JP7339740B2 - 画像表示装置、画像表示装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像表示装置、画像表示装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来、画像表示装置に表示される画像に対応する視点をユーザ操作に応じて変更する技術がある。例えばパノラマ画像によれば、基点を中心とした最大360度方向の画像データを用いることで、ユーザが任意の視点方向を選んでその方向に対応する画像を視聴することができる。画像表示装置はタブレットやスマートフォン等であり、ジャイロセンサを備えていれば、画像表示装置を保持した状態でユーザが回転して画像表示装置の向きを変更するだけで、その回転方向に応じてパノラマ画像の任意の方向の画像を視聴することができる。この回転操作は、スワイプ等の指による画面接触を伴う操作と比べて直感的で簡単であり、パノラマ画像の視聴体験をより快適に楽しむことができる。
特許文献1には、予め定められた複数の視点から1つをユーザに選択させるためにダイアログを表示し、ダイアログに対する選択操作によって、表示する画像を切り替える方法が開示されている。
特開2014-215828号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、視点を選択させるためのダイアログが表示中の画像の一部を隠してしまうことで、ユーザにとって画像が見づらくなる虞がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、表示装置における表示内容の変更に係るユーザの利便性を向上するための技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る画像表示装置は、
仮想視点画像を表示する画像表示装置であって、
前記画像表示装置を移動および/または回転させる物理操作を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に基づいて、前記画像表示装置の表示内容を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記仮想視点画像の表示中に、前記検知手段により第1の物理操作が検知された場合、当該第1の物理操作に応じて前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向を変更し、
前記仮想視点画像の表示中に、前記検知手段により第2の物理操作が検知された場合であって、表示中の前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向に複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在する場合、当該別の仮想視点の位置に対応する別の仮想視点画像へ表示内容を変更し、
表示中の前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向に前記複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在しない場合、前記複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在する方向をガイドするガイド表示を行う
本発明によれば、表示装置における表示内容の変更に係るユーザの利便性を向上することが可能となる。
実施形態1に係る仮想視点画像表示システムの構成例を示す図。 (a)実施形態1に係る画像表示装置の機能構成の一例を示す図、(b)実施形態1に係る画像表示装置のハードウェア構成の一例を示す図。 (a)-(f)仮想視点及び仮想視点画像の説明図。 実施形態1に係る画像表示装置が実施する処理の手順を示すフローチャート。 (a)-(f)実施形態1に係る振動操作を用いた表示切替の説明図。 実施形態2に係る画像表示装置が実施する処理の手順を示すフローチャート。 (a)-(f)実施形態2に係る俯瞰画像を用いた表示切替の説明図。 (a)実施形態3に係るリストの表示例を示す図、(b)及び(c)実施形態4に係る仮想視点画像の表示状況の集計結果の重畳表示例を示す図。 実施形態5及び6に係る仮想視点画像表示システムの構成例を示す図。 実施形態6に係る画像表示装置が実施する処理の手順を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(実施形態1)
本実施形態では、物理操作として振動操作を使用して、複数の仮想視点画像を表示切替する例を説明する。
<仮想視点画像表示システムの構成>
まず、図1(a)及び図1(b)を参照しながら、本実施形態に係る仮想視点画像表示システムの構成例を説明する。図1(a)に示されるように、仮想視点画像表示システム100は、1以上の撮影装置101と、画像記録装置102と、データベース103と、画像生成装置104と、1以上の仮想視点操作部106と、配信サーバ120と、1以上の画像表示装置121とを備えている。
撮影装置101は、n台の撮影装置101a~101nを含み、1台の撮影装置は、少なくとも1台のカメラを有する。特に説明がない場合は、n台の撮影装置101a~101nは区別せずに、撮影装置101と記載する。撮影装置101は、被写体を囲むように設置される。撮影装置101の各カメラは同期し、被写体を撮影する。この撮影した複数の画像を多視点画像と呼ぶ。また、撮影装置101は、各マイク(不図示)を有し、同期し音声を集音する。なお、説明の簡略化のため音声についての記載を省略するが、基本的に画像と音声は共に処理されるものとする。
図1(b)は、撮影装置101の設置例を示す。図1(b)の例では、スタジアムのフィールドや、その中にいる選手やボールを被写体とし、それらを囲むようにn台の撮影装置101a~101nが設置されている。なお、設置場所はスタジアムに限定されない。
画像記録装置102は、撮影装置101から、多視点画像と、音声と、撮影時のタイムコードとを取得して、データベース103へ書き込む。データベース103は、多視点画像、音声、撮影時のタイムコード等の情報を含むデータベースである。
画像生成装置104は、データベース103に記録された多視点画像と、生成内容指定部105の指定内容と、仮想視点操作部106の操作内容とに基づいて、同じ被写体の様々な位置での複数の仮想視点画像を生成して、配信サーバ120へ出力する。その際、複数の仮想視点操作部106a~106mによりそれぞれ操作される複数の仮想視点110a~110mが用いられる。なお、仮想視点画像は、パノラマ形式を含む、様々な形式で生成可能である。ここでは仮想視点画像の例として、パノラマ形式の仮想視点画像を使用するが、3D(立体視)形式の仮想視点画像、2D形式の仮想視点画像を使用してもよい。
生成内容指定部105は、画像生成装置104による複数の仮想視点画像の生成及び配信に必要な情報を指定する。例えば、仮想視点画像の生成数を指定する。また、生成内容指定部105は、各仮想視点画像の生成に使用する各仮想視点操作部106の識別子や、仮想視点画像を出力する配信サーバ120の宛先等も指定する。
仮想視点操作部106は、図1(b)に示される仮想視点(仮想カメラとも呼ぶ)110a、110b、...、110mを操作する。仮想視点操作部106として、タブレット、ジョイスティック、HMD(Head-Mounted Display)等の様々なデバイスを使用可能である。なお、デバイスはこれらに限定されない。例えば、人が身に着ける衣類やプロテクタ等へ位置測位タグを装着し、測位した位置に基づいて仮想視点を操作可能に構成してもよい。
ここで、仮想視点110は、撮影装置101の撮影カメラとは異なる視点から被写体を閲覧できる視点であり、仮想視点画像の生成に使用される。複数の仮想視点操作部106a~106mを使用し、それぞれ独立して異なる仮想視点110a~110mを操作する。なお、仮想視点操作部106a~106mの一つを示す場合は仮想視点操作部106と表記し、仮想視点110a~110mの1つを示す場合は仮想視点110と表記する。
配信サーバ120は、画像生成装置104から受信した複数の仮想視点画像を、複数の画像表示装置121a~121nへ送信する。また、配信サーバ120は、画像表示装置121a~121nから、表示状況等の情報を収集及び集計してもよい。
なお、画像の送受信に関しては、ライブ配信とオンデマンド配信との両方に対応している。ライブ配信とは、リアルタイムに生中継される配信である。オンデマンド配信とは、蓄積データをユーザが必要な時に視聴可能とする配信である。
画像表示装置121は、各種の物理センサを有しており、物理操作を用いた仮想視点画像の表示切替処理を行う。複数の画像表示装置121a~121nは、スマートフォンやタブレットやHMD等であり、ネットワークを介して配信サーバ120から複数の仮想視点画像を取得する。なお、複数の画像表示装置121a~121nについて、便宜上、添字nを使用するが、先に述べた撮影装置101a~101nと同数とは限らず、独立して任意の数を表すものとする。また、複数の画像表示装置121a~121nの一つを示す場合は、画像表示装置121と表記する。
<画像表示装置の構成>
続いて、図2(a)を参照して、本実施形態に係る画像表示装置121の機能構成の一例を説明する。図2(a)に示されるように、画像表示装置121は、物理操作検知部201と、タッチ検知部202、画像取得部203と、画像表示部204と、表示制御部205とを備えている。
物理操作検知部201は、画像表示装置121が有する物理センサを用いて物理操作を検知する。例えば、物理センサとして、ジャイロセンサや加速度センサ等を用いることができる。ジャイロセンサによって画像表示装置121の回転を検知でき、加速度センサによって画像表示装置121の移動や振動を検知できる。なお、画像表示装置121に対する物理操作を検知できるものであれば、センサの種類はこれらに限定されない。
タッチ検知部202は、画像表示部204の表示内容に対するタッチ操作(例えばタップ操作)を検知する。なお、タッチ操作は本実施形態では使用されず、詳細は後述の実施形態で説明する。
画像取得部203は、配信サーバ120から複数の仮想視点画像を受信する。画像表示部204は、画像取得部203により取得された少なくとも1つの仮想視点画像を表示する。例えば、パノラマ形式の仮想視点画像の場合は、物理操作検知部201によって検知された回転操作に応じて、仮想視点画像の任意方向を表示する。表示例の詳細は、図5を参照して後述する。
表示制御部205は、画像表示部204が表示中の仮想視点画像を、別の位置にある仮想視点画像へ切り替える。この表示切替処理を、物理操作検知部201により検知される物理操作に応じて行う。
次に、図2(b)を参照して、本実施形態に係る画像表示装置121のハードウェア構成の一例を説明する。画像表示装置121は、CPU1001、ROM1002、RAM1003、記憶装置1004、バス1005と、入力装置1006と、センサ1007と、表示装置1008を備えている。
CPU1001は、本実施形態に係る画像表示装置121の上述の機能ブロックによる各種動作を制御する。その制御内容は、後述するROM1002やRAM1003上のプログラムによって指示される。また、CPU1001は、複数の計算機プログラムを並列に動作させることもできる。ROM1002は、CPU1001による制御の手順を記憶させた計算機プログラムやデータを格納している。RAM1003は、CPU1001が処理するための制御プログラムを格納するとともに、CPU1001が各種制御を実行する際の様々なデータの作業領域を提供する。ROM1002やRAM1003などの記録媒体に格納されたプログラムコードの機能は、CPU1001が読み出して実行することによって実現されるが、記録媒体の種類は問われない。
記憶装置1004は、さまざまなデータ等を記憶することができる。記憶装置1004は、ハードディスクやフロッピーディスク、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等の記録媒体と、当該記録媒体を駆動して情報を記録するドライブとを有する。保管された計算機プログラムやデータはキーボード等の指示や、各種計算機プログラムの指示により、必要な時にRAM1003上に呼び出される。
バス1005は、各構成要素と接続されているデータバスなどであり、各構成要素間の通信を実現し、情報のやり取りを高速に実現するためのものである。入力装置1006は、ユーザによる各種入力環境を提供する。各種入力操作環境を提供するものとして、キーボードやマウス等が考えられるが、タッチパネル、スタイラスペン等であってもよい。
センサ1007は、ジャイロセンサ、加速度センサ、GPSセンサ等の各種のセンサである。表示装置1008は、LCDディスプレイなどで構成され、各種入力操作の状態やそれに応じた計算結果などをユーザに対して表示する。なお、以上述べてきた構成は一例であり、説明した構成に限定されるものでない。
<複数の仮想視点の操作例、複数の仮想視点画像例>
ここで、図3(a)乃至図3(f)を参照して、複数の仮想視点の操作例と、複数の仮想視点画像例を説明する。
まず、図3(a)は、仮想視点を表現するための座標系を示す図である。本実施形態では、図3(a)に示されるように、X軸・Y軸・Z軸の3次元空間の直交座標系を用いる。
この座標系を被写体に設定する。被写体は、図3(b)に示されるように、例えば、スタジアムのフィールド全体321、フィールド上のボール322、選手323や審判(不図示)等である。なお、被写体は、フィールドの内部だけでなく、観客席を含むスタジアム全体としてもよい。図3(b)中の座標301a~301mについては後述する。
座標系については、原点(0,0,0)をフィールド321の中心に設定する。そして、X軸をフィールド321の長辺方向へ、Y軸をフィールド321の短辺方向へ、Z軸をフィールドに対して鉛直方向へ設定する。なお、各軸の方向は、これらに限定されない。このような座標系を使用して、仮想視点110の位置や姿勢が指定される。
続いて、図3(c)を参照して、仮想視点について説明する。図3(c)に示される四角錐において、頂点が仮想視点の位置301を表しており、頂点を起点とする視線方向のベクトルが、仮想視点の姿勢302を表している。仮想視点の位置は、各軸の成分(x,y,z)で表現され、仮想視点の姿勢は、各軸の成分をスカラーとする単位ベクトルで表現される。
仮想視点の姿勢302を示す視線方向のベクトルは、前方クリップ面303と後方クリップ面304との中心点を通るものとする。三次元モデルの投影範囲(描画範囲)となる仮想視点の視錐台は、前方クリップ面303と後方クリップ面とに挟まれた空間305である。
次に、図3(d)を参照して、仮想視点の移動と回転について説明する。仮想視点は、三次元座標で表現された空間内を移動及び回転することができる。仮想カメラの移動311は、仮想視点の位置301の移動であり、各軸の成分(x,y,z)で表現される。仮想視点の回転312は、図3(a)に示されるように、Z軸回りの回転であるヨー(Yaw)、X軸回りの回転であるピッチ(Pitch)、Y軸回りの回転であるロール(Roll)で表現される。
仮想視点操作部106は、移動及び回転の操作を用いて、仮想視点110の位置及び姿勢を操作する。本実施形態では、被写体を囲む複数のカメラで撮影した多視点画像を使用するため、被写体における任意の位置及び方向へ、仮想視点を操作可能である。また、複数の仮想視点を使用可能で、それぞれ異なる位置及び方向を指定可能である。
ここで、改めて図3(b)を参照しながら、複数の仮想視点の位置の指定の例を説明する。図3(b)における座標301a~301mを、複数の仮想視点操作部106a~106mにより各々操作される複数の仮想視点110a~110mの位置とする。座標301a~301mを基準位置(基点と呼ぶ)とする。
本実施形態では、パノラマ形式の仮想視点画像を生成する。パノラマ画像のフォーマットは、正距円筒図法等を使用する。なお、本実施形態において、パノラマ形式の仮想視点画像を単にパノラマ画像と表記することもある。例えば、パノラマ画像の場合、少なくとも1つの仮想視点の位置が指定されると、最大360度の周囲を網羅する仮想視点画像を生成できる。この1つの仮想視点の位置が基点となる。
例えば、座標301eはフィールド中央付近に対応しており、図3(e)は、この座標301eを基点として周囲360度の範囲を含むように生成されたパノラマ画像である。図3(e)のパノラマ画像には、フィールド中央にあるセンターラインとセンターサークルとが写っており、その上にボールを持った選手が写っている。
また、例えば、座標301fはゴール前付近に対応しており、図3(f)は、この座標301fを基点として周囲360度の範囲を含むように生成されたパノラマ画像である。図3(f)のパノラマ画像には、ゴール前のペナルティエリア内において、選手がボールをシュートしたシーンが写っている。
画像表示装置121は、これらのような異なる位置の複数の仮想視点画像を、配信サーバ120から取得して、表示切替処理を行う。
<処理>
図4のフローチャート及び図5(a)乃至図5(f)を参照して、本実施形態に係る画像表示装置121が実施する表示切替処理を説明する。本実施形態では、物理操作として、振動操作及び回転操作を考慮し、同じ被写体を対象とした異なる位置の複数の仮想視点画像の表示切替処理を実行する。
ステップS401では、表示制御部205が、画像表示装置121に対して行われる物理操作の検知結果を、物理操作検知部201を介して取得する。表示制御部205は、取得した物理操作の検知結果に応じて処理を制御する。本実施形態において物理操作検知部201が検知する物理操作の種類は、振動操作、回転操作である。振動操作の検知結果は、別の仮想視点画像に表示切替するために使用される。回転操作の検知結果は、仮想視点画像の表示方向の変更のために使用される。
ここで、図5(a)は回転操作の例を示し、図5(d)は振動操作の例を示す。回転操作は、ユーザが画像表示装置121を主に横方向へ回転させる操作である。振動操作は、ユーザが画像表示装置121を振る操作である。振動操作はシェイクとも呼ばれる。
ステップS401において、表示制御部205は、物理操作検知部201により検知された物理操作が回転操作であるか、振動操作であるかを判定する。検知された物理操作が回転操作である場合、ステップS402へ進む。一方、検知された物理操作が振動操作である場合、ステップS403へ進む。
ステップS402では、表示制御部205が、検知された回転操作の検知内容に含まれる回転方向の情報に基づいて、仮想視点画像の表示方向を変更する。その後、ステップS407へ進む。ステップS403では、表示制御部205が、現在表示中の仮想視点画像の表示方向の情報を取得する。パノラマ画像の場合、画像表示部204に表示中の方向となる。
ここで、表示中の仮想視点画像が、図3(b)で説明した座標301eを基点とするパノラマ画像である場合、図5(b)に示されるような、座標301eのフィールド中央付近からゴール方向を閲覧している画像がその一例となる。図5(b)の例では、センターサークル付近からゴール方向を表示中であり、この方向は、図5(c)に示される被写体の俯瞰図の方向501に対応する。本ステップでは、例えば方向501の情報が取得される。
ステップS404では、表示制御部205が、ステップS403で取得された表示方向に、別の仮想視点画像の基点が存在するか否かを判定する。別の仮想視点画像の基点が存在する場合、ステップS405へ進む。一方、別の仮想視点画像の基点が存在しない場合、ステップS406へ進む。図5(c)の例では、座標301eから方向501に、座標301fを基点とする仮想視点画像が存在しており、当該座標の情報が取得され、ステップS405へ進むことになる。ステップS405では、表示制御部205が、ステップS404で取得された座標を基点とする仮想視点画像へ表示切替する。図5(c)の例では、座標301eを基点とする仮想視点画像から、座標301fを基点とする仮想視点画像へ表示切替する。例えば、表示切替される仮想視点画像が、図5(c)の座標301fを基点とするパノラマ画像であるとすると、図5(e)に示されるような、座標301fのゴール前付近からゴール方向を閲覧している画像がその一例となる。
座標301eを基点とする図5(b)の仮想視点画像から、座標301fを基点とする図5(e)の仮想視点画像への表示切替は以下のような場合に行われる。例えば、フィールド中央付近の仮想視点画像を表示中に、フィールド中央付近からゴール前へボールがパスされたことに応じて、ユーザがゴール前の仮想視点画像へ表示切替したい状況で、ユーザが画像表示装置121を振動させるような場合に行われる。
なお、ステップS405において、別の仮想視点画像へ表示切替した時に、初期値として表示する方向は、表示切替前と同じ方向に設定してもよいし、仮想視点画像毎に方向の初期値を設定してもよい。図5(c)の仮想視点画像から図5(e)の仮想視点画像への表示切替では、切替前と同じ方向であるゴール方向を初期値に設定した例となる。
ステップS405において別の仮想視点画像へ表示切替が行われた後は、ステップS407へ進む。ステップS407で表示切替処理を終了しないと判定された場合にはステップS401に戻り、回転操作を行って、新たに表示中の仮想視点画像の閲覧方向を変更することや、振動操作を行って、更に別の仮想視点画像へ表示切替することができる。
ステップS406では、表示制御部205が、該当方向に別の仮想視点画像の基点が無いことを示す情報を画像表示部204に表示する。例えば、エラー文言を表示してもよいし、或いは、別の仮想視点画像を表示可能な仮想視点が存在する方向をガイドするガイド表示を行ってもよい。
ここで、図5(f)にガイド表示の例を示す。図5(f)は、図5(e)と同様にゴール前の座標301fからゴール方向を閲覧中の仮想視点画像である。この時、ゴール方向に別の仮想視点画像は無いため、別の仮想視点画像がある方向(座標301cと座標301mとがある方向)を、それぞれ矢印551と矢印552とを用いて示している。
ユーザは、矢印551や矢印552の方向へ画像表示装置121を回転させた後に振動操作を行うことで、別の仮想視点画像へ表示切替することができる。
ステップS407では、表示制御部205は、表示切替処理を終了するか否かを判定する。例えば、仮想視点画像の表示自体を終了する操作が入力された場合や、画像表示装置121の電源がオフにされた場合、処理を終了する。表示切替処理を終了しない場合、ステップS401に戻って、一連の処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態によれば、画像表示装置に対する回転操作を用いた仮想視点画像の表示中に、振動操作を用いて別の仮想視点画像へ簡易に表示切替することができる。
例えば、画像表示装置を用いてプロサッカー等のフィールドスポーツを観戦する時に、パス等のボールの移動に伴うシーンであっても、直感的に簡単に別の地点の仮想視点画像へ表示切替することができる。そのため、ユーザは、より臨場感のあるスポーツ観戦を体験することができる。
また、本実施形態によれば、別の仮想視点画像へ表示切替する時に、ダイアログ等の表示は不要であり、仮想視点画像の表示を妨げることが無く、快適な表示切替を実現することができる。
(実施形態2)
本実施形態では、物理操作として回転操作を用いた表示切替処理を説明する。具体的には、回転操作の回転方向に応じて、仮想視点画像の表示方向の変更処理と、被写体を俯瞰する仮想視点画像(俯瞰画像)への表示切替処理とを選択的に行う例を説明する。さらに、俯瞰画像を用いて、別の位置の仮想視点画像へ表示切替する処理についても説明する。なお、本実施形態において、被写体を俯瞰する仮想視点画像を俯瞰画像と表記する。
本実施形態に係る仮想視点画像表示システム及び画像表示装置の構成は実施形態1で説明した構成と同様であるため、説明を省略する。本実施形態に係る画像表示装置121は、実施形態1とは処理内容が異なっており、以下では本実施形態に係る処理について説明を行う。本実施形態に係る表示制御部205は、回転操作の回転方向に基づいて処理を制御する。例えば、横方向の回転操作を仮想視点画像の表示方向の変更に使用し、下方向の回転操作を俯瞰画像の表示に使用する。但し、回転方向と処理との対応付けは、これに限られるものではない。
<処理>
図6のフローチャート及び図7(a)乃至図7(f)を参照して、本実施形態に係る画像表示装置121が実施する表示切替処理を説明する。
ステップS601では、表示制御部205が、画像表示装置121に対して行われる回転操作の検知結果を、物理操作検知部201を介して取得する。回転操作が横方向の回転操作である場合、ステップS602へ進む。一方、回転操作が下方向の回転操作である場合、ステップS603へ進む。
ここで、図7(a)は横方向の回転操作の例を示し、図7(c)は下方向の回転操作の例を示す。横方向の回転操作は、ユーザが画像表示装置121を横方向へ回転させる操作である。下方向の回転操作は、ユーザが画像表示装置121を下方向へ回転させる操作である。
ステップS602では、表示制御部205が、ステップS601で取得された回転操作の回転方向に基づいて、仮想視点画像の表示方向を変更する。ステップS602での変更後に画像表示装置121で表示中の仮想視点画像の例を図7(b)に示す。ここで、表示中の仮想視点画像が、図3(b)で説明した座標301eを基点とするパノラマ画像である場合、図7(b)に示されるような、座標301eのフィールド中央付近からゴール方向を閲覧している画像がその一例となる。ステップS602の処理の後、ステップS606へ進む。
ステップS603では、表示制御部205が、俯瞰方式の仮想視点画像、すなわち俯瞰画像を表示する。俯瞰画像は、被写体を俯瞰できる位置にある特定の方向を向いた固定された仮想視点を用いて、画像生成装置104により生成された仮想視点画像である。この俯瞰画像の表示例を図7(d)に示す。
図7(d)に示されるように、俯瞰画像は、被写体であるフィールドをZ軸方向から俯瞰した仮想視点画像となる。俯瞰画像には、被写体に含まれる選手やボールも表示される。
ステップS604では、表示制御部205が、俯瞰画像に対するユーザのタップ操作を受け付ける。表示制御部205は、タッチ検知部203を介して、タップ操作を検知した座標をタップ座標として取得する。タップ操作が検知された場合、ステップS605へ進む。一方、タップ操作が検知されない場合、ステップS603に戻って、俯瞰画像の表示を継続する。
ステップS605では、表示制御部205が、ステップS604で取得されたタップ座標に最も近い仮想視点の座標を、座標301a~301mから選択する。そして、その仮想視点を基点として生成された仮想視点画像へ表示切替する。例えば、タップ座標が座標301fに最も近いと判定された場合、座標301fを基点とする仮想視点画像へ表示切替する。ステップS605での表示切替の後、ステップS606へ進む。
ここで、図7(f)は、ステップS605で表示切替された後に表示される別の仮想視点画像の例を示す。ここで、仮想視点画像が座標301fを基点とするパノラマ画像である場合、図7(f)に示されるような、座標301fのゴール前付近からゴール方向を閲覧している画像がその一例となる。
なお、ステップS605において、別の仮想視点画像へ表示切替した時に、初期値として表示する方向は、表示切替前と同じ方向に設定してもよいし、仮想視点画像毎に方向の初期値を設定してもよい。図7(b)の仮想視点画像から図7(f)の仮想視点画像への表示切替では、切替前と同じ方向であるゴール方向を初期値に設定した例となる。
ステップS606では、表示制御部205は、表示切替処理を終了するか否かを判定する。例えば、仮想視点画像の表示自体を終了する操作が入力された場合や、画像表示装置121の電源がオフにされた場合、処理を終了する。表示切替処理を終了しない場合、ステップS601に戻って、一連の処理を継続する。
以上のような処理により、横方向の回転操作により、表示中の仮想視点画像の閲覧方向を変更することや、下方向の回転操作により、別の仮想視点画像へ表示切替することができる。従って、仮想視点画像を閲覧中に、俯瞰画像を用いて、別の位置を基点とする異なる仮想視点画像へとように表示切替すること可能となる。
なお、ステップS603での俯瞰画像の表示中に上方向の回転操作が検知された場合、俯瞰画像を表示する前に表示していた仮想視点画像へ戻るように表示切替するように構成してもよい。なお、戻る操作は回転操作に限定されなるものではない。
以上説明したように、本実施形態によれば、画像表示装置に対する回転操作の種類に応じて、1つの仮想視点画像の任意方向を閲覧することができると共に、俯瞰画像を表示することもできる。そして、俯瞰画像に対する選択操作によって、別の仮想視点画像へ容易に表示切替することができる。
俯瞰画像は固定画像ではなく、被写体を俯瞰する仮想視点を用いた仮想視点画像であるため、例えばフィールド上の選手やボールも動く状態で表示される。よって、本実施形態における俯瞰画像を使用することで、ユーザは見たい位置を直感的に選択することが可能となる。例えば、画像表示装置を用いてオリンピック等のスタジアム内で複数競技が同時に行われるスポーツを観戦する時に、俯瞰画像を用いて進行中の競技が行われている位置を容易に選択でき、複数の仮想視点画像を表示切替しながら閲覧することができる。
(実施形態3)
本実施形態では、物理操作として回転操作を用いた表示切替処理を説明する。具体的には、回転操作の回転方向に応じて、仮想視点画像の表示方向の変更処理と、複数の仮想視点画像から仮想視点画像を選択するためのリストへの表示切替処理とを選択的に行う例を説明する。本実施形態では、俯瞰画像に代えてリストを用いて別の仮想視点画像への表示切替を行う点で実施形態2とは異なっている。
また、本実施形態では、複数の仮想視点操作部106a~106mとして、被写体に含まれる人物や物体が装着する位置測位タグを使用する。そして、それらから取得した複数の座標を基点として、生成される複数の仮想視点画像の表示切替を行う。そして、複数の仮想視点画像から1つを選択するために、基点となった人物や物体の画像等をリスト表示する。
なお、位置測位タグが計測した座標に、規定値を足した座標を生成に使用してもよい。例えば、Z軸方向に既定値を足加算し、各オブジェクトの頭上を基点として使用してもよい。
本実施形態に係る仮想視点画像表示システム及び画像表示装置の構成は実施形態1で説明した構成と同様であるため、説明を省略する。
<処理>
本実施形態に係る表示切替処理は、実施形態2と基本的に同様となるため、図6のフローチャートを参照しながら、主に差異部分を説明する。実施形態2との主な差異部分は、複数の仮想視点画像から1つを選択するために、俯瞰画像に代えてリストを用いる点である。
ステップS601及びステップS602の処理については、表示制御部205は実施形態2と同様の処理を行う。これらの処理により、回転操作によって仮想視点画像を閲覧することができる。
以降、仮想視点画像の閲覧中に、下方向の回転操作の検知に応じてリストを表示し、当該リストを用いて、別の仮想視点画像へと表示切替する手順を説明する。
ステップS603では、表示制御部205が、下方向の回転操作を検知した場合に、リストを表示する。リストの表示例を図8(a)に示す。図8(a)は、位置測位タグを装着中の人物や物体の画像及び識別名が一覧に表示されたリストである。例えば、被写体がプロサッカーの試合が行われるスタジアムである場合は、選手やボールの画像や名前がリスト表示される。
ステップS604では、表示制御部205が、表示中のリストに対するタップ操作を受ける。表示制御部205は、タッチ検知部203を介して、タップ操作を検知した座標をタップ座標として取得する。そして、そのタップ座標にあるリスト項目が選択されたと判定する。ステップS605では、ステップS604で選択されたリスト項目に対応する位置(例えば選択された選手の位置)を基点とする別の仮想視点画像へと表示切替する。その後、ステップS606へ進む。
別の仮想視点画像へ表示切替した後は、ステップS606を介してS601に戻り、横方向の回転操作により、表示中の仮想視点画像の閲覧方向を変更することや、下方向の回転操作により、さらに別の仮想視点画像へ表示切替することができる。
なお、本実施形態では、複数の仮想視点操作部106a~106mとして、被写体に含まれる人物や物体が装着する位置測位タグを使用し、これらを用いて生成された複数の仮想視点画像の表示切替にリストを使用する例を説明した。しかし、リスト表示に代えて俯瞰画像を使用してもよい。すなわち、位置測位タグ及び俯瞰画像の組み合わせであってもよい。
その場合は、図3(b)に示した仮想視点の座標301a~301mが選手やボールの動きに合わせて移動することになる。仮想視点の位置が移動した場合であっても、実施形態2で説明した表示切替処理を適用することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、画像表示装置に対する回転操作の種類に応じて、1つの仮想視点画像の任意方向を閲覧することができると共に、リストを表示することもできる。そして、リストに対する選択操作によって、別の仮想視点画像へ容易に表示切替することができる。
また、本実施形態によれば、例えばスタジアムにおけるプロサッカーの試合を観察対象とした場合に、動く選手やボールを基点とした複数の仮想視点画像を切替表示しながら、試合を閲覧することができる。選手やボールの名前や画像が選択項目になるため、見たい選手を簡単に選択できる。また、各選手の目線に近い仮想視点画像を見ることができるため、スポーツのシーン分析等にも使用することができる。
(実施形態4)
本実施形態では、実施形態2及び実施形態3で説明した画像表示装置121を用いて、仮想視点画像の表示状況に関する情報を収集し、その集計結果を表示切替処理時の選択に使用する例を説明する。
複数の画像表示装置121a~121nは、タブレットやスマートフォン等であって、ネットワークを介して配信サーバ120から複数の仮想視点画像を取得する。
本実施形態では、各画像表示装置121において、どの仮想視点画像を表示しているか等の表示状況に関する情報を、配信サーバ120へ送信することで、配信サーバ120が情報を収集する。なお、情報の収集は、配信サーバ120で行ってもよいし、別の集計サーバ(不図示)を配置して、集計サーバで行ってもよい。
各画像表示装置121は、集計結果を配信サーバ120から取得し、実施形態2で説明した俯瞰画像や、実施形態3で説明したリストへ重畳表示する。集計結果の重畳表示例を図8(b)及び図8(c)に示す。
図8(b)は、リストに対して集計結果を重畳表示したものである。複数の仮想視点画像の基点となる人物やボールの画像付近に、該当する集計結果を表示する。
例えば、選手Aの欄には、選手Aの位置測位タグから得られる座標を基点とする仮想視点画像の閲覧数が表示される。例えば4K(4000)等の閲覧数が表示される。その他の選手B~選手Mについても同様である。図中、ボール及び選手A~Dまで表示されているが、スライダを操作することで選手Mまで表示可能である。
図8(c)は、俯瞰画像に対して集計結果を重畳表示したものである。複数の仮想視点画像の基点座標の周辺に、該当する集計結果を表示する。例えば、座標301aの周辺には、座標301aを起点とする仮想視点画像の閲覧数が表示される。その他の座標301b~301mについても同様である。なお、閲覧数は現時点の閲覧数でもよいし、のべ数であってもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の仮想視点画像を表示する画像表示装置において、仮想視点画像毎に閲覧数等の表示状況を容易に把握することができる。そのため、ユーザは閲覧数の多い仮想視点画像を一目で把握できるようになり、それを優先的に選択して視聴することができるようになる。
(実施形態5)
本実施形態では、画像表示装置121が、仮想視点画像の表示に加えて、仮想視点画像の生成に使用する仮想視点の操作も行う例を説明する。
図1(a)の仮想視点画像表示システムにおいて、画像表示装置121と仮想視点操作部106とは別のデバイスであるが、本実施形態では、同じ1つのデバイスとして使用する。
なお、この1つのデバイスとしてタブレットやHMD等を使用するが、デバイスの種類はこれらに限定されない。
<仮想視点画像表示システムの構成>
図9を参照しながら、本実施形態に係る仮想視点画像表示システムの構成例を説明する。図9の例では、図1(a)の仮想視点画像表示システムと比べると、仮想視点操作部106a~106mが存在せず、その代わり、画像表示装置121a~121mが、画像生成装置104へ接続して仮想視点に関する情報を送信する構成となっている。なお、画像表示装置121a~121mと画像生成装置104とは直接接続されてもよいし、画像表示装置121a~121mと画像生成装置104との間に、配信サーバ120や接続専用サーバ(不図示)を介して接続されてもよい。その他の構成は、図1(a)と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態に係る画像表示装置121は、実施形態2で説明した仮想視点画像の表示方向の変更処理や、俯瞰画像への切替表示処理を行う。さらに、これらの処理と並行して、仮想視点操作部106として、仮想視点の操作を行い、仮想視点に関する情報を画像生成装置104へ通知する。
本実施形態では、画像表示装置121を仮想視点操作部106として使用する際の表示画面として、図7(d)のような俯瞰画像を用いる。この俯瞰画像を用いて、仮想視点を操作する。
なお、画像表示装置121を仮想視点操作部106として使用する設定は、図1(a)を参照して説明した生成内容指定部105により行うことができる。
<処理>
本実施形態に係る表示切替処理は、実施形態2と基本的に同様となるため、図6のフローチャートを参照しながら、主に差異部分を説明する。実施形態2との主な差異部分は、S605において、俯瞰画像に対するタップ操作に対応するタップ座標に最も近い位置にある別の仮想視点画像を探し、仮想視点画像へ表示切替する処理を行わない点である。
本実施形態では、俯瞰画像に対するタップ操作を受け付けた時に、直前に表示していた仮想視点画像を、タップ座標を新たに基点とする仮想視点画像へ更新する。言い換えると、仮想視点の位置をタップ座標に対応する位置に移動させる。
ステップS601乃至ステップS604の処理については、表示制御部205は、実施形態2と同様の処理を行う。これらの処理では、回転操作に基づいて、仮想視点画像の表示方向の変更処理や、俯瞰画像への表示切替処理を行う。また、俯瞰画像に対するタップ操作を受け付ける。
ステップS603及びステップS604において俯瞰画像を表示し、タップ操作を受ける間は、画像表示装置121が仮想視点操作部106として機能することになる。ステップS604では、表示制御部205は、俯瞰画像に対するタップ操作を受け付け、タッチ検知部202を介してタップ座標を取得する。そして、仮想視点操作部106として、当該タップ座標を画像生成装置104へ送信する。画像生成装置104は、画像表示装置121から取得したタップ座標を基点として仮想視点画像を生成する。
ステップS605では、表示制御部205は、画像取得部203を介して画像生成装置104から取得された仮想視点画像を表示するように表示内容を更新する。
これらの処理を繰り返すことで、横方向の回転操作によって、仮想視点画像の表示方向を変更しながら、下方向の回転操作によって俯瞰画像を表示し、俯瞰画像に対するタップ操作によって、表示中の仮想視点画像の位置を移動させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、画像表示装置121及び仮想視点操作部106を1つのデバイスとして使用することで、仮想視点画像を閲覧するユーザが、閲覧中の仮想視点画像の位置を任意の位置へ自由に移動させることができる。
(実施形態6)
本実施形態では、画像表示装置121において、物理センサ(例えばGPSセンサ)を使用して画像表示装置121の移動を検知し、画像表示装置121の移動座標に応じた仮想視点画像を表示する例を説明する。
本実施形態に係る仮想視点画像表示システムは、図9を参照して説明した実施形態5の構成と同様である。つまり、画像表示装置121は、仮想視点操作部106としても使用される。
画像表示装置121は、実施形態1で説明した仮想視点画像の表示に加えて、仮想視点操作部106として、仮想視点の操作を行い、仮想視点に関する情報を画像生成装置104へ通知する。具体的には、画像表示装置121は、仮想視点画像を表示しながら、仮想視点操作部106としても機能し、画像表示装置121の移動座標を画像生成装置104へ送信することになる。
なお、画像表示装置121を仮想視点操作部106として使用する設定は、図1(a)を参照して説明した生成内容指定部105により行うことができる。
<処理>
図10のフローチャートを参照して、本実施形態に係る画像表示装置121が実施する表示切替処理を説明する。実施形態1との主な差異部分は、別の位置にある仮想視点画像へ表示切替するのではなく、閲覧に使用する画像表示装置121を移動させることで、閲覧中の仮想視点画像の基点を移動する点である。実施形態1では振動操作を検知したが、本実施形態では移動を検知する。
ステップS1001では、表示制御部205が、画像表示装置121に対して行われる物理操作の検知結果を、物理操作検知部201を介して取得する。表示制御部205は、取得した物理操作の検知結果に応じて処理を制御する。本実施形態において物理操作検知部201が検知する物理操作の種類は、移動操作、回転操作である。移動操作の検知結果は、仮想視点画像の表示位置を変更するために使用される。回転操作の検知結果は、仮想視点画像の表示方向の変更のために使用される。
このステップS1001において、表示制御部205は、物理操作検知部201により検知された物理操作が回転操作であるか、移動操作であるかを判定する。検知された物理操作が回転操作である場合、ステップS1002へ進む。一方、検知された物理操作が移動操作である場合、ステップS1003へ進む。
ステップS1002の処理はステップS402の処理と同様である。ステップS1003では、画像表示装置121の移動先の移動座標を取得する。
ステップS1004では、表示制御部205は、移動座標が移動可能範囲内にあるか否かを判定する。なお、移動可能範囲は事前に設定しておいてもよい。例えば、被写体が図3(b)に示されるようなスタジアムのフィールドの場合、フィールド内を移動可能範囲として設定することができる。なお、画像表示装置121の実際の移動距離が、フィールド内の移動距離と同じである必要はなく、所定の変換を行うように構成してもよい。例えば、実際の移動距離が1mである場合、フィールド内の移動距離を10mにするといった具合である。対応付けの方法は任意の方法で行えばよい。移動座標が移動可能範囲内にある場合、ステップS1005へ進む、一方、移動座標が移動可能範囲内にない場合、ステップS1008へ進む。
ステップS1005では、表示制御部205は、ステップS1003で取得された移動座標の情報を画像生成装置104へ送信する。画像生成装置104は、その移動座標を基点とした仮想視点画像を生成する。
ステップS1006では、表示制御部205は、画像取得部203を介して画像生成装置104から取得した仮想視点画像を取得し、取得した仮想視点画像を用いて画像表示部204の表示内容を更新する。
ステップS1007では、表示制御部205が、移動可能範囲外に移動しようとしていることを画像表示部204に表示する。エラー文言を表示してもよいし、移動可能範囲を示すガイドを表示してもよい。ガイドの表示例は、被写体がスタジアムのフィールドの場合、フィールドを俯瞰する俯瞰画像を表示して、フィールド外の領域や、フィールドの外枠ラインを点滅させてもよい。
ステップS1008では、表示制御部205は、表示切替処理を終了するか否かを判定する。例えば、仮想視点画像の表示自体を終了する操作が入力された場合や、画像表示装置121の電源がオフにされた場合、処理を終了する。表示切替処理を終了しない場合、ステップS1001に戻って、一連の処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態によれば、仮想視点画像の任意方向を閲覧するための回転操作と、仮想視点画像の基点を動かすための移動操作とを組み合わせることで、被写体の任意の位置と方向で仮想視点画像を閲覧することができる。
(変形例)
上述の各実施形態の種々の変更又は組み合わせが可能である。例えば、回転操作の検知に基づいて仮想視点画像(例えばパノラマ画像)の表示方向を変更するとともに、振動操作の検知に基づいて、被写体(スタジアム、フィールド、ボールや選手など)を俯瞰する俯瞰画像へ表示内容を切り替えるように構成してもよい。そして、この俯瞰画像に対するタップ操作に基づいて、タップされた座標に応じた仮想視点のパノラマ画像へ表示内容を変更するように構成してもよい。
或いは、回転操作の検知に基づいて仮想視点画像(例えばパノラマ画像)の表示方向を変更するとともに、振動操作の検知に基づいて、被写体(ボールや選手など)の一覧を示すリストへ表示内容を切り替えるように構成してもよい。そして、リストに対する選択操作に基づいて、選択された被写体の座標に応じた仮想視点のパノラマ画像へ表示内容を変更するように構成してもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
104:画像生成装置、120:配信サーバ、121:画像表示装置、201:物理操作検知部、204:画像表示部、205:表示制御部

Claims (12)

  1. 仮想視点画像を表示する画像表示装置であって、
    前記画像表示装置を移動および/または回転させる物理操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて、前記画像表示装置の表示内容を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記仮想視点画像の表示中に、前記検知手段により第1の物理操作が検知された場合、当該第1の物理操作に応じて前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向を変更し、
    前記仮想視点画像の表示中に、前記検知手段により第2の物理操作が検知された場合であって、表示中の前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向に複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在する場合、当該別の仮想視点の位置に対応する別の仮想視点画像へ表示内容を変更し、
    表示中の前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向に前記複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在しない場合、前記複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在する方向をガイドするガイド表示を行う、ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記第2の物理操作は、前記画像表示装置を振動させる振動操作であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記仮想視点画像は、パノラマ形式の仮想視点画像であるパノラマ画像から前記仮想視点の視線方向に基づいて切り出された画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記制御手段は、表示中の前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向を、前記別の仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向の初期値に設定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記別の仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向を予め設定された初期値に設定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記第1の物理操作は、前記画像表示装置を回転させる回転操作であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像表示装置。
  7. 仮想視点画像を表示する画像表示装置であって、
    前記画像表示装置に対する物理操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて、前記画像表示装置の表示内容を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記仮想視点画像の表示中に、前記検知手段により第1の物理操作が検知された場合、当該第1の物理操作に応じて前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向を変更し、
    前記仮想視点画像の表示中に、前記検知手段により前記画像表示装置を移動する移動操作である第2の物理操作が検知された場合、前記画像表示装置の移動座標に基づいて生成された仮想視点画像へ、前記表示内容を変更することを特徴とする画像表示装置。
  8. 前記第1の物理操作は、前記画像表示装置を回転させる回転操作である、ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  9. 前記仮想視点画像は、パノラマ形式の仮想視点画像であるパノラマ画像から、前記仮想視点からの視線方向に基づいて切り出された画像であることを特徴とする請求項またはに記載の画像表示装置。
  10. 仮想視点画像を表示する画像表示装置の制御方法であって、
    前記画像表示装置を移動および/または回転させる物理操作を検知する検知工程と、
    前記検知工程での検知結果に基づいて、前記画像表示装置の表示内容を制御する制御工程と、を有し、
    前記制御工程では、
    前記仮想視点画像の表示中に、前記検知工程により第1の物理操作が検知された場合、当該第1の物理操作に応じて前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向を変更し、
    前記仮想視点画像の表示中に、前記検知工程により前記第1の物理操作とは異なる第2の物理操作が検知された場合であって、表示中の前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向に複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在する場合、当該別の仮想視点の位置に対応する別の仮想視点画像へ表示内容を変更し、
    表示中の前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向に前記複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在しない場合、前記複数の仮想視点のうちの別の仮想視点が存在する方向をガイドするガイド表示を行う、ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  11. 仮想視点画像を表示する画像表示装置の制御方法であって、
    前記画像表示装置に対する物理操作を検知する検知工程と、
    前記検知工程での検知結果に基づいて、前記画像表示装置の表示内容を制御する制御工程と、を備え、
    前記制御工程では、
    前記仮想視点画像の表示中に、前記検知工程により第1の物理操作が検知された場合、当該第1の物理操作に応じて前記仮想視点画像に対応する仮想視点からの視線方向を変更し、
    前記仮想視点画像の表示中に、前記検知工程により前記画像表示装置を移動する移動操作である第2の物理操作が検知された場合、前記画像表示装置の移動座標に基づいて生成された仮想視点画像へ、前記表示内容を変更することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至の何れか1項に記載の画像表示装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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