JP7327139B2 - コネクタ - Google Patents

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
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Description

本発明は、コネクタに関する。
車両に搭載される車載機器等においては、機器間で大量のデータを通信したいという要請がある。また、車載機器等においては、外来妨害電波に対する耐性を高めることを目的として、同軸ケーブルやシールド付きツイストペアケーブルが用いられる。特許文献1には、複数の同軸ケーブルの端部に設けられたプラグコネクタと、基板側に設けられたレセプタクルコネクタとを有する接続用コネクタが記載されている。プラグコネクタと、レセプタクルコネクタとが接続されて、複数の同軸ケーブルは、基板側の配線と電気的に接続される。
特開2011-76811号公報
レセプタクルコネクタは、例えば基板に設けられた配線パターン等の制約を受けやすい。レセプタクルコネクタ内に設けられた信号導体は、基板側の配線パターンと、プラグコネクタの信号ピンとを接続するために、屈曲部を有して形成される場合がある。このような屈曲部では、電磁界分布の乱れによりコモンモードノイズが発生する可能性がある。
本発明は、レセプタクルで発生するコモンモードノイズを抑制することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明の一側面のコネクタは、第1信号線と、前記第1信号線の周囲を被覆する第1シールドと、を有する第1シールド線と、第2信号線と、前記第2信号線の周囲を被覆する第2シールドと、を有する第2シールド線と、前記第1シールド線及び前記第2シールド線と接続されるプラグと、第1コイルと、第2コイルとを有し、前記プラグに内蔵されるコモンモードチョークコイルと、屈曲部を有する信号ピンと、グランドに接続される金属シェルとを有し、前記プラグに接続されるレセプタクルと、を備え、前記第1コイルの一端は前記第1シールドに接続され、前記第1コイルの他端は前記金属シェルに接続され、前記第2コイルの一端は前記第2シールドに接続され、前記第2コイルの他端は前記金属シェルに接続される。
本発明の一側面のコネクタは、第1シールド線及び第2シールド線と、基板とを接続するコネクタであって、前記第1シールド線及び前記第2シールド線と接続されるプラグと、第1コイルと、第2コイルとを有し、前記プラグに内蔵されるコモンモードチョークコイルと、屈曲部を有する信号ピンと、グランドに接続される金属シェルとを有し、前記プラグに接続されるレセプタクルと、を備え、前記第1コイルの一端は、前記第1シールド線の第1シールドに接続され、前記第1コイルの他端は前記金属シェルに接続され、前記第2コイルの一端は、前記第2シールド線の第2シールドに接続され、前記第2コイルの他端は前記金属シェルに接続される。
本発明のコネクタによれば、レセプタクルで発生するコモンモードノイズを抑制することが可能である。
図1は、第1実施形態に係るコネクタの構成を示す模式図である。 図2は、第1実施形態に係るコネクタの構成を模式的に示す断面図である。 図3は、第1実施形態に係るコモンモードチョークコイルの動作を説明するための説明図である。 図4は、第2実施形態に係るコネクタの構成を示す模式図である。 図5は、第2実施形態に係るコネクタの構成を模式的に示す断面図である。
以下に、本発明のコネクタの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。各実施の形態は例示であり、異なる実施の形態で示した構成の部分的な置換又は組み合わせが可能であることは言うまでもない。第2実施形態以降では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るコネクタの構成を示す模式図である。図1に示すように、コネクタ1は、ケーブル2と、プラグコネクタ50と、レセプタクルコネクタ51と、コモンモードチョークコイル20と、を有する。
ケーブル2は、第1シールド線10-1と、第2シールド線10-2と、を有する。なお、以下の説明では、第1シールド線10-1と、第2シールド線10-2とを区別して説明する必要がない場合には、単にシールド線10と表す場合がある。
第1シールド線10-1は、第1信号線11と、第1信号線11の周囲を被覆する第1シールド15と、を有する。第2シールド線10-2は、第2信号線12と、第2信号線12の周囲を被覆する第2シールド16と、を有する。2つのシールド線10のそれぞれが、外部の電子機器100との間で信号の伝送を行う。第1シールド線10-1及び第2シールド線10-2は、それぞれ同軸ケーブルである。
なお、本実施形態では、説明を分かりやすくするために、2本の第1シールド線10-1及び第2シールド線10-2がプラグコネクタ50に接続されている構成を説明するが、これに限定されない。コネクタ1は、1つのプラグコネクタ50に3本以上の多数のシールド線10が束ねて接続されて、ワイヤハーネスとして形成されてもよい。また、本実施形態のコネクタ1は、例えば、車載機器用差動伝送技術の一つであるPCI-expressに採用されてもよい。PCI-expressにおいては、4本のシールド線10が、1つのプラグコネクタ50に接続される。
プラグコネクタ50は、内部導体として設けられる複数のプラグ信号ピン56、57及びプラググランドピン58と、これら内部導体の周囲を被覆するシェル59と、を有する。プラグコネクタ50は、第1シールド線10-1及び第2シールド線10-2と接続される。すなわち、第1信号線11は、プラグ信号ピン56と電気的に接続され、第2信号線12は、プラグ信号ピン57と電気的に接続される。また、第1シールド15及び第2シールド16は、プラグコネクタ50に内蔵されたコモンモードチョークコイル20を介して、プラググランドピン58と電気的に接続される。
レセプタクルコネクタ51は、内部導体として設けられる複数のレセプタクル信号ピン52、54及びレセプタクルグランドピン53と、これら内部導体の周囲を被覆する金属シェル55と、を有する。レセプタクルコネクタ51は、基板30に実装され、プラグコネクタ50と接続される。これにより、レセプタクルコネクタ51の複数のレセプタクル信号ピン52、54と、プラグコネクタ50の複数のプラグ信号ピン56、57とが、それぞれ電気的に接続される。また、レセプタクルコネクタ51のレセプタクルグランドピン53と、プラグコネクタ50のプラググランドピン58とが電気的に接続される。
レセプタクルグランドピン53は、接続部55aで金属シェル55と電気的に接続される。レセプタクルグランドピン53は、任意の箇所で金属シェル55と接続されていればよく、1箇所に限らず複数箇所で金属シェル55と接続されてもよい。また、複数のレセプタクル信号ピン52、54及び複数のプラグ信号ピン56、57は、金属シェル55と非接触である。金属シェル55は、IC40のグランド端子GNDあるいは基板30に設けられた基板グランド31(図2参照)を介して、一定の基準電位に接続される。
基板30には、基板グランド31と、IC(Integrated Circuit)40と、が設けられる。基板30は、平板状の絶縁性基板であり、例えばガラスエポキシ等のプリント基板、あるいは、アルミナ基板等のセラミックス基板、あるいは、ポリイミド等のフレキシブル基板である。
IC40は、基板30に実装される。IC40は、シールド線10ごとに設けられた複数の信号源43、45と、グランド端子44と、を有する。第1信号線11は、プラグ信号ピン56及びレセプタクル信号ピン52を介して、IC40の信号源43に接続される。第2信号線12は、プラグ信号ピン57及びレセプタクル信号ピン54を介して、IC40の信号源45に接続される。また、プラグコネクタ50のプラググランドピン58は、レセプタクルコネクタ51のレセプタクルグランドピン53を介してIC40のグランド端子44に接続される。
コモンモードチョークコイル20は、プラグコネクタ50に内蔵され、第1コイル21と、第2コイル22とを有する。つまり、プラグコネクタ50のシェル59が、コモンモードチョークコイル20の周囲を覆う。1対のシールド線10(第1シールド線10-1及び第2シールド線10-2)に対して1つのコモンモードチョークコイル20が設けられる。例えば、n本(nは偶数)のシールド線10がプラグコネクタ50に接続されている場合には、(n/2)個のコモンモードチョークコイル20がプラグコネクタ50に内蔵される。
第1コイル21の一端は第1シールド15に接続され、第1コイル21の他端は、プラググランドピン58を介して金属シェル55に接続される。第2コイル22の一端は第2シールド16に接続され、第2コイル22の他端はプラググランドピン58を介して金属シェル55に接続される。
図2は、第1実施形態に係るコネクタの構成を模式的に示す断面図である。図2に示すように、レセプタクルコネクタ51は、基板30の表面と平行な面で、基板30に実装される。また、レセプタクルコネクタ51は、基板30の表面と交差する面で、プラグコネクタ50と接続される。プラグコネクタ50に接続された第1シールド線10-1及び第2シールド線10-2は、基板30の表面と平行な方向に延在する。複数のレセプタクル信号ピン52、54は、金属シェル55に設けられた開口55b、55cを介して、プラグコネクタ50のプラグ信号ピン56、57と電気的に接続される。
複数のレセプタクル信号ピン52、54及びレセプタクルグランドピン53は、基板30の内層あるいは表層に設けられた配線パターンを介してIC40と電気的に接続される。また、レセプタクルグランドピン53及び金属シェル55は、基板グランド31に接続されていてもよい。基板グランド31は、例えば、基板30に設けられた導電層で形成される。
複数のレセプタクル信号ピン52、54及びレセプタクルグランドピン53には、屈曲部BPが形成される。具体的には、複数のレセプタクル信号ピン52、54及びレセプタクルグランドピン53は、それぞれ、基板30の表面に垂直な方向に延在する部分と、基板30の表面に平行な方向に延在する部分とが接続されて屈曲部BPを形成する。複数のレセプタクル信号ピン52、54及びレセプタクルグランドピン53に伝導される信号により、屈曲部BPでノイズが発生する可能性がある。
本実施形態では、プラグコネクタ50にコモンモードチョークコイル20が設けられているので、屈曲部BPで発生するコモンモードノイズが、シールド線10に伝わることを抑制することができる。
図3は、第1実施形態に係るコモンモードチョークコイルの動作を説明するための説明図である。図3に示すように、第1コイル21及び第2コイル22は、コア23に互いに逆方向に巻かれている。
第1コイル21の他端及び第2コイル22の他端に、矢印C1、C2で示すように、同方向のコモンモード電流が流れると、第1コイル21及び第2コイル22でそれぞれ磁界が発生する。第1コイル21及び第2コイル22でそれぞれ発生する磁界は互いに強め合う。コモンモードチョークコイル20は、高インピーダンスとなり、フィルタとして機能する。
本実施形態では、コモンモードチョークコイル20は、プラグコネクタ50に内蔵される。すなわち、コモンモードチョークコイル20は、レセプタクルコネクタ51と、複数のシールド線10との間に設けられる。これにより、レセプタクルコネクタ51の屈曲部BPでコモンモードノイズが発生した場合であっても、コモンモードノイズがレセプタクルコネクタ51からシールド線10の第1シールド15及び第2シールド16に伝わることを抑制することができる。この結果、コネクタ1は、コモンモードノイズによるシールド線10からのノイズの放射を抑制することができる。
また、2つのシールド線10に対して1つのコモンモードチョークコイル20を実装すればよい。このため、シールド線10ごとにコモンモードチョークコイル20を設ける構成に比べて、ノイズ対策部品の数を抑制することができる。この結果、部品点数削減によるプラグコネクタ50の小型化及びコストダウンを実現することができる。
なお、第1実施形態及び変形例に示した構成は、あくまで一例であり適宜変更することができる。例えば、図3では、コモンモードチョークコイル20のコア23はリング状であるが、理解を容易にするために例示したものであり、これに限定されない。コア23は、例えば、I型やE型のコアであってもよい。I型やE型のコモンモードチョークコイル20の場合、リング型とは異なり、第1コイル21及び第2コイル22は、同じ方向に2本束ねて巻かれる構造となる。また、コモンモードチョークコイル20は、積層型であってもよい。また、レセプタクルコネクタ51は、基板30の表面と垂直な方向でプラグコネクタ50と接続されてもよい。この場合、複数のシールド線10は基板30の表面と垂直な方向に延在してもよい。この場合であっても、プラグコネクタ50のプラグ信号ピン56、57等の配置ピッチと、基板30の配線パターンの配置ピッチとの整合をとるために、レセプタクルコネクタ51のレセプタクル信号ピン52、54等には屈曲部BPが形成される。
以上説明したように、本実施形態のコネクタ1は、第1シールド線10-1と、第2シールド線10-2と、プラグ(プラグコネクタ50)と、コモンモードチョークコイル20と、レセプタクル(レセプタクルコネクタ51)と、を備える。第1シールド線10-1は、第1信号線11と、第1信号線11の周囲を被覆する第1シールド15と、を有する。第2シールド線10-2は、第2信号線12と、第2信号線12の周囲を被覆する第2シールド16と、を有する。プラグは、第1シールド線10-1及び第2シールド線10-2と接続される。コモンモードチョークコイル20は、第1コイル21と、第2コイル22とを有し、プラグに内蔵される。レセプタクルは、屈曲部BPを有するレセプタクル信号ピン52、54と、グランドに接続される金属シェル55とを有し、プラグに接続される。第1コイル21の一端は第1シールド15に接続され、第1コイル21の他端は金属シェル55に接続される。第2コイル22の一端は第2シールド16に接続され、第2コイル22の他端は金属シェル55に接続される。
これによれば、レセプタクルコネクタ51の屈曲部BPにノイズが発生した場合であっても、コモンモードノイズがレセプタクルコネクタ51からシールド線10に伝わることを抑制することができる。したがって、コネクタ1は、コモンモードノイズによるノイズの放射を抑制することができる。
また、2つのシールド線10に対して1つのコモンモードチョークコイル20が設けられるので、シールド線10ごとに基板グランド31との間にコモンモードチョークコイル20を設ける構成に比べて、ノイズ対策部品の数を抑制することができる。したがって、コネクタ1によれば、ノイズ対策部品の数を抑制しつつ、外部ノイズがシールド線10に伝わることを抑制することが可能である。
また、コネクタ1において、レセプタクルは、複数の信号源43、45及び基板グランド31が設けられた基板30に接続される。
これによれば、レセプタクルコネクタ51は、複数の信号源43、45からの信号を、第1シールド線10-1の第1信号線11及び第2シールド線10-2の第2信号線12にそれぞれ伝送できる。また、金属シェル55と基板グランド31とを接続することで、金属シェル55に一定の基準電位を供給できる。
また、コネクタ1において、第1シールド線10-1及び第2シールド線10-2は、それぞれ同軸ケーブルである。
これによれば、第1シールド線10-1及び第2シールド線10-2は、ノイズ耐性を高めることができる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係るコネクタの構成を示す模式図である。図5は、第2実施形態に係るコネクタの構成を模式的に示す断面図である。第2実施形態では、第1実施形態とは異なり、第1シールド線10A-1及び第2シールド線10A-2が、それぞれツイストペアで形成される構成について説明する。なお、以下の説明では、第1シールド線10A-1と、第2シールド線10A-2とを区別して説明する必要がない場合には、単にシールド線10Aと表す場合がある。
図4に示すように、第1シールド線10A-1は、1対の第1信号線11a、11bと、1対の第1信号線11a、11bを被覆する第1シールド15と、を有する。第2シールド線10A-2は、1対の第2信号線12a、12bと、1対の第2信号線12a、12bを被覆する第2シールド16と、を有する。
第1信号線11a、11b及び第2信号線12a、12bは、それぞれツイストペア線として形成される。これにより、各シールド線10Aはノイズの放射を抑制することができる。
プラグコネクタ50には、プラグ信号ピン56a、56b、57a、57bが設けられる。プラグ信号ピン56a、56b、57a、57bは、それぞれ、第1信号線11a、11b及び第2信号線12a、12bと接続される。
同様に、レセプタクルコネクタ51には、複数のレセプタクル信号ピン52a、52b、54a、54bが設けられている。複数のレセプタクル信号ピン52a、52bは、それぞれ、プラグコネクタ50のプラグ信号ピン56a、56bを介して、第1信号線11a、11bと電気的に接続される。複数のレセプタクル信号ピン54a、54bは、それぞれ、プラグコネクタ50のプラグ信号ピン57a、57bを介して、第2信号線12a、12bと電気的に接続される。また、複数のレセプタクル信号ピン52a、52b、54a、54bは、それぞれIC40の信号源43a、43b、45a、45bに電気的に接続される。
なお、コモンモードチョークコイル20と、シールド線10A及び金属シェル55との接続構造は、上述した第1実施形態と同様である。
図5に示すように、複数のレセプタクル信号ピン52a、52b、54a、54b及びレセプタクルグランドピン53には、屈曲部BPが形成される。本実施形態では、上述した第1実施形態に比べて、レセプタクル信号ピン52a、52b、54a、54bの数が増加し、レセプタクルコネクタ51の構成が複雑になる。この結果、屈曲部BPにおいてノイズが発生する可能性が高くなる。この場合であっても、レセプタクルコネクタ51と、複数のシールド線10Aとの間にコモンモードチョークコイル20が設けられるので、コモンモードノイズがレセプタクルコネクタ51からシールド線10Aの第1シールド15及び第2シールド16に伝わることを抑制することができる。この結果、コネクタ1Aは、コモンモードノイズによるノイズの放射を抑制することができる。
なお、上記した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1、1A コネクタ
2 ケーブル
10、10A シールド線
10-1、10A-1 第1シールド線
10-2、10A-2 第2シールド線
11、11a、11b 第1信号線
12、12a、12b 第2信号線
15 第1シールド
16 第2シールド
20 コモンモードチョークコイル
21 第1コイル
22 第2コイル
30 基板
31 基板グランド
40 IC
43、43a、43b、45、45a、45b 信号源
44 グランド端子
50 プラグコネクタ(プラグ)
51 レセプタクルコネクタ(レセプタクル)
52、52a、52b、54、54a、54b レセプタクル信号ピン(信号ピン)
56、56a、56b、57、57a、57b プラグ信号ピン
53 レセプタクルグランドピン
58 プラググランドピン
55 金属シェル
59 シェル

Claims (6)

  1. 第1信号線と、前記第1信号線の周囲を被覆する第1シールドと、を有する第1シールド線と、
    第2信号線と、前記第2信号線の周囲を被覆する第2シールドと、を有する第2シールド線と、
    前記第1シールド線及び前記第2シールド線と接続されるプラグと、
    第1コイルと、第2コイルとを有し、前記プラグに内蔵されるコモンモードチョークコイルと、
    屈曲部を有する信号ピンと、グランドに接続される金属シェルとを有し、前記プラグに接続されるレセプタクルと、を備え、
    前記第1コイルの一端は前記第1シールドに接続され、前記第1コイルの他端は前記金属シェルに接続され、
    前記第2コイルの一端は前記第2シールドに接続され、前記第2コイルの他端は前記金属シェルに接続される
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記レセプタクルは、複数の信号源及び基板グランドが設けられた基板に接続される
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
    前記第1シールド線は、1対の前記第1信号線を有し、前記第1シールドは、1対の前記第1信号線の周囲を被覆し、
    前記第2シールド線は、1対の前記第2信号線を有し、前記第2シールドは、1対の前記第2信号線の周囲を被覆する
    コネクタ。
  4. 請求項3に記載のコネクタであって、
    1対の前記第1信号線及び1対の前記第2信号線は、それぞれ、ツイストペアである
    コネクタ。
  5. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
    前記第1シールド線及び前記第2シールド線は、それぞれ同軸ケーブルである
    コネクタ。
  6. 第1シールド線及び第2シールド線と、基板とを接続するコネクタであって、
    前記第1シールド線及び前記第2シールド線と接続されるプラグと、
    第1コイルと、第2コイルとを有し、前記プラグに内蔵されるコモンモードチョークコイルと、
    屈曲部を有する信号ピンと、グランドに接続される金属シェルとを有し、前記プラグに接続されるレセプタクルと、を備え、
    前記第1コイルの一端は、前記第1シールド線の第1シールドに接続され、前記第1コイルの他端は前記金属シェルに接続され、
    前記第2コイルの一端は、前記第2シールド線の第2シールドに接続され、前記第2コイルの他端は前記金属シェルに接続される
    コネクタ。
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