JP7334743B2 - 電子機器及びスペクトル管理方法 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に、無線通信分野に関する。より具体的に、スペクトル管理のための電子機器、スペクトル管理方法、無線ネットワーク管理装置、無線ネットワーク管理方法、及びコンピュータ可読媒体に関する。
無線装置の数および無線サービスの多様性の急速な成長に伴い、スペクトル不足の問題はますます深刻になっている。有望な解決策は、スペクトルを共有することであり、共存協調を通じて複数のシステム間でターゲット周波数帯域の共有を実現し、リソースの使用効率が向上する。現在共有のためにオープンされている周波数帯域はアンライセンスバンド(Unlicensed Frequency Band)と呼ばれ、例えば、3.5GHz、5GHz、6GHzなどを含む。
現在の共有スペクトル割り当てシステムは、中央制御の方法を採用し、即ち、1つの中央サーバを使用して例えばインカンベント(Incumbent)ユーザの干渉保護条件を動的に取得し、各レベルのシステムの情報を収集し、Incumbentユーザの干渉保護条件を満たすことを前提として、各レベルのシステムにリソースを割り当てる。中央制御の方法は、次の側面で欠点がある。
ロバスト性:管理ノードが損傷したり失ったりすると、システム全体の運行に影響を与える。
公正性:割り当て権力が集中するため、真の公平性を実現することは困難である。
複雑性:算出能力が集中するため、大規模ネットワークの性能を保証することは困難である。
経済性:運営・保守コストが高いため、スペクトルの使用コストが高くなり、共有スペクトルサービスの規模化に不利である。
拡張性:共有スペクトルサービスは、複雑な申請と承認プロセスを必要とし、共有サービスのニーズの多様性の実現に不利である。
以上の問題の少なくとも一部に対して本発明を提案する。本発明は、分散型共有スペクトル管理方案を提案する。分散型共有スペクトル管理システムは、スペクトル管理ノードと、無線ネットワーク管理ノードとを含み得る。スペクトル管理ノードは、スペクトル管理と分散型システム管理とを担当し、無線ネットワーク管理ノードはスペクトル管理ノードからスペクトルを取得し、管理のユーザ機器にサービスする。複数のスペクトル管理ノードは、連携しながら、スペクトル割り当て操作を公平で、効率的に行うことを共同でメンテナンスする。
以下では、本発明に関する簡単な概説を提供し、本発明の幾つかの局面に関する基本的理解を提供する。この概説が本発明に関する取り尽くし的概説ではないと理解すべきである。それは、本発明の肝心又は重要部分を意図的に特定するものではなく、本発明の範囲を意図的に限定するものでもない。その目的は、簡素化の形式で、幾つかの概念を提供して、後論述するより詳しい技術の前言とするものである。
一実施例によれば、スペクトル管理のための電子機器は処理回路を含む。処理回路は、1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信する、及び/又は、1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードからスペクトル需給情報を受信するように、制御を行うように配置される。スペクトル需給情報は、電子機器及び/又は第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードのスペクトル需給に関連する。
他の一実施例によれば、スペクトル管理方法は、第2のスペクトル管理ノードにより、1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信する、及び/又は、1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードからスペクトル需給情報を受信するステップを含む。スペクトル需給情報は、第2のスペクトル管理ノード及び/又は第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードのスペクトル需給に関連する。
更なる一実施例によれば、無線ネットワーク管理装置は処理回路を含む。処理回路は、スペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信するように、制御を行い、スペクトル管理ノードからスペクトル割り当て方式を指示する情報を受信するように、制御を行う、ように配置される。スペクトル割り当て方式は、少なくとも部分的にスペクトル需給情報に基づいて決定される。
さらに更なる一実施例によれば、無線ネットワーク管理方法は、スペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信し、スペクトル管理ノードからスペクトル割り当て方式を指示する情報を受信するステップを含む。スペクトル割り当て方式は、少なくとも部分的にスペクトル需給情報に基づいて決定される。
本開示実施例は、情報処理装置によって実行される場合、情報処理装置に本開示の実施例による方法を実行させる実行可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体をさらに含む。
本開示の実施例によれば、スペクトル割り当て操作を公平且つ効率的に行うことができる。
本発明は、以下の図面に基づく説明を参照することによりよく理解できる。なお、全ての図面において、同一又は類似する部品を同一又は類似する符号で示している。前記図面は以下の詳細説明と共に本明細書に含まれ本明細書の一部として構成されており、更に例を挙げることにより本発明の好適な実施例を説明し、本発明の原理と利点を解釈する。図面において、
図1は、本発明の一実施例によるスペクトル管理のための電子機器の構成例を示すブロック図である。 図2は、他の一実施例によるスペクトル管理のための電子機器の構成例を示すブロック図である。 図3は、更なる実施例によるスペクトル管理のための電子機器の構成例を示すブロック図である。 図4は、本発明の一実施例によるスペクトル管理方法のプロセス例を示すフローチャートである。 図5は、他の一実施例によるスペクトル管理方法のプロセス例を示すフローチャートである。 図6は、更なる一実施例によるスペクトル管理方法のプロセス例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の一実施例による無線ネットワーク管理装置の構成例を示すブロック図である。 図8は、本発明の一実施例による無線ネットワーク管理方法のプロセス例を示すフローチャートである。 図9は、分散型スペクトル管理プロトコルスタックの例を示す。 図10は、分散型スペクトル管理システムの構成例を示す。 図11は、スペクトル台帳の構造の例を示す。 図12は、スペクトルブロックの構造の例を示す。 図13は、ペクトル掲示板の例を示す。 図14は、スペクトル掲示板を更新するプロセス例を示す。 図15は、スペクトル管理ノード間の情報インタラクト流れの例を示す。 図16は、スペクトルブロック(マイニング)の流れの例を示す。 図17は、スペクトル割り当て実行の流れの例を示す。 図18は、分散型スペクトル割り当てのプロセス例を示す。 図19は、分散型スペクトル割り当てのプロセス例を示す。 図20は、分散型スペクトル割り当てのプロセス例を示す。 図21は、リソース管理のための論理エンティティの構成例を示す。 図22は、異なる市民ブロードバンド無線サービスデバイス(CBSD) 間の共存を示す。 図23は、本開示の方法及び装置を実現するコンピュータの概略的構成を示すブロック図である。 図24は、本開示の内容を応用できるスマートフォンの概略的構成を示すブロック図である。 図25は、本開示の内容を応用できるgNB(5Gシステムにおける基地局)の概略的構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。本発明の一つの図面又は一実施形態に記載の要素及び特徴は、一つ又はより多くのその他の図面又は実施形態に示された要素及び特徴と相互に結合することができる。なお、明確にするために、図面及び明細書において本発明に関係しない、当業者にとって公知の部品及び処理の表示及び記載が省略されている。
図1に示すように、本実施例によるスペクトル管理のための電子機器100は、処理回路110を含む。処理回路110は、例えば、特定のチップ、チップセット又はCPU(Central Processing Unit)などとして実現できる。
処理回路110は、制御ユニット111を含む。なお、図面において機能ブロックの形で、例えば、制御ユニット111及び他のユニットを示したが、各ユニットの機能は、処理回路により全体として実現することもでき、必ず処理回路における独立した実際の部品により実現するとは限らない。また、図面に一つのブロックで処理回路を示したが、電子機器は、複数の処理回路を含んでもよく、制御ユニット111及び他のユニットの機能を複数のプロセッサに分散することができ、これにより、複数の処理回路は連携しながら操作してこれらの機能を実行する。
実施例による電子機器100は、例えばスペクトル管理ノードとして作動する。
より具体的に、一実施例による電子機器100は、3.5GHz周波数帯域の市民ブロードバンド無線サービス(CBRS)に適用されてもよく、電子機器100はペクトルアクセスシステム(SAS)又は共存マネージャー(CxM)側に配置されてもよく、且つ、それが管理する無線ネットワーク管理装置は市民ブロードバンド無線サービスデバイス(CBSD)を含んでもよい。
他の一実施例による電子機器100は、5GHz広帯域システム(Broadband System)に適用されてもよく、電子機器100は、C3エンティティの側に配置されてもよく、且つ、それが管理する無線ネットワーク管理装置は、無線アクセスシステム(WAS)又は無線ローカルエリアネットワーク(RLAN)を含んでもよい。
本開示では、3.5GHzと5GHzを例にとって説明するが、本開示はこれに限定されず、同様に他のアンライセンスバンドにも適用する。また、本発明の実施例では、アンライセンススペクトルの使用は、対応するアンライセンススペクトルにおける使用要求、例えば、当該バンドにおけるインカンベントユーザ(Incumbent user)の保護や、優先度の高いユーザの保護を満たす。
また、本発明の実施例による電子機器は、スペクトル管理ノード(例えばSAS/CxM)の一部として実現してもよいし、スペクトル管理ノードと独立して実現してもよい。
制御ユニット111は、(電子機器100に対応するスペクトル管理ノードを除く)1つまたは複数のスペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信する、及び/又は、この1つまたは複数のスペクトル管理ノードからスペクトル需給情報を受信するように、制御を行うように配置される。スペクトル需給情報は、電子機器100及び/又は上記の1つまたは複数のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノード(WNM)のスペクトル需給に関連する。
スペクトル需給情報は、例えば、スペクトル譲渡情報、及びスペクトル需要情報の少なくとも一方を含む。
より具体的に、スペクトル譲渡情報は、例えば、スペクトル情報、及び譲渡ノード情報を含む。スペクトル情報は、スペクトル使用制約を満たすスペクトル割り当の算出を行うために用いられ、例えば、スペクトルのタイプ、スペクトルの範囲、利用可能な時間範囲、使用のタイプ、利用可能な位置範囲、及び譲渡ノード位置情報のうちの1つ又は複数を含む。譲渡ノード情報は、スペクトル取引の算出、及びスペクトル割り当て方式情報(以下の実施例では、スペクトルブロックとも呼ばれる)の生成のために用いられ、例えば、譲渡情報をリリースするタイムスタンプ、譲渡ノードアドレス(或いは、ID)、課金標準のうちの1つ又は複数を含む。譲渡されるスペクトルは未占有の(unoccupied)スペクトル又は占有のスペクトルであり得る。未占有のスペクトルであると、譲渡ノードはスペクトル管理ノード(SM)であってもよく、占有のスペクトルであると、譲渡ノードはWNMであってもよい。
スペクトル需要情報は、例えば、スペクトル情報、及び需要ノード情報を含む。スペクトル情報は、スペクトル使用制約を満たすスペクトル割り当の算出を行うために用いられ、例えば、スペクトルのタイプ、スペクトルの範囲、利用可能な時間範囲、使用のタイプ、需要ノード位置情報を含む。需要ノード情報は、スペクトル取引プロトコルの算出、及びスペクトル割り当て方式情報(或いは、スペクトルブロック)の生成のために用いられ、例えば、需要情報をリリースするタイムスタンプ、需要者のアドレス、支払い基準のうちの1つ又は複数を含む。需要ノードはWNMであってもよい。
本実施例によれば、スペクトル管理ノードの間でスペクトル需給情報を送受信することにより、スペクトル管理ノードが連携しながらスペクトル割り当てを共同でメンテナンスすることが可能となる。
また、一実施例によれば、さらに、スペクトル需給情報に基づいてスペクトル割り当て方式を決定してもよい。
図2に示すように、本実施例によるスペクトル管理のための電子機器200は、処理回路210を含む。処理回路210は、制御ユニット211と、決定ユニット213とを含む。制御ユニット211の一部の機能は、以上で説明した制御ユニット111と類似する。
決定ユニット213は、スペクトル需給情報に基づいて、電子機器200及び/又は(電子機器200に対応するスペクトル管理ノードを除く)スペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードに対するスペクトル割り当て方式を決定するように配置される。
また、制御ユニット211は、さらに、決定ユニット213によって決定されたスペクトル割り当て方式を示す情報を、電子機器200に対応するスペクトル管理ノードを除いたスペクトル管理ノードに送信するように、制御を行うように配置される。
言い換えれば、本実施例による電子機器200は、スペクトル割り当て方式を決定し(幾つかの例示的な実施例において、「マイニング」と呼ばれ、即ち、スペクトルブロックを生成する)、スペクトル割り当て方式の情報を(幾つかの例示的な実施例において、スペクトルブロックとも呼ばれる)生成するために用いられる。
より具体的に、スペクトルブロックの生成(マイニング)とは、スペクトル管理ノードがスペクトル管理ノードの間で共有する情報(幾つかの例示的な実施例において、スペクトル掲示板と呼ばれる)におけるスペクトル需給関係、及び無線ネットワーク管理ノードのスペクトル使用状態に応じて、スペクトル譲渡ノード/需要ノードに新しいスペクトル割り当て情報を生成することを指す。スペクトル需給に加えて、当該割り当て結果は、スペクトル使用制約条件を満たす必要がある。幾つかの例示的な実施例において、スペクトルブロックを生成するスペクトル管理ノードは、マイナーノード、又は、スーパーノードとも呼ばれる。
例として、図13は、スペクトル掲示板に含まれる情報を概略的に示し、その中の1つのタイプはスペクトル使用制約情報であり、即ち、Incumbentユーザに対する保護要求、又は、優先度の高いセカンダリユーザに対する保護要求(例えば、参照ポイントとアグリゲーション干渉の上限によって特徴付けられる)、及び算出方法である。Incumbentユーザステータスの情報は、システムによって許可される正当なIncumbent情報ソースから取得でき、時間の経過に伴って動的に変化し得る。また、以上で既にスペクトル供給情報及びスペクトル需要情報の例について記述したが、ここで重複しない。
例として、図14は、スペクトル掲示板をメンテナンスする流れを示した。
図14におけるIncumbent情報ソースは、Incumbent保護情報を生成し、スペクトル管理ノードにIncumbent保護情報をリリースする。
また、スペクトル譲渡ノードはスペクトル譲渡情報を生成し(1’)、スペクトル譲渡ノードはスペクトル管理ノードにスペクトル譲渡情報をリリースし(2’)、スペクトル需要ノードはスペクトル需要情報を生成し(1'')、スペクトル需要ノードはスペクトル管理ノードにスペクトル需要情報をリリースする(2'')。
スペクトル管理ノードは情報を受信して、スペクトル掲示板を更新し(3)、この時間を更新タイムスタンプTupdateとして設定する。このようにすれば、ネットワーク全体のノードはこの情報を取得できる。
図15は、スペクトル管理ノードの間の情報インタラクト流れの例を示す。
図15に示すように、1つのスペクトル管理ノード(例えば、マイナーノード)は、他のスペクトル管理ノードにスペクトル掲示板情報を要求し(1)、この要求には、前回でこの情報を更新したタイムスタンプを含んでもよい。他のスペクトル管理ノードは、要求におけるタイムスタンプTreqと、スペクトル掲示板における更新タイムスタンプTupdateとを比較することにより、応答を生成し、Treq≧Tupdateであると、更新を必要としないことを指示するように応答し、Treq<Tupdateであると、Treqの後の掲示板情報を応答として生成する(2)。他のスペクトル管理ノードは、マイナーノードにスペクトル掲示板情報の応答をリリースする。マイナーノードは他のスペクトル管理ノードにスペクトルブロックチェーン情報を要求する流れは類似するので、ここで繰り返しない。
以上、スペクトル割り当て方式を決定する電子機器(例えば、前記マイナーノード)の例示的な実施例を記述した。また、本発明の実施例は、スペクトル割り当て方式の決定を行わず、他のスペクトル管理ノードからスペクトル割り当て方式を取得する電子機器をさらに含む。
図3に示すように、本実施例によるスペクトル管理のための電子機器300は、処理回路310を含む。処理回路310は、制御ユニット311と、検証ユニット313とを含む。
制御ユニット311の一部の機能は、以上で説明した制御ユニット111と類似する。
また、制御ユニット311は、さらに、(電子機器300に対応するスペクトル管理ノードを除く)スペクトル管理ノードが電子機器300及び/又は其他スペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードに対して決定したスペクトル割り当て方式の情報を受信するように、制御を行うように配置される。
検証ユニット313は、受信した情報が指示するスペクトル割り当て方式を検証するように配置される。
より具体的に、検証ユニット313は、特定のユーザ機器のスペクトル使用を保証するか、または、特定のユーザ機器への干渉が所定の範囲内となり、及び、スペクトル割り当てが無線ネットワーク管理ノードのスペクトル需給を満たすという条件に従って、スペクトル割り当て方式を検証してもよい。
スペクトル割り当て方式の検証は、スペクトル割り当て情報に対してスペクトル使用制約条件算出を行うことで、当該スペクトルが利用可能な時間範囲内で出力アドレスに対応する無線ネットワーク管理ノード、及び他の使用条件を満たす無線ネットワーク管理ノードに同時に使用される際に、スペクトル掲示板において制約されるスペクトル使用制約条件を満たすかどうかを決定することを含んでもよい。
また、一実施例によれば、電子機器300は、さらに、スペクトル割り当て方式(以上で説明した電子機器200と類似する)を決定するように配置されてもよく、そして、制御ユニット311は、さらに、電子機器300によって決定されたスペクトル割り当て方式の情報、又は、検証された、他のスペクトル管理ノードによって決定されたスペクトル割り当て方式の情報を記憶するように、制御を行うように配置されてもよい。
例として、ブロックチェーンの形でスペクトル割り当て方式情報を記憶してもよい。続いて、ブロックチェーンについて簡単に説明する。
ブロックチェーンは、ビットコイン等のデジタル暗号通貨の人気の高まりとともに徐々に出現した新しい技術であり、分散化、信頼の蓄積を必要としない信用確立パラダイムを提供し、現在、金融業界、科学研究機関、政府機関、投資会社の大きな注目を集め広く注目されている。ブロックチェーン技術は、共同でメンテナンスされ改ざんできないデータベースを確立することにより過去のすべての取引レコードと履歴データを記録し、すべてのデータは分散して保存され、且つオープンで透明である。このような技術において、任意の互いに知らないネットワークユーザは、中央の信頼機関がなくても、契約、ポイントツーポイントの会計、デジタル暗号化などの方式を通じて信用のコンセンサスに達することができる。このような技術において、デジタル通貨、デジタル資産、スマート財産、スマート契約などを確立できる。
ブロックチェーンは、分散化、信頼できるデータベース、オープンソースのプログラマブル、コレクティブメンテナンス、安全信頼、取引匿名性などの特性を有している。ロバスト性、公平、簡単、経済的、拡張可能な管理システムを実現するために優れた基盤を提供する。ただし、ブロックチェーンの現在のアプリケーションシナリオと共有スペクトルのアプリケーションシナリオには重要な違いがあり、ブロックチェーンは主に金融通貨や著作権の保護などのシナリオに適用されるため、資産またはオブジェクトの一意性という特性がある。取引のコンプライアンスを検証することは比較的に簡単であり、例えば、仮想通貨の振替取引の場合、資本流出者が当該仮想通貨の所有権を持ち、且つ、振替取引を行うのに十分な仮想通貨を持っていることを確認するだけで済む。ブロックチェーンの設計における重要な問題は、取引が改ざん不可能で、遡及可能であることを保証することに加えて、同じ通貨の二重支払い(double-spending)を可能とすることを避けることである。
ブロックチェーンを分類する方法は複数ある。1つの分類方法では、ブロックチェーンのアプリケーション範囲と発展段階とに応じて分類し、ブロックチェーンアプリケーションを、ブロックチェーン1.0、2.0、3.0に分類する。ブロックチェーン1.0は仮想通貨アプリケーション、つまり、振替、送金、デジタル化支払いに関する暗号通貨アプリケーションをサポートする。ビットコインは、ブロックチェーン1.0の典型的なアプリケーションである。ブロックチェーン2.0は、スマート契約アプリケーションをサポートし、契約は、経済、市場、金融のブロックチェーンアプリケーションの基盤となる。ブロックチェーン2.0は、株式、ローン、抵当、財産権、スマート財産、及びスマート契約を含む。ブロックチェーン3.0アプリケーションは、通貨、金融、市場の範囲を超える、分散化されるアプリケーションであり、特に、政府、健康、科学、文化、芸術の分野でのアプリケーションである。
別の分類方法では、ブロックチェーン展開モードに応じて分類し、ブロックチェーンを、パブリックブロックチェーン(public blockchain)、コンソーシアムブロックチェーン(consortium blockchain)、及びプライベートブロックチェーン(private blockchain)に分類する。パブリックブロックチェーンはネットワークアーキテクチャモードであり、このモードにおいて、ネットワークの所有者が存在せず、ネットワークが完全に外部にオープンされる。ネットワークにおける各ノードは、同じ権限を選択的に持つことができる。このような「完全に分散化された」ブロックチェーンネットワークでは、全てのノードはブロックチェーンデータを読み書きでき、記帳の候補ノードとしてコンセンサスプロセスに参加し、台帳の生成と記帳に参加する機会がある。コンソーシアムブロックチェーンは、ネットワークのアーキテクチャモードであり、このモードにおいて、ネットワークは、一つのコンソーシアムによって共有され、コンソーシアムメンバーのみが利用できる。ネットワークにおける各ノードには異なる権限が付与される。このような「部分的に分散された」ブロックチェーンネットワークにおいて、ノードは、付与された権限に応じてブロックチェーンデータを読み書き、コンセンサスプロセスに参加し、台帳の生成及び記帳に参加する。プライベートブロックチェーンはネットワークのアーキテクチャモードであり、このモードにおいて、ネットワークは、1人の所有者に属し、所有者のメンバーのみが利用できる。ネットワークにおける各ノードには異なる権限が付与される。このような「部分的に集中化された」ブロックチェーンネットワークでは、ノードは、所有者に付与された特権に応じて、ブロックチェーンデータを読み書き、コンセンサスプロセスに参加し、台帳の生成及び記帳に参加する。
本発明の一実施例では、ブロックチェーンシステムに基づいて、IP通信プロトコル及び分散型ネットワークを基に、ネットワーク通信に構築され、完全にインターネットを介して情報をやりとりする。図9は、ブロックチェーン1.0に基づく分散型スペクトル管理システムプロトコルスタックの模示図を示す。このプロトコルスタックは例示的であり、本発明の実施例は任意のブロックチェーンバージョンに適用可能であることに留意されたい。
図10は、本発明の実施例を適用できる分散型スペクトル管理システムの構造を示し、なお、論理エンティティは、Incumbent情報ソース、スペクトル管理ノード及び無線ネットワーク管理ノードを含む。
より具体的に、Incumbent情報ソースは、スペクトル管理ノードにIncumbentユーザ状態を提供する。スペクトル管理ノードはスペクトル割り当て情報をブロックでカプセル化し、このカプセル化されるブロックはスペクトルブロック(Spectrum Block)と呼ばれる。スペクトルブロックは、ブロックチェーンをベースのプロトコルとしてリンクして、スペクトルブロックチェーン(Spectrum Blockchain)、又はスペクトル台帳(Spectrum Ledger)を構成する。スペクトル台帳は、ネットワークにおける複数のスペクトル管理ノードによって共同でメンテナンスされる。無線ネットワーク管理ノードは無線ネットワークのアクセスポイントであり、例えば、eNBや、WiFi-AP、CBSDであってもよい。無線ネットワーク管理ノードは、スペクトル管理ノードからスペクトルを取得し、管理されるユーザ機器にサービスする。スペクトル需給操作に応じて、無線ネットワーク管理ノードは、スペクトル譲渡ノードであってもよいし、スペクトル需要ノードであってもよい。
図10に示す構造は、スペクトル管理ノードの所属に応じて、パブリックブロックチェーン、コンソーシアムブロックチェーン、プライベートブロックチェーンの構造に分類できる。スペクトル管理ノードが公衆にオープンできると、パブリックブロックチェーン構造であり、スペクトル管理ノードがコンソーシアムのメンバーを構成すると、コンソーシアムブロックチェーン構造であり、スペクトル管理ノードがある組織によって所有されると、プライベートブロックチェーン構造である。Incumbentユーザのセキュリティ保護を考慮して、配置方式は、コンソーシアムブロックチェーン又はプライベートブロックチェーンの方式の採用が適し、スペクトル管理ノードはコンソーシアム又は組織によって所有され、Incumbent情報リソースはスペクトル管理ノードとインターフェースを確立するだけである。
本発明の実施例において使用されるデータ情報は、スペクトル台帳及びスペクトル掲示板を含んでもよい。以上で、スペクトル掲示板の例について説明したが、ここで重複しない。スペクトル台帳の概略的構造は、図11に示すようである。スペクトル台帳は、スペクトルブロックチェーンをリンクすることで形成され、そのリンクポインターは暗号学的ハッシアルゴリズムを採用してブロックヘッダを処理することで生成されるブロックヘッダハッシュ値である。スペクトルブロックは、ブロックヘッダ(Block Head)と、ブロックボディ(Block Body)からなる。台帳全体の最初のブロックはジェネシスブロック(Genesis Block)と呼ばれる。
ブロックヘッダは、ブロックの間をリンクし、検証を簡略化するために使用されるブロック全体のハッシュ値を含む。ブロックボディの構造は、主に、基本的なデータブロックを含む。また、各ブロック内のデータ情報が改ざんされないことを保証するために、ハッシュ(Hash)アルゴリズムからなるツリー情報構造を採用して基本的なデータを処理してもよい。図12を参照して、例示的なMerkleハッシュツリーは、ハッシュ値に基づくバイナリツリー又はマルチプルツリーであり、そのリーフノードの値はデータブロックのハッシュ値であり、非リーフノードの値は当該ノードの全てのサブノードを組み合わせた結果のハッシュ値である。ツリー全体のルートノード(ROOT)はブロックヘッダに記憶され、各ブロック内のデータ情報が改ざんされたかどうかを快速に検証するために用いられ、ツリーの他のノードはブロックボディに記憶される。
普通のブロックチェーンとの相違は、ブロックボディに含まれるのはスペクトル割り当て関連情報であることにあり、この情報は、例えば、スペクトル及び配置(スペクトル範囲、最大利用可能なパワー、利用可能な時間範囲)、入力がスペクトル譲渡ノードを示し、出力がスペクトル需要ノードを示すことを含む。ブロックチェーン保護プライバシーモデルに従って、入力と出力はそれぞれスペクトル譲渡ノード/スペクトル需要ノードのアドレスと位置情報であり、このアドレスは当該ノードの公開鍵で表される。
図16は、スペクトルブロック(マイニング)を生成するプロセス例を示す。
図16に示すように、マイナーノードはスペクトル掲示板における算出方法を利用して、スペクトル掲示板におけるスペクトル需給関係、及びスペクトル台帳における他の無線ネットワーク管理ノードのスペクトル使用状態に応じて、スペクトル譲渡ノード/需要ノードに対して新しいスペクトル割り当て情報を生成し、この割り当て結果はスペクトル掲示板におけるスペクトル使用制約条件を満たす必要がある。マイナーノードは制約を満たすスペクトル割り当てを算出すると、それをスペクトルブロックにカプセル化する(1)。
次に、マイナーノードは、スペクトルブロックをスペクトル管理ノードからなるネットワークにブロードキャストする(2)。
次に、他のスペクトル管理ノードは、ブロードキャストされたスペクトルブロックを受信し、受信した最初のスペクトルブロックを検証し、検証結果が正当であると、このスペクトルブロックをスペクトル台帳の末尾に追加する(3)。
スペクトル台帳データの記憶について、記憶データ量の違いによって、スペクトル管理ノードは、さらに、フルノードと軽量ノードとに分類できる。フルノードは現在のすべての無線ネットワークノードスペクトル使用状態を含むスペクトルブロック情報を記憶してもよく(例えば、ジェネシスブロックからのすべてのスペクトルブロックチェーンデータを含んでもよい)、利点は、スペクトルブロックの生成、または、スペクトルブロックデータの検証操作を行う場合にローカルに記憶されているスペクトルブロックチェーン及びスペクトル掲示板に基づくだけで完成できることである。軽量ノードは、一部のスペクトルブロック情報のみを記憶し、他のデータが必要な場合に、他のスペクトル管理ノードに対して必要なデータを要求して対応する操作を完成してもよい。
図3を続けて参照すると、一実施例によれば、検証ユニット313は、特定の時間帯内に複数の新しいスペクトル割り当て方式情報を受信した場合に、リリース時間が最も早い1つを選択して検証するように配置される。
ブロックチェーンの形で記憶する実施例について、同じブロック番号の複数の新しいスペクトル割り当て方式情報を受信した場合に、検証ユニット313は、リリース時間が最も早い1つを選択して検証してもよい。
また、一実施例によれば、制御ユニット311は、新しいスペクトル割り当て方式情報を受信したタイムウィンドウ識別子が現在記憶されているスペクトル割り当て方式情報のタイムウィンドウ識別子と連続していない場合に、他のスペクトル管理ノードに情報同期の要求を送信するように、制御を行うように配置されてもよい。
ブロックチェーンの形で記憶する実施例について、制御ユニット311は、新しいスペクトル割り当て方式情報を受信したブロック番号が現在記憶されているブロックチェーンの番号と連続していない場合に、他のスペクトル管理ノードに情報同期の要求を送信するように、制御を行うように配置されてもよい。
また、一実施例によれば、制御ユニット311は、所定数のスペクトル割り当て方式情報が新たに記憶した場合に、この所定数のスペクトル割り当て方式情報に先行するスペクトル割り当て方式情報が指示するスペクトル割り当て方式を、電子機器300によって管理される無線ネットワーク管理ノードに通知するように、制御を行うように配置されてもよい。
ブロックチェーンの形で記憶する実施例について、制御ユニット311は、所定数のスペクトル割り当て方式情報が新たに記憶した場合に、この所定数のブロックに先行するブロックが指示するスペクトル割り当て方式を、電子機器300によって管理される無線ネットワーク管理ノードに通知するように、制御を行うように配置されてもよい。
例として、図17は、スマート契約に基づいて実施するスペクトル割り当ての実行流れを示す。図17に示すように、スペクトル管理ノードはスペクトル掲示板コンテンツを更新する(1)。特に、スペクトルブロックがスペクトル台帳の末尾に追加されると、スペクトル管理ノードは、掲示板に係るスペクトル譲渡/需要ノードとリソース需給要求をクリアして、その後のリソース割り当ての繰り返しを回避することができる。
次に、すべてのスペクトル管理ノードは、スペクトルブロックの第2の検証を完成し(2)、第2の検証は、正当性の検証と見なすことができる。具体的に、異なる地域にある2つのマイナーノードが2つの新しいブロックを同時に「マイニング」してリンクする場合があり、この場合、メインチェーンに「分岐」が生じることがある。システムは、どのブロックが不合理であるかをすぐに確認することなく、後続のマイナーが常に累積プルーフ・オブ・ワークが最大となるブロックチェーンを選択するように約束する(又は、他の方式、例えば、プルーフ・オブ・ステーク:proof of stakeを採用してもよい)。従って、メインチェーンが分岐した後、後続のブロックのマイナーは、算出及び比較を通じて、そのブロックチェーンを、現在に累積プルーフ・オブ・ワークが最大となる候補チェーンにリンクし、より長い新しいメインチェーンを形成し、自動的に分岐位置のショートチェーンを廃棄し、これにより、分岐の問題を解決する。上記の実施例によれば、プルーフ・オブ・ワークは、スペクトルブロックのうち満たすスペクトル需給ノードの数に基づいてもよく、数が多いほど、ワークが大きくなることを意味する。スペクトラムブロックがスペクトラム台帳の後にX個のブロックを新たに追加した場合、このスペクトラムブロックは第2の検証に合格したと考えられ、Xは例えば5である。
そして、スペクトル割り当てに係るスペクトル譲渡/需要ノードはスペクトル割り当ての再配置を完成する(3)。ブロックチェーンスペクトルブロックにおけるスペクトル割り当て情報は、実際にスマート契約(Smart Contract)であり、当該契約は、係るノードの譲渡又はスペクトルの使用の条件を規定し、係るノードは、契約情報に応じて対応する配置を行う。
図18は、分散型スペクトル割り当て、及び実行の例示的流れを示す。
プロセス(1)、(1’)、(1'')において、各スペクトル管理ノードは、一致するグローバルスペクトル需給情報を取得するように、各スペクトル管理ノードは、スペクトル管理ノードからなるネットワークにおいてローカルスペクトル需給情報をブロードキャストしてリリースする。
プロセス(2)において、マイナーノードは、スペクトル掲示板におけるスペクトル需給関係、及びスペクトル台帳における他の無線ネットワーク管理ノードのスペクトル使用状態に応じて、スペクトル譲渡ノード/需要ノードに対して新しいスペクトル割り当て情報を生成し、この割り当て結果は、スペクトル掲示板におけるスペクトル使用制約条件を満たさなければならない。現在のスペクトル台帳のうち最大のスペクトル割り当て番号が#Nであると仮定する。マイナーノードは制約を満たすスペクトル割り当て結果を算出し、この結果をスペクトル割り当て#N+1にカプセル化する。
プロセス(3)において、マイナーノードは、スペクトル管理ノードからなるネットワークにおいてスペクトル割り当て#N+1をブロードキャストしてリリースする。
プロセス(4)において、スペクトル割り当て#N+1を受信したスペクトル管理ノードは、以下の操作を行う。
(a)スペクトル割り当て#N+1を選択し、複数のスペクトル割り当て#N+1があると、タイムスタンプが最も早いものを選択する。
(b)選択されたスペクトル割り当て#N+1に対して第1の検証を行い、第1の検証は正当の検証と見なすことができる。第1の検証は、スペクトル割り当ての有効性、及びスペクトル割り当て#N+1とスペクトル台帳との一致性を含み得る。なお、スペクトル割り当ての有効性は、スペクトル割り当て結果がスペクトル掲示板におけるスペクトル使用制約条件を満たすかのことである。スペクトル割り当て#N+1とスペクトル台帳との一致性は、スペクトル割り当て#N+1に記憶されている前の1つのスペクトル割り当てのインデックスがスペクトル割り当て#N+1インデックスと一致するか、及び生成されたスペクトル割り当てのカプセル化が要求を満たすかのことである。
(c)検証結果が正当であると、このスペクトルブロックをスペクトル台帳の末尾に追加し、それが有効なスペクトル割り当て#N+1であると確認する。
スペクトル管理ノードがマイナーノードであり、スペクトル割り当て#N+1が選択されると、上記の第1の検証のステップをスキップし、直接にステップ(c)を行う。
プロセス(5)において、プロセス(4)と同様に、スペクトル割り当て#N+2を受信したスペクトル管理ノードは、スペクトル割り当て#N+2に対して第1の検証を行うことで、有効なスペクトル割り当て#N+2であると確認する。
プロセス(6)において、プロセス(5)と同様に、スペクトル割り当て#N+1+Xが有効なスペクトル割り当てであることが確認されるまで、スペクトル管理ノードは、受信したスペクトル割り当てに対して第1の検証を行い、その中、Xは1以上の正の整数である。
プロセス(7)において、スペクトル割り当て#N+1は第2の検証に合格し、そのスペクトル割り当て結果の実行をトリガーする。一般に、スペクトラム割り当てがスペクトラム台帳の後にX個の新しいスペクトラム割り当てを新たに追加した場合、このスペクトラムブロックは第2の検証に合格したと考えられる。
図19は、分散型スペクトル割り当て、及び実行の例示的な流れを示す。当該プロセスは、スペクトル割り当てがスペクトルブロックの形式でカプセル化されることを除いて、図18に示すプロセスと同じであるので、ここで、その詳細の説明を省略する。
図20は、分散型スペクトル割り当て、実行及び分岐処理のプロセス例を示す。
図20に示すように、プロセス(1)において、各スペクトル管理ノードは、ブロードキャストを通じて、一致するグローバルスペクトル需給情報を取得する。
プロセス(2)、(2’)において、マイナーノード3と4は、スペクトル割り当て#N+1とスペクトル割り当て#N+1’とをそれぞれ生成する。
プロセス(3)、(3’)において、マイナーノード3と4は、生成したスペクトル割り当てをブロードキャストしてリリースする。
プロセス(4)、(4’)において、スペクトル割り当て#N+1及び/又は#N+1’を受信したスペクトル管理ノードは第1の検証を行う。ある理由によって、選択のスペクトル割り当てが異なる可能性がある。これらの理由は、例えば、伝送の遅延や失敗、#N+1と#N+1’とが同じ順序でスペクトル管理ノードに到着できないこと、又は全て各スペクトル管理ノードに到着することができないことを含む。結果として、スペクトル管理ノード2によって確認された有効スペクトル割り当て#N+1’は、他のスペクトル管理ノードによって確認された有効スペクトル割り当て#N+1と異なる。
プロセス(5)~(7)において、スペクトル管理ノード2の他に、他のスペクトル管理ノードは、例えば、図18における対応する流れに従ってスペクトル台帳を正常にメンテナンスする。
プロセス(5’)において、スペクトル管理ノード2は新しいスペクトル割り当て#N+2を受信し、検証に合格できず、これは、スペクトル割り当て#N+2の前の1つのノードはスペクトル割り当て#N+1であり、インデックス検証に合格できないためである。従って、スペクトル管理ノード2は、スペクトル割り当て#N+2を破棄しなければならない。
プロセス(6’)において、スペクトル管理ノード2が新しいスペクトル割り当て#N+3を受信すると、その番号がスペクトル台帳の最後のスペクトル割り当て#N+1’と連続していないことを発見し、これにより、スペクトル台帳にエラーが発生したことが確認された。従って、スペクトル管理ノード2は、他のスペクトル管理ノードにスペクトル台帳同期要求を送信して、スペクトル台帳の一致性を復元する。
スペクトル割り当てがスペクトルブロックの形でカプセル化される場合に、分散型スペクトル割り当て、実行及び分岐処理のプロセスは、スペクトル割り当ての形式がスペクトルブロックであることを除いて、図20と類似するので、ここで、詳細の説明を省略する。
以上のように、本発明の実施例は3.5GHz周波数帯域での市民ブロードバンド無線サービス又は5GHz広帯域システムに適用できる。次に、この二つの適用実例についてさらに説明する。
実例一:3.5GHzのCBRS
WINNF組織によって策定されるスペクトルアクセスシステム(SAS)は、3.5GHz周波数帯域での複数のシステム間の共存管理を研究している。アメリカでは、3.5GHz周波数帯域は、アメリカ合衆国国防総省(Department of Defense、DoD)のレーダーシステムに使用されており、現在、連邦通信委員会(Federal Communications Commission、FCC)は、当該周波数帯域をスペクトル共有方式で商用使用することを検討している。当該共有システムはSASの一部であり、3つのレベルを含む。
Incumbentユーザは、最高のレベルを表し、incumbentユーザは上記のDoDレーダーシステム、固定衛星サービス(Fixed Satellite Service、FSS)、及び限られた時間内のグランドテレストリラルワイヤレスオペレーション(grandfathered terrestrial wireless operations)を含む。
他は市民ブロードバンド無線サービスデバイス(Citizens Broadband Radio Service Device、CBSD)と総称され、市民ブロードバンド無線サービスは、優先アクセスライセンス(priority access license、PAL)、及び一般認可アクセス(General Authorized Access、GAA)の2つのレベルをさらに含む。
スペクトルの使用において、IncumbentユーザをCBSDの有害な干渉から保護する必要があり、且つ、PALをGAAの有害な干渉から保護する必要がある。CBRSは、国勢統計区(census tract)の単位でリソース割り当てを行い、PALは3550から3650MHz範囲内のスペクトルを使用して、10MHzの単位で3年を期限としてリリースされてもよく、各国勢統計区のすべてのPALが占めるスペクトルの合計は70MHzを超えず、その中、各PALのスペクトルは40MHzを超えない。GAAは、高レベルのユーザに有害な干渉を発生させないこと保証することを前提として、3550から3700MHz範囲内のスペクトルを使用できる。リソース管理のための論理エンティティは、主に、SAS、及びドメインプロキシ(Domain Proxy)を含み、図21を参照し、ドメインプロキシは、個体のCBSD又はネットワークCBSDがSASとインタラクトしてCDSDにサービスを取得する。もちろん、CBSDは、ドメインプロキシを利用せず、直接にSASとインタラクトしてサービスを取得してもよい。
CBRSコンソーシアム(CBRS-A)組織は、技術仕様(TS)を策定し、異なるCBSDの間の共存を提供する。CBRS-Aによって管理される共存グループ(Coexistence Group、CxG)における論理エンティティ共存マネージャー(Coexistence Manager、CxM)は、SASに従う規則を担当し、GAAユーザの間の共存を管理し、図22を参照する。
本発明の実施例を3.5GHzのCBRSに適用する場合に、前記incumbent情報ソースはIncumbent Detection(ESC)であってもよく、スペクトル割り当て装置SMはSAS又はCxMであってもよく、無線ネットワーク管理装置WNMはCBSDであってもよく、ユーザ機器UEは端末のユーザ機器(EUD)であってもよい。
実例二:5GHz広帯域システム
欧州委員会(European Commission)の目標の1つは、5G広帯域システムに用いられる技術を開発することである。研究成果には、広帯域無線アクセスネットワーク(BRAN)の項目である5GHz周波数帯域におけるWAS/RLANの中央連携を含む。
当該システムにおける管理のための論理エンティティはC3(中央コントローラとコーディネーター(Central Controller and Coordinator))と呼ばれ、具現化された物理エンティティはC3エンティティ(C3Instance)と呼ばれる。C3エンティティの実現は、分散型の相互接続の複数のC3エンティティであってもよく、情報のインタラクトにより管理オブジェクトに対する中央協調を実現する。
当該システムにおける管理オブジェクトはWAS/RLANと呼ばれる。
本発明の実施例を5G広帯域システムに適用する場合に、前記incumbent情報ソースはシステムにおいて定義されるincumbent情報ソースであってもよく、スペクトル割り当て装置SMはC3エンティティであってもよく、無線ネットワーク管理装置WNMはWAS/RLANsであってもよく、ユーザ機器UEはWAS/RLANsの加入者(Subscriber)であってもよい。
以上の機器の実施例の記述で、明らかにプロセスと方法も開示している。次に、以上で記述した詳細を重複せず、本発明の実施例によるスペクトル管理方法について説明する。
図4に示すように、一実施例によるスペクトル管理方法はステップS410を含み、S410において、第2のスペクトル管理ノードにより、1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信し、且つ/又は、1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードからスペクトル需給情報を受信する。スペクトル需給情報は、第2のスペクトル管理ノード及び/又は第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードのスペクトル需給に関連する。
図5に示すように、一実施例によるスペクトル管理方法は、ステップS410と類似するステップS510を含むことに加えて、S520とS530とをさらに含む。
S520において、スペクトル需給情報に基づいて、第2のスペクトル管理ノード及び/又は第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードに対するスペクトル割り当て方式を決定する。
S530において、決定されたスペクトル割り当て方式を示す情報を、第1のスペクトル管理ノードに送信する。
図6に示すように、一実施例によるスペクトル管理方法は、ステップS410と類似するステップS610を含むことに加えて、S620とS630とをさらに含む。
S620において、第1のスペクトル管理ノードが第2のスペクトル管理ノード及び/又は第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードに対して決定したスペクトル割り当て方式の情報を受信する。
S630において、第1のスペクトル管理ノードによって決定されたスペクトル割り当て方式を検証する。
また、本発明の実施例は無線ネットワーク管理装置をさらに含む。
図7に示すように、一実施例による無線ネットワーク管理装置700は処理回路710を含む。処理回路710は送信制御ユニット711と受信制御ユニット713とを含む。
送信制御ユニット711は、スペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信するように、制御を行うように配置される。受信制御ユニット713は、スペクトル管理ノードからスペクトル割り当て方式を指示する情報を受信するように、制御を行うように配置される。スペクトル割り当て方式は、少なくとも部分的にスペクトル需給情報に基づいて決定される。
図8は、一実施例による無線ネットワーク管理方法を示し、S810とS820とを含む。
S810において、スペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信する。
S820において、スペクトル管理ノードから、スペクトル割り当て方式を指示する情報を受信する。スペクトル割り当て方式は、少なくとも部分的にスペクトル需給情報に基づいて決定される。
また、本発明の実施例は、情報処理装置によって実行される場合、情報処理装置に本発明の実施例による方法を実行させる実行可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体をさらに含む。
例として、上記方法の各ステップ及び上記装置の各組立モジュール及び/又はユニットはソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はその組み合わせとして実施してもよい。ソフトウェア或いはファームウェアで実現する場合、記憶媒体或いはネットワークから専用ハードウェア構造を有するコンピュータ(例えば図23に示す汎用パーソナルコンピューター2300)に上記方法を実施するためのソフトウェアを構成するプログラムをインストールし、当該コンピュータは各種のプログラムがインストールされた場合、各種の機能等を実行できる。
図23において、演算処理ユニット(即ち、CPU)2301は、読取専用メモリ(ROM)2302に記憶されているプログラム或いは記憶部2308からランダムアクセスメモリ(RAM)2303にロードしたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM2303にも、必要に応じてCPU2301が各種の処理等を実行する際に必要なデータが記憶される。CPU2301、ROM2302、RAM2303はバス2304を介して互いにリンクされている。入力/出力インターフェース2305もバス2304にリンクされている。
入力部2306(キーボード、マウス等を含む)、出力部2307(ディスプレイ、例えば、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等、スピーカー等を含む)、記憶部2308(ハードディスク等を含む)、通信部2309(ネットワークインターフェースカード、例えば、LANカード、モデム等を含む)は入力/出力インターフェース2305に接続される。通信部2309は、ネットワーク、例えばインターネットを介して通信処理を実行する。必要に応じて、ドライバー2310も入力/出力インターフェース2305に接続されてもよい。リムーバブルメディア2311、例えば、ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等は、必要に応じてドライバー2310に装着され、その中から読み出したコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部2308にインストールされるようにする。
ソフトウェアで上記一連の処理を実現する場合、ネットワーク、例えばインターネット或いは記憶媒体、例えばリムーバブルメディア2311からソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
当業者であれば、このような記憶媒体は、図23に示す、その中にプログラムが記憶され、装置に別途配分してユーザにプログラムを提供するリムーバブルメディア2311に限定されないことが理解できる。リムーバブルメディア2311の例は、磁気ディスク(フロッピーディスク(登録商標))、光ディスク(光ディスク読取専用メモリ(CD-ROM)とデジタル多用途ディスク(DVD)を含む)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)、半導体メモリを含む。又は、記憶媒体は、ROM1002、記憶部2308に含まれるハードディスク等であってもよく、その中にプログラムが記憶され、且つこれらを含む装置とともにユーザに配分される。
本発明の実施例は、さらに、機器読み取り可能なプログラム命令コードを記憶しているプログラム製品に関する。前記命令コードは機器に読み取られて実行される場合に、上記本発明の実施例による方法を実行できる。
それに対応して、上記した機器読み取り可能な命令コードが記憶されているプログラム製品を搭載するための記憶媒体も本発明の開示に含まれる。上記記憶媒体はフロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリースティック等を含むが、これに限られない。
本出願の実施例は、さらに、以下の電子機器に関する。電子機器を基地局側に応用する場合に、電子機器は、任意のタイプのgNB又は進化型ノードB(eNB)、例えばマクロeNBとスモールeNBとして実現してもよい。スモールeNBはマクロセルよりも小さいセルをカバーするeNB、例えばピコファラドeNB、マイクロeNB、ホーム(フェムト)eNBであってもよい。その代わりに、電子機器は、任意の他のタイプの基地局、例えばNodeBとベーストランシーバ基地局(BTS)として実現されてもよい。電子機器は、無線通信を制御するように配置される本体(基地局デバイスとも称する)と、本体と異なる箇所に設置される一つ又は複数のリモート無線ヘッダ(RRH)とを含んでもよい。また、以下記述する各種のタイプの端末は、基地局機能を一時又は半恒久的に実行することにより基地局として作動する。
電子機器をユーザ機器側に応用する場合に、移動端末(例えば、スマートフォン、タブレットパソコンコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯型ゲーム端末、携帯型/ウオッチドッグ型移動ルータとデジタル撮像装置)又は車載端末(例えばカーナビゲーションデバイス)として実現されてもよい。また、電子機器は、上記端末における端末ごとに取り付けられた無線通信モジュール(例えば、単一又は複数のチップを含む集成回路モジュール)であってもよい。
[端末装置の応用例について]
図24は、本開示の内容の技術を応用できるスマートフォン2500の概略的構成を示すブロック図である。スマートフォン2500は、プロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インターフェース2504、撮像装置2506、センサ2507、マイクロフォン2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカー2511、無線通信インターフェース2512、一つ又は複数のアンテナスイッチ2515、一つ又は複数のアンテナ2516、バス2517、バッテリー2518及び補助コントローラ2519を含む。
プロセッサ2501は例えばCPU又はSoCであってもよく、スマートフォン2500のアプリケーション層とその他の層の機能を制御する。メモリ2502はRAMとROMを含み、データと、プロセッサ2501により実行されるプログラムを記憶する。記憶装置2503は記憶媒体、例えば半導体メモリとハードディスクを含んでもよい。外部接続インターフェース2504は、外部装置(メモリカードとユニバーサル・シリアル・バス(USB))をスマートフォン2500に接続するためのインターフェースである。
撮像装置2506は画像センサ(例えばCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor))を含み、撮像画像を生成する。センサ2507は例えば、測定センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含んでもよい。マイクロフォン2508はスマートフォン2500に入力された音声をオーディオ信号に変換する。入力装置2509は例えば表示装置2510のスクリーン上のタッチを検出するように配置されるタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチを含み、ユーザから入力される操作又は情報を受信する。表示装置2510はスクリーン(例えば液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ)を含み、スマートフォン2500の出力画像を表示する。スピーカー2511はスマートフォン2500から出力されたオーディオ信号を音声に変換する。
無線通信インターフェース2512は任意のセルラー通信方式(例えば、LTE、LTE-Advanced)をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インターフェース2512は、一般に、例えばBBプロセッサ2513とRF回路2514とを含んでもよい。BBプロセッサ2513は例えば符号化/復号化、変調/復調及び多重化/逆多重化を実行してもよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路2514は例えばミキサ、フィルタ及びアンプを含んでもよく、アンテナ2516を介して無線信号を送受信する。無線通信インターフェース2512はBBプロセッサ2513とRF回路2514を集積した一つのチップモジュールであってもよい。図24に示すように、無線通信インターフェース2512は複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514を含んでもよい。図24は無線通信インターフェース2512が複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514を含む例を示したが、無線通信インターフェース2512は単一のBBプロセッサ2513又は単一のRF回路2514を含んでもよい。
また、セルラー通信方式を除き、無線通信インターフェース2512は他の種類の無線通信方式、例えば近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN(Local Area Network)方案をサポートしてもよい。この場合、無線通信インターフェース2512は無線通信方式ごとのBBプロセッサ2513とRF回路2514を含んでもよい。
アンテナスイッチ2515の各々は、無線通信インターフェース2512に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ2516の接続先を切り替える。
アンテナ2516の各々は単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、無線通信インターフェース2512による無線信号の送受信のために用いられる。図24に示すように、スマートフォン2500は複数のアンテナ2516を含んでもよい。図24はスマートフォン2500が複数のアンテナ2516を含む例を示したが、スマートフォン2500は単一のアンテナ2516を含んでもよい。
また、スマートフォン2500は各無線通信方式のアンテナ2516を含んでもよい。この場合、アンテナスイッチ2515はスマートフォン2500の構成から省略されてもよい。
バス2517は、プロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インターフェース2504、撮像装置2506、センサ2507、マイクロフォン2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカー2511、無線通信インターフェース2512及び補助コントローラ2519を互いに接続する。バッテリー2518は図に破線で部分的に示した支線を介して図24に示すスマートフォン2500の各ブロックにパワーを供給する。補助コントローラ2519は例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン2500の必要最低限の機能を動作させる。
図24に示すスマートフォン2500において、ユーザ機器側の装置の送受信装置、無線通信インターフェース2512により実現されてもよい。ユーザ機器側の電子機器又は情報処理装置の処理回路及び/又は各ユニットの機能の少なくとも一部は、プロセッサ2501又は補助コントローラ2519により実現されてもよい。例えば、補助コントローラ2519がプロセッサ2501の一部の機能を実行することでバッテリー2518のパワー消費を低減させてもよい。また、プロセッサ2501又は補助コントローラ2519は、メモリ2502あるいは記憶装置2503に記憶されているプログラムを実行することで、ユーザ機器側の電子装置又は情報処理装置の処理回路及び/又は各ユニットの機能の少なくとも一部を実行してもよい。
[基地局の応用例について]
図25は、本開示の技術を応用できるgNBの概略的構成の例を示すブロック図である。gNB2300は、一つ又は複数のアンテナ2310及び基地局デバイし2320を含む。基地局デバイス2320と各アンテナ2310はRFケーブルを介して互いに接続されてもよい。
アンテナ2310の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、多入力多出力(MIMO)アンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、基地局デバイス2320による無線信号の送受信のために用いられる。gNB2300は、図25に示すように、複数のアンテナ2310を含んでもよい。複数のアンテナ2310は、例えばgNB2300が使用する複数の周波数帯域に共用してもよい。
基地局装置2320は、コントローラ2321、メモリ2322、ネットワークインターフェース2323、及び無線通信インターフェース2325を含む。
コントローラ2321は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局デバイス2320の上位レイヤの様々な機能を操作する。例えば、コントローラ2321は、無線通信インターフェース2325により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインターフェース2323を介して転送する。コントローラ2321は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ2321は、無線リソース管理、無線ベアラ制御、移動性管理、流入制御、及びスケジューリングのような制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のgNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ2322は、RAM及びROMを含み、コントローラ2321により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、伝送パワーデータ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
ネットワークインターフェース2323は基地局デバイス2320をコアネットワーク2324に接続するための通信インターフェースである。コントローラ2321はネットワークインターフェース2323を介してコアネットワークノード又は他のgNBと通信してもよい。この場合、gNB2300とコアネットワークノード又は他のgNBとはロジックインターフェース(例えばS1インターフェースとX2インターフェース)により互いに接続される。ネットワークインターフェース2323は有線通信インターフェース、又は無線バックホールのための無線通信インターフェースであってもよい。ネットワークインターフェース2323が無線通信インターフェースであると、ネットワークインターフェース2323は無線通信インターフェース2325により使用される周波数帯域よりも高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インターフェース2325は、任意のセルラー通信方式(例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE-Advanced)をサポートし、アンテナ2310を介して、gNB2300のセル内に位置する端末までの無線接続を提供する。無線通信インターフェース2325は、一般、ベースバンド(BB)プロセッサ2326及びRF回路2327を含んでもよい。BBプロセッサ2326は、例えば、符号化/復号化、変調/復調及び多重化/逆多重化を実行してもよく、レイヤ(例えばL1、媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータ収束プロトコル(PDCP))のさまざまな信号処理を実行してもよい。コントローラ2321の代わりに、BBプロセッサ2326は上記ロジック機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ2326は通信制御プログラムを記憶するメモリであってもよく、又はプログラムを実行するように配置されるプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよい。BBプロセッサ2326の機能はプログラムの更新により変更可能であってもよい。当該モジュールは基地局デバイス2320のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよい。その代わりに、当該モジュールはカード若しくはブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路2327は例えばミキサ、フィルタ及びアンプを含んでもよく、アンテナ2310を介して無線信号を送受信する。
図25に示すように、無線通信インターフェース2325は複数のBBプロセッサ2326を含んでもよい。例えば、複数のBBプロセッサ2326はgNB2300が使用する複数の周波数帯域と共用されてもよい。図25に示すように、無線通信インターフェース2325は複数のRF回路2327を含んでもよい。例えば、複数のRF回路2327は複数のアンテナ素子に共用されてもよい。図25は無線通信インターフェース2325に複数のBBプロセッサ2326と複数のRF回路2327とを含む例を示したが、無線通信インターフェース2325は単一のBBプロセッサ2326又は単一のRF回路2327を含んでもよい。
図25に示すgNB2300において、基地局側の無線通信装置の送受信装置又は送受信ユニットは、無線通信インターフェース2325により実現されてもよい。基地局側の電子機器又は無線通信装置の処理回路及び/又はそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部は、コントローラ2321により実現されてもよい。例えば、コントローラ2321は、メモリ2322に記憶されているプログラムを実行することで基地局側の電子機器又は無線通信装置の処理回路及び/又はそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部を実行してもよい。
以上で、本発明の具体的な実施例の記述において、一種の実施形態に対して記述及び/又は示す特徴は、同一又は類似の方式で一つ又は複数の他の実施形態に使用され、他の実施形態における特徴と組合せ、又は他の実施形態における特徴を置き換えることができる。
なお、用語「含む/包含」は、本文で使用される際に、特徴、要素、ステップ又はコンポーネントの存在を指すが、一つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ又はコンポーネントの存在又は添加を排除しない。
上記の実施例と例において、数字からなる符号を用いてそれぞれのステップ及び/又はユニットを示した。当業者であれば、これらの符号は、記述と製図を便宜に行うためのものであり、その順序又はいかなる他の限定を示すことはないと理解できる。
また、本発明の方法は、明細書に記述される時間順に従って実行することを限定せず、他の時間順に従って、並行又は独立に実行することも可能である。従って、本明細書に記述される方法の実行順は、本発明の技術的範囲を制限しない。
以上に本発明の具体的な実施例についての記述で本発明を開示したが、上記の全ての実施例と例は例示的であり、制限的でないと理解すべきである。当業者は付随する特許請求の精神と範囲において、本発明に対する各種の修正、改進又は均等物を設計することができる。これらの修正、改進又は均等物も本発明の保護範囲に該当することは明らかである。

Claims (15)

  1. スペクトル管理のための電子機器であって、
    処理回路を含み、前記処理回路は、
    1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信する、及び/又は、前記1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードからスペクトル需給情報を受信するように、制御を行うように配置されており、
    前記スペクトル需給情報は、前記電子機器及び/又は前記第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードのスペクトル需給に関連し、
    前記処理回路は、さらに、
    前記第1のスペクトル管理ノードが前記電子機器及び/又は前記第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードに対して決定したスペクトル割り当て方式の情報を受信するように、制御を行い、
    前記第1のスペクトル管理ノードによって決定されたスペクトル割り当て方式を検証し、
    前記電子機器によって決定されたスペクトル割り当て方式の情報、又は、前記第1のスペクトル管理ノードによって決定され検証されたスペクトル割り当て方式の情報をブロックチェーンの形で記憶するように、制御を行うように配置される電子機器。
  2. 前記スペクトル需給情報は、スペクトル譲渡情報、及びスペクトル需要情報の少なくとも一方を含む請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記処理回路は、さらに、
    前記スペクトル需給情報に基づいて、前記電子機器及び/又は前記第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードに対するスペクトル割り当て方式を決定し、
    決定されたスペクトル割り当て方式を示す情報を、前記第1のスペクトル管理ノードに送信するように制御を行う、ように配置される請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記処理回路は、
    特定のユーザ機器のスペクトル使用を保証するか、又は、前記特定のユーザ機器への干渉が所定の範囲内となる、及び
    スペクトル割り当てが前記無線ネットワーク管理ノードのスペクトル需給を満たすという条件に従って、前記第1のスペクトル管理ノードによって決定されるスペクトル割り当て方式を検証するように配置される請求項に記載の電子機器。
  5. 前記処理回路は、さらに、
    特定の時間帯内に複数の新しいスペクトル割り当て方式の情報を受信した場合に、リリース時間が最も早い一つを選択して前記検証を行うように配置される請求項に記載の電子機器。
  6. 前記処理回路は、さらに、
    同じブロック番号の複数の新しいスペクトル割り当て方式の情報を受信した場合に、リリース時間が最も早い1つを選択して前記検証を行うように配置される請求項に記載の電子機器。
  7. 前記処理回路は、さらに、
    新しいスペクトル割り当て方式の情報を受信したタイムウィンドウ識別子が、現在記憶されているスペクトル割り当て方式の情報のタイムウィンドウ識別子と連続していない場合に、前記第1のスペクトル管理ノードに情報同期の要求を送信するように、制御を行うように配置される請求項に記載の電子機器。
  8. 前記処理回路は、さらに、
    新しいスペクトル割り当て方式の情報を受信したブロック番号が、現在記憶されているブロックチェーンの番号と連続していない場合に、前記第1のスペクトル管理ノードに情報同期の要求を送信するように、制御を行うように配置される請求項に記載の電子機器。
  9. 前記処理回路は、さらに、
    所定数のスペクトル割り当て方式の情報を新たに記憶した場合に、前記所定数のスペクトル割り当て方式の情報に先行するスペクトル割り当て方式の情報が指示するスペクトル割り当て方式を、前記電子機器によって管理される無線ネットワーク管理ノードに通知するように、制御を行うように配置される請求項に記載の電子機器。
  10. 前記処理回路は、さらに、
    所定数のブロックを新たに記憶した場合に、前記所定数のブロックに先行するブロックが指示するスペクトル割り当て方式を、前記電子機器によって管理される無線ネットワーク管理ノードに通知するように、制御を行うように配置される請求項に記載の電子機器。
  11. 前記電子機器は、第2のスペクトル管理ノードとして作動する請求項1に記載の電子機器。
  12. 前記電子機器は、スペクトルアクセスシステムSAS又は共存マネージャーCxMの側に配置され、且つ、前記無線ネットワーク管理ノードは、市民ブロードバンド無線サービスデバイスCBSDを含む請求項1に記載の電子機器。
  13. 前記電子機器は、C3エンティティの側に配置され、且つ、前記無線ネットワーク管理ノードは、無線アクセスシステムWAS又は無線ローカルエリアネットワークRLANを含む請求項1に記載の電子機器。
  14. スペクトル管理方法であって、
    第2のスペクトル管理ノードにより、1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードにスペクトル需給情報を送信する、及び/又は、前記1つまたは複数の第1のスペクトル管理ノードからスペクトル需給情報を受信することを含み、
    前記スペクトル需給情報は、前記第2のスペクトル管理ノード及び/又は前記第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードのスペクトル需給に関連し、
    前記第1のスペクトル管理ノードが前記第2のスペクトル管理ノード及び/又は前記第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードに対して決定したスペクトル割り当て方式の情報を受信し、
    前記第1のスペクトル管理ノードによって決定されたスペクトル割り当て方式を検証し、
    前記第2のスペクトル管理ノードによって決定されたスペクトル割り当て方式の情報、又は、前記第1のスペクトル管理ノードによって決定され検証されたスペクトル割り当て方式の情報をブロックチェーンの形で記憶するスペクトル管理方法。
  15. 前記スペクトル需給情報に基づいて、前記第2のスペクトル管理ノード及び/又は前記第1のスペクトル管理ノードによって管理される無線ネットワーク管理ノードに対するスペクトル割り当て方式を決定し、
    決定されたスペクトル割り当て方式を示す情報を、前記第1のスペクトル管理ノードに送信する、ことをさらに含む請求項14に記載の方法。
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