JP7342422B2 - 除塵装置 - Google Patents

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この発明は、除塵装置に関するものである。
この種の除塵装置として、従来の鉄道車両用の空気調和機に設けられた除塵装置では、除塵用のフィルタをロール状の巻き取り式とし、除塵能力が低下したら巻き取って新しい面を供給するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-123488号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような除塵装置においては、フィルタの一度使用した部分を再び使用することはない。このため、フィルタの全ての部分を使用し終わる前に、フィルタロールを交換しなければならない。また、フィルタを長くすれば、それだけ交換頻度を少なくできるものの、フィルタの全長に合わせてフィルタをロール状に巻き取るスペースが必要となり、装置が大型化してしまう。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、装置の小型化を図るとともに、フィルタの交換、洗浄等の保守作業の頻度を少なくできる除塵装置を提供することにある。
この発明に係る除塵装置は、空気の風路中に配置され、前記風路を通過する空気中から塵埃を除去するフィルタ体と、前記フィルタ体を帯電させる帯電手段と、を備え、前記フィルタ体は、駆動軸と従動軸との間に巻き掛けられた無端帯状を呈し、前記帯電手段は、前記駆動軸と前記従動軸との間で循環移動する前記フィルタ体を摩擦して帯電させ、前記フィルタ体に付着した塵埃を掻き落とすブラシ部を備、前記ブラシ部は、前記駆動軸と前記従動軸との間で循環移動する前記フィルタ体を摩擦して帯電させる第1のブラシ部と、前記駆動軸と前記従動軸との間で循環移動する前記フィルタ体に付着した塵埃を掻き落とす第2のブラシ部と、を有し、前記第1のブラシ部は、金属製であり、かつ、前記フィルタ体が前記駆動軸及び前記従動軸の少なくともいずれかに巻かれた部分の移動経路に沿って配置される
この発明に係る除塵装置によれば、装置の小型化を図るとともに、フィルタの交換、洗浄等の保守作業の頻度を少なくできるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る除塵装置を備えた車両の構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態1に係る除塵装置を備えた車両用空気調和機の構成を模式的に示す上面図である。 この発明の実施の形態1に係る除塵装置の構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態1に係る除塵装置を備えた空気調和機の制御系統の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る除塵装置の構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態2に係る除塵装置の構成の別例を模式的に示す図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図4を参照しながら、この発明の実施の形態1について説明する。図1は除塵装置を備えた車両の構成を模式的に示す図である。図2は除塵装置を備えた車両用空気調和機の構成を模式的に示す上面図である。図3は除塵装置の構成を模式的に示す図である。そして、図4は除塵装置を備えた空気調和機の制御系統の構成を示すブロック図である。
この実施の形態に係る除塵装置30は、図1及び図2に示すように、車両100の空気調和機1に設けられる。車両100は、鉄道車両である。車両100の内側は、客室101になっている。車両100は、鉄道車両用の空気調和機1を備えている。空気調和機1は、車両100の屋根上に設置されている。空気調和機1は、車両100の客室101内の空気調和を行う。
図2に示すように、空気調和機1は、室内機10及び室外機20を備えている。室内機10は、室内熱交換器11、室内送風機15及び圧縮機17を備えている。室外機20は、室外熱交換器21及び室外送風機25を備えている。
室内熱交換器11と室外熱交換器21とは、冷媒が封入された冷媒配管により循環的に接続されている。室内熱交換器11と室外熱交換器21とが冷媒配管により循環的に接続されることで、冷媒回路が形成される。この冷媒回路には、例えば、圧縮機17、凝縮器、絞り装置及び蒸発器等の各種機器も備えられており、これらの機器も冷媒配管で接続されている。
室内熱交換器11は、客室101内の空気と冷媒回路内の冷媒との間で熱交換させるためのものである。また、室外熱交換器21は、客室101外の空気と冷媒回路内の冷媒との間で熱交換させるためのものである。以上のようにして構成された冷媒回路は、冷媒が循環することで、室内熱交換器11と室外熱交換器21との間で熱を移動させるヒートポンプとして働く。
室内送風機15は、客室101内の空気を室内熱交換器11の周囲へと取り込み、室内熱交換器11において熱交換した後の空気を再び客室101内へと送り出す気流を発生させるためのものである。また、室外送風機25は、車両100の外部の空気を室外熱交換器21の周囲へと取り込み、室外熱交換器21において熱交換した後の空気を再び車両100の外部へと送り出す気流を発生させるためのものである。
図2に示すように、室内機10には、ドレンパン13が設けられている。ドレンパン13は、室内熱交換器11で空気を冷却することにより結露した凝縮水を受けるためのものである。ドレンパン13は、室内熱交換器11の下方に配置されている。ドレンパン13には、ドレンパン13に溜まった水を排出するための排水口12が形成されている。
室内機10には、吸気口14が形成されている。吸気口14は、いわゆるリターン口である。リターン口である吸気口14は、客室101内の空気を室内機10に取り入れるための開口である。室内機10には、送風ダクト18が接続されている。送風ダクト18には、図示しない排気口が形成されている。排気口は、室内機10内の空気を客室101内に排出するための開口である。図1中に矢印で示すように、室内機10には、吸気口14から空気を取り入れ、室内熱交換器11と室内送風機15とを通過して、送風ダクト18の排気口から空気を排出する風路が形成されている。そして、この風路は、車両100の客室101と通じている。
図1及び図2に示すように、吸気口14には、除塵装置30が設けられている。除塵装置30は、いわゆるリターンフィルタである。リターンフィルタである除塵装置30は、前述した風路を通過する空気から塵埃を濾過して捕集し、清浄な空気を空気調和機1に供給する。次に、図3を参照しながら、除塵装置30の構成について説明する。除塵装置30は、フィルタ体31、回収箱32、ブラシ部33、駆動軸35及び従動軸36を備えている。
フィルタ体31は、無端帯状を呈する。駆動軸35及び従動軸36は、吸気口14の対向する縁部の上方にそれぞれ配置されている。フィルタ体31は、駆動軸35と従動軸36との間に巻き掛けられている。フィルタ体31は、メッシュ状に形成され、前述の風路を通過する空気中から塵埃を除去する。フィルタ体31の駆動軸35と従動軸36との間の中間部分は、前述した空気の風路中に配置されている。
駆動軸35は、フィルタ送りモータ34により回転駆動される。駆動軸35が回転すると、無端状のフィルタ体31が循環移動する。この際、駆動軸35の回転とフィルタ体31の移動とに応じて、従動軸36が従動して回転する。ここで説明する構成例では、フィルタ体31が図3中に矢印で示す循環方向に移動する向きに、駆動軸35をフィルタ送りモータ34で回転させる。
この実施の形態のブラシ部33は、フィルタ体31を帯電させる帯電手段である。ブラシ部33は、駆動軸35と従動軸36との間で循環移動するフィルタ体31を摩擦して帯電させる。また、これと同時に、ブラシ部33は、フィルタ体31に付着した塵埃を掻き落とす。前述の帯電手段は、ブラシ部33を1つ以上備えている。
以上のように構成された除塵装置30によれば、無端帯状のフィルタ体31を循環移動させることで、ブラシ部33によりフィルタ体31の使用されていた部分に付着している塵埃を除去して、フィルタ体31の目詰まりにより低下した除塵能力を回復させ、フィルタ体31を繰り返し使用できる。また、同時に、ブラシ部33でフィルタ体31を摩擦してフィルタ体31を帯電させることで、静電気力により塵埃を吸着する作用を利用して、フィルタ体31の除塵能力を向上させることが可能である。
さらに、従来のロール状の巻き取り式フィルタでは、フィルタの全長に合わせて巻き取るスペースが必要であるが、この実施の形態の除塵装置30によれば、そのようなフィルタをロール状に巻き取るためのスペースを不要にできる。したがって、除塵装置30の小型化を図るとともに、フィルタ体31の除塵能力を回復させながら繰り返し使用することが可能であり、フィルタの交換、洗浄等の保守作業の頻度を少なくできる。
ここで説明する構成例では、ブラシ部33は2つ設けられている。ブラシ部33の1つは、駆動軸35と従動軸36との間で循環移動するフィルタ体31の任意の箇所が、駆動軸35を通過した後、前述の風路中を通る前に当該ブラシ部33を通過する位置に配置されている。ブラシ部33のもう1つは、駆動軸35と従動軸36との間で循環移動するフィルタ体31の任意の箇所が、従動軸36を通過した後、前述の風路中を通る前に当該ブラシ部33を通過する位置に配置されている。ブラシ部33の下方には、回収箱32が配置されている。ブラシ部33によりフィルタ体31から掻き落とされた塵埃は、回収箱32に捕集される。
このような位置にブラシ部33を配置することで、前述の風路中を通過する間に空気中の塵埃が付着したフィルタ体31の部分が、再び前述の風路中に入る前に、当該部分の塵埃を除去し、かつ、当該部分を帯電させることができる。
ここで説明する構成例では、フィルタ体31は、例えばポリ塩化ビニリデンからなる繊維により構成されている。ポリ塩化ビニリデンは、熱耐性と難燃性が高い素材である。このため、フィルタ体31をポリ塩化ビニリデンにすることで、鉄道車両用としての要求に応えることができる。
ブラシ部33は、ポリ塩化ビニリデンよりも帯電列が正極側に位置する素材からなる。具体的に例えば、ブラシ部33の素材として、鉛、亜鉛、アルミニウム、鉄、銅、ニッケル等の金属、羊毛、毛皮、絹、綿、麻等の天然繊維、ナイロン、レーヨン、ガラス繊維、アセテート、ポリエステル、アクリル、エボナイト、ポリスチレン、ポリプロピレン等の合成繊維を用いることができる。
ブラシ部33をポリ塩化ビニリデンよりも帯電列が正極側に位置する素材にすることで、ブラシ部33の摩擦によりフィルタ体31に負電荷を帯びさせることができる。ここで、一般に、空気中の浮遊塵埃は正に帯電しやすい傾向がある。このため、フィルタ体31を負に帯電させることで、塵埃とフィルタ体31の間に静電気力が働き、捕集性能を向上できる。なお、ブラシ部33としてナイロン等の繊維を用いた場合、金属板に繊維を貼りつけて構成するとよい。そして、金属板を接地することで、摩擦帯電によりブラシ部33からフィルタ体31に移動した電子を回復させることができる。
次に、図4を参照しながら、除塵装置30の制御系統の構成について説明する。同図に示すように、除塵装置30は、制御部40、湿度センサ41及び塵埃センサ42を備えている。制御部40は、例えばマイコンで構成されている。制御部40は、空気調和機1全体を制御するとともに、除塵装置30の制御も行う。制御部40は、圧縮機17、室内送風機15及び室外送風機25等の動作を制御することで、空気調和機1の運転動作を制御する。また、制御部40は、除塵装置30のフィルタ送りモータ34の動作を制御することで、フィルタ体31の循環移動を制御する。
制御部40は、予め設定された一定時間毎に間欠的に、予め設定された移動量だけフィルタ体31を循環移動させるようにフィルタ送りモータ34の動作を制御する。あるいは、制御部40は、予め設定された一定速度で連続的に、フィルタ体31を循環移動させるようにフィルタ送りモータ34の動作を制御する。このようにすることで、前述したように、フィルタ体31の除塵能力を定期的に回復させることができる。
湿度センサ41は、前述した風路を通過する空気の湿度を検出するセンサである。そして、制御部40は、湿度センサ41の検出結果に応じて、フィルタ送りモータ34の回転速度及び動作時間間隔の一方又は両方を変更する。空気の湿度が高くなると、フィルタ体31の帯電量の減衰速度が速くなり、フィルタ体31の塵埃除去能力が短時間で低下してしまう。そこで、例えば、制御部40は、前述した風路を通過する空気の湿度が高くなるほど、フィルタ送りモータ34の回転速度を速くする。また、例えば、制御部40は、前述した風路を通過する空気の湿度が高くなるほど、フィルタ送りモータ34の動作時間間隔を短くする。このようにすることで、フィルタ体31の帯電量が一定以上の状態を維持でき、フィルタ体31の除塵能力の低下を抑制することが可能である。
塵埃センサ42は、フィルタ体31に付着した塵埃の量を検出するセンサである。なお、塵埃センサ42を備える代わりに、次のようにして、フィルタ体31に付着した塵埃の量を間接的に求めてもよい。すなわち、例えば、制御部40は、空気調和機1の稼動時間を計時する。そして、空気調和機1の稼動積算時間からフィルタ体31に付着した塵埃の量を推定する。また、他に例えば、制御部40は、室内送風機15の動作時における負荷電流値を検出する。そして、室内送風機15の負荷電流値からフィルタ体31に付着した塵埃の量を推定する。
制御部40は、塵埃センサ42の検出結果等に応じて、フィルタ送りモータ34の回転速度及び動作時間間隔の一方又は両方を変更する。フィルタ体31に付着した塵埃の量が多くなると、フィルタ体31が目詰まりし、前述した風路を空気が通過しにくくなる。また、フィルタ体31の塵埃除去能力も低下してしまう。そこで、例えば、制御部40は、フィルタ体31に付着した塵埃の量が多くなるほど、フィルタ送りモータ34の回転速度を速くする。また、例えば、制御部40は、フィルタ体31に付着した塵埃の量が多くなるほど、フィルタ送りモータ34の動作時間間隔を短くする。このようにすることで、フィルタ体31の目詰まりを解消し、フィルタ体31の除塵能力が低下することを抑制できる。
実施の形態2.
図5及び図6を参照しながら、この発明の実施の形態2について説明する。図5は除塵装置の構成を模式的に示す図である。そして、図6は除塵装置の構成の別例を模式的に示す図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、ブラシ部として、主にフィルタ体を摩擦して帯電させるためのものと、主にフィルタ体に付着した塵埃を掻き落とすためのものの2種を備えるようにしたものである。以下、この実施の形態2に係る除塵装置について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1と基本的に同様である。以降の説明においては、実施の形態1と同様の又は対応する構成について、原則として実施の形態1の説明で用いたものと同じ符号を付して記載する。
この実施の形態に係る除塵装置30は、図5及び図6に示すように、ブラシ部33として、第1のブラシ部33aと第2のブラシ部33bとを備えている。第1のブラシ部33aは、主に、駆動軸35と従動軸36との間で循環移動するフィルタ体31を摩擦して帯電させる。第2のブラシ部33bは、主に、駆動軸35と従動軸36との間で循環移動するフィルタ体31に付着した塵埃を掻き落とす。
このようにすることで、第1のブラシ部33a及び第2のブラシ部33bのそれぞれを、フィルタ体31を摩擦して帯電させることと、フィルタ体31に付着した塵埃を除去することとに特化させることができる。例えば、第1のブラシ部33aの素材、形状、配置等は、フィルタ体31を摩擦して帯電させる性能を第一に考えて選択、設計できる。また、第2のブラシ部33bの素材、形状、配置等については、フィルタ体31に付着した塵埃を除去する性能を第一に考えて選択、設計できる。したがって、ブラシ部33として、フィルタ体31を帯電させる能力の向上とフィルタ体31から塵埃を除去する能力の向上を両方同時に図ることができる。
例えば、図5に示す構成例では、第1のブラシ部33aを金属製にし、かつ、第1のブラシ部33aの形状を、フィルタ体31が駆動軸35及び従動軸36に巻かれた部分の移動経路に沿ったものにしている。このようにすることで、まず、第1のブラシ部33aの素材として、より正極側の帯電列に位置するものを選択できる。また、第1のブラシ部33aがフィルタ体31に接触する時間を増やすことができる。したがって、フィルタ体31を帯電させる能力の向上を図ることが可能である。
図5に示す構成例では、補助軸37が設けられている。補助軸37は、フィルタ体31の移動を案内するためのものである。補助軸37でフィルタ体31の移動を案内することにより、フィルタ体31における前述した風路中に配置される部分同士の間隔を調整する。
図6に示す構成例は、図5の構成例における補助軸37の機能を第1のブラシ部33aが兼ねるようにしたものである。ブラシ部33をフィルタ体31を帯電させるための第1のブラシ部33aとフィルタ体31から除塵するための第2のブラシ部33bとに分けることで、第1のブラシ部33aの配置、形状の自由度を向上できる。このため、図6の構成例のようにして第1のブラシ部33aでフィルタ体31の移動を案内させることも可能である。
なお、この実施の形態の除塵装置30においては、図5及び図6に示すように、駆動軸35と従動軸36との間で循環移動するフィルタ体31の任意の箇所が、前述の風路中、第2のブラシ部33b、第1のブラシ部33aの順で通過するように第1のブラシ部33a及び第2のブラシ部33bを配置するとよい。このような配置にすることで、前述の風路中を通過する際にフィルタ体31に付着した塵埃を第2のブラシ部33bでフィルタ体31から除去した上で、第1のブラシ部33aによりフィルタ体31を摩擦して効率的にフィルタ体31を帯電させることが可能である。
1 空気調和機
10 室内機
11 室内熱交換器
12 排水口
13 ドレンパン
14 吸気口
15 室内送風機
17 圧縮機
18 送風ダクト
20 室外機
21 室外熱交換器
25 室外送風機
30 除塵装置
31 フィルタ体
32 回収箱
33 ブラシ部
33a 第1のブラシ部
33b 第2のブラシ部
34 フィルタ送りモータ
35 駆動軸
36 従動軸
37 補助軸
40 制御部
41 湿度センサ
42 塵埃センサ
100 車両
101 客室

Claims (5)

  1. 空気の風路中に配置され、前記風路を通過する空気中から塵埃を除去するフィルタ体と、
    前記フィルタ体を帯電させる帯電手段と、を備え、
    前記フィルタ体は、駆動軸と従動軸との間に巻き掛けられた無端帯状を呈し、
    前記帯電手段は、前記駆動軸と前記従動軸との間で循環移動する前記フィルタ体を摩擦して帯電させ、前記フィルタ体に付着した塵埃を掻き落とすブラシ部を備
    前記ブラシ部は、
    前記駆動軸と前記従動軸との間で循環移動する前記フィルタ体を摩擦して帯電させる第1のブラシ部と、
    前記駆動軸と前記従動軸との間で循環移動する前記フィルタ体に付着した塵埃を掻き落とす第2のブラシ部と、を有し、
    前記第1のブラシ部は、金属製であり、かつ、前記フィルタ体が前記駆動軸及び前記従動軸の少なくともいずれかに巻かれた部分の移動経路に沿って配置される除塵装置。
  2. 前記第1のブラシ部及び前記第2のブラシ部は、前記駆動軸と前記従動軸との間で循環移動する前記フィルタ体の任意の箇所が、前記風路中、前記第2のブラシ部、前記第1のブラシ部の順で通過するように配置される請求項に記載の除塵装置。
  3. 前記駆動軸を回転駆動させるモータの動作を制御する制御部と、
    前記風路を通過する空気の湿度を検出する湿度センサと、をさらに備え、
    前記制御部は、前記風路を通過する空気の湿度に応じて前記モータの回転速度及び動作時間間隔の一方又は両方を変更する請求項1又は請求項に記載の除塵装置。
  4. 前記駆動軸を回転駆動させるモータの動作を制御する制御部と、
    前記フィルタ体に付着した塵埃の量を検出する塵埃センサと、をさらに備え、
    前記制御部は、前記フィルタ体に付着した塵埃の量に応じて前記モータの回転速度及び動作時間間隔の一方又は両方を変更する請求項1又は請求項に記載の除塵装置。
  5. 前記風路は、車両の客室と通じて設けられ、
    前記フィルタ体は、ポリ塩化ビニリデンからなり、
    前記ブラシ部は、ポリ塩化ビニリデンよりも帯電列が正極側に位置する素材からなる請求項1から請求項のいずれか一項に記載の除塵装置。
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