JP7332869B2 - 通信プログラム、通信方法および通信装置 - Google Patents

通信プログラム、通信方法および通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信プログラム、通信方法および通信装置に関する。
近年、コンテンツを場所(ノード)ではなくコンテンツの名前(コンテンツ名)を指定して要求することで、ユーザにコンテンツが届けられるICN(Information-Centric Networking:情報指向ネットワーク)と呼ばれるネットワーク技術が注目されている。
ICNは、IP(Internet Protocol)ネットワークを下層にして実現される仮想的なネットワークである。ICNでは、コンテンツを格納しているノードが移動した場合でも、移動後のノードを意識することなく、移動前と同様にコンテンツ名で要求することにより、そのコンテンツの取得が可能になるという特徴を有する。
コンテンツ転送に関連する技術としては、例えば、ストリーム配信の配信品質の評価結果によりストリーム配信経路を制御する技術が提案されている。また、コンテンツを送信する論理ネットワークの可用帯域が変化した場合、可用帯域が所定の余裕値以上となるように論理ネットワークを変更する技術が提案されている。さらに、タスク間通信の回数にもとづく負荷検出を行って、パケット受信処理における過負荷状態を検出する技術が提案されている。
特開2003-258885号公報 特開2015-226235号公報 特開2006-333292号公報
ICNを構築するノードは、コンテンツ単位でルーティングを行っている。このため、通信対象のコンテンツの数が増えると、ノード間のトラフィックの増加やルーティング情報のエントリ数の増加等が生じて、ノードが過負荷状態になるという問題がある。
1つの側面では、本発明は、過負荷状態の解消を図った通信プログラム、通信方法および通信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、通信プログラムが提供される。通信プログラムは、コンピュータに、情報指向ネットワークに接続される自装置の運用状態が過負荷であることを検出した場合、自装置が収容している端末群のうちから所定の端末を選択し、所定の端末の収容先を、自装置の隣接装置に切替え、通信データのルーティング情報を管理するテーブルをメモリに記憶し、通信データのトラフィックが閾値以上になった場合、またはルーティング情報のテーブルにおけるエントリ数が閾値以上になった場合、自装置は過負荷であると検出し、所定の端末として、端末群のうち通信データの要求を行っている端末、端末群のうち通信データの提供を行っている端末、端末群に対して通信データの取得状態をモニタした場合に、端末群のうち通信データの未取得数が最も多い端末、端末群のうち通信データの遅延許容値が最も小さい端末、または、端末群の通信データのログ情報を所定の時間区分毎に管理した場合に、過負荷が検出された時刻が含まれる時間区分におけるログ情報から端末群のうちでトラフィックの最も大きい端末のいずれか1つを選択する、処理を実行させる
また、上記課題を解決するために、コンピュータが上記通信プログラムの制御を実行する通信方法が提供される。
さらに、上記課題を解決するために、上記通信プログラムの制御を実行する通信装置が提供される。
1側面によれば、過負荷状態を解消することができる。
通信装置の一例を説明するための図である。 ICNの動作の一例を説明するための図である。 第2の実施の形態の通信システムの構成の一例を示す図である。 ノードのハードウェア構成の一例を示す図である。 ノードの機能ブロックの一例を示す図である。 コンテンツ転送時の動作の一例を示す図である。 過負荷を検出して端末の収容先ノードの切替えを行う場合の動作の一例を説明するための図である。 収容先切替え指示メッセージのフォーマットの一例を示す図である。 Face設定要求メッセージのフォーマットの一例を示す図である。 Face設定応答メッセージのフォーマットの一例を示す図である。 通信システムの動作シーケンスの一例を示す図である。 Publisherの端末の収容先ノード切替えの動作の一例を示す図である。 Publisherの端末の収容先ノード切替えの動作シーケンスの一例を示す図である。 Subscriberの端末の収容先ノードの切戻しの動作シーケンスの一例を示す図である。 拡張したFIBの一例を示す図である。 拡張したFIBを使った端末選択手順の一例を示す図である。 拡張したFIBの一例を示す図である。 遅延制約にもとづいて端末を選択する動作の一例を示すフローチャートである。 通信トラフィックレベルを登録したテーブルの一例を示す図である。 通信トラフィックレベルにもとづいて端末を選択する動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について図1を用いて説明する。図1は通信装置の一例を説明するための図である。通信装置1-1は、ICNに接続される装置であって、制御部1aと記憶部1bを備え、配下に端末2a-1、・・・、2a-mを含む端末群2を収容する。また、通信装置1-1には、通信装置1-2が隣接して接続されている。
制御部1aは、自装置(通信装置1-1)の運用状態が過負荷であるか否かの判定を行う。制御部1aは、自装置が過負荷であることを検出した場合、自装置が収容している端末群2のうちから所定の端末を選択し、所定の端末の収容先を、自装置の隣接装置(通信装置1-2)に切替える。記憶部1bは、通信データのルーティング情報や装置の運用情報等を記憶する。
図1に示す例を用いて動作について説明する。通信装置1-1、1-2、・・・、1-nがシリアルに接続されている。通信装置1-2、・・・、1-nは、端末群を通信装置1-1と同様にして収容しており、通信装置1-2は端末2b-1、・・・、2b-mを収容し、通信装置1-nは端末2c-1、・・・、2c-mを収容している。
なお、通信装置1-2、・・・、1-nに対しても、制御部1aおよび記憶部1bと同等の機能が備えられており、通信装置1-1、・・・、1-nは、自律分散で動作する。
ここで、状態St1は、通信装置1-1において過負荷が検出される前の運用状態を示し、状態St2は、過負荷が検出されたときの運用状態を示している。さらに、状態St3は、過負荷の検出後に端末の収容先装置の切替えが行われたときの運用状態を示している。
〔ステップS1〕端末2a-1は、通信データの要求メッセージ(図中の点線矢印)を発行する。要求メッセージは、通信装置1-1、・・・、1-nそれぞれで管理されるルーティング情報にもとづいてルーティングされ、端末2c-mに送信されるものとする。
〔ステップS2〕端末2c-mは、要求された通信データ(図中の太実線矢印)を出力する。通信データは、要求メッセージが流れてきた経路の逆経路を辿って、端末2a-1に送信され、端末2a-1によって取得される。
〔ステップS3〕通信装置1-1内の制御部1aは、自装置の運用状態をモニタして、自装置が過負荷であるか否かを判定する。この場合、制御部1aは、通信データのトラフィックが閾値以上になった場合、または通信データのルーティング情報のエントリ数が閾値以上になった場合、自装置は過負荷であると検出する。
〔ステップS4〕通信装置1-1内の制御部1aは、過負荷を検出した場合、自装置が収容している端末群2のうちから切替え対象とすべき所定の端末を選択する。例えば、端末群2のうち通信データの要求を行っている端末2a-1を選択する。
〔ステップS5〕通信装置1-1内の制御部1aは、端末2a-1の収容先の通信インタフェースを自装置に隣接している通信装置1-2に切替える。
〔ステップS6〕端末2c-mから出力された通信データは、通信装置1-2に到達すると、通信装置1-2から端末2a-1へ送信される。
このように、通信装置では、自装置が過負荷であることを検出した場合、自装置配下の端末群から所定端末を選択し、所定端末の収容先を、自装置に隣接する通信装置に切替える。これにより、通信装置は、自装置の過負荷状態を解消することができる。
[第2の実施の形態]
次に通信装置の機能をICNに適用した第2の実施の形態について説明する。なお、ICNの代表的なプロトコルであるNDN(Named Data Networking)に適用した場合について以降説明する。
図2はICNの動作の一例を説明するための図である。コンテンツを要求してから取得するまでのICNの動作の概要を示している。図2に示すシステムは、端末Ts、Tpおよびノードn1、n2、n3を備える。端末Tsは、コンテンツを要求する情報要求者(Subscriber)であり、端末Tpは、要求されたコンテンツを提供する情報提供者(Publisher)である。
ノードn1、n2、n3は、シリアルに接続されてICNを構築している。端末Tsはノードn1に接続され、端末Tpはノードn3に接続される。なお、ノード間の接続、およびノードと端末間の接続は、後述のFaceと呼ばれる論理インタフェースで接続される。
ノードn1、n2、n3はそれぞれ、FIB(Forwarding Information Base)を備える。FIBは、コンテンツ転送のためのルーティングテーブルに該当する。
ここで、NDNには、Publish、InterestおよびDataのメッセージがある。Publishはどのようなコンテンツを有しているか広告するための広告メッセージである。Interestはコンテンツの要求メッセージである。また、DataはInterestに対する応答メッセージ(要求されたコンテンツをメッセージ内に含む)である。
〔ステップS11〕端末Tpは、Publishメッセージを発行して、自身がコンテンツAを持っていることをICNに広告する。ICN内のノードn1、n2、n3は、Publishメッセージを受信すると、コンテンツAがどの方向にあるかを認識する。
〔ステップS12〕端末Tsは、Interestメッセージを発行し、コンテンツを名前(コンテンツA)で指定して要求する。
〔ステップS13〕Interestメッセージは、ノードn1、n2、n3内のFIBに登録されているルーティング情報により、端末Tpに送信される。
〔ステップS14〕端末Tpは、Interestメッセージを受信すると、要求されたコンテンツAを含むDataメッセージを発行する。Dataメッセージは、Interestメッセージが送信された経路の逆経路をたどって、端末Tsに送信される。
〔ステップS15〕端末Tsは、Dataメッセージを受信し、Dataメッセージに含まれるコンテンツAを取得する。
なお、実際には、ノードn1、n2、n3は、コンテンツを格納(キャッシュ)する仕組みを備えている(各ノードがキャッシュするかしないかは運用ポリシーによる)。したがって、上記では、端末TpがコンテンツAを所有しているとしたが、例えば、ノードn3がコンテンツAを持っていれば、ノードn3がPublisherになる。この場合、ノードn3がInterestメッセージを受信すると、ノードn3からコンテンツAを含むDataメッセージが端末Tsに送信されることになる。
<システム構成>
図3は第2の実施の形態の通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムsy1は、ノード(ICNノード)N1、N2、N3および端末T1、・・・、T9を備える。
ノードN1、N2、N3は、図1に示した通信装置の機能を有し、自律分散で動作する。端末T1、・・・、T9は、SubscriberまたはPublisherのいずれにもなりうる。以降の説明では、端末T1がSubscriber、端末T9がPublisherであるとする。
ノードN1、N2、N3は、シリアルに接続され、ノードN1は端末T1、T2、T3を収容し、ノードN2は端末T4、T5、T6を収容し、ノードN3は端末T7、T8、T9を収容している。
ノードN1、N2、N3は、Faceと呼ばれる論理的なネットワークインタフェースを有しており、Faceは、ノードとノード、またはノードと端末を接続する。図3の例では、ノードN1は、Face1からFace4を有し、ノードN2は、Face1からFace5を有し、ノードN3は、Face1からFace4を有している。なお、Faceの識別子は各ノードで一意である。
また、ノードN1のFace1とノードN2のFace1が接続され、ノードN2のFace5とノードN3のFace1が接続される。端末T1、・・・、T9は、ノードと端末間のデフォルト経路(あらかじめ設定されている経路)を介して、1つのノードに論理的に接続される。
図3では、ノードN1のFace2、Face3、Face4には、端末T1、T2、T3がそれぞれ接続され、ノードN2のFace2、Face3、Face4には、端末T4、T5、T6がそれぞれ接続され、ノードN3のFace2、Face3、Face4には、端末T7、T8、T9がそれぞれ接続されている。
ここで、端末T9がコンテンツAを広告する場合、端末T9からPublishメッセージが出力される。Publishメッセージは、ノードとノード間のデフォルト経路を通じて順次送信される。この場合、ノードN1、N2、N3は、Publishメッセージを受信したインタフェースにもとづいて、コンテンツ毎にルーティング情報を作成し、ルーティング情報をFIBに登録する。
ノードN1、N2、N3は、ルーティングテーブルに相当するFIB12a1、12a2、12a3をそれぞれ有している。FIB12a1、12a2、12a3は、コンテンツの経路としてName(コンテンツ名)と、そのコンテンツに至るIF(Faceの識別子)とのペアがルーティング情報として登録される。
FIBのエントリ内容として、例えば、端末T9がコンテンツAを持っていることをノードN3が認識した場合、ノードN3のFIB12a3には、(Name、IF)=(コンテンツA、Face4)が登録される。
また、コンテンツAがFace5の方向にあることをノードN2が認識した場合、ノードN2は、Face5を通じてコンテンツAを取得(アクセス)できるので、FIB12a2には、(Name、IF)=(コンテンツA、Face5)が登録される。
さらに、コンテンツAがFace1の方向にあることをノードN1が認識した場合、ノードN1は、Face1を通じてコンテンツAを取得できるので、FIB12a1には、(Name、IF)=(コンテンツA、Face1)が登録される。
なお、端末T1から発行されるInterestメッセージは、ノードN1、N2、N3のFIB12a1、12a2、12a3にエントリされるルーティング情報にしたがって、端末T9に向けて中継送信される。また、端末T9から発行されるDataメッセージは、Interestメッセージが流れてきた経路の逆経路をたどって、端末T1に送信される。
<ハードウェア構成>
図4はノードのハードウェア構成の一例を示す図である。ノード10(ノードN1、N2、N3を総称する場合、ノード10と呼ぶ場合がある)は、プロセッサ(コンピュータ)100によって装置全体が制御されている。プロセッサ100は、ノード10の制御部に相当する。
プロセッサ100には、バス103を介して、メモリ101および複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ100は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)である。またプロセッサ100は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
メモリ101は、ノード10の記憶部に相当し、例えば、主記憶装置として使用される。メモリ101には、プロセッサ100に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ101には、プロセッサ100による処理に要する各種データが格納される。
また、メモリ101は、ノード10の補助記憶装置としても使用され、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。メモリ101は、補助記憶装置として、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)等の半導体記憶装置やHDD(Hard Disk Drive)等の磁気記録媒体を含んでもよい。
バス103に接続されている周辺機器としては、入出力インタフェース102およびネットワークインタフェース104がある。入出力インタフェース102は、プロセッサ100からの命令にしたがってノード10の状態を表示する表示装置として機能するモニタ(例えば、LED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)等)が接続できる。
さらに、入出力インタフェース102は、キーボードやマウス等の情報入力装置を接続可能であって、情報入力装置から送られてくる信号をプロセッサ100に送信する。
さらにまた、入出力インタフェース102は、周辺機器を接続するための通信インタフェースとしても機能する。
例えば、入出力インタフェース102は、レーザ光等を利用して、光ディスクに記録されたデータの読み取りを行う光学ドライブ装置を接続することができる。光ディスクには、Blu-rayDisc(登録商標)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Recordable)/RW(Rewritable)等がある。
また、入出力インタフェース102は、メモリ装置やメモリリーダライタを接続することができる。メモリ装置は、入出力インタフェース102との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタは、メモリカードへのデータの書き込み、またはメモリカードからのデータの読み出しを行う装置である。メモリカードは、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース104は、ネットワークと接続してネットワークインタフェース制御を行い、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線LAN(Local Area Network)カード等を使用することもできる。ネットワークインタフェース104で受信されたデータは、メモリ101やプロセッサ100に出力される。
以上のようなハードウェア構成によって、ノード10の処理機能を実現することができる。例えば、ノード10は、プロセッサ100がそれぞれ所定のプログラムを実行することで本発明の通信処理を行うことができる。
ノード10は、例えば、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、本発明の処理機能を実現する。ノード10に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。
例えば、ノード10に実行させるプログラムを補助記憶装置に格納しておくことができる。プロセッサ100は、補助記憶装置内のプログラムの少なくとも一部を主記憶装置にロードし、プログラムを実行する。
また、光ディスク、メモリ装置、メモリカード等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えば、プロセッサ100からの制御により、補助記憶装置にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ100が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
<機能ブロック>
図5はノードの機能ブロックの一例を示す図である。ノード10は、制御部11、記憶部12およびインタフェース部13を備える。制御部11は、通信部11a、過負荷検出部11b、端末選択部11cおよび切替え処理部11dを含む。記憶部12は、FIB12aを記憶する。
通信部11aは、FIB12aのルーティング情報にもとづいて、コンテンツ等の通信データの送受信に関する通信制御を行う。ノード10では、コンテンツ単位でFIB12aを管理し、コンテンツ単位でルーティングを行うため、収容するコンテンツが増えると過負荷状態になる可能性がある。
このため、過負荷検出部11bは、自ノードの運用状態が過負荷であるか否かを検出する。過負荷検出部11bは、例えば、ノード間のトラフィックの増加、またはルーティングテーブルに登録されるルーティング情報のエントリ数の増加にもとづいて、過負荷検出を行う。
端末選択部11cは、過負荷が検出された場合、自ノードが収容している端末群のうちから所定の端末を選択する。選択される切替え対象の端末としては、コンテンツの要求を行っているSubscriberの端末、またはコンテンツの提供を行っているPublisherの端末がある。または、図15以降で後述するような選択方法にもとづいて、対象端末が選択される。
切替え処理部11dは、選択した端末に対して、自ノードの隣接ノードに切替える論理インタフェースの切替え指示を行う。または、切替え処理部11dは、自ノードがあらたな収容先ノードになる場合、選択された端末と接続するための論理インタフェースの接続処理を行う。
記憶部12は、FIB12a等のテーブル情報を記憶して、コンテンツ単位のルーティング情報等を管理する。インタフェース部13は、コンテンツを含む通信データや装置運用に関する制御情報等のインタフェース制御を行う。
なお、制御部11は図4のプロセッサ100により実現され、記憶部12は図4のメモリ101により実現される。また、インタフェース部13は図4の入出力インタフェース102またはネットワークインタフェース104により実現される。
<システムの動作>
図6はコンテンツ転送時の動作の一例を示す図である。Publisherとしての端末T9はコンテンツAを有しており、Subscriberとしての端末T1はコンテンツAを要求するものとする。
通信システムsy1において、端末T9からコンテンツAのPublishメッセージが発せられ、端末T1からコンテンツAの取得要求が発せられる。ノードN1、N2、N3にはそれぞれ、FIB12a1、12a2、12a3がそれぞれ生成される。FIB12a1は(Name、IF)=(コンテンツA、Face1)が登録され、FIB12a2は(Name、IF)=(コンテンツA、Face5)が登録され、FIB12a3は(Name、IF)=(コンテンツA、Face4)が登録される。
〔ステップS21〕端末T9は、コンテンツAを持っていることを広告するPublishメッセージを発行する。端末T9から発行されたPublishメッセージは、ノードN3へ送信される。Publishメッセージは、さらに、ノードN3からノードN2、ノードN2からノードN1へ送信される。ノードN1、N2、N3は、受信したPublishメッセージにもとづいて、コンテンツAに関するルーティング情報を各自のFIB12a1、12a2、12a3に登録する。
〔ステップS22〕端末T1は、コンテンツAを指定するInterestメッセージを発行し、コンテンツ要求を行う。端末T1から発行されたInterestメッセージは、ノードN1へ送信される。
ノードN1は、FIB12a1にもとづいて、InterestメッセージをノードN2に送信し、ノードN2は、FIB12a2にもとづいて、InterestメッセージをノードN3に送信する。ノードN3は、FIB12b3にもとづいて、Interestメッセージを端末T9に送信する。
〔ステップS23〕端末T9は、Interestメッセージを受信すると、要求されたコンテンツAを含むDataメッセージを発行する。Dataメッセージは、Interestメッセージが送信された経路の逆経路をたどって、端末T1に送信される。
〔ステップS24〕ノードN1、N2間のトラフィックの増加、またはノードN1のFIBのエントリ数が増加して、ノードN1が過負荷状態になるとする。
図7は過負荷を検出して端末の収容先ノードの切替えを行う場合の動作の一例を説明するための図である。通信システムsy1では、過負荷状態になっているノードが検出されると、過負荷状態を解消するために、端末の収容先ノードの論理的な切替え処理を実行する。
〔ステップS31〕ノードN1は、ノードN1、N2間の経路のトラフィックを閾値と比較し、閾値以上になった場合、過負荷状態にあることを検出する。または、ノードN1は、FIB12a1に収容するルーティング情報のエントリ数を閾値と比較し、閾値以上になった場合、過負荷状態にあることを検出する。
〔ステップS32〕ノードN1は、自身に接続される端末T1、T2、T3のうち、収容先ノードの切替え対象となる端末を選択する。ここでは、ノードN1は、Subscriberの端末T1を選択したとする。ノードN1は、端末T1に対して、あらたな収容先のノード(ノードN2とする)の切替え先情報を通知する。切替え先情報としては、例えば、ノードN2のIPアドレスおよびポート番号が含まれる。
〔ステップS33〕端末T1は、切替え先情報を受信すると、ノードN2に対するFaceインタフェースの設定を行って、ノードN2に収容先を変更する。
〔ステップS34〕ノードN2は、FIBにおいてコンテンツAに対応するIFをFace5からFace6に書替える(FIB12a2-1からFIB12a2-2への書替え)。
〔ステップS35〕収容先ノードの変更後、コンテンツAを含むDataメッセージは、ノードN1に代わってノードN2から端末T1に送信される。
〔ステップS36〕ノードN1は、端末T1のコンテンツAに対応するFIB12a1に登録されているエントリ情報を削除する。
上記のように、ノードN1、N2、N3は、自己の運用状態をモニタし、自身が過負荷と判定した場合、選択した配下の端末(Subscriber)の収容先を、上流側(Publisherに近い側)のノードに切替える。すなわち、対象となる端末を収容するノードを、よりPublisherに近いノードに切替える。そして、収容先を切替えた端末に対応するFIBのエントリ情報を削除する。
このような制御を行うことで、特定のノードに集中する通信トラフィックの増加や、FIBのエントリ数の増加を抑制して、通信断や通信遅延等の支障を発生させることなく、ノードの過負荷状態を効率よく解消することができる。また、システム全体としての最適化(コンテンツの収容リクエスト数の拡大等)を実現することができる。
<メッセージフォーマット>
図8は収容先切替え指示メッセージのフォーマットの一例を示す図である。収容先切替え指示メッセージM1は、収容先ノード切替えの対象として選択された端末(以下、選択端末と呼ぶ場合がある)に対して、ノードから発行されるメッセージであり、該選択端末に対して収容先ノードの切替えを指示する。
収容先切替え指示メッセージM1は、コマンド名および切替え先の制御IFを有する。コマンド名は収容先切替え指示であり、切替え先の制御IFは切替え先のノードのIPアドレスa1とポート番号a2を含む。
図9はFace設定要求メッセージのフォーマットの一例を示す図である。Face設定要求メッセージM2は、選択端末から切替え先のノードに向けて発行されるものであり、あらたなFaceインタフェースの設定を要求するメッセージである。
Face設定要求メッセージM2は、コマンド名および端末側のFace用IFを有する。コマンド名はFace設定要求であり、端末側のFace用IFは、設定を要求するFaceの端末側の端点を表し、その端点におけるIPアドレスb1とポート番号b2を含む。
図10はFace設定応答メッセージのフォーマットの一例を示す図である。Face設定応答メッセージM3は、切替え先のノードから選択端末に向けて発行されるものであり、Face設定要求に対する応答メッセージである。
Face設定応答メッセージM3は、コマンド名およびノード側のFace用IFを有する。コマンド名はFace設定応答であり、ノード側のFace用IFは、設定を行うFaceのノード側の端点を表し、その端点におけるIPアドレスc1とポート番号c2を含む。
ここで、収容先切替え指示メッセージM1のIPアドレスa1と、Face設定応答メッセージM3のIPアドレスc1は共通である。収容先切替え指示メッセージM1のポート番号a2と、Face設定応答メッセージM3のポート番号c2は、原則として異なる。
なお、図示していないが、選択端末から切替え元ノードにACKメッセージ(以下、Face設定完了メッセージと呼ぶ場合がある)が送信される。このメッセージは、選択端末が切替え先ノードからの応答受領を契機に、切替え結果を通知するために切替え元ノードに送信するメッセージである。
<動作シーケンス>
図11は通信システムの動作シーケンスの一例を示す図である。
〔ステップS41〕ノードN1は、自身の過負荷を検出する。
〔ステップS42〕ノードN1は、収容先ノードの切替え対象となる端末(端末T1)を選択する。
〔ステップS43〕ノードN1は、収容先切替え指示メッセージM1を端末T1に送信する。
〔ステップS44〕端末T1は、Face設定要求メッセージM2をノードN2に送信する。
〔ステップS44a〕ノードN2は、FIB12a2の書替えを行う。
〔ステップS45〕ノードN2は、Face設定応答メッセージM3を端末T1に送信する。
〔ステップS46〕端末T1とノードN2間でFace通信インタフェースが確立される。
〔ステップS46a〕端末T1は、Face設定完了メッセージをノードN1に送信する。
〔ステップS47〕ノードN1は、FIB12a1の旧エントリ情報(コンテンツA、Face1)を削除する。
〔ステップS48〕端末T1は、コンテンツAを取得するためのInterestメッセージを発行する。Interestメッセージは、端末T1からノードN2、ノードN2からノードN3、ノードN3から端末T9へ送信される。
〔ステップS49〕端末T9は、コンテンツAを含むDataメッセージを発行する。Dataメッセージは、端末T9からノードN3、ノードN3からノードN2、ノードN2から端末T1へ送信される。
なお、上記では、ノードN1の動作として説明しているが、実際はすべてのノードが自律分散で同様の動作を行い、システム全体として最適な構成になるように動作する。したがって、端末T1の収容先をノードN2に変更した以降の運用中に、ノードN2においてさらに過負荷が検出された場合、ノードN2が同様の制御を行うことで、端末T1の収容先を例えば、ノードN3に切替えることができる。
または、端末T1の収容先をノードN2に変更後の運用中に、ノードN2がノードN1、N2間のトラフィックよりもノードN2、N3間のトラフィックの方が大きいことを検出したとする。この場合、ノードN2は、端末T1の収容先をノードN1に切戻して、ノードN1に端末T1を再度収容させることもできる(図14で後述)。
<Publisherの端末の収容先ノード切替え>
上記では、Subscriberの端末の収容先ノード切替えについて説明したが、Publisherの端末を収容するノードを、より下流(Subscriberに近い側)に切替えてもよい。
図12はPublisherの端末の収容先ノード切替えの動作の一例を示す図である。端末T1からコンテンツAの取得要求が発せられ、ノードN1、N2、N3にはそれぞれ、FIB12a1、12a2-1、12a3-1がそれぞれ生成されている。FIB12a1は(Name、IF)=(コンテンツA、Face1)が登録され、FIB12a2-1は(Name、IF)=(コンテンツA、Face5)が登録され、FIB12a3-1は(Name、IF)=(コンテンツA、Face4)が登録されている。
ここで、ノードN3が過負荷を検出し、配下の端末T9の収容先をノードN2に切替えるものとする。
〔ステップS51〕ノードN3は、ノードN2、N3間の経路のトラフィックを閾値と比較し、閾値以上になった場合、過負荷状態にあることを検出する。または、ノードN3は、FIB12a3-1に収容するルーティング情報のエントリ数を閾値と比較し、閾値以上になった場合、過負荷状態にあることを検出する。
〔ステップS52〕ノードN3は、自身に接続される端末T7、T8、T9のうち、コンテンツAを出力する端末T9を選択し、端末T9に対して、あらたな収容先のノード(ノードN2とする)の切替え先情報を通知する。切替え先情報としては、例えば、ノードN2のIPアドレスおよびポート番号が含まれる。
〔ステップS53〕端末T9は、切替え先情報を受信すると、ノードN2に対するFaceの設定を行って、ノードN2に収容先を変更する。具体的にはノードN2に対するFaceの設定を行い、端末T9がノードN2にコンテンツAを送信するようにする。
〔ステップS54〕ノードN2は、FIBにおいてコンテンツAに対応するIFをFace5からFace6に書替える(FIB12a2-1からFIB12a2-2への書替え)。
〔ステップS55〕ノードN3は、切替えた端末T9に対するコンテンツAに対応するFIBのエントリ情報を削除し、端末T9に対するFaceの設定を削除する(FIB12a3-1からFIB12a3-2への書替え)。
図13はPublisherの端末の収容先ノード切替えの動作シーケンスの一例を示す図である。
〔ステップS61〕ノードN3は、自身の過負荷を検出する。
〔ステップS62〕ノードN3は、収容先ノードの切替え対象となる端末(端末T9)を選択する。
〔ステップS63〕ノードN3は、収容先切替え指示メッセージM1を端末T9に送信する。
〔ステップS64〕端末T9は、Face設定要求メッセージM2をノードN2に送信する。
〔ステップS64a〕ノードN2は、FIBの書替えを行う。
〔ステップS65〕ノードN2は、Face設定応答メッセージM3を端末T9に送信する。
〔ステップS66〕端末T9とノードN2間でFace通信インタフェースが確立される。
〔ステップS66a〕端末T9は、Face設定完了メッセージをノードN3に送信する。
〔ステップS67〕ノードN3は、FIB12a3-1の旧エントリ情報である(コンテンツA、Face4)を削除する。
〔ステップS68〕端末T1は、コンテンツAを取得するためのInterestメッセージを発行する。Interestメッセージは、端末T1からノードN1、ノードN1からノードN2、ノードN2から端末T9へ送信される。
〔ステップS69〕端末T9は、コンテンツAを含むDataメッセージを発行する。Dataメッセージは、端末T9からノードN2、ノードN2からノードN1、ノードN1から端末T1へ送信される。
<Subscriberの端末の収容先ノードの切戻し>
図14はSubscriberの端末の収容先ノードの切戻しの動作シーケンスの一例を示す図である。図7に示した端末T9→ノードN3→ノードN2→端末T1と切替えたコンテンツAの転送経路を、Face6で識別されるノードN2と端末T1間の経路が輻輳したこと等を契機に、端末T9→ノードN3→ノードN2→ノードN1→端末T1の経路に再度切戻す例を示すものである。
〔ステップS71〕ノードN2は、自身のFaceのトラフィックを監視し、Face6のトラフィックが閾値以上になったことを検出すると、Face6の経路の過負荷を検出する。
〔ステップS72〕ノードN2は、収容先切替え端末を選択する。ノードN2が、収容先を切替える(切戻す)端末として、Face6に対応する端末T1を選択する。
〔ステップS73〕ノードN2は、収容先切替え指示メッセージM1を端末T1に送信する。
〔ステップS74〕端末T1は、Face設定要求メッセージM2をノードN1に送信する。
〔ステップS74a〕ノードN1は、FIBの書替えを行う。
〔ステップS75〕ノードN1は、Face設定応答メッセージを端末T1に送信する。
〔ステップS76〕端末T1とノードN1間でFace通信インタフェースが確立される。
〔ステップS76a〕端末T1は、Face設定完了メッセージをノードN2に送信する。
〔ステップS77〕ノードN2は、FIBの旧エントリ情報を削除する。
〔ステップS78〕端末T1は、コンテンツAを取得するためのInterestメッセージを発行する。Interestメッセージは、端末T1からノードN1、ノードN1からノードN2、ノードN2からノードN3、ノードN3から端末T9へ送信される。
〔ステップS79〕端末T9は、コンテンツAを含むDataメッセージを発行する。Dataメッセージは、端末T9からノードN3、ノードN3からノードN2、ノードN2からノードN1、ノードN1から端末T1へ送信される。
このように、端末T1の収容先をノードN1に切戻して、ノードN1に端末T1を再度収容させることにより、ノードN2の過負荷状態が解消され、また、システム全体の最適化運用が可能になる。
<コンテンツ取得に関する通信が発生する確率が高い端末の選択>
過負荷を検出したノードにおいて、収容先ノードの切替え対象となる端末を選択する場合、将来においてコンテンツ取得に関する通信が発生する確率が高い端末を選択することができる。この場合、図15に示すような拡張したFIBが使用される。
図15は拡張したFIBの一例を示す図である。FIB12a-1は、項目として、上述のNameとIFの他に、コンテンツ取得の有無が設定される。FIB12a-1には、コンテンツ単位で配下の端末にコンテンツを転送したか(コンテンツを取得したか)が記録される。例えば、コンテンツ取得の有無が“○”の場合はすでにコンテンツを当該端末(のFace)に転送したことを示し、“-”は未だ転送していないことを示す。
そして、“-”が多い端末(Face)が、収容先ノードの切替え対象となる端末として選択される。これは、コンテンツ取得を未だ行っていない端末は、将来コンテンツ取得を行う確率が高く、逆にすでにコンテンツ取得を行った端末が再度コンテンツ取得を行う確率は低いと推定することにもとづく。
図16は拡張したFIBを使った端末選択手順の一例を示す図である。
〔ステップS81〕ノードN1は、FIB12a-1に登録されたコンテンツに対して、配下の端末のFace(Face2、Face3、Face4)でコンテンツが取得されたか否かをモニタして管理する。
〔ステップS82〕ノードN1は、FIB12a-1から、コンテンツ未取得の数が一番多いFace2を選択し、それらのコンテンツの宛先IF(のうち一番多いもの、本例においてはFace1)に対応したノード(本例においてはノードN2)をあらたな収容先とする。すなわち、コンテンツの取得要求を発生させる確率が高い端末を選択する。
〔ステップS83〕ノードN1は、収容先ノードの切替え後、対応するFIBのエントリ情報を削除する。なお、これらへのあらたな取得要求(Interestメッセージ)があった場合は、デフォルト経路へ順次コンテンツを送信する。
このように、コンテンツ取得に関する通信が発生する確率が高い端末を選択することで、過負荷状態になることを解消し、さらに将来において該当ノードが過負荷状態になることを回避することができる。
<遅延制約にもとづく端末の選択>
端末の選択方法として、FIBに登録されているコンテンツ名から、通信の遅延許容値が小さい(遅延制約が厳しい)コンテンツを判定し、判定したコンテンツの取得が発生する確率が高い端末を選択することができる。この場合、図17に示すような拡張したFIBが使用される。
図17は拡張したFIBの一例を示す図である。FIB12a-2は、Name、IF、コンテンツ取得の有無の他に、さらに遅延制約レベルの項目を有する。遅延制約レベルは、コンテンツに対する遅延制約のレベルを表すものであり、例えば、番号が小さくなるほど遅延許容値が小さくなる(番号が小さくなるほど遅延制約が厳しくなる)。
遅延制約レベルの値は、コンテンツの種別によって決定される。例えば、遅延制約レベル=1のコンテンツは音声や動画のリアルタイムコンテンツ、遅延制約レベル=2のコンテンツは業務用の文書やワークシートのコンテンツ、遅延制約レベル=3のコンテンツはWebの一般コンテンツに対応付けられる。
また、遅延制約レベルの値は、Publisherの端末がコンテンツの広告をする際に、コンテンツ名と合わせてネットワークに通知され、各ノードはこれをコンテンツ名と宛先IFと合わせてFIBに登録する。
図18は遅延制約にもとづいて端末を選択する動作の一例を示すフローチャートである。
〔ステップS91〕ノードN1は、トラフィック増加またはFIBのエントリ数の増加にもとづいて、自身の過負荷を検出する。
〔ステップS92〕ノードN1は、FIB12a-2を参照して、遅延制約レベルが高いコンテンツを選択する。例えば、遅延制約レベルの値が1のコンテンツAを選択する。
〔ステップS93〕ノードN1は、コンテンツAに対応する端末のFace(Face2、Face3、Face4)の中で、コンテンツ取得が未取得のFaceに接続する端末を切替え対象とし(本例ではFace2に接続する端末T1)、そのコンテンツに対応した宛先IF(本例ではFace6)に対応したノード(本例ではノードN2)をあらたな収容先とする。
このように、遅延にセンシティブなコンテンツの取得が発生する可能性の高い端末を選択することにより、切替え元ノードにおいて過負荷を解消することができる。また、コンテンツ取得に対するエンド・ツー・エンドの遅延を優先的に低減するので、コンテンツ転送のリアルタイム性を向上させることができる。
<通信トラフィックのレベルにもとづく端末の選択>
端末の選択方法としては、さらに通信トラフィックのレベルにもとづいて端末を選択することができる。図19は通信トラフィックレベルを登録したテーブルの一例を示す図である。テーブル12bは、ノードN1が持つテーブル登録の一例を示しており、縦項目は時間区分、横項目は収容する端末に対応したFaceである(テーブル12bは、記憶部12に格納される)。テーブル中の値は、時間区分において端末が発生する通信トラフィックのレベルを5段階(5が一番トラフィックが多い)で表している。
例えば、00:00-07:59の時間区分ではFace2に接続される端末(端末T1)のトラフィック=2、Face3に接続される端末(端末T2)のトラフィック=4、Face4に接続される端末(端末T3)のトラフィック=1となる。
なお、トラフィックレベルの値は、過去の通信履歴を収集・分析することで統計的に抽出したものである。例えば、通信履歴の収集・分析を行うサーバを別途設け、各ノードで計測した通信ログを定期的に集めて解析し、図19に相当するテーブルを作成して、各ノードに配備する。
図20は通信トラフィックレベルにもとづいて端末を選択する動作の一例を示すフローチャートである。
〔ステップS101〕ノードN1は、テーブル12bを参照して、現在時刻が含まれる時間区分を選択する。例えば、00:00-07:59を選択したとする。
〔ステップS102〕ノードN1は、選択した時間区分の中で、通信トラフィックのレベルの値が最大のものを選択する。
〔ステップS103〕ノードNは、トラフィックの大きいFaceに接続される端末を選択する。この例では、00:00-07:59において、端末T2の通信トラフィックが最も大きいので(トラフィック=4)、端末T2が選択される。このように、所定の時間区分内で通信トラフィックが大きい端末を選択することで過負荷状態の解消およびトラフィックの軽減を図ることができる。
なお、上記のような端末選択方法の他に、例えば、配下の端末にノード切替えの優先度をあらかじめ割り当てておき、優先度の高い端末(例えば、業務処理専用端末)を選択することもできる。または、配下の端末からランダムに選択してもよい。この場合、配下の端末を収容するFaceからランダムに1つの端末を選択し、選択した端末の収容先のノード切替えを行うことになる。
上記で説明した本発明の通信装置およびノードの処理機能は、コンピュータによって実現することができる。この場合、通信装置およびノードが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶部、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶部には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等がある。光ディスクには、CD-ROM/RW等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto Optical disk)等がある。
プログラムを流通させる場合、例えば、そのプログラムが記録されたCD-ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶部に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶部に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶部からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLD等の電子回路で実現することもできる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1-1、1-2、1-n 通信装置
1a 制御部
1b 記憶部
2 端末群
2a-1、2a-m、2b-1、2b-m、2c-1、2c-m 端末

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    情報指向ネットワークに接続される自装置の運用状態が過負荷であることを検出した場合、前記自装置が収容している端末群のうちから所定の端末を選択し、
    前記所定の端末の収容先を、前記自装置の隣接装置に切替え
    通信データのルーティング情報を管理するテーブルをメモリに記憶し、前記通信データのトラフィックが閾値以上になった場合、または前記ルーティング情報の前記テーブルにおけるエントリ数が閾値以上になった場合、前記自装置は前記過負荷であると検出し、
    前記所定の端末として、
    前記端末群のうち前記通信データの要求を行っている端末、
    前記端末群のうち前記通信データの提供を行っている端末、
    前記端末群に対して前記通信データの取得状態をモニタした場合に、前記端末群のうち前記通信データの未取得数が最も多い端末、
    前記端末群のうち前記通信データの遅延許容値が最も小さい端末、
    または、前記端末群の前記通信データのログ情報を所定の時間区分毎に管理した場合に、前記過負荷が検出された時刻が含まれる前記時間区分における前記ログ情報から前記端末群のうちでトラフィックの最も大きい端末、
    のいずれか1つを選択する、
    処理を実行させる通信プログラム。
  2. 前記処理は、前記所定の端末の収容先の切替え後、前記所定の端末に関する前記ルーティング情報を前記テーブルから削除する請求項記載の通信プログラム。
  3. 前記処理は、前記所定の端末の収容先が前記隣接装置のうちの切替先装置に切替えられた後に、前記切替先装置で前記過負荷であることが検出された場合、前記所定の端末の収容先を、前記所定の端末が切替えられる前の切替え元装置に切戻す請求項1記載の通信プログラム。
  4. コンピュータが、
    情報指向ネットワークに接続される自装置の運用状態が過負荷であることを検出した場合、前記自装置が収容している端末群のうちから所定の端末を選択し、
    前記所定の端末の収容先を、前記自装置の隣接装置に切替え
    通信データのルーティング情報を管理するテーブルをメモリに記憶し、前記通信データのトラフィックが閾値以上になった場合、または前記ルーティング情報の前記テーブルにおけるエントリ数が閾値以上になった場合、前記自装置は前記過負荷であると検出し、
    前記所定の端末として、
    前記端末群のうち前記通信データの要求を行っている端末、
    前記端末群のうち前記通信データの提供を行っている端末、
    前記端末群に対して前記通信データの取得状態をモニタした場合に、前記端末群のうち前記通信データの未取得数が最も多い端末、
    前記端末群のうち前記通信データの遅延許容値が最も小さい端末、
    または、前記端末群の前記通信データのログ情報を所定の時間区分毎に管理した場合に、前記過負荷が検出された時刻が含まれる前記時間区分における前記ログ情報から前記端末群のうちでトラフィックの最も大きい端末、
    のいずれか1つを選択する、
    通信方法。
  5. 情報指向ネットワークに接続される自装置の運用状態が過負荷であることを検出した場合、前記自装置が収容している端末群のうちから所定の端末を選択し、前記所定の端末の収容先を、前記自装置の隣接装置に切替える制御部、を有し、
    前記制御部は、
    通信データのルーティング情報を管理するテーブルをメモリに記憶し、前記通信データのトラフィックが閾値以上になった場合、または前記ルーティング情報の前記テーブルにおけるエントリ数が閾値以上になった場合、前記自装置は前記過負荷であると検出し、
    前記所定の端末として、
    前記端末群のうち前記通信データの要求を行っている端末、
    前記端末群のうち前記通信データの提供を行っている端末、
    前記端末群に対して前記通信データの取得状態をモニタした場合に、前記端末群のうち前記通信データの未取得数が最も多い端末、
    前記端末群のうち前記通信データの遅延許容値が最も小さい端末、
    または、前記端末群の前記通信データのログ情報を所定の時間区分毎に管理した場合に、前記過負荷が検出された時刻が含まれる前記時間区分における前記ログ情報から前記端末群のうちでトラフィックの最も大きい端末、
    のいずれか1つを選択する、
    通信装置。
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