウントである。S404で取得された通常の共有アカウントが複数のユーザに共有されるものの各ユーザ自身を主体として設定されているのに対し、グループアカウントは組織を主体として設定されており、ある組織に所属するユーザは、その組織に設定されたグループアカウントを使用し得る。また、ユーザグループとは、該当ユーザが所属する組織である。したがって、S411で取得されるユーザグループのアカウントは、該当ユーザが所属する組織に設定されたグループアカウントである。このグループアカウントは組織に対して設定されており、該当ユーザに設定されたアカウントではないため、S404では取得されない。したがって、S411で改めて取得される。
次に、アカウント選択部130は、選択したグループアカウントの関連キーワードをキーワードDB160から取得する(S412)。そして、キーワード抽出部120が、対象データにS412で取得したキーワードがあるか否かを調べる(S413)。そして、グループアカウントの関連キーワードが対象データから抽出された場合(S413でYES)、該当するグループアカウントを使用アカウント候補とする。そして、アカウント選択部130は、これまでに得られた使用アカウント候補の中から使用アカウントを選択する(S415)。ここで、選択対象のアカウントには、S409で使用アカウント候補として保持されたアカウントと、S413で使用アカウント候補とされたアカウントの両方が含まれる。S409で使用アカウント候補が保持されなかった場合は、S413で使用アカウント候補とされたアカウントのみがS415の選択対象となる。
一方、グループアカウントの関連キーワードが対象データに無い場合(S413でNO)、アカウント選択部130は、S409で使用アカウント候補として保持したアカウントがあるか否かを調べる。そして、保持したアカウントがあるならば(S414でYES)、アカウント選択部130は、保持されている使用アカウント候補の中から使用アカウントを選択する(S415)。使用アカウントの選択は、上述したように、例えば関連キーワードの数や、キーワードに付与された重みに基づいて行われる。
これに対し、S409で保持したアカウントが無い場合(S414でNO)、使用アカウント候補が存在しないことになる。この場合、アカウント選択部130は、使用アカウントとしてデフォルトアカウントを選択する(S416)。
以上のようにして使用アカウントが選択される。上記の動作例では、S409で(すなわち、ユーザ自身のアカウントから)使用アカウント候補が得られた場合にもグループアカウントを探索したが、S409で使用アカウント候補が得られなかった場合にのみグループアカウントを探索するようにしても良い。また、上記の動作例では、S415のアカウント選択において、S409で得られた使用アカウント候補とグループアカウントから得られた使用アカウント候補とを区別していないが、S409で得られた使用アカウント候補を優先的に選択するようにしても良い。また、上記の動作例において、該当ユーザが複数の組織に所属し、各ユーザグループのグループアカウントがある場合、各グループアカウントに対してS411からS413までの動作を繰り返す。
<キーワードDB160の構成例>
図5は、キーワードDB160の構成例を示す図である。図5に示すキーワードDB160には、登録されているアカウントごとに、アカウントID、アカウント名、アカウント種類、親アカウントID、キーワードリストの各情報が登録されている。アカウント種類は、プライベートアカウントと共有アカウントの別を示す情報である。図5では、プライベートアカウントを「private」、共有アカウントを「share」としている。共有アカウントには、ユーザを主体として設定されたアカウントと、組織を主体として設定されたグループアカウントとがある。親アカウントIDは、階層構造を有する組織に設定されたグループアカウントの直近上位のアカウントのIDである。キーワードリストには、各アカウントに関連付けられたキーワードが登録されている。
グループアカウントについてさらに説明する。図6は、階層構造を有する組織の例を示す図である。図6(A)は組織の階層構造を示す図、図6(B)は各組織に設定されたアカウントおよびアカウントに関連付けられたキーワードを示す図である。
図6(A)に示す例では、「B会社」という組織の下位に、「経理部」、「営業部」、「製造部」、「人事部」、「品質管理部」という組織があり、さらに「製造部」の下位に「切断G(グループ)」、「組込みG(グループ)」という組織があることが示されている。したがって、図示の組織構造では、「B会社」が「経理部」、「営業部」、「製造部」、「人事部」、「品質管理部」の親であり、「製造部」が「切断G」、「組込みG」の親である。
図6(B)は、図6(A)の組織構造に合わせて、各組織に設定されたアカウントの関係を示している。例えば、「B会社」には「Super Account」というアカウントが設定されており、「経理部」には「Account001」というアカウントが設定されている。そして、「Super Account」は、「Account001」の親アカウントである。また、図6(B)に示す各アカウントは、図5に示すID7~ID14の各アカウントに対応している。図5を参照すると、ID8「Account001」~ID12「Account005」の各アカウントは、親アカウントID「7」が登録されており、ID7「Super Account」が親アカウントとなっている。また、ID13「Sub Account001」とID14「Sub Account002」の各アカウントは、親アカウントID「10」が登録されており、ID10「Account003」が親アカウントとなっている。
ここで、親アカウントと下位のアカウントとの関係についてさらに説明する。下位のアカウントは、親アカウントに関連付けられたキーワードを継承する。すなわち、下位のアカウントは、自アカウントに関連付けられたキーワードに加え、親アカウントに関連付けられたキーワードにも関連付けられているものとして扱う。例えば、図6(B)を参照し、「Super Account」と「Account001」という二つのアカウントに着目する。「Super Account」に関連付けられたキーワードは「B会社、B Company」であり、「Account001」に関連付けられたキーワードは「経理部、出張費、減価償却、……」である。したがって、「Account001」が、親アカウントである「Super Account」に関連付けられたキーワードを継承するものとすると、「Account001」には、キーワード「B会社、B Company、経理部、出張費、減価償却、……」が関連付けられているものとして扱うことになる。
<ユーザ情報DB170の構成例>
図7は、ユーザ情報DB170の構成例を示す図である。図7に示すユーザ情報DB170には、登録されているユーザごとに、ユーザID、ユーザ名、所属組織、アカウント名、デフォルトアカウントの各情報が登録されている。例えば、ID「User001」のユーザ001は、「製造部」および「A大学」の二つのグループに所属し、このユーザ001には「個人アカウント001」、「共有アカウント001」および「共有アカウント003」の三つのアカウントが設定されている。また、この三つのアカウントのうち「共有アカウント001」がこのユーザ001のデフォルトアカウントに設定されている。
図8は、ユーザ情報DB170に記録される組織およびグループアカウントの情報を示す図である。図8に示すユーザ情報DB170には、各組織に関して、組織名、親組織名、アカウント名の各情報が登録されている。図8に示す組織のうち、組織「A大学」および組織「NPO法人」は単独の組織であり、親組織も無い。組織「B会社」以下の各組織は階層構造を有する組織群であり、この階層構造は図6(A)を参照して説明した構造である。最上位の親組織である組織「B会社」には親組織は無く、下位の各組織には、それぞれ直近上位の組織が親組織として登録されている。また、組織「B会社」は、「Super Account」と「共有アカウント003」という二つのアカウントが設定されている。
<アカウント選択の具体例>
以下に、具体例を挙げて、アカウント選択の手順をさらに説明する。ここでは、データ処理装置300として印刷装置を想定し、データ処理装置300を使用した印刷出力に対して課金するものとする。そして、ユーザがデータ処理装置300を使用して印刷処理を行う際の課金先を特定するためにアカウントの選択を行う。以下の例では、簡単のため、キーワード抽出部120によるキーワードの抽出は、対象データのファイル名のみから行われるものとする。また、以下の説明において、各IDや名称は、図5~図8に示した例による。
第1の具体例として、次の状況を考える。ユーザ001がA大学とB会社に所属している。まず、ユーザ001は、端末装置200からファイル名「B会社_3月材料費.xls」という文書の印刷指示を出す。これに応じて、アカウント管理システム100は、文書の属性(この場合はファイル名)から課金先「B会社」を特定し、「B会社」に設定されたアカウント「共有アカウント003」に対して課金する。課金が完了すると、データ処理装置300により印刷処理が実行される。なお、第1の具体例では、ユーザに設定されたアカウントが使用アカウント候補となった場合は、グループアカウントの探索は行わないものとする。以下、この場合の動作手順を説明する。
まず、デフォルトアカウントに関する処理を行う(図4のS401~S403参照)。ユーザ001のデフォルトアカウントは、「共有アカウント001」である(図7参照)。したがって、「共有アカウント001」に関連付けられたキーワード「A大学、学生、学部、授業、部活、卒業、スクール、クラス……」が取得される(図5参照)。上記ファイル名「B会社_3月材料費.xls」には、取得したキーワードに該当するキーワードが存在しない。したがって、この時点では、デフォルトアカウントは使用アカウントとして選択されない。
次に、ユーザに設定されたアカウントに関する処理を行う(図4のS404~S410参照)。ユーザ001に設定されたアカウントは、「個人アカウント001、共有アカウント001、共有アカウント003」である(図7参照)。各アカウントを、この順に処理する場合を考える。まず、「個人アカウント001」に着目する。「個人アカウント001」はデフォルトアカウントではないため、「個人アカウント001」に関連付けられたキーワード「Private、Personal、私用、個人、私的、自己、自分……」が取得される(図5参照)。上記ファイル名「B会社_3月材料費.xls」には、取得したキーワードに該当するキーワードが存在しない。したがって、次の未処理のアカウント「共有アカウント001」に着目する。
「共有アカウント001」はユーザ001のデフォルトアカウントであるため、以降の処理を行わず、次の未処理のアカウント「共有アカウント003」に着目する。「共有アカウント003」はデフォルトアカウントではないため、「共有アカウント003」に関連付けられたキーワード「B会社、建築、材料費、製造、仕掛品、消耗品、人件費、倉庫……」が取得される(図5参照)。上記ファイル名「B会社_3月材料費.xls」には、取得したキーワードのうち、「B会社」と「材料費」が存在した。したがって、「共有アカウント003」が使用アカウントとして選択される。これにより、この「共有アカウント003」に対して課金が行われ、データ処理装置300においてファイル名「B会社_3月材料費.xls」という文書の印刷処理が行われる。
第2の具体例として、次の状況を考える。ユーザ001がA大学とB会社に所属している。まず、ユーザ001は、端末装置200からファイル名「B会社_製造部_3月外注費.xls」という文書の印刷指示を出す。これに応じて、アカウント管理システム100は、文書の属性(ファイル名)から課金先としてB会社の「製造部」を特定し、この「製造部」に設定されたアカウント「Account003」に対して課金する。課金が完了すると、データ処理装置300により印刷処理が実行される。なお、第1の具体例では、ユーザに設定されたアカウントが使用アカウント候補となった後、さらにグループアカウントの探索を行うものとする。以下、この場合の動作手順を説明する。
まず、デフォルトアカウントに関する処理を行う(図4のS401~S403参照)。ユーザ001のデフォルトアカウントは、「共有アカウント001」である(図7参照)。したがって、「共有アカウント001」に関連付けられたキーワード「A大学、学生、学部、授業、部活、卒業、スクール、クラス……」が取得される(図5参照)。上記ファイル名「B会社_製造部_3月外注費.xls」には、取得したキーワードに該当するキーワードが存在しない。したがって、この時点では、デフォルトアカウントは使用アカウントとして選択されない。
次に、ユーザに設定されたアカウントに関する処理を行う(図4のS404~S410参照)。ユーザ001に設定されたアカウントは、「個人アカウント001、共有アカウント001、共有アカウント003」である(図7参照)。各アカウントを、この順に処理する場合を考える。まず、「個人アカウント001」に着目する。「個人アカウント001」はデフォルトアカウントではないため、「個人アカウント001」に関連付けられたキーワード「Private、Personal、私用、個人、私的、自己、自分……」が取得される(図5参照)。上記ファイル名「B会社_製造部_3月外注費.xls」には、取得したキーワードに該当するキーワードが存在しない。したがって、次の未処理のアカウント「共有アカウント001」に着目する。
「共有アカウント001」はユーザ001のデフォルトアカウントであるため、以降の処理を行わず、次の未処理のアカウント「共有アカウント003」に着目する。「共有アカウント003」はデフォルトアカウントではないため、「共有アカウント003」に関連付けられたキーワード「B会社、建築、材料費、製造、仕掛品、消耗品、人件費、倉庫……」が取得される(図5参照)。上記ファイル名「B会社_製造部_3月外注費.xls」には、取得したキーワードのうち、「B会社」が存在した。したがって、「共有アカウント003」が使用アカウント候補として保持される。
次に、グループアカウントの探索を行う(図4のS411~S413参照)。ユーザ情報DB170より、ユーザ001は、組織「製造部」および組織「A大学」に所属する(図7参照)。したがって、ユーザ001のグループアカウントは、組織「製造部」のアカウントの「Account003」と、組織「A大学」のアカウントの「共有アカウント001」である(図8参照)。まず、グループアカウント「Account003」に着目する。グループアカウント「Account003」には、親アカウント「Super Account」があり、この親アカウントに関連付けられたキーワードを継承する。そのため、グループアカウント「Account003」に関連付けられたキーワードとして「B会社、B Company、製造部、材料……」が取得される(図5参照)。上記ファイル名「B会社_製造部_3月外注費.xls」には、取得したキーワードのうち、「B会社」と「製造部」とが存在した。したがって、グループアカウント「Account003」は、使用アカウント候補となる。
ユーザ001のもう一つのグループアカウント「共有アカウント001」は、ユーザ001のデフォルトアカウントであり、既に上記ファイル名「B会社_製造部_3月外注費.xls」には該当するキーワードが存在しないことがわかっているので、説明を省略する。
次に、使用アカウント候補から使用アカウントを選択する(図4のS413~S415参照)。ここでは、使用アカウントの選択条件として、「最も多くのキーワードに関連付けられているアカウントを選択する」という条件を適用するものとする。上記の処理で使用アカウント候補とされた「共有アカウント003」と「Account003」とを比較すると、「Account003」に関連付けられたキーワードの方が、ファイル名から得られたキーワードに該当するものが多い。そこで、「Account003」が使用アカウントとして選択される。これにより、この「Account003」に対して課金が行われ、データ処理装置300においてファイル名「B会社_製造部_3月外注費.xls」という文書の印刷処理が行われる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態には限定されない。例えば、上記の実施形態では、グループアカウントを探索する際、ユーザ情報DB170に登録された組織に下位組織がある場合、この下位組織をユーザグループに加えても良い。また、上記の実施形態において、データ処理装置300は、端末装置200からの実行要求を受けてデータ処理を実行するものであれば良く、クラウドサービスやWEBアプリケーション等でも良い。
また、上記の実施形態では、システムの全体構成として、アカウント管理システム100と、端末装置200と、データ処理装置300とを備える構成としたが、端末装置200とデータ処理装置300とが同一の機器であるような構成もあり得る。この場合、ユーザは、端末装置200を兼ねるデータ処理装置300のユーザインターフェイスからデータ処理の実行を指示しても良い。その他、本発明の技術思想の範囲から逸脱しない様々な変更や構成の代替は、本発明に含まれる。
100…アカウント管理システム、110…受け付け部、120…キーワード抽出部、130…アカウント選択部、140…課金処理部、150…指示送信部、160…キーワードデータベース(DB)、170…ユーザ情報データベース(DB)、200…端末装置、300…データ処理装置

Claims (9)

  1. ユーザの指示に基づいて処理対象のデータを取得するデータ取得手段と、
    取得した前記データから、予め定められたキーワードを取得するキーワード取得手段と、
    前記ユーザが処理を実行するために使用可能な複数のアカウントのうち、取得した前記キーワードに対応付けられたアカウントを、前記データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択するアカウント選択手段と、
    を備え
    前記キーワード取得手段が前記データから一または複数のアカウントに関連付けられた複数の前記キーワードを取得した場合、前記アカウント選択手段は、当該複数のキーワードに対応する複数のアカウントのうち、予め定められた条件に基づいて特定されるアカウントを、当該データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択することを特徴とする、アカウント管理システム。
  2. 前記アカウント選択手段は、取得された複数の前記キーワードのうちの最も多くのキーワードに対応付けられているアカウントを選択することを特徴とする、請求項に記載のアカウント管理システム。
  3. 各キーワードには重み付けがなされており、前記アカウント選択手段は、取得された複数の前記キーワードのうち同一のアカウントが対応付けられているキーワードの重みを加算し、加算された重み値が最も大きいキーワード群の各キーワードに対応付けられているアカウントを選択することを特徴とする、請求項に記載のアカウント管理システム。
  4. 各キーワードには重み付けがなされており、前記アカウント選択手段は、取得された複数の前記キーワードのうち重み値が最も大きいキーワードに対応付けられているアカウントを選択することを特徴とする、請求項に記載のアカウント管理システム。
  5. 前記キーワード取得手段は、前記データに記述されている文字列から前記キーワードを抽出することを特徴とする、請求項1に記載のアカウント管理システム。
  6. 前記キーワード取得手段は、前記データの本体に付加された付加データから前記キーワードを抽出することを特徴とする、請求項に記載のアカウント管理システム。
  7. 前記データは文書データであり、前記キーワード取得手段は、当該文書データの本文から前記キーワードを抽出することを特徴とする、請求項に記載のアカウント管理システム。
  8. 前記キーワード取得手段が前記ユーザにより使用可能なアカウントに対応付けられた前記キーワードを取得できなかった場合、前記アカウント選択手段は、前記ユーザごとに予め定められたアカウントを、前記データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択することを特徴とする、請求項1に記載のアカウント管理システム。
  9. コンピュータに、
    ユーザの識別情報を取得し、識別された当該ユーザの指示に基づいて処理対象のデータを取得する処理と、
    取得した前記データを解析し、予め定められたキーワードを取得する処理と、
    前記ユーザが処理を実行するために使用可能な複数のアカウントのうち、取得した前記キーワードに対応付けられたアカウントを、前記データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択する処理と、
    前記データから一または複数のアカウントに関連付けられた複数の前記キーワードを取得した場合、当該複数のキーワードに対応する複数のアカウントのうち、予め定められた条件に基づいて特定されるアカウントを、当該データの処理を実行するために用いるアカウントとして選択する処理と、
    を実行させることを特徴とする、プログラム。
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