JP7321520B2 - 弁装置 - Google Patents
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Description
また、外弁箱の両分割筐体の分割面には、流体管の外周面との間及び分割面間を水密状態に密封する分割面パッキンが設けられ、この分割面パッキンと内弁箱のパッキンの縦パッキン部とが接触する。
前記パッキンは、前記環状パッキン接触面に接触する環状の第1パッキンと、前記縦パッキン接触面及び前記底部パッキン接触面に接触する第2パッキンとに分割構成され、前記第2パッキンの縦パッキン部の上端側は、前記第1パッキンの縦パッキン接続部位に上下動可能な状態で貫通支持されている点にある。
したがって、パッキンの上述の合理的な改造により、内弁箱の挿入抵抗の軽減化を図りながら、内弁箱の外面に装着されている第2パッキンの縦パッキン部が、外弁箱の分割面パッキンの内側端面の膨出変形部で押圧されて擦り上げられることに起因するシール性能の低下を抑制することができる。
〔第1実施形態〕
図1~図4は、流体管の一例である既設水道管1の分岐管接続箇所の弁装置設置構造を示す。この弁装置設置構造に用いられる三方弁仕様の弁装置Vは、図5に示すように、既設水道管1の外周面に水密状態で装着可能な分割構造の外弁箱2と、外弁箱2の上部の弁挿入口部20から挿入されて収容され、且つ、既設水道管1内を流れる上水(流体)の流路を切り換え可能な弁体3を有する内弁箱4と、を備える。本実施形態においては、図1、図2、図4に示すように、外弁箱2の管軸芯方向両端部を既設水道管1の両管端部1A,1Bに抜け止め固定する分割構造の離脱防止金具5が設けられている。
上側分割筐体21及び下側分割筐体22には、図1、図2、図5に示すように、既設水道管1の管軸芯方向の二か所に保持される水道管保持部21B,22Bと、既設水道管1の管軸芯に対して直交する分岐軸心方向に沿って分岐短管27を水密状態で嵌合保持する分岐管保持部21C,22Cと、が形成されている。
上側パッキン装着溝29に装着された上側分割面パッキン28及び下側パッキン装着溝31に装着された下側分割面パッキン30は、締結手段のボルト33・ナット34の締結操作によって高い面圧状態に圧縮される。
第1細幅縦壁部41aの外面における第3連通孔32C側の端部と、第2細幅縦壁部41bの外面における第3連通孔32C側の端部及び、広幅縦壁部41cの外面における円周方向中央部には、外弁箱2の内面側に向かって突出するパッキン装着用隆起部45が形成されている。
内弁箱用パッキン6は、図5、図6に示すように、環状パッキン接触面2aに接触する状態で第1パッキン装着溝46に装着される環状の第1パッキン61と、各縦パッキン接触面2b及び底部パッキン接触面2cに接触する状態で第2パッキン装着溝47及び第3パッキン装着溝48に装着される第2パッキン62とに分割構成されている。
したがって、内弁箱用パッキン6の上述の合理的な改造により、内弁箱4の挿入抵抗の軽減化を図りながら、内弁箱4の外面に装着されている第2パッキン62の縦パッキン部62Aが、外弁箱2の両分割面パッキン28,30の内側端面28a,30aの膨出変形部で押圧されて擦り上げられることに起因するシール性能の低下を抑制することができる。
しかも、パッキン圧縮部7は、外弁箱2の環状パッキン接触面2aを下窄まりの傾斜面に形成することによって構成されているので、第1パッキン61の全周を径方向内方側に押圧して圧縮することができ、第1パッキン61の貫通部位でのシール性能をさらに高めることができる。
外弁箱2の内面のうち、下窄まりの傾斜面の上端に連続する上側内周面2dの半径は、内弁箱4の中心軸から第2パッキン62の縦パッキン部62Aの外面までの半径よりも僅かに大きく構成されている。そのため、図7、図9に示すように、内弁箱4を外弁箱2の弁挿入口部20から挿入する際、外弁箱2の上側内周面2dと内弁箱4に装着された縦パッキン部62Aの外面との間に微小な隙間が発生する。この隙間により、内弁箱4の挿入抵抗の軽減化を図ることができる。
図12に示すように、第1パッキン61の縦パッキン接続部位61aに、第2パッキン62の各縦パッキン部62Aの上端側部位62aが下方から挿入されるパッキン挿通孔63を貫通形成し、縦パッキン接続部位61aの外面を、他の部位の外面よりも径方向外方に突出する弧状外面61bに形成する。
この変形例では、環状パッキン接触面2aに設けたパッキン圧縮部7により、第1パッキン61の縦パッキン接続部位61aの弧状外面61bを径方向内方側に圧縮することになる。
図13~図15は、バタフライ弁仕様の弁装置Vを示す。この弁装置Vは、既設水道管1の外周面に水密状態で装着可能な分割構造の外弁箱2と、外弁箱2の上部の弁挿入口部(図示省略)から挿入されて収容され、且つ、既設水道管1内を流れる流体の流路を遮断可能な弁体3を有する内弁箱4と、を備える。
分割面パッキン28,30のうち、後述の内弁箱4における仕切壁50の左右の側壁面50aに対応する部位には、外弁箱2の内面と面一状態で露出する内側端面28a,30aが形成されている。分割面パッキン28,30の内側端面28a,30aは、後述の内弁箱4の第2パッキン装着溝47に装着された第2パッキン62の縦パッキン部62Aと接触する。分割面パッキン28,30の内側端面28a,30aは、締結手段の締結操作で圧縮されて外弁箱2の内部空間側に膨出変形する。
内弁箱4の上蓋部53の外周面には、円環状の第1パッキン装着溝46が形成されている。上蓋部53の外周面に連続する仕切壁50の左右の側壁面50aには、第1パッキン装着溝46に連続する第2パッキン装着溝47が形成されている。仕切壁50の底面には、各第2パッキン装着溝47の下端に連続する円環状の第3パッキン装着溝48が形成されている。
(1)上述の各実施形態では、各縦パッキン部62Aの上端側部位62aを、第1パッキン61の縦パッキン接続部位61aに上下動可能な状態で貫通支持させるにあたって、第1パッキン61の縦パッキン接続部位61aに、第2パッキン62の各縦パッキン部62Aの上端側部位62aが下方から挿入されるパッキン挿通孔63を貫通形成したが、このパッキン挿通孔63に代えて、U状の切欠き部を形成してもよい。
2 外弁箱
2a 環状パッキン接触面
2b 縦パッキン接触面
2c 底部パッキン接触面
3 弁体
4 内弁箱
6 パッキン(内弁箱用パッキン)
7 パッキン圧縮部
20 弁挿入口部
61 第1パッキン
62 第2パッキン
63 パッキン挿通孔
S 隙間
Claims (4)
- 流体管に装着可能な分割構造の外弁箱と、前記外弁箱の上部の弁挿入口部から挿入されて収容され、且つ、前記流体管内を流れる流体の流路を遮断又は切り換え可能な弁体を有する内弁箱と、を備え、前記内弁箱の外面には、前記外弁箱の内面における前記弁挿入口部側の環状パッキン接触面と、前記環状パッキン接触面の複数個所から底部側に連続する縦パッキン接触面、及び、前記縦パッキン接触面の下端に連続する底部パッキン接触面との間を密封するパッキンが設けられている弁装置であって、
前記パッキンは、前記環状パッキン接触面に接触する環状の第1パッキンと、前記縦パッキン接触面及び前記底部パッキン接触面に接触する第2パッキンとに分割構成され、前記第2パッキンの縦パッキン部の上端側は、前記第1パッキンの縦パッキン接続部位に上下動可能な状態で貫通支持されている弁装置。 - 前記第1パッキンの縦パッキン接続部位には、前記縦パッキン部の上端側が下方から挿入されるパッキン挿通孔が貫通形成され、前記パッキン挿通孔の内周面と前記縦パッキン部の外周面との間に隙間が形成されている請求項1記載の弁装置。
- 前記外弁箱の前記環状パッキン接触面には、前記外弁箱内の内弁箱収容位置に配置された前記内弁箱の前記第1パッキンにおける少なくとも前記縦パッキン部の貫通部位を径方向内方側に圧縮するパッキン圧縮部が設けられている請求項1又は2記載の弁装置。
- 前記パッキン圧縮部は、前記外弁箱の前記環状パッキン接触面を下窄まりの傾斜面に形成することで構成されている請求項3記載の弁装置。
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