JP7321120B2 - 面付装置、面付方法及びプログラム、並びに印刷製品の製造方法 - Google Patents

面付装置、面付方法及びプログラム、並びに印刷製品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は面付装置、面付方法及びプログラム、並びに印刷製品の製造方法に係り、特に面付情報から加工用データを生成する技術に関する。
印刷物の面付けの仕様を決定するためには、印刷適正と後加工適正との双方を加味する必要があり、熟練者の知識が必要となる。また、仕様に従って面付作業を行うのはプリプレスオペレータの役割であり、仕様が間違っていたり仕様通りに面付けしなかったりした場合に、後加工の段階でミスに気付くことになり、再面付け、又は再印刷の無駄なコストが発生してしまう。さらに小ロット多品種化が進み、加工内容がジョブごとに変わってくると、従来の進め方では熟練者による面付仕様の作成がボトルネックとなり、全体の生産性劣化に繋がってしまう。そのため、熟練者でないオペレータでも面付仕様を決定することができ、印刷前に後加工適正のチェックおよび面付の修正ができる仕組みが必要となる。
これに対し、特許文献1は、後加工ができないことを印刷前に判断し、面付を自動的に修正する技術を提供している。
特許第4872995号
特許文献1に記載の技術では、後加工ができない場合の回避策として、印刷データを分割し単ページで配置することのみを特徴としており、それ以外の回避策については規定していない。そのため、例えばカバーと本身の位置関係が後加工に適していないケースなど、複数のパーツの組み合わせで発生する問題には対応することができないという問題点があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、複数のパーツからなる印刷製品の加工適性の有無を加工前にユーザが知ることができる面付装置、面付方法及びプログラム、並びに印刷製品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための面付装置の一の態様は、プロセッサに実行させるための命令を記憶するメモリと、メモリに記憶された命令を実行するプロセッサと、を備え、プロセッサは、第1のパーツと第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品の第1のパーツの第1の面付情報と第2のパーツの第2の面付情報とを取得し、第1の面付情報と第2の面付情報とに基づいて第1の製品を加工するための第1の製品の加工用データを生成し、第1のパーツと第2のパーツとを加工して第1の製品を製造する加工機に対する第1の製品の加工用データの加工適性を検査し、検査結果をユーザに報知する面付装置である。
本態様によれば、複数のパーツからなる印刷製品の加工適性の有無を加工前にユーザが知ることができる。
プロセッサは、第1の面付情報に基づいて第1のパーツを加工するための第1の加工用データを生成し、第2の面付情報に基づいて第2のパーツを加工するための第2の加工用データを生成し、第1の加工用データと第2の加工用データとがそれぞれ加工機の仕様に適合するか否かを検査することが好ましい。これにより、パーツ毎の加工適性を検査することができる。
プロセッサは、第1の加工用データと第2の加工用データとがそれぞれ加工機の仕様に適合する場合に第1の製品の加工用データの加工適性を検査することが好ましい。これにより、加工適性を有する複数のパーツからなる印刷製品の加工適性を検査することができる。
プロセッサは、第1のパーツと第2のパーツとのサイズが整合しているか否かを検査することが好ましい。これにより、第1のパーツと第2のパーツとのサイズの不整合を回避することができる。
プロセッサは、第1のパーツと第2のパーツとの断裁仕上げ位置が整合しているか否かを検査することが好ましい。これにより、第1のパーツと第2のパーツとの断裁仕上げ位置の不整合を回避することができる。
プロセッサは、第2のパーツが第1のパーツからはみ出しているか否かを検査することが好ましい。これにより、第2のパーツが第1のパーツからはみ出すことを回避することができる。
プロセッサは、第1のパーツと第2のパーツとの紙目がそれぞれ第1の製品の背に沿った方向に対して平行であるか否かを検査することが好ましい。これにより、第1のパーツと第2のパーツとの紙目がそれぞれ第1の製品の背に沿った方向に対して平行でない不具合を回避することができる。
プロセッサは、第1のパーツと第2のパーツとの基準点が整合しているか否かを検査することが好ましい。これにより、第1のパーツと第2のパーツとの基準点の不整合を回避することができる。
プロセッサは、第1のパーツと第2のパーツとの折り位置がそれぞれ両端から均等の位置にあるか否かを検査することが好ましい。これにより、第1のパーツと第2のパーツとの折り位置がそれぞれ両端から均等の位置にない不具合を回避することができる。
第1のパーツは表紙であり、第2のパーツは本身であることが好ましい。これにより、表紙と本身とからなる第1の製品の加工適性の有無を加工前にユーザが知ることができる。
上記目的を達成するための面付方法の一の態様は、少なくとも1つのプロセッサが実行する面付方法であって、第1のパーツと第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品の第1のパーツの第1の面付情報と第2のパーツの第2の面付情報とを生成する面付情報生成工程と、第1の面付情報と第2の面付情報とに基づいて第1の製品を加工するための第1の製品の加工用データを生成する加工用データ生成工程と、第1のパーツと第2のパーツとを加工して第1の製品を製造する加工機に対する第1の製品の加工用データの加工適性を検査する検査工程と、検査結果をユーザに報知する報知工程と、を備える面付方法である。
本態様によれば、複数のパーツからなる印刷製品の加工適性の有無を加工前にユーザが知ることができる。
上記目的を達成するための面付プログラムの一の態様は、第1のパーツと第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品の第1のパーツの第1の面付情報と第2のパーツの第2の面付情報とを生成する面付情報生成処理と、第1の面付情報と第2の面付情報とに基づいて第1の製品を加工するための第1の製品の加工用データを生成する加工用データ生成処理と、第1のパーツと第2のパーツとを加工して第1の製品を製造する加工機に対する第1の製品の加工用データの加工適性を検査する検査処理と、検査結果をユーザに報知する報知処理と、をコンピュータに実行させる面付プログラムである。
本態様によれば、複数のパーツからなる印刷製品の加工適性の有無を加工前にユーザが知ることができる。面付プログラムを記憶させた非一時的な記憶媒体も本態様に含まれる。
上記目的を達成するための印刷製品の製造方法の一の態様は、第1のパーツと第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品の第1のパーツの第1の面付情報と第2のパーツの第2の面付情報とをプロセッサが生成する面付情報生成工程と、第1の面付情報に基づいて第1のパーツを加工するための第1の加工用データをプロセッサが生成する第1の加工用データ生成工程と、第2の面付情報に基づいて第2のパーツを加工するための第2の加工用データをプロセッサが生成する第2の加工用データ生成工程と、第1の面付情報と第2の面付情報とに基づいて第1の製品を加工するための第1の製品の加工用データをプロセッサが生成する製品の加工用データ生成工程と、第1のパーツと第2のパーツとを加工して第1の製品を製造する加工機に対する第1の製品の加工用データの加工適性をプロセッサが検査する検査工程と、検査結果をプロセッサがユーザに報知する報知工程と、第1の面付情報に基づいて第1のパーツを印刷機が印刷し、かつ第2の面付情報に基づいて第2のパーツを印刷機が印刷する印刷工程と、第1の加工用データと第2の加工用データと第1の製品の加工用データとに基づいて印刷された第1のパーツと印刷された第2のパーツとを加工機が加工して第1の製品を製造する加工工程と、を備える印刷製品の製造方法である。
本態様によれば、複数のパーツからなる印刷製品の加工適性の有無を加工前にユーザが知ることができる。
本発明によれば、複数のパーツからなる印刷製品の加工適性の有無を加工前にユーザが知ることができる。
図1は、面付システムの構成を示すブロック図である。 図2は、ユーザインターフェースのディスプレイの表示の一例を示す図である。 図3は、ユーザインターフェースのディスプレイの表示の一例を示す図である。 図4は、ユーザインターフェースのディスプレイの表示の一例を示す図である。 図5は、ユーザインターフェースのディスプレイの表示の一例を示す図である。 図6は、印刷製品の製造方法の処理を示すフローチャートである。 図7は、第1の面付情報の一例を示す図である。 図8は、無線綴じにおける表紙と本身との関係を示す図である。 図9は、図6の加工工程の処理の一例を示す工程図である。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施形態について詳説する。
<面付システム>
図1は、面付システム10の構成を示すブロック図である。面付システム10は、面付装置20と、加工機制御装置40と、印刷機50と、加工機60とを備えている。面付装置20と加工機制御装置40とは、通信可能に接続される。面付装置20と印刷機50とは、通信可能に接続される。加工機制御装置40と加工機60とは、通信可能に接続される。
面付装置20は、ユーザ(プリプレスオペレータ)が印刷物の面付けを行う装置である。面付けとは、刷版に対して印刷、断裁、及び製本加工等の都合を考えて、複数ページを配置すること、又はページを単数もしくは複数配置することを指す。面付けしたシートを印刷、断裁、及び製本加工することで、正しくページが並んだ印刷製品を製造することができる。面付情報とは、印刷されるシートに配置された複数ページを示す情報である。面付装置20は、面付情報に基づいて印刷用データを生成する。
面付装置20は、ユーザインターフェース22と、面付情報生成部24と、加工用データ生成部26と、検査部28と、報知部30と、印刷用データ生成部32と、記憶部34とを備える。
面付装置20は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の汎用のコンピュータと、コンピュータによって実行される面付専用のプログラム(面付ソフト)とによって実現される。コンピュータは、メモリに記憶された命令を実行するプロセッサに相当する。プログラムは記憶部34に記憶されてもよい。
ユーザインターフェース22は、面付装置20を操作するための不図示のキーボード、マウス等の入力装置と、不図示のディスプレイ等の表示装置を備える。ユーザは、ユーザインターフェース22を用いて印刷物の面付情報を生成することができる。
面付情報生成部24は、ユーザが生成した印刷物の面付情報を取得する。面付情報生成部24は、面付装置20の外部から不図示のネットワークを介して面付情報を取得してもよい。本実施形態では、複数のパーツから構成される製品のパーツ毎の面付情報を取得する。
加工用データ生成部26は、面付情報生成部24が取得した印刷物の面付情報から、印刷物の加工用データを生成する。本実施形態では、加工用データ生成部26は、複数のパーツの面付情報からそれぞれパーツ毎の加工用データを生成し、かつ複数のパーツから構成される製品の加工用データを生成する。加工用データは、例えばJDF(Job Definition Format:ジョブ定義形式)で記述されたデータである。
検査部28は、加工用データ生成部26が生成した加工用データの加工適性を検査する。検査部28は、JDFチェックモジュールに相当する。本実施形態では、検査部28は、パーツ毎の加工用データがそれぞれ加工機の仕様に適合するか否かを検査し、適合する場合に複数のパーツから構成される製品の加工用データの加工適性を検査する。
報知部30は、検査部28の検査結果をユーザに報知する。報知部30は、検査結果をユーザインターフェース22のディスプレイに表示してもよい。
印刷用データ生成部32は、面付情報生成部24が取得した印刷物の面付情報から、印刷機50によって印刷するための印刷用データを生成する。面付情報が印刷可能なデータ形式であれば、印刷用データは面付情報そのものであってもよい。印刷用データ生成部32は、複数のパーツの面付情報からそれぞれパーツ毎の印刷用データを生成する。
記憶部34は、プロセッサに実行させるための命令を記憶するメモリに相当する。記憶部34は、面付装置20に備えられるものに限定されず、ネットワークなどを介して面付装置20に通信可能に接続されるストレージ装置であってもよい。本実施形態では、記憶部34は面付ソフトを記憶する。
図2は、面付ソフトの面付設定状態におけるユーザインターフェース22のディスプレイの表示の一例を示す図である。面付設定状態における表示は、第1の表示領域D1と、第2の表示領域D2と、第3の表示領域D3と、を有する。
第1の表示領域D1は、ユーザが面付けを行うための表示領域である。図2に示す例では、1~8ページを有する印刷物のうち、6ページ目、7ページ目、3ページ目、及び2ページ目が1つの印刷領域に面付けされている様子を示している。面付ソフトは、印刷領域にバーコード、トンボ等のアクセサリを配置することも可能である。
第2の表示領域D2は、印刷物の全ページの面付けの確認を行うための表示領域である。第2の表示領域D2に表示される情報は、面付情報に相当する。図2に示す例では、表面に6ページ目、7ページ目、3ページ目、及び2ページ目が面付けされており、裏面に8ページ目、5ページ目、1ページ目、及び4ページ目が面付けされている様子を示している。
第3の表示領域D3は、面付けに関するパラメータを設定、確認するための表示領域である。例えば、ユーザは、横方向のページ数、縦方向のページ数、面付の方向等を設定を行うことができる。
これらの表示領域により、ユーザは、複数のパーツからなる印刷物の面付情報を生成することができる。
また、図3は、面付ソフトの加工用データ生成設定状態におけるディスプレイの表示の一例を示す図である。加工用データ生成設定状態における表示は、第4の表示領域D4と、第5の表示領域D5と、を有する。
第4の表示領域D4は、パーツの管理のための表示領域である。第4の表示領域D4には、パーツのソースファイル名と、パーツの各ページの内容とが表示される。
第5の表示領域D5は、ワークフロー管理のための表示領域である。第5の表示領域D5には、パーツのアイコンが表示される。ユーザは、パーツに対して加工内容を指定することができる。
これらの表示領域により、ユーザは、加工用データを生成することができる。
また、表示領域の上部には、検査アイコンA1が配置されている。検査アイコンA1は、ユーザが検査部28に対して加工用データの検査を指示するための画像表示要素である。ユーザは、検査アイコンA1を操作することにより、検査部28に対して加工用データの検査を指示することができる。すなわち、検査アイコンA1が操作されると、検査部28は、加工用データ生成部26が生成した加工用データの加工適性を検査する。
図1の説明に戻り、加工機制御装置40は、面付装置20から入力された印刷物の加工用データを加工機60に設定し、加工機60を制御する。
加工機制御装置40は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の汎用のコンピュータと、コンピュータによって実行される加工機制御用のプログラム(加工機コントローラ)によって実現される。加工機制御装置40は、ユーザインターフェース42と、加工用データ取得部44とを備える。
ユーザインターフェース42は、加工機制御装置40を操作するための不図示のキーボード、マウス等の入力装置と、不図示のディスプレイ等の表示装置を備える。
加工用データ取得部44は、面付装置20から出力された面付情報を取得する。
図4と図5とは、加工機コントローラによるユーザインターフェース42のディスプレイの表示の一例を示す図である。図4は、ジョブの生成画面を示している。ユーザ(ポストプレスオペレータ)は、面付情報に基づいて、手動で複数のパーツからなる印刷物のジョブを生成することができる。
図5は、加工機60のパラメータの設定画面を示している。ユーザは、面付情報に基づいて、複数のパーツからなる印刷物のパラメータを手動で設定することができる。
図1の説明に戻り、印刷機50は、面付装置20から取得した印刷用データに基づいて複数のパーツを印刷する。印刷機50は、輪転機52と、枚葉機54とを備える。輪転機52は、例えばロール紙に印刷する高速印刷のオフセット輪転機である。輪転機52は、連帳インクジェット印刷機であってもよい。枚葉機54は、例えば枚葉紙に印刷する枚葉インクジェット印刷機である。
加工機60は、印刷用データに基づいて印刷されたパーツを加工用データに基づいて断裁処理、折り処理、綴じ処理等の印刷物加工処理を行い、最終製品である印刷製品を製造する。加工機60は、断裁機62と、折り機64と、綴じ機66とを含む。
断裁機62は、シートのコンポーネントを断裁処理する。折り機64は、シートが集積されたブロックのコンポーネントに対して中折り処理等の折り処理を行う。綴じ機66は、折り処理が行われたブロックのコンポーネントに対して平綴じ処理、コーナー綴じ処理、中綴じ処理等を行う。
<印刷製品の製造方法>
図6は、印刷製品の製造方法の処理を示すフローチャートである。ここでは、印刷製品として第1のパーツと第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品を製造する場合について説明する。一例として、第1のパーツは表紙であり、第2のパーツは本身であり、第1の製品は表紙と本身からなる製本物(印刷製品の一例)である。
ステップS1~ステップS12は、面付装置20によって行われる処理であり、面付方法に相当する。これらの処理を面付装置20が実行する面付プログラムとして構成してもよい。面付プログラムは、コンピュータの読取可能なCD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory)等の非一時的な記憶媒体に記憶させて提供されてもよい。
最初に、ユーザが、ユーザインターフェース22により、第1のパーツの面付レイアウトと第2のパーツの面付レイアウトとを生成する。また、ユーザは、ユーザインターフェース22により、第1のパーツと第2のパーツとの印刷を行う印刷機50と加工を行う加工機60とを指定する。
ステップS1(面付情報生成工程の一例)では、面付情報生成部24は、生成された第1のパーツの面付レイアウトと第2のパーツの面付レイアウトとを取得する。面付情報生成部24は、指定された印刷機50と加工機60との情報を取得する。さらに、面付情報生成部24は、取得した第1のパーツの面付レイアウトと第2のパーツの面付レイアウトと印刷機50と加工機60との情報とから、第1のパーツの第1の面付情報と第2のパーツの第2の面付情報とを生成する(面付情報生成処理の一例)。
第1の面付情報と第2の面付情報とには、ユーザが指定した印刷機50と加工機60とに対応したバーコード又はコメントなどのアクセサリが、自動的に生成される。
図7は、第1の面付情報Pの一例を示す図である。第1の面付情報Pは、PDF(Portable Document Format)形式のデータである。第1の面付情報Pには、アクセサリとして、ノズル状態検知パターンPTとバーコードB1~B6とが配置されている。
ノズル状態検知パターンPTは、印刷機50がインクジェット印刷機である場合に不図示のインクジェットヘッドのノズルの状態を検知するためのアクセサリである。枚葉機54は、不図示の検査装置においてノズル状態検知パターンPTを読み取り、不吐出のノズルと、インク吐出量不良のノズルと、吐出曲がりのノズルとを検出することができる。
バーコードB1は、表裏整合性を確認するためのアクセサリである。ここでは2次元バーコードを例に説明しているが、3次元バーコードであってもよい。加工機60は、バーコードB1を読み取り、第1のパーツの表裏を確認することができる。
バーコードB2~B5は、ページ順序整合性を確認するためのアクセサリである。加工機60は、バーコードB2~B5を読み取り、第1のパーツのページ順を確認することができる。
バーコードB6は、トラッキング用のジョブのID(IDentification)であるJOB_IDを示すアクセサリである。印刷機50と加工機60とは、バーコードB6を読み取り、第1のパーツのジョブを追跡することができる。
図7の説明に戻り、ステップS2(第1の加工用データ生成工程の一例、第2の加工用データ生成工程の一例)では、加工用データ生成部26は、ステップS1で取得した第1の面付情報から第1のパーツの第1の加工用データを生成する。また、加工用データ生成部26は、ステップS1で取得した第2の面付情報から第2のパーツの第2の加工用データを生成する(加工用データ生成処理の一例)。
ステップS3では、検査部28は、ステップS2で取得した第1の加工用データと第2の加工用データとがそれぞれ加工適性を有するか否か、すなわち加工機60の仕様に適合するか否かを検査する。
例えば、検査部28は、紙のサイズが加工機60の装填可能な最大サイズから最小サイズまでの間のサイズであるか否かを検査する。また、検査部28は、重ねた紙の厚みが加工機60の断裁可能な最大厚みから最小厚みまでの間の厚みであるか否かを検査する。
ステップS4では、報知部30は、ステップS3での検査結果をユーザに報知する。
ステップS5では、面付装置20は、ステップS3での検査結果から全てのパーツが加工適性を有するか否かを判定する。加工適性を有さないパーツがある場合は、面付装置20はステップS6の処理を行う。一方、全てのパーツが加工適性を有する場合は、面付装置20はステップS7の処理を行う。
ステップS6では、面付装置20は、ユーザによる面付情報の修正を受け付ける。報知部30は、面付修正を促したり,修正につなげる表示を行ったり、エラーの回避策を提示したりしてもよい。報知部30は、加工機60(例えば綴じ機66)の異なる機種であれば加工適性を有する等の表示をしてもよい。この場合、面付装置20は、加工機60の機種の変更を指示可能としてもよい。また、面付装置20は、全てのパーツが加工適性を有することになるように自動的に面付情報を修正してもよい。その後、面付装置20は、ステップS1からの処理を再度行う。
ステップS7(製品の加工用データ生成工程の一例)では、加工用データ生成部26は、ステップS5で加工適性を有すると判断された第1の面付情報と第2の面付情報とから、第1の製品の加工用データを生成する(加工用データ生成処理の一例)。
ステップS8(検査工程の一例)では、検査部28は、ステップS7で生成した第1の製品の加工用データの加工適性の有無を検査する(検査処理の一例)。
ここでは、検査部28は、第1のパーツである表紙と第2のパーツである本身とのサイズが整合しているか否かを検査する。また、検査部28は、表紙と本身との断裁仕上げ位置が整合しているか否かを検査する。
例えば、無線綴じでは、表紙と本身とのサイズを合わせる必要があり、かつ、表紙と本身との仕上がり位置を合わせる必要がある。図8は、無線綴じにおける表紙Cvと本身Bdとの関係を示す図である。図8のF8Aは、表紙Cvと本身Bdとのサイズが整合している例を示す。図8のF8Bは、表紙Cvの断裁仕上げ位置Pcと本身Bdの断裁仕上げ位置Pbとが整合している例を示す。
また、中綴じで本身の共紙ではない表紙がある場合は、本身と表紙との大きさを同一にする必要がある。片袖表紙を使用する場合は、大きさを共通にできないが、天地サイズは必ず共通にする必要がある。
検査部28は、本身が表紙からはみ出しているか否かを検査してもよい。例えば、無線綴じでは、表紙は本身から飛び出させない必要がある。本身は、表紙からマイナス2mm程度となることが好ましい。ただし、ミーリングで本身が小さくなることも考慮する必要がある。
検査部28は、第1のパーツと第2のパーツとの基準点が整合しているか否かを検査してもよい。例えば、無線綴じのブックブロックを作成する折り機では、左下が基準点となる。左下とは、印刷時の給紙方向(印刷方向)を紙のオモテ面視で左方向とした場合の左下である。ロットの違いなどで紙の大きさがばらつくことが考えられるため、基準を意識した面付と印刷方向との考慮が必要となる。F8折りの場合、面付の選択肢は4通りあるが、印刷機50の印刷位置が紙の大きさの誤差に影響を受けにくい側を加工機60の基準に合わせる。
このように、印刷時に表裏見当を合わせる工程で、やみくもにオモテにウラを合わせるのではなく、裏面の基準紙端からの距離をチェックポイントとして指示書に記載し、その位置に表面を合わせることが後工程にとっては好ましい。リピートであれば、過去のデータを使用しやすい。
検査部28は、第1のパーツと第2のパーツとの折り位置がそれぞれ両端から均等の位置にあるか否かを検査してもよい。例えば、連帳インクジェット印刷機の後加工としては、カットアンドスタック、プラウ、又はカットアンド折りなど様々な加工方法があるが、カットアンド折りを採用する場合には、できる限りラップの出ない折りが必要となる。例えば、折り位置が両端から均等の位置にない面付の場合には、紙を折るとラップが出てしまう。
ラップは、製本時の糊付きの安定性、三方断裁時の突き揃えの確実性などに影響がある。これらは製品の仕上がり精度と品質とに係るため、ラップは無い方がよい。
また、検査部28は、表紙と本身との紙目がそれぞれ第1の製品の背に沿った方向に対して平行であるか否かを検査してもよい。紙目とは、紙の繊維が並んでいる方向である。背とは、製本物の綴じ側である。
コストダウンの観点から、逆目(背に沿った方向に対して直交)を採用して紙の在庫を減らすユーザも一部に存在するが、表紙と本身とは、背に対して平行になるように面付を行う。例外として、ラミネート加工を前提とした表紙に対して、逆目を採用する場合もある。
再び図7の説明に戻り、ステップS9(報知工程の一例)では、報知部30は、ステップS8での検査結果をユーザに報知する(報知処理の一例)。
ステップS10では、面付装置20は、ステップS8での検査結果から第1の製品が加工適性を有するか否か(加工を行う上での作法を満たしている否か)を判定する。第1の製品が加工適性を有さない場合は、面付装置20はステップS11の処理を行う。一方、加工適性を有する場合は、面付装置20はステップS12の処理を行う。
ステップS11では、面付装置20は、ユーザによる第1の製品の修正を受け付ける。修正されると、面付装置20は、ステップS7からの処理を再度行う。なお、第1のパーツ及び第2のパーツのうちの少なくとも一方の面付情報を修正した場合は、面付装置20は、ステップS1からの処理を再度行う。
ステップS12では、印刷用データ生成部32は、ステップS1で取得した第1の面付情報に基づいて第1の印刷用データを生成する。また、印刷用データ生成部32は、ステップS1で取得した第2の面付情報に基づいて第2の印刷用データを生成する。
ステップS13は、印刷機50によって行われる処理である。ステップS13(印刷工程の一例)では、印刷機50は、ステップS12で生成された第1の印刷用データと第2の印刷用データとに基づいて、印刷を行う。輪転機52が第1の印刷用データに基づいて印刷を行い、枚葉機54が第2の印刷用データに基づいて印刷を行ってもよい。印刷機50により、第1のパーツと第2のパーツとが印刷される。
印刷機50は、第1のパーツと第2のパーツとに配置されたアクセサリを適宜使用する。また、印刷機50がインクジェット印刷機である場合は、印刷機50は、不図示の検査装置においてノズル状態検知パターンPTを読み取って、不図示のインクジェットヘッドのノズルの状態を検知する。
ステップS14は、加工機制御装置40の制御に基づいて加工機60によって行われる処理である。ステップS14(加工工程の一例)では、加工機60は、ステップS2で生成された第1の加工用データ及び第2の加工用データと、ステップS7で生成された第1の製品の加工用データとに基づいて、第1のパーツと第2のパーツとを加工し、第1の製品を製造する。加工機60は、第1のパーツと第2のパーツとに配置されたアクセサリを適宜使用して加工する。
以上により、印刷製品の製造方法の処理が終了する。
本実施形態に係る面付システム10によれば、プリプレスオペレータが作成した面付情報、印刷条件を元に、後加工適正をチェックし、その結果をエラーメッセージとしてプリプレスオペレータにフィードバックする。これにより、プリプレスオペレータは、メッセージを元に後加工適正エラーの素因を取り除くことができる。
また、製品が複数のパーツから構成される場合、パーツ毎に後加工適正をチェックした後、全パーツを合わせた製品のチェックを行う。このように多段階でチェックすることで、複数のパーツが組み合わされた複雑な構成の製品であっても、段階的にエラーの素因を取り除くことができる。
<加工処理>
図9は、図6のステップS22の加工工程の処理の一例を示す工程図である。ここでは、シートのコンポーネントC1、C2、C3から、製本物のコンポーネントC11を製造する例を説明する。コンポーネントC1は第2のパーツであり、例えばモノクロの本身である。コンポーネントC2は第2のパーツであり、例えばカラーの本身である。コンポーネントC3は第1のパーツであり、表紙である。コンポーネントC11は第1の製品であり、モノクロの本身とカラーの本身と表紙とからなる製本物である。
シートのコンポーネントC1は、プロセスP1において断裁機62によりそれぞれシートのコンポーネントC4とコンポーネントC5とに断裁される。
また、シートのコンポーネントC2は、プロセスP2において断裁機62により所望のサイズのシートのコンポーネントC6に断裁される。同様に、コンポーネントC3は、プロセスP3において断裁機62により所望のサイズのシートのコンポーネントC7に断裁される。
シートのコンポーネントC4、C5、C6、C7は、プロセスP4においてブロックのコンポーネントC8として集積される。集積されたブロックのコンポーネントC8は、落丁と乱丁との有無が照合される。
さらに、コンポーネントC8は、プロセスP5において折り機64により折り処理が行われ、ブロックのコンポーネントC9が生成される。
コンポーネントC9は、プロセスP6において綴じ機66により綴じ処理が行われ、ブックのコンポーネントC10が生成される。図7に示した例では、プロセスP6では中綴じ処理が行われる。
最後に、コンポーネントC10は、プロセスP7において断裁機62により絶ち落とし処理され、最終製品であるコンポーネントC11が生成される。
このように、第1のパーツであるコンポーネントC3の加工用データの加工適性と、第2のパーツであるコンポーネントC1、C2の加工用データの加工適性と、第1の製品であるコンポーネントC11の加工用データの加工適性と、が予め検査されているため、コンポーネントC1、C2、C3から、第1の製品であるコンポーネントC11を適切に製造することができる。
<その他>
ここまで説明した実施形態において、例えば、面付装置20、加工機制御装置40等の各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。各種のプロセッサには、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、画像処理に特化したプロセッサであるGPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されていてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサ(例えば、複数のFPGA、或いはCPUとFPGAの組み合わせ、又はCPUとGPUの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、サーバ及びクライアント等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組合せで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)である。
本発明の技術的範囲は、上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。各実施形態における構成等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各実施形態間で適宜組み合わせることができる。
10…面付システム
20…面付装置
22…ユーザインターフェース
24…面付情報生成部
26…加工用データ生成部
28…検査部
30…報知部
32…印刷用データ生成部
34…記憶部
40…加工機制御装置
42…ユーザインターフェース
44…加工用データ取得部
50…印刷機
52…輪転機
54…枚葉機
60…加工機
62…断裁機
64…折り機
66…綴じ機
A1…検査アイコン
Bd…本身
B1~B6…バーコード
Cv…表紙
C1~C11…コンポーネント
P…第1の面付情報
Pb,Pc…断裁仕上げ位置
PT…ノズル状態検知パターン
P1~P7…加工処理のプロセス
S1~S14…印刷製品の製造方法の処理のステップ

Claims (11)

  1. プロセッサに実行させるための命令を記憶するメモリと、
    メモリに記憶された命令を実行するプロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    第1のパーツと前記第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品の前記第1のパーツの第1の面付情報と前記第2のパーツの第2の面付情報とを生成し、
    前記第1の面付情報と前記第2の面付情報とに基づいて前記第1の製品を加工するための前記第1の製品の加工用データを生成し、
    前記第1のパーツと前記第2のパーツとを加工して前記第1の製品を製造する加工機に対する前記第1の製品の加工用データの加工適性を検査し、
    検査結果をユーザに報知する面付装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記第1の面付情報に基づいて前記第1のパーツを加工するための第1の加工用データを生成し、
    前記第2の面付情報に基づいて前記第2のパーツを加工するための第2の加工用データを生成し、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データとがそれぞれ前記加工機の仕様に適合するか否かを検査し、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データとがそれぞれ前記加工機の仕様に適合する場合に前記第1の製品の加工用データの加工適性を検査する面付装置。
  2. 前記プロセッサは、前記第1のパーツと前記第2のパーツとのサイズが整合しているか否かを検査する請求項に記載の面付装置。
  3. 前記プロセッサは、前記第1のパーツと前記第2のパーツとの断裁仕上げ位置が整合しているか否かを検査する請求項1又は2に記載の面付装置。
  4. 前記プロセッサは、前記第2のパーツが前記第1のパーツからはみ出しているか否かを検査する請求項1から3のいずれか1項に記載の面付装置。
  5. 前記プロセッサは、前記第1のパーツと前記第2のパーツとの紙目がそれぞれ前記第1の製品の背に沿った方向に対して平行であるか否かを検査する請求項1から3のいずれか1項に記載の面付装置。
  6. 前記プロセッサは、前記第1のパーツと前記第2のパーツとの基準点が整合しているか否かを検査する請求項1からのいずれか1項に記載の面付装置。
  7. 前記プロセッサは、前記第1のパーツと前記第2のパーツとの折り位置がそれぞれ両端から均等の位置にあるか否かを検査する請求項1からのいずれか1項に記載の面付装置。
  8. 前記第1のパーツは表紙であり、前記第2のパーツは本身である請求項1からのいずれか1項に記載の面付装置。
  9. 少なくとも1つのプロセッサが実行する面付方法であって、
    第1のパーツと前記第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品の前記第1のパーツの第1の面付情報と前記第2のパーツの第2の面付情報とを生成する面付情報生成工程と、
    前記第1の面付情報と前記第2の面付情報とに基づいて前記第1の製品を加工するための前記第1の製品の加工用データを生成する加工用データ生成工程と、
    前記第1のパーツと前記第2のパーツとを加工して前記第1の製品を製造する加工機に対する前記第1の製品の加工用データの加工適性を検査する検査工程と、
    検査結果をユーザに報知する報知工程と、
    を備える面付方法であって、
    前記第1の面付情報に基づいて前記第1のパーツを加工するための第1の加工用データを生成する工程と、
    前記第2の面付情報に基づいて前記第2のパーツを加工するための第2の加工用データを生成する工程と、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データとがそれぞれ前記加工機の仕様に適合するか否かを検査する工程と、
    を備え、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データとがそれぞれ前記加工機の仕様に適合する場合に前記第1の製品の加工用データの加工適性を検査する面付方法。
  10. 第1のパーツと前記第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品の前記第1のパーツの第1の面付情報と前記第2のパーツの第2の面付情報とを生成する面付情報生成処理と、
    前記第1の面付情報と前記第2の面付情報とに基づいて前記第1の製品を加工するための前記第1の製品の加工用データを生成する加工用データ生成処理と、
    前記第1のパーツと前記第2のパーツとを加工して前記第1の製品を製造する加工機に対する前記第1の製品の加工用データの加工適性を検査する検査処理と、
    検査結果をユーザに報知する報知処理と、
    をコンピュータに実行させる面付プログラムであって、
    前記第1の面付情報に基づいて前記第1のパーツを加工するための第1の加工用データを生成する処理と、
    前記第2の面付情報に基づいて前記第2のパーツを加工するための第2の加工用データを生成する処理と、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データとがそれぞれ前記加工機の仕様に適合するか否かを検査する処理と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データとがそれぞれ前記加工機の仕様に適合する場合に前記第1の製品の加工用データの加工適性を検査する面付プログラム。
  11. 第1のパーツと前記第1のパーツとは異なる第2のパーツとからなる第1の製品の前記第1のパーツの第1の面付情報と前記第2のパーツの第2の面付情報とをプロセッサが生成する面付情報生成工程と、
    前記第1の面付情報に基づいて前記第1のパーツを加工するための第1の加工用データを前記プロセッサが生成する第1の加工用データ生成工程と、
    前記第2の面付情報に基づいて前記第2のパーツを加工するための第2の加工用データを前記プロセッサが生成する第2の加工用データ生成工程と、
    前記第1の面付情報と前記第2の面付情報とに基づいて前記第1の製品を加工するための前記第1の製品の加工用データを前記プロセッサが生成する製品の加工用データ生成工程と、
    前記第1のパーツと前記第2のパーツとを加工して前記第1の製品を製造する加工機に対する前記第1の製品の加工用データの加工適性を前記プロセッサが検査する検査工程と、
    検査結果を前記プロセッサがユーザに報知する報知工程と、
    前記第1の面付情報に基づいて前記第1のパーツを印刷機が印刷し、かつ前記第2の面付情報に基づいて前記第2のパーツを前記印刷機が印刷する印刷工程と、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データと前記第1の製品の加工用データとに基づいて前記印刷された前記第1のパーツと前記印刷された前記第2のパーツとを前記加工機が加工して前記第1の製品を製造する加工工程と、
    を備える印刷製品の製造方法であって、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データとがそれぞれ前記加工機の仕様に適合するか否かを前記プロセッサが検査する工程を備え、
    前記第1の加工用データと前記第2の加工用データとがそれぞれ前記加工機の仕様に適合する場合に前記第1の製品の加工用データの加工適性を検査する印刷製品の製造方法。
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