JP7341837B2 - 建設作業用ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、建設作業の省力化、省人化を図るための建設作業用ロボットに関するものである。
従来、建物の床内装工事において、床の上に別の床を設けて二重床を形成し、上下の床の間にネットワーク配線、換気等に利用可能な空間を確保するためのOAフロア(以下、二重床ということがある。)の支持脚やパネルの施工が行われている(例えば、特許文献1を参照)。こうした施工は、作業員が中腰で手作業により行っており、コンクリート床の不陸に対応するために現場に設置された回転レーザレベルを基準に高さを調節して水平平滑に施工している。一般に、二重床の施工数量は多く、資材の施工場所への運搬と取付けおよび高さ調整作業を多数繰り返す必要がある。
このような問題に対して、本特許出願人は特許文献2に記載の建設作業用ロボットを提案している。この特許文献2の建設作業用ロボットは、部材を母体に取付けるために用いられるロボットであって、基台と、基台に設けられた単数または複数台のマニピュレータと、マニピュレータの先端に着脱自在に設けられたエンドエフェクタと、マニピュレータの先端またはエンドエフェクタに設けられ、部材および母体の種別および位置を認識する認識手段と、マニピュレータの先端またはエンドエフェクタと母体の位置関係を計測する計測手段とを備えるものである。マニピュレータは、予め設定した母体の位置へマニピュレータの先端を接近移動させる移動制御手段を有し、エンドエフェクタは、部材を保持する部材保持手段と、保持する部材を母体に取付け操作する取付け操作手段と、取付け状況を監視する監視手段とを有する。
特開2018-178473号公報 特開2017-110466号公報
ところで、上記の特許文献2の建設作業用ロボットを用いて二重床を施工する場合、エンドエフェクタで保持する支持脚を高さ調節しながら床に接着剤で固定する作業と、エンドエフェクタで二重床パネルを支持脚に取付ける作業に適用可能である。このうち、支持脚の施工作業の効率化を図るには、支持脚の設置とコンクリート床の不陸に対応した支持脚高さの調整を同時に行うことで作業を短時間で行う必要がある。このため、支持脚の設置と支持脚高さの調整を同時に行うことができる技術が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、支持脚の設置と支持脚高さの調整を同時に行うことができる建設作業用ロボットを提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る建設作業用ロボットは、高さを変更可能な部材を所定の高さで母体に取付けるために用いられる建設作業用ロボットであって、マニピュレータと、マニピュレータの先端に設けられたエンドエフェクタと、部材と母体の位置を認識する認識手段と、部材と母体の位置関係を計測する計測手段とを備え、エンドエフェクタは、部材を解放可能に把持する把持手段と、母体に接触した部材を母体に近づける方向もしくは母体から遠ざける方向に移動させて部材の高さを調整する高さ調整手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建設作業用ロボットは、上述した発明において、部材は、母体側に配置されるネジ軸と、ネジ軸に螺合してネジ軸方向に移動可能な台座とを有する支持脚であり、高さ調整手段は、支持脚の台座をネジ軸周りに回転させて支持脚の高さを調整することを特徴とする。
また、本発明に係る他の建設作業用ロボットは、上述した発明において、高さ調整手段は、把持手段に対して軸方向に摺動可能に設けられる摺動機構と、摺動機構と一体的に移動可能であるとともに支持脚の台座を回転させるための回転機構と、摺動機構と一体的に移動可能であるとともに支持脚の高さを認識する認識機構とを有し、認識機構で認識した高さに基づいて支持脚の台座を回転させて支持脚の高さを調整することを特徴とする。
本発明に係る建設作業用ロボットによれば、高さを変更可能な部材を所定の高さで母体に取付けるために用いられる建設作業用ロボットであって、マニピュレータと、マニピュレータの先端に設けられたエンドエフェクタと、部材と母体の位置を認識する認識手段と、部材と母体の位置関係を計測する計測手段とを備え、エンドエフェクタは、部材を解放可能に把持する把持手段と、母体に接触した部材を母体に近づける方向もしくは母体から遠ざける方向に移動させて部材の高さを調整する高さ調整手段とを備えるので、支持脚などの部材の設置と、部材高さの調整を同時に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建設作業用ロボットによれば、部材は、母体側に配置されるネジ軸と、ネジ軸に螺合してネジ軸方向に移動可能な台座とを有する支持脚であり、高さ調整手段は、支持脚の台座をネジ軸周りに回転させて支持脚の高さを調整するので、支持脚の設置と支持脚高さの調整を同時に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建設作業用ロボットによれば、高さ調整手段は、把持手段に対して軸方向に摺動可能に設けられる摺動機構と、摺動機構と一体的に移動可能であるとともに支持脚の台座を回転させるための回転機構と、摺動機構と一体的に移動可能であるとともに支持脚の高さを認識する認識機構とを有し、認識機構で認識した高さに基づいて支持脚の台座を回転させて支持脚の高さを調整するので、支持脚の設置と支持脚高さの調整を同時に行うことができ、効率的な施工が可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る建設作業用ロボットの実施の形態を示す図であり、(1)は正面図、(2)は側面図である。 図2は、本実施の形態による施工手順1を示す図であり、(1)は正面図、(2)は側面図である。 図3は、本実施の形態による施工手順2を示す図であり、(1)は正面図、(2)は側面図である。 図4は、本実施の形態による施工手順3を示す図であり、(1)は正面図、(2)は側面図である。
以下に、本発明に係る建設作業用ロボットの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1に示すように、本実施の形態に係る建設作業用ロボット10は、二重床の支持脚S(高さを変更可能な部材)を所定の高さでコンクリート床F(母体)に取付けるために用いられる。この建設作業用ロボット10は、マニピュレータ12と、マニピュレータ12の先端に設けられた支持脚施工ユニット14(エンドエフェクタ)と、カメラ16(認識手段)と、レーザ距離センサ18(計測手段)とを備える。マニピュレータ12は、支持脚施工ユニット14をハンドリングするロボットアームである。
支持脚Sは、床Fに接地されるベースプレートS1と、ベースプレートS1上に立設したネジ軸S2(高さ調整ネジ)と、ネジ軸S2の上側に螺合した台座S3とを有する。台座S3をネジ軸S2周りに回転することで台座S3をネジ軸S2方向に移動し、支持脚Sの高さHを調整することができる。
カメラ16およびレーザ距離センサ18は、支持脚施工ユニット14の基部20から側方に張り出したセンサベース22に取付けられ、カメラ軸およびセンサ軸はそれぞれ支持脚施工ユニット14の軸方向Cの先端側に向けられている。カメラ16は、所定の時間間隔で画像を取得する。取得した画像を図示しない制御部で解析処理することにより、支持脚Sと床Fの基準墨(位置)を認識することができる。レーザ距離センサ18は、レーザ光を利用して支持脚高さHや床レベルを計測するものである。このレーザ距離センサ18により、支持脚Sと床Fの位置関係を把握することができる。
支持脚施工ユニット14は、支持脚把持シリンダ24と、支持脚把持部26と、支持脚高さ調整部28とを有する。
支持脚把持シリンダ24は、基部20の先端フランジ30に設けられ、軸方向Cに直交する向きに伸縮可能なシリンダからなる。支持脚把持シリンダ24の伸縮動作は、図示しない制御部によって制御される。
支持脚把持部26は、支持脚Sの台座S3を解放可能に把持する把持手段であり、支持脚把持シリンダ24の両端から軸方向Cの先端側に延びて内側に屈曲した正面視でL字状の部材で構成される。支持脚把持シリンダ24を収縮すると、支持脚把持部26の内側に屈曲した爪部が互いに接近する向きに動いて台座S3の両縁の下側に入り込む。これにより、支持脚Sを掴むことができる。一方、支持脚把持シリンダ24を伸張すると、爪部が互いに離れる向きに動いて台座S3の両縁から離れる。これにより、支持脚Sを解放することができる。
支持脚高さ調整部28は、床Fに接触した支持脚Sを床Fに近づける方向もしくは床Fから遠ざける方向に移動させて支持脚Sの高さHを調節するための高さ調整手段であり、摺動機構32と、支持脚回転機構34と、回転レーザレベル受光器36とを備える。
摺動機構32は、基部20の先端フランジ30における基部20の周囲の4箇所に設けられる。この摺動機構32は、先端フランジ30に対して軸方向Cに摺動可能に貫通配置された摺動ポール38と、基部20側において各摺動ポール38に巻き付けられたコイルばね40とを有する。コイルばね40は、摺動ポール38の基部20側の一端と先端フランジ30との間に配置され、摺動ポール38の一端と先端フランジ30とを引き離す方向に付勢可能に設けられる。摺動ポール38の他端には、高さ調整プレート42が固定している。支持脚高さ調整部28は、摺動ポール38を介して基部20側と接続されるため、軸方向Cにのみ1次元的にフリー動作し、その自重で摺動することで高さHの変化する支持脚Sの動きに追従する。
支持脚回転機構34は、摺動機構32と一体的に移動可能であるとともに支持脚Sの台座S3を回転させるための回転機構である。この支持脚回転機構34は、高さ調整プレート42に設けられ、支持脚回転用サーボモータ44、ベルト46、プーリ48、50、回転子52を有する。支持脚回転用サーボモータ44の出力軸はプーリ48に連結し、ベルト46はプーリ48、50間に巻き掛けられている。プーリ50は回転子52に連結している。回転子52は、軸方向Cと同軸に設けられており、支持脚Sの台座S3の端部に係合可能である。図示しない制御部で支持脚回転用サーボモータ44を駆動し、ベルト46、プーリ48、50、回転子52を介して支持脚Sの台座S3をネジ軸S2周りに回転させることで支持脚高さHを調整することができる。また、それによる支持脚高さHの変化にも支持脚高さ調整部28は追従可能である。
回転レーザレベル受光器36は、摺動機構32と一体的に移動可能であるとともに支持脚高さHを認識する認識機構を構成する。この回転レーザレベル受光器36は、高さ調整プレート42に設けられる。この回転レーザレベル受光器36は、施工場所に設置された図示しない回転レーザレベルからのレーザ光を受光し、これを基準にして支持脚高さHをリアルタイムに検出する。支持脚回転用サーボモータ44の動作は、回転レーザレベル受光器36が検出した高さHに基づいて、図示しない制御部を介して制御される。この制御部は、回転レーザレベル受光器36が検出した高さHに基づいて、支持脚回転用サーボモータ44を駆動して支持脚Sの台座S3を回転させ、あらかじめ設定された支持脚施工高さになるように、支持脚高さHを調整する。
次に、上記のように構成した建設作業用ロボット10を用いた支持脚の施工手順について説明する。
まず、マニピュレータ12で支持脚施工ユニット14を例えば資材置き場の支持脚把持位置近傍まで移動させ、カメラ16とレーザ距離センサ18を使用し、支持脚把持位置を検出する。
次に、支持脚把持部26を開き、マニピュレータ12で支持脚施工ユニット14を支持脚S直上からアプローチして支持脚把持位置に移動させ、支持脚Sと回転子52が接触し摺動ポール38が一定量摺動した後、支持脚把持部26を閉じることで支持脚Sを把持する。
次に、マニピュレータ12で支持脚Sを接着剤塗布部に移動させ、レーザ距離センサ18で接着剤液面の高さ位置を認識し、そこに支持脚Sを移動させることで支持脚SのベースプレートS1下面に接着剤を塗布する。
次に、マニピュレータ12で支持脚Sを支持脚施工位置近傍に移動させ、カメラ16で事前施工された支持脚設置位置基準墨を、レーザ距離センサ18で床レベルを認識する。
次に、マニピュレータ12で支持脚Sを支持脚設置位置に移動させ、図2に示すように、支持脚SのベースプレートS1を床Fに接地させた後、図3に示すように、支持脚把持部26を開く。こうすることで、支持脚Sを床Fに設置することができる。
次に、施工場所に設置された図示しない回転レーザレベルからのレーザ光を回転レーザレベル受光器36で検出して、これを基準に支持脚高さHを認識する。続いて、図4に示すように、あらかじめ設定された支持脚施工高さになるように、支持脚回転用サーボモータ44を駆動し、回転子52によって支持脚Sをネジ軸S2周りに回転させることで支持脚高さHを調整する。なお図4の例では、支持脚高さHを低くする場合を示している。高くする場合はこれとは逆方向に回転させればよい。
このように、建設作業用ロボット10を用いて支持脚Sを施工することで、床Fに対する支持脚Sの設置と支持脚高さHの調整を同時に行うことができる。これにより、効率的な施工が可能になる。
なお、上記の実施の形態においては、OAフロアのような二重床の支持脚の施工に用いる場合を例にとり説明したが、本発明の建設作業用ロボットはこのような用途に限るものではなく、高さを変更可能な部材を所定の高さで母体に取付ける施工作業であれば、いかなる作業にも適用可能である。
以上説明したように、本発明に係る建設作業用ロボットによれば、高さを変更可能な部材を所定の高さで母体に取付けるために用いられる建設作業用ロボットであって、マニピュレータと、マニピュレータの先端に設けられたエンドエフェクタと、部材と母体の位置を認識する認識手段と、部材と母体の位置関係を計測する計測手段とを備え、エンドエフェクタは、部材を解放可能に把持する把持手段と、母体に接触した部材を母体に近づける方向もしくは母体から遠ざける方向に移動させて部材の高さを調整する高さ調整手段とを備えるので、支持脚などの部材の設置と、部材高さの調整を同時に行うことができる。
また、本発明に係る他の建設作業用ロボットによれば、部材は、母体側に配置されるネジ軸と、ネジ軸に螺合してネジ軸方向に移動可能な台座とを有する支持脚であり、高さ調整手段は、支持脚の台座をネジ軸周りに回転させて支持脚の高さを調整するので、支持脚の設置と支持脚高さの調整を同時に行うことができる。
また、本発明に係る他の建設作業用ロボットによれば、高さ調整手段は、把持手段に対して軸方向に摺動可能に設けられる摺動機構と、摺動機構と一体的に移動可能であるとともに支持脚の台座を回転させるための回転機構と、摺動機構と一体的に移動可能であるとともに支持脚の高さを認識する認識機構とを有し、認識機構で認識した高さに基づいて支持脚の台座を回転させて支持脚の高さを調整するので、支持脚の設置と支持脚高さの調整を同時に行うことができ、効率的な施工が可能になる。
以上のように、本発明に係る建設作業用ロボットは、建設作業の省力化、省人化を図るための建設作業用ロボットに有用であり、特に、二重床施工における支持脚を効率的に施工するのに適している。
10 建設作業用ロボット
12 マニピュレータ
14 支持脚施工ユニット(エンドエフェクタ)
16 カメラ(認識手段)
18 レーザ距離センサ(計測手段)
20 基部
22 センサベース
24 支持脚把持シリンダ
26 支持脚把持部(把持手段)
28 支持脚高さ調整部(高さ調整手段)
30 先端フランジ
32 摺動機構
34 支持脚回転機構
36 回転レーザレベル受光器
38 摺動ポール
40 コイルばね
42 高さ調整プレート
44 支持脚回転用サーボモータ
46 ベルト
48,50 プーリ
52 回転子
C 軸方向
F 床(母体)
H 支持脚高さ
S 支持脚(部材)
S1 ベースプレート
S2 ネジ軸
S3 台座

Claims (2)

  1. 高さを変更可能な部材を所定の高さで母体に取付けるために用いられる建設作業用ロボットであって、
    マニピュレータと、マニピュレータの先端に設けられたエンドエフェクタと、部材と母体の位置を認識する認識手段と、部材と母体の位置関係を計測する計測手段とを備え、
    エンドエフェクタは、部材を解放可能に把持する把持手段と、母体に接触した部材を母体に近づける方向もしくは母体から遠ざける方向に移動させて部材の高さを調整する高さ調整手段とを備え
    部材は、母体側に配置されるネジ軸と、ネジ軸に螺合してネジ軸方向に移動可能な台座とを有する支持脚であり、高さ調整手段は、支持脚の台座をネジ軸周りに回転させて支持脚の高さを調整することを特徴とする建設作業用ロボット。
  2. 高さ調整手段は、把持手段に対して軸方向に摺動可能に設けられる摺動機構と、摺動機構と一体的に移動可能であるとともに支持脚の台座を回転させるための回転機構と、摺動機構と一体的に移動可能であるとともに支持脚の高さを認識する認識機構とを有し、認識機構で認識した高さに基づいて支持脚の台座を回転させて支持脚の高さを調整することを特徴とする請求項に記載の建設作業用ロボット。
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