JP7339088B2 - 振れ補正機能付き光学ユニット及びその検査方法 - Google Patents

振れ補正機能付き光学ユニット及びその検査方法 Download PDF

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本発明は、振れ補正機能付き光学ユニットとその検査方法に関する。
例えば、近年普及している携帯電話機やモバイル機器などの小型携帯機器には、薄型カメラとしての撮影用の光学ユニットが搭載されている。この光学ユニットの多くには、撮影時のユーザーの手振れによる撮影画像の乱れを抑制して鮮明な撮影を可能とする振れ補正機能が備えられている。
上記振れ補正機能を備える光学ユニット(以下、「振れ補正機能付き光学ユニット」と称する)においては、レンズや撮像素子などの光学モジュールを備えた可動体がジンバル機構などの揺動支持機構によって固定体に対して揺動可能に支持されている。そして、ホール素子などの振れ検出センサによる振れの検出結果に基づいて可動体を固定体に対して揺動させ、該可動体に設けられた撮像素子に入射する光線の角度を変えて振れによる撮像画像の乱れを抑制するようにしている。
斯かる振れ補正機能付き光学ユニットには、振れ検出センサによる振れの検出結果に基づいて可動体を固定体に対して相対的に揺動させるための駆動機構が設けられている。この駆動機構としては、例えば、互いに対向配置された磁石とコイルを光学モジュールの光軸を通る直交2軸上にそれぞれ2組ずつ計4組配置し、これらの磁石とコイル間の電磁誘導による磁気駆動力を利用するものが使用されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、振れ補正機能付き光学ユニットの製造過程の最終工程である検査工程においては、駆動機構を構成する各組のコイルに通電して可動体の固定体に対する振れが適正値の範囲内にあるか否かが検証される。具体的には、光学ユニットに設けられたホール素子の出力電圧とコイルへの印加電流との関係を検出するとともに、光学ユニットとは別に設けられたコリメータによって電流と振れ角との関係を光学的に測定することが行われている。
特開2018-189816号公報
しかしながら、振れ検出センサとしてホール素子を用いる従来の振れ補正機能付き光学ユニットの検査方法においては、ホール素子によって検出される出力電圧とコイルに通電する電流との相関と、コリメータによって光学的に測定される振れ角とコイルに通電する電流との相関という2つのモードから、ホール素子の出力電圧と光学的に測定される振れ角との関係に置き換えた特性に基づいて製品の特性の良否を判定するため、判定処理が複雑で時間を要するとともに、コリメータを含む特性検査設備の複雑化と大型化を招き、製品の特性検査に要するコストがアップするという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、製品の特性検査と特性検査設備の簡略化を図り、特性検査を低コストで簡単かつ高精度に行うことができる振れ補正機能付き光学ユニット及びその検査方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットは、光学モジュールを備える可動体と、該可動体を内部に備える固定体と、前記可動体を前記固定体に対して揺動可能に支持する揺動支持機構と、前記可動体と前記固定体の何れか一方に設けられた磁石と、前記可動体と前記固定体の何れか他方に設けられたコイルとを対向配置して構成され、前記コイルと前記磁石によって発生する磁気駆動力によって、前記可動体を前記固定体に対して揺動させて振れをキャンセルする駆動機構と、を備える振れ補正機能付き光学ユニットであって、前記駆動機構の前記コイルが設けられた前記可動体または前記固定体に、角度センサを前記磁石に対向させて配置し、該角度センサに対向する前記磁石の対向面に直交する面を有する他の磁石の振れを当該角度センサによって検出し、前記駆動機構の前記磁石と前記コイルは、前記光学モジュールの光軸を通り互いに直交する2軸上にそれぞれ2組ずつ計4組配置され、前記角度センサは、前記直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される2個の前記磁石の一方に対向する各1箇所にそれぞれ配置され、前記直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される2個の前記磁石の他方に対向する各1箇所にホール素子がそれぞれ配置されることを特徴とする。また、本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの別の態様は、光学モジュールを備える可動体と、該可動体を内部に備える固定体と、前記可動体を前記固定体に対して揺動可能に支持する揺動支持機構と、前記可動体と前記固定体の何れか一方に設けられた磁石と、前記可動体と前記固定体の何れか他方に設けられたコイルとを対向配置して構成され、前記コイルと前記磁石によって発生する磁気駆動力によって、前記可動体を前記固定体に対して揺動させて振れをキャンセルする駆動機構と、を備える振れ補正機能付き光学ユニットであって、前記駆動機構の前記コイルが設けられた前記可動体または前記固定体に、角度センサを前記磁石に対向させて配置し、該角度センサに対向する前記磁石の対向面に直交する面を有する他の磁石の振れを当該角度センサによって検出し、前記駆動機構の前記磁石と前記コイルは、前記光学モジュールの光軸を通り互いに直交する2軸上にそれぞれ配置され、前記角度センサは、前記直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される前記磁石に対向する各1箇所にそれぞれ配置されており、前記磁石を磁極が異なる2つの着磁部で構成するとともに、両着磁部を光軸方向に重ねて並設し、両着磁部の着磁分極線に対向する位置に前記角度センサを配置することを特徴とする。
また、本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの検査方法は、前記コイルに通電しつつ前記角度センサの出力を検出して前記振れ補正機能付き光学ユニットの特性の良否を判定することを特徴とする。例えば、前記コイルに電流を所定の刻みで変化させながら流し、各電流値に対する前記角度センサの出力特性を取得し、取得された出力特性と基準の出力特性とを比較して前記振れ補正機能付き光学ユニットの特性の良否を判定することを特徴とする。
本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの検査方法によれば、可動体の固定体に対する相対変位である振れを角度センサによって直接測定することができ、この振れの特性に基づいて検査工程において製品の特性の良否を判定することができる。このため、従来の検査方法において用いていたコリメータによる光学的な振れの測定が不要となり、振れ補正機能付き光学ユニットの特性検査と特性検査設備の簡略化が図られ、当該振れ補正機能付き光学ユニットの検査を低コストで簡単かつ高精度に行うことができる。
また、振れ検出センサとして角度センサ以外のものが設けられている振れ補正機能付き光学ユニットの検査方法として、光学ユニットの周囲に検査用治具を配置し、該検査用治具に、前記角度センサを光学ユニットの可動体に設けられた磁石に対向させて配置し、固定体に設けられたコイルに通電しながら前記角度センサの出力を検出して振れ補正機能付き光学ユニットの特性の良否を判定するようにしてもよい。
上記検査方法によれば、比較的高価な角度センサを検査対象である振れ補正機能付き光学ユニットに設ける必要がなく、全ての振れ補正機能付き光学ユニットの検査に角度センサを共用することができるため、振れ補正機能付き光学ユニットの低コスト化を図ることができる。
また、振れ補正機能付き光学ユニットのさらに別の検査方法として、光学モジュールに代えて、振れ検出センサとして角度センサが設置された検査用ダミーモジュールを検査対象である振れ補正機能付き光学ユニットの可動体に着脱可能に取り付け、前記可動体に設けられたコイルに通電しながら前記角度センサの出力を検出して前記振れ補正機能付き光学ユニットの特性の良否を判定するようにしてもよい。
上記検査方法によれば、角度センサを検査対象である振れ補正機能付き光学ユニットに対して着脱可能な検査用ダミーモジュールに設けたため、比較的高価な角度センサを検査対象である振れ補正機能付き光学ユニットに設ける必要がなく、全ての振れ補正機能付き光学ユニットの検査に角度センサを共用することができ、振れ補正機能付き光学ユニットの低コスト化を図ることができる。なお、検査が終了した後には、振れ補正機能付き光学ユニットには正規の光学モジュールが取り付けられる。
ここで、本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットにおいて、前記駆動機構の前記磁石と前記コイルは、前記光学モジュールの光軸を通り互いに直交する2軸上にそれぞれ配置され、前記角度センサは、直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される前記磁石に対向する各1箇所にそれぞれ配置される。
上記構成によれば、可動体の固定体に対する直交2平面上での振れを2つの角度センサによって測定することができる。
また、本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットにおいて、前記駆動機構の前記磁石と前記コイルは、前記光学モジュールの光軸を通り互いに直交する2軸上にそれぞれ2組ずつ計4組配置され、前記角度センサは、前記直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される2個の前記磁石の一方に対向する各1箇所にそれぞれ配置され、前記直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される2個の前記磁石の他方に対向する各1箇所にホール素子がそれぞれ配置される。
上記構成によれば、可動体の固定体に対する直交2平面上での振れをホール素子或いはホール素子と角度センサの双方によって検出することができる。
また、本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットにおいて、前記磁石を磁極が異なる2つの着磁部で構成するとともに、両着磁部を光軸方向に重ねて並設し、両着磁部の着磁分極線に対向する位置に前記角度センサを配置する。この場合、複数の前記磁石の前記各着磁分極線は、光軸方向において同位置に配置されていることが望ましい。
上記構成によれば、磁石の両分割片の着磁分極線を中心とする可動体の振れを角度センサによって高精度に測定することができる。特に、複数の磁石の各着磁分極線を光軸方向において同位置に配置することによって、角度センサは、これに対向する磁石の配置方向と直交する方向に配置された磁石(着磁分極線)の振れを高精度に検出することができる。
ここで、本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットに設けられる角度センサとして、温度ドリフトと経年変化が少ないTMR(Tunnel Magnetoresistance Effect)センサを用いることが望ましい。このようなTMRセンサを角度センサとして用いることによって、可動体の固定体に対する触れ角を広い温度範囲(-40~150℃)で高精度(誤差±0.6°以下)に計測することができる。
本発明によれば、振れ補正機能付き光学ユニットの特性検査と特性検査設備の簡略化を図り、振れ補正機能付き光学ユニットの検査を低コストで簡単かつ高精度に行うことができる。
本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの斜視図である。 本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの可動体の分解斜視図である。 図1のA-A線断面図である。 本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットにおける角度センサの配置を模式的に示す平面図である。 本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットにおける角度センサとホール素子の配置を模式的に示す平面図である。 本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの検査手順を示すフローチャートである。 本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの特性(角度センサの出力電圧と印加電流との関係)を示す図である。 角度センサの特性(外部磁場の回転角と出力電圧との関係)を示す図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[振れ補正機能付き光学ユニット]
まず、本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの構成を図1~図4に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る振れ補正機能付き光学ユニットの斜視図、図2は振れ補正機能付き光学ユニットの可動体の分解斜視図、図3は図1のA-A線断面図、図4は振れ補正機能付き光学ユニットにおける角度センサの配置を模式的に示す平面図である。
なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの軸を図1に示すようにそれぞれX軸、Y軸、Z軸としている。この場合、光軸Lの方向は、Z軸に沿う方向に一致しており、図1の上方が被写体側となる。また、各方向の振れのうち、X軸回りの回転は、ピッチング(縦揺れ)に相当し、Y軸回りの回転は、ヨーイング(横揺れ)に相当し、Z軸回りの回転は、ローリングに相当する。そして、以下においては、図1~図3において、被写体側を「上側」、反被写体側を「下側」として説明する。
図1~図3に示す振れ補正機能付き光学ユニット(以下、単に「光学ユニット」と称する)1は、振れ補正機能を備えるものであって、後述の光学モジュール12(図2参照)を備える可動体10と、該可動体10を収容する固定体20と、可動体10を固定体20に対して揺動可能に支持する揺動支持機構としてのジンバル機構30(図2及び図3参照)と、可動体10を固定体20に対して相対変位させる駆動機構40(図2及び図3参照)とを基本構成要素として備えている。
ここで、光学ユニット1の基本構成要素である可動体10と、固定体20と、ジンバル機構30及び駆動機構40の構成を以下において順次説明する。
(可動体)
図2に示すように、可動体10は、レンズ11などの光学素子を備えた光学モジュール12と、該光学モジュール12を保持するホルダフレーム13を備えている。そして、ホルダフレーム13の反被写体側端部(図3の下端部)には、図3に示すように、矩形プレート状のベース部13Aが一体に形成されており、このベース部13Aの外周の四辺からは矩形プレート状のコイル保持部13Bが被写体方向(図3の上方)に向かって一体に立設されている。なお、図示しないが、ホルダフレーム13の内側には、撮像素子が配置されており、この撮像素子は、信号出力用のフレキシブル配線基板(FPC)14の一端部に直接または不図示の実装基板を介して実装されている。ここで、レンズ11と不図示の撮像素子は、当該可動体10に備えられた前記光学モジュール12を構成している。
さらに、フレキシブル配線基板14の一端部には、振れ検出センサとしての角度センサ15(図3参照)や不図示のキャパシタなどの電子部品が実装されている。
以上のように構成された可動体10は、後述のジンバル機構30によって固定体20に対して揺動可能に支持されている。
(固定体)
図1に示すように、固定体20は、矩形ボックス状の部材であって、Z軸方向(上下方向)に重ねられた角筒状の第1ケース21及び第2ケース22と、第1ケース21の上面開口部を覆う矩形プレート状のカバー23によって構成されている。ここで、カバー23の中心部には、円孔状の開口部23a(図1、図3参照)が形成されており、この開口部23aからは、可動体10に備えられたレンズ11(図2参照)が視認される。
そして、図3に示すように、以上のように構成された固定体20の内部には、可動体10がジンバル機構30によって当該固定体20に対して揺動可能に支持された状態で収容されている。
(ジンバル機構)
可動体10を固定体20に対して揺動可能に支持するジンバル機構30は、図3に示すように、可動体10のホルダフレーム13の円筒部13Cとコイル保持部13Bとの間に配置された可動枠31を備えている。ここで、可動枠31は、矩形枠として構成されており、光軸L周りに4つの角部を有している。そして、可動枠31の図1に示す第1軸線R1方向において対角を成す2つの角部に不図示の第1揺動支点がそれぞれ設けられ、第1軸線R1に直交する第2軸線R2方向において対角を成す2つの角部に不図示の第2揺動支点がそれぞれ設けられている。
したがって、可動体10は、可動枠31の対角線上に設けられた2つの第1揺動支点を中心として第1軸線R1回りに揺動可能であるとともに、同可動枠31の対角線上に設けられた2つの第2揺動支点を中心として第2軸線R2回りに揺動可能である。つまり、可動体10は、ジンバル機構30によって、固定体20に対して第1軸線R1と第2軸線R2の回りに揺動可能に支持されている。
(駆動機構)
可動体10を固定体20に対して相対変位させる駆動機構40は、図3に示すように、可動体10のホルダフレーム13と固定体20の第1ケース21との間に配置されている。この駆動機構40は、可動体10の4つの側面にそれぞれ設けられた計4つのコイル41と固定体20の第1ケース21の内面の各コイル41に対向する位置にそれぞれ固定された板状の4つの磁石(永久磁石)42を備えている。すなわち、互いに対向配置されたコイル41と磁石42は、図2に示すように、光軸Lを通り互いに直交する2軸であるX軸上とY軸上に各2組ずつ計4組配置されている。ここで、各磁石42は、異なる磁極(N極とS極)が分割して着磁された2つの着磁部42a,42bで構成されており、両着磁部42a,42bは、光軸L方向に重ねて並設されている。なお、本実施の形態では、各磁石42を1枚の板材として構成したが、互いに異なる磁極が着磁された2枚の板材を組み合わせて各磁石42を構成してもよい。
そして、この駆動機構40は、互いに対向配置された各4組のコイル41と磁石42によって発生する磁気駆動力によって、可動体10を固定体20に対して図1に示す第1軸線R1と第2軸線R2の回りに揺動させて振れをキャンセルする。
ここで、各コイル41は、可動体10の4つの側面に設けられたコイル保持部13B(図3参照)に保持された長円リング状の空芯コイルとして構成されている。また、4つの磁石42の各着磁部42a,42bの内面側と外面側に対する着磁パターンは互いに異なっている(内面側の着磁が例えばN極であれば、外面側の着磁はS極)とされている。このため、周方向で隣り合う磁石42同士が吸着し合うことがない。また、固定体20の第1ケース21は、磁性材料で構成されており、各磁石42に対するヨークとして機能する。ここで、4つの各コイル41には、図2に示す給電用のフレキシブル配線基板(FPC)43の一端が電気的に接続されている。
[本発明の特徴的な構成]
本発明に係る光学ユニット1においては、図3に示すように、角度センサ15を可動体10の磁石42に対向する位置に配置したことを特徴としている。本実施の形態では、図3に示すように、各磁石42の互いに磁極が異なる2つの着磁部42a,42bの着磁分極線Mに対向する位置に角度センサ15が配置されている。このように構成することによって、磁石42の両着磁部42a,42bの着磁分極線Mを中心とする可動体10の振れを角度センサ15によって高精度に測定することができる。この場合、4つの磁石42の各着磁分極線Mは、光軸L方向において互いに同一位置に配置されている。
ここで、本実施の形態では、図4に示すように、角度センサ15は、光軸Lを通り互いに直交する2軸であるX軸上とY軸上の磁石42に対向する各1箇所にそれぞれ計2つ配置されている。また、本実施の形態では、各角度センサ15は、図3に示すように、光軸L方向(上下方向)に2分割された着磁部42a,42bを上下に重ねて並設して成る磁石42の着磁分極線Mに対向する位置に配置されている。このように可動体10の光軸Lを通る直交2軸であるX軸上とY軸上に角度センサ15をそれぞれ配置することによって、可動体10の固定体20に対する直交2平面上での振れを角度センサ15によって検出することができる。
ところで、角度センサ15は、これに対向する磁石42に直交する方向の磁石42の振れを検出する(例えば、X軸上に配置された角度センサ15は、Y軸上に設置された磁石42の振れを検出する)ものである。本実施の形態においては、角度センサ15として、温度ドリフトと経年変化が少ないTMR(トンネル磁気抵抗効果:Tunnel Magnetoresistance Effect)センサが使用されており、この角度センサ15によれば、-40~150℃の広い温度範囲で、誤差±0.6°以下の高精度な振れ角度の検出が可能となる。ここで、本実施の形態では、前述のように4つの磁石42の各着磁分極線Mを光軸L方向において互いに同一位置に配置したため、各角度センサ15は、これに対向する磁石42の配置方向と直交する方向に配置された磁石(周方向に隣接する磁石)42の振れを高精度に検出することができる。
なお、本実施の形態では、駆動機構40を構成するコイル41と磁石42のうち、コイル41を可動体10に設け、磁石42を固定体20に設けたが、これとは逆にコイル41を固定体20に設け、磁石42を可動体10に設けてもよい。このようにコイル41を固定体20に設けた場合には、角度センサ15は、コイル41が設けられた固定体20に、可動体10側の磁石42に対向するように配置される。
また、図5に示すように、光軸Lを通り互いに直交する2軸であるX軸上とY軸上の光軸Lを中心として角度センサ15が設けられていない側の各1箇所に振れ検出センサとしてのホール素子16を配置してもよい。このように可動体10の光軸Lを通り互いに直交する2軸であるX軸上とY軸上に角度センサ15とホール素子16をそれぞれ配置することによって、可動体10の固定体20に対する直交2平面上での振れをホール素子16或いはホール素子16と角度センサ15の双方によって検出することができる。
[光学ユニットの作用]
以上のように構成された光学ユニット1によって静止画像を撮影する際に例えばユーザーの振れが角度センサ15によって検出されると、その結果が図1及び図2に示すフレキシブル配線基板14を経て不図示の制御用ICに送信され、その検出結果を受信した制御用ICは、駆動機構40を駆動制御する。すなわち、制御用ICは、角度センサ15によって検出された振れをキャンセルするような駆動電流を、フレキシブル配線基板14を経て4つの各コイル41にそれぞれ供給し、供給される駆動電流のバランスを制御する。この結果、可動体10は、固定体20に対して図1に示す第1軸線R1および第2軸線R2の回りに揺動して振れが補正される。なお、図5に示すように、振れ検出センサとして、光軸Lを通る直交2軸であるX軸上とY軸上に角度センサ15とホール素子16を各1つずつ計4つ配置した光学ユニット1においては、可動体10の固定体20に対する振れ検出を従来と同様にホール素子16で行ってもよく、或いは角度センサ15とホール素子16の双方で行ってもよい。
[光学ユニットの検査方法]
次に、本発明に係る光学ユニット1の検査方法を図6~図8に基づいて以下に説明する。
図6は本発明に係る光学ユニットの検査手順を示すフローチャート、図7は角度センサの特性(出力電圧と印加電流との関係)を示す図、図8は角度センサの特性(外部磁場の回転角と出力電圧との関係)を示す図である。
本発明に係る光学ユニット1の検査方法は、駆動機構40を構成する各コイル41に通電しつつ、各角度センサ15の出力をそれぞれ検出して光学ユニット1の特性の良否を判定することを特徴とする。
具体的には、各コイル41に電流を所定の刻みで変化させながら流し、各電流値に対する角度センサ15の出力特性を取得し、取得された出力特性と基準の出力特性とを比較して光学ユニット1の特性の良否を判定する。ここで、光学ユニット1の検査手順を図6に基づいて以下に説明する。
すなわち、光学ユニット1の検査においては、まず、検査対象である製品としての光学ユニット1が特性検査設備にセットされ(ステップS1)、初期設定において各コイル41への通電電流iが0(i=0)に設定されるとともに、通電電流iの刻み(増加分)Δi(本実施の形態では、Δi=1mA)と各コイル41への電流の印加回数N(本実施の形態では、N=150)が設定される(ステップS2)。
次に、不図示の電源から各コイル41にi(=i+Δi)の値(最初はi=1mA)が印加され(ステップS3)、各コイル41への電流iの印加回数n(最初はn=1)がカウントされる(n=n+1:ステップS4)。すると、光学ユニット1の駆動機構40において、4組の各コイル41とこれに対向する各磁石42との間の電磁誘導作用による電磁駆動力によって可動体10が固定体20に対して相対的に揺動する。この可動体10の振れは、角度センサ15によって検出され、角度センサ15は、可動体10の振れ角に対応する電圧Vを出力する(ステップS5)。そして、角度センサ15からの出力電圧Vは、コイル41への電流iの印加回数nと共にメモリなどの記憶媒体によって記憶され(ステップS6)、各コイル41への電流iの印加回数nが設定した初期設定値N(N=150)に達したか否かが判定される(ステップS7)。
各コイル41への電流iの印加回数nが設定した初期設定値N(N=150)に達していない場合(ステップS7:NO)には、ステップS3~S7の処理が繰り返され、各コイル41への印加電流iをΔi(=1mA)ずつ増加させながら、可動体10の触れ角を角度センサ15によって検出し、角度センサ15の出力電圧Vと電流iの印加回数nを記憶媒体に記憶する。
他方、各コイル41への電流iの印加回数nが初期設定値N(N=150)に達した(n=N)場合(ステップS7:YES)、つまり、本実施の形態では、各コイル41への印加電流iを1mAずつ増加させながら角度センサ15による可動体10の振れの検出が150回繰り返されると、記憶媒体に記憶されている各印加電流iに対する角度センサ15の出力電圧Vの関係が図7に直線aにて示すようにグラフ化され(ステップS8)、得られた角度センサ15の出力特性(つまりは光学ユニット1の特性)と基準の出力特性とが比較される(ステップS9)。
ところで、図7に直線aにて示すように、角度センサ15の出力電圧Vは、各コイル41への印加電流iの増加に比例してリニアに増加する。ここで、角度センサ15の出力特性(光学ユニット1の特性)の基準の上限と下限が例えば図7に直線bと直線cで示される場合には、これらの直線bと直線cで囲まれる範囲(図7に斜線を付した範囲)が検査によって得られた角度センサ15の出力特性(図7に直線aにて示す)の良否(光学ユニット1の特性の良否)の判断基準となる。したがって、図7に示す直線aが同図に斜線にて示す許容範囲(直線bと直線cとの間の斜線を付した範囲)内にあれば(ステップS9:YES)、光学ユニット1の特性はOK(合格)と判定され(ステップS10)、直線aが許容範囲を超えている場合(ステップS9:NO)には、光学ユニット1の特性はNG(不合格)と判定される(ステップS11)。
なお、角度センサ15には、出力電圧Vと外部磁場の回転角θとの間に図8に示すようなサインカーブ的な相関があるため、これらの出力電圧Vと外部磁場の回転角θとの間に高いリニアリティが存在する範囲(外部磁場の回転角θが0付近の微小範囲)を使用して、角度センサ15に対向する磁石42の対向面に直交する面を有する磁石(周方向に隣接する磁石)42の振れ角(可動体10の固定体20に対する振れ角)を高精度に求めることができる。
以上の一連の処理を経て光学ユニット1の特性の良否が判定されると、光学ユニット1に対する検査が終了する(ステップS12)。なお、本実施の形態においては、各光学ユニット1に対する特性検査は、3~5秒程度の短時間で行われる。
以上のように、本実施の形態に係る光学ユニット1の検査方法によれば、可動体10の固定体20に対する相対変位である振れを可動体10に設けられた角度センサ15によって直接測定することができ、この振れの特性に基づいて製品である光学ユニット1の特性の良否を判定することができる。このため、従来の検査方法において用いていたコリメータによる光学的な振れの測定が不要となり、光学ユニット1の特性検査と特性検査設備の簡略化が図られ、当該光学ユニット1の検査を低コストで簡単かつ高精度に行うことができるという効果が得られる。
なお、本実施の形態では、駆動機構40を構成するコイル41と角度センサ15を可動体10に設け、磁石42を固定体20に設けたが、コイル41が固定体20に設けられ、磁石42が可動体10に設けられている場合には、角度センサ15は、コイル41が設けられた固定体20に配置される。
(光学ユニットの検査方法の別形態)
次に、本発明に係る光学ユニット1の検査方法の別形態について説明する。
本形態においては、光学ユニット1の周囲に不図示の検査用治具を配置し、この検査用治具に、角度センサ15を光軸Lを通る直交2軸上の各1箇所に1つずつ計2つ可動体10側の磁石42に対向させて配置するとともに、固定体20の光軸Lを通り互いに直交する2軸上の各2箇所に1つずつ計4つのコイル41を配置する。このような検査用治具に角度センサ15を配置した特性検査設備においては、固定体20に設けられたコイル41に通電しながら角度センサ15の出力電圧Vを検出して光学ユニット1の特性の良否が判定される。
したがって、上記検査方法によっても前記と同様に、光学ユニット1の特性検査と特性検査設備の簡略化が図られ、当該光学ユニット1の検査を低コストで簡単かつ高精度に行うことができるが、本検査方法においては、比較的高価な角度センサ15を検査対象である光学ユニット1に設ける必要がなく、全ての光学ユニット1の検査に角度センサ15を共用することができるため、光学ユニット1の低コスト化を図ることができるという効果が得られる。
また、別の検査方法として、検査用ダミーモジュールを用いた検査方法が考えられる。この検査方法は、光学モジュールに代えて、2つの角度センサ15が光軸Lを通る直交2軸上の各1箇所に1つずつ計2つ設置された不図示の検査用ダミーモジュールを可動体10に着脱可能に取り付けて検査を行うものである。この場合、検査用ダミーモジュール(角度センサ15が設置されている)が取り付けられた可動体10側にコイル41が設けられ、固定体20側に磁石42が設けられる。この検査方法においても、可動体10に設けられた各コイル41に通電しながら各角度センサ15の出力電圧Vを検出して光学ユニット1の特性の良否を判定することができる。
したがって、上記検査方法によっても前記と同様に、光学ユニット1の特性検査と特性検査設備の簡略化が図られ、当該光学ユニット1の検査を低コストで簡単かつ高精度に行うことができる。そして、本検査方法においては、比較的高価な角度センサ15を検査対象である光学ユニット1に対して着脱可能な検査用ダミーモジュールに設けたため、比較的高価な角度センサ15を検査対象である光学ユニット1に設ける必要がなく、全ての光学ユニット1の検査に角度センサ15を共用することができ、これによって光学ユニット1の低コスト化を図ることができるという効果が得られる。なお、検査が終了すると、可動体10から検査用ダミーモジュールが取り外され、可動体10には正規の光学モジュールが取り付けられる。
ところで、本発明は、以上説明した実施の形態に適用が限定されるものではなく、特許請求の範囲及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
1 振れ補正機能付き光学ユニット
10 可動体
11 レンズ
12 光学モジュール
13 ホルダフレーム
14 フレキシブル配線基板(FPC)
15 角度センサ
16 ホール素子
20 固定体
21 第1ケース
22 第2ケース
23 カバー
24 ストッパ部材
30 ジンバル機構(揺動支持機構)
31 可動枠
40 駆動機構
41 コイル
42 磁石
43 フレキシブル配線基板(FPC)
L 光軸
M 着磁分極線
R1 第1軸線
R2 第2軸線

Claims (5)

  1. 光学モジュールを備える可動体と、
    該可動体を内部に備える固定体と、
    前記可動体を前記固定体に対して揺動可能に支持する揺動支持機構と、
    前記可動体と前記固定体の何れか一方に設けられた磁石と、前記可動体と前記固定体の何れか他方に設けられたコイルとを対向配置して構成され、前記コイルと前記磁石によって発生する磁気駆動力によって、前記可動体を前記固定体に対して揺動させて振れをキャンセルする駆動機構と、
    を備える振れ補正機能付き光学ユニットであって、
    前記駆動機構の前記コイルが設けられた前記可動体または前記固定体に、角度センサを前記磁石に対向させて配置し、該角度センサに対向する前記磁石の対向面に直交する面を有する他の磁石の振れを当該角度センサによって検出し、
    前記駆動機構の前記磁石と前記コイルは、前記光学モジュールの光軸を通り互いに直交する2軸上にそれぞれ2組ずつ計4組配置され、前記角度センサは、前記直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される2個の前記磁石の一方に対向する各1箇所にそれぞれ配置され、前記直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される2個の前記磁石の他方に対向する各1箇所にホール素子がそれぞれ配置されることを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。
  2. 光学モジュールを備える可動体と、
    該可動体を内部に備える固定体と、
    前記可動体を前記固定体に対して揺動可能に支持する揺動支持機構と、
    前記可動体と前記固定体の何れか一方に設けられた磁石と、前記可動体と前記固定体の何れか他方に設けられたコイルとを対向配置して構成され、前記コイルと前記磁石によって発生する磁気駆動力によって、前記可動体を前記固定体に対して揺動させて振れをキャンセルする駆動機構と、
    を備える振れ補正機能付き光学ユニットであって、
    前記駆動機構の前記コイルが設けられた前記可動体または前記固定体に、角度センサを前記磁石に対向させて配置し、該角度センサに対向する前記磁石の対向面に直交する面を有する他の磁石の振れを当該角度センサによって検出し、
    前記駆動機構の前記磁石と前記コイルは、前記光学モジュールの光軸を通り互いに直交
    する2軸上にそれぞれ配置され、前記角度センサは、前記直交2軸の各軸上において、各軸上に配置される前記磁石に対向する各1箇所にそれぞれ配置されており、
    前記磁石を磁極が異なる2つの着磁部で構成するとともに、両着磁部を光軸方向に重ねて並設し、両着磁部の着磁分極線に対向する位置に前記角度センサを配置することを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。
  3. 複数の前記磁石の前記各着磁分極線は、光軸方向において同位置に配置されていることを特徴とする請求項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  4. 前記角度センサは、TMRセンサであることを特徴とする請求項1~の何れかに記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  5. 請求項1~の何れかに記載の振れ補正機能付き光学ユニットの検査方法であって、
    前記コイルに通電しつつ、前記角度センサの出力を検出して前記振れ補正機能付き光学ユニットの特性の良否を判定することを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニットの検査方法。
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