JP7336660B2 - 制御システム、電力変換システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御システム、電力変換システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、制御システム、電力変換システム、制御方法、及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、電力変換システムが備える複数のコンバータを制御する制御システム、電力変換システム、制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、MPPT制御を行う太陽光発電装置(電力変換システム)が記載されている。特許文献1に記載の太陽光発電装置では、太陽電池パネル(太陽電池)の出力電圧の時間微分値が実質的に零となる時点における太陽電池パネルの出力電力に基づいてDC-DCコンバータを制御し、太陽電池パネルの最大電力条件を探査する。
国際公開第2005/045547号
特許文献1に記載の太陽光発電装置では、太陽電池パネルの種類によっては太陽電池パネルの発電電力が低下する可能性があった。
本開示の目的は、太陽電池の種類にかかわらず太陽電池の発電電力の低下を抑制することができる制御システム、電力変換システム、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係る制御システムは、制御部を備える。前記制御部は、第1コンバータ及び第2コンバータを備える電力変換システムの前記第1コンバータ及び前記第2コンバータを制御する。前記第1コンバータは、第1太陽電池に接続される。前記第2コンバータは、第2太陽電池に接続される。前記制御部は、前記第1コンバータに対して最大電力点追従制御を行い、前記第1太陽電池の発電電力である第1発電電力の第1最大電力点を特定した後に、前記第2太陽電池の発電電力である第2発電電力の第2最大電力点を特定する。前記制御部は、前記第2最大電力点に基づいて前記第2コンバータを制御する。
本開示の一態様に係る電力変換システムは、前記制御システムと、前記第1コンバータと、前記第2コンバータと、を備える。
本開示の一態様に係る制御方法は、第1コンバータ及び第2コンバータを備える電力変換システムの前記第1コンバータ及び前記第2コンバータを制御する制御方法である。前記第1コンバータは、第1太陽電池に接続される。前記第2コンバータは、第2太陽電池に接続される。前記制御方法は、第1特定ステップと、第2特定ステップと、制御ステップと、を含む。前記第1特定ステップでは、前記第1コンバータに対して最大電力点追従制御を行い、前記第1太陽電池の発電電力である第1発電電力の第1最大電力点を特定する。前記第2特定ステップでは、前記第1特定ステップで特定した前記第1最大電力点に基づいて、前記第2太陽電池の発電電力である第2発電電力の第2最大電力点を特定する。前記制御ステップでは、前記第2特定ステップで特定した前記第2最大電力点に基づいて、前記第2コンバータを制御する。
本開示の一態様に係るプログラムは、前記制御方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、太陽電池の種類にかかわらず太陽電池の発電電力の低下を抑制することができる、という効果がある。
図1は、実施形態に係る制御システム及び電力変換システムを示すブロック図である。 図2Aは、同上の制御システムに接続される第1太陽電池の出力電圧と出力電流との関係を示すグラフである。図2Bは、同上の制御システムに接続される第1太陽電池の出力電圧と出力電力との関係を示すグラフである。 図3は、同上の制御システムによる最大電力点追従制御における第1太陽電池の出力電力の変化を示す図である。 図4Aは、同上の制御システムに接続される第2太陽電池の出力電圧と出力電流との関係を示すグラフである。図4Bは、同上の制御システムに接続される第2太陽電池の出力電圧と出力電力との関係を示すグラフである。 図5は、同上の制御システムによる最大電力点追従制御における第2太陽電池の出力電力の変化を示す図である。 図6A~図6Cは、同上の制御システムによる最大電力点追従制御における第1太陽電池及び第2太陽電池の出力電圧の変化を示す図である。 図7A~図7Cは、同上の制御システムによる最大電力点追従制御における第1太陽電池及び第2太陽電池の出力電圧の変化を示す別の図である。
(実施形態)
(1)概要
以下、実施形態に係る制御システム1及び電力変換システム10の概要について、図1を参照して説明する。
本実施形態に係る制御システム1は、例えば、第1太陽電池5及び複数(図1では2つ)の第2太陽電池6にて生成(発電)される直流電力を、交流系統7に供給するための交流電力に変換する電力変換システム10に用いられる。第1太陽電池5は、例えば、単結晶シリコン太陽電池である。複数の第2太陽電池6のうち少なくとも1つは、例えば、ペロブスカイト太陽電池である。つまり、複数の第2太陽電池6のうち少なくとも1つは、ペロブスカイト構造を有する化合物で構成されている。なお、複数の第2太陽電池6のうち残りの第2太陽電池6は、ペロブスカイト太陽電池であってもよいし、それ以外の太陽電池であってもよい。本実施形態では、複数の第2太陽電池6のすべてがペロブスカイト太陽電池である。交流系統7は、例えば、商用電力系統である。
本実施形態に係る電力変換システム10は、図1に示すように、制御システム1と、第1コンバータユニット2と、複数(図1では2つ)の第2コンバータユニット3と、インバータユニット4と、を備える。つまり、電力変換システム10は、制御システム1と、第1コンバータ21と、第2コンバータ31と、を備える。電力変換システム10は、例えば、マルチストリング方式のパワーコンディショナーである。なお、図1の例では、電力変換システム10が2つの第2コンバータユニット3を備えているが、電力変換システム10は少なくとも1つの第2コンバータユニット3を備えていればよい。また、図1の例では、電力変換システム10がインバータユニット4を備えているが、例えば、第1太陽電池5及び第2太陽電池6にて生成される直流電力を蓄電池等に充電する場合には、電力変換システム10はインバータユニット4を備えていなくてもよい。
本実施形態に係る制御システム1は、制御部11を備える。制御部11は、第1コンバータ21及び第2コンバータ31を備える電力変換システム10の第1コンバータ21及び第2コンバータ31を制御する。第1コンバータ21は、第1太陽電池5に接続される。第2コンバータ31は、第2太陽電池6に接続される。
制御部11は、第1コンバータ21に対して最大電力点追従制御(MPPT:Maximum Power Point Tracking)を行い、第1発電電力P1(図2B参照)の第1最大電力点を特定した後に、第2発電電力P2(図4B参照)の第2最大電力点を特定する。第1発電電力P1は、第1太陽電池5の発電電力である。第2発電電力P2は、第2太陽電池6の発電電力である。そして、制御部11は、第2最大電力点に基づいて第2コンバータ31を制御する。
本実施形態に係る制御システム1では、第1コンバータ21に対して最大電力点追従制御を行い、第1太陽電池5の第1最大電力点を特定した後に、この第1最大電力点に基づいて第2太陽電池6の第2最大電力点を特定している。そのため、第2コンバータ31に対して最大電力点追従制御を行い、第2太陽電池6の第2最大電力点を特定する場合に比べて、第2太陽電池6の発電電力の低下を抑制することができる。
(2)構成
次に、本実施形態に係る制御システム1及び電力変換システム10の構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態に係る電力変換システム10は、図1に示すように、制御システム1と、第1コンバータユニット2と、複数(図1では2つ)の第2コンバータユニット3と、インバータユニット4と、を備える。つまり、電力変換システム10は、複数の第2コンバータ31を備える。第1コンバータユニット2には、第1太陽電池5が電気的に接続されている。複数の第2コンバータユニット3の各々には、複数の第2太陽電池6のうち対応する第2太陽電池6が電気的に接続されている。
以下の説明では、複数の第2太陽電池6を区別する場合には、複数の第2太陽電池6の各々を「第2太陽電池6A,6B」ともいう。また、以下の説明では、複数の第2コンバータユニット3を区別する場合には、複数の第2コンバータユニット3の各々を「第2コンバータユニット3A,3B」ともいう。さらに、以下の説明では、複数の第2コンバータ31を区別する場合には、複数の第2コンバータ31の各々を「第2コンバータ31A,31B」ともいう。
(2.1)制御システム
制御システム1は、図1に示すように、制御部11と、受付部12と、記憶部13と、を備える。制御システム1は、例えば、電力変換システム10の全般的な制御を行うためのメインコントローラである。
(2.1.1)制御部
制御部11は、第1コンバータユニット2、複数の第2コンバータユニット3及びインバータユニット4を各別に制御するように構成されている。制御部11は、第1コンバータユニット2に対して第1制御信号を出力し、第1コンバータユニット2(第1コンバータ21)の動作を制御する。制御部11は、複数の第2コンバータユニット3の各々に対して第2制御信号を出力し、各第2コンバータユニット3(第2コンバータ31)の動作を制御する。制御部11は、インバータユニット4に対して第3制御信号を出力し、インバータユニット4(インバータ41)の動作を制御する。
制御部11は、第1コンバータ21に対して最大電力点追従制御を行い、第1太陽電池5の発電電力である第1発電電力P1(図2B参照)の第1最大電力点を特定する。また、制御部11は、特定した第1最大電力点に基づいて、第2太陽電池6の発電電力である第2発電電力P2(図4B参照)の第2最大電力点を特定する。そして、制御部11は、特定した第2最大電力点に基づいて、第2コンバータ31を制御する。なお、制御部11の動作については、「(4)動作」の欄で詳しく説明する。
制御部11は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部11として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
(2.1.2)受付部
受付部12は、ユーザ(例えば、施工業者、メンテナンス業者等)の入力操作を受け付けるように構成されている。受付部12は、例えば、複数の押ボタンスイッチを有する。そして、受付部12は、ユーザが複数の押ボタンスイッチのうち少なくとも1つの押ボタンスイッチを押すことによって電池情報の入力を受け付ける。電池情報は、第1太陽電池5及び第2太陽電池6に関する情報である。
電池情報は、例えば、種類情報と直列数情報との少なくとも一方を含む。本実施形態では、電池情報は、種類情報と直列数情報との両方を含む。種類情報は、第1太陽電池5及び第2太陽電池6の種類を示す情報である。種類情報は、例えば、太陽電池の名称(単結晶シリコン太陽電池、ペロブスカイト太陽電池等)である。直列数情報は、第1コンバータ21に対して直列接続された第1太陽電池5の個数、及び第2コンバータ31に対して直列接続された第2太陽電池6の個数である。これらの種類情報及び直列数情報については、複数の押ボタンスイッチのうち2以上の押ボタンスイッチを押すことによって直接入力してもよいし、いずれかの押ボタンスイッチを押すことによって複数の選択肢の中から選択してもよい。
(2.1.3)記憶部
記憶部13は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリである。記憶部13は、第1太陽電池5及び第2太陽電池6の名称と、第1太陽電池5及び第2太陽電池6に対する制御情報とを対応付けて記憶する。本開示でいう「制御情報」は、第1コンバータ21に対して行う最大電力点追従制御に関する情報と、上記最大電力点追従制御にて特定した第2最大電力点に基づいて第2コンバータ31を制御するための情報と、を含む。
ここで、本実施形態のように、第1コンバータ21に接続される第1太陽電池5と第2コンバータ31に接続される第2太陽電池6とが異なる場合には、特定情報を予め記憶部13に記憶させることが好ましい。特定情報は、例えば、太陽電池の種類、太陽電池の直列数、最適な掃引時間、掃引方向に応じた最適な電圧変動幅、太陽電池の日射特性情報、及び太陽電池の最大電力点電圧、開放電圧等である。
(2.2)第1コンバータユニット
第1コンバータユニット2は、図1に示すように、第1コンバータ21と、第1コンバータ21を制御する第1制御部22と、を備える。
(2.2.1)第1コンバータ
第1コンバータ21は、例えば、DC-DCコンバータである。第1コンバータ21には、第1太陽電池5が電気的に接続される。第1コンバータ21は、第1太陽電池5にて生成される直流電圧を、所望の電圧値の直流電圧に変換する。第1コンバータ21は、変換後の直流電圧をインバータ41に出力する。第1太陽電池5の出力端と第1コンバータ21の入力端との接続点と、グランドとの間には、平滑用コンデンサC1が電気的に接続されている。
(2.2.2)第1制御部
第1制御部22は、制御システム1の制御部11からの第1制御信号に従って、第1コンバータ21を制御するように構成されている。ここで、本実施形態では、第1制御部22への第1制御信号と後述の第2制御部32への第2制御信号とは同じ信号である。つまり、本実施形態に係る電力変換システム10では、制御部11から第1コンバータユニット2への指令値と制御部11から第2コンバータユニット3への指令値とが同じである。そのため、第1制御部22は、制御部11からの指令値と、この指令値に対する制御値とを対応付けた対応テーブルを有している。言い換えると、第1コンバータ21は、制御部11からの指令値とこの指令値に対する制御値とを対応付けた対応テーブルに基づいて、第1変動幅と第2変動幅とが等しくなるように制御される。これにより、制御部11は、第1コンバータ21と第2コンバータ31とが同じ種類のコンバータでなくても、第1コンバータ21及び第2コンバータ31に対して同一の指令値を出力するだけでよいという利点がある。
第1制御部22は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、第1制御部22は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが第1制御部22として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
(2.3)第2コンバータユニット
第2コンバータユニット3は、図1に示すように、第2コンバータ31と、第2コンバータ31を制御する第2制御部32と、を備える。
(2.3.1)第2コンバータ
第2コンバータ31は、第1コンバータ21と同様、例えば、DC-DCコンバータである。第2コンバータ31には、第2太陽電池6が電気的に接続される。第2コンバータ31は、第2太陽電池6にて生成される直流電圧を、所望の電圧値の直流電圧に変換する。第2コンバータ31は、変換後の直流電圧をインバータ41に出力する。第2太陽電池6の出力端と第2コンバータ31の入力端との接続点と、グランドとの間には、平滑用コンデンサC2が電気的に接続されている。
(2.3.2)第2制御部
第2制御部32は、制御システム1の制御部11からの第2制御信号に従って、第2コンバータ31を制御するように構成されている。上述のように、第1制御信号と第2制御信号とは同じ信号であり、そのため、第2制御部32は、制御部11からの指令値と、この指令値に対する制御値とを対応付けた対応テーブルを有している。言い換えると、第2コンバータ31は、制御部11からの指令値とこの指令値に対する制御値とを対応付けた対応テーブルに基づいて、第1変動幅と第2変動幅とが等しくなるように制御される。
第2制御部32は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、第2制御部32は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが第2制御部32として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
(2.4)インバータユニット
インバータユニット4は、図1に示すように、インバータ41と、第3制御部42と、を備える。
(2.4.1)インバータ
インバータ41は、例えば、DC-ACインバータである。インバータ41の出力端には、インダクタL1を介して交流系統7が電気的に接続されている。インバータ41は、第1コンバータ21及び第2コンバータ31の各々からの直流電圧を、交流系統7に供給するための交流電圧に変換する。インバータ41は、変換後の交流電圧を交流系統7に供給(印加)する。第1コンバータ21及び第2コンバータ31の出力端とインバータ41の入力端との接続点と、グランドとの間には、平滑用コンデンサC3が電気的に接続されている。また、インダクタL1と交流系統7との接続点と、グランドとの間には、平滑用コンデンサC4が電気的に接続されている。
(2.4.2)第3制御部
第3制御部42は、制御システム1の制御部11からの第3制御信号に従って、インバータ41を制御するように構成されている。具体的には、第3制御部42は、第3制御信号に従って、交流系統7に対してインバータ41が出力する交流電圧の電圧値が所望の電圧値となるように、インバータ41を制御する。ここで、例えば、電力変換システム10に蓄電池が接続されている場合には、インバータ41によって、交流系統7からの交流電圧を所望の電圧値の直流電圧に変換し、変換後の直流電圧を蓄電池に給電(充電)してもよい。
第3制御部42は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、第3制御部42は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが第3制御部42として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
(3)太陽電池の特性
(3.1)第1太陽電池の特性
まず、第1太陽電池5の特性について、図2A、図2B及び図3を参照して説明する。ここでは、第1コンバータ21に対して最大電力点追従制御を行う場合の第1太陽電池5の特性について説明する。
図2Aは、第1太陽電池5の出力電圧である第1出力電圧V1と、第1太陽電池5の出力電流である第1出力電流I1との関係を示すグラフである。図2Aでは、横軸が第1出力電圧V1を示し、縦軸が第1出力電流I1を示している。図2Bは、第1出力電圧V1と、第1太陽電池5の発電電力(出力電力)である第1発電電力P1との関係を示すグラフである。図2Bでは、横軸が第1出力電圧V1を示し、縦軸が第1発電電力P1を示している。図3は、最大電力点追従制御における第1太陽電池5の第1発電電力P1の変化を示す図である。図3では、横軸が時間tを示し、縦軸が第1発電電力P1を示している。
制御部11は、最大電力点追従制御において、第1太陽電池5の第1出力電圧V1がV11、V12、V13、V14(V11>V12>V13>V14)の順に変動するように、第1制御部22を介して第1コンバータ21を制御する。第1出力電圧V1の掃引時間は、例えば、100msである。このとき、第1出力電流I1は、図2Aの実線a1に示すように、第1出力電圧V1が低下するに従って上昇する。これに対して、第1発電電力P1は、図2Bの実線b1に示すように、第1出力電圧V1がV13のときに最大値Pmaxとなる。つまり、第1発電電力P1が最大値Pmaxとなる点PO1が第1最大電力点(以下、「第1最大電力点PO1」ともいう)である。
制御部11は、第1出力電圧V1がV14のときの第1発電電力P1(=P14)が最大値Pmaxよりも小さくなっているため、第1出力電圧V1がV13のときの第1発電電力P1(=Pmax)が最大電力であると判定する。つまり、制御部11は、第1コンバータ21に対して最大電力点追従制御を行うことにより、第1太陽電池5の発電電力である第1発電電力P1の第1最大電力点を特定する。制御部11は、第1出力電圧V1がV13となるように、第1制御部22を介して第1コンバータ21を制御する。
その後、制御部11は、図3に示すように、第1発電電力P1がPmaxとP14との間で変動するように、第1制御部22を介して第1コンバータ21を制御する。
(3.2)第2太陽電池の特性
次に、第2太陽電池6の特性について、図4A、図4B及び図5を参照して説明する。ここでは、第2コンバータ31に対して最大電力点追従制御を行う場合の第2太陽電池6の特性について説明する。
図4Aは、第2太陽電池6の出力電圧である第2出力電圧V2と、第2太陽電池6の出力電流である第2出力電流I2との関係を示すグラフである。図4Aでは、横軸が第2出力電圧V2を示し、縦軸が第2出力電流I2を示している。図4Bは、第2出力電圧V2と、第2太陽電池6の発電電力(出力電力)である第2発電電力P2との関係を示すグラフである。図4Bでは、横軸が第2出力電圧V2を示し、縦軸が第2発電電力P2を示している。図5は、最大電力点追従制御における第2太陽電池6の第2発電電力P2の変化を示す図である。図5では、横軸が時間tを示し、縦軸が第2発電電力P2を示している。
制御部11は、最大電力点追従制御において、第2太陽電池6の第2出力電圧V2がV21、V22、V23、V24(V21>V22>V23>V24)の順に変動するように、第2制御部32を介して第2コンバータ31を制御する。第2出力電圧V2の掃引時間は、例えば、100msである。このとき、第2出力電流I2は、図4Aの実線a2に示すように、第2出力電圧V2が低下するに従って上昇する。これに対して、第2発電電力P2は、図4Bの実線b2に示すように、第2出力電圧V2がV23のときに最大値Pmaxとなる。つまり、第2発電電力P2が最大値Pmaxとなる点PO2が第2最大電力点(以下、「第2最大電力点PO2」ともいう)である。
制御部11は、第2出力電圧V2がV24のときの第2発電電力P2(=P24)が最大値Pmaxよりも小さくなっているため、最大電力点PO2を通過していると判定する。そして、制御部11は、第2出力電圧V2がV24からV23に変動するように、第2制御部32を介して第2コンバータ31を制御する。ここで、第2太陽電池6の場合、電圧値が上昇する方向に第2出力電圧V2を変動させると、第2出力電流I2は、図4Aの破線a3のように変化し、第2発電電力P2は、図4Bの破線b3のように変化する。制御部11は、第2出力電圧V2がV23のときの第2発電電力P2がP24よりも大きくなっているが、最大値Pmaxよりも小さいため、最大電力点PO2に到達していないと判定する。そのため、制御部11は、第2出力電圧V2がV23からV22に変動するように、第2制御部32を介して第2コンバータ31を制御する。制御部11は、第2出力電圧V2がV22のときの第2発電電力P2(=P22)がP24よりも小さくなっているため、最大電力点PO2を通過していると判定する。そして、制御部11は、第2出力電圧V2がV22からV23に変動するように、第2制御部32を介して第2コンバータ31を制御する。
その後、制御部11は、図5に示すように、第2発電電力P2がPmaxとP22との間で変動するように、第2制御部32を介して第2コンバータ31を制御する。
ここで、第2太陽電池6では、図4Bの実線b2及び破線b3に示すように、第2出力電圧V2に対する第2発電電力P2のヒステリシスが相対的に大きい。言い換えると、第1太陽電池5の第1出力電圧V1に対する第1発電電力P1のヒステリシスは、第2太陽電池6の第2出力電圧V2に対する第2発電電力P2のヒステリシスよりも小さい。そのため、第1コンバータ21及び第2コンバータ31に対して最大電力点追従制御を行った場合、第2太陽電池6の第2発電電力P2の変動幅ΔP2は、第1太陽電池5の第1発電電力P1の変動幅ΔP1よりも大きくなる。その結果、第2太陽電池6の第2発電力P2が低下する。本実施形態では、すべての第2太陽電池6がペロブスカイト太陽電池であるため、すべての第2太陽電池6がヒステリシスを有している。
本実施形態に係る制御システム1では、制御部11は、第2太陽電池6の第2発電電力P2の低下を抑制するために、第1コンバータ21に対する最大電力点追従制御にて第2最大電力点を特定し、この第2最大電力点に基づいて第2コンバータ31を制御する。つまり、本実施形態に係る制御システム1では、制御部11は、第1太陽電池5及び第2太陽電池6の特性を示す特性情報に応じて、第1コンバータ21及び第2コンバータ31を制御する。
ここで、第2太陽電池6の第2出力電圧V2の掃引方向がマイナス方向である場合の日射変化に伴う第2最大電力点の変化線を第1線とし、第2出力電圧V2の掃引方向がプラス方向である場合の日射変化に伴う第2最大電力点の変化線を第2線とする。この場合、第2太陽電池6のPV特性は、第1線と第2線とが平行になるようなPV特性であってもよいし、第1線と第2線とが交わるようなPV特性であってもよいし、第1線と第2線とが一致するようなPV特性であってもよい。つまり、図4Bに示すPV特性は一例であり、上述の条件を満たすようなPV特性であれば他のPV特性であってもよい。
(4)動作
(4.1)第1動作
まず、本実施形態に係る制御システム1の第1動作について、図6A~図6Cを参照して説明する。第1動作は、第1コンバータ21に対する最大電力点追従制御にて第1最大電力点及び第2最大電力点を特定し、この第1最大電力点及び第2最大電力点に基づいて第1コンバータ21及び第2コンバータ31を制御する動作である。
図6Aは、第1太陽電池5の第1出力電圧V1の変化を示す図である。図6Aでは、横軸が時間tを示し、縦軸が第1出力電圧V1を示している。図6Bは、第2太陽電池6Aの第2出力電圧V2Aの変化を示す図である。図6Bでは、横軸が時間tを示し、縦軸が第2出力電圧V2Aを示している。図6Cは、第2太陽電池6Bの第2出力電圧V2Bの変化を示す図である。図6Cでは、横軸が時間tを示し、縦軸が第2出力電圧V2Bを示している。
本実施形態に係る制御システム1では、制御部11は、最大電力点追従制御において、第1太陽電池5の第1出力電圧V1と第2太陽電池6の第2出力電圧V2とが同一方向に変動するように、第1コンバータ21及び複数の第2コンバータ31を制御する。また、図6A~図6Cでは、第1太陽電池5の電圧変動及び第2太陽電池6の電圧変動を正規化して、第1変動幅と第2変動幅とを同じ幅にしている。すなわち、図6A~図6Cでは、第1出力電圧V1の変動幅である第1変動幅と第2出力電圧V2の変動幅である第2変動幅とが等しくなる。さらに、制御部11は、第2出力電圧V2が第2最大電力点での出力電圧である第4出力電圧に到達するよりも先に、第1出力電圧V1が第1最大電力点での出力電圧である第3出力電圧に到達するように、第1コンバータ21及び複数の第2コンバータ31を制御する。
言い換えると、制御部11は、第1コンバータ21への電圧指示値と第2コンバータ31への電圧指示値とを異ならせている。そして、制御部11は、第1コンバータ21の出力電力、及び第2コンバータ31の出力電力の変化に基づいて、第1発電電力P1が第1最大電力点に到達し、かつ第2発電電力P2が第2最大電力点に到達するように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31を制御する。
ここで、第1変動幅及び第2変動幅は、第1太陽電池5の直列数及び第2太陽電池6の直列数によって異なる。例えば、第1太陽電池5の直列数がN1、第2太陽電池6の直列数がN2、太陽電池1個当たりの変動幅がΔVの場合、第1変動幅は(ΔV×N1)となり、第2変動幅は(ΔV×N2)となる。
本実施形態では、電圧値が低下する方向に第1出力電圧V1及び第2出力電圧V2A,V2Bを変動させる場合を例示するが、電圧値が上昇する方向に第1出力電圧V1及び第2出力電圧V2A,V2Bを変動させる場合も同様であり、ここでは説明を省略する。また、本実施形態では、第1出力電圧V1と第2出力電圧V2A,V2Bとが同じで、第1出力電圧V1がV14のときの第1発電電力P1が最大電力であると仮定して説明する。
制御部11は、時刻t1以前では、第1出力電圧V1がV13、第2出力電圧V2AがV12(V12>V13)、第2出力電圧V2BがV11(V11>V12)となるように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御する。
制御部11は、時刻t1において、第1出力電圧V1がV14(V14<V13)、第2出力電圧V2AがV13、第2出力電圧V2BがV12となるように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御する。さらに、制御部11は、時刻t2において、第1出力電圧V1がV15(V15<V14)、第2出力電圧V2AがV14、第2出力電圧V2BがV13となるように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御する。
ここで、第1出力電圧V1がV15のときの第1発電電力P1は、第1出力電圧V1がV14のときの第1発電電力P1よりも低下している。また、第2出力電圧V2AがV14のときの第2発電電力P2は、第2出力電圧V2AがV13のときの第2発電電力P2よりも上昇している。さらに、第2出力電圧V2BがV13のときの第2発電電力P2は、第2出力電圧V2BがV12のときの第2発電電力P2よりも上昇している。制御部11は、第1発電電力P1のみが低下していることから、第1出力電圧V1がV14のときの第1発電電力P1が最大電力であると判定する。そして、制御部11は、第1出力電圧V1がV14となる点を第1最大電力点と特定する(第1特定ステップ)。また、制御部11は、第1最大電力点に基づいて、第2出力電圧V2A,V2BがV14となる点を第2最大電力点と特定する(第2特定ステップ)。
制御部11は、時刻t3において、第1出力電圧V1がV14となるように、第1コンバータ21を制御する。このとき、第2太陽電池6Aについては、第2出力電圧V2AがV14であるため、制御部11は、第2出力電圧V2がV14を維持するように第2コンバータ31Aを制御する。また、第2太陽電池6Bについては、第2出力電圧V2BがV13であるため、制御部11は、第2出力電圧V2BがV14となるように第2コンバータ31Bを制御する。
その後、制御部11は、第1出力電圧V1及び第2出力電圧V2A,V2BがV14を維持するように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御する(制御ステップ)。言い換えると、制御部11は、第1コンバータ21に対する最大電力点追従制御にて特定した第1最大電力点及び第2最大電力点に基づいて、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御する。
(4.2)第2動作
次に、本実施形態に係る制御システム1の第2動作について、図7A~図7Cを参照して説明する。第2動作は、日射量が低下している場合の制御システム1の動作である。
図7Aは、第1太陽電池5の第1出力電圧V1の変化を示す図である。図7Aでは、横軸が時間tを示し、縦軸が第1出力電圧V1を示している。図7Bは、第2太陽電池6Aの第2出力電圧V2Aの変化を示す図である。図7Bでは、横軸が時間tを示し、縦軸が第2出力電圧V2Aを示している。図7Cは、第2太陽電池6Bの第2出力電圧V2Bの変化を示す図である。図7Cでは、横軸が時間tを示し、縦軸が第2出力電圧V2Bを示している。
本実施形態では、電圧値が低下する方向に第1出力電圧V1及び第2出力電圧V2A,V2Bを変動させる場合を例示するが、電圧値が上昇する方向に第1出力電圧V1及び第2出力電圧V2A,V2Bを変動させる場合も同様であり、ここでは説明を省略する。また、本実施形態では、第1出力電圧V1と第2出力電圧V2A,V2Bとが同じであると仮定して説明する。
制御部11は、時刻t11以前では、第1出力電圧V1がV13、第2出力電圧V2AがV12(V12>V13)、第2出力電圧V2BがV11(V11>V12)となるように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御している。
制御部11は、時刻t11において、第1出力電圧V1がV14(V14<V13)、第2出力電圧V2AがV13、第2出力電圧V2BがV12となるように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御する。さらに、制御部11は、時刻t12において、第1出力電圧V1がV15(V15<V14)、第2出力電圧V2AがV14、第2出力電圧V2BがV13となるように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御する。
ここで、第1出力電圧V1がV15のときの第1発電電力P1は、第1出力電圧V1がV14のときの第1発電電力P1よりも低下している。また、第2出力電圧V2AがV14のときの第2発電電力P2は、第2出力電圧V2AがV13のときの第2発電電力P2よりも低下している。さらに、第2出力電圧V2BがV13のときの第2発電電力P2は、第2出力電圧V2BがV12のときの第2発電電力P2よりも低下している。制御部11は、第1発電電力P1及び2つの第2発電電力P2が低下していることから、日射が低下したことによる電力低下であり、第1発電電力P1が未だ第1最大電力点に到達していないと判定する。
制御部11は、第1発電電力P1及び2つの第2発電電力P2が安定する時刻t13において、第1最大電力点を求めるために、第1出力電圧V1及び第2出力電圧V2A,V2Bが低下するように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31A,31Bを制御する。
(5)効果
本実施形態に係る制御システム1では、第1コンバータ21に対して最大電力点追従制御を行い、第1発電電力P1の第1最大電力点を特定した後、この第1最大電力点に基づいて第2発電電力P2の第2最大電力点を特定している。そのため、第2太陽電池6のように、第2出力電圧V2に対して第2発電電力P2がヒステリシスを有している場合には、第2コンバータ31に対して最大電力点追従制御を行う場合に比べて、第2発電電力P2の低下を抑制することができる。つまり、本実施形態に係る制御システム1によれば、第2太陽電池6の種類にかかわらず第2太陽電池6の第2発電電力P2の低下を抑制することができる。
また、本実施形態に係る制御システム1では、第2出力電圧V2が第2最大電力点での出力電圧である第4出力電圧に到達するよりも先に、第1出力電圧V1が第1最大電力点での出力電圧である第2出力電圧に到達する。そのため、第1太陽電池5の第1最大電力点に基づいて第2太陽電池6の第2最大電力点を特定することができる。
また、本実施形態に係る制御システム1では、第1コンバータ21及び第2コンバータ31が、制御部11からの指令値とこの指令値に対する制御値とを対応付けた対応テーブルに基づいて、第1変動幅と第2変動幅とが等しくなるように制御される。そのため、制御部11は、第1コンバータ21及び第2コンバータ31に対して同一の指令値を出力するだけでよいという利点がある。
また、本実施形態に係る制御システム1では、制御部11は、第1太陽電池5及び第2太陽電池6の特性に応じて第1コンバータ21及び第2コンバータ31を制御しており、第1太陽電池5及び第2太陽電池6の特性に応じた発電制御を実現することができる。
また、本実施形態に係る制御システム1では、受付部12によって電池情報を入力することができる。そのため、電池情報に応じた発電制御を実現することができる。特に、本実施形態に係る制御システム1では、種類情報と直列数情報とが電池情報に含まれているので、第1太陽電池5及び第2太陽電池6の種類及び直列数に応じた発電制御を実現することができる。
(6)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、上述の実施形態に係る制御システム1と同様の機能は、制御方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。
一態様に係る制御方法は、第1コンバータ21及び第2コンバータ31を備える電力変換システム10の第1コンバータ21及び第2コンバータ31を制御する制御方法である。第1コンバータ21は、第1太陽電池5に接続される。第2コンバータ31は、第2太陽電池6に接続される。制御方法は、第1特定ステップと、第2特定ステップと、制御ステップと、を含む。第1特定ステップでは、第1コンバータ21に対して最大電力点追従制御を行い、第1太陽電池5の発電電力である第1発電電力P1の第1最大電力点を特定する。第2特定ステップでは、第1特定ステップで特定した第1最大電力点に基づいて、第2太陽電池6の発電電力である第2発電電力P2の第2最大電力点を特定する。制御ステップでは、第2特定ステップで特定した第2最大電力点に基づいて、第2コンバータ31を制御する。
一態様に係るプログラムは、上述の制御方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における制御システム1において、制御部11は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における制御部11としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。更に、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、制御システム1における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは、制御システム1に必須の構成ではない。つまり、制御システム1の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、制御システム1の少なくとも一部の機能、例えば、制御部11の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
また、電力変換システム10における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは、電力変換システム10に必須の構成ではない。つまり、電力変換システム10の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、電力変換システム10の少なくとも一部の機能、例えば、第1制御部22又は第2制御部32の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
上述の実施形態では、第1太陽電池5の出力電圧の変動幅である第1変動幅と第2太陽電池6の出力電圧の変動幅である第2変動幅とが同じであるが、第1変動幅が第2変動幅よりも大きくてもよい。具体的には、制御部11は、最大電力点制御において、第1太陽電池5の出力電圧と第2太陽電池6の出力電圧とが同一方向に変動し、かつ第1変動幅が第2変動幅よりも大きくなるように、第1コンバータ21及び第2コンバータ31を制御する。これにより、最大電力点追従制御にて第1発電電力P1の第1最大電力点を特定することができる。
上述の実施形態では、制御部11は、最大電力点制御において、第1コンバータ21と第2コンバータ31との両方を制御しているが、例えば、第2コンバータ31については停止させてもよい。具体的には、制御部11は、最大電力点追従制御において、第1最大電力点を特定するまで第2コンバータ31を停止させる。これにより、最大電力点追従制御にて第1発電電力P1の第1最大電力点を特定することができる。また、電力変換システム10の電力消費を抑えることができる。
上述の実施形態では、第1太陽電池5が単結晶シリコン太陽電池であるが、第1太陽電池5は、出力電圧に対する出力電力のヒステリシスが相対的に小さければ単結晶シリコン太陽電池以外の太陽電池であってもよい。
上述の実施形態では、第2太陽電池6が、第1太陽電池5とは異なるペロブスカイト太陽電池であるが、第2太陽電池6は、第1太陽電池5と同じ太陽電池であってもよい。
上述の実施形態では、制御部11が、第1コンバータ21を制御する第1制御部22、第2コンバータ31を制御する第2制御部32、及びインバータ41を制御する第3制御部42とは別に設けられている。これに対して、制御部11は、第1制御部22、第2制御部32及び第3制御部42のいずれか1つで兼用されていてもよい。
上述の実施形態では、第1コンバータユニット2への第1制御信号と第2コンバータユニット3への第2制御信号とが同じ信号であるが、第1制御信号と第2制御信号とが異なる信号であってもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る制御システム(1)は、制御部(11)を備える。制御部(11)は、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を備える電力変換システム(10)の第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を制御する。第1コンバータ(21)は、第1太陽電池(5)に接続される。第2コンバータ(31)は、第2太陽電池(6)に接続される。制御部(11)は、第1コンバータ(21)に対して最大電力点追従制御を行い、第1発電電力(P1)の第1最大電力点を特定した後に、第2発電電力(P2)の第2最大電力点を特定する。第1発電電力(P1)は、第1太陽電池(5)の発電電力である。第2発電電力(P2)は、第2太陽電池(6)の発電電力である。制御部(11)は、第2最大電力点に基づいて第2コンバータ(31)を制御する。
この態様によれば、第2太陽電池(6)の種類にかかわらず第2太陽電池(6)の発電電力の低下を抑制することができる。
第2の態様に係る制御システム(1)では、第1の態様において、制御部(11)は、最大電力点追従制御において、第1出力電圧(V1)と第2出力電圧(V2)とが同一方向に変動し、第1変動幅と第2変動幅とが等しく、かつ第2出力電圧(V2)が第4出力電圧に到達するよりも先に、第1出力電圧(V1)が第3出力電圧に到達するように、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を制御する。第1出力電圧(V1)は、第1太陽電池(5)の出力電圧である。第2出力電圧(V2)は、第2太陽電池(6)の出力電圧である。第1変動幅は、第1出力電圧(V1)の変動幅である。第2変動幅は、第2出力電圧(V2)の変動幅である。第3出力電圧は、第1最大電力点での出力電圧である。第4出力電圧は、第2最大電力点での出力電圧である。
この態様によれば、第1太陽電池(5)の第1最大電力点に基づいて第2太陽電池(6)の第2最大電力点を特定することができる。
第3の態様に係る制御システム(1)では、第2の態様において、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)の各々は、対応テーブルに基づいて、第1変動幅と第2変動幅とが等しくなるように制御される。対応テーブルは、制御部(11)からの指令値と指令値に対する制御値とを対応付けたテーブルである。
この態様によれば、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)に対して同一の指令値を出力するだけで、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を制御することができる。
第4の態様に係る制御システム(1)では、第1の態様において、制御部(11)は、最大電力点追従制御において、第1出力電圧(V1)と第2出力電圧(V2)とが同一方向に変動し、かつ第1変動幅が第2変動幅よりも大きくなるように、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を制御する。第1出力電圧(V1)は、第1太陽電池(5)の出力電圧である。第2出力電圧(V2)は、第2太陽電池(6)の出力電圧である。第1変動幅は、第1出力電圧(V1)の変動幅である。第2変動幅は、第2出力電圧(V2)の変動幅である。
この態様によれば、第1太陽電池(5)の第1最大電力点に基づいて第2太陽電池(6)の第2最大電力点を特定することができる。
第5の態様に係る制御システム(1)では、第1の態様において、制御部(11)は、最大電力点追従制御において、第1最大電力点を特定するまで第2コンバータ(31)を停止させる。
この態様によれば、電力変換システム(10)の電力消費を抑えることができる。
第6の態様に係る制御システム(1)では、第1~5のいずれかの態様において、電力変換システム(10)は、複数の第2コンバータ(31)を備える。
この態様によれば、複数の第2太陽電池(6)の発電電力の低下を抑制することができる。
第7の態様に係る制御システム(1)では、第1~6のいずれかの態様において、制御部(11)は、第1コンバータ(21)への電圧指示値と第2コンバータ(31)への電圧指示値とを異ならせている。制御部(11)は、第1コンバータ(21)の出力電力及び第2コンバータ(31)の出力電力の変化に基づいて、第1発電電力(P1)が第1最大電力点に到達し、かつ第2発電電力(P2)が第2最大電力点に到達するように、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を制御する。
この態様によれば、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)の出力電力の変化に基づいて、第1最大電力点及び第2最大電力点を特定することができる。
第8の態様に係る制御システム(1)では、第1~7のいずれかの態様において、制御部(11)は、第1太陽電池(5)及び第2太陽電池(6)の特性を示す特性情報に応じて第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を制御する。
この態様によれば、第1太陽電池(5)及び第2太陽電池(6)の特性情報に応じた発電制御を実現することができる。
第9の態様に係る制御システム(1)では、第1~8のいずれかの態様において、電力変換システム(10)は、複数の第2コンバータ(31)を備える。複数の第2コンバータ(31)は、複数の第2太陽電池(6)と一対一に対応している。複数の第2太陽電池(6)の少なくとも1つにおいて、第2太陽電池(6)の出力電圧(V2)に対する第2発電電力(P2)がヒステリシスを有する。
この態様によれば、第2太陽電池(6)が発電電力についてヒステリシスを有している場合でも、第2太陽電池(6)の発電電力の低下を抑制することができる。
第10の態様に係る制御システム(1)では、第1~9のいずれかの態様において、第1太陽電池(5)の出力電圧(V1)に対する第1発電電力(P1)のヒステリシスは、第2太陽電池(6)の出力電圧(V1)に対する第2発電電力(P2)のヒステリシスよりも小さい。
この態様によれば、第2太陽電池(6)よりもヒステリシスが小さい第1太陽電池(5)に基づいて第1最大電力点及び第2最大電力点を特定することにより、第2太陽電池(6)の発電電力の低下を抑制することができる。
第11の態様に係る制御システム(1)は、第1~10のいずれかの態様において、受付部(12)を更に備える。受付部(12)は、第1太陽電池(5)及び第2太陽電池(6)に関する情報である電池情報の入力を受け付ける。
この態様によれば、電池情報に応じた発電制御を実現することができる。
第12の態様に係る制御システム(1)では、第11の態様において、電池情報は、種類情報と、直列数情報と、の少なくとも一方を含む。種類情報は、第1太陽電池(5)及び第2太陽電池(6)の種類を示す情報である。直列数情報は、直列接続された第1太陽電池(5)の個数、及び直列接続された第2太陽電池(6)の個数を示す情報である。
この態様によれば、第1太陽電池(5)及び第2太陽電池(6)の種類及び直列数に応じた発電制御を実現することができる。
第13の態様に係る電力変換システム(10)は、第1~12のいずれかの態様に係る制御システム(1)と、第1コンバータ(21)と、第2コンバータ(31)と、を備える。
この態様によれば、第2太陽電池(6)の種類にかかわらず第2太陽電池(6)の発電電力の低下を抑制することができる。
第14の態様に係る制御方法は、第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を備える電力変換システム(10)の第1コンバータ(21)及び第2コンバータ(31)を制御する制御方法である。第1コンバータ(21)は、第1太陽電池(5)に接続される。第2コンバータ(31)は、第2太陽電池(6)に接続される。制御方法は、第1特定ステップと、第2特定ステップと、制御ステップと、を含む。第1特定ステップでは、第1コンバータ(21)に対して最大電力点追従制御を行い、第1太陽電池(5)の発電電力である第1発電電力(P1)の第1最大電力点を特定する。第2特定ステップでは、第1特定ステップで特定した第1最大電力点に基づいて、第2太陽電池(6)の発電電力である第2発電電力(P2)の第2最大電力点を特定する。制御ステップでは、第2特定ステップで特定した第2最大電力点に基づいて、第2コンバータ(31)を制御する。
この態様によれば、第2太陽電池(6)の種類にかかわらず第2太陽電池(6)の発電電力の低下を抑制することができる。
第15の態様に係るプログラムは、第14の態様に係る制御方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、第2太陽電池(6)の種類にかかわらず第2太陽電池(6)の発電電力の低下を抑制することができる。
第2~12の態様に係る構成については、制御システム(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 制御システム
5 第1太陽電池
6 第2太陽電池
10 電力変換システム
11 制御部
12 受付部
21 第1コンバータ
31 第2コンバータ
P1 第1発電電力
P2 第2発電電力
V1 第1出力電圧
V2 第2出力電圧

Claims (15)

  1. 第1太陽電池に接続される第1コンバータ、及び第2太陽電池に接続される第2コンバータを備える電力変換システムの前記第1コンバータ及び前記第2コンバータを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記第1コンバータに対して最大電力点追従制御を行い、前記第1太陽電池の発電電力である第1発電電力の第1最大電力点を特定した後に、前記第2太陽電池の発電電力である第2発電電力の第2最大電力点を特定し、前記第2最大電力点に基づいて前記第2コンバータを制御する、
    制御システム。
  2. 前記制御部は、前記最大電力点追従制御において、前記第1太陽電池の出力電圧である第1出力電圧と前記第2太陽電池の出力電圧である第2出力電圧とが同一方向に変動し、前記第1出力電圧の変動幅である第1変動幅と前記第2出力電圧の変動幅である第2変動幅とが等しく、かつ前記第2出力電圧が前記第2最大電力点での出力電圧である第4出力電圧に到達するよりも先に、前記第1出力電圧が前記第1最大電力点での出力電圧である第3出力電圧に到達するように、前記第1コンバータ及び前記第2コンバータを制御する、
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記第1コンバータ及び前記第2コンバータの各々は、前記制御部からの指令値と前記指令値に対する制御値とを対応付けた対応テーブルに基づいて、前記第1変動幅と前記第2変動幅とが等しくなるように制御される、
    請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記制御部は、前記最大電力点追従制御において、前記第1太陽電池の出力電圧である第1出力電圧と前記第2太陽電池の出力電圧である第2出力電圧とが同一方向に変動し、かつ前記第1出力電圧の変動幅である第1変動幅が前記第2出力電圧の変動幅である第2変動幅よりも大きくなるように、前記第1コンバータ及び前記第2コンバータを制御する、
    請求項1に記載の制御システム。
  5. 前記制御部は、前記最大電力点追従制御において、前記第1最大電力点を特定するまで前記第2コンバータを停止させる、
    請求項1に記載の制御システム。
  6. 前記電力変換システムは、複数の前記第2コンバータを備える、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 前記制御部は、前記第1コンバータへの電圧指示値と前記第2コンバータへの電圧指示値とを異ならせており、前記第1コンバータの出力電力及び前記第2コンバータの出力電力の変化に基づいて、前記第1発電電力が前記第1最大電力点に到達し、かつ前記第2発電電力が前記第2最大電力点に到達するように、前記第1コンバータ及び前記第2コンバータを制御する、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の制御システム。
  8. 前記制御部は、前記第1太陽電池及び前記第2太陽電池の特性を示す特性情報に応じて前記第1コンバータ及び前記第2コンバータを制御する、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の制御システム。
  9. 前記電力変換システムは、複数の前記第2コンバータを備え、
    前記複数の第2コンバータは、複数の前記第2太陽電池と一対一に対応しており、
    前記複数の第2太陽電池の少なくとも1つにおいて、前記第2太陽電池の出力電圧に対する前記第2発電電力がヒステリシスを有する、
    請求項1~8のいずれか1項に記載の制御システム。
  10. 前記第1太陽電池の出力電圧に対する前記第1発電電力のヒステリシスは、前記第2太陽電池の出力電圧に対する前記第2発電電力のヒステリシスよりも小さい、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の制御システム。
  11. 前記第1太陽電池及び前記第2太陽電池に関する情報である電池情報の入力を受け付ける受付部を更に備える、
    請求項1~10のいずれか1項に記載の制御システム。
  12. 前記電池情報は、
    前記第1太陽電池及び前記第2太陽電池の種類を示す種類情報と、
    直列接続された前記第1太陽電池の個数、及び直列接続された前記第2太陽電池の個数を示す直列数情報と、の少なくとも一方を含む、
    請求項11に記載の制御システム。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載の制御システムと、
    前記第1コンバータと、
    前記第2コンバータと、を備える、
    電力変換システム。
  14. 第1太陽電池に接続される第1コンバータ、及び第2太陽電池に接続される第2コンバータを備える電力変換システムの前記第1コンバータ及び前記第2コンバータを制御する制御方法であって、
    前記第1コンバータに対して最大電力点追従制御を行い、前記第1太陽電池の発電電力である第1発電電力の第1最大電力点を特定する第1特定ステップと、
    前記第1特定ステップで特定した前記第1最大電力点に基づいて、前記第2太陽電池の発電電力である第2発電電力の第2最大電力点を特定する第2特定ステップと、
    前記第2特定ステップで特定した前記第2最大電力点に基づいて、前記第2コンバータを制御する制御ステップと、を含む、
    制御方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラム。
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