JP7337764B2 - 電力システム、制御装置、電力補償ユニット、および制御方法 - Google Patents
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Description
[電力システムの構成]
図1は、本実施の形態の電力システム1000の構成例である。電力システム1000は、無効電力補償ユニット250と、発電機300と、3巻線変圧器400と、第1検出器600と、第2検出器700とを備える。無効電力補償ユニット250は、SVC200と、該SVC200を制御する制御装置100とを含む。発電機300は、制御部302を含む。また、SVC200および発電機300は、3巻線変圧器400を介して電力系統500に接続される。
図2は、制御装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。制御装置100は、コントローラ150を有する。コントローラ150は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)160と、ROM(Read Only Memory)162と、RAM(Random Access Memory)164と、HDD(Hard Disk Drive)166と、通信I/F(Interface)168とを有する。各構成要素はデータバスによって相互に接続されている。
本実施の形態の制御装置100は、電力系統500に出力される有効電力および電力系統500に出力される無効電力により定まる力率(以下、「電力系統500側の力率」とも称する。)が目標力率となるような無効電力を、SVC200に出力させる。また、後述の図5などに示すように、有効電力値P1は変動する場合がある。制御装置100は、有効電力値P1が変動したとしても、電力系統500側の力率が目標力率となるようにSVC200を制御する。また、目標力率となるときの無効電力値を、「無効電力の目標値」ともいう。
この目標力率cosθは、予め設計者などにより定められる値である。したがって、θも予め定められた値である。
式(2)の力率cosφ1は、「発電機300およびSVC200側の力率」とも称される。
また、後述の変化要素が存在しない場合には、P1=P2となり、Q2=Q1+Q3となる。しかしながら、電力システム1000には、有効電力および無効電力の少なくとも一方を変化させる変化要素が存在することから、実際には、P1≒P2となり、Q2≒Q1+Q3となる。この変化要素とは、たとえば、3巻線変圧器400に含まれるインピーダンスおよび電力システム1000に含まれる複数の配線などである。複数の配線は、発電機300と第1検出器600とを結ぶ配線、第1検出器600と3巻線変圧器400とを結ぶ配線、無効電力補償ユニット250と3巻線変圧器400とを結ぶ配線、3巻線変圧器400と第2検出器700とを結ぶ配線などを含む。
図4は、制御装置100の機能ブロック図である。制御装置100は、第1算出部110と、第2算出部120と、制御部130とを備える。第1算出部110は、tanθ乗算部111と、第1減算部112と、第1ゲイン部114と、フィルタ部116とを備える。第2算出部120は、tanθ乗算部121と、第2減算部122と、第2ゲイン部124と、フィルタ部116とを備える。
図8は、制御装置100の処理の一例を示すフローチャートである。図8の処理は、一定時間(たとえば、0.1秒)経過ごとに実行される処理である。なお、ステップS4~ステップS10は、第1算出部110の処理を示しており、ステップS12~ステップS18は、第2算出部120の処理を示している。
図9は、第2実施形態の制御装置100Aのブロック図である。第1実施形態では、図4に示したように、有効電力値P1が、第1算出部110のtanθ乗算部111に入力され、有効電力値P2が、第2算出部120のtanθ乗算部121に入力される構成を説明した。第2実施形態では、図9に示すように、有効電力値P1が、第1算出部110のtanθ乗算部111および第2算出部120のtanθ乗算部121に入力される。第2実施形態では、有効電力値P2は使用されない。なお、他の処理については、第1実施形態と同様である。
(1) 有効電力値P1,P2、および無効電力値Q1,Q2を使用して、制御装置100が、SVC200を制御する構成であれば、他の制御を実行するようにしてもよい。たとえば、第1算出部110が、有効電力値P2、および無効電力値Q2を用いてフィードフォワード制御を実行し、第2算出部120が、有効電力値P1、および無効電力値Q1を用いてフィードバック制御を実行するようにしてもよい。
Claims (8)
- 電力系統に接続され、有効電力と無効電力とを出力する発電機と、
前記電力系統に接続され、無効電力を出力する無効電力補償装置と、
前記無効電力補償装置を制御する制御装置と、
前記発電機から出力される有効電力値と、前記発電機から出力される無効電力値とを検出する第1検出器と、
前記電力系統に出力される有効電力値と、前記電力系統に出力される無効電力値とを検出する第2検出器とを備え、
前記制御装置は、
前記第1検出器で検出される有効電力値に基づく値と前記第1検出器で検出される無効電力値との差分に基づいて第1量を算出する第1算出部と、
前記第2検出器で検出される有効電力値に基づく値と前記第2検出器で検出される無効電力値との差分、または、前記第1検出器で検出される有効電力値に基づく値と前記第2検出器で検出される無効電力値との差分に基づいて第2量を算出する第2算出部と、
前記第1量と前記第2量とを加算することにより前記無効電力補償装置から出力される無効電力値を制御する制御部とを含む、電力システム。 - 前記第1算出部は、
前記第1検出器で検出される有効電力値に対して係数を乗算することにより第1目標値を算出し、
前記無効電力補償装置から出力される無効電力値を前記第1目標値にするための操作量を前記第1量として算出する、請求項1に記載の電力システム。 - 前記第2算出部は、
前記第2検出器で検出される有効電力値または前記第1検出器で検出される有効電力値に対して係数を乗算することにより第2目標値を算出し、
フィードバック制御を実行することにより前記無効電力補償装置から出力される無効電力値を第2目標値にするための操作量を前記第2量として算出する、請求項1または請求項2に記載の電力システム。 - 前記第1算出部は、前記第1検出器で検出される有効電力値に基づく値と前記第1検出器で検出される無効電力値との差分に対して高周波成分を除去するフィルタ処理を実行する、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の電力システム。
- 前記発電機と、前記無効電力補償装置とは、3巻線変圧器を介して前記電力系統に接続される、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の電力システム。
- 請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の電力システムに含まれる制御装置。
- 請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の電力システムに含まれる、前記無効電力補償装置および前記制御装置を含む無効電力補償ユニット。
- 無効電力補償装置を制御する制御方法であって、
発電機から出力される有効電力値と、前記発電機から出力される無効電力値とを検出するステップと、
前記無効電力補償装置および前記発電機が接続されている電力系統に出力される有効電力値と、前記電力系統に出力される無効電力値とを検出するステップと、
前記発電機から出力される有効電力値に基づく値と前記発電機から出力される無効電力値との差分に基づいて第1量を算出するステップと、
前記電力系統に出力される有効電力値に基づく値と前記電力系統に出力される無効電力値との差分、または、前記発電機から出力される有効電力値に基づく値と前記電力系統に出力される無効電力値との差分に基づいて第2量を算出するステップと、
前記第1量と前記第2量とを加算することにより前記無効電力補償装置から出力される無効電力値を制御するステップとを備える、制御方法。
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