JP7332791B2 - タイヤの摩耗測定装置および摩耗測定方法 - Google Patents

タイヤの摩耗測定装置および摩耗測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、トレッドに埋め込まれた磁石の磁界に基づいて、タイヤの摩耗を検出する摩耗測定装置および摩耗測定方法に関する。
タイヤの摩耗が進行すると、路面を走行する際におけるグリップ性能や、濡れた路面を走行する際におけるタイヤと路面との間の水を排出する排水性能が低下する。そこで、運転者や車両管理者は、タイヤのトレッドの摩耗状態を目視で点検し、安全性を確保するために使用限度を超える前にタイヤを交換する。目視による点検にはタイヤの溝に設けられているスリップサインなどが用いられるが、点検作業は煩雑であり、また、摩耗状態の評価を誤るおそれもある。評価を誤った場合、性能が低下したタイヤが継続して使用されることになり、安全性の観点から好ましくない。
そこで、目視以外の方法によってタイヤの摩耗の程度を測定する方法が提案されている。たとえば、特許文献1には、トレッドに磁石を埋め込み、タイヤ内に配置した磁気センサを用いて埋め込まれた磁石の磁界を検出し、溝の状態やタイヤの劣化を評価する方法が記載されている。
米国特許第8240198号公報
しかし、タイヤの内側面に張り付けられたインナーライナーとトレッドとの間には、幾層ものスチールワイヤ層が設けられており、例えばトラック用のタイヤでは4~5層にもなる。このスチールワイヤ層によりトレッドに埋め込まれた磁石からの磁界がシールドされて、タイヤの内側に到達する磁界が変化するという問題がある。ただし、スチールワイヤ層の影響を抑えるために磁界を強くすると、タイヤに鉄片等の不要物をひきつける要因になり、磁石とタイヤとの柔軟性の差が大きくなるという問題もある。
上述したように、トレッドに埋設する磁石の磁界をあまり大きくすることはできない。このため、摩耗検出装置により検出される磁界は、トレッドに埋め込まれた磁石からの磁界以外の外部磁界の影響を受けやすい。外部磁界としては、例えば、地磁気などが挙げられ、地磁気の影響は、車両の進行方向、タイヤの向きや回転位置などにより刻刻と変化する。したがって、特許文献1に記載の方法のように、一つの磁気センサによって測定された磁束密度の値に基づいてタイヤの摩耗量を評価すると、実際の摩耗量に対する誤差が大きくなるという問題がある。
そこで、本発明は、地磁気などの外部磁界の影響を抑えて、タイヤの摩耗を精度よく検出できるタイヤの摩耗測定装置および摩耗測定方法を提供することを目的としている。
本発明は、トレッドに埋設された磁石の磁界を検出する際、地磁気などの外部磁界が摩耗測定の精度を低下させる原因となっていることに着目したものであり、以下の構成を備えている。
タイヤのトレッド部に埋設された磁石の磁界を検出して前記タイヤの摩耗度合を測定するタイヤの摩耗測定装置において、前記磁石からの磁界を検出可能な位置に設けられている第1磁界検出部と、前記第1磁界検出部とは、前記磁石の磁界の影響が異なる位置に設けられている第2磁界検出部と、を備えていることを特徴とする、タイヤの摩耗測定装置。
第1磁界検出部に加えて第2磁界検出部を設けることにより、外部磁界の影響を同様に受けた二つの検出値が得られる。このため、例えばこれら二つの磁界の検出値の差を用いることにより、摩耗測定における外部磁界の影響を取り除くことができる。
前記第2磁界検出部が、前記磁石の磁界の影響が及ばない位置に設けられていてもよい。
この構成により、第2の検出部により検出されるのは、磁石からの磁界以外の外部磁界のみとなる。したがって、第1磁界検出部と第2磁界検出部との検出値の差を用いることにより、外部磁界の影響を容易に取り除くことができる。
前記第1磁界検出部と前記第2磁界検出部とが、前記タイヤの内側面における、前記タイヤの回転方向に直交する方向に並列して設けられていてもよい。
この構成により、第1磁界検出部および第2磁界検出部に対する地磁気の影響が同じになる。このため、第1磁界検出部および第2磁界検出部により同時に検出された検出値を用いて、摩耗測定における外部磁界の影響を取り除くことができる。
前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部が、互いに直交する3軸方向の磁界を検出可能であることが好ましい。この場合、前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部は、同一平面上に配置されており、前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部の3つの感度軸が、それぞれ同じ方向を向いて配置されていることが好ましい。
この構成により、トレッド部の磁石や、タイヤ内の第1磁界検出部および第2磁界検出部の取り付け位置や傾きに、多少のずれがあっても3軸の合成磁界の変化を比較することで、タイヤの摩耗状態を精度よく測定することが可能になる。
摩耗測定装置は、前記第1磁界検出部により検出された第1の検出値および前記第2磁界検出部により検出された第2の検出値に基づいて、前記タイヤの摩耗度合を推定する制御部を備えていてもよい。この場合、摩耗検出装置は、タイヤのトレッド部に埋設された磁石の磁界と、前記トレッド部の摩耗量との関係を示すテーブルを記憶した記憶部を備えており、前記制御部は、前記第1磁界検出部により検出された前記第1の検出値と、前記第2磁界検出部により検出された前記第2の検出値と、前記テーブルとに基づいて、前記タイヤの摩耗度合を測定するものであってもよい。
制御部を備えることにより、タイヤの摩耗度合の測定結果として出力することができる。
タイヤのトレッド部に埋設された磁石による磁界を検出して前記タイヤの摩耗度合を測定する摩耗測定方法において、前記磁石による磁界を検出可能な位置に設けられている第1磁界検出部により第1の磁界を検出し、前記磁石による磁界の影響が前記第1磁界検出部とは異なる位置に設けられている第2磁界検出部により第2の磁界を検出し、前記第1の磁界と、前記第2の磁界とに基づいて、前記タイヤの摩耗度合を測定することを特徴とする摩耗測定方法。
本発明のタイヤの摩耗測定装置は、第1磁界検出部および第2磁界検出部により、二つの磁界を検出することによって、検出された磁界から地磁気などの外部磁界の影響が除くことができるから、タイヤの摩耗を精度よく測定することができる。
実施形態に係るタイヤの摩耗測定装置がタイヤに設けられた状態を説明する断面図 摩耗測定装置の変形例を説明する断面図 従来のタイヤの摩耗測定装置がタイヤに設けられた状態を説明する断面図
本発明の実施形態について、以下、図を参照しつつ説明する。各図において、同一の部材には同じ番号を付して、適宜、説明を省略する。
図3は、従来のタイヤの摩耗測定装置がタイヤに設けられた状態を説明する断面図である。同図に示すように、タイヤの摩耗測定装置100は、磁界検出部112がタイヤ20の外側面21のトレッド部22に埋設された磁性体111が摩耗することに伴って、図中に破線で示す磁界Mが変化する。この磁界Mの変化を検出することで、トレッド部22の摩耗状態を測定する。
しかし、実際にタイヤ20が使用される環境下では、磁界M以外にも、地磁気等の外部磁界Gが存在する。外部磁界Gは磁界Mを測定する際のノイズとなり、磁界検出部112による磁界Mの測定精度を低下させる原因となる。タイヤ20の内側面23に設けられた磁界検出部112が、磁界Mを測定する場合、タイヤ20内部のスチールワイヤ層24によって磁界Mが変化する。このため、磁界Mの測定における外部磁界Gの影響が大きくなる。
そこで、本実施形態のタイヤの摩耗測定装置は、外部磁界Gの影響を除くために磁界検出部を二つ備えている。以下、本発明のタイヤの摩耗測定装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るタイヤの摩耗測定装置がタイヤに設けられている状態を説明する断面図である。同図に示すように、タイヤの摩耗測定装置10は、タイヤ20の外側面21のトレッド部22に埋設された磁性体11の摩耗による磁界Mの変化を検出し、当該検出された磁界Mを用いてタイヤ20のトレッド部22の摩耗度合を測定するものである。すなわち、トレッド部22とともに摩耗して磁性体11の大きさが減少すると、磁界Mは磁性体11の大きさの変化に伴って変化する。よって、磁界Mの変化を見ることでタイヤ20のトレッド部22の摩耗度合を測定することができる。
磁性体11は、タイヤ20の外側面21のトレッド部22の一部に埋設されており、トレッド部22の摩耗に伴って摩耗する。前述の通り、磁性体11によって形成される磁界Mはトレッド部22の摩耗に伴って変化していく。
第1磁界検出部12は、タイヤ20の内側面23において、磁性体11の発する磁界Mの影響を強く受ける磁性体11の真上、すなわちY軸方向から見て重なる位置に配置されている。第1磁界検出部12が摩耗に伴って変化する磁性体11による磁界Mを検出することにより、トレッド部22の摩耗を測定できる。
しかし、第1磁界検出部12によって検出される磁界は、磁性体11による磁界Mに加えて外部磁界Gが含まれており、この外部磁界Gが測定精度を低下させる原因となる。そこで、タイヤの摩耗測定装置10では、第1磁界検出部12とは、磁性体11による磁界Mの影響が異なる位置に第2磁界検出部13が設けられている。
本実施形態では、第2磁界検出部13は、磁性体11による磁界Mの影響が及ばない位置に設けられている。このため、第1磁界検出部12が検出した第1の検出値と、第2磁界検出部13が検出した第2の検出値との差を用いることにより、外部磁界Gが取り除かれた磁性体11による磁界Mを測定できる。したがって、外部磁界Gの影響による検出精度の低下を抑え、タイヤ20の外側面21のトレッド部22の摩耗を精度よく測定することが可能になる。第1磁界検出部12および第2磁界検出部13が磁界を検出した検出値とは、磁束密度または磁界強度の値をいう。
トレッド部22に埋設された磁性体11の「磁界の影響が及ばない位置」とは、磁性体11による磁界の磁束密度が実質的に0である位置をいう。ここで、「磁束密度が実質的に0である」とは、磁性体11による磁界の磁束密度が外部磁界の磁束密度に対し十分小さい値であることをいう。本発明では、「磁束密度が実質的に0である」とは、磁性体11による磁界の磁束密度が外部磁界である地磁気の磁束密度よりも十分に小さいことをいう。例えば、東京における地磁気の磁束密度は約0.5mTであるから、磁性体11による磁界の磁束密度が地磁気の10分の1の0.05mT以下となる位置には、磁性体11の磁界の影響が及ばないといえる。そこで、本発明では、磁性体11に起因する磁界の磁束密度が0.05mT以下となる位置を磁性体11の「磁界の影響が及ばない位置」とする。磁性体11の摩耗に伴って磁性体11による磁界Mが変化する場合、タイヤが新品状態から全摩耗にいたる全ての時点において、磁性体11による磁界の影響が地磁気の磁界の10分の1以下、例えば0.05mT以下となる位置を磁性体11の「磁界の影響が及ばない位置」とする。
第2磁界検出部13を磁性体11の磁界の影響が及ばない位置に設けることにより、第2磁界検出部13により検出された第2の検出値は外部磁界Gのみとなる。したがって、第2磁界検出部13の第2の検出値を減ずることにより、第1磁界検出部12の第1の検出値から外部磁界のみを取り除くことができる。このため、トレッド部22に設けられている磁性体11の摩耗に伴う磁界Mの変化を精度よく測定することができる。
第1磁界検出部12および第2磁界検出部13の地面に対する相対的な位置関係は、タイヤ20の回転に伴って周期的に変化する。このため、検出値に対する地磁気の影響も周期的に変化する。そこで、第1磁界検出部12と第2磁界検出部13とは、タイヤ20の内側面23における、タイヤ20の回転方向(Z軸方向)に直交するタイヤ20の幅方向(X軸方向)に並列に設けられている。第1磁界検出部12と第2磁界検出部13との設置個所の反対面(外側面21)が、タイヤ20の回転に伴って同時に接地する。
第1磁界検出部12と第2磁界検出部13とを上記のように、タイヤ20の回転方向に対して直交する幅方向に並列に設けることすなわちX軸方向の同一直線上に配置することにより、第1磁界検出部12と第2磁界検出部13との地面に対する相対的な位置関係が同様に変化する。したがって、同時に測定される第1磁界検出部12の第1の検出値と、第2磁界検出部13の第2の検出値とは、外部磁界Gの影響を同様に受ける。このため、同時に測定された第1の検出値と第2の検出値との差を用いることにより、外部磁界Gの影響を取り除くことができる。
上述した実施形態では、第2磁界検出部13が磁性体11による磁界Mの影響が及ばない位置に設けられた態様について説明した。しかし、第2磁界検出部13は、トレッド部22に埋設された磁性体11の磁界Mの影響が第1磁界検出部12とは異なる位置に設けられていればよい。磁界Mの影響が異なっていれば、第1の検出値と第2の検出値とを用いて磁性体11の摩耗を測定することができる。例えば、第1の検出値と第2の検出値を除いて得られる磁界Mに基づいて磁性体11の摩耗を測定することができる。
第1磁界検出部12および第2磁界検出部13は、磁界を測定し、磁界の方向、強さによって抵抗が変化する磁気抵抗効果素子を備えたものが用いられる。磁気抵抗効果素子としては、GMR素子、TMR素子等が挙げられる。第1磁界検出部12および第2磁界検出部13による測定は、リアルタイムで連続的に行われる必要はなく、一定の時間毎に断続的に行われてもよい。あるいは、図示しない無線通信手段を介して受信した外部からの指示に応じて測定してもよい。一定の時間毎、あるいは指示に応じて測定を行うことにより、連続的に測定するよりも電力消費を抑制することができる。また、第1磁界検出部12および第2磁界検出部13である磁気抵抗効果素子としてホール素子を使用し、磁束の強さの変化を計測してもよい。
また、磁気インピーダンス効果素子を用いて、磁界の変化によるインピーダンスの変化を計測しても良い。
第1磁界検出部12および第2磁界検出部13は、それぞれ、互いに直交する3軸方向(X軸、Y軸およびZ軸)の磁界を検出可能に構成されている。1軸のセンサでは、例えば、磁性体11、第1磁界検出部12および第2磁界検出部13が所定の位置からずれると、本来、所定の検出軸で検出されるはずの磁気の一部が、検出軸ではない別の軸に投影されてしまう。このため、磁性体11、第1磁界検出部12および第2磁界検出部13を配置する際やその後に、これらが所定位置からずれると、磁気の測定において当該ずれに起因する誤差が大きくなる。そこで、上述したずれに起因した測定誤差を抑える観点から、第1磁界検出部12および第2磁界検出部13は、3軸の合成磁界を測定することが好ましい。
すなわち、磁性体11、第1磁界検出部12および第2磁界検出部13が所定の位置からずれて配置された場合、所定の検出軸(例えば、X軸)で検出されるべき磁気の一部が別の軸(例えば、X軸と直交するY軸およびZ軸)に投影されてしまう。しかし、この場合でも、3軸(X軸、Y軸、Z軸)の合成磁界を測定することより、Y軸およびZ軸に投影された磁気が測定対象から外されることなく、合成磁界の一部として測定されるから、検出精度が向上する。なお、第1磁界検出部12および第2磁界検出部13は、1軸検出のセンサ3つを用いて3軸各々の軸方向毎に対応するセンサを配置し構成してもよい。
第1磁界検出部12および第2磁界検出部13は、同一平面上に配置されるとともに、それぞれの3つの各感度軸が各々同じ方向を向いて配置されている。第1磁界検出部12の第1の検出値と、第2磁界検出部13の第2の検出値について、X軸成分、Y軸成分およびZ軸成分ごとに差分を取り、差分の合成磁界を求めて、摩耗量を推定する。これにより、タイヤ20のトレッド部22の摩耗を精度よく検出することができる。このように3軸の合成磁界を測定することより、磁性体11の傾きや第1磁界検出部12および第2磁界検出部13のセンサの位置ずれがあっても、磁界Mの変化に基づいて、タイヤ20のトレッド部22の摩耗を精度よく検出することが可能になる。
タイヤの摩耗測定装置10は、第1磁界検出部12および第2磁界検出部13による磁界の測定に基づいたタイヤ20の摩耗に関する情報を、車両側装置などに無線通信手段などを介して出力してもよい。すなわち、無線通信手段を介して、車両側装置に第1磁界検出部12および第2磁界検出部13による測定結果の情報を送信したり、車両側装置からの情報を受信したりすることができる。タイヤの摩耗測定装置10と外部の装置との通信による情報の送受は図示しないCPUによって制御される。
上述した実施形態では、第1磁界検出部12と第2磁界検出部13とが、タイヤ20の内側面23に設けられた態様について説明した。しかし、第1磁界検出部12および第2磁界検出部13が、タイヤ20の内側面23以外の場所、例えば車両側に設けられた態様としてもよい。
[変形例]
図2は、本発明の実施形態に係るタイヤの摩耗測定装置の変形例を説明する断面図である。同図に示すタイヤの摩耗測定装置30は、制御部31および記憶部32を備えている点において、図1の摩耗測定装置10とは異なっている。
制御部31は、第1磁界検出部12により検出された第1の検出値、第2磁界検出部13により検出された第2の検出値および記憶部32のテーブルに基づいて、タイヤ20の摩耗度合を測定するものである。制御部31は、CPUなどにより構成される。
記憶部32は、第1磁界検出部12により検出された第1の検出値と、第2磁界検出部13により検出された第2の検出値とから、タイヤ20の前記トレッド部に埋設された磁性体11の摩耗量の算出に用いられるテーブルを記憶するものである。記憶部32は、例えば、マスクROM、EEPROM、フラッシュメモリー等のROM(Read Only Memory)を用いることができる。
[測定方法]
本発明は、タイヤの摩耗測定方法として実施することもできる。
本実施形態の摩耗測定方法は、タイヤ20のトレッド部22に埋設された磁性体11による磁界Mを検出し、磁界Mの変化からタイヤ20の摩耗度合を計測するものである。磁性体11による磁界Mを検出可能な位置に配置されている第1磁界検出部12により第1の磁界を検出し、磁性体11の磁界の影響が第1磁界検出部12とは異なる位置に設けられている第2磁界検出部13により第2の磁界を検出し、第1の磁界を検出した第1の検出値と、第2の磁界を検出した第2の検出値とに基づいて、タイヤ20の摩耗度合を測定する。
記憶部32に記憶されているテーブルは、タイヤ20の初期状態および種々の摩耗度合いごとに、下記のSTEP1~STEP3の様にしてあらかじめ求めた、磁界Mと摩耗度合いとの関係を示す。
(STEP1)
第1磁界検出部12および第2磁界検出部13の各感度軸の出力値を読み取る。すなわち、第1磁界検出部12により測定された第1の磁界における、各軸の出力A(Xa、Ya、Za)を求め、第2磁界検出部13により測定された第2の磁界における各軸の出力B(Xb、Yb、Zb)を求める。例えば、第2磁界検出部13が磁界Mの影響が及ばない位置に配置されていた場合には、出力Aは磁界Mおよび外部磁界Gの影響を受けており、出力Bは外部磁界Gの影響のみを受けている、といえる。
(STEP2)
第1磁界検出部12および第2磁界検出部13の各感度軸の出力値の差である差分データを求める。すなわち、出力Aと出力Bの差分C(Xc=Xa-Xb、Yc=Ya-Yb、Zc=Za-Zb)を求める。例えば、第2磁界検出部13が磁界Mの影響が及ばない位置に配置されていた場合には、出力Aと出力Bの差分Cは、外部磁界Gの影響が取り除かれ、磁界Mの影響のみが抽出されているといえる。
(STEP3)
差分データから合成磁界mを求める。すなわち、差分Cに基づいて、磁性体11の磁界Mの計測値である合成磁界m=(Xc2+Yc2+Zc21/2を求める。
制御部31は、第1の磁界と第2の磁界とから求めた合成磁界mと、合成磁界mとトレッド部22の摩耗量wとの関係を示す記憶部32に記憶されたテーブルとに基づいて、タイヤ20の摩耗量wを測定することができる。
なお、テーブルとして用いる基準は、タイヤ20の状態変化を連続的に示すものに限定されず、タイヤ20の状態変化を段階的に示すものであってもよい。例えば、タイヤの摩耗状態を、タイヤ交換の必要性を基準にして、新品同様の状態、摩耗が進んだ状態、交換が必要な状態のように大まかに分類し、タイヤの摩耗状態の分類に当てはまる合成磁界mの範囲を設定し、そのマトリクスをテーブルとしてもよい。
タイヤの摩耗が進み、交換時期であることを示すスリップサインは、たとえば、溝の深さが1.6mmになったときにトレッド部の表面と高さが同じとなり、タイヤ表面に現れる仕組みとなっている。そこで、この場合、溝の深さが3.0mm以上を新品同様の状態、溝の深さが1.6~3.0mmを摩耗が進んだ状態、溝の深さが1.6mm未満を交換が必要な状態としてもよい。
上述したように、本実施形態のタイヤの摩耗測定方法は、磁性体11の真上に配置された第1磁界検出部12により検出された第1の磁界と、磁性体11の磁界Mの影響を受けない位置に配置された第2磁界検出部13の第2の磁界とに基づいて、第1および第2の検出値の3軸成分ごとに差分を取り、差分の合成磁界mを求めて、タイヤ20の摩耗量を推定する。3軸成分ごとに差分を取ることにより、第1の検出値に含まれる外部磁界Gの影響が除かれるから、タイヤ20の摩耗量を精度よく測定することができる。このため、例えば、タイヤのローテーションや取り換え時期を精度よく検出することが可能になる。
本発明は、タイヤの摩耗状態を目視によらず測定可能なタイヤの摩耗測定装置に適用することができる。
10、30:摩耗測定装置
11 :磁性体(磁石)
12 :第1磁界検出部
13 :第2磁界検出部
20 :タイヤ
21 :外側面
22 :トレッド部
23 :内側面
24 :スチールワイヤ層
31 :制御部
32 :記憶部
100 :摩耗測定装置
111 :磁性体(磁石)
112 :磁界検出部
G :外部磁界
M :磁界

Claims (7)

  1. タイヤのトレッド部に埋設された磁石の磁界を検出して前記タイヤの摩耗度合を測定するタイヤの摩耗測定装置において、
    前記磁石からの磁界と外部磁界とを含む第1の磁界を検出可能な位置に設けられている第1磁界検出部と、
    前記第1磁界検出部とは、前記磁石の磁界の影響が異なる位置に設けられて前記外部磁界からなる第2の磁界を検出する第2磁界検出部と、を備え、
    前記第1磁界検出部と前記第2磁界検出部とが、前記タイヤの内側面における、前記タイヤの回転方向に直交する方向に並列して設けられていることを特徴とする、タイヤの摩耗測定装置。
  2. 前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部が、互いに直交する3軸方向の磁界を検出可能である、請求項1に記載の摩耗測定装置。
  3. 前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部は、同一平面上に配置されており、
    前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部の3つの感度軸が、それぞれ同じ方向を向いて配置されている、請求項2に記載の摩耗測定装置。
  4. タイヤのトレッド部に埋設された磁石の磁界を検出して前記タイヤの摩耗度合を測定するタイヤの摩耗測定装置において、
    前記磁石からの磁界を検出可能な位置に設けられている第1磁界検出部と、
    前記第1磁界検出部とは、前記磁石の磁界の影響が異なる位置に設けられている第2磁界検出部と、を備え、
    前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部が、互いに直交する3軸方向の磁界を検出可能であり、
    前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部は、同一平面上に配置されており、
    前記第1磁界検出部および前記第2磁界検出部の3つの感度軸が、それぞれ同じ方向を向いて配置されていることを特徴とする、摩耗測定装置。
  5. 前記第1磁界検出部により検出された第1の検出値および前記第2磁界検出部により検出された第2の検出値に基づいて、前記タイヤの摩耗度合を測定する制御部を備えている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の摩耗測定装置。
  6. 前記タイヤの前記トレッド部に埋設された磁石の磁界と、前記トレッド部の摩耗量との関係を示すテーブルを記憶した記憶部を備えており、
    前記制御部は、前記第1磁界検出部により検出された前記第1の検出値と、前記第2磁界検出部により検出された前記第2の検出値と、前記テーブルとに基づいて、前記タイヤの摩耗度合を測定する請求項5に記載の摩耗測定装置。
  7. タイヤのトレッド部に埋設された磁石による磁界を検出して前記タイヤの摩耗度合を測定する摩耗測定方法において、
    前記磁石による磁界を検出可能な位置に設けられている第1磁界検出部により、前記磁石による磁界と外部磁界とを含む第1の磁界を検出し、
    前記磁石による磁界の影響が前記第1磁界検出部とは異なる位置に設けられている第2磁界検出部により、前記外部磁界からなる第2の磁界を検出し、
    前記第1磁界検出部と前記第2磁界検出部とが、前記タイヤの内側面における、前記タイヤの回転方向に直交する方向に並列して設けられており、
    前記第1の磁界と、前記第2の磁界とに基づいて、前記タイヤの摩耗度合を測定する
    ことを特徴とする摩耗測定方法。
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