JP7317639B2 - 放射線画像処理システム及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体に放射線を透過して得られた画像を処理するシステムに関する。
医療現場では、人体(患者、検査対象者等)、及び人体に挿入した手技用デバイス(内視鏡、ガイドワイヤ、カテーテル、及びステント等)等の被写体に対してX線等の放射線を照射し、被写体を透過した放射線の強度分布を検出器で検出して得た画像(以下、透過像と記載する)をリアルタイムで表示しながら、医師及び技師が治療及び検査等の医療行為を行っている。
被ばくによる人体への影響を小さく抑えるために、放射線は間欠的に照射される。得られる透過像間の時間間隔が長くなる。したがって、透過像を動画として再生した場合、被写体の動きが不自然な動きの動画になってしまう。
そこで、透過像に対して画像処理を実行することによって補間画像を生成し、透過像間に挿入することによって自然な動きの画像を再生するフレームレート変換技術の実現が望まれている。
フレームレート変換技術は、テレビ受像機への応用等に向けて古くから検討されており、例えば非特許文献1に記載の技術等が知られている。
フレームレート変換技術には、時間的に連続する2枚の画像(フレーム)間で、画像上に映ったすべての被写体がそれぞれどのように動いたかを示す動き情報(各画素の動きベクトル)を推定する技術(密オプティカルフロー推定技術)が不可欠である。
密オプティカルフロー推定技術では、2枚の画像間の対応点(輝度値又はテクスチャが画像間で互いに対応する点)を推定する。密オプティカルフロー推定技術として、例えば、非特許文献2及び非特許文献3に記載の技術等が知られている。
M Armstrong, D Flynn, M Hammond, S Jolly, R Salmon;「High Frame-Rate Television」,BBC Research White Paper WHP 169,September 2008 G Farneback;「Two-Frame Motion Estimation Based on Polynomial Expansion」,SCIA 2003: Image Analysis pp 363-370,Scandinavian Conference on Image Analysis 2003 Xiang Li, Jianle Chen, and Marta Karczewicz;「Frame Rate Up-Conversion based Motion Vector Derivation for Hybrid Video Coding」,2017 Data Compression Conference (DCC)
非特許文献2及び非特許文献3には、連続する2枚の画像間の対応点を推定する技術が開示されている。また、非特許文献3には、推定された対応点同士を結んだ線分上で、2枚の画像上の画素の各輝度値を内分して、補間画像を生成する技術が開示されている。これらの技術を用いることによって、単位時間あたりの画像数(フレーム数)を増やすことができる。
人体を被写体とする放射線画像処理システムは、被ばくを最小限に抑えるために、放射線の照射範囲を限定する「絞り」を備える。
絞りの内側(絞りにより放射線が遮蔽されない領域)では、被写体に直接放射線が照射されるため、被写体を透過する放射線量が多くなり、透過像の輝度値は高く、また、コントラストも強い。一方、絞りの外側(絞りにより放射線が遮蔽される領域)では、絞りを透過した放射線が被写体に照射されるため、被写体を透過する放射線量が少なくなり、透過像の輝度値は低く、また、コントラストも弱い。以下の説明では、絞りにより画像上に形成される陰影の領域を絞り陰影領域と記載する。
ここで、図18A及び図18Bを用いて、絞りを介して照射された放射線から生成される画像から補間画像を生成する場合の問題について説明する。
図18A及び図18Bは、従来技術の課題を説明する図である。ここでは、透過像が生成される時間間隔はTとする。また、フレーム数を2倍にするための補間画像が生成されるものとする。
図18Aは、被写体が静止し、絞り陰影領域の大きさが時々刻々と変化する状況下で撮像された透過像を示す。図18Bは、絞り陰影領域の大きさは変化せず、被写体が移動している状況下で撮像された透過像を示す。
第1の画像1801は、基準となる透過像であり、第2の画像1803は第1の画像1801の後に撮像された透過像である。第1の画像1801には絞り陰影領域1804が含まれ、また、第2の画像1803には被写体像1806が含まれる。枠1805は、絞り陰影領域1804の内側及び外側を分ける境界を示す。以下の説明では、絞り陰影領域の境界を絞り境界と記載する。
図18Aに示すように、絞り陰影領域1804の大きさの変化によって、絞り境界をまたぐ被写体の映り込みが変化する。また、図18Bに示すように、被写体の移動によって、絞り境界をまたぐ被写体の映り込みが変化する。この場合、第1の画像1801及び第2の画像1803間における被写体の対応点を正しく推定することは困難となる。したがって、第1の画像1801及び第2の画像1803から生成される補間画像1802では、絞り境界又は手技用デバイス等の被写体がゆがんで映る。領域1809は、絞り境界のゆがみが生じている領域である。
前述のようなゆがみが生じた補間画像を含む画像を再生した場合、診断及び手術等の医療行為に支障をきたす可能性がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものである。絞り境界をまたぐ被写体の映り込みが変化する場合でもゆがみ等のノイズが少ない補間画像を生成し、高画質かつ滑らかな画像の再生を実現できる放射線画像処理システムを提供するものである。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、絞りを介して放射線を間欠的に被写体に照射することによって得られる画像を処理する放射線画像処理システムであって、時系列的に連続する第1の画像及び第2の画像を用いて、前記第1の画像に含まれる複数の画素の各々に対応する被写体の動きを推定するための推定値を算出し、前記複数の画素の各々の前記推定値から構成される動き情報を生成する動き情報推定部と、前記第1の画像及び前記第2の画像の各々に含まれる、前記絞りにより形成される絞り境界に基づいて、前記動き情報の値の補正が必要な画素から構成される補正領域を特定し、前記動き情報の前記補正領域の前記推定値を補正する動き情報補正部と、前記補正された動き情報に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の間に挿入する補間画像を生成するフレーム補間部と、を備える。
本発明によれば、放射線画像処理システムは、絞り境界をまたぐ被写体の映り込みが変化する場合でもノイズが少ない補間画像を生成し、高画質かつ滑らかな画像の再生できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
実施例1の放射線画像処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施例1の画像処理部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施例1の画像処理部の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施例1の画像処理部が実行する処理の概要を説明するフローチャートである。 実施例1の第1の絞り境界推定部の構成の一例を示す図である。 実施例1の第1の絞り境界推定部が実行する第1の絞り境界推定処理を説明する図である。 実施例1の絞り境界検出部の構成の一例を示す図である。 実施例1の絞り境界検出部の構成の一例を示す図である。 実施例1の動き情報推定部の動き情報の生成方法を説明する図である。 実施例1の動き情報推定部の動きベクトルの算出方法を説明する図である。 実施例1の第2の絞り境界推定部が実行する第2の絞り境界推定処理を説明する図である。 実施例1の第2の絞り境界推定部が実行する第2の絞り境界推定処理を説明する図である。 実施例1の動き情報補正部の構成の一例を示す図である。 実施例1の動き情報補正部が生成する差分画像の一例を示す図である。 実施例1の動き情報補正部に設定される補正ポリシの一例を示す図である。 実施例1の第2の動き情報補正部の構成の一例を示す図である。 実施例1の第2の動き情報補正部が実行する処理を説明するフローチャートである。 実施例1の内挿部が実行する処理を説明するフローチャートである。 実施例1のフレーム補間部の構成の一例を示す図である。 実施例1のフレーム補間部の構成の一例を示す図である。 実施例1のフレーム補間部の構成の一例を示す図である。 従来技術の課題を説明する図である。 従来技術の課題を説明する図である。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。ただし、本発明は以下に示す実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
以下に説明する発明の構成において、同一又は類似する構成又は機能には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」等の表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数又は順序を限定するものではない。
図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、及び範囲等は、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、及び範囲等を表していない場合がある。したがって、本発明では、図面等に開示された位置、大きさ、形状、及び範囲等に限定されない。
図1は、実施例1の放射線画像処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、放射線画像処理システム101は、X線管102、高電圧発生部103、X線制御部104、絞り105、X線補償フィルタ106、絞り/フィルタ制御部107、テーブル109、機構制御部110、X線検出器111、検出器制御部112、記憶部113、中央処理部114、画像処理部115、入力部116、表示部117を有する。
テーブル109は、人等の被写体108を載せる寝台である。機構制御部110は、テーブル109と電気的に接続され、被写体108が撮影に適した位置となるように、テーブル109の動きを制御する。このとき、X線検出器111についても、テーブル109と一体的に移動する構造としてもよい。
X線管102は、X線を発生させ、テーブル109の上に配置された被写体108に向けて当該X線を照射する。高電圧発生部103は、X線管102と電気的に接続され、X線管102に与える高電圧を発生する。X線制御部104は、高電圧発生部103と電気的に接続され、高電圧発生部103を制御し、X線管102から照射されるX線の線量及び線質を制御する。
絞り105は、X線管102のX線照射方向に配置され、X線管102で発生したX線が照射される領域を、X線吸収率の高い金属の開閉によって制御する。X線補償フィルタ106は、波長依存性を持ったX線吸収率の高い物質で構成され、被写体108のX線吸収率の低い部位に到達するX線を減衰させることによってハレーションを軽減するとともに、不要な波長成分を減衰させて人体の被爆量を軽減する。
絞り/フィルタ制御部107は、絞り105及びX線補償フィルタ106と電気的に接続され、絞り105の位置(X線の照射範囲)及びX線補償フィルタ106を制御する。
X線検出器111は、絞り105、X線補償フィルタ106及びテーブル109を介在してX線管102と対向するように配置され、画像生成部として機能する。具体的には、X線検出器111は、X線管102から照射され被写体108を透過したX線の強度分布を特徴量に変換し、画素毎の特徴量から構成される透過像のデータを出力する。特徴量は、例えば、輝度値及び分散値等である。本明細書では、輝度値を特徴量として有する画像を用いて説明する。
検出器制御部112は、X線検出器111と電気的に接続され、X線検出器111を制御することによって透過像のデータを取得し、画像処理部115に透過像のデータを入力する。検出器制御部112は、X線検出器111を制御することによって、透過像を静止画として生成してもよいし、時間的に異なるタイミングで撮影した複数の透過像を動画像として生成してもよい。動画像を生成するための撮影タイミングは、例えば、毎秒30フレーム及び毎秒15フレーム等の一定の時間間隔が考えられる。後述する補間画像が挿入される想定して、時間間隔は長くてもよい。なお、本発明は、時間間隔に限定されない。
画像処理部115は、検出器制御部112と電気的に接続され、X線検出器111で撮影され、検出器制御部112を介して入力された透過像の補正処理を実行する。
中央処理部114は、X線制御部104、絞り/フィルタ制御部107、機構制御部110、検出器制御部112、記憶部113、画像処理部115、入力部116、表示部117と電気的に接続され、電気的に接続される各機能部を制御する。中央処理部114は、例えば、汎用計算機が有するCPU(Central Processing Unit)である。
記憶部113は、半導体メモリ及び磁気ディスク等の記録媒体を備え、画像取得条件及び画像等をデータとして記憶する。なお、記録媒体の種類は、これに限定されるものではない。
入力部116は、使用者が画像取得条件等を設定するためのユーザインターフェースである。入力部116として、キーボード、マウス、及び制御用ボタン等を有してもよいし、音声入力及びジェスチャー入力など行うためのセンサ等を有してもよい。
表示部117は、補正後の画像を表示する。表示部117として、ディスプレイ及びプリンタ等を有してもよい。
X線制御部104、絞り/フィルタ制御部107、機構制御部110、検出器制御部112、及び画像処理部115は専用のハードウェアを用いて実現しているがこれに限定されない。例えば、各ハードウェアをソフトウェアとして実現してもよい。この場合、各ハードウェアの機能を実現するプログラムを記憶部113に格納し、中央処理部114が当該プログラムにしたがって処理を実行することによって、各ハードウェアの機能を実現する。
画像処理部115の詳細については、以下に詳しく説明する。
図2は、実施例1の画像処理部115のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3は、実施例1の画像処理部115の機能構成の一例を示すブロック図である。図4は、実施例1の画像処理部115が実行する処理の概要を説明するフローチャートである。
計算機200は、画像処理部115を実現する計算機であり、プロセッサ201、メモリ202、記憶装置203、ネットワークインタフェース204、IOインタフェース205を備える。前述の各ハードウェアはバス206を介して互いに接続される。
プロセッサ201は、計算機200全体を制御する装置であって、プロセッサ201は、メモリ202に格納されるプログラムを実行する。プロセッサ201がプログラムにしたがって処理を実行することによって、特定の機能を実現する機能部として動作する。以下の説明では、機能部を主語に処理を説明する場合、プロセッサ201が当該機能部を実現するプログラムを実行していることを示す。
メモリ202は、プロセッサ201が実行するプログラム及びプログラムが使用する情報を格納する。また、メモリ202はプログラムが一時的に使用するワークエリアを含む。メモリ202は、図3に示す第1の絞り境界推定部301、第2の絞り境界推定部302、動き情報推定部303、動き情報補正部304、及びフレーム補間部305を実現するプログラムを格納する。機能部の説明は後述する。
記憶装置203は、データを永続的に格納する記憶装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)である。
なお、メモリ202に格納されるプログラム及び情報は、記憶装置203に格納されてもよい。この場合、プロセッサ201が記憶装置203からプログラム及び情報を読み出し、メモリ202にロードし、さらに、メモリ202にロードされたプログラムを実行する。
ネットワークインタフェース204は、ネットワーク215を介して、画像取得装置等の外部装置と通信するためのインタフェースである。ネットワーク215は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネットワーク、インターネット、携帯電話網、固定電話網等である。接続方式は有線及び無線のいずれでもよい。
IOインタフェース205は、入力装置及び出力装置と接続するためのインタフェースである。IOインタフェース205は、入力装置としてキーボード211及びマウス212と接続し、出力装置としてディスプレイ213と接続する。
画像処理部115は、X線検出器111から入力画像を取得し、後述する処理を実行することによって生成された補間画像を入力画像間に挿入し、画像群を出力する。ここで、画像処理部115が有する機能部について説明する。
第1の絞り境界推定部301は、2つの透過像を用いて、絞り陰影領域の境界、すなわち、絞り境界の位置を推定する。以下の説明では、第1の絞り境界推定部301によって推定される絞り境界を第1の推定絞り境界と記載する。
動き情報推定部303は、2つの透過像から、基準となる透過像における被写体の動きを推定し、推定結果を含む動き情報を生成する。動き情報は、基準となる透過像の各画素に対応する被写体の動きの推定結果である動きベクトルから構成される。なお、動き情報は、非特許文献2及び非特許文献3等の公知の技術を用いて生成される。
第2の絞り境界推定部302は、動き情報を用いて絞り境界を推定する。以下の説明では、第2の絞り境界推定部302によって推定される絞り境界を第2の推定絞り境界と記載する。
動き情報補正部304は、第1の推定絞り境界及び第2の推定絞り境界に基づいて、動き情報を補正する。
フレーム補間部305は、透過像及び補正された動き情報に基づいて、透過像間に挿入する補間画像を生成し、生成された補間画像を透過像間に挿入する。フレームレートの増加幅は、整数倍、小数倍、及び分数倍等、任意に設定できる。実施例1では、フレームレートを2倍化する場合を例に処理を説明する。
動き情報補正部304は、第1の絞り境界推定部301及び第2の絞り境界推定部302を含むようにしてもよい。
画像処理部115は、検出器制御部112を介して、X線検出器111から入力画像(透過像)を取得する(ステップS401)。
画像処理部115の動き情報推定部303は、動き情報推定処理を実行する(ステップS402)。
画像処理部115の第1の絞り境界推定部301は、第1の絞り境界推定処理を実行する(ステップS403)。また、画像処理部115の第2の絞り境界推定部302は、第2の絞り境界推定処理を実行する(ステップS404)。
画像処理部115の動き情報補正部304は、動き情報補正処理を実行する(ステップS405)。
画像処理部115のフレーム補間部305は、フレーム補間処理を実行する(ステップS406)。
画像処理部115のフレーム補間部305は、透過像間に補間画像を挿入した画像群を表示部117に出力し(ステップS407)、処理を終了する。
以下、第1の絞り境界推定部301、第2の絞り境界推定部302、動き情報推定部303、動き情報補正部304、及びフレーム補間部305の具体的な処理について説明する。
(第1の絞り境界推定部301の説明)
まず、第1の絞り境界推定部301について説明する。図5は、実施例1の第1の絞り境界推定部301の構成の一例を示す図である。図6は、実施例1の第1の絞り境界推定部301が実行する第1の絞り境界推定処理を説明する図である。図7A及び図7Bは、実施例1の絞り境界検出部502の構成の一例を示す図である。
第1の絞り境界推定部301は、フレーム遅延部501、絞り境界検出部502-1、502-2、及び直線補間部503を含む。
フレーム遅延部501は透過像の入力を遅延させる。これによって、第1の絞り境界推定部301は、時系列的に連続する2つの透過像を用いた処理を実現できる。すなわち、絞り境界検出部502-1には入力画像がそのまま入力され、絞り境界検出部502-2には時系列が1つ前の入力画像が入力される。以下の説明では、絞り境界検出部502-1に入力される入力画像を第2の画像と記載し、絞り境界検出部502-2に入力される入力画像を第1の画像と記載する。
絞り境界検出部502-1、502-2は、透過像の絞り境界を検出する。図6に示すように、絞り境界検出部502-1は第2の画像の絞り陰影領域により特定される絞り境界の位置情報として、左上の座標(L2,T2)及び右下の座標(R2,B2)を出力する。絞り境界検出部502-2は第1の画像の絞り陰影領域により特定される絞り境界の位置情報として、左上の座標(L1,T1)及び右下の座標(R1,B1)を出力する。
直線補間部503は、図6に示すように、第1の画像及び第2の画像の絞り境界間を直線で結ぶことによって、補間画像の絞り境界を推定する。直線補間部503は、補間画像の絞り境界(第1の推定絞り境界)の位置情報として、左上の座標(IL,IT)及び右下の座標(IR,IB)を出力する。
ここで、図7A及び図7Bを用いて絞り境界検出部502の構成について説明する。
図7Aに示す絞り境界検出部502は、水平方向情報配列701、水平ハイパスフィルタ702、位置検出部703、垂直方向情報配列704、垂直ハイパスフィルタ705、及び位置検出部706を含む。
絞り境界検出部502は、画像750が入力された場合、水平方向の輝度値の平均値を算出し、水平方向情報配列701に算出値を蓄積し、蓄積された算出値に対応する信号を水平ハイパスフィルタ702に入力する。位置検出部703は、水平ハイパスフィルタ702を通過した信号に含まれる高周波成分の最大値位置を、画像750の絞り陰影領域の水平方向の境界を表す位置として検出する。右側が絞り境界の右端の座標(R)となり、左側が絞り境界の左端の座標(L)となる。
また、絞り境界検出部502は、垂直方向の輝度値の平均値を算出し、垂直方向情報配列704に算出値を蓄積し、蓄積された算出値に対応する信号を垂直ハイパスフィルタ705に入力する。位置検出部706は、垂直ハイパスフィルタ705を通過した信号に含まれる高周波成分の最大値位置を、画像750の絞り陰影領域の垂直方向の境界を表す位置として検出する。上側が絞り境界の上の座標(T)となり、下側が絞り境界の下の座標(B)となる。
図7Bに示す絞り境界検出部502は、水平方向情報配列701、水平ハイパスフィルタ702、位置検出部703、垂直方向情報配列704、垂直ハイパスフィルタ705、及び位置検出部706、水平ゲート信号生成部711、乗算器712、垂直ゲート信号生成部713、及び乗算器714を含む。
水平ゲート信号生成部711は、絞り105を制御する絞り/フィルタ制御部107からの信号に基づいて水平ゲート信号を生成する。垂直ゲート信号生成部713は、絞り105を制御する絞り/フィルタ制御部107からの信号に基づいて垂直ゲート信号を生成する。
乗算器712は、水平ハイパスフィルタ702を通過した信号に水平ゲート信号を乗算する。乗算器714は、垂直ハイパスフィルタ705を通過した信号に垂直ゲート信号を乗算する。
位置検出部703は、水平ゲート信号の値が1となる範囲から、水平高周波成分が最大となる位置を検出し、位置検出部706は、垂直ゲート信号の値が1となる範囲から、垂直高周波成分が最大となる位置を検出する。
このように、ゲート信号を作用させることによって、画像750の絞り境界以外のテクスチャを絞り境界として誤検知することを防止することができる。
(動き情報推定部303の説明)
次に、動き情報推定部303について説明する。図8は、実施例1の動き情報推定部303の動き情報の生成方法を説明する図である。図9は、実施例1の動き情報推定部303の動きベクトルの算出方法を説明する図である。
動き情報推定部303は、基準画像の対応点(画素)に対応する参照画像の対応点を探索し、2つの画像の対応点を結ぶ線分の2次元座標(画像平面)の差(dx,dy)を2次元の動きベクトルとして算出する。例えば、第1の画像を基準画像とし、第2の画像を参照画像として場合、被写体801及び被写体802の各対応点を結ぶ線分の2次元座標の差が、第1の画像の対応点の動きベクトルとして算出される。動き情報には、基準画像の各画素の動きベクトルが含まれる。なお、対応点が見つからない画素(すなわち、基準画像と参照画像との間で、対応点とみなした位置の画素どうしの輝度値が、互いに大きく異なる画素)には、動きベクトルは存在しないか、誤った動きベクトル(すなわち、精度の低い動きベクトル)が算出されるか、対応点が見つからなかったことを示すフラグを伴った動きベクトル(すなわち、無効な動きベクトル)が算出される。
画像を構成する全ての画素について対応点を探索する処理は、密オプティカルフロー推定技術と呼ばれる。
図9の各画像の丸は画像の一方向(水平方向又は垂直方向)の画素を示す。黒丸は被写体Aの対応点に対応する画素であり、白丸は被写体Bの対応点に対応する画素である。
(方式A)は、順方向の動き情報推定方式を示す。本方式では、第2の画像を基準に第1の画像の対応点が推定される。すなわち、第2の画像の各画素に対応する第1の画像の対応点が推定される。第1の画像の対応点の座標は小数画素単位となる場合がある。
(方式B)は、逆方向の動き情報推定方式を示す。本方式では、第1の画像を基準に第2の画像の対応点が推定される。すなわち、第1の画像の各画素に対応する第2の画像の対応点が推定される。第2の画像の対応点の座標は小数画素単位となる場合がある。
補間画像の対応点の位置が画素に一致するようにするためには、補間画像を基準とすればよい。そこで、動き情報推定部303は、(方式A)及び(方式B)のそれぞれから生成された動き情報の平均から、使用する動き情報を近似的に生成する。なお、(方式A)及び(方式B)のいずれか一方を用いて動き情報が生成されてもよい。
(第2の絞り境界推定部302の説明)
図10A及び図10Bは、実施例1の第2の絞り境界推定部302が実行する第2の絞り境界推定処理を説明する図である。
第2の絞り境界推定部302は、動き情報推定部303によって生成された動き情報から、基準画像の絞り境界の各対応点の動きベクトルを取得する。図10Aは、第1の画像を基準に生成された絞り境界に対応する画素の動きベクトルの一例を示す。図10Aに示すように、動きベクトルにより推定される第2の画像の絞り境界はゆがむ場合がある。
図10Bに示すように、第2の絞り境界推定部302は、絞り境界に対応する画素の動きベクトルを用いて、補間画像における絞り境界(対応点の集合)を特定する。これによって、絞り境界の位置が推定される。
例えば、フレーム数を2倍化する場合、第2の絞り境界推定部302は、絞り境界の動き情報に含まれる動きベクトルを1/2に縮小した動き情報を生成し、当該動き情報を用いて補間画像における絞り境界の対応点を特定する。フレーム数を3倍化する場合、第2の絞り境界推定部302は、絞り境界の動き情報に含まれる動きベクトルを1/3に縮小した動き情報と、動きベクトルを2/3に縮小した動き情報とを生成し、各動き情報を用いて2つの補間画像における絞り境界の対応点を特定する。
(動き情報補正部304の説明)
次に、動き情報補正部304について説明する。図11は、実施例1の動き情報補正部304の構成の一例を示す図である。図12は、実施例1の動き情報補正部304が生成する差分画像の一例を示す図である。図13は、実施例1の動き情報補正部304に設定される補正ポリシの一例を示す図である。
動き情報補正部304は、第1の二値情報生成部1101、第2の二値情報生成部1102、減算器1103、正値領域抽出部1104、ゼロ領域抽出部1105、負値領域抽出部1106、反転部1107、乗算器1108、1109、第1の動き情報補正部1110、第2の動き情報補正部1111、第3の動き情報補正部1112、第4の動き情報補正部1113、及び混合部1114を含む。
第1の二値情報生成部1101及び第2の二値情報生成部1102は、入力された画像から二値画像を生成する。具体的には、第1の二値情報生成部1101は、第1の推定絞り境界を含む画像の二値画像1151を生成し、減算器1103、反転部1107、及び乗算器1108に二値画像1151を出力する。第2の二値情報生成部1102は、第2の推定絞り境界を含む画像の二値画像1152を生成し、減算器1103に二値画像1152を出力する。二値画像1151、1152では、絞り境界の内側は輝度値が1となり、絞り境界の外側が0となるように二値化されている。
減算器1103は、2つの画像から差分画像を生成し、正値領域抽出部1104、ゼロ領域抽出部1105、及び負値領域抽出部1106に差分画像を出力する。図12に示すように、減算器1103は、二値画像1151、1152から差分画像1200を生成する。
差分画像1200には、二値画像1151、1152の輝度値が異なる領域1201、1202が含まれる。領域1201、1202以外の領域は、二値画像1151、1152に違いがない領域である。
領域1201は、絞り境界の外側から内側の方向に被写体が移動したことに起因する領域である。領域1202は、絞り境界の内側から外側の方向に被写体が移動したことに起因する領域である。
動き情報補正部304は、図13に示すような補正ポリシにしたがって動き情報を補正する。
第1の領域は、二値画像1151、1152のいずれの輝度値が1である領域である。第1の領域は、絞り境界の内側の領域に対応する。第1の領域では、被写体が絞り境界の内側で動いているものと推定される。第1の領域では、動きベクトルの補正は行われない。
第2の領域は、二値画像1151の輝度値が1であり、二値画像1152の輝度値が0である領域、すなわち、領域1201である。第2の領域では、被写体が外側から内側の方向に絞り境界をまたいで移動したものと推定される。第2の領域では、絞り境界の動きベクトルを固定し、第2の領域に含まれる各画素の動きベクトルを推定する内挿が行われる。第2の領域の補正の詳細は後述する。
第3の領域は、二値画像1151、1152のいずれの輝度値が0である領域である。第3の領域は、絞り境界の外側の領域に対応する。第3の領域では、被写体が絞り境界の外側で動いているものと推定される。第3の領域では、動きベクトルが0(すなわち、静止)となるように補正される。
第4の領域は、二値画像1151の輝度値が0であり、二値画像1152の輝度値が1である領域、すなわち、領域1202である。第4の領域では、被写体が外側から内側の方向に絞り境界をまたいで移動したものと推定される。第4の領域では、動きベクトルが0となるように補正される。
図11の説明に戻る。
正値領域抽出部1104は、二値画像1151の輝度値から二値画像1152の輝度値を減算した値が正となる正値領域、すなわち、第2の領域(領域1201)を抽出する。抽出された領域の位置を示す位置情報は、第2の動き情報補正部1111に出力される。
ゼロ領域抽出部1105は、二値画像1151の輝度値から二値画像1152の輝度値を減算した値が0となるゼロ領域(第1の領域又は第3の領域)が抽出される。抽出された領域の位置を示す位置情報は、乗算器1108、1109に出力される。
負値領域抽出部1106は、二値画像1151の輝度値から二値画像1152の輝度値を減算した値が負となる負値領域、すなわち、第4の領域(領域1202)を抽出する。抽出された領域の位置を示す位置情報は、第4の動き情報補正部1113に出力される。
反転部1107は、二値画像1151の輝度値を反転させ、輝度値が反転した二値画像1151を乗算器1109に出力する。
乗算器1108は、二値画像1151及びゼロ領域の位置を示す位置情報を乗算することによって、第1の領域を抽出し、第1の領域の位置情報を第1の動き情報補正部1110に出力する。
乗算器1109は、輝度値を反転させた二値画像1151及びゼロ領域の位置を示す位置情報を乗算することによって、第3の領域を抽出し、第3の領域の位置情報を第3の動き情報補正部1112に出力する。
なお、各領域の位置情報は、例えば、二値画像1151と同サイズであり、かつ、抽出された領域を含む画像である。抽出された領域の輝度値は1であり、その他の領域の輝度値は0であるものとする。
第1の動き情報補正部1110は、第1の領域の位置情報及び動き情報が入力された場合、動き情報の第1の領域に対応する画素の動きベクトルをそのまま、混合部1114に出力する。
第2の動き情報補正部1111は、第2の領域の位置情報及び動き情報が入力された場合、動き情報の第2の領域に対応する画素の動きベクトルを内挿により補正し、補正された動きベクトルを混合部1114に出力する。
第3の動き情報補正部1112は、第3の領域の位置情報及び動き情報が入力された場合、動き情報の第3の領域に対応する画素の動きベクトルを0に補正し、補正された動きベクトルを混合部1114に出力する。
第4の動き情報補正部1113は、第4の領域の位置情報及び動き情報が入力された場合、動き情報の第4の領域に対応する画素の動きベクトルを0に補正し、補正された動きベクトルを混合部1114に出力する。
混合部1114は、各領域の動きベクトルを混合することによって、全領域の動きベクトルから構成される動き情報(補正動き情報)を生成する。混合部1114は、補正動き情報をフレーム補間部305に出力する。
図14は、実施例1の第2の動き情報補正部1111の構成の一例を示す図である。図15は、実施例1の第2の動き情報補正部1111が実行する処理を説明するフローチャートである。図16は、実施例1の内挿部1404が実行する処理を説明するフローチャートである。
まず、第2の動き情報補正部1111の構成及び処理の流れについて説明する。
第2の動き情報補正部1111は、反転部1401、分離部1402、1403、内挿部1404、及び合成部1405を含む。
反転部1401は、画像として入力された第2の領域の位置情報1450の輝度値を反転させてマスク情報1451を生成する(ステップS1501)。反転部1401は、内挿部1404にマスク情報1451を出力する。
分離部1402及び分離部1403は、動き情報に含まれるベクトルを水平方向及び垂直方向に分離する(ステップS1502)。
具体的には、分離部1402は、動き情報に含まれる動きベクトルの水平方向(x軸方向)の成分を抽出し、動きベクトルの水平方向の成分を含む対象情報1453を内挿部1404に出力する。分離部1403は、動き情報に含まれる動きベクトルの垂直方向(y軸方向)の成分を抽出し、動きベクトルの垂直方向の成分を含む対象情報を内挿部1404に出力する。対象情報は、各画素の動きの大きさを表すスカラー値から構成される情報である。
ここでは、理解の簡単のために、動きベクトルの水平方向の大きさを輝度値として表した仮想的な画像として、分離部1402が出力する対象情報1453を表す。
内挿部1404は、対象情報及びマスク情報1451を用いて、第2の領域の動きベクトルを補正する内挿処理を実行する(ステップS1503)。内挿部1404は、動きベクトルの水平成分及び垂直成分のそれぞれについて補正を行う。
合成部1405は、動きベクトルの水平成分及び垂直成分を合成し、第2の領域の補正された動きベクトルを含む補正動き情報を生成する合成処理を実行する(ステップS1504)。
次に、内挿部1404の構成及び処理の流れについて説明する。
内挿部1404は、乗算器1411、1412、ローパスフィルタ1413、1414、1415、及び除算器1416、1417を含む。
乗算器1411は、対象情報1453及びマスク情報1451を乗算して、積情報1454を生成し、積情報1454をローパスフィルタ1413に出力する。乗算器1412も同様の処理を実行する。
ローパスフィルタ1413は、積情報1454から第1のLPF情報1455を生成し、除算器1416に出力する。ローパスフィルタ1414も同様の処理を実行する。ローパスフィルタ1415は、マスク情報1451から第2のLPF情報1456を生成し、除算器1416に出力する。
なお、ローパスフィルタ1413、ローパスフィルタ1414、及びローパスフィルタ1415は、作用させる情報が異なるが同一のフィルタである。
除算器1416は、第1のLPF情報1455を第2のLPF情報1456で除算することによって合成情報1457を生成する。除算器1417も同様の処理を実行する。
前述のような演算によって、動き情報における第2の領域の動きベクトルが、第2の領域の周辺の動きベクトルからの変化が滑らかとなるように補正される。これによって第2の領域がなくなる。
ここで、図16を用いて内挿部1404の詳細な処理について説明する。ここでは、水平方向を例に説明する。
内挿部1404は、対象情報の補正が必要か否かを判定する(ステップS1601)。
例えば、内挿部1404は、マスク情報1451に輝度値が0である領域(第2の領域)が存在するか否かを判定する。マスク情報1451に輝度値が0である領域が存在する場合、内挿部1404は対象情報の補正が必要であると判定する。
対象情報の補正が必要であると判定された場合、内挿部1404の乗算器1411は、対象情報及びマスク情報1451から積情報1454を生成する(ステップS1602)。
内挿部1404は、積情報1454にローパスフィルタ1413を作用させることによって、第1のLPF情報1455を生成する(ステップS1603)。
内挿部1404は、マスク情報1451にローパスフィルタ1415を作用させることによって、第2のLPF情報1456を生成する(ステップS1604)。
内挿部1404は、第2のLPF情報1456を参照し、値が0である領域の輝度値を0、値が非ゼロである領域の輝度値を1とする二値情報を生成する(ステップS1605)。
内挿部1404の除算器1416は、第1のLPF情報1455及び第2のLPF情報1456を用いて、第1の合成情報を生成する(ステップS1606)。
具体的には、除算器1416は、式(1)に基づいて第1の合成情報を生成する。
Figure 0007317639000001
ここで、OIは対象情報を表し、MIはマスク情報1451を表し、LPF1は第1のLPF情報1455を表し、LPF2は第2のLPF情報1456を表し、BIは二値情報を表す。εは分母が0になるのを防止するための値であり、1より十分小さい。
式(1)の第1項は対象情報の補正を行わない領域、すなわち、マスク情報1451の輝度値が1である領域については、対象情報の値を選択する演算である。式(1)の第2項は、対象情報から補正を行う領域を選択し、第2のLPF情報1456の値が非ゼロである領域に対しては内挿を行い、第2のLPF情報1456の値が0の領域に対しては0を出力する演算である。
次に、内挿部1404は、第1の合成情報及びマスク情報1451を画像と見なして、第1の合成情報及びマスク情報1451を所定のサイズに縮小し、縮小した第1の合成情報を対象情報に設定し、縮小した二値情報をマスク情報1451に設定する(ステップS1606)。
次に、内挿部1404は、ステップS1602からステップS1605の処理を実行して、生成された合成情報を元のサイズに拡大し、第2の合成情報として出力する(ステップS1607)。
次に、内挿部1404は、第1の合成情報及び第2の合成情報を用いて第3の合成情報を生成する(ステップS1608)。その後、内挿部1404は、第3の合成情報を対象情報として設定し、ステップS1601に戻る。
具体的には、内挿部1404は、式(2)に基づいて第3の合成情報を生成する。
Figure 0007317639000002
式(2)の第1項は、第1の合成情報のうち、二値情報の輝度値が1の領域を選択する演算である。式(2)の第2項は、第2の合成情報のうち、二値情報の輝度値が0である領域を選択する演算である。
ステップS1601において、対象情報の補正が必要ではないと判定された場合、内挿部1404は、第3の合成情報を出力し(ステップS1610)、処理を終了する。
(フレーム補間部305の説明)
次に、フレーム補間部305について説明する。図17A、図17B、図17Cは、実施例1のフレーム補間部305の構成の一例を示す図である。
図17Aに示すフレーム補間部305は、フレーム遅延部1701、逆方向動き補償部1702、順方向動き補償部1703、乗算器1704、1705、1706、1707、及び加算器1708を含む。
乗算器1704は、補正動き情報に係数-(1-k)を乗算することによって、時間の進行方向とは逆向きの動き情報を抽出し、逆方向動き補償部1702に出力する。乗算器1704は、補正動き情報に係数kを乗算することによって、時間の進行方向と同じ向きの動き情報を抽出し、順方向動き補償部1703に出力する。
ここで、「k」、「1-k」は、画像の取得時間間隔の内分比を表す。例えば、フレームレートを2倍化する場合、kは1/2となる。乗算器1704に負値が入力される理由は、動き情報を時間の進行方向とは逆向きに変換するためである。
逆方向動き補償部1702は、補正動き情報及び第2の画像を用いて、時間の進行方向とは逆向きの動き補償を行うことによって画像を生成する。順方向動き補償部1703は、補正動き情報及び第1の画像を用いて、時間の進行方向と同じ向きの動き補償を行うことによって画像を生成する。
ここで、動き補償は、動き情報に基づいて、画像の画素を対応点の位置に移動させて、画像全体を変形する処理を表す。
乗算器1706は、逆方向動き補償部1702から出力された画像に係数kを乗算し、加算器1708に出力する。乗算器1707は、順方向動き補償部1703から出力された画像に係数(1-k)を乗算し、加算器1708に出力する。加算器1708は、2つの画像を重ね合わせることによって補間画像を生成する。
フレーム補間部305は、図17Bに示すように、フレーム遅延部1701、順方向動き補償部1703、及び乗算器1706のみを含む構成でもよいし、図17Cに示すように、逆方向動き補償部1702及び乗算器1704のみを含む構成でもよい。
(まとめ)
実施例1の放射線画像処理システム101は、絞り境界をまたぐ被写体の映り込みの変化に起因する動き情報の補正領域(第2の領域)を特定し、特定された補正領域の動きベクトルを補正する。放射線画像処理システム101は、補正された動き情報に基づいてノイズが少ない補間画像を生成できる。これによって、高画質かつ滑らかな画像の再生を実現できる。
また、放射線画像処理システム101は、動き情報及び画像中の補正領域を示すマスク情報の各々にローパスフィルタを作用させ、これらの除算演算を行うことによって、効率的かつ高速に補正領域の動きベクトルを補正できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成に追加、削除、置換することが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスク、光磁気ディスク、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Python、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することによって、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納し、コンピュータが備えるプロセッサが当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
上述の実施例において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
101 放射線画像処理システム
102 X線管
103 高電圧発生部
104 X線制御部
105 絞り
106 X線補償フィルタ
107 絞り/フィルタ制御部
108 被写体
109 テーブル
110 機構制御部
111 X線検出器
112 検出器制御部
113 記憶部
114 中央処理部
115 画像処理部
116 入力部
117 表示部
200 計算機
201 プロセッサ
202 メモリ
203 記憶装置
204 ネットワークインタフェース
205 IOインタフェース
206 バス
211 キーボード
212 マウス
213 ディスプレイ
215 ネットワーク
301 第1の絞り境界推定部
302 第2の絞り境界推定部
303 動き情報推定部
304 動き情報補正部
305 フレーム補間部
501、1701 フレーム遅延部
502 絞り境界検出部
503 直線補間部
701 水平方向情報配列
702 水平ハイパスフィルタ
703、706 位置検出部
704 垂直方向情報配列
705 垂直ハイパスフィルタ
711 水平ゲート信号生成部
712、714、1108、1109、1411、1412、1704、1706 乗算器
713 垂直ゲート信号生成部
1101 第1の二値情報生成部
1102 第2の二値情報生成部
1103 減算器
1104 正値領域抽出部
1105 ゼロ領域抽出部
1106 負値領域抽出部
1107、1401 反転部
1110 第1の動き情報補正部
1111 第2の動き情報補正部
1112 第3の動き情報補正部
1113 第4の動き情報補正部
1114 混合部
1402、1403 分離部
1404 内挿部
1405 合成部
1413、1414、1415 ローパスフィルタ
1416、1417 除算器
1702 逆方向動き補償部
1703 順方向動き補償部
1708 加算器

Claims (6)

  1. 絞りを介して放射線を間欠的に被写体に照射することによって得られる画像を処理する放射線画像処理システムであって、
    時系列的に連続する第1の画像及び第2の画像を用いて、前記第1の画像に含まれる複数の画素の各々に対応する被写体の動きを推定するための推定値を算出し、前記複数の画素の各々の前記推定値から構成される動き情報を生成する動き情報推定部と、
    前記第1の画像及び前記第2の画像の各々に含まれる、前記絞りにより形成される絞り境界に基づいて、前記動き情報の値の補正が必要な画素から構成される補正領域を特定し、前記動き情報の前記補正領域の前記推定値を補正する動き情報補正部と、
    前記補正された動き情報に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の間に挿入する補間画像を生成するフレーム補間部と、
    を備えることを特徴する放射線画像処理システム。
  2. 請求項1に記載の放射線画像処理システムであって、
    前記動き情報補正部は、
    前記第1の画像及び前記第2の画像の各々の前記絞り境界を特定し、前記第1の画像の前記絞り境界及び前記第2の画像の前記絞り境界に基づいて、前記補間画像の第1の推定絞り境界を推定し、
    前記動き情報に含まれる前記絞り境界に対応する前記画素の前記推定値に基づいて、前記補間画像の第2の推定絞り境界を推定し、
    前記第1の推定絞り境界及び前記第2の推定絞り境界の差分に基づいて、前記補正領域を特定することを特徴とする放射線画像処理システム。
  3. 請求項2に記載の放射線画像処理システムであって、
    前記動き情報補正部は、
    前記補正領域を示す情報からマスク情報を生成し、
    前記動き情報にローパスフィルタを作用させることによって第1のローパスフィルタ情報を生成し、
    前記マスク情報にローパスフィルタを作用させることによって第2のローパスフィルタ情報を生成し、
    前記第1のローパスフィルタ情報及び前記第2のローパスフィルタ情報を用いた除算演算を実行することによって、前記補正領域の前記推定値を補正することを特徴とする放射線画像処理システム。
  4. 絞りを介して放射線を間欠的に被写体に照射することによって得られる画像を処理する放射線画像処理システムが実行する画像処理方法であって、
    前記放射線画像処理システムは、演算装置及び前記演算装置に接続される記憶装置を有する少なくとも一つの計算機を有し、
    前記画像処理方法は、
    前記演算装置が、時系列的に連続する第1の画像及び第2の画像を用いて、前記第1の画像に含まれる複数の画素の各々に対応する被写体の動きを推定するための推定値を算出し、前記複数の画素の各々の前記推定値から構成される動き情報を生成する第1のステップと、
    前記演算装置が、前記第1の画像及び前記第2の画像の各々に含まれる、前記絞りにより形成される絞り境界に基づいて、前記動き情報の値の補正が必要な画素から構成される補正領域を特定し、前記動き情報の前記補正領域の前記推定値を補正する第2のステップと、
    前記演算装置が、前記補正された動き情報に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の間に挿入する補間画像を生成する第3のステップと、
    を含むことを特徴する画像処理方法。
  5. 請求項4に記載の画像処理方法であって、
    前記第2のステップは、
    前記演算装置が、前記第1の画像及び前記第2の画像の各々の前記絞り境界を特定するステップと、
    前記演算装置が、前記第1の画像の前記絞り境界及び前記第2の画像の前記絞り境界に基づいて、前記補間画像の第1の推定絞り境界を推定するステップと、
    前記演算装置が、前記動き情報に含まれる前記絞り境界に対応する前記画素の前記推定値に基づいて、前記補間画像の第2の推定絞り境界を推定するステップと、
    前記演算装置が、前記第1の推定絞り境界及び前記第2の推定絞り境界の差分に基づいて、前記補正領域を特定するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項5に記載の画像処理方法であって、
    前記第3のステップは、
    前記演算装置が、前記補正領域を示す情報からマスク情報を生成するステップと、
    前記演算装置が、前記動き情報にローパスフィルタを作用させることによって第1のローパスフィルタ情報を生成するステップと、
    前記演算装置が、前記マスク情報にローパスフィルタを作用させることによって第2のローパスフィルタ情報を生成するステップと、
    前記演算装置が、前記第1のローパスフィルタ情報及び前記第2のローパスフィルタ情報を用いた除算演算を実行することによって、前記補正領域の前記推定値を補正するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
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