JP7338312B2 - 端末装置及び状態遷移制御プログラム - Google Patents

端末装置及び状態遷移制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末装置及び状態遷移制御プログラムに関する。
特許文献1には、動作モードとして通常モードの他に、警戒モードや緊急モードを備えた携帯無線端末装置に関する技術が開示されている。当該携帯無線端末装置は、警戒モード中に電源オフ操作が行われた場合、所定の時間が経過した場合もしくは電池残量が所定の閾値を下回った場合に、危険であるとして動作モードを警戒モードから緊急モードへ遷移させる。また、当該携帯無線端末装置は、緊急モードにおいて、緊急情報を所定の周期で所定の送付先に送信する。
特開2007-36709号公報
ここで、携帯無線端末装置の利用者の危険性は、利用者が位置する場所にも依存する。しかしながら、特許文献1では、携帯無線端末装置の位置する場所による危険性が考慮されていないという問題点がある。
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、端末装置の利用者の安全性を向上させるための端末装置及び状態遷移制御プログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る端末装置は、自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、複数の領域と前記複数の領域それぞれの領域属性とを定義する領域定義情報を記憶する記憶部と、前記位置情報取得部が取得した位置情報と前記記憶部の領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域とその領域属性とを判定する位置判定部と、前記位置判定部において、自端末装置が存在する位置の領域属性が、第1の領域の領域属性とは異なる第2の領域の領域属性であると判定した場合に、自端末装置を第1の状態から第2の状態へ遷移させる第1の遷移部と、前記第1の遷移部により前記第2の状態へ遷移した自端末装置が、前記第1の領域に含まれる第3の領域に位置することを前記位置判定部が判定した場合に、自端末装置を前記第2の状態から前記第1の状態へ遷移させる第2の遷移部と、を備える。
本開示の一態様に係る状態遷移制御方法は、端末装置のコンピュータが、自端末装置の位置情報を取得し、複数の領域と前記複数の領域それぞれの領域属性とを定義する領域定義情報を記憶し、前記位置情報と前記領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域属性を判定し、自端末装置が存在する位置の領域属性が、第1の領域の領域属性とは異なる第2の領域の領域属性であると判定した場合に、自端末装置を第1の状態から第2の状態へ遷移させ、前記第2の状態へ遷移した自端末装置が前記第1の領域に含まれる第3の領域へ移動した場合、自端末装置を前記第2の状態から前記第1の状態へ遷移させる。
本開示の一態様に係る状態遷移制御プログラムは、端末装置のコンピュータに実行させる状態遷移制御プログラムであって、自端末装置の位置情報を取得する処理と、複数の領域と前記複数の領域それぞれの領域属性とを定義する領域定義情報を記憶する処理と、前記位置情報と前記領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域属性を判定する処理と、自端末装置が存在する位置の領域属性が、第1の領域の領域属性とは異なる第2の領域の領域属性であると判定した場合に、自端末装置を第1の状態から第2の状態へ遷移させ処理と、前記第2の状態へ遷移した自端末装置が前記第1の領域に含まれる第3の領域へ移動した場合、自端末装置を前記第2の状態から前記第1の状態へ遷移させる処理と、をコンピュータに実行させる。
本開示によれば、端末装置の利用者の安全性を向上させるための端末装置及び状態遷移制御プログラムを提供することができる。

本実施形態1にかかる端末管理システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態1にかかる端末装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態1にかかる安全領域の例を示す図である。 本実施形態1にかかる安全領域の例を示す図である。 本実施形態1にかかる状態と電池残量との関係を示す図である。 本実施形態1にかかる状態Aから状態Bへの遷移で用いる領域の例を示す図である。 本実施形態1にかかる状態Bから状態Aへの遷移で用いる領域の例を示す図である。 本実施形態1にかかる状態Aからの遷移における条件と遷移先をまとめた図である。 本実施形態1にかかる状態Bからの遷移における条件と遷移先をまとめた図である。 本実施形態1にかかる状態遷移処理(主に通常モード)の流れを示すフローチャートである。 本実施形態1にかかる状態遷移処理(主に緊急モード)の流れを示すフローチャートである。 本実施形態1にかかる状態遷移処理(主に緊急モードからの復帰処理)の流れを示すフローチャートである。 本実施形態1にかかる電源オフ処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる端末装置による緊急モードからの復帰処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる管理端末による緊急モードからの復帰処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態3にかかる状態遷移処理(主に緊急モードからの復帰処理)の流れを示すフローチャートである。
以下では、本開示の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1にかかる端末管理システム100の全体構成を示すブロック図である。端末管理システム100は、端末装置1と、管理端末2と、管理サーバ3とを備える。管理端末2と管理サーバ3とは、ネットワークNと接続されている。端末装置1は、端末装置1を携帯するユーザの移動に伴い移動するか、又は、単独で移動可能であるものとする。また、端末装置1は、無線通信によりネットワークNと接続可能である。そのため、端末装置1がネットワークNと接続されている場合には、端末装置1は、ネットワークNを介して管理端末2及び管理サーバ3と通信可能である。また、端末装置1と管理端末2とは近距離であれば直接通信が可能であってもよい。
図1の例では、端末装置1及び管理端末2は、第1の領域R1の範囲内に存在する状態である。第1の領域R1は、例えば、安全圏(安全領域)を示す領域である。また本実施形態では、第1の領域R1以外の領域を第2の領域R2とする。第2の領域R2は、非安全圏を示す領域又は危険領域である。尚、図1の例では、第2の領域R2の内部に第1の領域R1が存在するが、第1の領域R1の内部に第2の領域R2が存在してもよい。また、端末装置1は、第2の領域R2に位置する場合もある。
管理端末2は、端末装置1を監視及び管理するための管理者(端末装置1を使用するユーザの保護者等)が操作する情報処理端末であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。管理端末2は、管理者の操作に応じてネットワークNを介して管理サーバ3へアクセスし、情報の入力及び出力等を行う。管理端末2は、移動可能であっても位置が固定されていてもよい。尚、図1の例では、管理端末2は、第1の領域R1内に位置するが、第2の領域R2に位置する場合もある。
管理サーバ3は、端末装置1を監視及び管理するためのサーバ装置である。管理サーバ3は、端末装置1から送信される位置情報を受信し、保持する。また、管理サーバ3は、管理端末2からの要求に応じて、端末装置1の位置情報を管理端末2へ出力する。また、管理サーバ3は、端末装置1と管理端末2との通信接続を確立し、通信を中継してもよい。
図2は、本実施形態1にかかる端末装置1の構成を示すブロック図である。端末装置1は、無線通信及び移動が可能な情報処理端末である。端末装置1は、例えば、ユーザが携帯する携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末その他の携帯型無線端末装置である。端末装置1は、記憶部11と、GPS(Global Positioning System)信号受信部12と、制御部13と、通信部14と備える。
記憶部11は、安全領域定義情報111、電池残量レベル閾値112、位置情報送信周期113、位置情報送信先114及び状態遷移制御プログラム115を予め記憶する記憶装置である。安全領域定義情報111は、安全領域であるという領域属性を持つ第1の領域R1を定義した情報である。例えば、安全領域定義情報111は、4点の緯度経度データで囲まれる矩形領域、又は、1点の緯度経度データと半径rで囲まれる円形領域である。図3は、矩形領域で定義された安全領域R1aの例を示す図である。また、図4は、円形領域で定義された安全領域R1bの例を示す図である。尚、安全領域定義情報111は、1つの領域だけでなく、複数の領域の定義を領域属性として含めても良い。さらに、安全領域定義情報111は、第1の領域R1に含まれる特定の領域である第3の領域R3の定義を含む。例えば、図示しないが、図3においては安全領域R1aの内部に第3の領域が定義され、図4においては安全領域R1bの内部に第3の領域が定義される。すなわち、第3の領域R3は、第1の領域R1内にあって、さらに安全であるとして定義した領域である。このように記憶部11に記憶されている安全領域定義情報111は、複数の領域のそれぞれについて領域属性を定義する情報であり、領域定義情報と称しても良い。
ここで、安全領域定義情報111の指定は、予めユーザが行うものとする。例えば、監視対象である端末装置1、つまりターゲット端末のユーザが、自端末の画面(不図示)に表示された地図上で、所望のエリアを指定する。これにより、記憶部11は、指定されたエリアを安全領域定義情報111として記憶する。
または、ターゲット端末を監視する管理端末2のユーザが、自端末の画面(不図示)に表示された地図上で、所望のエリアを指定する。これにより、端末装置1は、ネットワークNを介して管理端末2上で指定されたエリアを受信し、記憶部11は、受信したエリアを安全領域定義情報111として記憶する。
電池残量レベル閾値112は、端末装置1に搭載され、電力を供給する電池の残量(電池残量)に関する閾値である。電池残量レベル閾値112は、端末装置1の動作モードを移行する、つまり状態を遷移させる電池残量の閾値を示すデータである。
位置情報送信周期113は、端末装置1が現在の位置情報(緯度、経度等)をネットワークNを介して位置情報送信先114が示す宛先へ送信する際の周期を示すデータである。
位置情報送信先114は、位置情報の送信先を示す宛先情報である。例えば、位置情報送信先114は、管理サーバ3のIP(Internet Protocol)アドレス、管理サーバ3で受信可能な電子メールアドレス、管理端末2の電子メールアドレス等である。または、端末装置1が業務用無線の場合、位置情報送信先114は、無線機の端末IDやグループIDとしても良い。
状態遷移制御プログラム115は、本実施形態にかかる状態遷移制御処理が実装されたコンピュータプログラムである。
GPS信号受信部12は、所定の測定タイミングでGPS信号を受信し、受信した各GPS信号を、制御部13へ出力する。尚、測定タイミングは、制御部13からの指示、又は、後述するタイマー(不図示)の設定によるものとする。
通信部14は、端末装置1の外部と無線通信を行うインターフェース回路である。
制御部13は、端末装置1の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部13は、記憶部11から状態遷移制御プログラム115をメモリ(不図示)へ読み込ませ、状態遷移制御プログラム115を実行する。また、制御部13は、記憶部11から安全領域定義情報111、電池残量レベル閾値112、位置情報送信周期113及び位置情報送信先114を適宜、メモリへ読み込ませる。これにより、制御部13は、後述する動作モード制御部131、位置情報取得部132、位置判定部133、電池残量監視部134及び位置情報送信部135の機能を実現する。
位置情報取得部132は、GPS信号受信部12により受信されたGPS情報から位置情報(現在位置)を取得する。位置判定部133は、取得された位置情報と安全領域定義情報111とに基づいて、現在位置が安全領域内か領域外かの判定を行う。すなわち位置判定部133は、現在位置を含む領域とその領域の属性とを判定する。電池残量監視部134は、現在の電池残量を取得し、取得した電池残量が電池残量レベル閾値112未満であるか否かを判定する。
位置情報送信部135は、位置情報送信周期113に設定された周期で、位置情報送信先114に対して、位置情報を通信部14を用いて送信する。ここで、位置情報送信部135は、後述するように、端末装置1の電池残量に応じて、前記位置情報の送信周期、すなわち送信条件を調整すると良い。
動作モード制御部131は、端末装置1の動作モードを制御する。端末装置1の動作モードとして、「通常モード」と「緊急モード」の2つのモードがある。「通常モード」は、端末装置1が第1の領域R1(安全領域)に位置する場合のモードである。「緊急モード」は、端末装置1が第2の領域R2(危険領域)に位置し、かつ端末装置1が所定条件を満たす場合のモードである。所定条件については後述する。また、端末装置1は、動作モードおよび電池残量に応じて、複数の状態をとる。図5は、本実施形態1にかかる状態と電池残量との関係を示す図である。
まず、「状態A」は、「通常モード」において端末装置1の電源がONされた状態であり、第1の状態とも呼ぶ。「状態A」は、端末装置1の通常動作(通話機能など)を行うことが可能な状態、つまり、通常の機能を実行できる動作モードである。
次に、「状態B」は、「緊急モード」において電池残量が所定のレベル以上ある状態であり、第2の状態とも呼ぶ。「状態B」において端末装置1は、GPS測位を間欠的に行い、予め設定した送信先に位置情報を間欠送信する。ここで、間欠的に動作させるのは、出来るだけ長い時間動作を継続させるためである。そのため、「状態B」では、表示や音声をOFFし、見かけ上電源OFFの状態として動作してもよい。よって、第2の状態は、第1の状態と比べて自端末装置の電力消費が抑えられると共に、自端末装置の位置情報が所定間隔で所定の宛先へ送信される状態であるといえる。
また、「状態C」は、通常モードにおいて電源ボタンが押されたことにより電源がOFFされた状態であり、「電源OFF1」状態とも呼ぶ。「状態C」から「状態A」に戻すためには、再度電源ボタンを押す必要がある。「状態D」は、通常モードにおいて、電池残量が低下した場合に、電池の動作時間をなるべく延ばすために、必要最低限の機能だけを動作させる状態であり、「電源OFF2」状態とも呼ぶ。いわゆる省エネ状態である。
続いて、「電池残量レベル1」は、端末装置1が通常モードから緊急モードに遷移する際の条件となる電池残量の閾値である。「電池残量レベル2」は、端末装置1の通常機能を維持できる最小限の電池残量である。通常モードにおいて電池残量が、電池残量レベル2未満になった場合に、状態Dに遷移し、必要最小限の機能(例えば通話を受信する機能)のみを動作させ、その他の機能(例えば余計な表示機能など)を停止する。「電池残量レベル3」は、端末装置1が動作するのに最低限必要な電池残量である。電池残量が電池残量レベル3未満になると、いわゆる電池切れの状態となる。通常モードであっても緊急モードであっても、端末装置1は充電しない限り全く動作できない。そのため、電池残量が「電池残量レベル1」未満(かつレベル3以上)であることが状態Aから状態Bへ遷移させる条件の一つである。後述するように、端末装置1は、通常モード(状態A)である端末装置1が第1の領域R1から第2の領域R2へ移動し、かつ電池残量が電池残量レベル1未満(かつ電池残量レベル3以上)の場合に緊急モード(状態B)へ移行するものとする。ここで、「電池残量レベル1」>「電池残量レベル2」>「電池残量レベル3」であるものとする。特に、「電池残量レベル1」>「電池残量レベル2」である理由は、緊急モードでは電池切れまでの時間を出来るだけ長くする必要があるためである。
図2に示す動作モード制御部131は、第1の遷移部1311と第2の遷移部1312とを含む。図6は、本実施形態1にかかる状態Aから状態Bへの遷移で用いる領域の例を示す図である。第1の遷移部1311は、自端末装置である端末装置1が第1の領域R1から第2の領域R2へ移動したことにより、自端末装置である端末装置1を第1の状態(状態A)から第2の状態(状態B)へ遷移させる。つまり、第1の遷移部1311は、所定の条件を満たす場合に、第1の状態から第2の状態へ端末装置1の状態を遷移させる。
また、図7は、本実施形態1にかかる状態Bから状態Aへの遷移で用いる領域の例を示す図である。第2の遷移部1312は、第1の遷移部1311による遷移後に、端末装置1が第2の領域R2から、第1の領域R1に含まれる第3の領域R3へ移動した場合、第2の状態(状態B)から第1の状態(状態A)へ遷移する。つまり、第2の遷移部1312は、第2の状態において所定の条件を満たす場合に、第2の状態から第1の状態へ端末装置1の状態を遷移させる。例えば、第2の領域R2が危険領域である場合には、単に、第2の領域R2から第1の領域R1に戻るだけでは復帰させず、第1の領域R1内の特定の領域である第3の領域R3まで移動して初めて第1の状態へ復帰させる。そのため、端末装置1の存在位置による危険性が考慮され、端末装置の利用者の安全性を向上させることができる。特に、第1の領域R1と第2の領域R2とは隣接している場合には、第3の領域R3は、第1の領域R1と第2の領域R2との境界よりも所定の距離d以上隔離していることが望ましい。
続いて、本実施形態における状態遷移について詳述する。図8は、本実施形態1にかかる状態Aからの遷移における条件と遷移先をまとめた図である。
<端末装置1が状態Aであり、安全領域内に存在する場合>
端末装置1が安全領域内に存在する場合、原則として通常モードで動作する。端末装置1は、通常モード(電源ON)(状態A)で電源OFF操作がなされると、電池残量にかかわらず通常モード(電源OFF1)(状態C)へ遷移する。また、端末装置1は、通常モード(電源ON)(状態A)において、電池残量がレベル2未満になると通常モード(電源OFF2)(状態D)へ遷移する。また、端末装置1は、通常モード(電源OFF1)(状態C)において電源ON操作がなされると通常モード(電源ON)(状態A)へ遷移する。
<端末装置1が状態Aであり、安全領域外に移動した場合>
第1の遷移部1311は、自端末装置が第1の領域R1から第2の領域R2へ移動し、かつ、所定の条件を満たす場合に、第1の状態から第2の状態へ遷移する。ここで、所定の条件としては、自端末装置の電池残量が所定のレベル(例えばレベル1)未満である場合、自端末装置に対する電源オフ操作が検出された場合、及び、自端末装置の電池が取り外される予兆が検出された場合の少なくともいずれかが挙げられる。また、これらの条件を組み合わせてもよい。
端末装置1は、以下の3つの条件の少なくともいずれかが成立すると、通常モードから緊急モードに遷移する。
(条件1)電池残量がレベル1未満(但し、レベル3以上)になった場合
この場合、見かけ上は、電源OFF1状態にすることが望ましい。つまり、端末装置1の表示部の表示が消えて、操作部を操作しても、端末装置1が反応しない状態になる。
(条件2)電源オフ操作が行われた場合
この場合、見かけ上は、電源OFF1状態になる。
(条件3)電池ケースの蓋を開ける操作を検出した場合
電池ケースの蓋を開ける操作の検出は、例えば光センサやマイクロスイッチなどで構成される公知の技術を用いればよい。ここで、「電池ケースの蓋を開ける操作」とは、端末装置1の電池が取り外される予兆といえる。この場合、見かけ上は、電源OFF1状態にしてもよい。あるいは、警報音を鳴らしてもよい。また、電池ケースの蓋を簡単には開けられない構造にし、蓋を開ける操作(ネジを緩める等)を検出してから、電池が取り出されるまでの時間に、位置情報を送信できるだけの時間を確保するようにしてもよい。
あるいは、電源オフ操作を行ったり、電池ケースの蓋を外す操作を行う場合に、端末装置1は、ユーザの生体認証(指紋認証、虹彩認証、顔認証、声紋認証など)を要求してもよい。また、緊急モードにおいて、生体認証を行った場合には、認証結果に係らず、端末装置1は、生体認証に係るデータを管理サーバ3に送信してもよい。この場合、管理サーバ3が生体認証に係るデータを収集することにより、正規のユーザではない第三者の特定につながる可能性がある。
また、緊急モードでは、端末装置1は操作部から通常の操作を受け付けない。つまり、端末装置1は通常の操作が行われても何も応答しないものとする。ここで、緊急モードにおいて、表示を全て消し、通常操作を受けつけない状態にする理由は、電池残量をなるべく温存させる目的がある。また、第三者が端末の電池が切れたものと勘違いすることも意図している。
尚、緊急モードに移行した要因や電池残量に応じて、緊急モードの動作を変えてもよい。
(1)電池残量に応じて、位置情報の送信頻度を変えてもよい。具体的には、制御部13は、電池残量が少ないほど、位置情報送信周期113を長くする。例えば、制御部13は、電池残量が50%のときには位置情報送信周期113を30秒間隔とし、電池残量が20%のときには位置情報送信周期113を5分間隔とし、電池残量が10%のときには位置情報送信周期113を10分間隔とする。
(2)電池残量に応じて、送信するデータの種類を変えてもよい。例えば、電池残量が多い場合には、制御部13は、位置情報に加えて、端末装置1のカメラ(不図示)で撮影した画像や、端末装置1のマイク(不図示)で収音した音を送信してもよい。一方、電池残慮が少ない場合には、制御部13は、位置情報送信部135により位置情報のみを送信するようにする。
(3)電池残量に応じて、送信電力を変えてもよい。例えば、電池残量が多い場合には、基地局もしくは管理端末に確実に電波が届くように、制御部13は、送信電力を上げて位置情報等の送信をしてもよい。
(4)電源オフ操作が行われて緊急モードになった場合、つまり、上記「条件2」により状態Bへ遷移した場合、その時点の電池残量がレベル1以上である。従って、「条件2」により緊急モードに遷移した場合、上記「条件1」により緊急モードに遷移した場合に比べて、電池残量に余裕があるため、位置情報の送信間隔、送信するデータの種類、送信電力などを変えてもよい。つまり、「条件2」により緊急モードに遷移した場合には、「条件1」で遷移した場合に比べて、制御部13は、位置情報の送信間隔(位置情報送信周期113)を短くする、あるいは画像データや音声データも送信する、あるいは送信電力を大きくする、等の処理を行ってもよい。
(5)上記「条件3」により緊急モードになった場合、動作可能な時間は極めて短いと想定されるため、電池の温存よりも、短時間でなるべく多くの情報を送信することを優先すべきである。従って、「条件3」の場合に、制御部13は、位置情報の送信間隔、送信するデータの種類、送信電力などを変えてもよい。つまり、「条件3」により緊急モードに遷移した場合には、「条件1」及び「条件2」で遷移した場合に比べて、制御部13は、位置情報の送信間隔(位置情報送信周期113)をより短くしてもよいし、より送信電力を大きくしてもよい。また、制御部13は、画像データではなく、音声付きの映像(動画)データを送信してもよい。つまり、端末装置1の周囲の状況がより詳細に分かるように、また第三者の特定につながり易いように、より多くの種類のデータを送信してもよい。
<端末装置1が状態Bであり、安全領域内に存在する場合>
図9は、本実施形態1にかかる状態Bからの遷移における条件と遷移先をまとめた図である。第2の遷移部1312は、上述した通り、第1の遷移部1311による遷移後に、端末装置1が第2の領域R2から、第1の領域R1に含まれる第3の領域R3へ移動した場合、端末装置1の緊急モードを解除して通常モードに遷移する。電池残量がレベル2以上であれば、第2の状態(状態B)から第1の状態(状態A)へ遷移する。また、電池残量がレベル2未満かつレベル3以上であれば、状態Dへ遷移する。
ここで、第3の領域R3は、例えば、第1の領域R1と第2の領域R2との境界よりも所定の距離d以上離れているものとする。または、第3の領域R3は、第1の領域R1内、かつ、管理端末2から所定の距離以内、例えば10m以内の領域としてもよい。
尚、後述するように安全領域外で所定条件が満たされた場合に緊急モードを解除してもよい。その場合、所定時間(例えば1時間)は、再び緊急モードに移行しないように制御するとよい。つまり、第1の遷移部1311は、第2の遷移部1312による遷移後に、所定時間経過するまで、第2の状態への再度の遷移を抑止するとよい。これにより、端末装置1が第1の領域R1と第2の領域R2の境界付近で移動している際に、状態遷移を繰り返して動作が不安定になることを抑制できる。
また、緊急モード解除後の端末装置1の移動方向に応じて、所定時間を調整してもよい。つまり、第1の遷移部1311は、第2の状態から第1の状態に遷移した後の端末装置1の移動方向に応じて所定時間を調整するとよい。例えば、端末装置1が安全領域の方向(安全領域の中心部の方向など)に移動している場合には所定時間を長く設定し、端末装置1が安全領域から遠ざかる方向に移動している場合には、所定時間を短くしてもよい。
また、緊急モード解除後の端末装置1が管理端末2の方向に移動している場合には所定時間を長くし、端末装置1が管理端末2から遠ざかる方向に移動している場合には所定時間を短くしてもよい。
<状態遷移処理>
図10は、本実施形態1にかかる状態遷移処理(主に通常モード)の流れを示すフローチャートである。まず、動作モード制御部131は、端末装置1の現在の動作モードが通常モード電源ON状態であるか否かを判定する(S101)。通常モード電源ON状態ではないと判定された場合、後述する図11のBへ進む。一方、通常モード電源ON状態であると判定された場合、GPS信号受信部12は、GPS信号を受信する(S102)。そして、位置情報取得部132は、ステップS102で受信したGPS信号に基づき、端末装置1の現在の位置である緯度及び経度を示す位置情報を取得する(S103)。
続いて、位置判定部133は、端末装置1が安全領域内に存在するか否かを判定する(S104)。すなわち、位置判定部133は、ステップS103で取得された位置情報が、安全領域定義情報111で定義された安全領域内か否かを判定する。
ステップS104において、端末装置1が安全領域内に存在すると判定された場合、電池残量監視部134は、端末装置1の現在の電池残量がレベル2未満か否かを判定する(S105)。
ステップS105において、電池残量がレベル2未満であると判定された場合、動作モード制御部131は、通常モード電源OFF2状態(状態D)へ遷移させる(S106)。ステップS105において、電池残量がレベル2以上であると判定された場合、ステップS101へ戻る。
ステップS104において、端末装置1が安全領域内に存在しないと判定された場合、電池残量監視部134は、端末装置1の現在の電池残量がレベル1未満か否かを判定する(S107)。
ステップS107において、電池残量がレベル1未満であると判定された場合、動作モード制御部131は、緊急モードへ遷移させる(S108)。その後、ステップS101へ戻る。
また、ステップS107において、電池残量がレベル1以上であると判定された場合、ステップS101へ戻る。
図11は、本実施形態1にかかる状態遷移処理(主に緊急モード)の流れを示すフローチャートである。まず、図10のステップS101において、通常モード電源ON状態ではないと判定された場合、動作モード制御部131は、端末装置1の現在の動作モードが緊急モードであるか否かを判定する(S111)。緊急モードではないと判定された場合、図10のAへ戻る。一方、緊急モードであると判定された場合、制御部13は、端末装置1の表示部における表示をOFFし、音声の入出力をOFFにする(S112)。これにより、消費電力を抑えて、電池切れを先に延ばすことができる。
次に、GPS信号受信部12は、GPS信号を受信する(S113)。そして、位置情報取得部132は、ステップS113で受信したGPS信号に基づき、端末装置1の現在の位置である緯度及び経度を示す位置情報を取得する(S114)。そして、位置情報送信部135は、取得した位置情報を、位置情報送信先114が示す宛先へ通信部14を用いて送信する(S115)。
尚、電池残量が所定値より少ない場合には、GPS信号の受信処理(S113)と位置情報の取得処理(S114)を省略してもよい。これらの処理を省略することにより、電池切れを先に延ばすことができる。そして、この場合、ステップS115では、位置情報送信部135は、少し前の過去の位置を示す位置情報を送信する。この位置情報は、端末装置1の最新の位置を示す位置情報ではないが、少し前の位置情報であるため、救助等の活動には有用といえる。
<復帰処理>
続いて、制御部13は復帰処理を試みる(S116)。図12は、本実施形態1にかかる状態遷移処理(S116に示す復帰処理の詳細)の流れを示すフローチャートである。まず、位置判定部133は、端末装置1が第3の領域R3内に存在するか否かを判定する(S121)。すなわち、位置判定部133は、ステップS114で取得された位置情報が、安全領域定義情報111で定義された第3の領域R3内か否かを判定する。
ステップS121において、端末装置1が第3の領域R3内に存在すると判定された場合、電池残量監視部134は、端末装置1の現在の電池残量がレベル2未満か否かを判定する(S122)。
ステップS122において、電池残量がレベル2未満であると判定された場合、動作モード制御部131は、通常モード電源OFF2状態へ遷移させる(S123)。ステップS122において、電池残量がレベル2以上であると判定された場合、動作モード制御部131は、通常モード電源ON状態へ遷移させる(S124)。ステップS123又はS124の後、図10のAへ戻る。
また、ステップS121において、端末装置1が第3の領域R3内に存在しないと判定された場合、図11のステップS117へ進む。
制御部13は、所定時間経過後に割り込みが発生するように周期タイマー(不図示)をセットする(S117)。尚、制御部13は、電池残量に応じて当該所定時間を設定してもよい。例えば、制御部13は、電池残量が少ないほど、所定時間を長く設定してもよい。このような処理により、電池残量が少ない場合には、位置情報の送信間隔が長くなるので、電池切れを先に延ばすことができる。
そして、制御部13は、所定時間が経過したか否かを判定する(S118)。所定時間が経過したと判定された場合、ステップS113へ戻る。
<電源オフ処理>
図13は、本実施形態1にかかる電源オフ処理の流れを示すフローチャートである。制御部13は、端末装置1に対する電源オフ操作を検出した場合に、割り込みにより、当該電源オフ処理を実行する。
まず、GPS信号受信部12は、GPS信号を受信する(S131)。そして、位置情報取得部132は、ステップS131で受信したGPS信号に基づき、端末装置1の現在の位置である緯度及び経度を示す位置情報を取得する(S132)。
続いて、位置判定部133は、端末装置1が安全領域内に存在するか否かを判定する(S133)。ステップS133において、端末装置1が安全領域内に存在すると判定された場合、動作モード制御部131は、通常モードの電源OFF1状態へ遷移させる(S134)。ステップS133において、端末装置1が安全領域内に存在しないと判定された場合、動作モード制御部131は、緊急モードへ遷移させる(S135)。ステップS134又はS135の後、図10のAへ戻る。
尚、端末装置1は、電池ケースの蓋を開ける操作を検出した場合、上記電源オフ処理と同様の処理を実行する。つまり、ステップS133において、端末装置1が安全領域内に存在しないと判定された場合、動作モード制御部131は、ステップS135において緊急モードへ遷移させる。
尚、上述の説明では、通常モードおよび緊急モードにおいて、同じ電池(バッテリ)を使用しているが、2つのモードにおいて使用する電池を別にしてもよい。つまり、緊急モード用の電池を用意し、通常モードではこの電池は使用しない。また、緊急モード用の電池の残量がなく、通常モード用の電池の残量がある場合は、緊急モードにおいて、通常モード用の電池を使用してもよい。
ここで、本実施形態の効果の一側面について説明する。まず、携帯無線端末装置の利用者の危険性は、携帯無線端末装置を所持する利用者が存在する場所にも依存する。そのため、端末装置が安全圏を外れた場合には、操作によらず緊急モードへ遷移することが望ましい。
しかしながら、上述した特許文献1では、緊急モードへ遷移するために事前に、警戒モードへ遷移する必要がある。そして、特許文献1では、通常モードから警戒モードへ遷移するためには、所定のキー操作を行うかスケジュールに設定しておく必要があり、煩雑である。特に、所定の「キー操作」は、使用者が子供や高齢者の場合に操作し忘れる可能性がある。また、「スケジュールの設定」については、事前に警戒の必要な日時が明確でない場合には、適切に設定しておくことが困難である。従って、特許文献1では、緊急モードの効果を十分に発揮できない可能性がある。
これに対して本実施形態では、端末装置の位置と電池残量等の所定条件により通常モードから緊急モードへ直接、遷移できる。よって、操作の煩雑さがなく、かつ、安全性が高い。
また、本実施形態では、第三者により端末の電源をオフにされてしまったり、電池が取り外される可能性が高くなった場合にも、端末の所在地を知ることが出来る。そのため、子供や高齢者の誘拐などの犯罪被害対応に有用である。また、山岳遭難救助等にも有用である。
また、事前にキー操作やスケジュールの設定などにより警戒モードに遷移させておく必要が無いため、操作ミスや設定漏れにより緊急モードが発動しないというリスクを回避することが出来る。このため、上記の効果を十分に発揮することが出来る。
<変形例>
尚、本実施形態は次のような変形例を採用することもできる。端末装置1の記憶部11に安全領域定義情報111を記憶する代わりに、危険領域を示す危険領域定義情報を記憶してもよい。ここで、危険領域定義情報は、1つ以上の矩形エリアで構成されており、各矩形エリアの緯度、経度の情報を含んでいる。そして、端末の現在位置が、危険領域に含まれており、上記「条件1」~「条件3」のいずれかに該当する場合、緊急モードに遷移する。緊急モードに遷移する必要のある危険領域が限られている場合は、この方法が適している。但し、第3の領域R3を定義するために例えば、安全領域と危険領域との境界から安全領域内への所定距離等を定義するものとする。
また、第1の領域R1~第3の領域R3とは別に、第4の領域R4が存在してもよい。第4の領域R4は安全圏でも危険領域でもない中立的な領域であり、端末装置1のそれまでの状態が継続される。第4の領域R4がある場合、第1の領域R1と第2の領域R2とは隣接していなくてもよい。
<実施形態2>
本実施形態2は、上述した実施形態1とは復帰処理が異なるものである。また、その際、第3の領域R3内か否かの判定を必要としない。本実施形態2では、緊急モードを解除するため、つまり、緊急モードから通常モードへ復帰(遷移)するためには、以下のいずれかの方法を用いる。なお、端末装置1の位置は、安全領域にあっても危険領域にあってもよい。
(1)端末装置1に対して予め設定した所定の操作を行う。例えば、複数のボタンを所定の順序(シーケンス)で押す操作を事前に登録しておき、そのシーケンスで操作がなされた場合にのみ通常モードに遷移する。
(2)管理端末2において所定の解除操作を行う。管理端末2で解除操作が行われた場合、管理サーバ3及びネットワークN経由で緊急モードの解除指示(状態遷移指示)が端末装置1に送信され、端末装置1は通常モードに遷移する。その際の管理端末2の位置は、安全領域にあっても危険領域にあってもよい。
(3)管理端末2のユーザと端末装置1のユーザの通信が成立する。通信としては、映像通話又は音声通話が望ましい。この際に、管理サーバ3又は管理端末2において、端末装置1のユーザの画像又は音声を認識し、正規のユーザであることを認証してもよい。また、顔の表情や音声の抑揚などから、端末装置1のユーザが脅迫等のストレス状況に置かれていないことを認識してもよい。
尚、本実施形態2にかかる各構成を図面上は同等であるため図示を省略する。また、状態遷移処理については、図11のステップS116、つまり図12の復帰処理が以下の復帰処理2-1及び2-2に置き換わるものとする。
<緊急モードからの復帰処理2-1>
図14は、本実施形態2にかかる端末装置1による緊急モードからの復帰処理2-1の流れを示すフローチャートである。ここでは、端末装置1が緊急モードへ遷移済みであるものとする。そして、端末装置1は、ユーザからの所定の解除操作を検出したか否かを判定する(S141)。例えば、複数のボタンが所定の順序で所定の時間以内に押された場合に、所定の解除操作がなされたと判定する。ステップS141において、所定の解除操作を検出したと判定された場合、電池残量監視部134は、端末装置1の現在の電池残量がレベル2未満か否かを判定する(S142)。
ステップS142において、電池残量がレベル2未満であると判定された場合、動作モード制御部131は、通常モード電源OFF2状態へ遷移させる(S143)。ステップS142において、電池残量がレベル2以上であると判定された場合、動作モード制御部131は、通常モード電源ON状態へ遷移させる(S144)。ステップS143又はS144の後、図10のAへ戻る。
また、ステップS141において、所定の解除操作を検出しないと判定された場合、図11のステップS117へ進む。
<緊急モードからの復帰処理2-2>
図15は、本実施形態2にかかる管理端末による緊急モードからの復帰処理2-2の流れを示すフローチャートである。ここでも上記同様、端末装置1が緊急モードへ遷移済みとする。そして、管理端末2のユーザ(管理者)は、管理端末2に対して端末装置1の緊急モードを解除するための所定の解除操作を入力する。そして、管理端末2は、解除操作の入力を検出すると、ネットワークN及び管理サーバ3を経由して、緊急モードの解除指示を端末装置1へ送信する。尚、公知の公開鍵暗号に用いて、解除指示に管理サーバ3又は管理端末2が正当に送信した情報であることを示す「署名」情報を入れてもよい。
そして、端末装置1は、管理端末2から管理サーバ3及びネットワークNを介して所定の解除指示を受信したか否かを判定する(S151)。ステップS151において、所定の解除指示を受信したと判定された場合、電池残量監視部134は、端末装置1の現在の電池残量がレベル2未満か否かを判定する(S152)。
ステップS152において、電池残量がレベル2未満であると判定された場合、動作モード制御部131は、通常モード電源OFF2状態へ遷移させる(S153)。ステップS152において、電池残量がレベル2以上であると判定された場合、動作モード制御部131は、通常モード電源ON状態へ遷移させる(S154)。ステップS153又はS154の後、図10のAへ戻る。
また、ステップS151において、解除指示を検出しないと判定された場合、図11のステップS117へ進む。なお、ステップS151を「管理端末2のユーザと端末装置1のユーザの通信が成立したか?」という処理に置き換えることにより、方法(3)を同様に実行することができる。
以上のように、本実施形態においても携帯無線端末装置の存在位置による危険性が考慮され、端末装置の利用者の安全性を向上させることができる。
<実施形態3>
本実施形態3は、上述した実施形態1と2を組み合わせたものである。すなわち、緊急モードからの復帰処理において、端末装置の現在位置が第3の領域であると共に、管理端末からの解除指示を受信することを復帰条件とするものである。本実施形態における端末装置1の構成は、図2に示す実施形態1における端末装置1の構成と同様である。
言い換えると、本実施形態3にかかる第2の遷移部1312は、自端末装置が前記第2の領域から前記第3の領域へ移動し、かつ、外部から状態遷移指示を受け付けた場合に、前記第2の状態から前記第1の状態へ遷移する。これにより、端末装置1のユーザではなく、管理者による操作で緊急モードを解除するため、より安全性を向上できる。
さらに、本実施形態3にかかる第2の遷移部1312は、自端末装置が第2の領域から第3の領域へ移動し、かつ、自端末装置と管理端末とがネットワークを介して通信可能に接続された後に、第2の状態から第1の状態へ遷移するとよい。これにより、管理端末によりネットワークを介して端末装置1のユーザの状態を確認した上で、緊急モードを解除するため、さらに安全性を向上できる。
また、状態遷移処理については、図11のステップS116、つまり図12の復帰処理が以下の復帰処理に置き換わるものとする。
図16は、本実施形態3にかかる状態遷移処理(主に緊急モードからの復帰処理)の流れを示すフローチャートである。ここでは、端末装置1が緊急モードへ遷移済みとする。まず、図12と同様にステップS121において、位置判定部133は、端末装置1が第3の領域R3内に存在するか否かを判定する。
ステップS121において、端末装置1が第3の領域R3内に存在すると判定された場合、端末装置1は、管理端末2から管理サーバ3及びネットワークNを介して所定の解除指示を受信したか否かを判定する(S125)。ステップS125において、所定の解除指示を受信したと判定された場合、図12のステップS122以降を実行する。また、ステップS125において、解除指示を検出しないと判定された場合、図11のステップS117へ進む。
尚、図16のステップS125を図14のステップS141、つまり(端末装置における)「所定の解除操作を検出?」に置き換えても良い。
<他の実施形態>
以上、本開示を上記実施の形態に即して説明したが、本開示は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
また、上述の誘導装置の任意の処理は、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、コンピュータが上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現される場合だけでなく、このプログラムが、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションソフトウェアと共同して、上述の実施の形態の機能を実現する場合も、本開示の実施の形態に含まれる。さらに、このプログラムの処理の全てもしくは一部がコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットによって行われて、上述の実施の形態の機能が実現される場合も、本開示の実施の形態に含まれる。
100 端末管理システム
N ネットワーク
1 端末装置
11 記憶部
111 安全領域定義情報
112 電池残量レベル閾値
113 位置情報送信周期
114 位置情報送信先
115 状態遷移制御プログラム
12 GPS信号受信部
13 制御部
131 動作モード制御部
1311 第1の遷移部
1312 第2の遷移部
132 位置情報取得部
133 位置判定部
134 電池残量監視部
135 位置情報送信部
14 通信部
2 管理端末
3 管理サーバ
R1 第1の領域
R1a 安全領域
R1b 安全領域
R2 第2の領域
R3 第3の領域

Claims (8)

  1. 自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    複数の領域と前記複数の領域それぞれにおける自端末装置のユーザの安全性を示す領域属性であり、安全領域および危険領域を少なくとも含む領域属性とを定義する領域定義情報を記憶する記憶部と、
    前記位置情報取得部が取得した位置情報と前記記憶部の領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域とその領域属性とを判定する位置判定部と、
    前記位置判定部において自端末装置位置が前記安全領域から前記危険領域に移動したと判定し、かつ所定の条件が満たされた場合に、自端末装置を通常モードから緊急モードへ遷移させる第1の遷移部と、
    前記第1の遷移部により前記緊急モードへ遷移した自端末装置が、前記安全領域に含まれたさらに安全性の高い復帰領域に位置することを前記位置判定部が判定した場合に、自端末装置を前記緊急モードから前記通常モードへ遷移させる第2の遷移部と、
    前記位置情報取得部で取得した位置情報を所定の宛先に送信する通信部と、
    を備え
    前記通常モードは、自端末装置の通常の機能を実行できる動作モードであり、
    前記緊急モードは、自端末装置の操作部において通常の操作が行われても何も応答せずに、前記通信部に前記位置情報を所定の周期で送信させる動作モードであり、
    前記所定の条件は、自端末装置のバッテリが取り外される予兆が検出される条件である
    端末装置。
  2. 自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    複数の領域と、前記複数の領域それぞれにおける自端末装置のユーザの安全性を示す領域属性であり、安全領域および危険領域を少なくとも含む領域属性とを定義する領域定義情報を記憶する記憶部と、
    前記位置情報取得部が取得した位置情報と前記記憶部の領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域とその領域属性とを判定する位置判定部と、
    前記位置判定部において自端末装置の位置が前記安全領域から前記危険領域に移動したと判定し、かつ所定の条件が満たされた場合に、自端末装置を通常モードから緊急モードへ遷移させる第1の遷移部と、
    前記第1の遷移部により前記緊急モードへ遷移した自端末装置が、前記安全領域に含まれたさらに安全性の高い復帰領域に位置することを前記位置判定部が判定した場合に、自端末装置を前記緊急モードから前記通常モードへ遷移させる第2の遷移部と、
    前記位置情報取得部で取得した位置情報を所定の宛先に送信する通信部と、
    を備え、
    前記通常モードは、自端末装置の通常の機能を実行できる動作モードであり、
    前記緊急モードは、自端末装置の操作部において通常の操作が行われても何も応答せずに、前記通信部に前記位置情報を所定の周期で送信させる動作モードであり、
    前記所定の条件は、自端末装置に対する電源オフ操作が検出される条件、または自端末装置のバッテリが取り外される予兆が検出される条件であり、
    前記通信部は、前記緊急モードにおいて、前記位置情報に加えてさらに、自端末装置のユーザの生体認証に係るデータを送信する
    端末装置。
  3. 自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    複数の領域と、前記複数の領域それぞれにおける自端末装置のユーザの安全性を示す領域属性であり、安全領域および危険領域を少なくとも含む領域属性とを定義する領域定義情報を記憶する記憶部と、
    前記位置情報取得部が取得した位置情報と前記記憶部の領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域とその領域属性とを判定する位置判定部と、
    前記位置判定部において自端末装置の位置が前記安全領域から前記危険領域に移動したと判定し、かつ所定の条件が満たされた場合に、自端末装置を通常モードから緊急モードへ遷移させる第1の遷移部と、
    前記第1の遷移部により前記緊急モードへ遷移した自端末装置が、前記安全領域に含まれたさらに安全性の高い復帰領域に位置することを前記位置判定部が判定した場合に、自端末装置を前記緊急モードから前記通常モードへ遷移させる第2の遷移部と、
    前記位置情報取得部で取得した位置情報を所定の宛先に送信する通信部と、
    を備え、
    前記通常モードは、自端末装置の通常の機能を実行できる動作モードであり、
    前記緊急モードは、自端末装置の操作部において通常の操作が行われても何も応答せずに、前記通信部に前記位置情報を所定の周期で送信させる動作モードであり、
    前記通信部は、自端末装置のバッテリ残量が相対的に多い場合に、前記緊急モードにおいて送信電力を大きくする
    端末装置。
  4. 前記通信部は、自端末装置のバッテリが取り外される予兆が検出された場合に、自端末装置に対する電源オフ操作が検出された場合に比べて、前記所定の周期を短くする、または送信電力を大きくする、または送信するデータの種類を多くする
    請求項2に記載の端末装置。
  5. 前記位置判定部は、自端末装置の位置が前記安全領域の内部にあり、かつ自端末装置の管理者が使用する管理端末から所定の距離以内である場合に、自端末装置が前記復帰領域に位置すると判定する
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 端末装置のコンピュータに、
    自端末装置の位置情報を取得する処理と、
    複数の領域と、前記複数の領域それぞれにおける自端末装置のユーザの安全性を示す領域属性であり、安全領域および危険領域を少なくとも含む領域属性とを定義する領域定義情報を記憶する処理と、
    前記位置情報と前記領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域属性を判定する処理と、
    自端末装置の位置が前記安全領域から前記危険領域に移動したと判定し、かつ所定の条件が満たされた場合に、自端末装置を通常モードから緊急モードへ遷移させる処理と、
    前記緊急モードへ遷移した自端末装置が、前記安全領域に含まれたさらに安全性の高い復帰領域に位置することを判定した場合、自端末装置を前記緊急モードから前記通常モードへ遷移させる処理と、
    前記位置情報を所定の宛先に送信する送信処理と、
    を実行させる状態遷移制御プログラムであって、
    前記通常モードは、自端末装置の通常の機能を実行できる動作モードであり、
    前記緊急モードは、自端末装置の操作部において通常の操作が行われても何も応答せずに、前記送信処理において前記位置情報を所定の周期で送信する動作モードであり、
    前記所定の条件は、自端末装置のバッテリが取り外される予兆が検出される条件である
    状態遷移制御プログラム。
  7. 端末装置のコンピュータに、
    自端末装置の位置情報を取得する処理と、
    複数の領域と、前記複数の領域それぞれにおける自端末装置のユーザの安全性を示す領域属性であり、安全領域および危険領域を少なくとも含む領域属性とを定義する領域定義情報を記憶する処理と、
    前記位置情報と前記領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域属性を判定する処理と、
    自端末装置の位置が前記安全領域から前記危険領域に移動したと判定し、かつ所定の条件が満たされた場合に、自端末装置を通常モードから緊急モードへ遷移させる処理と、
    前記緊急モードへ遷移した自端末装置が、前記安全領域に含まれたさらに安全性の高い復帰領域に位置することを判定した場合、自端末装置を前記緊急モードから前記通常モードへ遷移させる処理と、
    前記位置情報を所定の宛先に送信する送信処理と、
    を実行させる状態遷移制御プログラムであって、
    前記通常モードは、自端末装置の通常の機能を実行できる動作モードであり、
    前記緊急モードは、自端末装置の操作部において通常の操作が行われても何も応答せずに、前記送信処理において前記位置情報を所定の周期で送信する動作モードであり、
    前記所定の条件は、自端末装置に対する電源オフ操作が検出される条件、または自端末装置のバッテリが取り外される予兆が検出される条件であり、
    前記送信処理は、前記緊急モードにおいて、前記位置情報に加えてさらに、自端末装置のユーザの生体認証に係るデータを送信する
    状態遷移制御プログラム。
  8. 端末装置のコンピュータに
    自端末装置の位置情報を取得する処理と、
    複数の領域と前記複数の領域それぞれにおける自端末装置のユーザの安全性を示す領域属性であり、安全領域および危険領域を少なくとも含む領域属性とを定義する領域定義情報を記憶する処理と、
    前記位置情報と前記領域定義情報とから、自端末装置が存在する位置の領域属性を判定する処理と、
    自端末装置位置が前記安全領域から前記危険領域に移動したと判定し、かつ所定の条件が満たされた場合に、自端末装置を通常モードから緊急モードへ遷移させ処理と、
    記緊急モードへ遷移した自端末装置が前記安全領域に含まれたさらに安全性の高い復帰領域に位置することを判定した場合、自端末装置を前記緊急モードから前記通常モードへ遷移させる処理と、
    前記位置情報を所定の宛先に送信する送信処理と、
    を実行させる状態遷移制御プログラムであって、
    前記通常モードは、自端末装置の通常の機能を実行できる動作モードであり、
    前記緊急モードは、自端末装置の操作部において通常の操作が行われても何も応答せずに、前記送信処理において前記位置情報を所定の周期で送信する動作モードであり、
    前記送信処理は、自端末装置のバッテリ残量が相対的に多い場合に、前記緊急モードにおいて送信電力を大きくする
    態遷移制御プログラム。
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