JP7334238B2 - 飲料を泡立てるための装置および方法 - Google Patents

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Description

本開示は、ミルクまたはミルク製品を蒸気で泡立てるためのシステムおよび方法などの、飲料を調製するためのシステムおよび方法に関する。
ミルクを蒸気加熱するプロセスは、特定のカフェ飲料を作る際の周知の部分である。大半の用途では、スチームワンドが、容器アセンブリ内に保持されたミルクまたはミルク製品に浸けられる。蒸気は、ミルクを加熱することができ、ユーザは、ミルクの中のスチームワンドの深さを変化させることにより、ミルクの中および/またはミルクの上に泡を生じさせることができる。加熱され泡立てられたミルクは、特定のカフェ飲料を作るように飲料原材料(例えば、エスプレッソ)に加えることができる。このような既知の技術は有用であるが、最終的なミルク製品の品質およびミルク製品を作るプロセスを改良することが引き続き望まれている。
各種の実施形態は、例示のために添付図面に示されており、実施形態の範囲をいかなる方法でも限定するものとして解釈されるべきでない。開示される異なる実施形態の各種の特徴を組み合わせて、本開示の一部となる付加的な実施形態を形成することができる。
飲料調製システムの上面斜視図である。 図1Aの飲料調製システムの底面斜視図である。 図1Aの飲料調製システムの上面図である。 図1Aの飲料調製システムを示す側面図である。 図1Aの飲料調製システムを示す部分断面図である。 図1Aの飲料調製システムを示す簡略化した概略図である。 図1Aの飲料調製システムと共に使用できる容器アセンブリの実施形態の下部の側断面図である。 図1Aの飲料調製システムと共に使用できる容器アセンブリの別の実施形態の下部の側断面図である。 容器アセンブリの実施形態によってあり得るノズル実施形態の斜視図である。 容器アセンブリの実施形態によってあり得るノズル実施形態の斜視図である。 容器アセンブリの実施形態の分解図である。 飲料調製システムの実施形態において使用するためのユーザインタフェースおよびディスプレイを示す上面図である。 飲料調製システムと共に使用するための方法を具現化する例示的なフローチャートを示す図である。 飲料調製システムにおいて使用するための制御ノブの可能な第1の操作状態を示す図である。 飲料調製システムにおいて使用するための制御ノブの可能な第2の操作状態を示す図である。 飲料調製システムにおいて使用するための制御ノブの可能な第3の操作状態を示す図である。 飲料調製システムのピッチャおよび座内に配置できる磁石の向きを示す概略図である。 飲料調製システムのピッチャおよび座内に配置できる磁石の向きを示す概略図である。 容器アセンブリの上側の端部を通じて空気および/または蒸気の流れを収容するように構成された飲料調製システムの実施形態を示す概略図である。
1つ以上の所望の改良を達成し得る各種の例を示すために、各種の飲料調製システムおよび方法が、以下に記述される。これらの例は、例示のためのものにすぎず、提示する全般的な開示ならびに本開示の各種の態様および特徴をいかなる方法でも制限することを意図していない。本明細書に記述される一般的な原理は、本開示の主旨および範囲から逸脱することなく、本明細書において考察される以外の実施形態および用途に適用されてよい。実際、本開示は、示された特定の実施形態に限定されるものではなく、代わりに、本明細書で開示または提案される原理および特徴と整合する最も広い範囲を与えられるものである。本明細書に記述される多くの実施形態において、飲料調製システムは、ミルクまたはミルク製品に蒸気および/または空気を加えることにより、ミルクまたはミルク製品を加熱するかつ/または内部の泡を作るものとして記述される。しかし、本明細書で開示される実施形態の特定の特徴および態様は、ミルクまたはミルク製品以外の他の飲料に適用可能である場合があり、それゆえ、本明細書の説明は、ミルクまたはミルク製品に限定されないことが理解されるべきである。加えて、特定の実施形態は、容器内に含まれる液体の体積を推定するために温度を利用する方法および装置を対象とする。特定の実施形態において、このような方法は、異なる方法で構成された飲料調製システムに利用され、適用することができる。
特定の態様、利点および特徴が本明細書に記述されるが、いかなる特定の実施形態も、それらの態様、利点および特徴のいずれかまたは全てを含むかまたは達成する必要はない。いくつかの実施形態は、本明細書に記述される利点を達成しない場合があるが、代わりに他の利点を達成する場合がある。任意の実施形態における任意の構造、機能またはステップは、他の任意の実施形態における任意の構造、機能またはステップの代わりにもしくはそれに加えて使用することができまたは省略することができる。本開示は、開示される各種の実施形態による特徴の全ての組み合わせを企図している。いかなる機能、構造またはステップも、必須または不可欠のものではない。
図1Aは、飲料調製システム10の実施形態を示す。提示を容易にするために、システム10は、例えばラテやカプチーノなどのカフェ飲料を作るために使用できるミルクおよび/またはミルク製品の泡立ての文脈で考察される。しかし、上記したように、本開示の特定の特徴および態様は、他のタイプの製品の加熱および/もしくは泡製造、ならびに/または飲料、スープ、ブロス、クリーム、ピューレなどを含み得る他のタイプの液状食品の製造などの、他の文脈でも適用することができる。
図示するように、システム10は、容器アセンブリ12を含むことができる。図1Aに示す実施形態において、容器アセンブリは、ピッチャ9を含む。各種の構成において、ピッチャ9は、カップ、ジョッキ、カラフ、デカンタまたは液体を含むのに適した任意の器具などの各種の形態で実施されてよい。ピッチャ9は、ガラス、プラスチック、金属および液体を保持するのに適した概ね非透過性の他の材料を含む、各種の材料から構成されてよい。特定の実施形態において、ピッチャ9または実際には容器アセンブリ12の全体は、ステンレス鋼または別の好適な金属から作られてよい。ピッチャ9は、ハンドル13を含むことができる。特定の構成において、ハンドル13は、容器アセンブリ12の外部に配置されてよい。このようにして、ハンドル13は、容器アセンブリ12の持ち運びおよび取り扱いを容易にしてよい。図1Cに示すように、ピッチャ9は、容器アセンブリ12の内部に液体を導入し得る概ね開いた第1の端部または上側の端部18をさらに含む。
図1Aにさらに示すように、閉じた第2の端部または下側の端部20が、開いた第1の端部または上側の端部18の概ね反対側に配置される。ピッチャ9の閉じた下側の端部20は、ベースアセンブリ24(本明細書では「ベース」とも呼ぶ)に結合することができる。ベースアセンブリ24は、容器アセンブリ12の特定の構成要素を収容することができる。
図1Aには、温度センサ50も示されている。各種の構成において、温度センサ50は、温度センサ50がピッチャ9の内部と流体連通し、それにより、温度センサ50がピッチャ9の内部に存在する流体の温度を検出し得るように配置されてよい。例えば、図1Aに示すように、温度センサ50は、閉じた下側の端部20のほぼ近くまたは内部でピッチャ9の内部に配置される。しかし、温度センサ50の配置がそのように限定されないことが理解されるであろう。例えば、各種の構成において、温度センサ50は、図4に示すように、ベースアセンブリ24内に配置されてよい。特定の構成において、温度センサ50は、図11に示すように、ピッチャ9の側壁に沿って配置されてよい。またさらなる実施形態において、温度センサ50は、ピッチャ9に挿入されるプローブやワンドなどの別個の要素に結合することができる。特定の構成において、温度センサ50は、容器アセンブリ12内に含まれる製品の温度に関する情報を送信するように構成された無線送信器をさらに含んでもよい。
温度センサ50は、飲料調製システム10に付加的な機能をもたらすように活用されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、システム10は、温度センサ50との通信を確立できない場合に、通気および/または加熱動作の開始を防止するように構成することができる。同様に、システム10は、温度センサ50との通信が中断された場合に、進行中の通気および/または加熱動作を終了するように構成することができる。同様に、特定の構成において、システム10は、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の検出された特性に基づき、進行中の通気および/または加熱動作のパラメータを変更するように構成することができる。各種の構成において、システム10は、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の温度が動作パラメータを超えた場合に、進行中の通気および/または加熱動作のパラメータを自動的に変更するように構成されてよい。例えば、システム10は、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の温度が沸騰状態に近いことを温度センサ50が報告した場合に、蒸気流の速度を自動的に低減するように構成されてよい。同様にして、システム10は、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の温度が十分な速度で上昇していないことを温度センサ50が報告した場合に、蒸気流の速度を自動的に増加してよい。各種の構成において、飲料調製システム10は、以下でより十分に説明するように、容器アセンブリ12の内部に存在する流体の体積の変化などの製造プロセスの変化を考慮して、所与の工程を自動的に最適化してよい。
容器アセンブリ12は、ベースアセンブリ24によってプラットフォーム100上に支持される。プラットフォーム100が飲料調製システム10の付加的な構成要素を支持してよいことが理解されるであろう。例えば、図1Cに示すように、プラットフォーム100は、可能な他の構成要素の中でも、ユーザインタフェース40およびディスプレイ70の1つ以上を支持してよい。また、図2および図3に示すように、蒸気供給源14と空気供給源30との両方を含み得る蒸気供給システム102を、プラットフォーム100の下方または部分的に下方に配置することができる。したがって、特定の実装において、システム10のユーザは、温度および通気度などの完成飲料の所望の特性を選択するためにユーザインタフェース40を利用し得る一方、蒸気供給システム102の実際の構成要素は、プラットフォーム100の下方にユーザの視界の外に配置することができる。それにもかかわらず、ユーザは、蒸気供給システム102の各種の構成要素の動作をディスプレイ70によって監視し得る。蒸気供給システム102をプラットフォーム100の下に収容し得るので、ベースアセンブリ24は、図3に最良に示すように、空気および/または蒸気の流れが、プラットフォーム100の下に配置された蒸気供給システム102からプラットフォームの上方の容器アセンブリ12に進むことができるように構成され得る。
図3を引き続き参照すると、ベースアセンブリ24は、蒸気および/または空気の流れが、ノズル22を通ってプラットフォーム100の下からプラットフォーム100の上方の容器アセンブリ12に流入できるように構成されてよい。図3に示すように、ノズル22は、ベースアセンブリ24内に配置されるが、容器アセンブリ12の概ね閉じた下側の端部20に配置された開口45を通って容器アセンブリ12内に延びるように構成されてよい。ノズルが通って延びる開口45は、容器アセンブリ12とベースアセンブリ24との間に概ね液密のシールを設けるように構成されたシール部材(例えば、Oリング、ガスケットまたは他のタイプのシール)を含むように構成することができる。図6に最良に示すように、容器アセンブリ12の第2の端部20は、ノズル22が通って延びる開口45を備える。開口45の反対側で、ノズル22は弁座64に載っている。このようにして、弁座64は、蒸気供給源14および空気供給源30の少なくとも一方を含むように構成され得る蒸気供給システム102(「蒸気供給源」または「蒸気供給ユニット」とも呼ぶ)にノズル22を接続するインタフェースを提供することができる。特定の構成において、蒸気および/または空気は、弁座64を通ってノズル22に、次いで容器アセンブリ12の内部に流入し、容器アセンブリ12内に含まれる液体(例えば、ミルクまたはミルク製品)を加熱および/または通気することができる。有利には、液密シールが、容器アセンブリ12内に存在する流体が底端部20から開口45を通ってベースアセンブリ24へと漏れるのを防止するように、ノズル22と弁座64との間に形成されてよい。
図5Aには、ノズル22を含めて、容器アセンブリ12の底端部20(例えば、底部)の詳細図が示されている。ノズルは、エラストマー材料で形成することができ、いくつかの実施形態では、単一のエラストマー材料で形成することができる。図5Aに示すように、ノズル22は、容器アセンブリ12の内部に延びる第1の端部または上側の端部61を有することができる。ノズル22の上側の端部61は、丸みを帯びていてよい。ノズル22は、ベースアセンブリ24の底部に開口を形成できる第2の端部または底端部62をさらに含んでもよい。ノズル22の底端部は、プラットフォーム100内の対応する弁座64の上面65(図3で最良に見られる)と嵌合できるガスケット68を形成することができる。特定の実施形態において、ノズル22は、特定の実施形態では逆止弁として機能できるスリットまたは穴25を含むことができる。それゆえ、ピッチャ9の内部の液体が、ベースアセンブリ24から取り外された際のピッチャ9の第2の端部または底端部20から漏れるのを抑制または防止することができる。
図5Bには、上で考察したスリット25の実施形態の拡大図が示されている。いくつかの実施形態において、スリット25により、ノズル22に収容された気体および蒸気が、容器アセンブリ12の内部に進むことが可能になる。図5Bに示すように、スリット25は、気体および蒸気の流れを実質的に水平外向きに導くように向けることができる。各種の付加的な構成において、スリット25は、気体および蒸気の流れを底端部20およびピッチャ9の周縁に向けて実質的に下向きに導くように構成することができ、ノズル22の壁55に形成された下向きスリット25の形態とすることができる。蒸気および/または空気の流れを導くことにより、容器アセンブリ12内に存在する液体をより均一に加熱および/または通気することを可能にしてよい。
図5Cに示すように、ノズル22は、空気および/または蒸気が通って容器アセンブリ12の内部に流入し得るスリット25を含み得る穴を含むことができる。同様に、図5Dには、スリット25を見て取れる、ノズル22の側面図が示されている。スリット25は、選択された圧力で開くかまたは「割れる」ように構成することができる。例えば、いくつかの実施形態において、ノズル22は、ノズル22に配置された各種のスリット25のサイズおよび形状を変更することにより、流れが特定の最小閾値圧力に達するまで気体の流れを抑制するように構成することができる。それゆえ、特定の実施形態において、スリット25は、圧力が上昇して閾値を超えるまで閉じたままである。圧力が閾値を超えると、スリット25は、蒸気および/または空気が容器アセンブリに入ることができるように開くことができる。一実施形態において、スリット25を開くための閾値圧力は約1psiである。このようにして、ノズル22は、ノズル22内の圧力が一定の閾値を超えた場合にのみ、蒸気および/または空気が容器アセンブリ12に入ることができるチェック弁として動作することができる。例えば、図5Aに示すように、ノズル22は、選択された圧力で割れて開くように構成された複数のスリット25を含む。同様に、図5Bは、十分な圧力の空気および/または蒸気の流れに応じて割れて開いた複数のスリット25を示す。図5Cおよび図5Dの図示した実施形態では、スリット25は、水平軸線を有することができ、ノズル22に関して45度の向きで延びることができる。
上記したように、図5Cおよび図5Dでは、スリット25は、水平軸線に沿って配置されるが、ノズル22に関して45度の向きに沿って延びることができる。変更された実施形態において、スリット25は、上述したように下向きに、上向きにかつ/または水平に流れを導くことができる。このようなスリット25は、各種の実施形態では、ノズルに沿って45度の向きに、垂直にかつ/または水平に延びることもできる。このようにして、蒸気供給源14からの蒸気の流れおよび空気供給源30からの空気の流れは、流れが容器アセンブリ12の内部に進むときに、ノズルによって制御され導かれてよい。
蒸気および/または空気の流れをさらに制御するために、蒸気供給システム102内に各種の付加的な弁を実装してよい。例えば、各種の構成において、蒸気供給源14には、蒸気供給管路16に流入する蒸気の量を制御する蒸気弁31を設けることができる。一構成において、蒸気弁31は、比例電磁弁であってよい。同様にして、空気供給源30には、空気供給管路17を通って流れる空気の量を制御するために使用され得る空気弁32を設けることができる。特定の構成において、空気弁32はニードル弁であってよい。しかし、蒸気弁31または空気弁32のいずれかが、管路を通る気体および/または蒸気の流れを許容、調整、制限または終了するのに適した各種の機構で実装されてよいことが理解されるであろう。例えば、空気弁32または蒸気弁31は、ボール弁、ダイヤフラム弁、バタフライ弁、リリーフ弁、ゲート弁および他の任意の好適な実装を含んでもよい。
図3を引き続き参照すると、蒸気供給管路16および空気供給管路17は、T字形接続片29によって主供給管路15に接続することができる。次いで、主供給管路15は、ノズル22を通じた容器アセンブリ12への蒸気および/または空気の導入を容易にするように弁座64に接続されてよい。図3に最良に見られるように、T字形接続片29内には、空気供給管路17への出口に逆止弁26を設けることができる。一実施形態において、逆止弁26は、ダックビル弁内にある。逆止弁26は、蒸気供給源14からの蒸気が空気供給源30に向かって空気供給管路17を流れ下るのを防止することができる。図示した実施形態において、逆止弁26は、T字形接続片29の空気および蒸気供給管路への入口の付近または下方のT字形接続片29内に配置される。空気および蒸気供給管路への入口の付近または下方のT字形接続片内に逆止弁26を配置することにより、以下でより詳細に説明するように、T字形接続片内に存在し得る残留空気ならびに蒸気および空気管路15内に存在する空気を、任意で通路からパージすることができる。このような配置は、容器アセンブリ12内の望ましくない大きな気泡の形成を防止するのに役立つ。
空気および蒸気管路15は、弁座64を通って上向きに延びて、ベースアセンブリ24の上面105に蒸気出口83を形成することができる。特定の構成において、弁座64は、排気路19を形成することもできる。例えば、図3に示す実施形態において、排気路19は、弁座64を通ってベースアセンブリ24に排気入口を形成する、主供給管路15の周囲に延びる環状ギャップ75によって形成される。図3に示すように、排気路19は、また、排気管路21に接続される排気継手28に接続することができる。排気管路21は、排気弁27を用いて排気路19への蒸気および/または空気の流れを容易にするまたは阻害するように開閉されてよい。排気弁27は、排気管路19への経路を閉じることにより、蒸気および空気管路15内に圧力を蓄積させるために使用されてよい。同様にして、排気弁27は、蒸気、空気またはそれらの組み合わせが排気路19に流入できることにより、蒸気および空気管路15内の圧力を低下させるように開かれてよい。
有利には、前述の構成により、ノズル22と穴25と排気路19との相互作用を活用することにより、システム10の動作の前後のいずれかに主供給管路15から空気をパージすることができる。例えば、排気管路19内のピンチ弁27が開位置にある場合、蒸気および空気管路15を通って流れ上がる蒸気および/または空気は、弁の開口を「割って」開かない。このようにして、蒸気と空気は、ノズル22に向けて上に、そして環状排気ギャップ75を通って、排気管路19を通って下に導かれる。逆に、排気管路19内の弁27が閉じられた場合、ノズル22の圧力は、ノズルの穴25が「割れる」かまたは開くまで上昇する。このようにして、排気弁27は、以前の動作サイクルによって経路内に存在する潜在的な空気または蒸気を蒸気および空気管路15からパージできるように、ノズル22のスリット25と併せて使用することができる。例えば、蒸気および/または空気の流れをノズル22から離れるように送ることにより、空気および蒸気管路15内に存在する空気を通路から排出してよい。その後、より高圧の蒸気および空気を容器アセンブリ12に導き始めるために、排気弁27を閉じることができる。各種の構成において、システム10は、通気および/もしくは加熱動作を初期化する前にまたは通気および/もしくは加熱動作が完了した後に、潜在的な気体および/または蒸気を主供給管路15から自動的にパージするように構成されてよい。
プラットフォーム100は、図1Cに示すように、ディスプレイ70を含むことができる。ディスプレイ70は、多種多様な構成で実装されてよい。例えば、一実施形態において、ディスプレイ70は、1つ以上のダイヤルを有するゲージを備えることができる。他の実施形態において、ディスプレイ70は、他の位置に配置することができ、特定の実施形態では、容器アセンブリ12またはプラットフォーム100から遠隔とすることができる。ディスプレイ70は、容器アセンブリ12内に存在する液体の各種の物理的な特質に関する情報を表示することができる。例えば、ディスプレイ70は、温度センサ50によって検出されるような、容器アセンブリ12内に存在する液体の温度を表示することができる。同様に、ディスプレイ70は、容器アセンブリ12に送出される、空気、蒸気またはそれらの組み合わせの継続時間または量に関する情報を表示してよい。
特定の構成において、ディスプレイ70は、容器アセンブリ12内に存在する液体の特定の特性を観察するために、システムのユーザによって見ることができる。例えば、ディスプレイ70は、温度センサ50によって報告されるような、容器アセンブリ12内に存在する液体の温度を示すように構成されてよい。同様に、特定の構成において、ディスプレイ70は、空気または蒸気の送出の継続時間を表示するように構成することができる。例えば、特定の構成において、ディスプレイ70は、空気の流れがT字形接続片29を通じて開始されたときに、起動されて空気送出の継続時間を表示するようにさらに構成することができる。
ディスプレイ70は、図7ではゲージとして示されている。図7は、図示した実施形態において、2つのダイヤル71,72を有するゲージの形態(以下により詳細に記述される)とすることができるディスプレイ70も示す。ゲージ70は、容器アセンブリ内に存在する液体の各種の特性を示してよい。例えば、図7のゲージは、温度ダイヤル71および時間ダイヤル72を含むように構成される。具体的に、温度ダイヤル71は、例えば、温度センサ50によって検出されるような、分配ユニット内に存在する液体の温度を示すように構成される。同様に、時間ダイヤル72は、空気ポンプの動作の継続時間を示すように構成される。ディスプレイ70を参照することにより、システムのユーザが、容器アセンブリ12内に存在する液体の最適温度に達したかどうかを判定し、また空気ポンプの表示された動作期間に基づき液体の泡特性を推定することができる。しかし、ディスプレイ70は、液体の各種の付加的な特性を示す各種の様式で実装されてよい。例えば、ディスプレイ70は、分配ユニット内に存在する液体の圧力を示すように構成されてよい。加えて、変更された構成において、ダイヤルは、デジタルディスプレイ、バーまたは他の視覚的インジケータに置き換えることができる。
プラットフォーム100は、ユーザインタフェース40も含んでもよい。ユーザインタフェース40は、システム10の動作を制御して、容器アセンブリ12内に存在する液体の物理的特性を変化させることを、ユーザに可能にさせることができる。例えば、特定の構成において、ユーザインタフェース40は、蒸気供給システム102から容器アセンブリ12への蒸気および/または空気の流れを調整、加減または制御するために操作することができる。蒸気および/または空気の流れは、容器アセンブリ12内に存在する液体を加熱および/または通気してよい。いくつかの実施形態において、ユーザインタフェース40は、ユーザが完成飲料の所望の特性を選択できる簡便な制御方式をユーザに提示してよく、システム10は、ユーザのさらなる介入なしに所望の特性を達成する適切な加熱および/または通気手順を自動的に開始してよい。
図7は、システム10を通る気体および/または蒸気の流れを加減するために使用できるユーザインタフェース40を示す。図7に示すように、ユーザインタフェース40は、所定の複数の選択ポイントを有するダイヤルまたはノブとして実装することができる。図7に示す実施形態において、ユーザインタフェース40は、ラテ/フラットホワイト44、カプチーノ43および泡なし42からなる所定の3つの選択ポイントを有する。しかし、本開示の範囲から逸脱することなく、多くの種類の可能な境界ポイントを各種の異なる順序で実装してよいことが理解されるであろう。例えば、各種の構成において、所定の選択ポイントは、多種多様な他の可能な設定の中でも、「泡なし」、「薄い泡」、「中位の泡」および「濃い泡」を含んでもよい。このようにして、システム10のユーザは、ユーザインタフェース40を操作して、好ましい温度および通気プロファイルを選択することができる。次いで、飲料調製システム10は、完成飲料の所望の特性を得るために、以下でより十分に考察するように、制御システム150の実装によって、容器アセンブリ12の内部への蒸気および/または空気の流れを最適化するように、蒸気供給源14、蒸気弁31、空気供給源30、空気弁32、T字形接続片弁26および排気弁27の動作を自動的に制御してよい。
図9A~図9Cには、特定の操作位置にある制御ノブ40の図が示されている。上で考察したように、システム10のユーザは、分配ユニットへの気体および/または蒸気の流れを開始、停止、調整または加減するために、制御ノブ40を使用してよい。他の構成において、システム10のユーザは、完成飲料の所望の特性を選択するために制御ノブ40を操作してよく、システム10は、所望の特性に到達する適切な蒸気および/または通気プロファイルを自動的に開始するように構成されてよい。このようにして、システムのユーザは、容器アセンブリ内に存在する液体が、好ましい温度および泡特性などの特定の所望の特性を示すことを確実にしてよい。
図9Aに示す制御ノブは、複数の位置のうちの第1の位置42に設定されている。位置42は、「泡なし」とラベル表示されており、通気に寄与し得る空気流が殆どまたは全くない加熱動作に関連し得る。各種の実施形態において、システム10は、空気の流れが主供給管路15に入るのを防ぐように空気供給弁32を調整することにより、空気の流れが容器アセンブリ12の内部に進むのを防止しながら、容器アセンブリ12の内部への蒸気の流れを開始するように構成することができる。位置42にあるときに、システム10は、泡層の形成に寄与し得る乱流が液体中で起きるのを防止する適度な蒸気流を送出するように構成されてよい。
図9Bに示す制御ノブは、複数の位置のうちの第2の位置43に設定されている。位置43は、「カプチーノ」とラベル表示されている。カプチーノ飲料は典型的に、飲料に重なる厚くて濃厚な泡の層と関連付けられる。したがって、位置42とは対照的に、位置43において、システムは、完成飲料に相当な泡の層を付与するように構成された加熱および通気プロファイルと関連付けることができる。例えば、位置43において、システムは、蒸気の流れが、多体積の空気と合わさって容器アセンブリ12の内部に進むことを許容するように構成されてよい。他の構成において、空気の流れは、長時間にわたって容器アセンブリ12の内部に進むことが許容されてよい。例えば、空気の流れは、飲料が初期通気温度に達すると開始され、飲料が最終通気温度に達するまで続行することを可能にされてよい。各種の構成において、初期通気温度は、約60°F、約70°F、約80°Fまたはそれらの間の任意の値であってよい。同様に、空気の流れは、飲料の温度が、約120°F、約130°F、約140°F、約150°Fまたはそれらの間の任意の値などの最終通気温度に達すると終了されてよい。このようにして、多体積の泡を有する飲料が製造されてよい。同様に、位置43にあるときに、システムは、蒸気の乱流が容器アセンブリに入って通気に寄与することを許容するように構成されてよい。各種の付加的な構成において、所望の通気度を付与するための代替的な機構を採用してよい。例えば、一構成において、容器アセンブリ12の内部に入る空気の流れを監視するために、空気センサを利用してよい。このようにして、空気の流れは、指定体積の空気が容器アセンブリ12の内部に送出されたことを空気流センサが報告すると、停止されてよい。指定体積の空気は、所望の通気度および飲料サイズを含む各種の要因に依存してよい。またさらなる構成において、システムは、空気の流れを停止する前に指定時間にわたって指定流体積で空気の流れを送出するように構成されてよく、指定時間は、所望の通気度および飲料サイズに応じて増減されてよい。同様に、各種の構成において、指定流体積は、所望の通気度および飲料サイズに依存してもよく、他の構成では、一定の空気流体積が採用されてよく、流れ時間のみが変化する。
同様に、図9Cに示すように、制御ノブは、複数の位置のうちの第3の位置44に向けることができる。位置44は、「ラテ/フラットホワイト」とラベル表示されている。複数の位置のうちの位置44にあるときに、システムは、位置43および42に対して、適度な泡の層を有する加熱および通気された飲料を与える、蒸気および空気の中位の流れを送出するように構成することができる。適度な泡を有する飲料を製造するために、システム10は、蒸気および空気の流れが容器アセンブリ12の内部に進むことを許容するように構成されてよい。システム10は、空気の流れを調整し、それによって適度な通気度が達成されてよい。例えば、システム10は、位置42および43に対して、空気の中位の流れと合わせて蒸気の流れを送出するように構成されてよい。例えば、空気の中位の流れは、位置43が選択されたときにシステム10によって送出される空気の流れよりも少ないが、位置42が選択されたときの空気の流れよりも多くてよい。同じかまたは異なる実施形態において、システム10は、中位の通気度が、より高い初期通気温度で空気の流れが始まることを可能にすることによって生じ、位置43に対して、より低い最終通気温度に飲料が達するまで持続するように構成されてよい。例えば、各種の構成において、システム10は、約50°F、約60°F、約70°Fまたはそれらの間の任意の値である初期通気温度に飲料が達すると、空気の流れが開始することを許容するように構成されてよい。同様に、約80°F、約90°F、約100°F、約110°Fまたはそれらの間の任意の値などの最終通気温度に飲料の温度が達するまで、空気の流れが持続できるようにされてよい。各種の付加的な構成において、所望の通気度を付与するための代替的な機構を採用してよい。例えば、一構成において、容器アセンブリ12の内部に入る空気の流れを監視するために、空気センサを利用してよい。このようにして、指定体積の空気が容器アセンブリ12の内部に送出されたことを空気流センサが報告すると、空気の流れが停止されてよい。指定体積の空気は、所望の通気度および飲料サイズを含む各種の要因に依存してよい。またさらなる構成において、システムは、空気の流れを停止する前に指定時間にわたって指定流体積で空気の流れを送出するように構成されてよく、指定時間は、所望の通気度および飲料サイズに応じて増減されてよい。同様に、各種の構成において、指定流体積は、所望の通気度および飲料サイズに依存してもよく、他の構成では、一定の空気流体積が採用されてよく、流れ時間のみが変化する。
本開示の範囲から逸脱することなく、各種の制御機構を採用できることが理解されるであろう。例えば、各種の構成において、位置43と位置44との間の領域は、ダイヤルの増分調節が空気の流体積の増分調節をもたらし得るアナログ領域であってよい。例えば、特定の実施形態において、制御ノブは、位置43と位置44との間で連続的に回転され、それに応じて空気流の速度の連続的な増加をもたらしてよい。同様に、各種の構成において、位置43と位置42との間の領域は、ダイヤルの増分調節が空気の流体積の増分調節をもたらし得るアナログ領域であってよい。一構成において、制御ノブは、位置43と位置42との間で連続的に回転され、それに応じて空気流の速度の連続的な減少をもたらしてよい。このようにして、飲料製造プロセスに過度の複雑さを加え得る、予め設定された付加的な設定または付加的な境界位置を要求することなく、所望の通気特性にわたって高精度な制御をユーザにもたらし得ることが理解されるであろう。
適応型加熱ルーチン
図4には、上述された飲料調製システム10の概略図が示されている。したがって、図4に示す飲料調製システム10の対応する構成要素には、上記と同じ参照符号を付しており、上記の説明を参照することができる。図4に示すように、飲料調製システム10は、座101によってプラットフォーム100上に支持されたベース24と取り外し可能にインタフェースできる容器アセンブリ12を含む。また、図4に示すように、ユーザインタフェース40は、飲料調製システム10の自動動作を容易にするように、上述した弁に接続または結合され得る制御システム150と結合されてよい。
上記したように、ユーザインタフェース40は、飲料調製システム10の特定の態様および動作をユーザが制御することを可能にする。ユーザインタフェース40は、1つ以上のダイヤル、ノブ、レバー、ボタン、スイッチ、タッチスクリーン、他の好適な制御方式などの各種の構成で実装することができる。ユーザインタフェース40は、上で考察した弁のうちの1つ以上と通信するかまたは結合してよい。例えば、特定の構成において、ユーザインタフェース40は、容器アセンブリ12への蒸気および/または空気の流れを制御または加減するために、蒸気弁31、空気弁32、T字形接続片弁26および/または排気弁27のうちの少なくとも1つに機械的に結合されてよい。他の実施形態において、ユーザインタフェース40は、制御システム150と結合されてよく、次いで、制御システム150は、蒸気供給システム102の各種の構成要素の動作を制御してよい。
制御システム150および/またはその任意の構成要素は、コンピュータまたは実行可能命令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体もしくはコンピュータ可読メモリを含んでもよく、動作を実施するとともに、本明細書に記述される各種の方法およびプロセスを実施するために、命令を実行するように構成された、コンピュータ可読メモリと通信する1つ以上のプロセッサが存在することができる。制御システムは、一般的にコンピュータ実行可能命令を含み得るコンピューティングデバイスを含むことができ、命令は、1つ以上のコンピューティングデバイスによって実行可能であってよい。コンピュータ実行可能命令は、非限定的に、Java、C、C++、Visual Basic、Java Script、Perlなどのうちのいずれか1つまたは組み合わせを含む、各種のプログラミング言語および/または技術を使用して作成されたコンピュータプログラムからコンパイルまたは解釈されてよい。一般的に、プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ)は、例えば、メモリ、コンピュータ可読媒体などから命令を受け取り、これらの命令を実行することにより、本明細書に記述されるプロセスのうちの1つ以上を含む1つ以上のプロセスを実行する。そのような命令および他のデータは、各種のコンピュータ可読媒体を用いて記憶および伝送されてよい。コンピュータ可読媒体(プロセッサ可読媒体またはコンピュータ可読メモリとも呼ばれる)は、コンピュータによって(例えば、コンピュータのプロセッサによって)読み取られ得るデータ(例えば、命令)の提供に関与する任意の非一時的な(例えば、有形の)媒体を含む。
制御システム150は、ディスプレイ70、ユーザインタフェース40および蒸気供給システム102の各種の構成要素(空気弁32など)のうちの1つ以上に結合することができる。このようにして、制御システム150は、空気弁32の状態に関する情報をディスプレイ70に送信することができる。有利には、これにより、ディスプレイ70は、空気の流れが蒸気および空気管路15に入ることを空気弁32が許容した時間を表示することが可能になる。同様にして、制御システム150は、蒸気弁31または排気弁27の1つ以上に結合して、作動の継続時間を監視および送信することにより、システム10のユーザが、蒸気の流れを持続できた時間または蒸気および/もしくは空気の流れを排気路19に送り込むことができた時間を特定することを可能にすることができる。
同様に、図4に示す実施形態において、ユーザインタフェース40は、制御システム150と通信する。上で考察したように、制御システム150は、蒸気弁31、空気弁32、T字形接続片弁26および排気弁27の動作を制御するように構成することができる。このようにして、容器アセンブリ12への蒸気および/または空気の流れは、ユーザ選択を制御システム150に送信できるユーザインタフェース40を操作することによって制御することができる。次いで、制御システム150は、完成飲料の所望の特性を達成するように、容器アセンブリ12の内部に供給される空気および蒸気の供給を制御するために、適切な弁を自動的に制御してよい。例えば、ユーザインタフェース40を介して受け取られたユーザ入力を制御システム150に通信してよい。これに応じて、制御システム150は、T字形接続片29への蒸気の流れを増加、減少または停止するように、蒸気弁31を自動的に開閉してよい。同様に、制御システム150は、T字形接続片29への空気の流れを増加、減少または停止するように、空気弁32を自動的に調整してよい。同様に、ユーザインタフェース40を介して受け取られたユーザ入力を制御システム150に送信してよく、制御システムは、次いで、排気管路19内に配置された排気弁27を調整して、蒸気および/または空気をノズル22から排気管路に向けて流出させることができる速度を制御してよい。さらに、各種の構成において、制御システム150は、空気供給源30または蒸気供給源14の作動を制御することができる。例えば、いくつかの構成において、空気供給源30は、制御システム150によって制御される空気ポンプとすることができる。同様に、いくつかの構成において、蒸気供給源14は、制御システム150の制御下にある蒸気ポンプとすることができる。このようにして、システム10のユーザが、ユーザインタフェース40を操作することにより、制御システム150を介して空気供給源30および蒸気供給源14の1つ以上を作動または作動解除することができる。
各種の実装において、容器アセンブリ12の内部は、様々な体積の飲料または他の液状食品を製造するために、多くの異なる体積の液体を収容するように構成されてよい。しかし、理解されるように、予め設定された蒸気または通気プロファイルが、全ての体積の液状食品については所望の温度または通気特性を作り出さない場合がある。例えば、容器アセンブリ12の内部に多体積の液体が供給される各種の実装において、蒸気および通気手順は、容器アセンブリ12の内部に蒸気および/または空気の十分な流れを供給しない場合がある。例えば、多体積の液状食品の温度を所望の程度に上昇させるには、蒸気の流れが不十分になる場合があり、多体積の流体に所望の通気度を付与するには、空気の流れが不十分になる場合がある。同様に、容器アセンブリ12の内部に少体積の液体が導入された場合には、予め設定された蒸気の流れにより、液体の温度の急激すぎる上昇をもたらし得る蒸気の急激な導入が可能になる場合がある。同様に、予め設定された通気手順により、比較的少体積の液体を過度に通気させ得る空気の急激な導入が可能になる場合がある。したがって、予め設定された蒸気および通気手順が、飲料の体積の全範囲では同等に有効となり得ないことが理解されるであろう。各蒸気および/または通気動作の前に手順をカスタマイズすることを可能にしてよいが、そのような方法は、煩雑であり、不必要な複雑さをもたらす。
有利には、制御システム150は、加熱および通気プロセスを能動的に監視するように、また、完成飲料の異なる体積および異なる所望の温度または泡濃度など、連続する調製の間の変化を考慮してプロセスのパラメータを自動的に調節するように構成されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、制御システム150は、容器アセンブリ12の内部に配置された1つ以上のセンサに通信可能に結合することができる。このようにして、制御システム150は、加熱および通気プロセス中に容器アセンブリ12内に存在する液体の検出された特性に基づきプロセスのパラメータを自動的に調節するように構成することができる。
例えば、一構成において、制御システム150は、ユーザインタフェース40および温度センサ50と通信可能に結合されてよい。ユーザは、ユーザインタフェース40によって温度および通気プロファイルを選択してよい。ユーザインタフェース40は、次いで、ユーザ選択を制御システム150に送信してよい。制御システム150は、所望の温度および通気プロファイルを達成するように構成されたルーチンを実装するように構成されてよい。制御システム150は、温度センサ50によって報告されるような、容器アセンブリ12の内部に存在する流体の初期温度を特定してよい。制御システム150は、次いで、蒸気の流れを蒸気および空気管路15を通じ、ノズル22を通じて、容器アセンブリ12の内部に送出するように、蒸気供給源14ならびに対応するチェック弁および通路を操作してよい。制御システム150は、既知の入口圧力、既知の流体積および既知の温度で、蒸気の流れを開始するように構成されてよい。制御システム150は、次いで、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の温度が上昇する速度を監視してよい。液体の温度が連続的に上昇する速度または第2の上昇温度を達成するのに要する時間に基づき、制御システム150は、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の体積を特定するように構成されてよい。例えば、蒸気供給源14からの流れの既知の速度、流体の温度が上昇する速度および流体の比熱容量に基づき、制御システム150は、容器アセンブリ12内に存在する流体の凡その体積を算出することができ、これは、液体の温度が上昇する速度が液体の体積に比例するためである。しかし、加熱速度に基づき液体の体積を推定するための多種多様な手法が存在することが理解されるであろう。例えば、特定の構成において、温度上昇の速度をモデル化するために、累乗曲線または線形近似を採用してよい。特定の実施形態において、ルックアップテーブルを使用することができる。
容器アセンブリ12の内部に存在する液体の体積を推定した後に、制御システム150は、算出した流体の体積を考慮して加熱および通気ルーチンのパラメータを調節してよい。例えば、制御システム150は、より多体積の流体を考慮して蒸気流の速度を増加させたり、より少体積の流体を考慮して蒸気流の速度を減少させたりしてよい。同様にして、制御システム150は、通気されるより多体積の流体を考慮して、容器アセンブリ12の内部に空気を送出する速度を増加させてよい。同様に、制御システム150は、通気されるより少体積の流体を考慮して空気流の速度を減少させてよい。有利には、いくつかの構成において、制御システム150は、蒸気および通気動作を連続的に監視するように構成され、完成飲料の所望の特性を達成するようにルーチンのパラメータを連続的に最適化する。容器アセンブリ12の内部に存在する液体の体積をこのようにして特定することにより、製造プロセス全体が簡略化されることが分かっている。例えば、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の体積を自動的に特定するようにシステムが構成されているため、ユーザは、好ましい充填レベルを手動で識別して適切な体積の液体を送出したり、適切な量を特定するために液体を計量したり、または予め設定された蒸気および/もしくは通気プロファイルを特定の体積の飲料を考慮して操作したりする必要がない。
いくつかの実施形態において、制御システム150は、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の数量化できる特性を検出するように構成された1つ以上のセンサと通信可能に結合されてよい。例えば、各種の構成において、制御システム150は、温度センサ50と通信可能に結合されてよい。有利には、このような構成により、制御システム150は、蒸気および通気プロセスを監視し、所望の温度または泡濃度を達成するように所定のルーチンを自動的に実行することができる。しかし、容器アセンブリ12の内部に存在する液体の付加的な特性が、付加的または代替的なセンサによって監視されてよいことが理解されるであろう。例えば、各種の構成において、特性の中でも、液体の質量、液体のpH、液体の圧力、液体の濁度、液体内の流れのうちの1つ以上を観察または検出するために付加的なセンサを採用してよい。
ユーザがオプションを選択した後に、制御システム150は、時間経過に伴う温度の変化を監視するように構成され、蒸気流の特性をしかるべく調節することもできる。例えば、いくつかの構成において、システム10は、ピッチャ12内に存在する液体の温度が急激に上昇していることを検出することができる。急激な温度上昇から、システム10は、少体積の液体が加熱のためにピッチャ12に導入されたことを推測し、蒸気の流れをしかるべく低減することができる。また、システム10は、現在使用されているピッチャ12のサイズまたはタイプを検出し、特定の加熱または通気動作に使用される初期の空気および/または蒸気流の値を調節するように構成することができる。例えば、システム10は、小容体積のピッチャ12が使用されていることを検出し、蒸気および/または空気の初期流体積をしかるべく低減するように構成することができる。同様に、特定の構成において、システムは、大容体積のピッチャ12がベースアセンブリ24に載せられていることを検出し、予想されるより多体積の液体に対応するように蒸気および/または空気の流体積を自動的に増加することができる。加えて、上記したように、いくつかの実施形態において、システム10は、温度センサとの通信が中断された場合に、通気および/または加熱動作の開始を中止および/または防止するように構成することができる。
同様にして、システムは、多種多様な機能を自動的に実行するように構成することができる。例えば、いくつかの実施形態において、システムは、容器アセンブリ12のサイズを検出し、適切な蒸気および/または通気シーケンスを選択するように構成することができる。同様に、システムは、所定の中止ポイントに達したときに、蒸気および/または通気工程を自動的に停止するように構成することができる。ユーザは、例えば、制御装置40の外周に配置され放射状に取り付けられたダイヤルを回転させることにより、所定の温度を設定してよい。放射状に取り付けられたダイヤルを回転させることにより、システム10のユーザは、特定の通気および加熱動作について好ましい遮断温度を選択してよい。同様に、システムは、所定の時間が経過すると加熱動作を自動的に中止するようにまたは所定の泡特性が達成されると通気工程を自動的に停止するように構成することができる。また、制御システム150は、通気または加熱動作が終了した後にまたは容器アセンブリ12がある時間にわたってシステム10から取り外された後に、前述した弁を初期設定位置に戻すように構成することができる。同様に、制御システム150は、他の可能性の中でも、前述した弁との制御システムの通信が中断または侵入された場合または、蒸気動作中のピッチャ9の取り外しや、所定の温度もしくは時間制限を超えようとするユーザの試みなどの、標準的な動作パラメータから外れる機能を、システム10のユーザが実行しようとした場合に、通気または加熱動作を停止するように構成することができる。特定の実施形態において、制御システム150は、特定の飲料の製造を容易にするように、各種の蒸気および/または通気プロファイルによってプログラムされてよい。
上で考察した各種の実装により、容器アセンブリ12の底部を通じて容器アセンブリ12の内部に蒸気および/または空気を導入することができるが、開示されるシステム10はそのように限定されないことが当業者によって理解されるであろう。図11に示すように、システムは、容器アセンブリ12の概ね開いた上側の端部18を通じて蒸気および/または空気の流れを収容するように構成することができる。例えば、図11に示すように、概ね開いた上側の端部18を通じて容器アセンブリ12の内部にスチームおよび/またはエアワンド140を挿入してよい。このようにして、容器アセンブリ12は、容器アセンブリ12の底端部を通じて蒸気および/または空気の流れを供給するように構成されたベースまたはベースアセンブリを使用せずに、蒸気および/または通気動作を実行するために使用することができる。むしろ、蒸気および/または通気が起こり得る容器アセンブリ12の位置に移動され得るスチームおよび/またはエアワンド140を通じて、蒸気および/または空気の流れを開始してよい。
方法
図8は、各種の飲料調製システムに関連する例示的な方法200を示す。方法はブロック202にて開始する。各種の構成において、方法は、加熱および/または通気される1回分の飲料を取得、調製または提供することにより、開始してよい。同じかまたは異なる実施形態において、方法は、加熱および/または通気動作が続行し得るようにベースアセンブリ24に連結する未使用の空の容器アセンブリ12を提供することにより、開始してよい。
ブロック204にて、1回分の飲料を容器アセンブリ12に導入してよい。このことは、容器アセンブリ12をベース24と取り外し可能に結合するときに実行することができる。いくつかの実施形態は、少なくとも約1回分の飲料を容器アセンブリ12内に収容することを含む。いくつかの実施形態は、正確な量は本開示の範囲内で大きく変化し得るが、少なくとも約500mLの飲料を容器アセンブリ12に収容することを含む。例えば、特定の変形例は、少なくとも約75%、80%、85%、90%、95%、前述した割合の間または他の割合などの、容器アセンブリ12の相当な容積を飲料で満たすことを含む。各種の構成において、概ね開いた第1の端部または上側の端部18を通じて容器アセンブリ12の内部に飲料を導入してよい。容器アセンブリ12の内部に1回分の飲料を導入すると、1回分の飲料は、容器アセンブリ12の概ね閉じた下側の端部20によって保持される。
容器アセンブリ12の内部に飲料を導入すると、方法200は、完成飲料の特定の特性を選択することを含むことができる。例えば、図8に示す方法において、方法は、ブロック206に示すように、完成した泡タイプを選択することを含んでもよい。しかし、完成飲料の多数の特性を選択してよいことが理解されるであろう。例えば、各種の構成において、ユーザは、完成飲料の好ましい温度を選択してよい。完成飲料特性が選択されると、制御システム150は、ブロック206にさらに示すように、内部に存在する飲料を加熱および/または通気するように、容器アセンブリ12への空気、蒸気またはそれらの組み合わせの流れを開始するように構成することができる。例えば、ユーザは、ユーザインタフェース40を位置42、43または44に操作してよい。ユーザ選択に基づき、システムは、蒸気および/または空気の適切な流れを送出するように構成することができる。いくつかの実施形態において、容器アセンブリ12は、上述されたような1つ以上のチェック弁の動作などによって蒸気供給源14からの蒸気の流れを収容し、容器アセンブリ12内に存在する液体の深さの少なくとも一部または実質的に全てを通じて蒸気が流れることを可能にすることができる。したがって、容器アセンブリ12内に存在する飲料に蒸気から熱が伝達されてよい。同様に、容器アセンブリ12の内部に空気の流れを入れて、内部に存在する飲料を通気することを許容してよい。
有利には、システムは、蒸気および/または通気プロセスを監視し、完成飲料の所望の特性が確実に得られるように、蒸気および/または加熱動作の各種のパラメータを自動的に調節または最適化するように構成することができる。例えば、ブロック208に示すように、システムは、加熱および/または通気動作を初期化する直前、加熱および/または通気動作を初期化した直後または、約1秒、約2秒、約4秒、約5秒、約10秒、約15秒、約30秒、約45秒、もしくは約1分などの時間にわたって加熱および/または通気動作を持続することが可能になった後などの、第1の時間における飲料の第1の温度を特定するように構成することができる。システムは、例えば、容器アセンブリ12の内部に配置された温度センサ50を参照して、飲料の初期温度を特定するように構成することができる。さらに温度に加えて付加的な特性を監視してよいことが理解されるであろう。
初期温度を特定した後に、システムは、ブロック210に示すように、第2の時間における第2の温度を特定するように構成することができる。例えば、各種の構成において、システムは、第1の温度を特定してから所定の時間が経過した後に、第2の温度を特定するように構成することができる。例えば、システムは、第1の温度を特定した約1秒後に、第2の温度を特定するように構成することができる。各種の付加的な構成において、第2の温度は、第1の温度を特定した約2秒、約4秒、約5秒、約10秒、約15秒、約30秒、約45秒または1分後に特定してよい。このようにして、制御システム150によって加熱速度を特定することができる。
制御システム150によって特定した加熱速度に基づき、システム10は、ブロック212に示すように、加熱速度に基づき蒸気および/または空気の流れを調整するように構成することができる。例えば、飲料の温度が急速に上昇している場合には、少体積の飲料が導入されたと特定することができ、制御システム150は、少体積の飲料を考慮して容器アセンブリ12の内部に流入する空気および/または蒸気の流れを低減するように、蒸気供給システム102を自動的に調節することができる。逆に、予想したほど急速に温度が上昇しない場合に、制御システム150は、多体積の飲料が導入されたと特定し、多体積の飲料を考慮して容器アセンブリ12の内部に蒸気および/または空気を送出する速度をしかるべく増加させてよい。
ブロック214に示すように、所望の温度または泡特性が達成されると、容器アセンブリ12への蒸気および/または空気の流れを終了してよい。いくつかの実施形態において、システム10は、所定の温度に達するとまたは所定の温度が所定の時間にわたって持続することが可能になると、蒸気の流れを自動的に停止するように構成することができる。例えば、いくつかの実施形態において、約25秒、26秒、27秒、28秒、29秒、30秒またはその内の任意の値の期間にわたって蒸気の流れを持続することが可能とされてよい。あるいは、特定の構成において、システムは、約120°F、125°F、130°F、140°F、145°F、150°F、155°F、160°F、165°F、170°F、175°F、180°Fまたはその内の任意の値などの所定の温度に達すると、蒸気の流れを自動的に停止するように構成することができる。付加的な変形例において、システム10は、所望の濃度が達成されると、空気の流れを自動的に停止するように構成することができる。
いくつかの実施形態において、方法200は、ブロック216に示すように、容器アセンブリから好適な受容器に飲料を分配することを含む。飲料の分配を容易にするために、容器アセンブリ12は、ベースアセンブリ24から取り外され、任意の好適な場所に持ち運ばれてよい。例えば、バリスタは、容器アセンブリを顧客に運んで1回分の飲料を給仕してよい。
図示したように、方法200は、調製および/または分配される付加的な回数分の飲料があるかどうかを問い合わせることができる判定ブロック218を含むことができる。答えが「はい」である場合に、方法200は、ブロック204に戻って、容器アセンブリに付加的な飲料を導入することができ、方法200は継続することができる。いくつかの実施形態において、判定ブロック214に対する答えが「いいえ」である場合に、方法200はブロック220にて終了する。
上述されたように、飲料調製システム10は、多くの種類のカフェスタイル飲料を調製するために使用されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、ユーザは、ベースアセンブリ24の上に配置されたピッチャ9の第1の端部18を通じて、1回分のミルクを導入してよい。このようにして、容器アセンブリ12内に液体を保存してよい。いくつかの実施形態において、ピッチャ9内に存在している間に液体に付加的な改変が行われてよい。例えば、特定の構成において、内部に存在する飲料に1ショット以上のエスプレッソを混合することが望ましい場合がある。
所望の量の液体が容器アセンブリ12に導入されると、システム10のユーザは、好ましい加熱および通気特性を選択するようにユーザインタフェース40を操作してよく、システム10は、容器アセンブリ12の内部への空気および/または蒸気の適切な流れを自動的に開始するように構成されてよい。
容器アセンブリ12への蒸気および/または空気の流れが開始されると、制御システム150は、加熱および/または通気手順の進捗を監視し、動作を最適化するようにパラメータを自動的に調節するように構成することができる。例えば、システムは、飲料の温度を断続的または継続的に監視して、飲料の温度が上昇している速度を特定するように構成することができる。蒸気および空気が容器アセンブリ12の内部に導入される速度に基づき、さらに飲料の温度が上昇している速度に基づき、制御システム150は、容器アセンブリ12の内部に存在する飲料の体積を推定し、完成飲料の所望の特性が確実に達成されるように空気および/または蒸気の流れを操作するように構成することができる。
図10Aおよび図10Bに示すように、いくつかの構成において、ベース24または座101の少なくとも一方が、座101にベース24を載せることを容易にする1つ以上の磁石171を備えてよい。例えば、特定の構成において、ベース24に第1の磁石171aを組み込んでもよい。同様に、座101に第2の磁石171bを組み込んでもよい。特定の構成において、図10Aに示すように、ベースに配置された磁石171aの極性は、座101に配置された磁石171bの極性と反対であってよい。このようにして、座101に誤った向きでベース24を載せることを防止することができる。特定の構成において、ベース24および/または座101内に複数の磁石171を配置してよい。例えば、いくつかの構成において、図10Bに示すように、ベース24に少なくとも2つの磁石171aを組み込み、座101に少なくとも2つの磁石171bを組み込んでもよい。いくつかの実施形態において、ベース24上のピッチャ12の存在を検出するためにも磁石を使用することができる。例えば、特定の構成において、ピッチャ12内に第3の磁石181を配置してよい。座101内に対応する磁気近接センサ182を配置してよい。このようにして、ピッチャ12の有無をシステム10によって検出することができる。有利には、これにより、ピッチャ12が座101に収容されていないときに、システム10は、ピッチャ12の不在を検出し、空気および/または蒸気の流れを防止することができる。このようにして、ピッチャ12が座101から取り外された場合に、システムはさらに、加熱および/または通気動作を自動的に停止することができる。
特定の用語
本明細書で使用する場合、用語「飲料」は、その通常の普通の意味を有し、特に、流動する性質を有する任意の食用の液状もしくは実質的に液状の物質または製品(例えば、ジュース、コーヒー飲料、茶、フローズンヨーグルト、ビール、ワイン、カクテル、リキュール、スピリッツ、サイダー、清涼飲料水、フレーバーウォーター、栄養ドリンク、スープ、ブロス、それらの組み合わせなど)を含む。
「できる(can)」、「できるだろう(could)」、「してよいだろう(might)」または「してよい(may)」などの条件を表す言葉は、特に明記しない限りまたは使用する文脈内で別様に理解されない限り、特定の機能、要素および/またはステップを、特定の実施形態が含み、他の実施形態が含まないことを伝えることを一般的に意図している。それゆえ、このような条件を表す言葉は、1つ以上の実施形態について、機能、要素および/もしくはステップが、いずれにせよ要求されることまたは、1つ以上の実施形態が、これらの機能、要素および/もしくはステップが特定の実施形態において含まれるか、もしくは実行されるべきであるかを、ユーザの入力もしくはプロンプトの有無にかかわらず、特定するためのロジックを必ず含むことの暗示を一般的に意図していない。
表現「X、YおよびZのうちの少なくとも1つ」などの結合する言葉は、特に明記しない限りまたは使用する文脈内で別様に理解されない限り、項目、用語などがX、YまたはZのいずれかであることを一般的に伝えるものである。それゆえ、このような結合する言葉は、特定の実施形態が、少なくとも1つのX、少なくとも1つのYおよび少なくとも1つのZの存在を要求することの暗示を一般的に意図していない。
特に明記しない限り、「1つの(a)」または「1つの(an)」などの冠詞は一般的に、記述された項目を1つ以上含むように解釈されるべきである。したがって、「するように構成されたデバイス」などの表現は、記載されたデバイスを1つ以上含むことを意図している。このような記載された1つ以上のデバイスは、記載された事柄を行うように集合的に構成することもできる。例えば、「事柄A、BおよびCを行うように構成されたプロセッサ」は、事柄Aを行うように構成された第1のプロセッサであって、事柄BおよびCを行うように構成された第2のプロセッサと協働するプロセッサを含むことができる。
「備える(comprising)」、「含む(including)」、「有する(having)」などの用語は、同義であり、包括的かつ非制限的に使用され、付加的な要素、機能、行為、動作などを除外しない。同様に、「いくつかの(some)」、「特定の(certain)」などの用語は、同義であり、非制限的に使用される。また、用語「または(or)」は、(その排他的な意味ではなく)その包括的な意味で使用されるので、例えば、要素のリストを接続するために使用する場合、用語「または」は、リスト中の要素のうちの1つ、いくつかまたは全てを意味する。
本明細書で使用する場合、用語「凡そ(approximately)」、「約(about)」、「実質的に(substantially)」は、依然として所望の機能を実行するかまたは所望の結果を達成する、記載された量に近い量を表す。例えば、いくつかの実施形態において、文脈が指示し得る場合、用語「凡そ」、「約」および「実質的に」は、記載された量から10%以内の量を指す場合がある。本明細書で使用する用語「概ね(generally)」は、特定の値、量または特性を主に含むかまたはそれらを志向する値、量または特性を表す。一例として、特定の実施形態において、文脈が指示し得る場合、用語「概ね平行(generally parallel)」は、厳密な平行から20度以下だけ外れるものを指すことができおよび/または用語「概ね垂直(generally perpendicular)」は、厳密な垂直から20度以下だけ外れるものを指すことができる。
全体として、請求項の文言は、請求項に採用する文言に基づき広く解釈されるものである。請求項は、本開示に例示および記述されるかまたは本出願の審査経過において考察される、非排他的な実施形態および例に限定されるものではない。
また、本明細書の上またはどこかで明示的に記載されていない、本開示の範囲内のいくつかの実施形態がある場合があるが、本開示は、本開示が示し記述する範囲内の全ての実施形態を企図および包含するものである。さらに、本開示は、本明細書のどこかに開示される、任意の構造、材料、ステップまたは他の機能と、本明細書のどこかに開示される任意の他の構造、材料、ステップまたは他の機能との任意の組み合わせを含む実施形態を企図および包含するものである。
さらに、個別の実装の文脈で本開示に記述される特定の特徴を、単一の実装で組み合わせて実装することもできる。逆に、単一の実装の文脈で記述される各種の特徴を、複数の実装で個別にまたは任意の好適なサブコンビネーションで実装することもできる。また、特定の組み合わせで作用するものとして特徴が上述されている場合があるが、特許請求された組み合わせによる1つ以上の特徴を、場合によっては、組み合わせから削除することができ、その組み合わせは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形例として特許請求される場合がある。
本開示のために、特定の態様、利点および特徴が本明細書に記述される。そのような態様、利点および特徴は、任意の特定の実施形態に従って必ずしも全てが達成され得る訳ではない。例えば、開示される各種のシステムのうちのいずれかのいくつかの実施形態は、容器アセンブリおよび/または複数の容器アセンブリを含み、いくつかの実施形態は、容器アセンブリを含まない。当業者は、本開示が、本明細書に教示されるような1つの利点または一群の利点を、本明細書に教示または示唆され得る他の利点を必ずしも達成することなく、達成するように具現化または実施され得ることを認識するであろう。
いくつかの実施形態が、添付図面に関連して記述されてきた。図は、適当な場合には縮尺に従って描かれているが、そのような縮尺は、制限するものとして解釈されるべきでない。距離、角度などは、単なる例示であり、例示するデバイスの実際の寸法および配置との正確な関係を必ずしも記載する訳ではない。構成要素は、付加、削除および/または再配置することができる。さらに、各種の実施形態に関連する、本明細書における特定の特徴、態様、方法、特質、特性、品質、属性、要素などの開示は、本明細書に記載する他の全ての実施形態に使用することができる。また、本明細書に記述される任意の方法は、記載されたステップを実行するのに適した任意のデバイスによって実践され得る。
また、特定の配置または順序で構成要素および動作を図面に示したり、本明細書に記述したりする場合があるが、そのような構成要素および動作は、望ましい結果を達成するために、示される特定の配置や順序、順番で配置および実行される必要も、構成要素および動作の全てを含む必要もない。示されたり記述されたりしていない他の構成要素および動作を実施形態および例に組み込むことができる。例えば、記述される動作のいずれかの前、後、同時または間に1つ以上の付加的な動作を実行することができる。さらに、動作は、他の実装において再配置されたり、並べ替えられたりしてよい。また、上述された実装における各種のシステム構成要素の分離は、全ての実装においてそのような分離を要求するものと理解されるべきでなく、記述される構成要素およびシステムは、一般的に単一の製品に統合されたり、複数の製品にパッケージ化されたりすることができることが理解されるべきである。
要約すると、飲料調製システムおよび方法の各種の例示的な実施形態および例が開示されてきた。システムおよび方法は、それらの実施形態および例の文脈で開示されてきたが、本開示は、具体的に開示された実施形態を超えて、他の代替的な実施形態および/または実施形態の他の使用、ならびに特定の変更およびそれらの同等物に及ぶ。本開示は、開示された実施形態の各種の特徴および態様を互いに組み合わせたり、置き換えたりすることができることを明示的に企図している。したがって、本開示の範囲は、上述された開示された特定の実施形態によって限定されるべきでなく、以下の請求項の公正な解釈およびそれらの全範囲の同等物によってのみ特定されるべきである。

Claims (19)

  1. 飲料を泡立てるシステムであって、前記システムは、
    の体積を収容するように構成された内部を有する容器アセンブリと、
    前記容器アセンブリの前記内部に連通する蒸気供給ユニットと、
    前記蒸気供給ユニットから前記容器アセンブリの前記内部への流れを制御するように構成された1つ以上の弁と、
    温度センサと、
    ユーザインタフェース、前記1つ以上の弁および前記温度センサに動作可能に接続された制御システムと、
    を備え、
    前記制御システムは、ユーザ選択を受け取り、前記温度センサからの少なくとも1つの信号に応じて、前記温度センサからの前記信号に基づき前記容器アセンブリ内の流体の体積を推定し、前記ユーザ選択および推定した前記流体の体積に基づき、前記蒸気供給ユニットから前記容器アセンブリの前記内部に送出される蒸気の量を制御するように構成されている、
    システム。
  2. 前記システムは、前記容器アセンブリの前記内部に連通する空気供給ユニットをさらに備える、
    請求項1記載のシステム。
  3. 前記制御システムは、前記空気供給ユニットから前記容器アセンブリの前記内部に送出される空気の量を制御するように構成されている、
    請求項2記載のシステム。
  4. 前記制御システムは、さらに、前記ユーザ選択および前記温度センサからの前記少なくとも1つの信号に基づき、前記空気供給ユニットから前記容器アセンブリの前記内部に送出される空気の量を制御するように構成されている、
    請求項3記載のシステム。
  5. 前記ユーザ選択は、完成飲料のタイプを含む、
    請求項1記載のシステム。
  6. 前記ユーザ選択は、泡なし、薄い泡、中位の泡、濃い泡、ラテ、フラットホワイトおよびカプチーノのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項5記載のシステム。
  7. 前記制御システムは、前記温度センサからの、温度上昇速度を含む少なくとも1つの信号を推定する、
    請求項1記載のシステム。
  8. 前記温度センサからの前記少なくとも1つの信号は、前記飲料の少なくとも第1の温度および前記飲料の第2の温度を含む、
    請求項1記載のシステム。
  9. 前記飲料の前記第1の温度は、第1の時間に特定され、前記飲料の前記第2の温度は、第2の時間に特定される、
    請求項8記載のシステム。
  10. 飲料調製システムであって、前記飲料調製システムは、
    第1の上側の端部、第2の下側の端部および内部を含む容器アセンブリと、
    前記容器アセンブリの前記内部に連通する温度センサと、
    前記容器アセンブリの前記内部に連通する蒸気供給システムと、
    複数の選択ポイントを含むユーザインタフェースと、
    前記ユーザインタフェースおよび前記温度センサに動作可能に接続された制御システムと、
    を備え、
    前記制御システムは、前記温度センサから受信した少なくとも1つの信号に基づき、前記容器アセンブリの前記内部に存在する液体の体積を推定するように構成されており
    前記制御システムは、前記容器アセンブリの前記内部に存在する推定した前記液体の体積に基づき、前記蒸気供給システムから前記容器アセンブリの前記内部に送出される蒸気の流れを制御するようにさらに構成されている、
    システム。
  11. 前記飲料調製システムは、前記容器アセンブリの前記内部に連通する空気供給システムをさらに備え、前記制御システムは、さらに、前記容器アセンブリの前記内部に存在する推定した前記液体の体積に基づき、前記容器アセンブリの前記内部に送出される空気の量を制御するように構成されている、
    請求項10記載のシステム。
  12. 前記容器アセンブリの前記第2の下側の端部は、ベースアセンブリに連結するように構成されており、前記ベースアセンブリは、流れ出口ポートを有し、前記流れ出口ポートは、前記ベースアセンブリと前記容器アセンブリの前記第2の下側の端部とを通って前記容器アセンブリの前記内部に蒸気の流れが流入するための経路を提供するように構成されている、
    請求項10記載のシステム。
  13. 前記流れ出口ポートは、さらに、前記ベースアセンブリと前記容器アセンブリの前記第2の下側の端部とを通って前記容器アセンブリの前記内部に空気の流れが流入するための経路を提供するように構成されている、
    請求項12記載のシステム。
  14. 前記複数の選択ポイントは、温度および通気度の少なくとも一方を含む完成飲料特性に対応する、
    請求項13記載のシステム。
  15. 泡立てられた液体を製造する方法であって、前記方法は、
    容器アセンブリの内部に液体を導入するステップと、
    少なくとも1つの完成飲料特性を選択するステップと、
    前記容器アセンブリの前記内部への蒸気の流れを開始するステップと、
    前記容器アセンブリの前記内部に存在する前記液体の温度特性を検知するステップと、
    検知した前記温度特性に基づき、前記容器アセンブリの前記内部に存在する液体の体積を推定するステップと、
    推定した前記液体の体積および選択した前記完成飲料特性に基づき、蒸気の流れを調整するステップと、
    を含む方法。
  16. 検知した前記温度特性は、温度上昇速度である、
    請求項15記載の方法。
  17. 検知した前記温度特性は、第1の時間に特定された第1の温度および第2の時間に特定された第2の温度である、
    請求項15記載の方法。
  18. 前記方法は、前記容器アセンブリの前記内部への空気の流れを開始するステップと、推定した前記液体の体積および前記完成飲料特性に基づき、前記空気の流れを調整するステップと、をさらに含む、
    請求項15記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つの完成飲料特性は、泡なし、薄い泡、中位の泡、濃い泡、ラテ、カプチーノのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項15記載の方法。
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