JP7323334B2 - 異常判定装置 - Google Patents
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Description
戸袋部および扉部のうちの一方に前記扉部の開閉方向に沿った単一直線状にガイドレールが取り付けられ、他方に前記ガイドレールと摺動自在に係合するブロックが取り付けられた直動案内部によって前記扉部の荷重の支持および前記扉部の開閉方向の案内が行われる可動式ホーム柵の異常判定装置であって、
前記扉部の開閉動作時の振動を検知する振動検知部と、
前記扉部が動作する動作開始時および動作終了時を除く動作中程の中途期間に前記振動検知部が検知した振動データに基づいて、前記直動案内部による前記扉部の支持状態の異常判定を行う異常判定部と、
を備えた異常判定装置である。
前記異常判定部は、
前記扉部の開閉動作の開始を検出する動作開始検出手段と、
前記動作開始検出手段の検出タイミングに基づく所定の時間範囲を前記中途期間と判定する中途期間判定手段と、
前記振動検知部の検知結果のうち、前記中途期間のデータを取り出すことで、前記中途期間に前記振動検知部が検知した振動データを取得するデータ取得手段と、
を有する、
第1の発明の異常判定装置を構成してもよい。
前記異常判定部は、前記振動検知部が検知した前記扉部の厚さ方向の振動データ、および/又は、上下方向の振動データに基づいて、前記異常判定を行う、
第1又は第2の発明の異常判定装置を構成してもよい。
前記異常判定部は、前記振動データを周波数解析し、所定の周波数帯の信号レベルに基づいて、前記異常判定を行う、
第1~第3の何れかの発明の異常判定装置を構成してもよい。
前記可動式ホーム柵は、テスト動作モードを備えており、
前記異常判定部は、前記テスト動作モード中に前記振動検知部が検知した振動データに基づいて前記異常判定を行う、
第1~第4の何れかの発明の異常判定装置を構成してもよい。
前記異常判定部は、前記可動式ホーム柵から離れた設置位置に設けられ、遠隔で前記異常判定を行う、
第1~第5の何れかの発明の異常判定装置を構成してもよい。
可動式ホーム柵10は、プラットホームの軌道側端縁においてその長手方向に沿って複数配列されて設置され、プラットホーム上を軌道側と仕切る。個々の可動式ホーム柵10は、戸袋部11が左右の何れか一方に1つの扉部12を支持して開閉駆動する構成を有しており、列車Tの到着に合わせて扉部12を開閉方向であるプラットホームの長手方向に沿って進退移動させることで、列車Tへの乗降口を開閉する。
本実施形態の異常判定装置17は、各可動式ホーム柵10に設けられて、その可動式ホーム柵10を構成する直動案内部13による扉部12の支持状態の異常を判定する。具体的には、この異常判定装置17が設けられる可動式ホーム柵10は、上記のように直動案内部13が扉部12の荷重を支持する構成となっており、ブロック133に内蔵されるボールベアリングが使用により摩耗してその劣化が進むと、扉部12がガタついてその振動の傾向が設置当初(直動案内部13の新品時)とは異なる傾向を示すようになる。そこで、異常判定装置17は、扉部12の振動データを解析することで、扉部12の支持状態が異常か否かの判定を行う。
図21は、異常判定部18が行う処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、テスト動作モード中に振動検知部171が検知した振動データに基づいて扉支持異常判定を行う。そのため、異常判定部18は、図21に示すように、制御部16からのテスト動作モードの実行開始通知を待機する。
例えば、実施形態の異常判定装置17が適用される可動式ホーム柵10の構成は、上記実施形態の構成に限定されない。図22は、本変形例における可動式ホーム柵10Aの内部構造例を示した断面図であり、図3と同様に、戸袋部11のプラットホーム側の側面を省いて扉部12の全閉状態における断面を示している。図22中、上記実施形態と同様の構成には、同一の符号を付す。
また、上記実施形態では、可動式ホーム柵10のそれぞれが異常判定装置17を備える構成を例示した。これに対し、各可動式ホーム柵10にはその直動案内部13のブロック133の近傍に振動検知部171を設ける一方、各々の制御部16とネットワークを介して通信接続された処理装置を異常判定部として駅構内等の適所に設置し、異常判定装置を構成することもできる。
また、上記実施形態では、振動データを周波数解析して得た注目周波数帯の信号レベルを評価値として例示したが、中途期間の振動データ(加速度の時系列データ)の実効値(RMS(Root Mean Square)値)を評価値として用いることもできる。その場合は、事前に取得した新品時から故障に至るまでの各劣化状況における振動データから実効値を求め、各方向の注目周波数帯や判定用閾値を予め設定しておけばよい。
Claims (6)
- 戸袋部および扉部のうちの一方に前記扉部の開閉方向に沿った単一直線状にガイドレールが取り付けられ、他方に前記ガイドレールと摺動自在に係合するブロックが取り付けられた直動案内部によって前記扉部の荷重の支持および前記扉部の開閉方向の案内が行われる可動式ホーム柵の異常判定装置であって、
前記扉部の開閉動作時における前記扉部の厚さ方向の振動を検知する振動検知部と、
前記扉部が動作する動作開始時および動作終了時を除く動作中程の中途期間に前記振動検知部が検知した前記扉部の厚さ方向の振動データに基づいて、前記直動案内部による前記扉部の支持状態の異常判定を行う異常判定部と、
を備えた異常判定装置。 - 戸袋部および扉部のうちの一方に前記扉部の開閉方向に沿った単一直線状にガイドレールが取り付けられ、他方に前記ガイドレールと摺動自在に係合するブロックが取り付けられた直動案内部によって前記扉部の荷重の支持および前記扉部の開閉方向の案内が行われる可動式ホーム柵の異常判定装置であって、
前記扉部の開閉動作時における前記扉部の上下方向の振動を検知する振動検知部と、
前記扉部が動作する動作開始時および動作終了時を除く動作中程の中途期間に前記振動検知部が検知した前記扉部の上下方向の振動データに基づいて、前記直動案内部による前記扉部の支持状態の異常判定を行う異常判定部と、
を備えた異常判定装置。 - 前記異常判定部は、
前記扉部の開閉動作の開始を検出する動作開始検出手段と、
前記動作開始検出手段の検出タイミングに基づく所定の時間範囲を前記中途期間と判定する中途期間判定手段と、
前記振動検知部の検知結果のうち、前記中途期間のデータを取り出すことで、前記中途期間に前記振動検知部が検知した振動データを取得するデータ取得手段と、
を有する、
請求項1又は2に記載の異常判定装置。 - 前記異常判定部は、前記振動データを周波数解析し、所定の周波数帯の信号レベルに基づいて、前記異常判定を行う、
請求項1~3の何れか一項に記載の異常判定装置。 - 前記可動式ホーム柵は、テスト動作モードを備えており、
前記異常判定部は、前記テスト動作モード中に前記振動検知部が検知した振動データに基づいて前記異常判定を行う、
請求項1~4の何れか一項に記載の異常判定装置。 - 前記異常判定部は、前記可動式ホーム柵から離れた設置位置に設けられ、遠隔で前記異常判定を行う、
請求項1~5の何れか一項に記載の異常判定装置。
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JP2019096636A JP7323334B2 (ja) | 2019-05-23 | 2019-05-23 | 異常判定装置 |
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JP2020189588A JP2020189588A (ja) | 2020-11-26 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004052305A (ja) | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Ykk Corp | 自動開閉扉 |
JP2006088963A (ja) | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | 可動式ホーム柵システム |
JP2020104611A (ja) | 2018-12-26 | 2020-07-09 | ナブテスコ株式会社 | ホームドアの状態診断システム、ホームドア、ホームドアの状態診断方法 |
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Patent Citations (3)
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