JP7339835B2 - 給水装置 - Google Patents

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Description

本発明は給水装置に関する。
歯科治療の際に使用される各種設備を備える歯科ユニットには、患者がうがい等をするときのために、コップに対して自動的に給水する装置(給水装置)が具備されている。
特許文献1、及び特許文献2には、超音波を用いて給水中の水の表面位置(水位)を把握することで、コップに適量の水がたまると自動的に給水が停止する給水装置が開示されている。
特開平6-285092号公報 特開平7-67892号公報
しかしながら、給水中の水面は必ずしも平滑ではなく、波や泡の発生により、水面で反射した反射波が適切に検知器に戻ってこないことがあるため、水面を適切に検知することができないことがあった。これにより、コップに注がれる水量に過不足が生じたり、毎回水位が異なって不安定な給水になったりする虞がある。
そこで、本発明は、適切な水位まで給水を安定して行うことができる給水装置を提供することを課題とする。
本発明の1つの態様は、置かれたコップに給水する給水装置であって、超音波センサ及び給水の制御手段を備え、超音波センサは超音波の発振部と、発振部から発振された超音波の反射波を検知する検知部と、を備え、制御手段は、検知部からの信号を受信し、コップの縁が通過したことを示す信号の有無によりコップの有無を判定する、給水装置である。
制御手段は、給水中において、水面の位置を示す検知部からの信号を受信することができなくなっても、コップの縁が通過したことを示す信号が検知されていない限り、所定の給水を続ける制御を行うことができる。
所定の給水は、水面の位置を示す検知部からの信号を受信することができなくなった直前までの水面の位置の変化を計算し、この傾きに基づいて規定水位となるために必要な時間又は量を算出して行うことができる。
本発明によれば、適切な水位となる給水が毎回安定して行われる。
歯科ユニット1の外観斜視図である。 給水装置10の外観を説明する図である。 制御手段25の構成を説明する図である。 給水制御S10の流れを示す図である。 水位の検知について基本的な考え方を説明する図である。 区間Pを説明する図である。 区間Qを説明する図である。 区間Rを説明する図である。 区間Sを説明する図である。 区間Tを説明する図である。 区間Rにおける水位検出を説明する図である。 区間Rにおける水位検出の流れを説明する図である。 過程S14における水面検知について説明する図である。 給水制御S20の流れを示す図である。 給水制御S30の流れを示す図である。
本発明を図面に示す形態に基づき説明する。ただし本発明はこれら形態に限定されるものではない。
図1は1つの形態にかかる歯科ユニット1の外観斜視図を示している。歯科ユニット1は、基台2、患者用椅子3、照明ユニット4、アシスタントユニット5、ドクターユニット6、及び、給排水ユニット7を備えている。
基台2は患者用椅子3の下方に配置されており、患者用椅子3の土台となるものである。基台2は、筐体により外郭が形成されるとともに、該筐体内側には、各種制御機器が内包されている。ここに含まれる制御機器としては、例えば、患者用椅子3の昇降、傾倒起立等をさせるための油圧回路、及び該油圧回路を制御する油圧制御手段である。従って、基台2のうち、患者用椅子3の背面側には、図1に表れるようにフットスイッチ2aが設けられる。施術者はこのフットスイッチ2aやドクターユニット6の操作パネルの操作スイッチを操作して油圧制御手段に対して指令を出し、油圧回路を制御して患者用椅子3の昇降、傾倒起立をさせることができる。
本形態において患者用椅子3は、着座部3a、背もたれ3b、ヘッドレスト3c、レッグレスト3d、及びフットレスト3eを備えている。患者用椅子のこれら各部位は公知の通りであり、特に限定されることはない。
照明ユニット4は、治療を行うときに的確に患者の口腔内を照明することができるように、照明ヘッド4aが自在継ぎ手等により自由度高く移動回動可能なアーム4bを介して取り付けられている。
アシスタントユニット5は、患者用椅子3の側方に配置され、主にアシスタントが使用する器具が具備された部位である。アシスタントユニット5は、ハンガー部5aがアームに支えられてなり、ハンガー部5aには、各種器具が懸架されている。懸架される器具は、例えばバキューム、排唾管、シリンジ等のハンドピースである。
ドクターユニット6は患者用椅子3の側方のうちアシスタントユニット5とは反対側の側方に設けられ、台6aがアームに支えられてなる。
台6aは、施術者が必要とするスイッチ類が備えられるとともに、ハンドピース群が懸架されている。ハンドピース群としては、例えば、エアタービン、マイクロモータ、スケーラ、シリンジ等がある。
給排水ユニット7は、患者用椅子3の側方のうちのアシスタントユニット5側と同じ側に設けられ、スピットン7a、及び給水装置10を備えている。
スピットン7aは、治療中や治療後に患者がうがいをした後の口腔内から吐き捨てた水を配する部位であり、鉢状とされている。そしてスピットン7aに排出された唾液や水は、ウオーターユニット中の排水トラップを介して排出される。
給水装置10は、患者がうがいに利用するコップに対して水を自動的に供給する装置である。図2に給水装置10の外観を表す図、図3には、給水装置10の制御手段25を説明するための図を表した。
図2等からわかるように給水装置10は、給水部11、コップ受け部15、超音波センサ21、及び、制御手段25を有している。
給水部11は、コップに対して水を供給する部位であり、不図示の給水管及びその端部に設けられた給水口12を有している。また、給水及びその停止を切り替える電磁弁13を備えている。すなわち、給水管を流れる水が給水口12から流出してコップに水が注がれる。そして給水及びその停止が電磁弁13により切り替えられる。後述するように電磁弁13の作動は制御手段25により行われる。
コップ受け部15は、コップが置かれ、患者が手に取るまで水が注がれた状態のコップを保持しておく部位である。コップ受け部15は、その外郭となる本体16及び、本体16のうち給水口12側に配置され、コップが置かれる部位である板状の載置板17を備えている。
載置板17は、図2に表れているようにコップが置かれていないときには水平に対して所定の傾斜を有するように本体16に配置されている。載置板17はコップが載置板17に乗せられたときに水平になり、コップが取り除かれたときに傾斜するように付勢されている。
コップ受け部の形態はこれに限らず、コップが置かれていないときには超音波センサの検知部に反射波が検知されず、コップを置くことにより当該反射波を検知できるように構成されていればよい。これには例えば、コップ受け部の上面に凹部を設けておき、この凹部の内側には傾斜面が形成されており、コップを置くことによりこの凹部が隠れるように構成してもよい。これによれば、コップ受け部にコップが置かれていないときには凹部及び傾斜面が露出し、超音波センサから発振した超音波は傾斜面で反射して超音波センサの検知部に反射波が検知されない。一方、コップ受け部にコップを置くと凹部及び傾斜面がコップにより隠蔽され、当該反射波を検知できるようになる。
超音波センサ21は、載置板17に向けて超音波を発振する発振部と、反射により戻ってきた超音波を検知する検知部を有している。本形態で超音波センサ21は給水部11の給水口12付近に配置されている。また、超音波センサ21は図3からわかるように、制御手段25に電気的に接続されており、検知された超音波を信号に変換し、制御手段25がこの当該信号を取得するように構成されている。
制御手段25は、超音波センサ21からの信号に基づいてコップの有無、現在水位の確定、給水及びその停止を判定し、電磁弁13の作動をさせる命令を出す。図3からわかるように、制御手段25は、演算子26、RAM27、記憶手段28、受信手段29、及び出力手段30を備えている。
演算子26は、いわゆるCPU(中央演算子)により構成されており、上記した各構成部材に接続され、これらを制御することができる手段である。また、記憶媒体として機能する記憶手段28等に記憶された各種プログラムを実行し、これに基づいて各種データの生成やデータの選択をする手段として演算を行うのも演算手段26である。
RAM27は、演算子26の作業領域や一時的なデータの記憶手段として機能する構成部材である。RAM27は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等で構成することができ、公知のRAMと同様である。
記憶手段28は、各種演算の根拠となるプログラムやデータが保存される記憶媒体として機能する部材である。また記憶手段28には、プログラムの実行により得られた中間、最終の各種結果を保存することができてもよい。
本形態では、この記憶手段28に記憶されたプログラムの1つに、後で説明するように、超音波センサ21からの信号に基づいてコップの有無、現在水位の確定、給水及びその停止を判断し、電磁弁13の作動をさせる命令を給水制御S10における各過程に対応する各ステップを有するプログラムが含まれる。
受信手段29は、超音波センサ21からの信号を取り入れるための機能を有する構成部材である。従って、少なくとも超音波センサ21が電気的に接続されている。
出力手段30は、得られた結果のうち外部に出力すべき情報を適切に外部に出力する機能を有する構成部材であり、本形態では電磁弁13が電気的に接続されている。これにより電磁弁13の開閉を制御し、水の供給及びその停止を切り替える。
次に、給水の制御について説明する。図4に流れを示した。図4からわかるように、給水制御S10は過程S11~過程S18を含む。これら過程が上記制御手段25において演算され、給水装置10による水の供給及び停止が制御されている。従って各過程は制御手段25で実行されるプログラムの各ステップに対応する。
各過程について説明する前に、この給水制御において本形態の概要について説明する。図5乃至図10に説明のための図を示した。図5は横軸に時間、縦軸に超音波センサ21の検知した反射波による検知信号(本形態では検知電圧)の大きさを表している。図5からわかるように、検知電圧の大きさの観点から時間の経過とともに区間P乃至区間Tに分けることができる。
「無」と表示した区間Pは、コップ受け部15にコップが置かれていない状態が続く区間である。この場合には図6に示したように超音波Aは超音波センサ21の発振部から出射し、載置板17で反射するが、この場合には載置板17は傾斜しているので超音波センサ21は反射波を検知することはできない。従ってこの区間Pでは高い検知電圧(無レベル)が検知される。
「空」と表示した区間Qでは、コップ受け部15にコップ8を配置して図7のようにした区間である。区間Pの終わりでは図7に示したように超音波Aは超音波センサ21の発振部から出射し、コップ8の底で反射して検知部で検知される。この時の検知電圧の大きさは空レベルであり、上記無レベルより低い。なお、区間Qではコップ8を載置板17に置く際にコップの縁が一度超音波センサ21の真下を通過する。コップ8の縁部は超音波センサ21にかなり近い位置であるため、図5からわかるようにその際には検知電圧が非常に低いコップ縁レベルに達する。コップ縁レベルの検知電圧は上記無レベル、空レベルに加え、この後に説明する規定値水位レベルよりも低い検知電圧となる。この検知電圧によりコップの有無の判定をすることも可能である。
「給水」と表示した区間Rは、コップ8に給水されている状態で、徐々に水位が上がっている区間である。区間Rでは図8に示したように超音波Aは超音波センサ21の発振部から出射し、コップ8に注がれた水の表面で反射して検知部で検知される。従って、区間Rでは図5に示したように水位の上昇に伴って検知電圧が低下していく。
「規定水位」と表示した区間Sは、コップ8に給水された水が規定の水位に達して給水が停止している区間である。この区間Sでは給水が停止しているので水位の変化はなく、図9に示したように超音波Aは超音波センサ21の発振部から出射し、コップ8に注がれた水の表面で反射して検知部で検知される。従って、区間Sでは図5に示したように検知電圧も一定である。区間Sにおける検知電圧は少なくとも無レベル、空レベルより低く、通常は区間Rの最も低い検知電圧と同じとなる。
「取り出し」と表示した区間Tは、患者などが水の入ったコップをコップ受け部15から取り出す区間である。区間Tではコップ8をコップ受け部15から取り出す過程でコップ8の縁が一度超音波センサ21の真下を通過する。その際、図10に示したようにコップ8の縁部は超音波センサ21にかなり近い位置であるため、図5からわかるようにその際の検知電圧は非常に低くなり、コップ縁レベルに達する。このコップ縁レベルの信号電圧は上記無レベル、空レベル及び規定値水位レベルのいずれよりも低い検知電圧となる。
本形態ではこのように検知電圧により給水の制御を行うため、図5のように超音波センサからの距離が遠い位置による反射波ほど検知電圧が低い。ただしこれに限定されることはなく、逆に超音波センサからの距離が遠い位置による反射波ほど高くなるような検知信号を用いてもよい。この場合には検知信号の高低の関係は本形態の検知電圧とは反対となるが考え方は同じである。これは以下に説明する各過程についても同様である。
以下に、図4に戻り過程S11乃至過程S18のそれぞれについて説明する。
過程S11は、コップ8の有無を判断する過程である。コップ8がコップ受け部15に置かれていない場合には上記区間Pであるから無レベルの検知電圧となる。このときにはNoが選択されて給水は始まらず過程S11が繰り返される。
一方、過程S11でコップがあると判断されたとき、すなわち、図5に示したように区間Qで空レベルの検知電圧となったときにはYesが選択されて過程S12に移る。
過程S12は、制御手段25により電磁弁を開とする指令がされ、電磁弁が開かれて給水を開始する過程である。これにより電磁弁13が開き、給水口12から水が出射し、コップ8に対して給水が始まって過程S13に移る。
過程S13は、水面検知をする過程である。水面検知は超音波センサ21により図5の区間Rにおいて検知電圧を得て現在の水位を決定する。ただしこの過程においては図11に記載のように、ノイズを含むことがある。これは、水面の波や気泡が原因と考えられるが、このようなノイズにより現時点での水位を把握することができず、その結果コップに注がれる水量に過不足が生じたり、毎回水位が異なって不安定な給水になったりする虞がある。発明者は、鋭意検討の結果、ノイズは水位が高くなる方向の検知となる知見を得た。すなわち、給水時において発生する波や泡により、その時には実際の水位より高い方向水位があるようなノイズが出ると考えた。
そしてこれを解決して、より正確な現在水位の把握のため、区間Rでは次のように検知信号(検知電圧)の処理を行うことが好ましい。図12に流れを示した。
図12からわかるように、区間Rでの処理は過程S21、過程S22、及び過程S23を有している。
過程S21では、ある現時点において、本形態では当該現時点から遡って900ms(ミリ秒)の範囲に属する全データを抽出する。この遡る時間は900msに限定されることはなく、500ms以上1000ms以下であることが好ましい。
過程S22では、過程S21で抽出したデータからその検知信号が空レベルから遠い順に複数(本形態では4つ)のデータを抽出する。従って本形態では過程S21で抽出した検知電圧データから低い順に複数(4つ)を抽出する。なお、本形態では抽出データは4つとしたが、これに限定されることはなく、3以上5以下であることが好ましい。
過程S23では、過程S22で抽出した複数(4つ)の検知信号(本形態では検知電圧)を平均し、これを現時点における水位データを表す検知信号(検知電圧)とする。
時間の経過による各現時点における水位データを表す検知信号(検知電圧)を上記のように処理することで、ノイズの影響を低減し、水位の過不足の抑制、及び、安定した水位での給水が可能である。
図4に戻って過程S14について説明する。過程S14では、給水中において水面の検知が可能であるかを判定する。これは、具体的に次のように判定を行なう。図13に説明のための図を示した。図13に示したように、給水中(区間R)であるにもかかわらず、急に、検知信号(本形態では検知電圧)が、コップがコップ受け部にないことを示す大きさの検知信号(すなわち無レベル)を得るときがある。過程S14ではこのように無レベルが検知されたときNoと判定し、それ以外はYesと判定する。
これは、コップの中に洗口液等を入れたときに給水すると大量の泡が発生し、超音波の反射波を全く検知することができなくなることに起因する。
本形態では、過程S14及び後で説明する過程S16、過程S17により、このような大量の泡が発生するような場合であっても適切な水位まで給水することができる。
過程S14でYesと判定されると、適切な水位検知ができていると考えられるため過程S15に進む。過程S15では現時点での水位が最終的に設定された規定水位に達しているかを判定する。
過程S15で規定水位に達しているとされ、Yesと判定されたときには過程S16に進み、制御手段25は電磁弁13に対して閉じる旨の信号を出し、電磁弁13が閉じられて給水が停止する。そしてコップが除去され(区間T)、次のコップがコップ受け部15に載置されるまで給水は禁止される。
一方、過程S15で規定水位に達していないとされ、Noと判定されたときには過程S13に戻り給水が続けられる。
過程S14でNoと判定されると、過程S16に進み、給水中にコップの縁レベルの信号が検知されたかを判定する。すなわち、給水中にコップ縁レベルの検知信号(検知電圧)が検知されたときにはYesとされ、検知されていなかったときはNoとする。
これは、検知できなくなった原因がコップの除去にあるときには給水をすぐに止めるべきであり、そうでなければ泡などにより検知ができなくなっただけなので給水を続けるべきであるからである。
従って、Yesとされたときはコップが取り除かれた場合であるから過程S18に進み、制御手段25は電磁弁13に対して閉を指令し給水を停止する。一方、Noとされたときには、給水を続けるため過程S17に進む。
過程S17では、引き続き給水を続けるのであるが、どの程度給水を続けるべきかが問題となる。そのため、過程S17では、演算による給水時間を決定して実行する。具体的な演算内容は特に限定されることはないが、例えば水位を検出することができなくなった直前までの水面の位置の変化(例えば傾き)を計算し、この傾きに基づいて規定水位となるために必要な分(時間や量)の給水を行うことや、給水開始の時点から水面の位置を検出することができなくなるまでの時間経過を算出して残りの時間を計算する等が挙げられる。
そしてこの演算に基づく給水が行われた後、過程S18に進み制御手段25は電磁弁13に対して閉を指令し給水を停止する。
以上のように、給水制御S10を行う給水装置10によれば、適切な水面位置まで給水を安定して行うことができる。
図14には変形例の給水制御S20の流れを示した。給水制御S20では、上記給水制御S10の過程S16及び過程S17の代わりに、過程S21及び過程S22を有する。その他は給水制御S10と同様に考えることができる。
過程S21では、過程S14により水面検知がされずにNoと判定されたとき、電磁弁を閉じて給水が停止される。そして過程S22に進む。
過程S22では、過程S14と同様に水面の検知ができるかを判定する。水面の検知ができなければNoとされ、過程S22が繰り返される。従って給水は停止したままである。一方、過程S22で水面が検知されれば過程S12に進み、電磁弁が開き、再び給水が開始される。
図15には変形例の給水制御S30の流れを示した。給水制御S30では、上記給水制御S10の過程S17の後に給水をしつつ過程S14に進み水面の検知を行う。これによれば水面の検知が優先され、より確実な水位管理ができる。
1 歯科ユニット
2 基台
3 患者用椅子
4 照明ユニット
5 アシスタントユニット
6 ドクターユニット
7 給排水ユニット
10 給水装置
11 給水部
12 給水口
13 電磁弁
15 コップ受け部
16 本体
17 載置板
21 超音波センサ
25 制御手段

Claims (3)

  1. 歯科ユニットに備えられ、置かれたコップに給水する給水装置であって、
    超音波センサ及び給水の制御手段を備え、
    前記超音波センサは超音波の発振部と、前記発振部から発振された超音波の反射波を検知する検知部と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記検知部からの信号を受信し、前記コップへの給水を開始した後に、水面を表す信号が検知されているかの判定を行う過程を有し、
    前記過程で前記水面を表す信号が検知されないと判定したときには、前記給水の開始後に前記コップの縁が通過したことを示す前記信号がなければ給水を進める判定する、
    給水装置。
  2. 前記給水を進める判定により進める給水は、前記水面を表す信号が検知されないと判定した水位までの水位の変化の時間に対する傾きを計算し、前記傾きに基づいて規定水位となるために必要な時間又は量を算出して残りの給水量を決める、請求項に記載の給水装置。
  3. 前記給水を進める判定により進める給水は、前記給水を開始した時点から前記水面を表す信号が検知されないと判定したときまでの時間を算出し、規定水位となるまでの残り時間を理論的に演算して残りの給水時間を決める、請求項1に記載の給水装置。
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