JP7321759B2 - 位置決め機構及び転写装置並びに画像形成装置 - Google Patents

位置決め機構及び転写装置並びに画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、位置決め機構及び転写装置並びに複写機、複合機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
複数の部品で構成されたユニットは、接合部において、各部品が相互に所定の位置となるよう位置決めがなされる。その位置決め箇所においては、位置決め部材と、被位置決め部材との間で、精度よく位置決めする必要があるが、後述するように、従来の位置決め機構は、作業性の観点から改良の余地がある。
例えば、画像形成装置において無端状の転写ベルトを有する転写装置に位置決め機構を設けた場合を例にとって以下に説明する。
無端状の転写ベルトを有する転写装置は、例えば、転写ベルトの内側に設けられた対向ローラと、ベルトクリーニング装置とを備える。ベルトクリーニング装置は、転写ベルトの表面上の廃トナーを清掃するためのクリーニングブレードやクリーニングローラ等のクリーニング部材を備える。かかる転写装置では、一般的に、クリーニング部材を対向ローラに向けて転写ベルトに接触するように転写装置本体(位置決め部材)における一対の位置決め部に、ベルトクリーニング装置(被位置決め部材)における一対の被位置決め部を取り付けてクリーニング部材と対向ローラとを位置決めするようになっている(例えば特許文献1参照)。
このような転写装置では、クリーニング部材と対向ローラとを精度よく位置決めしないと、クリーニング不良が発生することがある。
この点に関し、特許文献1に記載の位置決め機構は、中間転写ユニット本体(転写装置本体)における一対のテンショナー(転写フレーム部材)にそれぞれ設けられた一対のボス(位置決め部)と、クリーナユニット(ベルトクリーニング装置)における一対のクリーナフレーム部にそれぞれ設けられた一対のラッチ(被位置決め部)とを用いてクリーニング部材とテンションローラ(対向ローラ)とを位置決めするようになっている。
特開2001-75374号公報
しかしながら、特許文献1に記載の位置決め機構は、作業者が位置決め部材における一対のボス(位置決め部)と被位置決め部材における一対のラッチ(被位置決め部)とを両側のそれぞれで取り付け作業を行う必要があり、位置決め部材と被位置決め部材とを取り付けるのに手間がかかり、従って、作業性がよくない。
このため、位置決め部材と被位置決め部材とを精度よくかつ作業性よく位置決めすることができる位置決め機構が望まれている。
そこで、本発明は、位置決め部材と被位置決め部材とを精度よくかつ作業性よく位置決めすることができる位置決め機構及び転写装置並びに画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次の位置決め機構及び転写装置並びに画像形成装置を提供する。
(1)位置決め機構
本発明に係る位置決め機構は、位置決め部材における一対の位置決め部と、被位置決め部材における一対の被位置決め部とを位置決めするための位置決め機構であって、前記一対の位置決め部のうちの少なくとも一方の位置決め部に対して対応する前記被位置決め部を位置決めし、かつ、所定の移動方向に移動可能に保持する位置決め保持部材を備え、前記位置決め保持部材の前記移動方向への移動動作にともなって前記一対の位置決め部のうちの何れか一方の位置決め部に対して対応する前記被位置決め部を係止し、前記位置決め保持部材には、前記被位置決め部の外側面と当接する複数の突起部が設けられていることを特徴とする。
(2)転写装置
本発明に係る転写装置は、前記本発明に係る位置決め機構と、無端状の転写ベルトと、前記転写ベルトの内側に設けられた対向ローラと、クリーニング装置とを備え、前記クリーニング装置は、前記転写ベルトの表面上の廃トナーを清掃するためのクリーニング部材を備え、前記クリーニング部材を前記対向ローラに向けて前記転写ベルトに接触するように転写装置本体の前記一対の位置決め部に、前記クリーニング装置における一対の被位置決め部を取り付けて前記クリーニング部材と前記対向ローラとを位置決めすることを特徴とする。
(3)画像形成装置
本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係る位置決め機構又は前記本発明に係る転写装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、位置決め部材と被位置決め部材とを精度よくかつ作業性よく位置決めすることが可能となる。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を透視的に示す正面図である。 転写装置の正面側を斜め上方から視た斜視図である。 転写装置の正面側を斜め下方から視た斜視図である。 上下を反転させた転写装置の背面側を斜め上方から視た斜視図である。 図4に示す転写装置からクリーニング装置を取り外した状態を示す斜視図である。 図4に示す転写装置のクリーニング装置部分を示す斜視図である。 対向ローラにおけるローラ軸の正面側の端部を斜め上方から視た斜視図である。 クリーニング装置における正面側のクリーナフレーム部を斜め上方から視た斜視図である。 位置決め保持部材の正面側を斜め上方から視た斜視図である。 位置決め保持部材の正面側を斜め上方から視た斜視図である。 位置決め保持部材の背面側を斜め上方から視た斜視図である。 位置決め保持部材の背面側を斜め上方から視た斜視図である。 位置決め保持部材の背面側を斜め上方から視た斜視図である。 位置決め保持部材の背面側を斜め上方から視た斜視図である。 図4に示すA-A線に沿った断面図である。 図4に示す転写装置において対向ローラにおけるローラ軸の背面側の端部に対してクリーニング装置の背面側におけるクリーナフレーム部が取り付けられる直前の状態を斜め上方から視た斜視図である。 対向ローラにおけるローラ軸の背面側の端部を斜め上方から視た斜視図である。 クリーニング装置の背面図である。 図6に示す状態から位置決め保持部材が転写装置本体に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図13に示す状態から対向ローラにおけるローラ軸の背面側の端部に対してクリーニング装置の背面側におけるクリーナフレーム部が取り付けられた状態を示す斜視図である。 図16に示す状態から位置決め保持部材が回転方向の一方側に回転された状態を示す斜視図である。 図17に示す状態から対向ローラにおけるローラ軸が回転方向の一方側に回転された状態を示す斜視図である。 位置決め保持部材が回転規制部により規制される状態を示す斜視図である。 背面側に設けられる位置決め保持部材を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成を透視的に示す正面図である。なお、図1において、符号Xは、左右方向を、符号Yは、前後方向を、符号Zは、上下方向を示している。
画像形成装置100は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能を有する複合機であり、画像読取装置102によって読み取られた原稿Gの画像を外部に送信する。また、画像形成装置100は、画像読取装置102にて読み取った原稿Gの画像又は外部から受信した画像をカラー若しくは単色で用紙等のシートPに画像形成する。
画像読取部130の上側には、画像読取部130に対して開閉自在に支持された原稿送り装置160〔自動原稿搬送装置(ADF)〕が設けられている。画像読取装置102は、原稿送り装置160を備えている。原稿送り装置160は、1枚又は複数枚の原稿Gを1枚ずつ順に搬送する。画像読取装置102は、原稿送り装置160により1枚又は複数枚の原稿のうち1枚ずつ搬送される原稿Gを読み取る。画像読取装置102は、原稿Gを載置する原稿載置台130a(原稿セット台)と、原稿載置台130a上に載置された原稿を読み取る載置原稿読取機能とを備えている。画像形成装置100は、原稿送り装置160が開かれると、画像読取部130の上方の原稿載置台130aが開放され、原稿Gを手置きで置くことができるようになっている。また、原稿送り装置160は、原稿Gを載置する原稿載置トレイ161(載置トレイ)と、外部に排出された原稿Gを積載する原稿排出トレイ162(排出トレイ)とを備えている。画像読取装置102は、原稿送り装置160にて搬送された原稿Gを読み取る搬送原稿読取機能を備えている。原稿送り装置160は、原稿載置トレイ161に載置された原稿Gを画像読取部130における原稿読取部130b上に搬送する。画像読取部130は、走査光学系130cを走査して原稿載置台130aに載置された原稿を読み取るか又は原稿送り装置160にて搬送される原稿Gを読み取って画像データを生成する。
画像形成装置本体101は、光走査装置1、現像装置2、感光体ドラム3(感光体)、ドラムクリーニング装置4、帯電器5、転写装置70(中間転写装置)、定着装置12、シート搬送路S、給紙カセット18、シート排出トレイ141(胴内排出トレイ)を備えている。
画像形成装置100では、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像、又は、単色(例えば、ブラック)を用いたモノクロ画像に応じた画像データが扱われる。画像形成装置100の画像転写部50には、4種類のトナー像を形成するための現像装置2、感光体ドラム3、ドラムクリーニング装置4及び帯電器5が4つずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ及びイエローに対応付けられ、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
光走査装置1は、感光体ドラム3の表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置2は、感光体ドラム3の表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム3の表面にトナー像を形成する。ドラムクリーニング装置4は、感光体ドラム3の表面の残留トナーを除去及び回収する。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させる。上述した一連の動作によって、各感光体ドラム3の表面に各色のトナー像が形成される。
転写装置70は、中間転写ローラ6、無端状の転写ベルト71(中間転写ベルト)、転写従動ローラ72、対向ローラ73(転写駆動ローラ)及びクリーニング装置74(ベルトクリーニング装置)を備えている。中間転写ローラ6は、各色に応じた4種類のトナー像を形成するようにそれぞれ4つずつ転写ベルト71の内側に設けられている。中間転写ローラ6は、感光体ドラム3の表面に形成された各色のトナー像を矢印Cの方向へ周回移動する転写ベルト71に転写する。
転写ベルト71は、対向ローラ73及び転写従動ローラ72に張架されている。画像形成装置100では、クリーニング装置74によって残留トナーを除去及び回収し、各感光体ドラム3の表面に形成された各色のトナー像を順次転写して重ね合わせて、転写ベルト71の表面にカラーのトナー像を形成する。クリーニング装置74は、シートPに転写されずに転写ベルト71の表面に残った廃トナーを除去及び回収する。クリーニング装置74は、転写ベルト71の表面上の廃トナーを清掃するためのクリーニングローラ74bを備えている。
2次転写装置11の転写ローラ11aは、転写ベルト71との間にニップ域が形成されており、シート搬送路Sを通じて搬送されてきたシートPをニップ域に挟み込んで搬送する。シートPは、ニップ域を通過する際に、転写ベルト71の表面のトナー像が転写されて定着装置12に搬送される。
定着装置12は、シートPを挟んで回転する定着ローラ31及び加圧ローラ32を備えている。定着装置12は、定着ローラ31及び加圧ローラ32の間にトナー像が転写されたシートPを挟み込んで加熱及び加圧し、トナー像をシートPに定着させる。
給紙カセット18は、画像形成に使用するシートPを蓄積しておくためのカセットであり、光走査装置1の下側に設けられている。シートPは、ピックアップローラ16によって給紙カセット18から引き出されて、シート搬送路Sに搬送される。シート搬送路Sに搬送されたシートPは、2次転写装置11や定着装置12を経由し、排出ローラ17に搬送され、排出部140におけるシート排出トレイ141に排出される。シート搬送路Sには、搬送ローラ13、レジストローラ14及び排出ローラ17が配置されている。搬送ローラ13は、シートPの搬送を促す。レジストローラ14は、シートPを一旦停止させて、シートPの先端を揃える。レジストローラ14は、一旦停止したシートPを転写ベルト71上のカラートナー像のタイミングに合わせて搬送する。転写ベルト71上のカラートナー像は、転写ベルト71と転写ローラ11aとの間のニップ域でシートPに転写される。
なお、図1では、給紙カセット18が1つとされているがこれに限定されず、複数の給紙カセット18を設けた構成とし、それぞれに異なる種類のシートPを積載してもよい。
また、画像形成装置100は、シートPの表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、シートPを排出ローラ17からシート反転経路Srに逆方向に搬送する。画像形成装置100は、逆方向に搬送されたシートPの表裏を反転し、レジストローラ14に再度導く。また、画像形成装置100は、レジストローラ14に導かれたシートPを表面と同様にして裏面に画像形成し、シート排出トレイ141に搬出する。
(位置決め機構を備えた転写装置)
図2は、転写装置70の正面側を斜め上方から視た斜視図である。図3は、転写装置70の正面側を斜め下方から視た斜視図である。図4は、上下を反転させた転写装置70の背面側を斜め上方から視た斜視図である。図5は、図4に示す転写装置70からクリーニング装置74を取り外した状態を示す斜視図である。図6は、図4に示す転写装置70のクリーニング装置74部分を示す斜視図である。
図7は、対向ローラ73におけるローラ軸730の正面側の端部731を斜め上方から視た斜視図である。図8は、クリーニング装置74における正面側のクリーナフレーム部741を斜め上方から視た斜視図である。図9A及び図9Bは、位置決め保持部材230の正面側を斜め上方から視た斜視図である。図10A及び図10B並びに図11A及び図11Bは、位置決め保持部材230の背面側を斜め上方から視た斜視図である。図12は、図4に示すA-A線に沿った断面図である。図12は、位置決め保持部材230により位置決め部材210に対して被位置決め部材220を位置決め保持している状態を示している。
図13は、図4に示す転写装置70において対向ローラ73におけるローラ軸730の背面側の端部732に対してクリーニング装置74の背面側におけるクリーナフレーム部742が取り付けられる直前の状態を斜め上方から視た斜視図である。図14は、対向ローラ73におけるローラ軸730の背面側の端部732を斜め上方から視た斜視図である。図15は、クリーニング装置74の背面図である。
図16は、図6に示す状態から位置決め保持部材230が転写装置本体70aに取り付けられた状態を示す斜視図である。図17は、図13に示す状態から対向ローラ73におけるローラ軸730の背面側の端部732に対してクリーニング装置74の背面側におけるクリーナフレーム部742が取り付けられた状態を示す斜視図である。図18は、図16に示す状態から位置決め保持部材230が回転方向Rの一方側R1に回転された状態を示す斜視図である。図19は、図17に示す状態から対向ローラ73におけるローラ軸730が回転方向Rの一方側R1に回転された状態を示す斜視図である。
また、図20は、位置決め保持部材230が回転規制部240により規制される状態を示す斜視図である。
転写装置70は、位置決め機構200をさらに備えている。転写装置70は、クリーニングローラ74bを対向ローラ73に向けて転写ベルト71に接触するように転写装置本体70aの一対の位置決め部211,212に、クリーニング装置74における一対の被位置決め部221,222を取り付けてクリーニングローラ74bと対向ローラ73とを位置決めする。
位置決め機構200は、位置決め部材210における一対の位置決め部211,212と、被位置決め部材220における一対の被位置決め部221,222とを位置決めする。位置決め機構200は、位置決め保持部材230を備えている。位置決め保持部材230は、一対の位置決め部211,212のうちの少なくとも一方の位置決め部〔正面側(操作側)の位置決め部211〕に対して対応する被位置決め部(正面側の被位置決め部221)を位置決めし、かつ、所定の移動方向(回転方向R)に移動可能に保持する。そして、位置決め機構200は、位置決め保持部材230の移動方向(回転方向Rの一方側R1)への移動動作にともなって(応じて)一対の位置決め部211,212のうちの何れか一方の位置決め部〔背面側(操作側とは反対側)の位置決め部212〕に対して対応する被位置決め部(背面側の被位置決め部222)を係止する。
この例では、位置決め部材210は、対向ローラ73である。一対の位置決め部211,212は、対向ローラ73におけるローラ軸730の両端部731,732である。被位置決め部材220は、クリーニング装置74である。一対の被位置決め部221,222は、一対のクリーナフレーム部741,742である。
そして、位置決め保持部材230の移動方向への移動は、回転軸線α回りの回転方向R(回転方向Rの一方側R1)への回転である。位置決め保持部材230の回転方向Rへの回転動作にともなってローラ軸730の両端部731,732のうちの何れか一方の端部〔背面側の端部732(背面側の位置決め部212)〕に対して対応するクリーナフレーム部〔背面側のクリーナフレーム部742(背面側の被位置決め部222)〕を係止する。
(本実施の形態について)
本実施の形態では、位置決め保持部材230は、一対の位置決め部211,212(ローラ軸730の両端部731,732)のうちの少なくとも一方の位置決め部211(正面側の端部731)に対して対応する被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)を位置決めする。従って、位置決め部材210(対向ローラ73)と被位置決め部材220(クリーニング装置74)とを精度よく位置決めすることができる。しかも、位置決め保持部材230の移動方向(回転方向Rの一方側R1)への移動動作(回転動作)にともなって一対の位置決め部211,212(ローラ軸730の両端部731,732)のうちの何れか一方の位置決め部212(背面側の端部732)に対して対応する被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を係止する。従って、作業者は、被位置決め部材220(クリーニング装置74)及び位置決め部材210(対向ローラ73)の片側(正面側)だけで位置決め保持部材230の取り付け作業を行うことができ、従って、位置決め部材210(対向ローラ73)と被位置決め部材220(クリーニング装置74)とを簡単かつ容易に取り付けることができる。これにより、作業性を向上させることができる。このように、本実施の形態によれば、位置決め部材210(対向ローラ73)と被位置決め部材220(クリーニング装置74)とを精度よくかつ作業性よく位置決めすることができる。
また、位置決め機構200を転写装置70に適用することで、転写装置本体70aとクリーニング装置74とを精度よくかつ作業性よく位置決めすることができる。また、一対の位置決め部211,212を対向ローラ73におけるローラ軸730の両端部731,732とし、一対の被位置決め部221,222を一対のクリーナフレーム部741,742とすることで、転写装置本体70aとクリーニング装置74とを確実に位置決めすることができる。また、位置決め保持部材230の移動方向への移動を回転軸線α回りの回転方向Rへの回転とすることで、転写装置本体70a(位置決め部材210)に対するクリーニング装置74(被位置決め部材220)の取り付け作業性を向上させることができる。
また、位置決め保持部材230は、一対の位置決め部211,212のうちの何れか一方の位置決め部(正面側の位置決め部211)に対して対応する被位置決め部(正面側の被位置決め部221)を位置決めし、かつ、所定の移動方向(回転方向R)に移動可能に保持することで、部品点数を減らすことができ、それだけ、コストを低く抑えることができると共に、位置決め精度を向上させることができる。
(第1実施形態)
ところで、位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)の位置決めと被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)の位置決めとを、複数の部材で行うと、複数の部材の寸法精度のばらつき等により位置決め精度が悪化する。
この点、本実施の形態において、位置決め保持部材230は、図9Aから図12に示すように、第1位置決め保持部231と、第2位置決め保持部232とを備えている。第1位置決め保持部231は、位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)に対する位置決め及び保持を行う。第2位置決め保持部232は、被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)に対する位置決め及び保持を行う。第1位置決め保持部231と第2位置決め保持部232とは一体形成されている。
こうすることで、位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)の位置決めと被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)の位置決めとを、単一の位置決め保持部材230で行うことができ、それだけ位置決め精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施の形態において、位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)は、外周面211a(図7及び図12参照)を有している。第1位置決め保持部231は、位置決め保持部材230の内周面230a(図10Aから図12参照)を含む。被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)は、内周面221a(図8及び図12参照)を有している。第2位置決め保持部232は、位置決め保持部材230の外周面230b(図9Aから図12参照)を含む。位置決め保持部材230は、第1位置決め保持部231における内周面230aで位置決め部211の外周面211aを位置決め及び保持し、かつ、第2位置決め保持部232における外周面230bで被位置決め部221の内周面221aを位置決め及び保持する。
こうすることで、位置決め部211の位置決めと被位置決め部221の位置決めとを行う単一の位置決め保持部材230を簡単な構成で実現させることができる。
本実施の形態において、位置決め保持部材230の移動方向への移動は、回転軸線α回りの回転方向R(回転方向Rの一方側R1)への回転である。位置決め保持部材230は、内周面230a及び外周面230bの断面形状が円形状又は円弧形状を有し、円形状又は円弧形状の中心が回転軸線αと同一軸線上に位置している。
こうすることで、位置決め保持部材230を円筒状の部材にすることができ、それだけ簡単な構成で単一の位置決め保持部材230を形成することができる。また、位置決め保持部材230を回転方向Rに回転させるといった簡単な操作で、何れか一方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して対応する被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を係止させることができる。
この例では、位置決め保持部材230の内周面230aの断面形状は、図10Aから図11Bに示すように、互いに平行に対向する一対の直線部と該一対の直線部の両端部をそれぞれ結ぶ一対の円弧部とからなる形状、いわゆるIカット形状である。何れか他方の位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)の外周面211a(図7参照)の断面形状は、位置決め保持部材230の内周面230aの断面形状に対応した形状(Iカット形状)となっている。なお、位置決め保持部材230の内周面230aの断面形状は、一つの直線部と該一つの直線部の両端部を結ぶ円弧部とからなる形状、いわゆるDカット形状とし、位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)の外周面212aの断面形状が位置決め保持部材230の内周面230aの断面形状に対応した形状(Dカット形状)となっていてもよい。また、位置決め保持部材230の外周面230bの断面形状は、円形状である。何れか他方の位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)に対応する被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)の内周面221aの断面形状は、位置決め保持部材230の外周面230bの断面形状に対応した形状(円形状)となっている。
このような位置決め機構200では、作業者により被位置決め部材220(クリーニング装置74)が位置決め部材210に取り付けられるにあたり、位置決め保持部材230は、内周面230aが位置決め部211の外周面211aを係入する。また、位置決め保持部材230は、外周面230bが被位置決め部221の内周面221aに係入される。そして、位置決め保持部材230が回転方向Rの一方側R1に回転されると、位置決め保持部材230の外周面230bが被位置決め部221の内周面221aに摺動される。
本実施の形態において、何れか一方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対応する被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)は、何れか一方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)を受け入れ可能に切り欠いた切欠部222a(図13、図15、図17参照)を備えている。切欠部222aが位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)を受け入れた状態において位置決め保持部材230の移動方向(R)への移動動作(回転動作)にともなって位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して切欠部222aを係止する。
こうすることで、切欠部222aといった簡単な構成で、何れか一方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して対応する被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を係止させることができる。
この例では、位置決め部212の外周面212a(図14参照)の断面形状は、Iカット形状である。なお、位置決め部212の外周面212aの断面形状は、Dカット形状であってもよい。被位置決め部222の切欠部222aの断面形状は、開放部を狭くした円弧形状となっている。
このような位置決め機構200では、作業者により被位置決め部材220(クリーニング装置74)が位置決め部材210に取り付けられるにあたり、位置決め部212は、被位置決め部222の切欠部222aに挿通される。そして、位置決め部212は、位置決め保持部材230が回転方向Rの一方側R1に回転されると、被位置決め部222の切欠部222aに係止される。
本実施の形態において、図13及び図15に示すように、切欠部222aは、入口部222bの第1サイズd1(図15参照)を深さ方向における中央部222cの第2サイズd2よりも小さくした凹部である。図14に示すように、切欠部222aに受け入れられる位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)は、長手幅部212bと、短手幅部212cとを備えている。長手幅部212bは、所定の第1方向H1の第1幅h1(図14参照)が切欠部222aにおける第1サイズd1よりも大きいかつ第2サイズd2より小さい。短手幅部212cは、第1方向H1と交差(直交)する所定の第2方向H2の第2幅h2(図14参照)が切欠部222aにおける第1サイズd1より小さい。
このような位置決め機構200では、切欠部222aが位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)を受け入れるにあたり、位置決め部212における短手幅部212cが切欠部222aにおける入口部222bに対向した状態で挿通される。そして、切欠部222aが位置決め部212を受け入れた状態において位置決め保持部材230の回転方向Rへの回転動作にともなって位置決め部212における長手幅部212bに対して切欠部222aを係止する。
こうすることで、入口部222bを狭くした切欠部222aに位置決め部212における長手幅部212bを係止するといった簡単な構成で、何れか一方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して対応する被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を係止させることができる。
その後、位置決め保持部材230は、位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)に対して被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)を位置決め保持した状態でビス等の固定部材SC(図18参照)により位置決め部211に固定される。
(第3実施形態)
ところで、位置決め保持部材230を回し過ぎると、位置決め保持部材230が何れか一方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して対応する被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を係止できない位置に戻ってしまう。
この点、本実施の形態において、位置決め機構200は、図20に示すように、位置決め保持部材230の所定の基準回転位置よりも回転方向R(回転方向Rの一方側R1)への回転を規制する回転規制部240を備えている。ここで、基準回転位置は、切欠部222aが受け入れる位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)の位置から所定の角度(0度を超え180未満の角度、例えば90度)の回転位置である。
こうすることで、回転規制部240の回し過ぎにより位置決め保持部材230が何れか一方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して対応する被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を係止できない位置に戻ってしまうことを回避することができる。
この例では、回転規制部240は、被位置決め部221(クリーナフレーム部741)に一体形成されている。
(具体的な構成)
図7に示すように、ローラ軸730の正面側の端部731には、回転軸線α方向に延びる凸部731aが設けられ、凸部731aの外周面が位置決め部211の外周面211aを構成している。ローラ軸730の正面側の端部731には、固定部材SCの雄ネジ部SCa(図18参照)と螺合する雌ネジ部731b(図7参照)が形成されている。
図8に示すように、正面側のクリーナフレーム部741は、貫通孔741aを有し、貫通孔741aの内側面が被位置決め部221の内周面221aを構成している。位置決め保持部材230は、略円筒状の形状とされている。位置決め保持部材230には、径方向の外方に延びる取手部230c(図9Aから図11B参照)が設けられている。取手部230cは、作業者の手指により把持される。取手部230cと位置決め保持部材本体230dとの間には、取手部230cと位置決め保持部材本体230dとの連結を補強するための複数のリブ230e(図9Aから図10A参照)が設けられている。なお、固定部材SCを回転方向Rの一方側R1に回してローラ軸730の正面側の端部731に締結するときに、位置決め保持部材230を回転方向Rの一方側R1に回転させるようにしてもよい。こうすることで、取手部230cを省略することができる。
また、正面側のクリーナフレーム部741の外側面741bと貫通孔741aとの間の外周縁が面取りされている。位置決め保持部材本体230dの内側面230h(図10Aから図11B参照)と外周面230bとの間の外周縁が面取りされている。これにより、位置決め保持部材230の外周面230bをクリーナフレーム部741の貫通孔741a(図8参照)に円滑に挿通することができる。また、ローラ軸730の正面側の端部731の外周面211aと外側面731c(図7参照)との間の外周縁が面取りされている。位置決め保持部材本体230dの内周面230aと内側面230hとの間の外周縁が面取りされている。これにより、位置決め保持部材230の内周面230aにローラ軸730の正面側の端部731を円滑に挿通することができる。
位置決め保持部材230には、図10Aから図11Bに示すように、正面側のクリーナフレーム部741の外側面741bと対向する内側面230fと、正面側のクリーナフレーム部741の外側面741bと当接する複数の突起部230gとが設けられている。これにより、位置決め保持部材230は、突起部230gにおいて正面側のクリーナフレーム部741の外側面741bに当接させることができる。これにより、位置決め保持部材230とクリーナフレーム部741との接触面積を減らすことができ、それだけ位置決め保持部材230を回転方向Rに円滑に回転させることができる。
背面側のクリーナフレーム部742は、板状の部材(板金)で構成されており、クリーニング装置本体フレーム74aに皿ビス等の固定部材SSC(図13、図15参照)により固定されている。こうすることで、画像形成装置100におけるクリーニング装置74の背面側での省スペース化を実現させることができる。なお、背面側のクリーナフレーム部742は、樹脂材料で形成され、樹脂材料で形成されたクリーニング装置本体フレーム74aに一体形成されていてもよい。
また、回転規制部240は、正面側のクリーナフレーム部741に設けられた凸部741e(図20参照)とされている。凸部741eは、正面側のクリーナフレーム部741に一体形成されている。
(その他の実施の形態)
以上説明した第1実施形態から第3実施形態では、位置決め保持部材230は、一方の位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)に対して一方の被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)を位置決めするが、それに代えて或いは加えて、他方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して他方の被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を位置決めしてもよい。
ところで、対向ローラ73の背面側には、ローラギヤ73a(図4、図5、図13、図17、図19参照)が設けられている。ローラギヤ73aは、図示を省略したが、背面側において、駆動モータ等の回転駆動からの回転駆動力を伝達するための駆動ギヤに噛み合わされる。ローラギヤ73aと駆動ギヤとのギヤ間の距離は、形成される画像に影響する。すなわち、画像形成動作時にローラギヤ73aと駆動ギヤとのギヤ間の距離が所定の距離を維持していないと、形成される画像に横スジ等の画像不良を招く。
そこで、位置決め機構200は、図21に示すような、背面側(駆動側)に位置決め保持部材230Aを備えていてもよい。図21は、背面側に設けられる位置決め保持部材230Aを示す斜視図である。
図21に示す背面側の位置決め保持部材230Aは、他方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して他方の被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を位置決め保持する。
この例では、背面側の位置決め保持部材230Aの内周面230aの断面形状は、互いに平行に対向する一対の直線部と該一対の直線部の両端部をそれぞれ結ぶ一対の円弧部とからなる形状、いわゆるIカット形状である。また、背面側の位置決め保持部材230Aの外周面230bの断面形状は、互いに平行に対向する一対の直線部と一対の直線部の両端部をそれぞれ結ぶ一対の円弧部とからなる形状、いわゆるIカット形状である。なお、背面側の位置決め保持部材230Aの内周面230aの断面形状は、一つの直線部と該一つの直線部の両端部を結ぶ円弧部とからなる形状、いわゆるDカット形状とし、位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)の外周面212aの断面形状が位置決め保持部材230Aの内周面230aの断面形状に対応した形状(Dカット形状)となっていてもよい。また、背面側の位置決め保持部材230Aの外周面230bの断面形状は、一つの直線部と一つの直線部の両端部を結ぶ円弧部とからなる形状、いわゆるDカット形状であってもよい。また、位置決め保持部材230Aに、径方向の外方に延びる取手部が設けられていてもよい。
このような位置決め機構200では、作業者により被位置決め部材220(クリーニング装置74)が位置決め部材210に取り付けられるにあたり、背面側の位置決め保持部材230Aは、内周面230aが位置決め部212の外周面212a(図14参照)を係入する。また、背面側の位置決め保持部材230Aは、外周面230bが被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)の切欠部222a(図15参照)に係入される。そして、位置決め保持部材230Aが回転方向Rの一方側R1に回転されると、位置決め保持部材230Aの外周面230bが被位置決め部222の切欠部222aに係止される。
切欠部222aに受け入れられる背面側の位置決め保持部材230Aの外周面230bは、長手幅部230iと、短手幅部230jとを備えている。長手幅部230iは、所定の第1方向H1の第1幅h1が切欠部222aにおける第1サイズd1(図15参照)よりも大きいかつ第2サイズd2(図15参照)より小さい。短手幅部230jは、第1方向H1と交差(直交)する所定の第2方向H2の第2幅h2が切欠部222aにおける第1サイズd1より小さい。
このような位置決め機構200では、切欠部222aが背面側の位置決め保持部材230Aの外周面230bを受け入れるにあたり、背面側の位置決め保持部材230Aは、内周面230aが位置決め部212の外周面212aを係入する。また、背面側の位置決め保持部材230Aにおける短手幅部230jが切欠部222aにおける入口部222bに対向した状態で挿通される。そして、切欠部222aが背面側の位置決め保持部材230Aを受け入れた状態において背面側の位置決め保持部材230Aの回転方向Rへの回転動作にともなって背面側の位置決め保持部材230Aにおける長手幅部230iに対して切欠部222aにおける入口部222bを係止する。このとき、背面側の位置決め保持部材230Aの外周面230bは、背面側の位置決め保持部材230Aが回転方向Rの一方側R1に回転されると、被位置決め部222の切欠部222aに摺動される。
また、第1実施形態から第3実施形態では、位置決め保持部材230,230Aの移動方向(R)への移動動作にともなって、何れか一方の位置決め部212(ローラ軸730の背面側の端部732)に対して対応する被位置決め部222(背面側のクリーナフレーム部742)を係止するようにしたが、それに代えて、もう一方の位置決め部211(ローラ軸730の正面側の端部731)に対して対応する被位置決め部221(正面側のクリーナフレーム部741)を係止するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、クリーニング部材は、クリーニングローラであったが、クリーニングブレードであってもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、係る実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
1 光走査装置
200 位置決め機構
210 位置決め部材
211 位置決め部
211a 外周面
212 位置決め部
212a 外周面
212b 長手幅部
212c 短手幅部
220 被位置決め部材
221 被位置決め部
221a 内周面
222 被位置決め部
222a 切欠部
230 位置決め保持部材
230A 位置決め保持部材
230a 内周面
230b 外周面
230d 位置決め保持部材本体
230f 内側面
231 第1位置決め保持部
232 第2位置決め保持部
240 回転規制部
70 転写装置
70a 転写装置本体
71 転写ベルト
72 転写従動ローラ
73 対向ローラ
730 ローラ軸
731 端部
732 端部
73a ローラギヤ
74 クリーニング装置
741 クリーナフレーム部
742 クリーナフレーム部
74a クリーニング装置本体フレーム
74b クリーニングローラ(クリーニング部材)
H1 第1方向
H2 第2方向
P シート
R 回転方向
R1 一方側
SC 固定部材
X 左右方向
Y 前後方向
Z 上下方向
d1 第1サイズ
d2 第2サイズ
h1 第1幅
h2 第2幅
α 回転軸線

Claims (12)

  1. 位置決め部材における一対の位置決め部と、被位置決め部材における一対の被位置決め部とを位置決めするための位置決め機構であって、
    前記一対の位置決め部のうちの少なくとも一方の位置決め部に対して対応する前記被位置決め部を位置決めし、かつ、所定の移動方向に移動可能に保持する位置決め保持部材を備え、
    前記位置決め保持部材の前記移動方向への移動動作にともなって前記一対の位置決め部のうちの何れか一方の位置決め部に対して対応する前記被位置決め部を係止し、
    前記位置決め保持部材には、前記被位置決め部の外側面と当接する複数の突起部が設けられていることを特徴とする位置決め機構。
  2. 請求項1に記載の位置決め機構であって、
    前記位置決め保持部材は、前記位置決め部に対する位置決め及び保持を行う第1位置決め保持部と、前記被位置決め部に対する位置決め及び保持を行う第2位置決め保持部とを備え、前記第1位置決め保持部と前記第2位置決め保持部とが一体形成されていることを特徴とする位置決め機構。
  3. 請求項2に記載の位置決め機構であって、
    前記位置決め部は、外周面を有し、前記被位置決め部は、内周面を有し、
    前記第1位置決め保持部は、前記位置決め保持部材の内周面を含み、
    前記第2位置決め保持部は、前記位置決め保持部材の外周面を含み、
    前記位置決め保持部材は、前記第1位置決め保持部における前記内周面で前記位置決め部の前記外周面を位置決め及び保持し、かつ、前記第2位置決め保持部における前記外周面で前記被位置決め部の前記内周面を位置決め及び保持することを特徴とする位置決め機構。
  4. 請求項3に記載の位置決め機構であって、
    前記位置決め保持部材の前記移動方向への移動は、回転軸線回りの回転方向への回転であり、
    前記位置決め保持部材は、前記内周面及び前記外周面の断面形状が円形状又は円弧形状を有し、前記円形状又は前記円弧形状の中心が前記回転軸線と同一軸線上に位置していることを特徴とする位置決め機構。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の位置決め機構であって、
    前記何れか一方の位置決め部に対応する前記被位置決め部は、前記何れか一方の位置決め部を受け入れ可能に切り欠いた切欠部を備え、
    前記切欠部が前記位置決め部を受け入れた状態において前記位置決め保持部材の前記移動方向への移動動作にともなって前記位置決め部に対して前記切欠部を係止することを特徴とする位置決め機構。
  6. 請求項5に記載の位置決め機構であって、
    前記位置決め保持部材の前記移動方向の一方側の移動は、回転軸線回りの回転方向への回転であり、
    前記切欠部は、入り口部の第1サイズを深さ方向における中央部の第2サイズよりも小さくした凹部であり、
    前記切欠部に受け入れられる前記位置決め部は、所定の第1方向の第1幅が前記切欠部における前記第1サイズよりも大きいかつ前記第2サイズより小さい長手幅部と、前記第1方向と交差する所定の第2方向の第2幅が前記切欠部における前記第1サイズより小さい短手幅部とを備え、
    前記切欠部が前記位置決め部に受け入れるにあたり、前記位置決め部における前記短手幅部が前記切欠部における前記入り口部に挿通され、前記切欠部が前記位置決め部に受け入れた状態において前記位置決め保持部材の前記回転方向への回転動作にともなって前記位置決め部における前記長手幅部に対して前記切欠部を係止することを特徴とする位置決め機構。
  7. 請求項6に記載の位置決め機構であって、
    前記位置決め保持部材の所定の基準回転位置よりも前記回転方向への回転を規制する回転規制部を備えていることを特徴とする位置決め機構。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1つに記載の位置決め機構であって、
    前記位置決め保持部材は、前記一対の位置決め部のうちの何れか一方の位置決め部に対して対応する前記被位置決め部を位置決めし、かつ、所定の移動方向に移動可能に保持することを特徴とする位置決め機構。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載の位置決め機構と、無端状の転写ベルトと、前記転写ベルトの内側に設けられた対向ローラと、クリーニング装置とを備え、前記クリーニング装置は、前記転写ベルトの表面上の廃トナーを清掃するためのクリーニング部材を備え、前記クリーニング部材を前記対向ローラに向けて前記転写ベルトに接触するように転写装置本体の前記一対の位置決め部に、前記クリーニング装置における一対の被位置決め部を取り付けて前記クリーニング部材と前記対向ローラとを位置決めすることを特徴とする転写装置。
  10. 請求項9に記載の転写装置であって、
    前記位置決め部材は、前記対向ローラであり、前記一対の位置決め部は、前記対向ローラにおけるローラ軸の両端部であり、前記被位置決め部材は、前記クリーニング装置であり、前記一対の被位置決め部は、前記クリーニング装置における一対のクリーナフレーム部であることを特徴とする転写装置。
  11. 請求項10に記載の転写装置であって、
    前記位置決め保持部材の前記移動方向への移動は、回転軸線回りの回転方向への回転であり、
    前記位置決め保持部材の前記回転方向への回転動作にともなって前記ローラ軸の両端部のうちの何れか一方の端部に対して対応する前記クリーナフレーム部を係止することを特徴とする転写装置。
  12. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載の位置決め機構又は請求項9から請求項11までの何れか1つに記載の転写装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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