JP7326996B2 - 処理装置、処理プログラム及び処理方法 - Google Patents

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本発明は、処理装置、処理プログラム及び処理方法に関するものであり、例えばコンタクトセンタで働くオペレータの業務を引き継ぐシステムに適用して好適なものである。
近年、多くのコールセンタ(コンタクトセンタ)では、顧客からの電話やチャット(文字列によるやりとり)を介した問い合わせにオペレータが対応する際に、該オペレータの負担を軽減するためのコールセンタシステム(コンタクトセンタシステム)が導入されている。そのようなコンタクトセンタシステムでは、チャット機能により自動で問い合わせを受け、チャットで対応できない難しい問い合わせのみをオペレータにつなぐことにより、コンタクトセンタでの人員不足の問題を解決するものがある(例えば、非特許文献1参照)。
"富士通株式会社"、[平成31年7月18日検索]、インターネット<http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/05/16-1.html>
このようなコンタクトセンタシステムにおいては、例えばあるオペレータの業務終了予定時刻が近づいてきた際に、未だチャットが終了せず継続していた場合、対応中のチャット通信の内容を他のオペレータに引き継いでから業務を終了する必要があり、そのような場合において、オペレータ業務をより一層円滑に引き継ぐことが望まれている。
本発明は以上の点を考慮したものであり、従来と比べてオペレータ業務を円滑に引き継ぎ得る処理装置、処理プログラム及び処理方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の処理装置においては、ユーザにより使用される第1装置と、第1オペレータにより使用される第2装置と、第2オペレータにより使用される第3装置と接続された処理装置であって、ユーザと第1オペレータとの間におけるチャットのデータを第1データとして所定の記憶部に蓄積する第1処理部と、現在から第1所定時間を経過すると、第1オペレータの業務終了時間以降となる場合、記憶部に蓄積された第1データを第3装置に送信する第2処理部と、第2処理部が第1データを第3装置に送信した後に、第1データを特定する第2情報を第3装置から受信すると、ユーザと第1オペレータとの間の接続を、ユーザと第2オペレータとの間の接続に切り替える第3処理部とを設けるようにした。
また本発明の処理プログラムにおいては、ユーザにより使用される第1装置と、第1オペレータにより使用される第2装置と、第2オペレータにより使用される第3装置と接続された処理装置を、ユーザと第1オペレータとの間におけるチャットのデータを第1データとして所定の記憶部に蓄積する第1処理部と、現在から第1所定時間を経過すると、第1オペレータの業務終了時間以降となる場合、記憶部に蓄積された第1データを第3装置に送信する第2処理部と、第2処理部が第1データを第3装置に送信した後に、第1データを特定する第2情報を第3装置から受信すると、ユーザと第1オペレータとの間の接続を、ユーザと第2オペレータとの間の接続に切り替える第3処理部として機能させるようにした。
さらに本発明の処理方法においては、ユーザにより使用される第1装置と、第1オペレータにより使用される第2装置と、第2オペレータにより使用される第3装置と接続された処理装置の処理方法であって、処理装置は、ユーザと第1オペレータとの間におけるチャットのデータを第1データとして所定の記憶部に蓄積する第1処理部と、現在から第1所定時間を経過すると、第1オペレータの業務終了時間以降となる場合、記憶部に蓄積された第1データを第3装置に送信する第2処理部と、第2処理部が第1データを第3装置に送信した後に、第1データを特定する第2情報を第3装置から受信すると、ユーザと第1オペレータとの間の接続を、ユーザと第2オペレータとの間の接続に切り替える第3処理部とを設けるようにした。
本発明によれば、従来と比べてオペレータ業務を円滑に引き継ぎ得る処理装置、処理プログラム及び処理方法を実現できる。
コンタクトセンタシステムの構成を示す図である。 顧客対応処理手順(1)を示すシーケンスチャートである。 顧客対応処理手順(2)を示すシーケンスチャートである。 抽出チャットデータ表示画面を示す図である。 メッセージ履歴表示画面を示す図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、これを実施の形態と呼ぶ)について、図面を用いて説明する。
[1.コンタクトセンタシステムの構成]
図1に模式的な構成を示すように、コンタクトセンタシステム1は、企業等のコンタクトセンタ2と、顧客が操作する顧客電話機10及び顧客端末20とにより構成されている。このコンタクトセンタ2は、顧客が操作する顧客電話機10に対し公衆網3により接続されていると共に、顧客が操作する顧客端末20に対しIP網4により接続されている。
公衆網3は、公衆電話回線を中継する回線網であり、主に音声による通話の接続や切断、或いは中継等の処理を行う。IP網4は、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等のプロトコルを用いた情報ネットワーク網であり、パケット化された種々の情報を中継し、それぞれの宛先に到達させる。因みにコンタクトセンタ2には、複数の顧客電話機10が公衆網3を介して、また複数の顧客端末20がIP4を介して接続されているが、説明の都合上、図1において顧客電話機10及び顧客端末20をそれぞれ1台のみ表示している。
コンタクトセンタ2は、複数のオペレータOP(OPA1、OPA2、…、OPB1、OPB2、…)が勤務しており、該オペレータが顧客への対応、すなわち該顧客との間でチャット(文字列による相互のやりとり)や通話(電話回線を介した会話)によるコミュニケーションを行う。このコンタクトセンタ2には、公衆網ゲートウェイ装置11、IP網ゲートウェイ装置12、コンタクトセンタサーバ5、複数のオペレータ端末15(15A1、15A2、…、15B1、15B2、…)及び管理者端末17が設けられており、これらがネットワークである通信網19を介して相互に接続されている。
公衆網ゲートウェイ装置11は、公衆網3に接続されており、通話データや呼制御手順を中継する処理を行う。IP網ゲートウェイ装置12は、IP網4に接続されており、各種データパケットを中継する他、いわゆるIP通話における通話データや呼制御手順を中継する処理等を行う。
各オペレータ端末15は、例えば一般的なパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)と類似した構成となっており、各オペレータOP(OPA1、OPA2、…、OPB1、OPB2、…)によりそれぞれ操作される端末装置であり、顧客の問い合わせに応答する機能(例えば電話機能)を有している。ここで、オペレータ端末15A1、15A2、15B1及び15B2は、それぞれオペレータOPA1、OPA2、OPB1及びOPB2により操作されるとする。
コンタクトセンタ2には、複数の就業時間別グループ16(16A、16B、…)が存在し、オペレータOPは就業する時間別のグループに分けられている。就業時間別グループ16Aには、オペレータ端末15A(15A1、15A2、…)を利用する第1オペレータ(オペレータ(OPA1、OPA2、…))が所属している。一方、就業時間別グループ16Bには、オペレータ端末15B(15B1、15B2、…)を利用する第2オペレータ(オペレータ(OPB1、OPB2、…))が所属している。ここで、就業時間別グループ16Aは、例えば、業務開始予定時刻が9時、業務終了予定時刻が18時に設定されており、9時から18時まで就業するオペレータOPが所属するグループである。また就業時間別グループ16Bは、例えば、業務開始予定時刻が17時、業務終了予定時刻が24時に設定されており、17時から24時まで就業するオペレータOPが所属するグループである。
管理者端末17は、例えば一般的なパーソナルコンピュータと類似した構成となっており、チャットや音声通信によって顧客の対応をするオペレータOPとは別に、管理者により操作される端末装置であり、コンタクトセンタ2の稼働状況を確認及び制御する機能を有している。
コンタクトセンタサーバ5は、顧客に提供するコンタクトセンタサービス(つまり顧客対応サービス)にかかる処理を実行するサーバ装置である。このコンタクトセンタサーバ5は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)やハードディスク等の記憶部と、ネットワークインタフェースとを有しており、CPUによりROM等から所定のプログラムを読み出し、RAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより、種々の処理を行う。
このコンタクトセンタサーバ5は、呼制御装置13と、チャット制御装置14と、チャット業務管理装置18とを有している。呼制御装置13は、顧客電話機10からの着信(音声通話)を適切なオペレータOPに自動的に分配するACD(Automatic Call Distribution:自動呼分配)処理部として機能すると共に、顧客電話機10とオペレータ端末15との間で通話を行う場合、すなわち顧客とオペレータOPとが電話を介して会話を行う場合に、電話回線の接続処理を制御する。チャット制御装置14は、顧客との間でチャットをやりとりし、またオペレータOPが該チャットに参加した場合におけるチャットのやりとりを制御する。
チャット業務管理装置18は、例えば一般的なパーソナルコンピュータと類似した構成である。このチャット業務管理装置18は、チャットデータ登録部31と、チャットデータ蓄積部32と、チャットデータ抽出部33とを有しており、オペレータOPがオペレータ端末15で対応しているチャット通信のデータをチャットデータ35として蓄積及び管理する機能を有している。このチャットデータ35は、チャット呼識別ID、通信履歴、対応オペレータ及び業務終了予定時刻を含んでいる。チャット呼識別IDは、チャット呼毎に固有の識別子である。通信履歴は、チャット通信時間、メッセージ数、接続先、お客様名及びメッセージ履歴を有している。チャット通信時間は、チャット呼を開始してから経過した時間である。メッセージ数は、チャット呼を開始してから顧客とオペレータOPとの間で現在までにやりとりしたメッセージの総数である。接続先は、例えば新規契約、契約変更、故障相談や契約確認等のように、顧客が企業に対し応答を希望する業務内容である。お客様名は、顧客の名前である。メッセージ履歴は、チャット呼における顧客とオペレータOPとのやりとりのメッセージの文字データである。対応オペレータは、チャット呼に対応しているオペレータ毎に固有の識別子である。業務終了予定時刻は、対応オペレータがチャット対応の業務を終了させる予定の時刻である。
チャットデータ登録部31は、チャットデータ35を、ハードディスク等の記憶部としてのチャットデータ蓄積部32に登録する。チャットデータ抽出部33は、チャットデータ蓄積部32に登録されたチャットデータ35から、業務終了予定時刻までの時間がある一定時間よりも短くなった(すなわち業務終了予定時刻が近づいてきた)チャットデータ35を、抽出チャットデータとして抽出する。またチャットデータ抽出部33は、業務終了予定時刻までの時間が一定時間以上の(すなわち業務終了予定時刻がまだ近づいてきていない)オペレータOPが所属する就業時間別グループ16の全てのオペレータOPのオペレータ端末15へ、抽出チャットデータを送信する。
オペレータ端末15は、チャットデータ抽出部33から受信した抽出チャットデータを、例えば液晶ディスプレイ等の表示部に表示することにより、該抽出チャットデータにより示される、顧客とオペレータOPとのチャット通信の内容を、オペレータOPが閲覧できるようにする。例えばオペレータ端末15は、オペレータOPが業務開始時にオペレータ端末15にログインした際に、業務終了予定時刻までの時間がある一定時間よりも短くなった、他のオペレータOPのチャットの全ての抽出チャットデータをチャット業務管理装置18から受信し、表示部に表示させる。
また、公衆網3を介してコンタクトセンタ2と接続される顧客電話機10は、顧客が使用する音声通話装置であり、コンタクトセンタ2により提供されるコンタクトセンタサービスを利用するための通信装置である。顧客電話機10は、例えば固定電話端末等である。
さらに、IP網4を介してコンタクトセンタ2と接続される顧客端末20は、顧客が使用する通信装置であり、コンタクトセンタ2により提供されるコンタクトセンタサービスを利用するための通信装置である。顧客端末20は、例えば携帯電話端末、音声通話ソフトウェアがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC)、音声入出力装置(マイクロフォンとスピーカーやヘッドセット)が接続されたタブレット端末等である。
[2.顧客対応処理]
次に、コンタクトセンタシステム1において、業務終了予定時刻が近づいてきたオペレータOPが、顧客との間で行っているチャットを、業務終了予定時刻が近づいてきていないオペレータOPに引き継ぐ、図2に示す顧客対応処理手順RT1について説明する。顧客が顧客端末20に質問文を入力すると、図2のステップSP1において顧客端末20は、質問文を公衆網3を介してコンタクトセンタ2へ送信する。
コンタクトセンタ2のチャット制御装置14は、顧客端末20から質問文を受信すると、ステップSP2において、呼制御装置13にオペレータOPの割り当てを依頼する。ステップSP3において呼制御装置13は、対応オペレータとして例えばオペレータOPA1を割り当てる。
ステップSP4においてオペレータ端末15A1は、呼制御装置13が割り当てたオペレータOPA1により、顧客とのチャット通信を開始する。オペレータOPA1がチャット通信を開始すると、ステップSP5においてチャットデータ登録部31は、通信を開始したチャットのデータをチャットデータ35としてチャットデータ蓄積部32に保存していく。ステップSP6においてチャットデータ抽出部33は、一定時間内に業務終了予定時刻になるチャットデータをチャットデータ蓄積部32から抽出し、業務終了予定時刻までの時間が一定時間以上の各オペレータOPのオペレータ端末15に送信する。
ここでは、現在17時であり、就業時間別グループ16Aに所属しているオペレータOPAは、一定時間(例えば1時間)内に業務終了予定時刻である18時になる一方、就業時間別グループ16Bに所属しているオペレータOPBは、一定時間(例えば1時間)内には業務終了予定時刻である24時にならないとする。なお図2においてはオペレータ端末15A1及びオペレータ端末15B1のみを図示し、チャットデータ抽出部33からチャットデータをオペレータ端末15B1に送信して表示させているが、実際には、チャットデータ抽出部33は、就業時間別グループ16Bに所属している全てのオペレータOPBのオペレータ端末15Bや、一定時間内に業務終了予定時刻にならない就業時間別グループ16に所属しているオペレータOPのオペレータ端末15に抽出チャットデータを送信する。
ステップSP7においてオペレータ端末15B1は、抽出チャットデータに基づき、図4に示す抽出チャットデータ表示画面36を表示部に表示させる。この抽出チャットデータ表示画面36においては、例えばチャット呼識別IDが“1”の抽出チャットデータは、チャット通信時間が5時間、メッセージ数が10個、接続先が新規契約、お客様名が鈴木一郎、対応オペレータが田中太郎、業務終了予定時刻が18時となっている。田中太郎はオペレータOPA1であるとする。因みにこの抽出チャットデータ表示画面36は、オペレータOPが所属する接続先のグループ以外の情報はフィルタリング処理により表示しなくなっている。ここで、例えばオペレータOPB1は、チャットデータ通信時間が5時間経過しており、今後もチャットが継続する可能性が高い、チャット呼識別IDが“1”のチャットを優先的に引き継ぐことを検討し、抽出チャットデータ表示画面36における、チャット呼識別IDが“1”の部分をクリックしたとする。
このとき図3に示すステップSP8においてオペレータ端末15B1は、チャット呼識別IDが“1”の抽出チャットデータに含まれるメッセージ履歴を含む、図5に示すメッセージ履歴表示画面37を表示部に表示させる。このメッセージ履歴表示画面37は、顧客とオペレータOPA1とのメッセージ履歴の内容を示すメッセージ履歴表示部38と、引き継ぐボタンBT1と、閉じるボタンBT2とが表示されている。オペレータOPB1は、メッセージ履歴を確認し、オペレータOPA1からチャット担当を引き継ぐことが可能であると判断し、引き継ぐボタンBT1をクリックしたとする。この場合、ステップSP9において、オペレータ端末15B1は、オペレータOPB1の操作に基づき、担当を引き継ぐことができるとオペレータOPB1が判断したチャット呼のチャット呼識別IDを呼制御装置13へ通知する。
ステップSP10において呼制御装置13は、通知されたチャット呼を担当しているオペレータOPA1が操作するオペレータ端末15A1へ、他のオペレータOPB1にチャット呼を引き継ぐことを通知すると共に、顧客とオペレータ端末15A1との通信を切断し、ステップSP11へ移る。ステップSP11において呼制御装置13は、チャット呼識別IDを通知してきたオペレータOPB1が操作するオペレータ端末15B1に、通知されたチャット呼を転送する。
[3.効果等]
以上の構成においてコンタクトセンタサーバ5は、あるオペレータOP(引継元オペレータとも呼ぶ)のチャット通信中のチャットデータをチャットデータ蓄積部32に保存し、該引継元オペレータから他のオペレータOP(引継先オペレータとも呼ぶ)へチャットを引き継ぐ前に、引継元オペレータのチャットデータをチャットデータ蓄積部32から抽出して、引継先オペレータのオペレータ端末15へ表示させるようにした。
またコンタクトセンタサーバ5は、引継先オペレータが引継元オペレータのチャットデータのメッセージ履歴を確認した後に、チャットを引き継ぐことを呼制御装置13に通知すると、呼制御装置13から引継先オペレータのオペレータ端末15へチャット呼を転送するようにした。
このためコンタクトセンタサーバ5は、引継先オペレータが引継元オペレータからチャットを引き継ぐ際に、引継元オペレータのチャットデータを引継先オペレータに確認させ、チャットを引き継ぐか否かを引継元オペレータに選択させた後に、引継先オペレータにチャットを引き継がせることができる。
これによりコンタクトセンタサーバ5は、業務の引き継ぎに時間を使うことなく、引継元オペレータが対応中のチャット呼を引継先オペレータに引き継がせることができる。またコンタクトセンタサーバ5は、引継先オペレータがメッセージ履歴を確認して、例えば自分の得意分野の内容のチャットであるため引き継ぐと決定した場合に、該引継先オペレータに引継元オペレータからチャットを引き継ぐことができるため、無作為に決定した引継先オペレータへチャットを引き継がせる場合と比較して、引き継ぎ後に円滑にチャットを継続させることができ、顧客満足度を向上できる。
ここで、従来のコンタクトセンタシステムにおいては、チャット接続を担当する引継元オペレータは、担当しているチャット通信が全て終了してから業務を終了する場合があった。また、チャットによる通信は、応答がすぐに顧客から返ってくるとは限らないため、音声による通信よりも通信時間が長くなる可能性がある。そのため従来のコンタクトセンタシステムにおいては、チャット通信が全て終了してから業務を終了する場合、業務終了予定時刻になっても業務が終了できない恐れがあった。そのため従来のコンタクトセンタシステムにおいては、業務終了予定時刻までにチャット通信を全て終了させ業務を終了させるために、業務終了予定時刻が近づいてくると仕事量を減らす必要があり、サービス品質や業務効率の低下につながる恐れがあった。
このため、担当しているチャット通信が終了せずに業務終了予定時刻が近づいてきた場合、対応中のチャット通信の内容を他の引継先オペレータに引き継いでから業務を終了することにより、業務効率を向上させることがある。
これに対しコンタクトセンタサーバ5は、引継元オペレータの業務終了予定時刻が近づいたチャット呼のメッセージ履歴を、引継先オペレータのオペレータ端末15に表示させ、引継先オペレータがメッセージ履歴を確認して引き継ぐと決定した場合に引継元オペレータからチャットを引き継ぐようにした。
このためコンタクトセンタサーバ5は、業務の引き継ぎに時間を使うことなく、引継元オペレータが対応中のチャット呼を引継先オペレータに引き継がせることができる。これによりコンタクトセンタサーバ5は、サービス品質や業務効率を保ちつつ、オペレータに対し就業時間内に業務を終了させることができる。
以上の構成によればコンタクトセンタサーバ5は、ユーザにより使用される第1装置としての顧客端末20と、第1オペレータとしてのオペレータOPA1により使用される第2装置としてのオペレータ端末15A1と、第2オペレータとしてのオペレータOPB1により使用される第3装置としてのオペレータ端末15B1と接続されたコンタクトセンタサーバ5であって、ユーザとオペレータOPA1との間におけるチャットのデータである第1データとしてのチャットデータ35を所定の記憶部としてのチャットデータ蓄積部32に蓄積するチャットデータ登録部31と、チャットデータ蓄積部32に蓄積されたチャットデータ35を抽出チャットデータとしてオペレータ端末15B1に送信するチャットデータ抽出部33と、チャットデータ抽出部33が抽出チャットデータをオペレータ端末15B1に送信した後に、チャットデータ35を特定する第2情報としてのチャット呼識別IDをオペレータ端末15B1から受信すると、ユーザとオペレータOPA1との間の接続を、ユーザとオペレータOPB1との間の接続に切り替える呼制御装置13とを設けるようにした。
これによりコンタクトセンタサーバ5は、引継先オペレータであるオペレータOPB1が引継元オペレータであるオペレータOPA1からチャットを引き継ぐ際に、引継元オペレータのチャットデータを引継先オペレータに確認させた後に、引継先オペレータにチャットを引き継がせることができる。
かくしてコンタクトセンタサーバ5は、従来と比べてオペレータ業務を円滑に引き継ぐことができる。
[4.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、業務終了予定時刻までの時間が一定時間よりも短くなったチャットデータを、業務終了予定時刻までの時間が一定時間以上のオペレータOPが所属する就業時間別グループ16の全てのオペレータOPのオペレータ端末15へ送信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、業務終了予定時刻までの時間にかかわらず、引継元オペレータから引継先オペレータへチャットを引き継ぐ際に、引継元オペレータのチャットデータを引継先オペレータのオペレータ端末15へ送信して表示させ引継先オペレータにチャットデータを確認させてから、引継元オペレータから引継先オペレータへチャットを引き継いでも良い。その場合においても引継先オペレータは、チャットデータのメッセージ履歴を確認してからチャットを引き継ぐことができるため、円滑にチャットを引き継ぐことができる。
また上述した実施の形態においては、業務終了予定時刻までの時間が一定時間よりも短くなったチャットデータを抽出チャットデータとして抽出する場合について述べた。本発明はこれに限らず、当日に何時間業務を行う予定であるかを示す、例えば8時間等の総業務予定時間までの、当日実際に勤務した累計時間が一定時間よりも短くなったチャットデータを抽出チャットデータとして抽出しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、業務終了予定時刻までの時間がある一定時間よりも短くなったチャットデータを、業務終了予定時刻までの時間が一定時間以上のオペレータOPが所属する就業時間別グループ16の全てのオペレータOPのオペレータ端末15へ送信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、業務終了予定時刻までの時間がある一定時間よりも短くなったチャットデータを、業務終了予定時刻までの時間がある一定時間よりも短くなったチャットデータを担当しているオペレータOPが所属する就業時間別グループ16を含む、全ての就業時間別グループ16の全てのオペレータOPのオペレータ端末15へ送信しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、抽出チャットデータ表示画面36は、チャット呼識別ID、通信履歴、対応オペレータ及び業務終了予定時刻の情報を提示し、通信履歴は、チャット通信時間、メッセージ数、接続先、お客様名及びメッセージ履歴を有する場合について述べた。本発明はこれに限らず、抽出チャットデータ表示画面36は、さらに他の情報を追加で提示しても良く、また一部の情報を省略しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、顧客対応処理手順RT1のステップSP8において、チャットデータ通信時間が長いチャットを優先的にオペレータOPが引き継ぐ場合について述べた。本発明はこれに限らず、メッセージ数が多いチャットをオペレータOPが優先的に引き継いだり、オペレータOPが得意な分野の接続先を優先的に引き継いだりする等、コンタクトセンタシステム1の運用に応じて種々の優先順位で引き継ぐものを選択しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、チャットデータ35をコンタクトセンタサーバ5のチャット業務管理装置18の内部に設けられた記憶部であるチャットデータ蓄積部32に登録する場合について述べた。本発明はこれに限らず、チャットデータ35をチャット業務管理装置18の外部やコンタクトセンタ2の外部に設けられた記憶装置に登録しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、コンタクトセンタサーバ5にチャット業務管理装置18の機能を持たせ、コンタクトセンタサーバ5とチャット業務管理装置18とを一体の装置とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、コンタクトセンタサーバ5とチャット業務管理装置18とを別々に設けても良い。
さらに上述した実施の形態においては、コンタクトセンタサーバ5と公衆網ゲートウェイ装置11及びIP網ゲートウェイ装置12とを別々に設ける場合について述べた。本発明はこれに限らず、コンタクトセンタサーバ5に公衆網ゲートウェイ装置11及びIP網ゲートウェイ装置12の機能を持たせ、コンタクトセンタサーバ5と公衆網ゲートウェイ装置11及びIP網ゲートウェイ装置12とを一体の装置としても良い。
さらに上述した実施の形態においては、オペレータがチャットを利用して顧客対応を行うコンタクトセンタシステム1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、オペレータが電子メール等を利用して顧客対応を行うコンタクトセンタシステムに本発明を適用しても良い。この場合、コンタクトセンタサーバ5の呼制御装置13を、電子メール等を利用可能なアプリケーションに対応させ、呼制御装置13が、顧客からの電子メール等に対する対応を、オペレータの作業状態に応じて適切なオペレータに分配するようにすれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、処理システムの具体例であるコンタクトセンタシステム1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、コンタクトセンタシステム1とは異なる構成の処理システムに本発明を適用しても良い。さらに上述した実施の形態においては、処理装置及びコンピュータの具体例であるコンタクトセンタサーバ5に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、コンタクトセンタサーバ5とは異なる構成の処理装置及びコンピュータに本発明を適用しても良い。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、第1処理部としてのチャットデータ登録部31と、第2処理部としてのチャットデータ抽出部33と、第3処理部としての呼制御装置13とによって、処理装置としてのコンタクトセンタサーバ5を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる第1処理部と、第2処理部と、第3処理部とによって、処理装置を構成しても良い。
本発明は、コンタクトセンタシステム等の顧客対応システムで広く利用することができる。
1……コンタクトセンタシステム、2……コンタクトセンタ、3……公衆網、4……IP網、5……コンタクトセンタサーバ、10……顧客電話機、11……公衆網ゲートウェイ装置、12……IP網ゲートウェイ装置、13……呼制御装置、14……チャット制御装置、15……オペレータ端末、16……就業時間別グループ、17……管理者端末、18……チャット業務管理装置、19……通信網、20……顧客端末、31……チャットデータ登録部、32……チャットデータ蓄積部、33……チャットデータ抽出部、35……チャットデータ、36……抽出チャットデータ表示画面、37……メッセージ履歴表示画面、BT1……引き継ぐボタン、BT2……閉じるボタン、OPA1、OPA2、OPB1、OPB2……オペレータ。

Claims (8)

  1. ユーザにより使用される第1装置と、第1オペレータにより使用される第2装置と、第2オペレータにより使用される第3装置と接続された処理装置であって、
    前記ユーザと前記第1オペレータとの間におけるチャットのデータを第1データとして所定の記憶部に蓄積する第1処理部と、
    現在から第1所定時間を経過すると、前記第1オペレータの業務終了時間以降となる場合、前記記憶部に蓄積された前記第1データを前記第3装置に送信する第2処理部と、
    前記第2処理部が前記第1データを前記第3装置に送信した後に、前記第1データを特定する第2情報を前記第3装置から受信すると、前記ユーザと前記第1オペレータとの間の接続を、前記ユーザと前記第2オペレータとの間の接続に切り替える第3処理部と
    を有することを特徴とする処理装置。
  2. 前記第1データは、前記ユーザと前記第1オペレータとの間における通信履歴を含む
    ことを特徴とする請求項に記載の処理装置。
  3. 前記第1データは、前記ユーザと前記第1オペレータとの間の前記チャットのメッセージのやり取りを含む
    ことを特徴とする請求項に記載の処理装置。
  4. 前記第2情報は、前記チャット毎に固有の識別子である
    ことを特徴とする請求項に記載の処理装置。
  5. 前記第3装置は、
    前記第1データを前記第2オペレータに提示し、前記第2オペレータが決定した、前記第1オペレータから引き継ぐ前記チャットを示す前記第1データを特定する前記第2情報を前記処理装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項に記載の処理装置。
  6. 前記第2処理部は、
    前記記憶部に蓄積された前記第1データを、前記第2装置に送信せずに前記第3装置に送信する
    ことを特徴とする請求項に記載の処理装置。
  7. ユーザにより使用される第1装置と、第1オペレータにより使用される第2装置と、第2オペレータにより使用される第3装置と接続された処理装置を、
    前記ユーザと前記第1オペレータとの間におけるチャットのデータを第1データとして所定の記憶部に蓄積する第1処理部と、
    現在から第1所定時間を経過すると、前記第1オペレータの業務終了時間以降となる場合、前記記憶部に蓄積された前記第1データを前記第3装置に送信する第2処理部と、
    前記第2処理部が前記第1データを前記第3装置に送信した後に、前記第1データを特定する第2情報を前記第3装置から受信すると、前記ユーザと前記第1オペレータとの間の接続を、前記ユーザと前記第2オペレータとの間の接続に切り替える第3処理部と
    して機能させるための処理プログラム。
  8. ユーザにより使用される第1装置と、第1オペレータにより使用される第2装置と、第2オペレータにより使用される第3装置と接続された処理装置の処理方法であって、
    前記処理装置は、
    前記ユーザと前記第1オペレータとの間におけるチャットのデータを第1データとして所定の記憶部に蓄積する第1処理部と、
    現在から第1所定時間を経過すると、前記第1オペレータの業務終了時間以降となる場合、前記記憶部に蓄積された前記第1データを前記第3装置に送信する第2処理部と、
    前記第2処理部が前記第1データを前記第3装置に送信した後に、前記第1データを特定する第2情報を前記第3装置から受信すると、前記ユーザと前記第1オペレータとの間の接続を、前記ユーザと前記第2オペレータとの間の接続に切り替える第3処理部と
    を有することを特徴とする処理方法。
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