JP7330445B2 - 配管支持具 - Google Patents
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Description
図1から図14までの例を参照して、本発明の配管支持具1の各実施形態に共通する構成を説明する。図2、図3等に示すように、配管支持具1は、壁面11に設置され、配管10を支持する支持具である。配管支持具1は、壁面11に設置する状態において、壁面11に対する垂直方向を第一方向とし、第一方向と直交する方向のうちの一方を第二方向とし、第一方向及び第二方向とに直交する方向を第三方向とする。第一方向のうち壁面11の側を内側とし反対側を外側とする。
以上説明した、各実施形態に共通する配管支持具1の構成によれば、以下の効果を奏する。図1から図14までに示すように、配管支持具1は、固定部材3が壁面11に取り付けられ、固定部材3に繋がる軸部4が、設置部2に繋がって形成される立設部5、さらに立設部5に繋がって形成される軸支持部6に支持される。よって、固定部材3に繋がる軸部4は、第一方向において軸支持部6と壁面11とによって固定、及び支持されるので、配管10の重量等により荷重が加わった場合の変形が低減される。
次に、本発明の態様に係る、第一実施形態の配管支持具1aから第三実施形態の配管支持具1cまでに共通の構成を説明する。図4等に示すように、固定部材3は、軸部4と同軸上にあり軸部4に連続する第二固定部材31を含む。すなわち、軸部4は、第二固定部材31に連続するので、直接的又は間接的に壁面11に固定される。図3に示すように、第二固定部材31は、設置部2の貫通孔2dに通される。
次に、図1から図5までを参照して、本発明の態様に係る第一実施形態の配管支持具1aの構成を説明する。すでに説明した配管支持具1に共通する構成は説明を省略する。以下に説明する他の実施形態も同様である。図3に示すように、配管支持具1aは、設置面部2aに固定される連結雌ネジ部材9を備える。第二固定部材31は、少なくとも一部に雄ネジが形成される雄ネジ固定部材31aである。雄ネジ固定部材31aは、壁面11に固定されて一部が第一方向に露出する。軸部4は、先端部4eを含む少なくとも一部に雄ネジ部4aが形成され、雄ネジ固定部材31aと軸部4の雄ネジ部4aは、連結雌ネジ部材9に螺合されて連続する。
以上説明したように、第一実施形態の配管支持具1aは、以下の効果を奏する。図3から図5までに示すように、設置面部2aに固定される連結雌ネジ部材9が、雄ネジ固定部材31a及び軸部4の雄ネジ部4aと螺合される。よって、軸部4と、第二固定部材31である雄ネジ固定部材31aとが一体的に連続するので、配管10の重量等により軸部4に荷重が加わった場合の変形がより低減される。
次に、図6及び図7を参照して、本発明の態様に係る第二実施形態の配管支持具1bの構成を説明する。すでに説明した配管支持具1に共通する構成と、第一実施形態の配管支持具1aと共通の構成は説明を省略する。配管支持具1bは、第二固定部材31が、少なくとも一部に雌ネジが形成される雌ネジ固定部材31bである。雌ネジ固定部材31bは、壁面11に固定される。軸部4は、少なくとも一部に雄ネジ部4aが形成され、雌ネジ固定部材31bに螺合される。
以上説明した第二実施形態の配管支持具1bは、以下の効果を奏する。図6及び図7に示すように、軸部4は、壁面11に固定される雌ネジ固定部材31bに螺合されるので、壁面11に対して剛性が高くなる。よって、軸部4に荷重が加わった場合の変形がより低減される。また、軸部4は雌ネジ固定部材31bに直接螺合できるので、取付が簡単である。
次に、図8及び図9を参照して、本発明の態様に係る第三実施形態の配管支持具1cの構成を説明する。配管支持具1cは、軸部4の先端部4eを含む一部が第二固定部材31であり、少なくとも先端部4eが壁面11に直接固定される。図8及び図9において、軸部4のうち先端部4eを含み壁面11に埋設される部分が第二固定部材31に相当する部分である。軸部4は、先端部4eに雄ネジ部4aが形成される場合、壁面11に螺合して固定される。また、先端部4eに雄ネジが形成されない場合、軸部4の先端部4eを壁面11に打ち込むか、或いはコンクリート等により固定してもよい。配管支持具1cは、軸部4を壁面11に直接固定できるので、部品点数が少なく安価に構成できる。
次に、図10から図12までを参照して、本発明の態様に係る第四実施形態の配管支持具1dの構成を説明する。すでに説明した要素と同様の機能又は構成の要素は、同様の符号を付し、説明を省略する場合がある。
以上説明した配管支持具1dによれば、設置部2、立設部5、及び軸支持部6を一体的に形成できるので、構成が簡単であり安価であるという効果を奏する。
次に、図13及び図14を参照して、本発明の態様に係る第五実施形態の配管支持具1eの構成を説明する。配管支持具1eは、軸部4が固定される軸固定部13を備える。軸固定部13は、設置部2に連続して形成される。軸部4は、軸固定部13と設置部2を介して固定部材3に繋がる。
2、12 設置部
2a、12a 設置面部
2c 第一リブ
2g、2h 端部
3 固定部材
4 軸部
4a 雄ネジ部
4e 先端部
5 立設部
5a 立設面部
5b リブ穴
6 軸支持部
6a 軸支持面部
7 配管保持部
8 軸締結部材
9 連結雌ネジ部材
10 配管
11 壁面
13 軸固定部
30 第一固定部材
31 第二固定部材
31a 雄ネジ固定部材
31b 雌ネジ固定部材
Claims (5)
- 壁面に設置され、配管を支持する支持具であって、
前記壁面に設置する状態において、前記壁面に対する垂直方向を第一方向とし、前記第一方向と直交する方向のうちの一方を第二方向とし、前記第一方向及び前記第二方向とに直交する方向を第三方向とし、前記第一方向のうち前記壁面の側を内側とし反対側を外側とし、
前記壁面に設置される設置部と、
前記設置部を貫通し、前記壁面に取り付けられる固定部材と、
前記固定部材に繋がり、少なくとも一部に雄ネジ部が形成される軸部と、
前記設置部に繋がって形成され、前記第一方向に沿う方向に外側に向かって形成される立設部と、
前記立設部に繋がって形成され、前記軸部の前記外側の端部に隣接する部分を支持する軸支持部と、
前記軸部に連続し、前記配管を保持する配管保持部と、
雌ネジ部が形成される軸締結部材を備え、
前記固定部材は、前記第二方向において、前記設置部の両端部と前記軸部との間に、該軸部に対する略対称の位置の二箇所に取り付けられる第一固定部材と、さらに、前記軸部と同軸上にあって該軸部に連続する第二固定部材を含み、
前記壁面に設置される状態において、
前記設置部は、設置される前記壁面に沿う方向に形成される設置面部を備え、
前記設置面部は、前記第一固定部材によって前記壁面に固定され、
前記立設部は、前記設置面部に繋がって形成され、前記第二方向に沿う方向に連続する立設面部を備え、二つの前記立設面部が、互いに前記軸部を挟んで対向し、
前記軸支持部は、二つの前記立設面部の間に繋がれ、前記設置面部と略平行に軸支持面部が形成され、
前記第二固定部材は、前記壁面に固定され、
前記軸部と前記第二固定部材とは、互いに直接的又は間接的に固定されるか、又は一体で形成されることにより、前記軸部の前記内側の端部は、直接的又は間接的に前記壁面に固定され、
前記軸締結部材は、前記軸支持部の前記第一方向の外側において、前記軸部との間で締結され、
前記軸支持部は、前記軸部が前記軸締結部材によって締結されることにより、前記第一方向における内側方向への圧力を受け、
前記軸部と該軸部に繋がる前記第二固定部材は、前記軸支持部と前記壁面とに挟まれて圧縮方向の力が発生する配管支持具。 - 前記設置部に固定される連結雌ネジ部材を備え、
前記第二固定部材は、少なくとも一部に雄ネジが形成される雄ネジ固定部材であり、
前記雄ネジ固定部材は、前記壁面に固定されて一部が前記第一方向に露出し、
前記軸部は、先端を含む少なくとも一部に雄ネジ部が形成され、
前記雄ネジ固定部材と前記軸部の前記雄ネジ部は、前記連結雌ネジ部材に螺合されて連続する請求項1に記載の配管支持具。 - 前記連結雌ネジ部材は、二つの前記立設部と結合される請求項2に記載の配管支持具。
- 前記第二固定部材は、少なくとも一部に雌ネジが形成される雌ネジ固定部材であり、
前記雌ネジ固定部材は、前記壁面に固定され、
前記軸部は、少なくとも一部に雄ネジ部が形成され、前記雌ネジ固定部材に螺合される請求項1に記載の配管支持具。 - 前記軸部は、先端部を含む一部が前記第二固定部材であって、前記軸部と前記第二固定部材とは一体に形成され、
少なくとも前記先端部が前記壁面に直接固定される請求項1に記載の配管支持具。
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