JP7332570B2 - 電池監視方法及び電池監視システム - Google Patents
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Description
前記監視装置は、前記学習のステップにおける電圧検出指示信号の受信間隔を未学習の場合であって、受信待機時間が予め時間が設定された学習用時間を経過した場合に、前記電圧検出指示信号と非同期で自発的に検出した各電池セルの電圧値を前記制御装置に送信する非同期電圧送信のステップを備えてもよい。
以下、電池監視システムの一実施形態を図面に従って説明する。
(第1の実施形態の構成)
<電池監視システム1>
図1は、電池監視システムの概略構成図である。図1に示すように、本実施形態の電池監視システム1は、組電池20について、その各電池セル10の電圧値Vを検出する監視装置30を備える。また、この監視装置30と無線によるデータ通信を行う制御装置40を備えている。
本実施形態の電池監視システム1は、例えば、複数の組電池20を備えた電動車両等に適用される。組電池20は、複数の電池セル10を直列に接続してなる。図1に示す例において、この電池監視システム1は、複数の組電池20が直列に接続される用途に用いられている。
電池監視システム1は、これらの各組電池20に対応して独立に設けられた複数の監視装置30を備えている。各監視装置30は、図示しないCPU、ROM、RAM、メモリを備えたコンピュータとして構成されている。そして、対応する組電池20の各電池セル10について、その電圧検出を実行する電圧検出部51を備えている。また、これらの各監視装置30は、それぞれ、その無線アンテナ52を用いたデータ通信を実行するデータ通信部53を備えている。更に、制御装置40もまた、その無線アンテナ54を用いたデータ通信を実行するデータ通信部55を備えている。そして、本実施形態の電池監視システム1は、これにより、その無線によるデータ通信の実行によって、各監視装置30が検出した各電池セル10の電圧値Vを制御装置40が取得する構成となっている。
また、本実施形態の電池監視システム1は、その直列に接続された各組電池20が形成する電力供給線56に設けられた電流センサ57を備えている。
本実施形態の制御装置40は、図示しないCPU、ROM、RAM、メモリを備えたコンピュータとして構成されている。電流センサ57の出力信号に基づいて、その直列に接続された各組電池20の電流検出、つまりは、これらの各組電池20を構成する直列に接続された各電池セル10の電流検出を実行する電流検出部58を備えている。電池監視システム1は、信号線59を用いた有線接続によって、その電流センサ57の出力信号が制御装置40に入力される。
制御装置40は、その電流検出部58において検出された各組電池20の電流値Iが、データ通信の実行により各監視装置30から取得した各電池セル10の電圧値Vとともに電池管理部60に入力される。制御装置40は、その検出した電流値I及び取得した各電圧値Vに基づいて電池管理部60が、その各組電池20の管理処理を実行する構成になっている。
図2は、正常時の電池監視システム1の処理を示すタイムチャートである。図3は、受信間隔T2を学習済みの場合に電圧検出指示信号の受信を失敗したときの電池監視システム1の処理を示すタイムチャートである。図4は、受信間隔T2を未学習の場合に電圧検出指示信号の受信を失敗したときの電池監視システム1の処理を示すタイムチャートである。以下、図2~4を参照して、電池監視システム1の処理を説明する。
図1に示す制御装置40は、監視装置30へ電圧検出指示信号VCSをデータ通信部55の無線アンテナ54から、監視装置30のデータ通信部53の無線アンテナ52に所定の送信間隔T1で無線により送信する。すなわち図2に示すように、監視装置30は、この送信間隔T1と同じ間隔の受信間隔T2で電圧検出指示信号VCSを受信する。
監視装置30は、第1回目の電圧検出指示信号VCSを受信すると、直ちに電圧検出部51に計測指示を出して、各電池セル10の電圧を電圧計測時間v1~v6において、順次測定する。なお、電流計測時間i1~i6に合わせて待機するようにしてもよい。測定した各電池セル10の電圧値Vは、データ通信部53から制御装置40に送信する。
<監視装置30の正常時の動作>
監視装置30は、この1回目の電圧検出指示信号VCSを受信したとき、学習用タイマ31を起動する。
<受信間隔T2を学習済みの場合に電圧検出支持信号の受信を失敗したときの動作>
次に、図3を参照して、受信間隔T2を学習済みの場合に、電圧検出指示信号VCSの受信を失敗したときの電池監視システム1の処理を示すタイムチャートを説明する。
制御装置40は、送信間隔T1に従って、3回目の電圧検出指示信号VCSを監視装置30に送信する。
続いて、制御装置40から送信間隔T1で、4回目の電圧検出指示信号VCSを送信間隔T1で送信する。ここで、この4回目の電圧検出指示信号VCSは、何らかの理由で監視装置30は、4回目の電圧検出指示信号VCSを受信間隔T2で受信することができない場合がある。この場合は、同期用タイマ32は、受信間隔T2を経過したとき、実際には監視装置30は、4回目の電圧検出指示信号VCSを受信間隔T2で受信していない。しかしながら、監視装置30は、同期用タイマ32に基づいて、4回目の電圧検出指示信号VCSを受信間隔T2で受信すべきタイミングと判断し、実際に監視装置30が、4回目の電圧検出指示信号VCSを受信間隔T2で受信したと同じ動作をする。
したがって、監視装置30及び制御装置40は、実際に監視装置30が4回目の電圧検出指示信号VCSを受信したのと同じ動作をする。
次に、図4を参照して、監視装置30が1回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信したが、2回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信できなかった場合について説明する。
図5は、監視装置30による電圧値V検出の処理手順を示すフローチャートの全体を示す。このフローチャートに沿って、監視装置30による電圧値V検出の処理手順を説明する。なお、図5は、図6~8に詳細に示すフローチャートの全体の流れを示すもので、各ステップの内容の表示は省略している。また、各ステップの符号、丸で囲った接続子1~4は、図6~8と共通するものである。以下図6~8を参照して、監視装置30による電圧値V検出の処理手順を説明する。
図6は、1回目の電圧検出指示信号VCSの監視装置30の受信処理を示すフローチャートである。監視装置30の電圧検出の処理が開始されると(開始)、まず学習用タイマ31が起動される(S1)。ここでは、まだ一度も電圧検出指示信号VCSを受けていないので受信間隔の学習は、未学習の状態である。
また、計測指示を受信せず(S3:NO)、学習用タイマ31がタイムアウトした場合は(S4:YES)、1回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信できなかったとして、同期電圧の計測を不可と判断し、学習用タイマ31をゼロリセットして再起動する(S41)。また、同期電圧の計測が不可のため、電流計測とは非同期の監視装置30の自律的な電圧計測を行なう(S42)。そして、電流測定と非同期で測定した電圧値Vを制御装置40へ送信する(S43)。その後、S2に戻り、1回目の電圧検出指示信号VCSを待ち受ける。
一方、学習用タイマ31のタイムアウト前に(S4:NO)、1回目の電圧検出指示信号VCSの計測指示を受信した場合(S3:YES)、1回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信できたとして、学習用タイマ31をゼロリセットして再起動する(S31)。このときから、学習用タイマ31がカウントアップされ、受信間隔T2を学習中の状態となる。監視装置30は、この1回目の電圧検出指示信号VCSの受信タイミングに基づいて、制御装置40の電流計測時間i1~i6に同期するように、各電池セル10の電圧計測時間v1~v6で電池セル10の電圧値Vを計測する(S32)。ここで計測した電圧値Vは、制御装置40に送信される(S33)。その後、接続子2を介し、図7のフローチャートの手順に進む。
図7は、2回目の電圧検出指示信号VCSの監視装置30の受信処理を示すフローチャートである。
また、計測指示を受信せず(S6:NO)、学習用タイマ31がタイムアウトした場合は(S7:YES)、2回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信できなかったとして、受信間隔T2の学習を失敗したと判断し、学習用タイマ31をゼロリセットして再起動する(S71)。また、電圧検出指示信号VCSに基づいた同期電圧の計測が不可のため、電流計測とは非同期の監視装置30の自律的な電圧計測を行なう(S72)。そして、電流測定と非同期で測定した電圧値Vを制御装置40へ送信する(S73)。その後、処理は、再びS2に戻り、再び連続した電圧検出指示信号VCSを正常に受信できるのを待機する。
一方、学習用タイマ31のタイムアウト前に(S7:NO)、2回目の電圧検出指示信号VCSの計測指示を受信した場合(S6:YES)、2回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信できたとして、学習用タイマ31を停止して、そのカウント数をメモリに記憶する(S61)。また、このタイミングで、同期用タイマ32を起動する。
図8は、3回目の電圧検出指示信号VCSの監視装置30の受信処理を示すフローチャートである。
また、計測指示を受信せず(S9:NO)、同期用タイマ32が受信待機時間Trをタイムアウトした場合は(S10:YES)、3回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信できなかったとして、同期用タイマ32をゼロリセットして再起動する(S101)。この場合、電圧検出指示信号VCSに基づいた同期電圧の計測が不可であるが、同期用タイマ32に基づいて、制御装置40の電流計測時間i1~i6に同期するように、各電池セル10の電圧計測時間v1~v6で電池セル10の電圧値Vを計測する(S92)。そして、電流測定と同期で測定した電圧値Vを制御装置40へ送信する(S93)。その後、処理は、再びS8に戻り、再び連続した電圧検出指示信号VCSを正常に受信できるのを待機する。
一方、同期用タイマ32のタイムアウト前に(S10:NO)、3回目の電圧検出指示信号VCSの計測指示を受信した場合(S9:YES)、3回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信できたとして、同期用タイマ32をゼロリセットして再起動する(S91)。監視装置30は、この3回目の電圧検出指示信号VCSの受信タイミングに基づいて、制御装置40の電流計測時間i1~i6に同期するように、各電池セル10の電圧計測時間v1~v6で電池セル10の電圧値Vを計測する(S92)。ここで計測した電圧値Vは、制御装置40に送信される(S93)。
図8において、S93の計測した電圧値Vを制御装置40に送信する処理が終了すると、S8に戻り、起動信号がOFFとならない限り(S8:NO)、3回目の電圧検出指示信号VCSに対する処理と同じように4回目以降の電圧検出指示信号VCSに対して処理される。そして起動信号がOFFとなったら(S8:YES)、処理が終了する(終了)。
(1)制御装置40で測定した組電池20の電流値Iと、監視装置30で測定した電池セル10の電圧値Vから、制御装置では、電流値I、電圧値Vから組電池20の異常を判定することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、受信間隔T2の記憶の態様が異なる。第1の実施形態では、説明の単純化のため、最初に連続して2回の電圧検出指示信号VCSを正常に受信できた場合に、その受信間隔T2を監視装置30のメモリに記憶して、処理が終了するまで、学習した受信間隔T2を同期用タイマ32によりカウントして電圧値Vの計測をしている。
第2の実施形態の電池監視システムのハード構成は、第1の実施形態の電池監視システム1と同様であるので説明は省略する。
<3回以上の電圧検出指示信号VCSに基づく場合>
1回目の電圧検出指示信号VCSと2回目の電圧検出指示信号VCSとを正常に受信した場合は、学習用タイマ31によりカウントした1回目と2回目の時間間隔を受信間隔T2とするのは、第1の実施形態と同じである。第1の実施形態では、この段階で学習を終了し、学習用タイマ31は以後停止される。第2の実施形態では、2回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信した時点で、学習用タイマ31をゼロリセットして、再起動する。次に3日目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信した場合は、1回目と2回目の時間間隔と2回目と3回目の時間間隔の平均を新たな受信間隔T2として学習を更新する。同様に、4回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信した場合は、これら3つの時間間隔の平均を新たな受信間隔T2として学習を更新する。
上述した3回以上の電圧検出指示信号VCSに基づく場合、その後の時間間隔も学習用タイマ31で測定し、すべての時間間隔の平均とするような構成も可能である。しかし、以下のように受信間隔T2のサンプリングの回数を例えば3回分に制限してもよい。この場合、5回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信した場合は、1回目と2回目の時間間隔は無視し、2回目と3回目、3回目と4回目、4回目と5回目の時間間隔の平均を新たな受信間隔T2として学習結果を更新して記憶する。6回目も同様に直近3回分の時間間隔の平均を新たな受信間隔T2として学習結果を更新して記憶する。
例えば、7回目の電圧検出指示信号VCSの受信に失敗した場合は、第1の実施形態と同様に、記憶された受信間隔T2に基づいてセットされた同期用タイマ32に基づいて電圧の測定を行う。このタイミングに合わせて、学習用タイマ31をゼロリセットして、再起動する。そして8回目の電圧検出指示信号VCSを正常に受信した場合は、直近の正常に学習できた3回分の平均、すなわち6回目と7回目、7回目と8回目の時間間隔は無視し、学習済みとしてメモリに記憶された3回目と4回目、4回目と5回目、5回目と6回目の受信間隔T2の平均をそのまま更新しないで維持する。
<1回分の電圧検出指示信号VCSに基づく場合>
以上述べた例は、いずれも複数の時間間隔に基づいて学習結果を更新する場合を説明したが、毎回直前の電圧検出指示信号VCSの時間間隔に基づいて、メモリに記憶された受信間隔T2を更新するようにしてもよい。この場合も、正常に受信できなかった場合は、メモリに記憶された受信間隔T2は更新されない。
(6)ノイズや温度変化、電圧変動などにより測定した電圧検出指示信号VCSの受信間隔T2が不正確になったときでも、複数の受信間隔T2を平均することで、正確に電圧検出指示信号VCSの受信を予測することができる。
〇本実施形態では、車載用の電池パックを例に説明したが、その用途は限定されず、船舶や航空機はもちろん、地上載置用の電池の監視用のシステムとして用いることができる。
○組電池20は、その電池セルの数量など必ずしも図1に示すような構成に限定されない。
〇実施形態に示したタイムチャートやフローチャートは、本発明の実施の一形態に過ぎず、その工程、手順、順序などは、当業者により適宜付加し削除し置換し、順序を変えて実施できることは言うまでもない。
10…電池セル
20…組電池
30…監視装置
31…学習用タイマ
32…同期用タイマ
40…制御装置
51…電圧検出部(電圧検出手段)
52…無線アンテナ
53…データ通信部
54…無線アンテナ
55…データ通信部
56…電力供給線
57…電流センサ
58…電流検出部
59…信号線
60…電池管理部(情報処理装置)
VCS…電圧検出指示信号
T1…送信間隔
T2…受信間隔
Tr…受信待機時間
Tm…測定待機時間
i1~i6…各電池セルの電圧計測に同期させた電流計測時間
v1~v6…各電池セルの電圧計測時間
V…電圧値
I…電流値
Claims (5)
- 複数の電池セルを直列に接続してなる組電池の電流値を検出するとともに、監視装置とデータ通信を行うデータ通信部を備えて電圧検出指示信号を送信することにより前記監視装置において検出された前記各電池セルの電圧値を取得する制御装置と、
前記組電池について各電池セルの電圧値を検出する電圧検出手段と、前記制御装置からの電圧検出指示信号を受信するとともに、前記電圧検出手段により検出した各電池セルの電圧値を前記制御装置に送信するデータ通信部とを含む監視装置とを備えた電池監視システムにおいて、
前記監視装置により、前記制御装置からの電圧検出指示信号の受信に基づいて電流値検出と同期するタイミングで各電池セルの電圧値を検出して前記制御装置に送信する電圧送信のステップと、
前記監視装置により、前記制御装置からの複数回の電圧検出指示信号の受信に基づいて電圧検出指示信号の受信間隔を学習する学習のステップと、
前記学習のステップにおいて学習した受信間隔に基づいて設定された受信待機時間を経過しても前記制御装置からの電圧検出指示信号を受信しない場合に、電圧検出指示信号の受信に失敗したと判断して設定されたタイミングで各電池セルの電圧値を検出して前記制御装置に送信する自動電圧送信のステップとを実行するとともに、
前記監視装置は、
前記学習のステップにおける電圧検出指示信号の受信間隔を未学習の場合であって、受信待機時間が予め時間が設定された学習用時間を経過した場合に、前記電圧検出指示信号と非同期で自発的に検出した各電池セルの電圧値を前記制御装置に送信する非同期電圧送信のステップを備えたことを特徴とする電池監視方法。 - 前記学習のステップでは、前記監視装置からの3回以上の電圧検出指示信号の受信における複数の受信間隔に基づいて電圧検出指示信号の受信間隔を学習することを特徴とする請求項1に記載の電池監視方法。
- 前記学習のステップでは、既に学習した電圧検出指示信号の受信間隔を、新たに受信した電圧検出指示信号に基づいて更新することを特徴とする請求項1又は2に記載の電池監視方法。
- 前記制御装置により、
設定されたタイミングで前記組電池の電流値を検出するとともに、前記監視装置に電圧検出指示信号を送信することにより、前記監視装置において前記電流値と同期して検出された前記各電池セルの電圧値を受信し、各電池セルの内部抵抗を算出するとともに、各電池セルの過充電若しくは過放電を監視し、
前記制御装置が、前記監視装置が電圧検出指示信号を受信できなかった場合に、前記監視装置において前記電流値と同期して検出された前記各電池セルの電圧値を受信できなかった場合に、前記電流値と同期しないで検出された前記各電池セルの電圧値に基づいて、各電池セルの過充電若しくは過放電を算出することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の電池監視方法。 - 複数の電池セルを直列に接続してなる組電池について前記各電池セルの電圧値を検出する電圧検出手段と、
前記組電池の電流値を検出するとともに、監視装置とデータ通信を行うデータ通信部を備えて電圧検出指示信号を送信することにより前記監視装置において検出された前記各電池セルの電圧値を取得する制御装置と、
前記制御装置からの電圧検出指示信号を受信するとともに、前記電圧検出手段により検出した各電池セルの電圧値を前記制御装置に送信するデータ通信部とを備えた監視装置と、を備えた電池監視システムであって、
前記制御装置は、
前記監視装置からの電圧検出指示信号の受信に基づいて電流値検出と同期するタイミングで各電池セルの電圧値を検出して前記制御装置に送信する電圧送信手段と、
前記制御装置からの複数回の電圧検出指示信号の受信に基づいて電圧検出指示信号の受信間隔を学習する学習手段と、
前記学習手段において学習した受信間隔に基づいて設定された受信待機時間を経過しても前記制御装置からの電圧検出指示信号を受信しない場合に、電圧検出指示信号の受信に失敗したと判断して設定されたタイミングで各電池セルの電圧値を検出して前記制御装置に送信する自動電圧送信手段と、
前記監視装置は、
前記学習手段における電圧検出指示信号の受信間隔を未学習の場合であって、受信待機時間が予め時間が設定された学習用時間を経過した場合に、前記電圧検出指示信号と非同期で自発的に検出した各電池セルの電圧値を前記制御装置に送信する非同期電圧送信手段とを備えて構成されたことを特徴とする電池監視システム。
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