JP7333031B2 - 樹脂ペレット製造装置及び方法 - Google Patents
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Description
押出機から押し出される紐状のストランドを冷却しつつ搬送する冷却搬送部と、
前記ストランドの搬送方向の前記冷却搬送部よりも下流側に設けられ、前記冷却搬送部によって冷却されたストランドを所定の径及び長さを有するペレットに切断する切断部と、
前記冷却搬送部及び前記切断部を制御する制御部と、を備え、
前記冷却搬送部は、その内部を搬送される前記ストランドの温度を検出する温度センサーをさらに備え、
前記切断部は、
水平な固定回転軸を中心に回転する駆動ローラーと垂直方向に変位する水平な可動回転軸を中心に回転するピンチローラーとで構成され、前記ストランドを前記駆動ローラーと前記ピンチローラーとの間に挟持することによって前記ストランドを所定の径に調節する引取ローラーと、
前記可動回転軸の変位量を検出する変位量検出センサーと、
前記ストランドの搬送方向の前記引取ローラーよりも下流側に設けられ、前記引取ローラーから押し出される前記ストランドを所定の長さに切断する切断刃と、
をさらに備え、
前記制御部は、
手動操作により所望する径及び長さを有する樹脂ペレットが製造できるようになったときに、作業者によって操作される自動運転ボタンと、
前記自動運転ボタンが操作されたときの前記冷却搬送部による前記ストランドの搬送速度、前記冷却搬送部による前記ストランドを冷却する能力、前記引取ローラーの回転速度、前記切断刃による前記ストランドの切断長さ、前記変位量検出センサーによる前記可動回転軸の変位量、前記温度センサーによる前記ストランドの温度をそれぞれの基準値として記憶する記憶部と、
をさらに備え、
前記変位量検出センサーにより検出された前記可動回転軸の変位量が変位量基準値よりも大きくなったときに、前記引取ローラーの回転速度を増速し、さらに前記温度センサーにより検出された前記ストランドの温度が温度基準値よりも高くなったときに、前記冷却搬送部による前記ストランドを冷却する能力を増加させ、
前記変位量検出センサーにより検出された前記可動回転軸の変位量が変位量基準値よりも小さくなったときに、前記引取ローラーの回転速度を減速し、さらに前記温度センサーにより検出された前記ストランドの温度が温度基準値よりも低くなったときに、前記冷却搬送部による前記ストランドを冷却する能力を低下させる、
ことを特徴とする。
前記制御部は、前記引取ローラーの回転速度を増速したときに前記回転刃の回転速度を増速させ、前記引取ローラーの回転速度を減速したときに前記回転刃の回転速度を減速させるように構成してもよい。
押出機から押し出される紐状のストランドを冷却しつつ搬送する冷却搬送工程と、
冷却されつつ搬送される前記ストランドを駆動ローラー及びピンチローラーで構成される引取ローラーで挟持し、前記ストランドの径を所定の径に調節する径調節工程と、
所望する径に調節された前記ストランドを所定長さに切断する切断工程を備え、
手動操作により所望する径及び長さを有する樹脂ペレットが製造できるようになったときに、そのときの前記駆動ローラーの固定回転軸に対する前記ピンチローラーの可動回転軸の変位量、前記引取ローラーの回転速度、前記冷却搬送工程における前記ストランドの温度、前記冷却搬送工程による前記ストランドの冷却条件、前記切断工程における前記ストランドの切断サイクルを、基準値として記憶する工程と、
前記径調節工程において、前記ピンチローラーの可動回転軸の変位量が所定の変位量基準値よりも大きいときに、前記引取ローラーの回転速度を増速し、前記可動回転軸の変位量が所定の変位量基準値よりも小さいときに、前記引取ローラーの回転速度を減速し、それによって前記径調節工程から押し出される前記ストランドの径を前記所定の径に維持し、
前記冷却搬送工程において、前記引取ローラーの回転速度を増速した場合、前記ストランドの温度が所定の温度基準値よりも高いときに,前記ストランドの冷却率を高くし、前記引取ローラーの回転速度を減速した場合、前記ストランドの温度が所定の温度基準値よりも低いときに,前記ストランドの冷却率を低くする、
ことを特徴とする。
2 押出機
2a 多孔ダイ
10 冷却搬送部
11 搬送装置
12 水冷装置
13 空冷装置
14 温度センサー
15 電磁弁
20 切断部
21 引取ローラー
22 駆動ローラー
22a (駆動ローラーの)固定回転軸
23 ピンチローラー
23a (ピンチローラーの)可動回転軸
23b アーム
23c (アームの)端部
24 変位量検出センサー
25 切断刃
26 回転刃
26a (回転刃の)回転軸
26b 平刃
27 固定刃
28 ばね
30 制御部
31 自動運転ボタン
Claims (8)
- 押出機から押し出される紐状のストランドを冷却しつつ搬送する冷却搬送部と、
前記ストランドの搬送方向の前記冷却搬送部よりも下流側に設けられ、前記冷却搬送部によって冷却されたストランドを所定の径及び長さを有するペレットに切断する切断部と、
前記冷却搬送部及び前記切断部を制御する制御部と、を備え、
前記冷却搬送部は、その内部を搬送される前記ストランドの温度を検出する温度センサーをさらに備え、
前記切断部は、
水平な固定回転軸を中心に回転する駆動ローラーと垂直方向に変位する水平な可動回転軸を中心に回転するピンチローラーとで構成され、前記ストランドを前記駆動ローラーと前記ピンチローラーとの間に挟持することによって前記ストランドを所定の径に調節する引取ローラーと、
前記可動回転軸の変位量を検出する変位量検出センサーと、
前記ストランドの搬送方向の前記引取ローラーよりも下流側に設けられ、前記引取ローラーから押し出される前記ストランドを所定の長さに切断する切断刃と、
をさらに備え、
前記制御部は、
手動操作により所望する径及び長さを有する樹脂ペレットが製造できるようになったときに、作業者によって操作される自動運転ボタンと、
前記自動運転ボタンが操作されたときの前記冷却搬送部による前記ストランドの搬送速度、前記冷却搬送部による前記ストランドを冷却する能力、前記引取ローラーの回転速度、前記切断刃による前記ストランドの切断長さ、前記変位量検出センサーによる前記可動回転軸の変位量、前記温度センサーによる前記ストランドの温度をそれぞれの基準値として記憶する記憶部と、
をさらに備え、
前記変位量検出センサーにより検出された前記可動回転軸の変位量が変位量基準値よりも大きくなったときに、前記引取ローラーの回転速度を増速し、さらに前記温度センサーにより検出された前記ストランドの温度が温度基準値よりも高くなったときに、前記冷却搬送部による前記ストランドを冷却する能力を増加させ、
前記変位量検出センサーにより検出された前記可動回転軸の変位量が変位量基準値よりも小さくなったときに、前記引取ローラーの回転速度を減速し、さらに前記温度センサーにより検出された前記ストランドの温度が温度基準値よりも低くなったときに、前記冷却搬送部による前記ストランドを冷却する能力を低下させる、
ことを特徴とする樹脂ペレット製造装置。 - 前記変位量基準値に対する前記可動回転軸の変位量又は変位量の変化率が所定の閾値よりも大きいときに、前記冷却搬送部による前記ストランドの搬送速度を増速し、前記変位量基準値に対する前記可動回転軸の変位量又は変位量の変化率が所定の閾値よりも小さいときに、前記冷却搬送部による前記ストランドの搬送速度を減速することを特徴とする請求項1に記載の樹脂ペレット製造装置。
- 前記切断刃は、水平な回転軸を有し、ドラムの円周方向に一定間隔で多数の平刃が形成された回転刃と、前記引取ローラーから押し出される前記ストランドをガイドする固定刃で構成され、前記回転刃の平刃を前記ストランドに対してほぼ垂直上方から衝突させて、前記ストランドを所定の長さに剪断するものであり、
前記制御部は、前記引取ローラーの回転速度を増速したときに前記回転刃の回転速度を増速させ、前記引取ローラーの回転速度を減速したときに前記回転刃の回転速度を減速させることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂ペレット製造装置。 - 前記温度センサーは、熱画像センサーであり、前記押出機から押し出されるストランドが複数の場合、最も温度が高いストランドの温度を検出値とすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の樹脂ペレット製造装置。
- 前記冷却搬送部において、前記ストランドの搬送方向の上流側から下流側に沿って複数箇所で温度を検出することを特徴とする請求項4に記載の樹脂ペレット製造装置。
- 押出機から押し出される紐状のストランドを冷却しつつ搬送する冷却搬送工程と、
冷却されつつ搬送される前記ストランドを駆動ローラー及びピンチローラーで構成される引取ローラーで挟持し、前記ストランドの径を所定の径に調節する径調節工程と、
所望する径に調節された前記ストランドを所定長さに切断する切断工程を備え、
手動操作により所望する径及び長さを有する樹脂ペレットが製造できるようになったときに、そのときの前記駆動ローラーの固定回転軸に対する前記ピンチローラーの可動回転軸の変位量、前記引取ローラーの回転速度、前記冷却搬送工程における前記ストランドの温度、前記冷却搬送工程による前記ストランドの冷却条件、前記切断工程における前記ストランドの切断サイクルを、基準値として記憶する工程と、
前記径調節工程において、前記ピンチローラーの可動回転軸の変位量が所定の変位量基準値よりも大きいときに、前記引取ローラーの回転速度を増速し、前記可動回転軸の変位量が所定の変位量基準値よりも小さいときに、前記引取ローラーの回転速度を減速し、それによって前記径調節工程から押し出される前記ストランドの径を前記所定の径に維持し、
前記冷却搬送工程において、前記引取ローラーの回転速度を増速した場合、前記ストランドの温度が所定の温度基準値よりも高いときに,前記ストランドの冷却率を高くし、前記引取ローラーの回転速度を減速した場合、前記ストランドの温度が所定の温度基準値よりも低いときに,前記ストランドの冷却率を低くする、
ことを特徴とする樹脂ペレットの製造方法。 - 前記変位量基準値に対する前記可動回転軸の変位量又は変位量の変化率が所定の閾値よりも大きいときに、前記冷却搬送工程における前記ストランドの搬送速度を増速し、前記変位量基準値に対する前記可動回転軸の変位量又は変位量の変化率が所定の閾値よりも小さいときに、前記冷却搬送工程における前記ストランドの搬送速度を減速することを特徴とする請求項6に記載の樹脂ペレット製造方法。
- 前記引取ローラーの回転速度を増速した場合、前記切断工程における前記ストランドの切断サイクルを短くし、前記引取ローラーの回転速度を減速した場合、前記切断工程における前記ストランドの切断サイクルを長くすることを特徴とする請求項6又は7に記載の樹脂ペレット製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019200143A JP7333031B2 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | 樹脂ペレット製造装置及び方法 |
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JP2019200143A JP7333031B2 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | 樹脂ペレット製造装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021070302A JP2021070302A (ja) | 2021-05-06 |
JP7333031B2 true JP7333031B2 (ja) | 2023-08-24 |
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ID=75712202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019200143A Active JP7333031B2 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | 樹脂ペレット製造装置及び方法 |
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CN114434771B (zh) * | 2021-12-24 | 2024-03-08 | 广东易聚源塑业科技有限公司 | 一种塑料母粒连续加工装置及方法 |
CN114953244A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-08-30 | 大伟机械设备(启东)有限公司 | 一种双辊轮水冷却造粒生产方法及其装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3038081U (ja) | 1996-11-21 | 1997-06-06 | 株式会社オーエム製作所 | 熱可塑性樹脂チップの寸法及び温度制御装置 |
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2019
- 2019-11-01 JP JP2019200143A patent/JP7333031B2/ja active Active
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JP3038081U (ja) | 1996-11-21 | 1997-06-06 | 株式会社オーエム製作所 | 熱可塑性樹脂チップの寸法及び温度制御装置 |
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