JP2024043478A - 通知システムおよび通知方法 - Google Patents

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純一 糟谷
立巳 長沼
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真那夢 高橋
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Abstract

【課題】被保護者に対して危険な事態が生じることを抑制できるようにすること。【解決手段】第1端末の位置情報と、前記第1端末に対応付けられた第2端末の位置情報と、前記第2端末の周囲の人物の密度を示す情報と、を取得する取得部と、前記第2端末の周囲の人物の密度に基づいて決定される条件で、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に行わせる制御部と、を備える通知システムを提供する。【選択図】図2

Description

本開示は、通知システムおよび通知方法に関する。
従来、子供用の携帯端末や見守り用タグなどを利用し、子供などの保護対象者が親等の保護者から離れて(はぐれて)迷子などのトラブルが発生することを防止する技術が利用されている。例えば、特許文献1には、子供の端末と親の端末との距離が拡大傾向にあるときに、通知を行う技術が開示されている。
特開2022-012794号公報
しかしながら、例えば、被保護者等が保護者等から離れた場合、被保護者と保護者との距離が離れていなくとも危険な事態が生じることがあり、従来技術では、そのような事態を適切に抑制できない場合がある。
本開示の目的は、被保護者に対して危険な事態が生じることを抑制できる技術を提供することである。
本開示に係る第1の態様では、第1端末の位置情報と、前記第1端末に対応付けられた第2端末の位置情報と、前記第2端末の周囲の人物の密度を示す情報と、を取得する取得部と、前記第2端末の周囲の人物の密度に基づいて決定される条件で、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に行わせる制御部と、を備える通知システムが提供される。
また、本開示に係る第2の態様では、第1端末の位置情報と、前記第1端末に対応付けられた第2端末の位置情報と、前記第2端末の周囲の人物の密度を示す情報と、を取得し、前記第2端末の周囲の人物の密度に基づいて決定される条件で、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に行わせる、処理を通知システムが実行する通知方法が提供される。
本開示によれば、被保護者に対して危険な事態が生じることを抑制できる。
実施形態に係る通知システムの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る通知システムの機能構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る通知システムの処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る通知システムの処理の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る通知システムの処理の一例を示すフローチャートである。
本開示の原理は、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明される。これらの実施形態は、例示のみを目的として記載されており、本開示の範囲に関する制限を示唆することなく、当業者が本開示を理解および実施するのを助けることを理解されたい。本明細書で説明される開示は、以下で説明されるもの以外の様々な方法で実装される。
以下の説明および特許請求の範囲において、他に定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。
以下、図面を参照して、本開示の実施形態を説明する。
<システム構成>
図1および図2を参照し、実施形態に係る通知システム1の構成について説明する。図1は、実施形態に係る通知システム1の構成例を示す図である。図1の例では、通知システム1は、情報処理装置10を有する。また、通知システム1は、ユーザ端末20A、ユーザ端末20B、ユーザ端末20C、・・・(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「ユーザ端末20」と称する。)を有する。また、通知システム1は、撮影装置30A、撮影装置30B、撮影装置30C、・・・(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「撮影装置30」と称する。)を有する。なお、情報処理装置10、ユーザ端末20、および撮影装置30の数は図1の例に限定されない。
図1の例では、情報処理装置10、ユーザ端末20、および撮影装置30は、移動通信システム、Wi-Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の近距離無線通信等の少なくとも一つを含むネットワークNにより通信できるように接続されている。移動通信システムの例には、例えば、第6世代移動通信システム(6G)、第5世代移動通信システム(5G)、第4世代移動通信システム(4G)、第3世代移動通信システム(3G)等が含まれてもよい。
ユーザ端末20は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等のウェアラブルデバイス、無線タグ等でもよい。ユーザ端末20は、少なくとも、第1端末(例えば、端末20A)と第1端末に対応付けられている第2端末(例えば、端末20B)とを含む。第1端末と第2端末との組み合わせは、1台の第1端末に対して1台以上の第2端末との組み合わせとしてもよい。撮影装置30は、例えば、ショッピングモール、遊園地、公園等の施設に設置された監視カメラであり、複数の撮影装置30が情報処理装置10により一括管理されている構成または連携している構成が好ましい。
<構成>
図2を参照し、実施形態に係る通知システム1の構成について説明する。実施形態においては、通知システム1は、機能ブロックとして取得部11および制御部12を備える。以下、取得部11および制御部12は、通知システム1における情報処理装置10において実現される機能として説明する。この場合、通知システム1は、情報処理装置10と言い換えることもできる。なお、通知システム1の機能の一部は、ユーザ端末20が実行する機能に置き換えることもできる。
情報処理装置10は、一般的なサーバであり、図示しないCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ、ストレージとしての記録媒体、ROM(Read Only Memory)やRAM(random access memory)などのメモリおよび通信機能が備えられている。本開示の通知方法は、少なくとも情報処理装置10のプロセッサが、ROMなどのメモリに記憶されているプログラムを、RAM等を用いて実行することで実行される。本開示の通知方法を実行するプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。
図2に示す取得部11および制御部12は、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムと、情報処理装置10のプロセッサおよびメモリ等のハードウェアとの協働により実現されてもよい。
取得部11は、例えば、第1端末の位置情報と、第1端末に対応付けられた第2端末の位置情報と、第2端末の周囲の人物の密度を示す情報と、を取得する。制御部12は、第2端末の周囲の人物の密度に基づいて決定される条件で、第2端末に関する通知を第1端末に行わせる。
[第1実施形態]
<処理>
次に、図3を参照し、第1実施形態に係る通知システム1の処理の一例について説明する。図3は、第1実施形態に係る通知システム1の処理の一例を示すフローチャートである。
以下の説明においては、ユーザ端末20Aを、親等の保護者が保有(携帯)しているスマートフォン等の端末である親端末20Aとして説明する。また、ユーザ端末20Bを、子供等の被保護者が保有(携帯)している見守りタグ等の端末である子端末20Bとして説明する。なお、通知システム1には、親等の保護者等により、親端末20Aに対応付けて子端末20Bが予め設定(登録)されていてもよい。
図3の処理は、例えば、親端末20Aおよび子端末20Bが、ショッピングモール等の商業施設などで提供している通知サービスを行う通信の範囲内に入ったことで開始される。例えば、親端末20Aおよび子端末20Bの位置情報が、予め設定されている商業施設の敷地内を示す位置に入ったことにより、情報処理装置10との通信が開始され、図3の処理が開始される。または、親端末20Aおよび子端末20Bが、商業施設内に限定して通信可能な無線通信サービスの通信範囲内に入り、通信が確立することによって、図3の処理が開始される。なお、図3の各処理の順番は矛盾が生じない範囲で適宜変更されてもよい。また、図3の処理は、商業施設などにおいて通知サービスが行われる範囲内に親端末20Aおよび子端末20Bが存在する期間は、例えば1秒毎など所定期間毎に実行されてもよい。
なお、各ユーザ端末20は、例えば、ユーザの操作に応答して、情報処理装置10等から配信された通知用のアプリケーションを起動させてもよい。また、各ユーザ端末20は、ユーザIDとパスワード等を用いて、情報処理装置10の通知サービスに予めログインしていてもよい。なお、情報処理装置10には、親端末20Aと子端末20Bとのそれぞれが、親子等のそれぞれが所持する端末であることが親端末20Aのユーザにより予め登録されていてもよい。
ステップS11において、取得部11は、親端末20Aの位置情報を取得する。親端末20Aにおいては、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からの測位電波や、ショッピングモール等の室内においては、例えば、BLEビーコンからの電波に基づいて測定された位置情報を取得し、情報処理装置10に送信する。取得部11は、親端末20Aの位置情報を、親端末20Aから直接取得してもよく、親端末20Aが契約している通信事業者のサーバや、位置情報提供サービスを提供する事業者のサーバ等から取得してもよい。
続いて、取得部11は、子端末20Bの位置情報を取得する(ステップS12)。子端末20Bにおいては、親端末20Aと同様に位置情報を取得し、情報処理装置10に送信する。取得部11は、子端末20Bの位置情報を、ステップS11の処理と同様に取得してもよい。なお、子端末20Bが見守りタグ等である場合、子端末20Bの位置情報は、親端末20Aを介して送信されてもよい。
続いて、取得部11は、子端末20Bの周囲の人物の密度を示す情報を取得する(ステップS13)。取得部11は、例えば、子端末20Bの位置情報に基づき、子端末20Bの周囲を撮影している撮影装置30からの画像(動画、または静止画)に、人物検出処理を行うことで、子端末20Bの周囲に存在する人物の数を検出してもよい。取得部11は、例えば、子端末20Bから半径10m以内などの範囲における人物の密度を示す情報を取得する。この範囲は、商業施設の構造や場所によって変動してもよい。
また、取得部11は、例えば、子端末20Bの位置情報に基づき、子端末20Bの周囲に位置する他のユーザ端末20の数に基づいて、子端末20Bの周囲の人物の密度を示す情報を取得してもよい。この場合、取得部11は、例えば、通信事業者(キャリア)から他のユーザ端末20の位置情報を取得してもよい。
続いて、制御部12は、特定距離を決定する(ステップS14)。
(人物の密度に基づいて決定する例)
制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度に基づいて特定距離を決定する。この場合、制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度が低い、つまり、子端末20Bの周囲の人物が少ないほど、特定距離を短く決定する。これにより、例えば、子供の周囲に他の人が少ない場合は、周囲に子供を助けてくれる人物や、子供を気にかけてくれる人物などが少ないと考えられるため、子供が親から比較的短い距離離れた場合であっても、親に通知を送ることが有用となる。
また、制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度が高いほど、特定距離を長く決定してもよい。これにより、例えば、子供の周囲に他の人が多い場合は、子供を助けてくれる人物や、子供を気にかけてくれる人物が多いとと考えられるため、子供が親から比較的長い距離離れた場合であっても、緊急性のあるトラブルが生じることは少ないためである。ただし、制御部12は、特定距離を、予め設定された基準値よりは長く設定しないことが安全性確保に有用である。
制御部12は、特定距離の基準値が15mとして設定されている場合、子端末20Bの周囲の人物の密度が、5名/100m以上の密度である場合は、特定距離を基準値として決定する。また、子端末20Bの周囲の人物の密度が、5名/100m未満の密度である場合は、特定距離を例えば10mとして決定する。
(所定速度未満で移動している人物の密度に基づいて決定する例)
ステップS13およびステップS14の処理は、子端末20Bの周囲の人物の密度を、例えば時速3km未満などの所定速度未満で移動している人物の密度を示す情報を取得し、所定速度未満で移動している人物の密度に基づいて特定距離を決定してもよい。所定速度未満で移動している人物とは、移動していない人物も含まれる。これは、所定速度以上で移動している人物、つまり歩行している人物は、周囲に存在する子供の存在を気に止めずに移動している可能性があることや、周囲の子供の存在に気付かないこともあるためである。
制御部12は、例えば、AI(Artificial Intelligence)等を用いて、子端末20Bの周囲を撮影している撮影装置30からの画像から検出した人物位置の推移などに基づいて移動速度を推定(推論、決定、測定)してもよい。また、制御部12は、例えば、子端末20Bの周囲の各ユーザ端末20の位置の推移(時間に応じた変化)に基づいて、各人物の移動速度を推定してもよい。
このような場合、ステップS13の処理は、「子端末の周囲における所定速度未満で移動している人物の密度を示す情報を取得」と置き換えることができる。同様に、ステップS14の処理は、「所定速度未満で移動している人物密度に基づき特定距離を決定」と置き換えることができる。この場合、制御部12は、子端末20Bの周囲における所定速度未満で移動の人物の密度が低い、つまり、子端末20Bの周囲の人物が少ないほど、特定距離を短く決定する。
(所定の属性の人物の密度に基づいて決定する例)
ステップS13およびステップS14の処理は、子端末20Bの周囲の人物の密度を、所定の属性の人物の密度を示す情報を取得し、所定の属性の人物の密度に基づいて特定距離を決定してもよい。所定の属性とは、子供の存在に敏感な人物を示す属性などであり、例えば、年齢が子育て世代(例えば、20歳から49歳)であり、性別が女性であってもよい。また、所定の属性とは、男女問わず、子連れの人物であってもよい。これは、子供の存在に敏感な人物は、他人の子供に対する気遣いや、危険の察知などを行う傾向にあるためである。
制御部12は、例えば、AI等を用いて、子端末20Bの周囲を撮影している撮影装置30からの画像から検出した人物に対して、属性を推定してもよい。
このような場合、ステップS13の処理は、「子端末の周囲における所定の属性の人物の密度を示す情報を取得」と置き換えることができる。同様に、ステップS14の処理は、「所定の属性の人物密度に基づき特定距離を決定」と置き換えることができる。この場合、制御部12は、子端末20Bの周囲における所定の属性の人物の密度が低い、つまり、子端末20Bの周囲の人物が少ないほど、特定距離を短く決定する。
(設定値等に基づいて決定する例)
制御部12は、例えば、予め設定されている値を、特定距離の値として決定してもよい。この場合、特定距離の値は、例えば、親端末20Aのユーザにより設定されていてもよい。
続いて、制御部12は、親端末20Aと子端末20Bとの距離がステップS14で決定した特定距離以上であるか否かを判定する(ステップS15)。特定距離以上でないと判断された場合、つまり特定距離未満であると判断された場合(ステップS15でNO)、図3の処理を終了する。
一方、特定距離以上であると判断された場合(ステップS15でYES)、制御部12は、親端末20Aに通知を行い(ステップS16)、図3の処理を終了する。親端末20Aにおいては、情報処理装置10から通知を受信することで、受信した通知に基づく報知(例えば、表示および音による出力)を行う。これにより、例えば、親は、子供とはぐれていることを認識することができる。ここで、制御部12は、例えば、親端末20Aと子端末20Bとの距離、子端末20Bの位置情報および子端末20Bの周囲の人物の密度を示す情報を親端末20Aへ通知してもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る通知システム1の構成について説明する。第2実施形態に係る通知システム1の構成は、第1実施形態に係る通知システム1の構成と同一であり、機能が異なるため、図示は省略し、機能の差異について説明する。なお、本開示の通知システム1は、第1実施形態の処理と第2実施形態の処理とを、適宜組み合わせて実行できる。
第1実施形態では、人物の密度等に基づいて特定距離を決定する例について説明した。第2実施形態では、第1実施形態に代えてまたは加えて、人物の密度等に基づいて通知頻度を決定する例について説明する。第2実施形態において、制御部12は、親端末20Aである第1端末と子端末20Bである第2端末との距離が特定距離以上である場合、第2端末の周囲の人物の密度に基づいて決定される頻度で第1端末に通知を行わせる。つまり、制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度に基づいて、通知の頻度を決定する。
次に、図4を参照し、第2実施形態に係る通知システム1の処理について説明する。図4は、第2実施形態に係る通知システム1の処理の一例を示すフローチャートである。図4に示すステップS21、ステップS22およびステップS23は、図3に示すステップS11、ステップS12およびステップS13の処理と同一であるため、説明を省略する。なお、図4の各処理の順番は矛盾が生じない範囲で適宜変更されてもよい。また、通知システム1は、図4の処理を、商業施設などにおいて通知サービスが行われる範囲内に親端末20Aおよび子端末20Bが存在する期間において、例えば、所定期間毎(例えば、1分毎など)に実行してもよい。また、通知システム1は、図4の処理を、例えば、前回に図4の処理を実行した際に決定した通知を行う頻度に応じたタイミングで実行してもよい。
ステップS24において、制御部12は、通知頻度を決定する。制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度に基づいて通知の頻度を決定する。この場合、制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度が低いほど、通知の頻度を高く決定する。これにより、例えば、子供の周囲に他の人が少ない場合は、周囲に子供を助けてくれる人物や、子供を気にかけてくれる人物などが少ないと考えられるため、子供が親から比較的短い距離離れた場合であっても、親が早期に気付くように比較的高い頻度で通知を送ることが有用となる。
制御部12は、例えば、通知を行う頻度の基準値が60秒に1回の通知を行うように設定されている場合、子端末20Bの周囲の人物の密度が、5名/100m以上の密度である場合は、通知を行う頻度を基準値として決定してもよい。また、制御部12は、例えば、子端末20Bの周囲の人物の密度が、5名/100m未満の密度である場合は、通知を行う頻度を、例えば5秒に1回の通知を行うように決定してもよい。
ステップS23およびステップS24の処理では、所定速度未満で移動している人物の密度に基づいて、通知を行う頻度を決定してもよい。また、所定の属性の人物の密度に基づいて、通知を行う頻度を決定してもよい。所定速度未満で移動している人物の密度を示す情報の取得方法、および所定の属性の人物の密度を示す情報の取得方法は、第1実施形態と同一であるため、説明を省略する。
(設定値等に基づいて決定する例)
制御部12は、例えば、予め設定されている値を、通知の頻度の値として決定してもよい。この場合、通知の頻度の値は、例えば、親端末20Aのユーザにより設定されていてもよい。
続いて、制御部12は、親端末20Aと子端末20Bとの距離が特定距離以上であるか否かを判定する(ステップS25)。なお、第2実施形態においては、特定距離として、例えば15mなどが設定されていてもよい。特定距離以上でないと判断された場合、つまり特定距離未満であると判断された場合(ステップS25でNO)、図4の処理を終了する。
一方、特定距離以上であると判断された場合(ステップS25でYES)、制御部12は、ステップS24で決定した頻度で、親端末20Aに通知を行わせ(ステップS26)、図4の処理を終了する。親端末20Aにおいては、情報処理装置10から通知を受信するたび、または情報処理装置10に指定された通知頻度で、受信した通知に基づく報知(例えば、表示および音による出力)を行う。これにより、例えば、親は、子供とはぐれていることを認識することができ、頻度の高い通知が行われることで、親は通知が行われていることに気付きやすくなる。ここで、制御部12は、例えば、親端末20Aと子端末20Bとの距離、子端末20Bの位置情報および子端末20Bの周囲の人物の密度を親端末20Aへ通知してもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る通知システム1の構成について説明する。第3実施形態に係る通知システム1の構成は、第1実施形態または第2実施形態に係る通知システム1の構成と同一であり、機能が異なるため、図示は省略し、機能の差異について説明する。なお、本開示の通知システム1は、第1実施形態の処理、第2実施形態の処理、及び第3実施形態の処理を、適宜組み合わせて実行できる。
第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態の少なくとも一方に代えてまたは加えて、人物の密度等に基づいて通知強度を決定する例について説明する。第3実施形態において、制御部12は、親端末20Aである第1端末と子端末20Bである第2端末との距離が特定距離以上である場合、第2端末の周囲の人物の密度に基づいて決定される通知強度で第1端末に通知を行わせる。つまり、制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度に基づいて、通知の強度を決定する。
次に、図5を参照し、第3実施形態に係る通知システム1の処理について説明する。図5は、第3実施形態に係る通知システム1の処理の一例を示すフローチャートである。図5に示すステップS31、ステップS32およびステップS33は、図3に示すステップS11、ステップS12およびステップS13の処理と同一であるため、説明を省略する。なお、図5の各処理の順番は矛盾が生じない範囲で適宜変更されてもよい。また、通知システム1は、図5の処理を、商業施設などにおいて通知サービスが行われる範囲内に親端末20Aおよび子端末20Bが存在する期間において、例えば、所定期間毎(例えば、1分毎など)に実行してもよい。また、通知システム1は、図5の処理を、例えば、決定した通知を行う頻度に応じたタイミングで実行してもよい。
ステップS34において、制御部12は、通知強度を決定する。制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度に基づいて通知の強度を決定する。この場合、制御部12は、子端末20Bの周囲の人物の密度が低いほど、通知の強度を強く(高く)決定する。これにより、例えば、子供の周囲に他の人が少ない場合は、周囲に子供を助けてくれる人物や、子供を気にかけてくれる人物などが少ないと考えられるため、子供が親から比較的短い距離離れた場合であっても、親が早期に気付くように比較的高い強度で通知を送ることが有用となる。
制御部12は、例えば、通知の音、振動、及び通知時間長の少なくとも一つを通知強度としてもよい。この場合、制御部12は、例えば、子端末20Bの周囲の人物の密度が、5名/100m以上の密度である場合は、子端末20Bに出力させる通知の、音を比較的弱い音量(例えば、50dB)または音パターン(例えば、特定のメロディ)、振動を比較的弱い振動量または振動パターン、通知時間長を10秒間と決定してもよい。また、制御部12は、例えば、子端末20Bの周囲の人物の密度が、5名/100m未満の密度である場合は、子端末20Bに出力させる通知の、音を比較的強い音量(例えば、60dB)または音パターン(例えば、特定のアラーム音)、振動を比較的強い振動量または振動パターン、通知時間長を20秒間と決定してもよい。
ステップS33およびステップS34の処理は、所定速度未満で移動している人物の密度に基づいて、通知を行う強度を決定してもよい。また、所定の属性の人物の密度に基づいて、通知を行う強度を決定してもよい。所定速度未満で移動している人物の密度を示す情報の取得方法、および所定の属性の人物の密度を示す情報の取得方法は、第1実施形態等と同一であるため、説明を省略する。
(設定値等に基づいて決定する例)
制御部12は、例えば、予め設定されている値を、通知の強度の値として決定してもよい。この場合、通知の強度の値は、例えば、親端末20Aのユーザにより設定されていてもよい。
続いて、制御部12は、親端末20Aと子端末20Bとの距離が特定距離以上であるか否かを判定する(ステップS35)。なお、第3実施形態においては、特定距離として、例えば15mなどが設定されていてもよい。特定距離以上でないと判断された場合、つまり特定距離未満であると判断された場合(ステップS35でNO)、図4の処理を終了する。
一方、特定距離以上であると判断された場合(ステップS35でYES)、制御部12は、ステップS34で決定した強度で、親端末20Aに通知を行い(ステップS36)、図4の処理を終了する。親端末20Aにおいては、情報処理装置10から通知を受信することで、受信した通知に基づく報知(例えば、表示および音による出力)を行う。これにより、例えば、親は、子供とはぐれていることを認識することができ、強度の高い通知が行われることで、親は通知が行われていることに気付きやすくなる。ここで、制御部12は、例えば、親端末20Aと子端末20Bとの距離、子端末20Bの位置情報および子端末20Bの周囲の人物の密度を親端末20Aへ通知してもよい。
<変形例>
情報処理装置10は、一つの筐体に含まれる装置でもよいが、本開示の情報処理装置10はこれに限定されない。情報処理装置10の各部は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。また、情報処理装置10と、ユーザ端末20とを、同一の装置として構成してもよい。これらのような管理装置についても、本開示の「情報処理装置」の一例に含まれる。
上述した各実施形態においては、通知システム1を構成する取得部11および制御部12の機能を、情報処理装置10において実現する構成として説明した。例えば、親端末20Aが備えるプロセッサが、子端末20Bの位置情報を取得して情報処理装置10に送信し、情報処理装置10から子端末20Bの周囲の密度を示す情報を取得してもよい。この場合、取得部11は、親端末20Aにおいて実現する構成となる。
取得部11が、親端末20Aのプロセッサで実現される場合、親端末20Aが備えるプロセッサが、情報処理装置10から取得した子端末20Bの周囲の密度に基づいて、特定距離の値や、通知の頻度の値を決定する。この場合、制御部12は、親端末20Aにおいて実現する構成となるため、第1端末である親端末20Aに通知を送信せず、第1端末である親端末が通知を行う。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
本開示は、SDGs(Sustainable Development Goals)の「住み続けられるまちづくり」の実現に貢献し、公共施設の安心・安全に寄与する事項を含む。
1 通知システム
10 情報処理装置
11 取得部
12 制御部
20 ユーザ端末
30 撮影装置

Claims (10)

  1. 第1端末の位置情報と、前記第1端末に対応付けられた第2端末の位置情報と、前記第2端末の周囲の人物の密度を示す情報と、を取得する取得部と、
    前記第2端末の周囲の人物の密度に基づいて決定される条件で、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に行わせる制御部と、
    を備える通知システム。
  2. 前記制御部は、前記第1端末と前記第2端末との距離が、前記第2端末の周囲の人物の密度に応じた特定距離以上である場合、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に送信する、
    請求項1に記載の通知システム。
  3. 前記制御部は、前記第2端末の周囲における前記人物の密度が低いほど、前記特定距離を短く決定する、
    請求項2に記載の通知システム。
  4. 前記制御部は、前記第2端末の周囲の人物の密度に基づいて、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に行わせる頻度を決定する、
    請求項1に記載の通知システム。
  5. 前記制御部は、前記第2端末の周囲における前記人物の密度が低いほど高い頻度で、前記第1端末に通知を行わせる、
    請求項4に記載の通知システム。
  6. 前記制御部は、前記第2端末の周囲の人物の密度に基づいて、前記第2端末に関する通知に対する前記第1端末における通知強度を決定する、
    請求項1に記載の通知システム。
  7. 前記制御部は、前記第2端末の周囲における前記人物の密度が低いほど強い強度で前記第1端末に通知を行わせる、
    請求項6に記載の通知システム。
  8. 前記制御部は、前記第2端末の周囲における所定速度未満で移動している人物の密度に基づいて、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に行わせる、
    請求項1に記載の通知システム。
  9. 前記制御部は、前記第2端末の周囲における所定の属性の人物の密度に基づいて、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に行わせる、
    請求項1に記載の通知システム。
  10. 第1端末の位置情報と、前記第1端末に対応付けられた第2端末の位置情報と、前記第2端末の周囲の人物の密度を示す情報と、を取得し、
    前記第2端末の周囲の人物の密度に基づいて決定される条件で、前記第2端末に関する通知を前記第1端末に行わせる、
    処理を通知システムが実行する通知方法。
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