JP7334017B2 - 摺動部材 - Google Patents
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Description
摺動面にて互いに相対摺動する一対の摺動部材であって,
少なくとも一方の前記摺動面は,漏れ側のランド部によって漏れ側と隔離された負圧発生機構と,前記負圧発生機構内に配設されるランド部と,を備えることを特徴としている。
この特徴によれば,負圧発生機構内は圧力低下によりキャビテーションが発生し,キャビテーション内部は液体が気化して粘性の小さい気体で満たされるため,摺動部材の摺動トルクを低減することができる。また,負圧発生機構内に配設されたランド部のくさび効果により正圧が発生して,摺動面が押し広げられて摺動面に流体を介在させることができるので,さらに摺動トルクを低減することができる。加えて,負圧発生機構が発生する負圧を利用して,漏れ側から摺動面に流体を吸い込んで漏れ量を極めて小さくすることができる。従来技術のように正圧発生機構と負圧発生機構を別個に設けることなく,一つの負圧発生機構によって,摺動トルクの低減及び密封性の向上という相反する性能を向上することができるので小型化が可能となる。
前記負圧発生機構内に配設される前記ランド部は,前記負圧発生機構に囲まれて島状に形成されることを特徴としている。
この特徴によれば,島状ランド部の付近を正圧領域として流体潤滑機能を発揮させて摺動トルクを低減させるとともに,島状ランド部から離れた部分をキャビテーション領域による気相領域として摺動トルクの低減及びポンピング作用による密封性の向上を達成できるので,正圧発生機構と負圧発生機構を別個に設けることなく,一つの負圧発生機構21によって,摺動トルクの低減及び密封性の向上という相反する性能を向上することができる。
前記島状の前記ランド部は被密封流体側のランド部へ延設されるブリッジ部をさらに備えることを特徴としている。
この特徴によれば,負圧発生機構内に配設される島状のランド部と被密封流体側のランド部へ延設されるブリッジ部とによって,負圧発生機構内の気体を効率よく堰き止めて正圧を発生するので,摺動面に気体を介在させてさらに摺動トルクを低減させることができる。
前記負圧発生機構は,漏れ側から前記負圧発生機構内に配設される前記ランド部へ向かうガイドグルーブを備えることを特徴としている。
この特徴によれば,負圧発生機構内の流体は,ガイドグルーブによって漏れ側から負圧発生機構内に配設されるランド部へ効率良く導かれて,ランド部に堰き止められて正圧するので,摺動トルクを低減することができる。
前記負圧発生機構は,漏れ側及び被密封流体側のそれぞれから前記負圧発生機構内に配設される前記ランド部へ向かうガイドグルーブを備えることを特徴としている。
この特徴によれば,負圧発生機構内の流体は,ガイドグルーブによって漏れ側及び被密封流体側から負圧発生機構内に配設されるランド部へ効率良く導かれて,ランド部に堰き止められて正圧するので,摺動トルクを低減することができる。
前記負圧発生機構は,前記摺動面から前記ランド部を除いた残部からなることを特徴としている。
この特徴によれば,負圧発生機構は摺動面からランド部を除いた残部から構成されるので,負圧発生機構の面積を大きくすることができ,延いては粘性の小さい気体と摺動面との接触面積を大きくできるので,摺動トルクを低減することができる。
前記負圧発生機構は,前記摺動面の平均径に跨って配設されることを特徴としている。
この特徴によれば,摺動面の平均径の両側に跨って負圧発生機構は配設されるので,負圧発生機構の面積を大きくすることができ,延いては粘性の小さい気体と摺動面との接触面積を大きくできるので,摺動トルクを低減することができる。
前記負圧発生機構は,被密封流体側に連通する流体導入溝と,下流側が前記流体導入溝に連通する開口部及び上流側がランド部によって囲まれる止端部を有する溝部と,を備えることを特徴としている。
この特徴によれば,負圧発生機構を容易に構成することができる。
前記止端部を囲む前記ランド部は,前記流体導入溝に連通する開口部を有する正圧発生機構を備えることを特徴とするとしている。
この特徴によれば,止端部を囲むランド部は正圧発生機構によって,起動時などの流体潤滑状態が十分に得られない状態であっても,正圧を発生させて流体潤滑状態を保つことができる。
前記負圧発生機構は,前記摺動面に複数配設されることを特徴としている。
この特徴によれば,摺動面の大きさに応じて,負圧発生機構及びランド部を最適に配置することができる。
前記負圧発生機構内に配設される前記ランド部は,前記負圧発生機構内に複数配設されることを特徴としている。
この特徴によれば,摺動面の大きさに応じて,負圧発生機構内にランド部を最適に配置することができる。
1.負圧発生機構21内部のキャビテーション領域は,摩擦の小さい気体との摺動が支配的となるので,従来の液体による流体潤滑に比べ摺動トルクを低減することができる。
2.負圧発生機構21内の流体は,ランド部26においてくさび効果による正圧を発生して,摺動面S間を押し広げて,摺動面Sを流体潤滑状態に維持することができるので,摺動トルクを低減できる。
3.,負圧発生機構21は,その内部が負圧になるので,漏れ側から摺動面S内に流体を吸い込むポンピング作用を発揮して,漏れを極めて小さくできるので,密封性をさらに向上できる。
4.負圧発生機構21の内部にランド部26配置することにより,ランド部26の周辺に正圧を発生させて摺動面S間を押し広げて,流体潤滑状態とすることができるので摺動トルクを低減できる。また負圧発生機構21内部のキャビテーション領域は,摩擦の小さい気体との摺動が支配的となるので摺動トルクを一層低減できる。さらに,負圧発生機構21は,負圧発生機構21内の負圧を利用してポンピング作用を発揮するので漏れを極めて小さくできる。すなわち,従来技術のように正圧発生機構と負圧発生機構を別個に設けることなく,一つの負圧発生機構21によって,摺動トルクの低減及び密封性の向上という相反する性能を達成できるので,摺動部材を小形化することができる。
1.負圧発生機構21に負圧を発生させて,負圧発生機構21の内部をキャビテーション領域とすることによって,負圧発生機構21においては気体による摩擦が支配的となるので,従来の液体による流体潤滑に比べ摺動トルクを低減することができる。
2.キャビテーション領域の液体は気体より重く負圧発生機構21の底部に集まるため,ガイドグルーブ29を負圧発生機構21の底部に設けることにより,キャビテーション領域内に残る液体を効率的に所定の位置に導くことができる。
3.ガイドグルーブ29によってランド部26へ導かれたキャビテーション領域内の液体は,ランド部26においてくさび効果による正圧を発生して,摺動面S間を押し広げて,摺動面Sを流体潤滑状態に維持することができる。
4.負圧発生機構21は負圧領域となるので,負圧発生機構21は負圧によって漏れ側から摺動面S内に流体を吸い込むポンピング作用を発揮して,漏れを低減でき,密封性をさらに向上できる。
5.負圧発生機構21の内部にランド部26配置することにより,ランド部26の周辺に正圧を発生させて摺動面S間を押し広げて,流体潤滑状態とすることができるので,摺動トルクを低減できる。負圧発生機構21内部のキャビテーション領域は,摩擦の小さい気相領域となるので摺動トルクを一層低減できる。負圧発生機構21は,負圧発生機構21内の負圧を利用してポンピング作用を発揮するので,漏れを極めて小さくでき密封性の向上できる。すなわち,従来技術のように正圧発生機構と負圧発生機構を別個に設けることなく,一つの負圧発生機構21によって,摺動トルクの低減及び密封性の向上という相反する性能を達成できるので,摺動部材を小形化することができる。
1.負圧発生機構31に負圧を発生させて,負圧発生機構31の内部をキャビテーション領域とすることによって,負圧発生機構31においては気体による摩擦が支配的となるので,従来の液体による流体潤滑に比べ摺動トルクを低減することができる。
2.回転側密封環3が高速で回転する場合には,キャビテーション領域の内部の液体は遠心力の影響を受けて被密封流体側に集まりやすくなるので,ランド部36を外径側のランド部R1から延設される略L字状に構成することにより,効率的にキャビテーション領域内の液体をランド部36に集めることができる。
3.ガイドグルーブ39によってランド部36へ導かれたキャビテーション領域内の液体は,ランド部36においてくさび効果による正圧を発生して,摺動面Sを押し広げて,摺動面Sを流体潤滑状態に維持することができる。
4.負圧発生機構31は負圧領域となるので,負圧によって漏れ側から摺動面S内に流体を吸い込むポンピング作用を発揮するので,漏れを低減でき,密封性をさらに向上できる。
5.負圧発生機構31は,固定側密封環5の摺動面Sの平均径Rmの両側に跨って形成し,被密封流体側のランド部R1から延設される略L字状のランド部36とすることにより,摺動面Sの被密封流体側を正圧領域として流体潤滑機能を発揮させて摺動トルクを低減させるとともに,摺動面Sの漏れ側はキャビテーション領域による気相領域として摺動トルクを一層低減できる。また,負圧発生機構31内の負圧を利用してポンピング作用を発揮させて,密封性の向上を達成できる。すなわち,従来技術のように正圧発生機構と負圧発生機構を別個に設けることなく,一つの負圧発生機構31によって,摺動トルクの低減及び密封性の向上という相反する性能を達成できるので,摺動部材を小形化できる。
ランド部46は上流側の開口部46dから下流側に向かって先細りの流路に形成されるので,ランド部46に導かれたキャビテーション領域内の液体は先細りの流路による絞り作用による昇圧効果と,ランド部36によるくさび効果とにより,実施例2及び3よりもさらに大きな正圧を発生させることができる。
流体導入溝42が複数設けられることにより,摺動面Sは周方向の複数の箇所で流体導入溝42から流体が供給されるので,起動時などの低速回転状態において流体潤滑状態が十分でないときであっても,複数の流体導入溝42から周方向に均等に供給される流体によって,摺動面Sの潤滑に寄与することができる。
複数の負圧発生機構41は,それぞれ下流側に1個のランド部46を設けることで,キャビテーション領域内の流体の流れを1個のランド部46に集中させることができ,先細り流路による昇圧効果と,ランド部46によるくさび効果とにより,大きな正圧を発生させることができる。
負圧発生機構41の径方向ランド部R4内に正圧発生機構47を設けることにより,起動時などの低速回転状態において流体潤滑状態が十分でないときであっても,正圧発生機構47が発生する正圧により,起動時の液膜形成を補うことができる。
2 スリーブ
3 回転側密封環
4 ハウジング
5 固定側密封環
6 コイルドウェーブスプリング
7 ベローズ
8 パッキン
9 ケーシング
10 回転軸
21 負圧発生機構
22 流体導入溝
23 溝部
24 開口部
25 止端部
26 ランド部
26a 壁部
26b 壁部
26c 壁部
26d 開口部
26e 内部空間
29 ガイドグルーブ
29a 被密封流体側ガイドグルーブ
29b 漏れ側側ガイドグルーブ
31 負圧発生機構
32 流体導入溝
33 溝部
34 開口部
35 止端部
36 ランド部
36b ブリッジ部
39 ガイドグルーブ
41 負圧発生機構
42 流体導入溝
43 溝部
44 開口部
45 止端部
46 ランド部
46a ランド部
46b ブリッジ部
46d 開口部
46e 内部空間
47 正圧発生機構
47a 開口部
49 ガイドグルーブ
R1 被密封流体側ランド部
R2 漏れ側側ランド部
R3 径方向ランド部
R4 径方向ランド部
Rm 平均径
S 摺動面
Claims (9)
- 摺動面にて互いに相対摺動する一対の摺動部材であって、
少なくとも一方の前記摺動面は、
被密封流体側に連通する流体導入溝と、相対回転方向下流側が前記流体導入溝に連通する開口部及び相対回転方向上流側がランド部によって囲まれる止端部を有する溝部を有し、漏れ側のランド部によって漏れ側と隔離された負圧発生機構と、前記溝部内に配設されるランド部と、を備え、
前記溝部内に配設されるランド部は、周囲のランド部から独立した島状のランド部であることを特徴とする摺動部材。 - 摺動面にて互いに相対摺動する一対の摺動部材であって、
少なくとも一方の前記摺動面は、
被密封流体側に連通する流体導入溝と、相対回転方向下流側が前記流体導入溝に連通する開口部及び相対回転方向上流側がランド部によって囲まれる止端部を有する溝部を有し、漏れ側のランド部によって漏れ側と隔離された負圧発生機構と、前記溝部内に配設されるランド部と、を備え、
前記溝部内に配設されるランド部は、被密封流体側のランド部から延設されており、前記溝部内に配設されるランド部と前記被密封流体側のランド部に囲まれた凹部が相対回転方向上流側に開口することを特徴とする摺動部材。 - 前記負圧発生機構は、漏れ側から前記溝部内に配設されるランド部へ向かうガイドグルーブを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の摺動部材。
- 前記負圧発生機構は、漏れ側及び被密封流体側のそれぞれから前記溝部内に配設されるランド部へ向かうガイドグルーブを備えることを特徴とする請求項1に記載の摺動部材。
- 前記負圧発生機構は、前記摺動面から前記ランド部を除いた残部からなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の摺動部材。
- 前記負圧発生機構は、前記摺動面の平均径に跨って配設されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の摺動部材。
- 前記止端部を囲むランド部内には、一端が前記流体導入溝に連通する正圧発生機構を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の摺動部材。
- 前記負圧発生機構は、前記摺動面に複数配設されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の摺動部材。
- 前記溝部内に配設されるランド部は、前記溝部内に複数配設されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の摺動部材。
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