JP7331961B2 - 回転機 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等の回転機に関する。
従来、ロータ及びステータを収容する回転機ハウジングと、電装部品を収容する電装ハウジングと、電装ハウジングの開口を塞ぐ電装カバーと、電装ハウジング又は電装カバー内の電装部品を冷却するための冷媒を流す電装用冷媒流路とを備える回転機が知られている。
例えば、特許文献1に記載の回転機としてのモータは、回転機ハウジングたるフレームと、電装ハウジングたる第1筐体と、電装カバーたるカバーと、電装用冷媒流路たる第2冷却液路とを備える。フレームは、ロータたる回転子と、ステータたる固定子とを収容する。第1筐体は、電装部品たる半導体スイッチング素子を収容し、且つ固定子の回転軸線と平行な方向である軸方向における一方側と他方側とのうち、他方側にて回転機ハウジングに隣接する。また、第1筐体は、軸方向の他方側の端において他方側を向く開口を備える。カバーは、第1筐体の前述の開口を塞ぐように、第1筐体に固定される。第2冷却液路は、管材からなり、半導体スイッチング素子に接触する態様で第1筐体内に配置される。第2冷却液路内には、冷媒たる冷却液が流される。
かかる構成のモータによれば、駆動に伴って発熱する半導体スイッチング素子を、これに接触する第2冷却液路内の冷却液によって冷却することができる。
特開2011-147253号公報
特許文献1に記載のモータは、ロータの回転を検知する回転検知センサを備えていないが、回転検知センサを電装ハウジング内に備えるモータが従来より知られている。特許文献1に記載のモータにおいて、回転検知センサを付加した場合に、第2冷却液路と、回転検知センサとの位置関係によっては、前記半導体スイッチング素子の発熱に起因する回転検知センサの昇温を冷媒によって十分に抑えることができなくなる。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、半導体スイッチング素子などの電装部品の発熱に起因する昇温による回転検知センサの寿命低下を抑えることができる回転機を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、ロータ及びステータを収容する回転機ハウジングと、電装部品を収容し、且つ前記ロータの回転軸線と平行な方向である軸方向における一方側と他方側とのうち、他方側にて前記回転機ハウジングに隣接する電装ハウジングと、前記電装ハウジングにおける軸方向の他方側の端において他方側を向く開口を塞ぐ電装カバーと、前記電装ハウジング又は前記電装カバー内の電装部品を冷却するための冷媒を流し、且つ冷媒流れ方向の少なくとも一部が、前記電装ハウジング内に配置される電装用冷媒流路とを備える回転機であって、前記ロータの回転を検知する回転検知センサと、前記回転検知センサを収容し、且つ前記電装ハウジングの内部に配置されるセンサ収容ケーシングとを備え、前記電装用冷媒流路が、冷媒流れ方向と直交する方向において、前記電装部品と前記センサ収容ケーシングとの間に介在する態様で配置され、前記電装用冷媒流路が、冷媒流れ方向における所定の位置に箱状空間を備え、前記箱状空間が、冷媒流れ方向と直交する方向において、前記電装部品と前記センサ収容ケーシングとの間に介在し、前記センサ収容ケーシングが、軸方向の他方側の端において他方側を向く開口を備え、前記開口を塞ぐケーシングカバーと、前記箱状空間を形成する流路箱部とが、一体成型された一体成型品からなるカバー兼流路箱ユニットであることを特徴とするものである。
本発明によれば、電装部品の発熱に起因する昇温による回転検知センサの寿命低下を抑えることができるという優れた効果がある。
実施形態に係るモータの内部構造を模式的に示す図である。 同モータのモータカバー、モータハウジング、電装ハウジング、電装カバー、及びシャフトを示す側面図である。 同電装ハウジングを軸方向のリア側から示す分解斜視図である。 同電装ハウジング、カバー兼流路箱ユニット、及びスイッチングユニットを軸方向のリア側から示す分解斜視図である。 同モータの同電装ハウジング、カバー兼流路箱ユニット、及びスイッチングユニットを軸方向のリア側から示す分解斜視図である。 同スイッチングユニットを示す斜視図である。 同電装ハウジングを示す断面図である。 同モータのカバー兼流路箱ユニットと半導体モジュールとを軸方向のリア側から示す平面図である。 同カバー兼流路箱ユニッ及びコネクタを図8の矢印J方向から示す速面図である。 同モータの半導体モジュール及び平滑コンデンサを組付けた状態の電装ハウジングを軸方向のリア側から示す平面図である。 同平滑コンデンサを示す斜視図である。 図10のG-G’断面を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
実施形態では説明を分かり易くするため、本発明の主要部以外の構造や要素については、簡略化または省略して説明する。また、図面において、同じ要素には同じ符号を付す。なお、図面に示す各要素の形状、寸法などは模式的に示したもので、実際の形状、寸法などを示すものではない。
図1は、実施形態に係るモータ1の内部構造を模式的に示す図である。図2は、モータ1のモータカバー75、モータハウジング10、電装ハウジング113、電装カバー70、及びモータシャフト6を示す側面図である。
図1及び図2に示されるように、モータ1は、モータカバー75、モータハウジング10、電装ハウジング113、電装カバー70、及びモータシャフト6を備える。モータハウジング10は、回転可能なロータ2と、自己の中空内にロータ2を収容するステータ3と、回転軸線Ax上に位置するようにロータ2を貫通してロータ2と一体的に回転するモータシャフト6とを自己の内部空間に収容する。
モータカバー75、モータハウジング10、電装ハウジング113、及び電装カバー70は、全体として筐体105を構成する。
以下、ロータ2の回転軸線Axに沿った方向、及びこれに平行な方向を、軸方向と言う。また、軸方向において、後述のモータカバー75側(負荷側)をフロント側(一方側)、モータカバー75側(反負荷側)をリア側(他方側)と言う。フロント側は本発明における一方側の一例であり、リア側は本発明における他方側の一例である。
モータハウジング10は、軸方向のフロント側の端においてフロント側を向く開口と、軸方向のリア側の端においてリア側を向く開口とを備える。それら開口のうち、フロント側の開口は、モータカバー75によって塞がれる。また、リア側の開口は、電装ハウジング113によって塞がれる。
ステータ3には、コイル(不図示)が巻回される。また、ロータ2のロータコアには、永久磁石(不図示)が配置される。モータ1はインナーロータ型のモータであって、ロータ2の外周には僅かなエアギャップを隔ててステータ3が配置される。モータハウジング10内においては、コイルの電流制御によりステータ3の磁界を順番に切り替えることで、ロータ2の磁界との吸引力又は反発力により、モータシャフト6を中心としてロータ2が回転する。モータシャフト6において、軸方向のフロント側は軸受5によって回転可能に支持され、リア側は軸受4によって回転可能に支持される。
電装ハウジング113は、モータハウジング10の軸方向のリア側の端に隣接した状態で、モータハウジング10に固定される。電装ハウジング113内には、モータシャフト6及びロータ2の回転駆動を制御するための各種の電装部品が配置される。各種の電装部品としては、半導体スイッチング素子(IGBTなど)、ゲート基板、コンデンサ、放電抵抗及び制御基板などが挙げられる。それらの電装部品は、力行時にはバッテリー(不図示)からの直流電圧を交流に変換してステータ3のコイルに供給し、回生時にはステータ3のコイルからの交流をバッテリーへの直流に変換する機能を担う。
電装ハウジング113は、軸方向のリア側の端においてリア側を向く開口12を備える。その開口12は、電装カバー70によって塞がれる。
筐体105は、モータカバー75、モータハウジング10、電装ハウジング113、及び電装カバー70からなり、電動車両の車体(不図示)に取り付けられる。モータカバー75、モータハウジング10、電装ハウジング113、及び電装カバー70のそれぞれは、例えばアルミニウム合金などの導電性を有する金属からなる鋳造品であり、何れも導電性を有している。このため、筐体105は、車体との取付部(不図示)を介して車体と電気的に接続され、車体と等しく接地電位となる。なお、必要に応じて、筐体105と車体をアース線で電気的に接続してもよい。
電装ハウジング113は、回転機ハウジングの一部の役割と、電装ハウジングの役割とを兼ねている。より詳しくは、電装ハウジング113における軸方向のフロント側の端部は、回転機ハウジングにおける軸方向のリア側の内部空間113tを形成する。また、電装ハウジング113における軸方向のリア側は、電装部品を収容する内部空間113uを備える。前者の内部空間113tと、後者の内部空間113uとは、仕切壁113aによって仕切られる。
図3は、電装ハウジング113を軸方向のリア側から示す分解斜視図である。電装ハウジング113は、センサ収容ケーシング113bを備える。センサ収容ケーシング113bの軸方向のリア側の端部は、仕切壁113aの軸方向のリア側の端面よりも少しだけリア側に突出している。センサ収容ケーシング113bは、仕切壁113aと一体形成されている。センサ収容ケーシング113bの軸方向のリア側の端は、リア側に向けて開口している。センサ収容ケーシング113bの周壁は、モータ部空間内に向けてエンボス状に突出している。センサ収容ケーシング113b内には、レゾルバ等の回転検知センサ130が収容されている。回転検知センサ130の中央の貫通穴には、モータシャフト(図1の6)が挿入される。回転検知センサ130は、モータシャフト(図1の6)の回転を検知することで、モータシャフトと一体的に回転するロータ(図1の2)の回転を間接的に検知する。
電装ハウジング113のリア側の内部空間113u内には、カバー兼流路箱ユニット140が配置される。カバー兼流路箱ユニット140は、アルミ等の金属の鋳造品からなり、カバー部141と、カバー部141よりも軸方向のリア側に配置される流路箱部142とを備える。カバー兼流路箱ユニット140は、複数のボルト145によってセンサ収容ケーシング113bのリア側に固定される。この固定により、カバー兼流路箱ユニット140のカバー部141が、センサ収容ケーシング113bにおける軸方向のリア側の開口を塞ぐ。この状態では、センサ収容ケーシング113bの軸方向のリア側の端面である接合面113cと、センサカバーたるカバー部141のフロント側の端面である接合面とが接合する。カバー兼流路箱ユニット140の流路箱部142は、矩形状の箱形状の箱状空間142cを備える。また、流路箱部142は、軸方向のリア側に向けて開口しており、この開口のフロント側に箱状空間142cが配置される。
センサ収容ケーシング113b及びカバー兼流路箱ユニット140のそれぞれは、軸方向に延びる第1液路(113f、142a)と、軸方向に延びる第2液路(113g、142b)とを備える。また、センサ収容ケーシング113bの第1液路113f及び第2液路113gと、カバー兼流路箱ユニット140の第1液路142a及び第2液路142bと、箱状空間142cとには、冷却水などの冷媒が流される。
センサ収容ケーシング113bの第1液路113f及び第2液路113gのそれぞれにおける軸方向のリア側の端には、リア側に向けて開口する連通口が設けられている。一方、カバー兼流路箱ユニット140の第1液路142a及び第2液路142bのそれぞれにおけるフロント側の端には、フロント側に向けて開口する連通口が設けられている。カバー兼流路箱ユニット140がセンサ収容ケーシング113bに固定された状態では、カバー兼流路箱ユニット140の第1液路142aと、センサ収容ケーシング113bの第1液路113fとが、互いの連通口を介して連通する。加えて、カバー兼流路箱ユニット140の第2液路142bと、センサ収容ケーシング113bの第2液路113gとが、互いの連通口を介して連通する。
センサ収容ケーシング113bの接合面113cには、軸方向のフロント側に向けて窪むリング状のリング溝113dと、軸方向のフロント側に向けて窪む半月状のガスケット捕捉溝113eとが配置される。リング溝113dは、センサ収容ケーシング113bの第1液路113fの連通口を囲む態様で配置される。このリング溝113dには、第1Oリング131が嵌め込まれる。
第1Oリング131は、センサ収容ケーシング113bの第1液路113fの連通口、及びカバー兼流路箱ユニット140の第1液路142aの連通口のそれぞれを囲む。加えて、第1Oリング131は、センサ収容ケーシング113bの接合面113cと、カバー兼流路箱ユニット140のカバー部141の接合面との間に介在する。これにより、センサ収容ケーシング113bの第1液路113fの連通口、及びカバー兼流路箱ユニット140の第1液路142aの連通口から、2つの接合面の隙間を介しての冷媒漏れが抑えられる。
センサ収容ケーシング113bの接合面113cには、軸方向のフロント側に向けて窪むリング状のリング溝113hが配置される。リング溝113hは、第2液路113gの連通口を囲む。このリング溝113hには、第2Oリング132が嵌め込まれる。第2Oリング132は、センサ収容ケーシング113bの第2液路113gの連通口、及びカバー兼流路箱ユニット140の第2液路142bの連通口のそれぞれを囲む。加えて、第2Oリング132は、センサ収容ケーシング113bの接合面113cと、カバー兼流路箱ユニット140のカバー部141の接合面との間に介在する。これにより、センサ収容ケーシング113bの第2液路113gの連通口、及びカバー兼流路箱ユニット140の第2液路142bの連通口から、互いの接合面の隙間を介しての冷媒漏れが抑えられる。
カバー兼流路箱ユニット140のカバー部141の軸方向におけるリア側の端面には、第1コネクタ143が固定される。回転検知センサ130のセンサコネクタ130aと、第1コネクタ143とは、信号線としてのハーネス(不図示)によって電気接続される。
図4は、電装ハウジング113、カバー兼流路箱ユニット140、及びスイッチングユニット162を軸方向のリア側から示す分解斜視図である。同図においては、理解を容易にするために、液状ガスケットの固化体からなるシール材129を、ハッチングを付して示している。センサ収容ケーシング113bの接合面113cには、液状ガスケットの固化体からなるシール材129が、所定の幅でセンサ収容ケーシング113bの中空113b-1を囲む態様で配置される。このシール材129は、センサ収容ケーシング113bの接合面113cと、カバー兼流路箱ユニット(図3の140)のカバー部(図3の141)の接合面との間に介在する。この介在により、センサ収容ケーシング113bの中空を密閉することで、同中空の気密性を低コストで高めることができる。なお、図4においては、便宜上、シール材129にハッチングが付されているが、ハッチングはシール材129の断面を示すものではない。
センサ収容ケーシング113bの接合面113cにおいては、ガスケット捕捉溝113eが、面方向におけるシール材129と第1Oリング131との間に配置される。センサ収容ケーシング113bの接合面113cに塗布された液状ガスケットが固化することで、シール材129となる。センサ収容ケーシング113bの接合面113cと、カバー兼流路箱ユニット140のカバー部141の接合面との接合時に、両接合面の間で液状ガスケットが面方向に広がる。このように液状ガスケットが広がっても、液状ガスケットの広がった部分は、第1Oリング131に到達する前に、ガスケット捕捉溝113e内に流れ込んで更なる広がりが阻止される。このように、ガスケット捕捉溝113eが、液状ガスケットの第1Oリング131への付着を抑えることで、液状ガスケットの付着による第1Oリング131の劣化を抑えることができる。
図5は、電装ハウジング113、カバー兼流路箱ユニット140、及びスイッチングユニット162を軸方向のリア側から示す分解斜視図である。図6は、スイッチングユニット162を示す斜視図である。図7は、電装ハウジング113を示す断面図である。
カバー兼流路箱ユニット140の流路箱部142におけるリア側の端には、接合面142eが配置される。この接合面142eには、スイッチングユニット162(実際には半導体モジュール164)が接合される。具体的には、接合面142eには、複数の雌ネジ穴142dが配置され、それぞれの雌ネジ穴142dに対して雄ネジ169が螺号せしめられることで、スイッチングユニット162が接合面142eにネジ止め及び接合される。この接合により、カバー兼流路箱ユニット140の流路箱部142の開口が塞がれる。
電装部品としてのスイッチングユニット162は、ゲート基板163と、絶縁性の樹脂からなる外装で封止された半導体モジュール164とを備える。半導体モジュール164の内部には、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等からなる複数の半導体スイッチング素子が実装される。半導体モジュール164は、ゲート基板163の実装面とは反対面に固定される。
電装ハウジング113の内部空間113u内には、制御基板(不図示)が配置される。この制御基板と、回転検知センサ130とは、電気接続され、この電気接続により、回転検知センサ130による検知信号が制御基板に送られる。さらにこの制御基板とゲート基板163とは、第二ハーネス(不図示)によって電気接続される。この電気接続により、高速スイッチング素子のオンオフ指令信号が制御基板からゲート基板163へ送信される。
半導体モジュール164は、3つの直流陽極端子164aと、3つの直流陰極端子164bとを備える。また、半導体モジュール164は、交流三相電源におけるU相端子164Uと、V相端子164Vと、W相端子164Wとを備える。3つの直流陽極端子164aのそれぞれには、直流外部電源(上述のバッテリー)から延びる陽極が接続される。また、3つの直流陰極端子164bのそれぞれには、直流外部電源から延びる陰極が接続される。半導体モジュール(スイッチングユニット162)は、直流外部電源から送られてくる直流電源を、任意の周波数の交流三相電源に変換する。交流三相電源におけるU相,V相,W相は、U相端子164U,V相端子164V,W相端子164Wから出力される。
U相端子164U,V相端子164V,W相端子164Wには、U相中継バスバー(不図示),V相中継バスバー(不図示),V相中継バスバー(不図示)を介して、接続される。U相,V相,W相は、U相バスバー161U,V相バスバー161V,W相バスバー161Wを介して、ステータ(図1の3)のコイルに送られる。
電装ハウジング113における仕切壁113aには、ハウジング中空からなる液流入路113j(図7参照)と、ハウジング中空からなる液流出路113k(図7参照)とが配置される。液流入路113jは、センサ収容ケーシング113bの第2液路113gに連通する。また、液流出路113kは、センサ収容ケーシング113bの第1液路113fに連通する。図7の矢印で示されるように、外部から送られてくる冷却水などの冷媒は、液流入路113jに流入する。流入した冷媒は、センサ収容ケーシング113bの第2液路113gと、カバー兼流路箱ユニット140の第2液路142bとを介して、箱状空間142c内に流入する。更に、箱状空間142c内の冷媒は、カバー兼流路箱ユニット140の第1液路(図3の142a)と、センサ収容ケーシング113bの第1液路113fと、液流出路113kとを介して外部に流出する。
スイッチングユニット162の半導体モジュール164は、内部にある複数の半導体スイッチング素子の駆動によって昇温する。一方、箱状空間142c内を流れる冷媒は、スイッチングユニット162の半導体モジュール164の裏面に直接接触しながら第1液路(図3の142a)に向かうことで、スイッチングユニット162を直接的に冷却する。このような直接的な冷却により、半導体モジュール164内にある半導体スイッチング素子は、効率的に冷却される。
モータ1においては、次に掲げる各液路によって電装用冷媒流路が構成されている。
・液流入路113j
・センサ収容ケーシング113bの第2液路113g
・カバー兼流路箱ユニット140の第2液路142b
・流路箱部142の箱状空間142c
・カバー兼流路箱ユニット140の第1液路142a
・センサ収容ケーシング113bの第1液路113f
・液流出路113k
センサ収容ケーシング113bは、電装ハウジング113の内部に配置される。電装用冷媒流路の箱状空間142cは、冷媒流れ方向と直交する方向において、半導体モジュール164とセンサ収容ケーシング113bとの間に介在する。なお、冷媒流れ方向は、図7において、液流入路113jの中に記載された矢印の方向、液流入路113kの中に記載された矢印の方向、及び箱状空間142cの中に記載された矢印の方向である。かかる構成において、半導体モジュール164から発せられる熱は、回転検知センサ130を収容するセンサ収容ケーシング113bの内部に伝わる前に、箱状空間142c内を流れる冷媒によって冷却される。モータ1によれば、前述のような冷却により、半導体モジュール164の発熱に起因する昇温による回転検知センサ130の寿命低下を抑えることができる。
箱状空間142c内を流れる冷媒は、流れ方向と直交する方向において平面状に広がることから、半導体モジュールの平面を全域に渡って均等に冷却するとともに、流路箱部142の裏面からカバー部141を介してセンサ収容ケーシング113b内を面冷却する。このような冷却により、モータ1によれば、半導体モジュール164、及びセンサ収容ケーシング113b内のそれぞれを、効率よく冷却することができる。
ケーシングカバーたるカバー部141と、箱状空間142cを形成する流路箱部142とは、一体成型された一体成形品からなるカバー兼流路箱ユニット140として製造される。かかる構成では、センサ収容ケーシング113bに対し、カバー部141と流路箱部142とを個別に組み付けずに、同時に組み付けることが可能であるので、組付作業を簡素化して製造コストを低減し、且つ小型化を図ることができる。
半導体モジュール164は、雄ネジ169によって流路箱部142に固定されることで、流路箱部142の開口を塞ぐ。この状態では、半導体モジュール164が、箱状空間142cを囲う壁の一部として機能し、箱状空間142c内の冷媒に直接接触することから、効率よく冷却される。
電装ハウジング113において、仕切壁113aよりも軸線方向のフロント側(同図の矢印Aの側)の端部は、回転機ハウジングの一部として機能する。また、液流入路113jは、電装用冷媒流路における冷媒流れ方向の上流側端部として機能する。また、液流出路113kは、電装用冷媒流路における冷媒流れ方向の下流側端部として機能する。
図8は、カバー兼流路箱ユニット140と、半導体モジュール164とを軸方向のリア側から示す平面図である。モータ1は、回転検知センサ(図3の130)の出力を伝送するためのハーネス(信号線)に電気接続される第1コネクタ143を備える。この第1コネクタ143は、カバー兼流路箱ユニット140の外面に固定される。かかる構成では、第1コネクタ143を介して、センサ収容ケーシング(図3の113b)内の回転検知センサの出力を、センサ収容ケーシングの外部に伝送することができる。
図9は、カバー兼流路箱ユニット140及びコネクタを図8の矢印J方向から示す速面図である。第1コネクタ143には、第2コネクタ144が連結される。回転検知センサ(図3の130)の出力は、第1コネクタ143と第2コネクタ144とを介してモータ1の外部に送られる。第2コネクタ144は、第1コネクタ143に対して係止された状態から係止解除された状態にするための係止解除操作が行われる操作部144aを備える。
カバー兼流路箱ユニット140における第1コネクタ143との接合面S2は、カバー兼流路箱ユニット140におけるセンサ収容ケーシング113bとの接合面S1から傾いている。第1コネクタ143に対して第2コネクタ144が連結した状態において、第1コネクタ143は、次のような姿勢をとるように配置される。即ち、第1コネクタ143は、図8、10図に示されるように、操作部144aを半導体モジュール164に対向させ、且つ第1コネクタ143の軸方向の他方側(図8の紙面に直交する方向の手前側)を半導体モジュール164から遠ざける方向に傾ける姿勢で配置される。
かかる構成では、半導体モジュール164と、第1コネクタ143及び第2コネクタ144との間に、指を入れるのに十分なスペースを確保して、係止解除操作を容易にすることができる。加えて、操作部144aの視認性を向上させることで、第2コネクタ144について第1コネクタ143に確実に連結していることについて、小型カメラを用いることなく確認してコネクタ連結不良の発生を抑えることができる。
図8に示されるように、モータ1は、電流検知センサ180を備える。半導体モジュール164のU相端子(図5の164U)には、ボルトによってU相バスバー182Uが圧接せしめられる。また、半導体モジュール164のV相端子(図5の164V)には、ボルトによってV相バスバー182Vが圧接せしめられる。また、半導体モジュール164のW相端子(図5の164W)には、ボルトによってW相バスバー182Wが圧接せしめられる。
電流検知センサ180は、3つの貫通穴を備えており、U相バスバー182U、V相バスバー182V、及びW相バスバー182Wのそれぞれを各貫通穴に挿入される態様で、2本のボルト181によってカバー兼流路箱ユニット140に固定される。かかる構成では、各バスバーと、電流検知センサ180との相対位置を精度よく位置合わせして、各バスバーを電流検知センサ180の各貫通穴の中央部に精度よく配置させる。これにより、モータ1によれば、電流検知センサ180及び各バスバーの組付性を向上させるとともに、各バスバーの電流検知センサ180の各貫通穴の中央部からの位置ずれに起因する電流検知精度の低下を抑えることができる。
図10は、半導体モジュール164及び平滑コンデンサ190を組付けた状態の電装ハウジング113を軸方向のリア側から示す平面図である。平滑コンデンサ190は、電源電圧を安定化させて半導体モジュール164に出力するものであり、陽極入力端子191a、陰極入力端子191b、及び3つの出力端子対を備える。それぞれの出力端子対は、陽極出力端子192aと陰極出力端子192bとを備える。陽極出力端子192aは、半導体モジュール164の直流陽極端子(図5の164a)に圧接し、陰極出力端子192bは、半導体モジュール164の直流陰極端子(図5の164b)に圧接する。
図11は、平滑コンデンサ190を示す斜視図である。平滑コンデンサ190は、自己のカバー兼流路箱ユニット(140)に対する位置決め対象となる2つの被位置決めピン193を底面に備える。
図12は、図10のG-G’断面を示す断面図である。カバー兼流路箱ユニット140は、2つの位置決め凹部148を備える。これらの位置決め凹部148は、カバー兼流路箱ユニット140に対して平滑コンデンサ190を位置決めするものである。同図に示されるように、平滑コンデンサ190は、自己の被位置決めピン193をカバー兼流路箱ユニット140の位置決め凹部148に挿入した状態で、カバー兼流路箱ユニット140に固定される。前述の挿入により、平滑コンデンサ190は、カバー兼流路箱ユニット140に対して精度よく位置決めされる。
かかる構成では、平滑コンデンサ190の各出力端子(192a、192b)を、半導体モジュール164の各入力端子(164a、164b)に精度良く位置合わせした状態でねじによって接続させる。これにより、モータ1によれば、前述の各出力端子と各入力端子との位置ずれに起因する互いの接触面積の低下を抑えて、インダクタンスの低下(半導体モジュールのスイッチング動作時の低サージ電圧化)を図ることができる。
本発明をモータ1に適用した例について説明したが、本発明を発電機(ダイナモ)に適用してもよい。本発明は上述の実施形態に限られず、本発明の構成を適用し得る範囲内で、実施形態とは異なる構成を採用することもできる。本発明は、以下に説明する態様毎に特有の作用効果を奏する。
〔第1態様〕
第1態様は、ロータ(例えばロータ2)及びステータ(例えばステータ3)を収容する回転機ハウジング(例えばモータハウジング10)と、電装部品(例えば半導体モジュール164)を収容し、且つ前記ロータの回転軸線と平行な方向である軸方向における一方側と他方側とのうち、他方側にて前記回転機ハウジングに隣接する電装ハウジング(例えば電装ハウジング113)と、前記電装ハウジングにおける軸方向の他方側の端において他方側を向く開口を塞ぐ電装カバー(例えば電装カバー70)と、前記電装ハウジング又は前記電装カバー内の電装部品を冷却するための冷媒を流し、且つ冷媒流れ方向の少なくとも一部が、前記電装ハウジング内に配置される電装用冷媒流路とを備える回転機(例えばモータ1)であって、前記ロータの回転を検知する回転検知センサ(例えば回転検知センサ130)と、前記回転検知センサを収容し、且つ前記電装ハウジングの内部に配置されるセンサ収容ケーシング(例えばセンサ収容ケーシング113b)とを備え、前記電装用冷媒流路が、冷媒流れ方向と直交する方向において、前記電装部品と前記センサ収容ケーシングとの間に介在する態様で配置されることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、回転検知センサを効率よく冷却して、電装部品の発熱に起因する昇温による回転検知センサの寿命低下を抑えることができる。
〔第2態様〕
第2態様は、第1態様の構成を備える回転機であって、前記電装用冷媒流路が、冷媒流れ方向における所定の位置に箱状空間(例えば箱状空間142c)を備え、前記箱状空間が、冷媒流れ方向と直交する方向において、前記電装部品と前記センサ収容ケーシングとの間に介在することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、電装部品及びセンサ収容ケーシング内のそれぞれを、効率よく冷却することができる。
〔第3態様〕
第3態様は、第2態様の構成を備える回転機であって、前記センサ収容ケーシングが、軸方向の他方側の端において他方側を向く開口を備え、前記開口を塞ぐケーシングカバーと、前記箱状空間を形成する流路箱部とが、一体成型された一体成型品からなるカバー兼流路箱ユニット(例えばカバー兼流路箱ユニット140)であることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、ケーシングカバーと流路箱部とを個別に組み付けずに、同時に組み付けることが可能であるので、組付作業を簡素化して製造コストを低減し、且つ小型化を図ることができる。
〔第4態様〕
第4態様は、第3態様の構成を備える回転機であって、前記電装部品が、前記箱状空間を囲う壁の一部を兼ねることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、電装部品を箱状空間内の冷媒に直接接触させることで、効率よく冷却することができる。
〔第5態様〕
第5態様は、第4態様の構成を備える回転機であって、前記回転検知センサの出力を伝送するための信号線に電気接続される第1コネクタ(例えば第1コネクタ143)と、前記第1コネクタに連結する第2コネクタ(例えば第2コネクタ144)とを備え、前記第1コネクタが、前記カバー兼流路箱ユニットの外面に固定されることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、第1コネクタを介して、センサ収容ケーシング内の回転検知センサの出力を、センサ収容ケーシングの外部に伝送することができる。
〔第6態様〕
第6態様は、第4態様又は第5態様の構成を備える回転機であって、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタのうち、何れか一方は、他方に対して係止された状態から係止解除された状態にするための係止解除操作が行われる操作部(例えば操作部144a)を備え、前記第2コネクタが前記第1コネクタに連結した状態で、前記第1コネクタが前記操作部を前記電装部品に対向させ、且つ前記第1コネクタの軸方向の他方側を前記電装部品から遠ざける方向に傾ける姿勢で配置されることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、電装部品と、第1コネクタ及び第2コネクタとの間に、指を入れるのに十分なスペースを確保して、係止解除操作を容易にすることができる。加えて、操作部の視認性を向上させることで、第2コネクタについて第1コネクタに確実に連結していることについて、小型カメラを用いることなく確認してコネクタ連結不良の発生を抑えることができる。
〔第7態様〕
第7態様は、第4態様~第6態様の何れかの構成を備える回転機であって、前記電装部品からの出力電流を検知する電流検知センサ(例えば電流検知センサ180)と、前記電装部品の出力端子に圧接するバスバー(例えば182U~W)とを備え、前記電流検知センサが、前記電流検知センサの貫通穴に前記バスバーを挿入させる態様で、前記カバー兼流路箱ユニットに固定されることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、バスバーと電流検知センサとの相対位置を精度よく位置合わせして、電流検知センサをバスバーに良好に配置させることで、電流検知センサ及びバスバーの組付性を向上させるとともに、各バスバーの電流検知センサの各貫通穴の中央部からの位置ずれに起因する電流検知精度の低下を抑えることができる。
〔第8態様〕
第8態様は、第4態様~第7態様の何れかの構成を備える回転機であって、電源電圧を安定化させて前記電装部品に出力する平滑コンデンサ(例えば平滑コンデンサ190)を備え、前記カバー兼流路箱ユニットが、自己に対して前記平滑コンデンサを位置決めする位置決め部(例えば位置決め凹部148)を備え、前記平滑コンデンサが、前記位置決め部によって位置決めされた状態で前記カバー兼流路箱ユニットに固定されることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、平滑コンデンサの各出力端子と電装部品の各入力端子との位置ずれに起因する互いの接触面積の低下を抑えて、インダクタンスの低下(半導体モジュールのスイッチング動作時の低サージ電圧化)を図ることができる。
1・・・モータ(回転機)、 2・・・ロータ、 3・・・ステータ、 10・・・モータハウジング(回転機ハウジングの一部)、 12・・・開口、 70・・・電装カバー、 113・・・電装ハウジング(回転機ハウジングの他の一部、及び電装ハウジング)、 113a・・・仕切壁、 113a-1・・・リブ、 113a-2・・・溝、 113j・・・液流入路(電装用冷媒流路の上流側端部)、 113k・・・液流出路(電装用冷媒流路の下流側端部)、 113f・・・センサ収容ケーシングの第1液路(電装用冷媒流路の一部)、 113g・・・センサ収容ケーシングの第2液路(電装用冷媒流路の一部)、 142a・・・カバー兼流路箱ユニットの第1液路(電装用冷媒流路の一部)、 142b・・・カバー兼流路箱ユニットの第2液路(電装用冷媒流路の一部)、 142c・・・箱状空間(電装用冷媒流路の一部)、 164・・・半導体モジュール(電装部品)

Claims (3)

  1. ロータ及びステータを収容する回転機ハウジングと、電装部品を収容し、且つ前記ロータの回転軸線と平行な方向である軸方向における一方側と他方側とのうち、他方側にて前記回転機ハウジングに隣接する電装ハウジングと、前記電装ハウジングにおける軸方向の他方側の端において他方側を向く開口を塞ぐ電装カバーと、前記電装ハウジング又は前記電装カバー内の電装部品を冷却するための冷媒を流し、且つ冷媒流れ方向の少なくとも一部が、前記電装ハウジング内に配置される電装用冷媒流路とを備える回転機であって、
    前記ロータの回転を検知する回転検知センサと、前記回転検知センサを収容し、且つ前記電装ハウジングの内部に配置されるセンサ収容ケーシングとを備え、
    前記電装用冷媒流路が、冷媒流れ方向と直交する方向において、前記電装部品と前記センサ収容ケーシングとの間に介在する態様で配置され
    前記電装用冷媒流路が、冷媒流れ方向における所定の位置に箱状空間を備え、
    前記箱状空間が、冷媒流れ方向と直交する方向において、前記電装部品と前記センサ収容ケーシングとの間に介在し、
    前記センサ収容ケーシングが、軸方向の他方側の端において他方側を向く開口を備え、
    前記開口を塞ぐケーシングカバーと、前記箱状空間を形成する流路箱部とが、一体成型された一体成型品からなるカバー兼流路箱ユニットである
    ことを特徴とする回転機。
  2. 前記電装部品が、前記箱状空間を囲う壁の一部を兼ねる
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
  3. 前記回転検知センサの出力を伝送するための信号線に電気接続される第1コネクタと、前記第1コネクタに連結する第2コネクタとを備え、
    前記第1コネクタが、前記カバー兼流路箱ユニットの外面に固定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の回転機。
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