JP7326943B2 - 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 - Google Patents
火の粉検知システム及び火の粉検知方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7326943B2 JP7326943B2 JP2019127149A JP2019127149A JP7326943B2 JP 7326943 B2 JP7326943 B2 JP 7326943B2 JP 2019127149 A JP2019127149 A JP 2019127149A JP 2019127149 A JP2019127149 A JP 2019127149A JP 7326943 B2 JP7326943 B2 JP 7326943B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- work
- imaging device
- control unit
- sparks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
本実施形態では、図1に示すように、複数の撮像装置10と、各撮像装置10が接続された管理サーバ20とを用いる。
図2は、管理サーバ20として機能する情報処理装置H10のハードウェア構成例である。
情報処理装置H10は、通信装置H11、入力装置H12、表示装置H13、記憶部H14、プロセッサH15を有する。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアを有していてもよい。
図1に示す管理サーバ20は、制御部21、管理情報記憶部22、スケジュール情報記憶部23及び画像管理記憶部24を備える。
管理部211は、スケジュールに基づいて火気使用作業を管理する処理を実行する。本実施形態では、管理部211は、監視処理の開始や終了を管理し、作業開始時刻から監視時間の終了まで監視処理を実行する。本実施形態では、監視時間を、作業終了後から予め定めた時間(例えば2時間)までに設定する。
・色相:全256階調に対して「0~30」と「200~255」の範囲
・彩度:全256階調に対して「50」以上の範囲
なお、本実施形態では、明度は、全256階調(「0~255」の範囲)を用いるため、いずれの値であってもよい(暗くても明るくてもよい)。
評価値=〔線形状領域の数〕×10×〔点形状領域の数〕
また、閾値として、例えば「10」を記憶している。
設置場所データ領域には、この撮像装置10が設定された場所を特定するためのデータが記録される。例えば、建物の階数、工区、エリア等を特定するデータである。
作業開始予定時間データ領域及び作業終了予定時間データ領域には、この作業の開始予定時間及び終了予定時間に関するデータが記録される。
作業内容データ領域には、この作業内容に関するデータが記録される。この作業内容には、溶接作業や溶断作業が含まれる。
撮像装置識別子データ領域には、各画像を撮影した撮像装置10を特定するための識別子に関するデータが記録される。
撮影時刻データ領域には、この画像の撮影時刻に関するデータが記録される。
画像データ領域には、撮影した画像データが記録される。
次に、図4及び図5を用いて、管理処理について説明する。
そして、該当するスケジュール情報230を抽出した場合には、火気使用作業の開始を判定する。
その後、監視時間が終了するまで(ステップS1-4において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、監視処理(ステップS1-3)を継続する。
一方、監視時間が終了と判定した場合(ステップS1-4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、管理処理を終了する。
次に、図5を用いて、監視処理を説明する。この監視処理は、各撮像装置10から新たに画像(後続画像)を取得した場合に実行される。
(1)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、火の粉が線形状で撮影されるシャッター速度で撮影した撮像装置10から取得した先行画像と後続画像から差分抽出画像を生成する。制御部21は、差分抽出画像において燃焼色の線形状領域を抽出し、抽出した線の数を用いて算出した評価値が閾値以上の場合(ステップS2-6において「YES」の場合)、管理者への警報通知処理を実行する(ステップS2-7)。これにより、線形状領域を火の粉として特定するので、点形状領域を火の粉として特定した場合に比べて、誤差が少なく、火の粉を効率的に、かつ的確に検知することができる。
・上記実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、スケジュール情報記憶部23に記録されたスケジュール情報230の作業の時間に基づいて、監視処理(ステップS1-3)を実行する。監視処理は、予め記憶されたスケジュール情報230の作業時間に基づいて行なう場合に限られない。例えば、管理サーバ20の制御部21は、火気使用作業を実際に開始する際に、作業者の携帯端末から作業開始及び作業終了の入力データを取得する。そして、制御部21は、作業開始を取得した時から監視処理を開始し、作業終了を取得した時から監視時間が経過するまで(監視時間の終了まで)監視処理を実行してもよい。また、火気使用作業の有無に関わらず、常に監視処理を実行してもよい。
評価値=〔線形状領域の数〕×10+〔点形状領域の数〕
また、線形状領域の数のみで評価値を算出してもよい。
更に、警報条件は、線形状領域の数を用いて算出した評価値に限られず、線形状領域に基づく他の条件を用いてもよい。
(a)前記制御部は、前記差分抽出画像において、前記抽出した線形状領域が警報条件を満たす場合には、警報先端末に注意喚起を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の火の粉検知システム。
(b)前記制御部は、前記差分抽出画像において、基準大きさ以下の燃焼色の点形状の点形状領域を抽出し、前記線形状領域の数及び前記点形状領域の数を用いた評価値が、前記警報条件の閾値以上になった場合には、前記注意喚起を出力することを特徴とする(a)に記載の火の粉検知システム。
(c)前記制御部は、複数の位置に固定された撮像装置に接続され、
前記制御部は、
前記撮像装置のうち、火気使用作業を撮影していない第1撮像装置と、前記火気使用作業を撮影している第2撮像装置とを特定し、
前記第2撮像装置から取得した画像の線形状領域に対する前記警報条件を、前記第1撮像装置から取得した画像の線形状領域に対する前記警報条件より高く設定することを特徴とする(a)又は(b)に記載の火の粉検知システム。
(d)前記制御部は、火気使用作業の開始から前記火気使用作業の終了後の監視時間が経過するまで、前記火の粉を検知する処理を実行することを特徴とする請求項1、2、前記(a)~(c)の何れか1項に記載の火の粉検知システム。
Claims (3)
- 撮像装置と、作業場所、作業時間及び作業内容に関するデータが含まれるスケジュール情報記憶部に接続され、火の粉を検知する制御部とを備えた火の粉検知システムであって、
前記制御部は、火気使用作業場所を撮影していない撮像装置についての第1閾値と、前記火気使用作業場所を撮影している撮像装置についての前記第1閾値よりも高い第2閾値とを記憶し、
前記制御部は、
前記スケジュール情報記憶部に記録された作業内容及び作業時間から火気使用作業場所か否かを判断し、
前記撮像装置から、前記火の粉の飛散軌跡が線形状で表示されるシャッター速度で撮影された撮影画像を取得し、
前記取得した撮影画像において、先行する撮影画像とは異なる部分を抽出した差分抽出画像を生成し、
前記差分抽出画像において、燃焼色の線形状を示す線形状領域を抽出して、前記火の粉を検知し、
前記撮像装置が撮影した画像から抽出した線形状領域を用いて算出される評価値が、前記撮像装置が前記火気使用作業場所を撮影しているか否かに応じた前記第1閾値又は前記第2閾値以上の場合には、通知を行なう警報通知処理を実行することを特徴とする火の粉検知システム。 - 前記撮像装置は、
ネットワーク回線を備えた分電盤に取り付けられ、
前記ネットワーク回線を介して、前記制御部に前記撮影画像を送信することを特徴とする請求項1に記載の火の粉検知システム。 - 撮像装置と、作業場所、作業時間及び作業内容に関するデータが含まれるスケジュール情報記憶部に接続され、火の粉を検知する制御部とを備えた火の粉検知システムを用いて、前記撮像装置から取得した画像を用いて、前記火の粉を検知する方法であって、
前記制御部は、火気使用作業場所を撮影していない撮像装置についての第1閾値と、前記火気使用作業場所を撮影している撮像装置についての前記第1閾値よりも高い第2閾値とを記憶し、
前記制御部は、
前記スケジュール情報記憶部に記録された作業内容及び作業時間から火気使用作業場所か否かを判断し、
前記撮像装置から、前記火の粉の飛散軌跡が線形状で表示されるシャッター速度で撮影された撮影画像を取得し、
前記取得した撮影画像において、先行する撮影画像とは異なる部分を抽出した差分抽出画像を生成し、
前記差分抽出画像において、燃焼色の線形状を示す線形状領域を抽出して、前記火の粉を検知し、
前記撮像装置が撮影した画像から抽出した線形状領域を用いて算出される評価値が、前記撮像装置が前記火気使用作業場所を撮影しているか否かに応じた前記第1閾値又は前記第2閾値以上の場合には、通知を行なう警報通知処理を実行することを特徴とする火の粉検知方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019127149A JP7326943B2 (ja) | 2019-07-08 | 2019-07-08 | 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 |
JP2023072020A JP7494985B2 (ja) | 2019-07-08 | 2023-04-26 | 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019127149A JP7326943B2 (ja) | 2019-07-08 | 2019-07-08 | 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023072020A Division JP7494985B2 (ja) | 2019-07-08 | 2023-04-26 | 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021013123A JP2021013123A (ja) | 2021-02-04 |
JP7326943B2 true JP7326943B2 (ja) | 2023-08-16 |
Family
ID=74226134
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019127149A Active JP7326943B2 (ja) | 2019-07-08 | 2019-07-08 | 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 |
JP2023072020A Active JP7494985B2 (ja) | 2019-07-08 | 2023-04-26 | 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023072020A Active JP7494985B2 (ja) | 2019-07-08 | 2023-04-26 | 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7326943B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011061971A1 (ja) | 2009-11-20 | 2011-05-26 | 住友金属工業株式会社 | 鋼材の材質判定装置及び鋼材の材質判定方法 |
JP2016531462A (ja) | 2013-06-21 | 2016-10-06 | ピルツ ゲーエムベーハー アンド コー.カーゲー | 自動的に作動する機械を保護する装置および方法 |
JP2018173888A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社日立プラントコンストラクション | 火気監視支援システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08136349A (ja) * | 1994-11-04 | 1996-05-31 | Anima Denshi Kk | 熱等の自動検出装置 |
KR100888951B1 (ko) * | 2007-04-27 | 2009-03-16 | 동신기전 주식회사 | 경보장치를 갖는 다기능 배전반 |
-
2019
- 2019-07-08 JP JP2019127149A patent/JP7326943B2/ja active Active
-
2023
- 2023-04-26 JP JP2023072020A patent/JP7494985B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011061971A1 (ja) | 2009-11-20 | 2011-05-26 | 住友金属工業株式会社 | 鋼材の材質判定装置及び鋼材の材質判定方法 |
JP2016531462A (ja) | 2013-06-21 | 2016-10-06 | ピルツ ゲーエムベーハー アンド コー.カーゲー | 自動的に作動する機械を保護する装置および方法 |
JP2018173888A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社日立プラントコンストラクション | 火気監視支援システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7494985B2 (ja) | 2024-06-04 |
JP2021013123A (ja) | 2021-02-04 |
JP2023103286A (ja) | 2023-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100858140B1 (ko) | 영상처리를 이용한 화재 감지 방법 및 시스템 | |
JP4705090B2 (ja) | 煙感知装置及びその方法 | |
JP6583826B2 (ja) | 混雑検知装置、混雑検知システムおよび混雑検知方法 | |
CN109846463A (zh) | 红外人脸测温方法、系统、设备及存储介质 | |
CN103761826B (zh) | 一种热成像视频双鉴林火识别系统的识别方法 | |
KR100922784B1 (ko) | 영상 기반 화재 감지 방법 및 이를 적용한 방범 및 방재 시스템 | |
CN111083435A (zh) | 一种安全监控方法及设备、计算机可读存储介质 | |
KR101998639B1 (ko) | 열화상 카메라와 색상 카메라의 복합 영상을 이용한 지능형 발화지점 감시 시스템 | |
CN106897653B (zh) | 基于红外和可见光视频融合的林区烟火检测方法及其检测系统 | |
US20170109581A1 (en) | Automated emissions capture determination | |
CN111340746A (zh) | 一种基于物联网的消防方法及消防系统 | |
US10970551B2 (en) | Control apparatus and control method for determining relation of persons included in an image, and storage medium storing a program therefor | |
JP2019071578A (ja) | 物体検知装置、物体検知システムおよび物体検知方法 | |
CN109360370B (zh) | 一种基于机器人烟火检测的方法 | |
JP2009159448A (ja) | 物体検出装置及び物体検出方法 | |
CN106797431A (zh) | 显示画面内图像处理方法和程序 | |
WO2019026518A1 (ja) | 火災識別装置 | |
JP7326943B2 (ja) | 火の粉検知システム及び火の粉検知方法 | |
KR20140109671A (ko) | 카메라의 명암 영상신호를 이용한 화염 검출방법 | |
JP2024008990A (ja) | 監視装置、監視システムおよび監視方法 | |
CN106067963B (zh) | 一种分布式的远程巨量监视器异常自动通报方法 | |
JP6317116B2 (ja) | 火災検知システム及び火災検知方法 | |
CN109756666A (zh) | 监控系统 | |
CN115767018A (zh) | 一种基于cctv系统的机舱探火监测系统 | |
JP2017102718A (ja) | 炎検出装置および炎検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7326943 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |