JP7322839B2 - サーバ装置、情報表示システム、および、プログラム - Google Patents

サーバ装置、情報表示システム、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、検証業務を行う端末の位置とその時間を共有するサーバ装置、情報表示システム、および、プログラムに関する。
鉄道においては、無賃乗車を抑止するために車内で車掌が検札している。また近年では、検札をサポートする発明が提案されている。例えば特許文献1には、座席の空席情報を随時チェックし車両毎の最新の混雑情報をパネルに表示する技術が開示されている。
特開2003-44558号公報
一編成の列車内に複数人の車掌がいる場合を考える。この場合、或る車掌は、他の車掌が検札した車両を把握しておかないと、同一車両を重複して検札したり、未検札の車両が発生するおそれがある。また、車掌が或る車両の乗客に対して検札を行ったとしても、所定の時間が経過したならば、この車両の乗客が入れ替わるため、再び検札を行う必要がある。
病院における巡回業務や、倉庫における棚卸業務でも、鉄道における検札業務と同様な課題が存在する。つまり、複数人で複数の区画の検証業務を行う際には、他の者が検証した区画を把握しておかないと、同一区画を重複して検証したり、未検証の区画が発生するおそれがある。
そこで、本発明は、サーバ装置、情報表示システム、および、プログラムについて、各区画の検証状況を容易に把握することを課題とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を第1端末装置から受け付ける第1受付手段と、
前記第1受付手段によって前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得手段と、
前記第1時刻取得手段によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御手段と、
前記第1端末装置又は当該第1端末装置とは異なる第2端末装置から情報取得指示を受け付ける第2受付手段と、
前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御手段によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段と、
前記経過時間取得手段によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が所定の時間よりも短い場合の表示態様と、前記経過時間が前記所定の時間以上の場合の表示態様と、を互いに異ならせて前記第1端末装置又は前記第2端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするサーバ装置とした。
本発明によれば、各区画の検証状況を容易に把握することが可能となる。
第1の実施形態の車両の検札におけるサーバの概略を示す構成図である。 端末の構成図である。 4両編成の車両の検札において、検札記録格納部に格納された情報の一例を示す図である。 前回検札した時刻情報と経過時間を示す図である。 4両編成の各車両の前回の検札からの経過時間を示す画面である。 8両編成の車両の検札において、検札記録格納部に格納された情報の一例を示す図である。 8両中2両を検札した状態における、前回検札した時刻情報と経過時間を示す図である。 8両中2両を検札した状態における、各車両の前回の検札からの経過時間を示す画面である。 8両中7両を検札した状態における、前回検札した時刻情報と経過時間を示す図である。 8両中7両を検札した状態における、各車両の前回の検札からの経過時間を示す画面である。 サーバによる検札時刻登録処理を示すフローチャートである。 端末による問合処理を示すフローチャートである。 サーバによる問合処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の病院の巡回における巡回時刻登録処理を示すフローチャートである。 端末による問合処理を示すフローチャートである。 サーバによる問合処理を示すフローチャートである。 病院の前回の巡回からの経過時間を示す画面である。 第3の実施形態の倉庫の棚卸における棚卸時刻登録処理を示すフローチャートである。 端末による問合処理を示すフローチャートである。 サーバによる問合処理を示すフローチャートである。 倉庫の前回の棚卸からの経過時間を示す画面である。 倉庫の棚番号と棚名称の変換テーブルを示す画面である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
《第1の実施形態:車両の検札》
第1の実施形態は、検札業務を行う端末の位置とその時間を記録し、各車両について前回に検札業務を行ってからの経過時間を視覚的に示すものである。これにより、業務者(車掌)やその管理者は、各車両について前回いつ検札したかを容易に把握できる。
図1は、第1の実施形態の車両の検札におけるサーバ1の概略を示す構成図である。
サーバ1は、格納部11と、検札記録受付部12と、CPU(Central Processing Unit)13と、RAM(Random Access Memory)14と、検索記録出力部15と、表示部16と、操作部17と、通信部18と、計時部19とを備えている。このサーバ1は、端末2(図2参照)と通信して検札状況を取得するものである。サーバ1は、例えばデータセンタ内または列車内に設置されており、後記する端末2と組み合わせて情報表示システムを構成する。
格納部11は、例えばハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)などの大容量記憶装置であり、検札記録格納部111やプログラム112を格納している。検札記録格納部111は、各車掌による検索業務を記録したテーブルであり、後記する図3や図6などに示されている。
CPU13は、このサーバ1を統括制御する中央処理装置である。CPU13は、プログラム112を実行し、揮発性の記憶部であるRAM14をワークエリアとする。これにより後記する検札記録受付部12や検索記録出力部15が具現化される。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイなどであり、文字や図形や画像などを表示するものである。
操作部17は、例えばキーボードやマウスであり、このサーバ1を操作するためのものである。
通信部18は、例えばNIC(Network Interface Card)などであり、ネットワークを介して他の装置と通信するためのものである。
計時部19は、時刻を計時するためのものである。このCPU13と計時部19は、第1受付手段によって各号車の検札情報(区画識別情報)を受け付けた際に、検札情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得手段として機能する。更にCPU13と計時部19は、第2受付手段によって問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた時刻を現在時刻として取得する第2時刻取得手段として機能する。
検札記録受付部12は、車両の検札業務の記録を受け付けるものであり、CPU13が通信部18によって端末2(図2参照)と通信することによって具現化される。ここで車両の検札業務の記録とは、検札を行った車両のバーコード情報のことをいう。検札記録受付部12は、各号車(複数の区画)それぞれを識別するための区画識別情報を端末2(第1端末装置)から受け付ける第1受付手段として機能する。
検索記録出力部15は、車両の検札業務の記録を処理して出力するものであり、CPU13が通信部18によって端末2(図2参照)と通信することによって具現化される。検索記録出力部15は、車両(複数の区画)それぞれに対応する前回の検札からの経過時間に関する情報を端末2(図2参照)に出力する経過時間出力手段として機能する。これにより、図2に示す端末2は、各車両とこれに対応する前回の検札からの経過時間に関する情報を、表示部24に並べて表示させることができる。
図2は、端末2の構成図である。
端末2は、CPU21と、RAM22と、記憶部23と、表示部24と、操作部25と、バーコード読取部26と、通信部27とを備えている。この端末2は、車掌が検札業務に用いるものであり、各車掌に1台ずつ支給されている。
CPU21は、この端末2を統括制御する中央処理装置である。CPU21は、不図示のプログラム231を実行し、揮発性の記憶部であるRAM22をワークエリアとする。このCPU21は、車両に係る直前の検札からの経過時間に応じた情報を、この車両情報と共に表示部24に並べて表示させる。
記憶部23は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性記憶部であり、プログラム231が格納されている。
表示部24は、例えば液晶ディスプレイなどであり、文字や図形や画像などを表示するものである。
操作部25は、例えばボタンや、液晶ディスプレイに積層されたタッチパネルであり、この端末2を操作するためのものである。
バーコード読取部26は、一次元バーコードや二次元バーコードなどを光学的に読み取る部位である。このバーコード読取部26が各車両に貼り付けられたバーコードを読み取ることで、検札した車両を検知することができる。ここで各車両に貼り付けられたバーコードは、車両(区画)それぞれを識別するための区画識別情報がエンコードされているコードシンボルである。このバーコード読取部26は、コードシンボルを読み取る読取部であり、かつ、検札した車両(区画)それぞれに付与されている車両(区画)を識別するための区画識別情報がエンコードされたコードシンボルを読み取ることで、区画識別情報を取得する区画識別情報取得部として機能する。
通信部27は、例えば4G通信などを行うモジュールであり、無線ネットワークを介して他の装置と通信するためのものである。CPU21は、通信部27を用いて車両の識別情報をサーバ1に送信し、サーバ1から車両の直前の検札からの経過時間を受信する。通信部27は、バーコード読取部26(区画識別情報取得部)によって取得された車両の識別情報(区画識別情報)をサーバ1に送信する第1通信制御部として機能し、サーバ1に対して問い合わせ(情報取得指示)を送信する第2通信制御部として機能する。
《4両編成の列車における例》
以下、図3から図5により、4両編成の列車0001で検札員Aから検札員Cに切り替わった例を示す。このように、検札員が引き継ぎなしに切り替わった場合でも、それまでの検札状況を容易に把握できる。
図3は、4両編成の車両の検札において、検札記録格納部111に格納された情報の一例を示す図である。
検札記録格納部111は、データ番号欄と、列車番号欄と、号車欄と、検札時刻欄と、端末ID欄とを含んだテーブルである。検札記録格納部111は、各車掌が行う検札を記録して共有するためのものであり、テーブルの各行は車両の検札記録を示している。なお備考欄は、説明のために付与したコメントである。
データ番号欄は、検札記録に付与した追番である。
列車番号欄は、この検札記録に係る列車番号を格納するものであり、ここでは列車番号0001または0002の検札記録が格納されている。
号車欄は、この検札記録に係る車両の号車情報を格納するものであり、ここでは、1号車から4号車までを示す0001~0004の何れかが格納されている。
検札時刻欄には、検札時刻が格納されている。
上記列車番号欄及の列車番号及び号車欄の車両の号車番号は、バーコード読取部26(区画識別情報取得部)によって取得された車両の識別情報(区画識別情報)である。
端末ID欄には、検札に用いた端末の識別情報が格納されている。
データ番号0001~0004の検札記録は、列車0001の開始処理である。データ番号0005~0008の検札記録は、列車0002の開始処理である。このとき、各車両の検札時刻として初期値の“1970/01/01,00:00:00”が格納されている。なお、この初期値はユーザが自由に設定できるものであって、時刻情報に限定されず、前回の検札からの経過時間を導出するために用いられなくてよい。
データ番号0009の検札記録は、検札員Aによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0001の端末2によって列車0001の1号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:03:19”であることを示している。
データ番号0010の検札記録は、検札員Bによる列車0002の検札の記録である。この検札記録は、検札員Bが端末IDが0002の端末2を用いて列車0002の4号車の検札を行い、検札時刻が“2020/07/15,09:05:48”であることを示している。
データ番号0011の検札記録は、検札員Aによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0001の端末2によって列車0001の2号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:13:20”であることを示している。
データ番号0012の検札記録は、検札員Bによる列車0002の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0002の端末2によって列車0002の3号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:19:57”であることを示している。
データ番号0013の検札記録は、検札員Aによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0001の端末2によって列車0001の3号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:25:34”であることを示している。検札員Aは、この後に降車している。
データ番号0014の検札記録は、検札員Bによる列車0002の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0002の端末2によって列車0002の2号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:26:44”であることを示している。
データ番号0015の検札記録は、検札員Bによる列車0002の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0002の端末2によって列車0002の1号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:41:06”であることを示している。このように異なる列車についての検札記録を格納しているので、各列車の検札状況を統括的に知ることができる。
データ番号0016~0019の検札記録は、列車0002の終了処理である。このとき、各車両の検札時刻として初期値の“1970/01/01,00:00:00”が格納されている。
データ番号0020の検札記録は、検札員Cによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0003の端末2によって列車0001の4号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,10:11:25”であることを示している。
データ番号0021の検札記録は、検札員Cによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0003の端末2によって列車0001の3号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,10:20:49”であることを示している。
データ番号0022の検札記録は、検札員Cによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0003の端末2によって列車0001の2号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,10:27:06”であることを示している。
データ番号0023の検札記録は、検札員Cによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0003の端末2によって列車0001の1号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,10:36:33”であることを示している。
このように、複数人の検札員が個別に検札した場合であっても、検札記録を一元的にデータベース化することで、各車両の検札状況を容易に把握することができる。
図4は、列車0001について前回検札した時刻情報と経過時間とを示す図である。この情報は、例えば、図3で説明した検札員Cの端末の問い合わせに応じて、サーバ1が実行する問合処理(図12参照)の結果、生成される。
T欄には、現在時刻の“2020/07/15,10:10:00”が格納されている。n欄には、車両の号車番号が格納されている。T欄には、このn号車における前回の検札時刻が格納されている。M欄には、n号車の前回の検札からの経過時間が格納されている。A欄には、n号車の色コードが格納されている。色コードは、例えば0が白色で、6が赤色であり、1から5になるにつて、順次赤色の度合いが濃くなる。
図3に示した検札記録格納部111を列車0001で絞り込み、各車両における直近の検札記録、即ち最も下側の検札記録を取得することで、図4に示すT欄の前回検札した時刻情報を得ることができる。
現在時刻“2020/07/15,10:10:00”における1号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:03:19”であり、経過時間は66分である。このとき、1号車の色コードは6である。
現在時刻“2020/07/15,10:10:00”における2号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:13:20”であり、経過時間は56分である。このとき、2号車の色コードは5である。
現在時刻“2020/07/15,10:10:00”における3号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:25:34”であり、経過時間は44分である。このとき、3号車の色コードは4である。
現在時刻“2020/07/15,10:10:00”において4号車は未検札であり、経過時間は0分である。このとき、4号車の色コードは99である。
図5は、4両編成の各車両の前回の検札からの経過時間を示す画面31である。この画面は、端末2の表示部24に表示される。
画面31には、車両311~314と、進行方向310と、凡例319とが表示されている。
車両311には、列車0001の1号車の前回の検札からの経過時間が数字で+60と示され、更に色によって60分以上であることが示されている。
車両312には、列車0001の2号車の前回の検札からの経過時間が数字で56と示され、更に色によって50分以上60分未満であることが示されている。
車両313には、列車0001の3号車の前回の検札からの経過時間が数字で44と示され、更に色によって40分以上50分未満であることが示されている。
車両314には、列車0001の4号車が未検札である旨が「未」と示され、更に色によって未検札であることが示されている。
進行方向310は、矢印により列車0001の進行方向を示している。
凡例319には、各車両の前回の検札からの経過時間と色との対応が示されている。
画面31により、各車両(区画)の検札状況(検証状況)を容易に把握することが可能となる。
《8両編成の列車における例》
以下、図6から図8により、8両編成の列車0001を検札員Aと検札員Bで検札し始めた例を示す。更に図9と図10により、8両中7両まで検札を終えた例を示す。このように、複数の検札員が同一の列車を検札する場合であっても、その検札状況を共有することができる。
図6は、8両編成の車両の検札において、検札記録格納部111に格納された情報の一例を示す図である。
データ番号0001~0008の検札記録は、列車0001の開始処理である。このとき、各車両の検札時刻として初期値の“1970/01/01,00:00:00”が格納されている。
データ番号0009の検札記録は、検札員Aによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0001の端末2によって列車0001の1号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:03:19”であることを示している。
データ番号0010の検札記録は、検札員Bによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、検札員Bが端末IDが0002の端末2を用いて列車0001の8号車の検札を行い、検札時刻が“2020/07/15,09:05:48”であることを示している。
データ番号0011の検札記録は、検札員Aによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0001の端末2によって列車0001の2号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:13:20”であることを示している。
データ番号0012の検札記録は、検札員Bによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0002の端末2によって列車0001の7号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:19:57”であることを示している。
データ番号0013の検札記録は、検札員Aによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0001の端末2によって列車0001の3号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:25:34”であることを示している。検札員Aは、この後に降車している。
データ番号0014の検札記録は、検札員Bによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0002の端末2によって列車0001の6号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:26:44”であることを示している。
データ番号0015の検札記録は、検札員Bによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0002の端末2によって列車0001の5号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:33:06”であることを示している。
データ番号0016の検札記録は、検札員Bによる列車0001の検札の記録である。この検札記録は、端末IDが0002の端末2によって列車0001の4号車の検札が行われ、検札時刻が“2020/07/15,09:40:03”であることを示している。
データ番号0017~0024の検札記録は、列車0001の終了処理である。このとき、各車両の検札時刻として初期値の“1970/01/01,00:00:00”が格納されている。
図7は、8両中2両を検札した状態における、前回検札した時刻情報と経過時間を示す図である。
T欄には、現在時刻の“2020/07/15,09:10:00”が格納されている。n欄には、車両の号車番号が格納されている。T欄には、n号車における前回の検札時刻が格納されている。M欄には、n号車の前回の検札からの経過時間が格納されている。A欄には、n号車の色コードが格納されている。
図6に示した検札記録格納部111を列車0001で絞り込み、各車両における直近の検札記録、即ち最も下側の検札記録を取得することで、図7に示すT欄の前回検札した時刻情報を得ることができる。
現在時刻“2020/07/15,09:10:00”における1号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:03:19”であり、経過時間は6分である。このとき、1号車の色コードは0である。
現在時刻“2020/07/15,09:10:00”において2号車から7号車まで未検札であり、色コードは99である。
現在時刻“2020/07/15,09:10:00”における8号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:05:48”であり、経過時間は4分である。このとき、8号車の色コードは0である。
図8は、8両中2両を検札した状態における、各車両の前回の検札からの経過時間を示す画面32を示す図である。
画面32には、車両321~328と、進行方向320と、凡例329とが表示されている。
車両321には、列車0001の1号車の前回の検札からの経過時間が数字で06と示され、更に色によって0分以上10分未満であることが示されている。
車両332~327には、列車0001の2~7号車が未検札であることが示されている。
車両328には、列車0001の8号車の前回の検札からの経過時間が数字で04と示され、更に色によって0分以上10分未満であることが示されている。
進行方向320は、矢印により列車0001の進行方向を示している。
凡例329には、各車両の前回の検札からの経過時間と色との対応が示されている。
画面32により、各車両(区画)の検札状況(検証状況)を容易に把握することが可能となる。
図9は、8両中7両を検札した状態における、前回検札した時刻情報と経過時間を示す図である。
現在時刻“2020/07/15,09:40:00”における1号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:03:19”であり、経過時間は36分である。このとき、1号車の色コードは3である。
現在時刻“2020/07/15,09:40:00”における2号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:13:20”であり、経過時間は26分である。このとき、2号車の色コードは2である。
現在時刻“2020/07/15,09:40:00”における3号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:25:34”であり、経過時間は14分である。このとき、3号車の色コードは1である。
現在時刻“2020/07/15,09:40:00”において4号車は未検札である。このとき、4号車の色コードは99である。
現在時刻“2020/07/15,09:40:00”における5号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:33:06”であり、経過時間は6分である。このとき、1号車の色コードは0である。
現在時刻“2020/07/15,09:40:00”における6号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:26:44”であり、経過時間は13分である。このとき、6号車の色コードは1である。
現在時刻“2020/07/15,09:40:00”における7号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:19:57”であり、経過時間は20分である。このとき、7号車の色コードは2である。
現在時刻“2020/07/15,09:40:00”における8号車の前回の検札時刻は、“2020/07/15,09:05:48”であり、経過時間は34分である。このとき、8号車の色コードは3である。
図10は、8両中7両を検札した状態における、各車両の前回の検札からの経過時間を示す画面33を示す図である。
画面33には、車両331~338と、進行方向330と、凡例339とが表示されている。
車両331には、列車0001の1号車の前回の検札からの経過時間が数字で36と示され、更に色によって30分以上40分未満であることが示されている。
車両332には、列車0001の2号車の前回の検札からの経過時間が数字で26と示され、更に色によって20分以上30分未満であることが示されている。
車両333には、列車0001の3号車の前回の検札からの経過時間が数字で14と示され、更に色によって10分以上20分未満であることが示されている。
車両334には、列車0001の4号車が未検札である旨が「未」と示され、更に色によって未検札であることが示されている。
車両335には、列車0001の5号車の前回の検札からの経過時間が数字で06と示され、更に色によって0分以上10分未満であることが示されている。
車両336には、列車0001の6号車の前回の検札からの経過時間が数字で13と示され、更に色によって10分以上20分未満であることが示されている。
車両337には、列車0001の7号車の前回の検札からの経過時間が数字で20示され、更に色によって20分以上30分未満であることが示されている。
車両338には、列車0001の8号車の前回の検札からの経過時間が数字で34と示され、更に色によって30分以上40分未満であることが示されている。
進行方向330は、矢印により列車0001の進行方向を示している。
凡例339には、各車両の前回の検札からの経過時間と色との対応が示されている。
画面33により、各車両(区画)の検札状況(検証状況)を容易に把握することが可能となる。
図11は、サーバ1による検札時刻登録処理を示すフローチャートである。
サーバ1のCPU13は、検札時刻登録処理を開始すると、全ての車両の前回の検札時刻Tを初期値に設定する(S10)。これにより、検札記録格納部111には、各号車の検札記録の初期値が格納される。
その後、サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から検札情報を受信したか否かを判定する(S11)。
列車の各車両には、その車両固有のバーコードが設置されている。端末2はバーコードが読まれた場合、サーバ1にそのデータを検札情報として送信する。つまり、端末2は、車両(区画)それぞれを識別するための検札情報(区画識別情報)を取得する第1端末装置として機能する。サーバ1のCPU13と通信部18とは、車両(区画)それぞれを識別するための検札情報(区画識別情報)を端末2(第1端末装置)から受け付ける第1受付手段として機能する。
検札員は、通過しただけで検札をおこなっていないならば、その車両のバーコードを読ませない。
ステップS11において、サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から検札情報を受信したならば(Yes)、ステップS12に進み、端末2から検札情報を受信しなかったならば(No)、ステップS14に進む。ここで検札情報には、車両の号車番号Xが含まれている。
ステップS12において、サーバ1のCPU13は、計時部19により現在時刻Tを取得し、X号車の前回の検札時刻TにTを代入して(S13)、検札記録格納部111に格納すると、ステップS11に戻る。つまり、サーバ1のCPU13と計時部19とは、第1受付手段によって検札された車両の情報(区画識別情報)を受け付けた際に、これを受け付けた現在時刻T(その車両の検札時刻)を第1時刻として取得する第1時刻取得手段として機能する。これにより、端末2の時刻が間違って設定されていても、その影響を受けなくなる。そしてCPU13は、CPU13と計時部19(第1時刻取得手段)によって今回の検札時刻(第1時刻)が取得される度に、この車両の情報(区画識別情報)と対応付けて今回の検札時刻(第1時刻)を格納部11(記憶部)に格納(記憶)する記憶制御手段として機能する。
ステップS14において、サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から終点到着情報を受信したか否かを判定する。サーバ1のCPU13は、端末2から終点到着情報を受信しなかったならば(No)、ステップS11に戻り、端末2から終点到着情報を受信したならば(Yes)、ステップS15に進む。ここで端末2は、例えば画面操作などによって終点に到着したことを示す終点到着情報をサーバ1に送信する。
ステップS15において、サーバ1のCPU13は、変数nに1を代入し、対象編成のn号車の検札時刻Tを初期値に設定すると(S16)、ステップS17に進む(S17)。
ステップS17において、サーバ1のCPU13は、n+1号車が存在するか否かを判定する。サーバ1のCPU13は、n+1号車が存在するならば(Yes)、nに1を加算して(S18)、ステップS16に戻る。サーバ1のCPU13は、n+1号車が存在しないならば(No)、全ての号車を処理したため、ステップS11に戻る。
図12は、端末2による問合処理を示すフローチャートである。
ユーザが端末2を操作して、検札状況の表示を指示すると、問合処理が開始する。端末2は、図11で検札情報を送信した端末であってもよく、この端末とは異なる他の端末であってもよい。
端末2のCPU21が、通信部27により、検札状況を見たい列車をサーバ1に問い合わせると(S20)、サーバ1のCPU13は、図13の処理を実行する、そして端末2のCPU21は、通信部27により、サーバ1から色コードA~Aと経過時間M~Mを受信する(S21)。
端末2のCPU21は、号車番号nを示す変数に1を代入して(S22)、列車に編成されている車両数の処理を繰り返す。
ステップS23において、端末2のCPU21は、色コードAが99であるか否かを判定する。ここで色コードが99とは、未検札を示している。端末2のCPU21は、色コードAが99ならば(Yes)、ステップS24に進み、色コードAが99でないならば(No)、ステップS26に進む。
ステップS24において、端末2のCPU21は、n号車を検札済の車両とは別系統の色で表示部24に表示し、このn号車に「未」と表示すると(S25)、ステップS30に進む。
ステップS26において、端末2のCPU21は、n号車をAに対応した色で表示部24に表示する。次に端末2のCPU21は、色コードAが6であるか否かを判定する(S27)。ステップS27において、端末2のCPU21は、色コードAが6ならば(Yes)、表示部24のn号車に「60+」と表示して(S28)、ステップS30に進む。端末2のCPU21は、色コードAが6でないならば(No)、表示部24の号車に経過時間Mを表示すると(S29)、ステップS30に進む。
ステップS30において、端末2のCPU21は、n+1号車が存在するか否かを判定する。端末2のCPU21は、n+1号車が存在するならば(Yes)、nに1を加算して(S31)、ステップS23に戻る。端末2のCPU21は、n+1号車が存在しないならば(No)、全ての号車を処理したため、図12の処理を終了する。
端末2のCPU21は、前回検札時刻からの経過時間を色と数字で分かりやすく表示部24に表示する。更に端末2のCPU21は、未検札の車両は別系統の色で表示部24に表示し、判別を容易にする。
図13は、サーバ1による問合処理を示すフローチャートである。
サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から問い合わせを受けると(S40)、現在時刻Tを取得する(S41)。そしてサーバ1のCPU13は、号車番号nを示す変数に1を代入して(S42)、ステップS43に進み、列車に編成されている車両数の処理を繰り返す。つまり、サーバ1のCPU13と通信部18は、この端末2(第1端末装置又は第1端末装置とは異なる第2端末装置)から問い合わせ(情報取得指示)を受け付ける第2受付手段として機能する。そしてCPU13と計時部19とは、第2受付手段によって問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた時刻を現在時刻として取得する第2時刻取得手段として機能する。
ステップS43において、サーバ1のCPU13は、検札記録格納部111から、対象編成の列車のn号車の前回の検札時刻Tを取得する。次に、ステップS44において、サーバ1のCPU13は、検札時刻Tが初期値であるか否か、即ちn号車が未検札か否かを判定する。
ステップS44において、サーバ1のCPU13は、検札時刻Tが初期値であると判定したならば(Yes)、色コードAに初期値99を代入し、かつ経過時間Mを0に代入して(S45)、ステップS50に進む。サーバ1のCPU13は、検札時刻Tが初期値ではないと判定したならば(No)、現在時刻Tと検札時刻Tとの差から経過時間Mを算出し(S46)、ステップS47に進む。つまり、サーバ1のCPU13は、通信部18(第2受付手段)によって問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、車両(複数の区画)それぞれにおいて、CPU13(記憶制御手段)によって最後に格納部11(記憶部)に格納(記憶)された第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段として機能する。
ステップS47において、サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60以上であるか否かを判定する。サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60以上ならば(Yes)、色コードAを6に設定して(S48)、ステップS50に進む。サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60未満ならば(No)、経過時間Mを10で除算して整数に切り下げた値を色コードAに代入すると(S49)、ステップS50に進む。
ステップS50において、サーバ1のCPU13は、n+1号車が存在するか否かを判定する。サーバ1のCPU13は、n+1号車が存在するならば(Yes)、nに1を加算して(S51)、ステップS43に戻る。サーバ1のCPU13は、n+1号車が存在しないならば(No)、全ての号車を処理したため、色コードA~Aと経過時間M~Mを端末2へ送信すると(S52)、図13の処理を終了する。
《第1の実施形態の効果》
本システムによれば、検札をおこなったばかりの車両、しばらく行っていない車両などを容易に把握できる。これにより、検札の漏れや重複などの検札業務の無駄を減らし、時間当たりの不正乗車者の検挙数を増やすことができる。
また、非デジタルの切符を持った乗客のみ乗った車両があり、切符の目視での検札のみを行い、端末からのデータ送受信がなかった場合でも、検札業務を行った記録を残すことができる。
《第2の実施形態:病院の巡回》
第2の実施形態は、巡回業務を行う端末の位置とその時間を記録し、各病室について前回に巡回業務を行ってからの経過時間を視覚的に示すものである。これにより、巡回者やその管理者は、各病室について前回いつ巡回したかを容易に把握できる。なお、第2の実施形態のシステムも、第1の実施形態と同様なサーバ1と端末2とを含んで構成される。
図14は、第2の実施形態の病院の巡回における巡回時刻登録処理を示すフローチャートである。
サーバ1のCPU13は、巡回時刻登録処理を開始すると、病室番号をnとして、全ての病室の前回の巡回時刻Tを初期値に設定する(S150)。これにより、格納部11には、各病室の巡回記録の初期値が格納される。
その後、サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から巡回情報を受信したか否かを判定する(S151)。
各病室には、その病室固有のバーコードが設置されている。端末2はバーコードが読まれた場合、サーバ1にそのデータを巡回情報として送信する。つまり、端末2は、病室(区画)それぞれを識別するための巡回情報(区画識別情報)を取得する第1端末装置として機能する。サーバ1のCPU13と通信部18とは、病室(区画)それぞれを識別するための巡回情報(区画識別情報)を端末2(第1端末装置)から受け付ける第1受付手段として機能する。
巡回者は、通過しただけで巡回をおこなっていないならば、その病室のバーコードを端末2に読ませない。
ステップS151において、サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から巡回情報を受信したならば(Yes)、ステップS152に進み、端末2から巡回情報を受信しなかったならば(No)、ステップS151に戻る。ここで巡回情報には、病室の部屋番号Xが含まれている。
ステップS152において、サーバ1のCPU13は、計時部19により現在時刻Tを取得し、X号室の前回の巡回時刻TにTを代入して(S153)、格納部11に格納すると、ステップS151に戻る。つまり、サーバ1のCPU13と計時部19とは、第1受付手段によって巡回された病室の情報(区画識別情報)を受け付けた際に、これを受け付けた現在時刻T(その病室の巡回時刻)を第1時刻として取得する第1時刻取得手段として機能する。これにより、端末2の時刻が間違って設定されていても、その影響を受けなくなる。そしてCPU13は、CPU13と計時部19(第1時刻取得手段)によって今回の巡回時刻(第1時刻)が取得される度に、この病室の情報(区画識別情報)と対応付けて今回の巡回時刻(第1時刻)を格納部11(記憶部)に格納(記憶)する記憶制御手段として機能する。
図15は、端末2による問合処理を示すフローチャートである。
ユーザが端末2を操作して、巡回状況の表示を指示すると、問合処理が開始する。端末2は、図14で巡回情報を送信した端末であってもよく、この端末とは異なる他の端末であってもよい。
端末2のCPU21が、通信部27により、巡回状況を見たい階をサーバ1に問い合わせると(S60)、サーバ1のCPU13は、図16の処理を実行する、そして端末2のCPU21は、通信部27によりサーバ1から色コードA~Aと経過時間M~Mを受信する(S61)。
端末2のCPU21は、部屋番号nを示す変数に1を代入して(S62)、その階の部屋数の処理を繰り返す。
ステップS63において、端末2のCPU21は、色コードAが99であるか否かを判定する。ここで色コードが99とは、未巡回を示している。端末2のCPU21は、色コードAが99ならば(Yes)、ステップS64に進み、色コードAが99でないならば(No)、ステップS66に進む。
ステップS64において、端末2のCPU21は、n号室を巡回済の部屋とは別系統の色で表示部24に表示し、このn号室に部屋番号と「未」と表示すると(S65)、ステップS70に進む。
ステップS66において、端末2のCPU21は、n号室をAに対応した色で表示部24に表示する。次に端末2のCPU21は、色コードAが6であるか否かを判定する(S67)。ステップS67において、端末2のCPU21は、色コードAが6ならば(Yes)、表示部24のn号室に部屋番号と「60+」を表示して(S68)、ステップS70に進む。端末2のCPU21は、色コードAが6でないならば(No)、表示部24のn号室に部屋番号と経過時間Mを表示すると(S69)、ステップS70に進む。
ステップS70において、端末2のCPU21は、n+1号室が存在するか否かを判定する。端末2のCPU21は、n+1号室が存在するならば(Yes)、nに1を加算して(S71)、ステップS63に戻る。端末2のCPU21は、n+1号室が存在しないならば(No)、全ての病室を処理したため、図15の処理を終了する。
端末2のCPU21は、前回の巡回時刻からの経過時間を色と数字で分かりやすく表示部24に表示する。更に端末2のCPU21は、未巡回の病室は別系統の色で表示部24に表示し、判別を容易にする。
図16は、サーバ1による問合処理を示すフローチャートである。
サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から問い合わせを受けると(S80)、現在時刻Tを取得する(S81)。この端末2からの問い合わせには、対象となる階が含まれている。そしてサーバ1のCPU13は、病室番号nを示す変数に1を代入して(S82)、ステップS83に進み、この階の病室数の処理を繰り返す。つまり、サーバ1のCPU13と通信部18は、この端末2(第1端末装置又は第1端末装置とは異なる第2端末装置)から問い合わせ(情報取得指示)を受け付ける第2受付手段として機能する。そしてCPU13と計時部19とは、第2受付手段によって問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた時刻を現在時刻として取得する第2時刻取得手段として機能する。
ステップS83において、サーバ1のCPU13は、格納部11から、対象階のn号室の前回の巡回時刻Tを取得する。次に、ステップS84において、サーバ1のCPU13は、巡回時刻Tが初期値であるか否か、即ちn号室が未巡回か否かを判定する。
ステップS84において、サーバ1のCPU13は、巡回時刻Tが初期値であると判定したならば(Yes)、色コードAに初期値99を代入し、かつ経過時間Mを0に代入して(S85)、ステップS90に進む。サーバ1のCPU13は、巡回時刻Tが初期値ではないと判定したならば(No)、現在時刻Tと巡回時刻Tとの差から経過時間Mを算出し(S86)、ステップS87に進む。つまり、サーバ1のCPU13は、通信部18(第2受付手段)によって問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、各病室(複数の区画)それぞれにおいて、CPU13(記憶制御手段)によって最後に格納部11(記憶部)に格納(記憶)された第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段として機能する。
ステップS87において、サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60以上であるか否かを判定する。サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60以上ならば(Yes)、色コードAを6に設定して(S88)、ステップS90に進む。サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60未満ならば(No)、経過時間Mを10で除算して整数に切り下げた値を色コードAに代入すると(S89)、ステップS90に進む。
ステップS90において、サーバ1のCPU13は、n+1号室が存在するか否かを判定する。サーバ1のCPU13は、n+1号室が存在するならば(Yes)、nに1を加算して(S91)、ステップS83に戻る。サーバ1のCPU13は、n+1号室が存在しないならば(No)、全ての病室を処理したため、色コードA~Aと経過時間M~Mを端末2へ送信すると(S92)、図16の処理を終了する。
図17は、病院の前回の巡回からの経過時間を示す画面である。
画面34は、病院の4階の各部屋について、前回の巡回からの経過時間を示した画面である。各部屋には、部屋番号および階数を示す3桁の数字と、経過時間を示す2桁の数字が示されており、更に経過時間を示す色で塗られている。そして、画面34には、経過時間に係る色の意味を示す凡例341が表示されている。
画面34により、各部屋(区画)の巡回状況(検証状況)を容易に把握することが可能となる。
《第2の実施形態の効果》
本システムによれば、巡回をおこなったばかりの部屋、しばらく行っていない部屋などを容易に把握できる。これにより、巡回の漏れや重複などの巡回業務の無駄を減らすことができる。さらに、各部屋の巡回を複数人で行っている場合に、その内の一人が急遽呼び出されて巡回業務から離れなければならないケースも考えられるが、そういったケースにおいても残りの巡回者が円滑に巡回業務を引き継ぐことができる。
《第3の実施形態:倉庫の棚卸》
第3の実施形態は、倉庫の棚卸業務を行う端末の位置とその時間を記録し、各棚につい
て前回に棚卸業務を行ってからの経過時間を視覚的に示すものである。これにより、業務
者やその管理者は、各棚について前回いつ棚卸ししたかを容易に把握できる。
図18は、第3の実施形態の倉庫の棚卸における棚卸時刻登録処理を示すフローチャートである。
サーバ1のCPU13は、棚卸時刻登録処理を開始すると、棚番号をnとして、全ての棚の前回の棚卸時刻Tを初期値に設定する(S100)。これにより、格納部11には、各棚の棚卸記録の初期値が格納される。
その後、サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から棚卸情報を受信したか否かを判定する(S101)。
各棚には、その棚固有のバーコードが設置されている。端末2はバーコードが読まれた場合、サーバ1にそのデータを棚卸情報として送信する。つまり、端末2は、棚(区画)それぞれを識別するための棚卸情報(区画識別情報)を取得する第1端末装置として機能する。サーバ1のCPU13と通信部18とは、棚(区画)それぞれを識別するため棚卸情報(区画識別情報)を第1端末装置から受け付ける第1受付手段として機能する。
作業者は、通過しただけで棚卸をおこなっていないならば、その棚のバーコードを端末2に読ませない。
ステップS101において、サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から棚卸情報を受信したならば(Yes)、ステップS102に進み、端末2から棚卸情報を受信しなかったならば(No)、ステップS101に戻る。ここで棚卸情報には、棚番号Xが含まれている。
ステップS102において、サーバ1のCPU13は、計時部19により現在時刻Tを取得し、番号Xの棚の前回の棚卸時刻TにTを代入して(S153)、格納部11に格納すると、ステップS101に戻る。つまりサーバ1のCPU13は、棚卸情報が送信された棚の棚卸時刻を記録する。サーバ1のCPU13と計時部19とは、第1受付手段によって棚卸された棚の情報(区画識別情報)を受け付けた際に、これを受け付けた現在時刻T(その棚の棚卸時刻)を第1時刻として取得する第1時刻取得手段として機能する。これにより、端末2の時刻が間違って設定されていても、その影響を受けなくなる。そしてCPU13は、CPU13と計時部19(第1時刻取得手段)によって今回の棚卸時刻(第1時刻)が取得される度に、この棚の情報(区画識別情報)と対応付けて今回の棚卸時刻(第1時刻)を格納部11(記憶部)に格納(記憶)する記憶制御手段として機能する。
図19は、端末2による問合処理を示すフローチャートである。
ユーザが端末2を操作して、棚卸状況の表示を指示すると、問合処理が開始する。端末2は、図18で棚卸情報を送信した端末であってもよく、この端末とは異なる他の端末であってもよい。
端末2のCPU21が、通信部27により、棚卸状況を見たい倉庫をサーバ1に問い合わせると(S110)、サーバ1のCPU13は、図20の処理を実行する、そして端末2のCPU21は、通信部27によりサーバ1から色コードA~Aと経過時間M~Mを受信する(S111)。
端末2のCPU21は、棚番号nを示す変数に1を代入して(S112)、その倉庫の棚数の処理を繰り返す。
ステップS113において、端末2のCPU21は、色コードAが99であるか否かを判定する。ここで色コードが99とは、棚卸が未だであることを示している。端末2のCPU21は、色コードAが99ならば(Yes)、ステップS114に進み、色コードAが99でないならば(No)、ステップS116に進む。
ステップS114において、端末2のCPU21は、n番棚を棚卸済の棚とは別系統の色で表示部24に表示し、このn番棚に棚名称または「未」と表示すると(S115)、ステップS120に進む。なお、端末2のCPU21は、棚番号を、図22に示す棚名称への変換テーブルにより、棚名称に変換して表示する。これによりわかりやすい棚名称を表示できる。
ステップS116において、端末2のCPU21は、n番棚をAに対応した色で表示部24に表示する。次に端末2のCPU21は、色コードAが6であるか否かを判定する(S117)。ステップS117において、端末2は、色コードAが6ならば(Yes)、表示部24のn番棚に棚名称または「60+」を表示して(S118)、ステップS120に進む。端末2のCPU21は、色コードAが6でないならば(No)、表示部24のn番棚に棚名称または経過時間Mを表示すると(S119)、ステップS120に進む。
ステップS120において、端末2のCPU21は、n+1番棚が存在するか否かを判定する。端末2のCPU21は、n+1番棚が存在するならば(Yes)、nに1を加算して(S121)、ステップS113に戻る。端末2のCPU21は、n+1番棚が存在しないならば(No)、全ての棚を処理したため、図19の処理を終了する。
端末2のCPU21は、前回の棚卸時刻からの経過時間を色と数字で分かりやすく表示部24に表示する。更に端末2のCPU21は、未だ棚卸されていない棚を別系統の色で表示部24に表示し、判別を容易にする。
図20は、サーバ1による問合処理を示すフローチャートである。
サーバ1のCPU13は、通信部18により端末2から問い合わせを受けると(S130)、現在時刻Tを取得する(S131)。そしてサーバ1のCPU13は、棚番号nを示す変数に1を代入して(S132)、ステップS133に進み、この倉庫の棚数の処理を繰り返す。つまり、サーバ1のCPU13と通信部18は、この端末2(第1端末装置又は第1端末装置とは異なる第2端末装置)から問い合わせ(情報取得指示)を受け付ける第2受付手段として機能する。そしてCPU13と計時部19とは、第2受付手段によって問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた時刻を現在時刻として取得する第2時刻取得手段として機能する。
ステップS133において、サーバ1のCPU13は、格納部11から、対象倉庫のn番棚の前回の棚卸時刻Tを取得する。次に、ステップS134において、サーバ1のCPU13は、棚卸時刻Tが初期値であるか否か、即ちn番棚の棚卸が未だであるか否かを判定する。
ステップS134において、サーバ1のCPU13は、棚卸時刻Tが初期値であると判定したならば(Yes)、色コードAに初期値99を代入し、かつ経過時間Mを0に代入して(S135)、ステップS140に進む。サーバ1のCPU13は、棚卸時刻Tが初期値ではないと判定したならば(No)、現在時刻Tと棚卸時刻Tとの差から経過時間Mを算出し(S136)、ステップS137に進む。つまり、サーバ1のCPU13は、通信部18(第2受付手段)によって問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、棚(複数の区画)それぞれにおいて、CPU13(記憶制御手段)によって最後に格納部11(記憶部)に格納(記憶)された第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段として機能する。
ステップS137において、サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60以上であるか否かを判定する。サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60以上ならば(Yes)、色コードAを6に設定して(S138)、ステップS140に進む。サーバ1のCPU13は、経過時間Mが60未満ならば(No)、経過時間Mを10で除算して整数に切り下げた値を色コードAに代入すると(S139)、ステップS140に進む。
ステップS140において、サーバ1のCPU13は、n+1番棚が存在するか否かを判定する。サーバ1のCPU13は、n+1番棚が存在するならば(Yes)、nに1を加算して(S141)、ステップS133に戻る。サーバ1のCPU13は、n+1番棚が存在しないならば(No)、全ての棚を処理したため、色コードA~Aと経過時間M~Mを端末2へ送信すると(S142)、図20の処理を終了する。
図21は、倉庫の前回の棚卸からの経過時間を示す画面35である。
画面35は、倉庫の各棚について、前回の棚卸からの経過時間を示した画面である。各棚には、棚名称が示されており、更に経過時間を示す色で塗られている。そして画面35には、経過時間に係る色の意味を示す凡例351が表示されている。なお、画面35は、棚名称に代えて、経過時間を示すことも可能である。
画面35により、各棚(区画)の棚卸状況(検証状況)を容易に把握することが可能となる。
図22は、倉庫の棚番号と棚名称の変換テーブルを示す画面である。
端末2の記憶部には、この変換テーブルが格納されている。端末2は、画面35を表示するにあたり、棚番号と棚名称との変換テーブルにより、各棚を“A-4”などの名称で表示することができる。
《第3の実施形態の効果》
本システムによれば、棚卸をおこなったばかりの棚、しばらく棚卸をしていない棚などを容易に把握できる。これにより、棚卸の漏れや重複などの棚卸業務の無駄を減らすことができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)~(f)のようなものがある。
(a) 各区画の識別情報の取得は、各区画に貼り付けられたバーコードを読み取るバーコードリーダに限られない。例えば衛星からの電波によって現在位置を測位する測位ユニットで各区画を識別してもよい。または、各区画に無線端末を設け、その無線端末が送信する無線電波に重畳された区画の識別情報を読み取る無線受信ユニットで各区画を識別してもよい。
(b) 第1の実施形態では、サーバが、前回の検札からの経過時間に応じた色を決定しているが、端末が、前回の検札からの経過時間に基づき、この経過時間に応じた色を決定してもよく、限定されない。
(c) 本発明は、区画を検証した状況を複数の端末間で共有できればよく、鉄道の検札や病院の巡回や倉庫の棚卸に限定されない。
(d) 第1の実施形態では、端末がサーバから、各車両の前回の検札からの経過時間を受信している。これに限られず、端末がサーバから各車両の前回の検札時刻を受信したのち、端末が現在時刻との差分を計算し、各車両の前回の検札からの経過時間としてもよい。なお、前回の検札時刻は、前回の検札からの経過時間に応じた情報である。つまり、サーバは、第2受付手段によって問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、各車両の前回の検札時刻(第1時刻)を端末に送信する通信制御手段を備えていてもよい。そして、端末は、ユーザからの問い合わせ(情報取得指示)を受け付けた際に、車両それぞれにおいて、最後に記憶部に記憶された前回の検札時刻(第1時刻)から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段を備えてもよい。
(e) サーバが、各区画の検証状況を視覚的に示す画面を生成し、端末がその画面(画像)を受信して表示するようにしてもよい。つまり、サーバのCPUが、経過時間取得手段によって取得された複数の区画それぞれに対応する経過時間に関する情報を、端末の表示部に並べて表示させる表示制御手段として機能してもよい。そしてサーバのCPU(表示制御手段)は、経過時間に関する情報を複数の区画それぞれで表示させる際に、経過時間に関する情報と区画識別情報とを対応付けた画面を生成し、端末の表示部に表示させてもよい。更にサーバのCPU(表示制御手段)は、経過時間に関する情報を複数の区画それぞれで表示させる際に、経過時間に応じて複数の区画それぞれが識別可能な態様で表示させてもよい。
(f) サーバのCPU(記憶制御手段)は、区画識別情報と対応付けて第1時刻を格納部(記憶部)に格納(記憶)する際に、すでに第1時刻が格納(記憶)されている場合には、すでに格納(記憶)されている第1時刻を新たな第1時刻に更新して格納(記憶)してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
《請求項1》
複数の区画それぞれを識別するための区画識別情報を第1端末装置から受け付ける第1受付手段と、
前記第1受付手段によって前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得手段と、
前記第1時刻取得手段によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御手段と、
前記第1端末装置又は当該第1端末装置とは異なる第2端末装置から情報取得指示を受け付ける第2受付手段と、
前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御手段によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段と、
前記経過時間取得手段によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記第1端末装置又は前記第2端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするサーバ装置。
《請求項2》
前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記情報取得指示を受け付けた時刻を前記現在時刻として取得する第2時刻取得手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
《請求項3》
前記表示制御手段は、前記経過時間に関する情報を前記複数の区画それぞれで表示させる際に、前記経過時間に関する情報と前記区画識別情報とを対応付けて表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
《請求項4》
前記表示制御手段は、前記経過時間に関する情報を前記複数の区画それぞれで表示させる際に、前記経過時間に応じて前記複数の区画それぞれが識別可能な態様で表示させる、
ことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載のサーバ装置。
《請求項5》
前記記憶制御手段は、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する際に、すでに第1時刻が記憶されている場合には、すでに記憶されている第1時刻を新たな第1時刻に更新して記憶する、
ことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載のサーバ装置。
《請求項6》
前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記第1時刻を前記第1端末装置又は前記第2端末装置に送信する通信制御手段を備える、
ことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載のサーバ装置。
《請求項7》
サーバ装置と端末装置とを含んで構成された情報表示システムであって、
前記端末装置は、複数の区画それぞれを識別するための区画識別情報を取得する区画識別情報取得部と、
前記区画識別情報取得部によって取得された前記区画識別情報を前記サーバ装置に送信する第1通信制御部と、
前記サーバ装置に対して情報取得指示を送信する第2通信制御部と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記端末装置から前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得部と、
前記第1時刻取得部によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御部と、
前記端末装置から前記情報取得指示を受け付けた際に、前記情報取得指示を受け付けた時刻を第2時刻として取得する第2時刻取得部と、
前記第2時刻取得部によって前記第2時刻が取得された際に、前記複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御部によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間を取得する経過時間取得部と、
前記経過時間取得部によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御部と、を備える、
ことを特徴とする情報表示システム。
《請求項8》
サーバ装置と表示制御部を備えた端末装置とを含んで構成された情報表示システムであって、
前記端末装置は、複数の区画それぞれを識別するための区画識別情報を取得する区画識別情報取得部と、
前記区画識別情報取得部によって取得された前記区画識別情報を前記サーバ装置に送信する第1通信制御部と、
前記サーバ装置に対して情報取得指示を送信する第2通信制御部と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記端末装置から前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得部と、
前記第1時刻取得部によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御部と、
前記端末装置から前記情報取得指示を受け付けた際に、前記情報取得指示を受け付けた時刻を第2時刻として取得する第2時刻取得部と、
前記第2時刻取得部によって前記第2時刻が取得された際に、前記複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御部によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間を取得する経過時間取得部と、
前記経過時間取得部によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記端末装置に送信する送信制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記サーバ装置から送信されてきた前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を表示部に並べて表示させる、
ことを特徴とする情報表示システム。
《請求項9》
前記区画識別情報取得部は、
コードシンボルを読み取る読取部であり、
前記複数の区画それぞれに付与されている前記区画識別情報がエンコードされたコードシンボルを読み取ることで、前記区画識別情報を取得する、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報表示システム。
《請求項10》
前記区画識別情報取得部は、無線受信ユニットであり、
前記複数の区画それぞれには、前記区画識別情報を前記無線受信ユニットに無線送信するための無線端末が設置されている、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報表示システム。
《請求項11》
前記区画識別情報取得部は、衛星からの電波によって現在位置を測位する測位ユニットである、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報表示システム。
《請求項12》
サーバ装置のコンピュータを、
複数の区画それぞれを識別するための区画識別情報を第1端末装置から受け付ける第1受付手段、
前記第1受付手段によって前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得手段、
前記第1時刻取得手段によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御手段、
前記第1端末装置又は当該第1端末装置とは異なる第2端末装置から情報取得指示を受け付ける第2受付手段、
前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御手段によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段、
前記経過時間取得手段によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記第1端末装置又は前記第2端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
1 サーバ
11 格納部 (記憶部)
111 検札記録格納部 (記憶部)
12 検札記録受付部 (第1受付手段、第2受付手段)
13 CPU (第1時刻取得手段、第2時刻取得手段、第1受付手段、第2受付手段)
14 RAM
15 検索記録出力部 (経過時間出力手段)
16 表示部
17 操作部
18 通信部 (第1受付手段、第2受付手段)
19 計時部 (第1時刻取得手段、第2時刻取得手段)
2 端末
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
231 プログラム
24 表示部
25 操作部
26 バーコード読取部 (区画識別情報取得手段、区画識別情報取得部)
27 通信部
31 画面
310 進行方向
311~314 車両 (区画の一例)
319 凡例
32 画面
320 進行方向
321~328 車両 (区画の一例)
329 凡例
33 画面
330 進行方向
331~338 車両 (区画の一例)
339 凡例
34 画面
35 画面

Claims (16)

  1. 複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を第1端末装置から受け付ける第1受付手段と、
    前記第1受付手段によって前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得手段と、
    前記第1時刻取得手段によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御手段と、
    前記第1端末装置又は当該第1端末装置とは異なる第2端末装置から情報取得指示を受け付ける第2受付手段と、
    前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御手段によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段と、
    前記経過時間取得手段によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が所定の時間よりも短い場合の表示態様と、前記経過時間が前記所定の時間以上の場合の表示態様と、を互いに異ならせて前記第1端末装置又は前記第2端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  2. 複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を第1端末装置から受け付ける第1受付手段と、
    前記第1受付手段によって前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得手段と、
    前記第1時刻取得手段によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御手段と、
    前記第1端末装置又は当該第1端末装置とは異なる第2端末装置から情報取得指示を受け付ける第2受付手段と、
    前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御手段によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段と、
    前記経過時間取得手段によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が長いほど、より強調して前記第1端末装置又は前記第2端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  3. 前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記情報取得指示を受け付けた時刻を前記現在時刻として取得する第2時刻取得手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記経過時間に関する情報を前記複数の区画それぞれで表示させる際に、前記経過時間に関する情報と前記区画識別情報とを対応付けて表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載のサーバ装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記経過時間に関する情報を前記複数の区画それぞれで表示させる際に、前記経過時間に応じて前記複数の区画それぞれが識別可能な態様で表示させる、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載のサーバ装置。
  6. 前記記憶制御手段は、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する際に、すでに第1時刻が記憶されている場合には、すでに記憶されている第1時刻を新たな第1時刻に更新して記憶する、
    ことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載のサーバ装置。
  7. 前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記第1時刻を前記第1端末装置又は前記第2端末装置に送信する通信制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載のサーバ装置。
  8. サーバ装置と端末装置とを含んで構成された情報表示システムであって、
    前記端末装置は、複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を取得する区画識別情報取得部と、
    前記区画識別情報取得部によって取得された前記区画識別情報を前記サーバ装置に送信する第1通信制御部と、
    前記サーバ装置に対して情報取得指示を送信する第2通信制御部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置から前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得部と、
    前記第1時刻取得部によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記端末装置から前記情報取得指示を受け付けた際に、前記情報取得指示を受け付けた時刻を第2時刻として取得する第2時刻取得部と、
    前記第2時刻取得部によって前記第2時刻が取得された際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御部によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間を取得する経過時間取得部と、
    前記経過時間取得部によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が所定の時間よりも短い場合の表示態様と、前記経過時間が前記所定の時間以上の場合の表示態様と、を互いに異ならせて前記端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御部と、を備える、
    ことを特徴とする情報表示システム。
  9. サーバ装置と表示制御部を備えた端末装置とを含んで構成された情報表示システムであって、
    前記端末装置は、複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を取得する区画識別情報取得部と、
    前記区画識別情報取得部によって取得された前記区画識別情報を前記サーバ装置に送信する第1通信制御部と、
    前記サーバ装置に対して情報取得指示を送信する第2通信制御部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置から前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得部と、
    前記第1時刻取得部によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記端末装置から前記情報取得指示を受け付けた際に、前記情報取得指示を受け付けた時刻を第2時刻として取得する第2時刻取得部と、
    前記第2時刻取得部によって前記第2時刻が取得された際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御部によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間を取得する経過時間取得部と、
    前記経過時間取得部によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記端末装置に送信する送信制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記サーバ装置から送信されてきた前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が所定の時間よりも短い場合の表示態様と、前記経過時間が前記所定の時間以上の場合の表示態様と、を互いに異ならせて表示部に並べて表示させる、
    ことを特徴とする情報表示システム。
  10. サーバ装置と端末装置とを含んで構成された情報表示システムであって、
    前記端末装置は、複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を取得する区画識別情報取得部と、
    前記区画識別情報取得部によって取得された前記区画識別情報を前記サーバ装置に送信する第1通信制御部と、
    前記サーバ装置に対して情報取得指示を送信する第2通信制御部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置から前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得部と、
    前記第1時刻取得部によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記端末装置から前記情報取得指示を受け付けた際に、前記情報取得指示を受け付けた時刻を第2時刻として取得する第2時刻取得部と、
    前記第2時刻取得部によって前記第2時刻が取得された際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御部によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間を取得する経過時間取得部と、
    前記経過時間取得部によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が長いほど、より強調して前記端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする情報表示システム。
  11. サーバ装置と表示制御部を備えた端末装置とを含んで構成された情報表示システムであって、
    前記端末装置は、複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を取得する区画識別情報取得部と、
    前記区画識別情報取得部によって取得された前記区画識別情報を前記サーバ装置に送信する第1通信制御部と、
    前記サーバ装置に対して情報取得指示を送信する第2通信制御部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置から前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得部と、
    前記第1時刻取得部によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記端末装置から前記情報取得指示を受け付けた際に、前記情報取得指示を受け付けた時刻を第2時刻として取得する第2時刻取得部と、
    前記第2時刻取得部によって前記第2時刻が取得された際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御部によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間を取得する経過時間取得部と、
    前記経過時間取得部によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記端末装置に送信する送信制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記サーバ装置から送信されてきた前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が長いほど、より強調して表示部に並べて表示させる、
    ことを特徴とする情報表示システム。
  12. 前記区画識別情報取得部は、
    コードシンボルを読み取る読取部であり、
    前記複数の区画それぞれに付与されている前記区画識別情報がエンコードされたコードシンボルを読み取ることで、前記区画識別情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項8~11に記載の情報表示システム。
  13. 前記区画識別情報取得部は、無線受信ユニットであり、
    前記複数の区画それぞれには、前記区画識別情報を前記無線受信ユニットに無線送信するための無線端末が設置されている、
    ことを特徴とする請求項8~11に記載の情報表示システム。
  14. 前記区画識別情報取得部は、衛星からの電波によって現在位置を測位する測位ユニットである、
    ことを特徴とする請求項8~11に記載の情報表示システム。
  15. サーバ装置のコンピュータを、
    複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を第1端末装置から受け付ける第1受付手段、
    前記第1受付手段によって前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得手段、
    前記第1時刻取得手段によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御手段、
    前記第1端末装置又は当該第1端末装置とは異なる第2端末装置から情報取得指示を受け付ける第2受付手段、
    前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御手段によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段、
    前記経過時間取得手段によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が所定の時間よりも短い場合の表示態様と、前記経過時間が前記所定の時間以上の場合の表示態様と、を互いに異ならせて前記第1端末装置又は前記第2端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  16. サーバ装置のコンピュータを、
    複数の車両のいずれかについて検札を行ったことを表す情報と、複数の病室のいずれかについて巡回を行ったことを表す情報と、複数の棚のいずれかについて棚卸を行ったことを表す情報と、のいずれかである区画識別情報を第1端末装置から受け付ける第1受付手段、
    前記第1受付手段によって前記区画識別情報を受け付けた際に、前記区画識別情報を受け付けた時刻を第1時刻として取得する第1時刻取得手段、
    前記第1時刻取得手段によって前記第1時刻が取得される度に、前記区画識別情報と対応付けて前記第1時刻を記憶部に記憶する記憶制御手段、
    前記第1端末装置又は当該第1端末装置とは異なる第2端末装置から情報取得指示を受け付ける第2受付手段、
    前記第2受付手段によって前記情報取得指示を受け付けた際に、前記複数の車両のそれぞれと、前記複数の病室のそれぞれと、前記複数の棚のそれぞれとのいずれかである複数の区画それぞれにおいて、前記記憶制御手段によって最後に記憶部に記憶された前記第1時刻から現在時刻までの経過時間を取得する経過時間取得手段、
    前記経過時間取得手段によって取得された前記複数の区画それぞれに対応する前記経過時間に関する情報を、前記経過時間が長いほど、より強調して前記第1端末装置又は前記第2端末装置の表示部に並べて表示させる表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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