JP7315840B2 - 発光装置 - Google Patents

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実施形態は、発光装置に関する。
ピーク波長が異なる複数の発光素子を用いて、所望の色の光を得る発光装置が開発されている。このような発光装置においては、混色性の向上が求められている。
特開2006-173326号公報
本発明の実施形態は、混色性が高い発光装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る発光装置は、実装基板と、第1発光素子と、第2発光素子と、第1A導電部材と、第1B導電部材と、を備える。前記実装基板は、絶縁性の基材と、前記基材上に設けられた第1配線及び第2配線と、を有する。前記第1発光素子及び前記第2発光素子は、前記実装基板上に設けられている。前記第1発光素子は、第1ピーク波長の光を出射する。前記第1発光素子は、第1n側電極及び第1p側電極が配置された第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第1B面と、前記第1A面と前記第1B面との間に位置し前記実装基板と対向する第1C面と、前記第1C面の反対側に位置する第1D面と、前記第1A面と前記第1B面との間及び前記第1C面と前記第1D面との間に位置する第1E面と、前記第1E面の反対側に位置する第1F面と、を有する。前記第2発光素子は、前記第1ピーク波長よりも長い第2ピーク波長の光を出射する。前記第2発光素子は、第2n側電極及び第2p側電極が配置された第2A面と、前記第2A面の反対側に位置し前記第1B面と対向する第2B面と、前記第2A面と前記第2B面との間に位置し前記実装基板と対向する第2C面と、前記第2C面の反対側に位置する第2D面と、前記第2A面と前記第2B面との間及び前記第2C面と前記第2D面との間に位置し前記第1F面よりも前記第1E面の近くに位置する第2E面と、前記第2E面の反対側に位置する第2F面と、を有する。前記第1A導電部材は、前記第1n側電極と前記第1配線を接合する。前記第1B導電部材は、前記第1p側電極と前記第2配線を接合する。前記実装基板、並びに、前記第1発光素子及び前記第2発光素子を含む第1積層体は、第1方向に配列されている。前記第1発光素子及び前記第2発光素子は、前記第1方向と直交する第2方向に配列されている。前記第1n側電極及び前記第1p側電極は、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に配列されている。前記第1配線は、第1X部と第1Y部とを有する。前記第1X部の少なくとも一部は前記第1A導電部材に覆われている。前記第1X部は、前記第1Y部から前記第3方向に延伸する。
実施形態によれば、混色性が高い発光装置を実現できる。
第1の実施形態に係る発光装置を示す斜め上側から見た斜視図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す斜め下側から見た斜視図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す一部拡大断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の実装基板を示す上面図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。 図3Bに示すA-A’線による断面図である。 図3Bに示すB-B’線による断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す回路図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係る発光装置の実装基板を示す上面図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係る発光装置を示す上面図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る発光装置を示す断面図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る発光装置を示す断面図である。 第1の実施形態の第3の変形例に係る発光装置を示す断面図である。 第1の実施形態の第3の変形例に係る発光装置を示す断面図である。 第2の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。 第3の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。 第4の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。 第5の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。 第5の実施形態に係る発光装置を示す回路図である。 第6の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。 第7の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。 第8の実施形態に係る発光装置の実装基板を示す上面図である。 第8の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。 第9の実施形態に係る発光装置の実装基板を示す断面図である。 第9の実施形態に係る発光装置の実装基板を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する各図は模式的なものであり、適宜誇張及び省略して描かれている。例えば、図間において、構成要素の寸法比等は、必ずしも一致していない。また、原則として、第2の実施形態以降においては、第1の実施形態からの相違点のみを説明し、第1の実施形態と同様な点は説明を省略する。
<第1の実施形態>
図1A~図4Bに示すように、本実施形態に係る発光装置1は、実装基板50と、第1発光素子21と、第2発光素子22と、第1A導電部材41Aと、第1B導電部材41Bと、第2A導電部材42Aと、第2B導電部材42Bと、を備える。なお、図3Aは、実装基板50のみを示している。
第1発光素子21及び第2発光素子22は、実装基板50上に設けられている。実装基板50は、絶縁性の基材60と、基材60上に設けられた第1配線71及び第2配線72と、を有する。実装基板は平板形状でもよく、発光素子を配置する凹部を備えていてもよい。
第1発光素子21は、第1ピーク波長λ1の光を出射する。第1発光素子21は、第1n側電極21n及び第1p側電極21pが配置された第1A面21Aと、第1A面21Aの反対側に位置する第1B面21Bと、第1A面21Aと第1B面21Bとの間に位置する第1C面21Cと、第1C面21Cの反対側に位置する第1D面21Dと、第1A面21Aと第1B面21Bとの間及び第1C面21Cと第1D面21Dとの間に位置する第1E面21Eと、第1E面21Eの反対側に位置する第1F面21Fと、を有する。
第2発光素子22は、第1ピーク波長λ1よりも長い第2ピーク波長λ2の光を出射する。第2発光素子22は、第2n側電極22n及び第2p側電極22pが配置された第2A面22Aと、第2A面22Aの反対側に位置し、第1発光素子22の第1B面21Bと対向する第2B面22Bと、第2A面22Aと第2B面22Bとの間に位置する第2C面22Cと、第2C面22Cの反対側に位置する第2D面22Dと、第2A面22Aと第2B面22Bとの間及び第2C面22Cと第2D面22Dとの間に位置し、第1F面21Fよりも第1E面21Eの近くに位置する第2E面22Eと、第2E面22Eの反対側に位置する第2F面22Fと、を有する。
第1発光素子21及び第2発光素子22により、第1積層体31が構成されている。実装基板50及び第1積層体31は、第1方向Zに配列されている。第1発光素子21及び第2発光素子22は、第1方向Zと直交する第2方向Yに配列されている。第1n側電極21n及び第1p側電極21pは、第1方向Z及び第2方向Yと直交する第3方向Xに配列されている。第2n側電極22n及び第2p側電極22pも、第3方向Xに配列されている。
第1方向Zから見て、第1配線71は、第3方向Xに延伸する第1X部71X及び第1Z部71Zと、第2方向Yに延伸する第1Y部71Yと、を有する。第1X部71X及び第1Z部71Zは、第1Y部71Yから第3方向Xに延伸する。第1配線71が、第1X部71X、第1Y部71Y及び第1Z部71Zを備えることで、第1X部71X、第1Y部71Y及び第1Z部71Zに囲まれる領域において第1配線71から基材60を露出させることができる。これにより、第1積層体31からの光が第1配線71に吸収されることを抑制できる。本実施形態において、第1配線71は、第1Y部71Yから基材の外縁に向かって第3方向Xに延出する延出部を備えていない。このようにすることで、第3方向Xにおいて発光装置1を小型化することができる。また、本実施形態において、第1配線71は、第1X部71X及び第1Z部71Zから基材60の外縁に向かって第2方向Yに延出する延出部を備えていない。このようにすることで、第2方向Yにおいて発光装置1を小型化することができる。第2方向Yにおいて、第1Y部71Yの幅W1yは第1X部71Xの幅W1x及び第1Z部71Zの幅W1zよりも広い。
同様に、第2配線72は、第3方向Xに延伸する第2X部72X及び第2Z部72Zと、第2方向Yに延伸する第2Y部72Yと、を有する。第2X部72X及び第2Z部72Zは、第2Y部72Yから第3方向Xに延伸する。第2方向Yにおいて、第2Y部72Yの幅W2yは第2X部72Xの幅W2x及び第2Z部72Zの幅W2zよりも広い。第1配線71の形状と第2配線72の形状は、概ね、YZ平面に対して対称である。すなわち、第1X部71Xは第2X部72Xに対向しており、第1Z部71Zは第2Z部72Zに対向している。
第1X部71Xの少なくとも一部は第1A導電部材41Aに覆われている。また、第1n側電極21nと第1X部71Xは、第1A導電部材41Aにより接合されている。第1Z部71Zの少なくとも一部は第2A導電部材42Aに覆われている。また、第2n側電極22nと第1Z部71Zは、第2A導電部材42Aにより接合されている。
第2X部72Xの少なくとも一部は第1B導電部材41Bに覆われている。また、第1p側電極21pと第2X部72Xは、第1B導電部材41Bにより接合されている。第2Z部72Zの少なくとも一部は第2B導電部材42Bに覆われている。また、第2p側電極22pと第2Z部72Zは、第2B導電部材42Bにより接合されている。
このようにして、第1A導電部材41Aは、第1n側電極21nと第1配線71を接合する。第1B導電部材41Bは、第1p側電極21pと第2配線72を接合する。第2A導電部材42Aは、第2n側電極22nと第1配線71を接合する。第2B導電部材42Bは、第2p側電極22pと第2配線72を接合する。
本実施形態においては、第1方向Zから見て、第1発光素子21の第1A面21Aの一部及び第1E面21Eの全体、並びに、第2発光素子22の第2A面22Aの一部及び第2E面22Eの全体は、第1配線71と重なっている。第1方向Zから見て、第1発光素子21の第1A面21Aの一部と第1配線71が重なることにより、第1A導電部材41Aを介して第1発光素子21と第1配線71を接合しやすくなる。また、第1積層体31の外縁に沿って第1配線71の内縁が延びることが好ましい。このようにすることで、第1X部71X、第1Y部71Y及び第1Z部71Zに囲まれる領域において第1配線71から露出する基材60の面積を大きくしながら、第1A導電部材41Aを介して第1発光素子21と第1配線71を接合しやすくなる。例えば、第1方向Zから見て、第1発光素子21の第1A面21Aが第3方向Xと平行に位置する場合には、第1配線71の第1X部71Xの内縁も第3方向Xと平行であることが好ましい。また、第1方向Zから見て、第1発光素子21の第1A面21Aの他の一部及び第1F面21Fの全体、並びに、第2発光素子22の第2A面22Aの他の一部及び第2F面22Fの全体は、第2配線72と重なっている。第1方向Zから見て、第2発光素子22の第2A面22Aの一部と第1配線71が重なることにより、第2A導電部材42Aを介して第2発光素子22と第1配線71を接合しやすくなる。
また、本実施形態においては、例えば、第1発光素子21の第1B面21Bと第2発光素子22の第2B面22Bとは、相互に接している。なお、第1B面21Bと第2B面22Bとは、透明樹脂層を介して接合されていてもよい。この透明樹脂層には、蛍光体粒子が含有されていてもよく、光拡散材が含有されていてもよい。
第1積層体31上には、第1接着部材32及び第1透光性部材33が設けられていてもよい。この場合、第1積層体31、第1接着部材32及び第1透光性部材33は第1方向Zに配列されており、第1接着部材32は第1積層体31と第1透光性部材33との間に配置されている。第1接着部材32は、例えば、透光性の樹脂材料からなる。第1接着部材32及び第1透光性部材33は、後述する反射部材40よりも第1発光素子21及び第2発光素子22から出射した光の透過率が高い。このため、第1積層体31の上面及び側面の少なくとも一部が第1接着部材32及び第1透光性部材33に覆われることで、発光装置1の光取り出し効率を向上させることができる。
第3方向X及び第2方向Yにおいて、第1透光性部材33の幅は第1積層体31の幅よりも大きいことが好ましい。これにより、第1積層体31から出射した光が第1透光性部材33に導光しやすくなるので、発光装置1の光取り出し効率を向上させることができる。なお、図3Bにおいては、第1接着部材32及び第1透光性部材33は図示を省略されている。
本実施形態においては、第1透光性部材33は波長変換機能を有していてもよい。この場合、例えば、第1透光性部材33は、透光性の樹脂材料からなる下層33aと、下層33aに含有された多数の蛍光体粒子33bと、を有する。第1透光性部材33は、更に、下層33a上に設けられ、透光性の樹脂材料からなり、実質的に蛍光体粒子を含まない上層33cを有していてもよい。これにより、蛍光体粒子33bとして水分に弱い蛍光体粒子を用いた場合でも、上層33cが保護層としても機能するため、蛍光体粒子33bの劣化を抑制できる。水分に弱い蛍光体粒子としては、例えばマンガン賦活フッ化物蛍光体が挙げられる。マンガン賦活フッ化物系蛍光体は、スペクトル線幅の比較的狭い発光が得られ、色再現性が良好な蛍光体である。なお、「蛍光体粒子を実質的に含有しない」とは、不可避的に混入する蛍光体粒子を排除しないことを意味し、本明細書において、蛍光体粒子の含有率が0.05重量%以下であれば蛍光体粒子を実質的に含有しないとする。
第1透光性部材33は第1接着部材32を介して第1発光素子21の第1D面21D及び第2発光素子22の第2D面22Dを覆っている。第1接着部材32は、第1発光素子21の第1A面21A、第1D面21D、第1E面21E及び第1F面21F、並びに、第2発光素子22の第2A面22A、第2D面22D、第2E面22E及び第2F面22Fのそれぞれの少なくとも一部を覆う。第1透光性部材33は、後述する反射部材40よりも第1発光素子21及び第2発光素子22からの光の透過率が高い。このため、第1積層体31の上面及び側面の少なくとも一部が第1透光性部材33に覆われることで、発光装置1の光取り出し効率を向上させることができる。
発光装置1は、さらに、第3発光素子23と、第4発光素子24と、第2接着部材37と、第2透光性部材38と、を備えていてもよい。第3発光素子23及び第4発光素子24は、実装基板50上に設けられている。この場合、実装基板50は、基材60上に設けられた第3配線73及び第4配線74を有していてもよい。図3Aに示すように、第2配線72と第3配線73は離れていてもよく、後述する第4の実施形態のように第2配線72と第3配線73が繋がっており一体化していもよい。なお、図3Bにおいては、第2接着部材37及び第2透光性部材38は図示を省略されている。
第3発光素子23は、第3ピーク波長λ3の光を出射する。第3発光素子23は、第3n側電極23n及び第3p側電極23pが配置された第3A面23Aと、第3A面23Aの反対側に位置する第3B面23Bと、第3A面23Aと第3B面23Bとの間に位置する第3C面23Cと、第3C面23Cの反対側に位置する第3D面23Dと、第3A面23Aと第3B面23Bとの間及び第3C面23Cと第3D面23Dとの間に位置し、第2発光素子22の第2F面22Fと対向する第3E面23Eと、第3E面23Eの反対側に位置する第3F面23Fと、を有する。
第4発光素子24は、第3ピーク波長λ3よりも長い第4ピーク波長λ4の光を出射する。第4発光素子24は、第4n側電極24n及び第4p側電極24pが配置された第4A面24Aと、第4A面24Aの反対側に位置し、第3発光素子23の第3B面23Bと対向する第4B面24Bと、第4A面24Aと第4B面24Bとの間に位置する第4C面24Cと、第4C面24Cの反対側に位置する第4D面24Dと、第4A面24Aと第4B面24Bとの間及び第4C面24Cと第4D面24Dとの間に位置し、第1発光素子21の第1F面21Fと対向する第4E面24Eと、第4E面24Eの反対側に位置する第4F面24Fと、を有する。
第3発光素子23及び第4発光素子24により、第2積層体36が構成されている。実装基板50及び第2積層体36は、第1方向Zに配列されている。第3発光素子23及び第4発光素子24は、第2方向Yに配列されている。第1発光素子21及び第4発光素子24は、第3方向Xに配列されている。第2発光素子22及び第3発光素子23も、第3方向Xに配列されている。第3n側電極23n及び第3p側電極23pは、第3方向Xに配列されている。第4n側電極24n及び第4p側電極24pも、第3方向Xに配列されている。第3発光素子23の第3B面23Bと第4発光素子24の第4B面24Bとは、相互に接していてもよい。なお、第3B面23Bと第4B面24Bとは、透明樹脂層を介して接合されていてもよい。この透明樹脂層には、蛍光体粒子が含有されていてもよく、光拡散材が含有されていてもよい。
第2積層体36、第2接着部材37及び第2透光性部材38は第1方向Zに配列されており、第2接着部材37は第2積層体36と第2透光性部材38との間に配置されている。第3方向X及び第2方向Yにおいて、第2透光性部材38の幅は第2積層体36の幅よりも大きいことが好ましい。これにより、発光装置1の光取り出し効率を向上させることができる。第2接着部材37は、例えば、透光性の樹脂材料からなる。
本実施形態においては、第2透光性部材38は波長変換機能を有していてもよい。第2透光性部材38は、透光性の樹脂材料からなる下層38aと、下層38aに含有された多数の蛍光体粒子38bと、を有する。第2透光性部材38は、更に、下層38a上に設けられ、透光性の樹脂材料からなり、実質的に蛍光体粒子を含まない上層38cを有していてもよい。
第2透光性部材38は第2接着部材37を介して第3発光素子23の第3D面23D及び第4発光素子24の第4D面24Dを覆っている。第2接着部材37は、第3発光素子23の第3A面23A、第3D面23D、第3E面23E及び第3F面23F、並びに、第4発光素子24の第4A面24A、第4D面24D、第4E面24E及び第4F面24Fのそれぞれの少なくとも一部を覆う。
基材60上において、第1配線71、第2配線72、第3配線73、及び、第4配線74は、第3方向Xに沿ってこの順に配列されている。第1方向Zから見て、第3配線73の形状は、第1配線71の形状と同じである。第4配線74の形状は、第2配線72の形状と同じである。
発光装置1は、第3A導電部材43A、第3B導電部材43B、第4A導電部材44A、及び、第4B導電部材44Bをさらに備えていてもよい。第3A導電部材43Aは、第3n側電極23nと第3配線73を接合する。第3B導電部材43Bは、第3p側電極23pと第4配線74を接合する。第4A導電部材44Aは、第4n側電極24nと第3配線73を接合する。第4B導電部材44Bは、第4p側電極24pと第4配線74を接合する。第1A導電部材41A、第1B導電部材41B、第2A導電部材42A、第2B導電部材42B、第3A導電部材43A、第3B導電部材43B、第4A導電部材44A、及び、第4B導電部材44Bは、例えば、半田により形成されている。半田の材料としては、錫-ビスマス系、錫-銅系、錫-銀系、金-錫系などの公知の材料を用いることができる。
本実施形態においては、第1方向Zから見て、第3発光素子23の第3A面23Aの一部及び第3E面23Eの全体、並びに、第4発光素子24の第4A面24Aの一部及び第4E面24Eの全体は、第3配線73と重なっている。また、第1方向Zから見て、第3発光素子23の第3A面23Aの他の一部及び第3F面23Fの全体、並びに、第4発光素子24の第4A面24Aの他の一部及び第4F面24Fの全体は、第4配線74と重なっている。
例えば、第1発光素子21及び第3発光素子23は、青色の光を出射する発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)である。第1ピーク波長λ1と第3ピーク波長λ3は略等しく、第1ピーク波長λ1と第3ピーク波長λ3の差は例えば10nm以内であることが好ましい。第1ピーク波長λ1及び第3ピーク波長λ3は、例えば、430nm以上490nm未満である。
例えば、第2発光素子22及び第4発光素子24は、緑色の光を出射する発光ダイオード(LED)である。第2ピーク波長λ2と第4ピーク波長λ4は略等しく、第2ピーク波長λ2と第4ピーク波長λ4の差は例えば10nm以内であることが好ましい。第2ピーク波長λ2及び第4ピーク波長λ4は、例えば、490nm以上570nm未満である。
第1透光性部材33に含有された蛍光体粒子33bは、第1発光素子21から出射した光により励起されて、第5ピーク波長λ5の光を放射する。第2透光性部材38に含有された蛍光体粒子38bは、第3発光素子23から出射した光により励起されて、第6ピーク波長λ6の光を放射する。
第5ピーク波長λ5及び第6ピーク波長λ6は、例えば、610nm以上750nm未満である。第5ピーク波長λ5及び第6ピーク波長λ6は、例えば、略等しく、第5ピーク波長λ5と第6ピーク波長λ6の差は例えば10nm以内であることが好ましい。このように、第1透光性部材33及び第2透光性部材38は、例えば、青色の光を吸収して、赤色の光を放射する。
赤色の光を放射する蛍光体粒子33b及び38bとしては、例えば、窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CASN又はSCASN)系蛍光体(例えば(Sr,Ca)AlSiN:Eu)などが挙げられる。また、蛍光体粒子33b及び38bとして、マンガン賦活フッ化物系蛍光体が挙げられる。マンガン賦活フッ化物系蛍光体は、一般式(I)A[M1-aMn]で表される蛍光体である。但し、上記一般式(I)中、Aは、K、Li、Na、Rb、Cs及びNHからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素であり、aは0<a<0.2を満たす。このマンガン賦活フッ化物系蛍光体の代表例として、マンガン賦活フッ化珪酸カリウムの蛍光体(例えばKSiF:Mn)がある。
これにより、発光装置1は、例えば、第1発光素子21及び第3発光素子23から出射した青色の光、第2発光素子22及び第4発光素子24から出射した緑色の光、第1透光性部材33及び第2透光性部材38から出射した赤色の光が混合し、全体として白色の光を出射する。
発光装置1は、さらに、反射部材40を備えていてもよい。なお、図3Bにおいては、反射部材40は図示を省略されている。反射部材40は、不透明な樹脂材料、例えば、白色の樹脂材料からなる。反射部材40は、実装基板50上に設けられ、実装基板50の上面、第1積層体31の下面及び側面、第1接着部材32の側面、第1透光性部材33の側面、第2積層体36の下面及び側面、第2接着部材37の側面、第2透光性部材38の側面を覆い、第1透光性部材33の上面及び第2透光性部材38の上面は覆っていない。反射部材40は、実装基板50と第1積層体31との間、及び、実装基板50と第2積層体36との間にも配置されている。
すなわち、反射部材40は、第1発光素子21の第1A面21A、第1C面21C、第1E面21E及び第1F面21F、第2発光素子22の第2A面22A、第2C面22C、第2E面22E及び第2F面22F、第1接着部材32の側面、並びに、第1透光性部材33の側面を覆う。また、反射部材40は、第3発光素子23の第3A面23A、第3C面23C、第3E面23E及び第3F面23F、第4発光素子24の第4A面24A、第4C面24C、第4E面24E及び第4F面24F、第2接着部材37の側面、並びに、第2透光性部材38の側面を覆う。
第1配線71が、第1X部71X、第1Y部71Y及び第1Z部71Zを備えることで、第1X部71X、第1Y部71Y及び第1Z部71Zに囲まれる領域において第1配線71から基材60を露出させることができる。これにより、第1方向Zにおける第1配線71の厚み分だけ第1積層体31の下面から実装基板50までの距離が増加するので、第1積層体31の下面を覆う反射部材40の形成しやすくなる。また、第1方向Zにおける反射部材40が厚くなることで、反射部材40の反射率を向上させやすくなる。これにより発光装置1の光取り出し効率が向上する。
発光装置1が樹脂材料を含む反射部材40を備える場合には、実装基板50の基材60が樹脂材料を含むことが好ましい。一般的に、それぞれが樹脂材料を含む反射部材40と基材60の密着性は、反射部材40と樹脂を含有していない金属等との密着性よりも高い。実装基板50の基材60が樹脂材料を含むことで、基材60と反射部材40の密着性を向上させることができる。また、図3Aに示すように、第1方向Zから見て、第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74が、実装基板50の基材60の端部から離れていてもよい。このようにすることで、反射部材40の端部の全周が実装基板50の基材60と接することができる。これにより、反射部材40の端部の全周において基材60との密着性が向上するので、反射部材40と実装基板50の間から水分等が侵入することを抑制できる。
以下、実装基板50について、より詳細に説明する。
基材60は、絶縁性材料により形成される。基材60の材料としては、例えば、樹脂、セラミック、ガラス等の公知の材料を用いることができる。基材60に用いる樹脂材料としては、例えば、ビスマレイミドトリアジン樹脂が挙げられる。基材60の形状は略直方体であり、基材60の外面は、上面60a、下面60b、第1側面60c、第2側面60d、第1端面60e、第2端面60fを有する。上面60a及び下面60bはXY平面に平行であり、第1側面60c及び第2側面60dはXZ平面に平行であり、第1端面60e及び第2端面60fはYZ平面に平行である。
基材60には、第1スルーホール61、第2スルーホール62、第3スルーホール63及び第4スルーホール64が形成されている。第1スルーホール61、第2スルーホール62、第3スルーホール63及び第4スルーホール64は、第3方向Xに沿ってこの順に配列されている。各スルーホールは、第1方向Zに延び、基材60の上面60aと下面60bに達している。
また、基材60には、第1凹部66、第2凹部67及び第3凹部68が形成されている。第1凹部66、第2凹部67及び第3凹部68は、基材60の下面60bから第1側面60cにかけて形成されている。第2方向Yから見て、第1凹部66は第1スルーホール61と第2スルーホール62との間に配置されており、第2凹部67は第2スルーホール62と第3スルーホール63との間に配置されており、第3凹部68は第3スルーホール63と第4スルーホール64との間に配置されている。
上述の如く、基材60の上面60aには、第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74が設けられている。一方、基材60の下面60bには、第5配線75、第6配線76及び第7配線77が設けられている。第5配線75は、第1凹部66の内面にも設けられている。第6配線76は、第2凹部67の内面にも設けられている。第7配線77は、第3凹部68の内面にも設けられている。基材60の下面60bにおける第5配線75、第6配線76及び第7配線77が設けられていない領域には、絶縁層80が設けられていてもよい。絶縁層80は、例えばレジストからなる。絶縁層80は、第5配線75、第6配線76及び第7配線77のそれぞれの端部を覆い、それぞれの中央部を露出させている。
第1スルーホール61の内面には第1内部配線81が設けられており、内部には第1絶縁部材86が設けられている。第2スルーホール62の内面には第2内部配線82が設けられており、内部には第2絶縁部材87が設けられている。第3スルーホール63の内面には第3内部配線83が設けられており、内部には第3絶縁部材88が設けられている。第4スルーホール64の内面には第4内部配線84が設けられており、内部には第4絶縁部材89が設けられている。第1絶縁部材86、第2絶縁部材87、第3絶縁部材88及び第4絶縁部材89は、例えばエポキシ樹脂等の絶縁材料により形成されている。尚、スルーホールの内部に金属部材が充填されていてもよい。
第1配線71は、第1スルーホール61内の第1内部配線81を介して、第5配線75に接続されている。第2配線72は、第2スルーホール62内の第2内部配線82を介して、第6配線76に接続されている。第3配線73は、第3スルーホール63内の第3内部配線83を介して、第6配線76に接続されている。したがって、第2配線72と第3配線73は、第6配線76を介して相互に接続されている。第4配線74は、第4スルーホール64内の第4内部配線84を介して、第7配線77に接続されている。
これにより、図5に示すように、発光装置1においては、アノードとカソードの間に、回路101と回路102が直接に接続された回路103が実現される。回路101においては、第1発光素子21と第2発光素子22が並列に接続されている。回路102においては、第3発光素子23と第4発光素子24が並列に接続されている。
次に、本実施形態に係る発光装置1の動作について説明する。
第5配線75と第7配線77との間に直流電圧が印加されると、第1発光素子21、第2発光素子22、第3発光素子23及び第4発光素子24に直流電圧が印加される。これにより、第1発光素子21及び第3発光素子23から例えば青色光が出射され、第2発光素子22及び第4発光素子24から例えば緑色光が出射される。
これらの青色光及び緑色光は、第1接着部材32及び第1透光性部材33、第2接着部材37及び第2透光性部材38に入射し、第1方向Zに伝播されると共に第2方向Yにも伝播されて混ざり合う。そして、青色光の一部が蛍光体粒子33b及び38bによって吸収される。蛍光体粒子33b及び38bは例えば赤色の光を放射する。これにより、青色光、緑色光及び赤色光の混色光が発光装置1から出射する。
次に、本実施形態の効果について説明する。
発光装置1においては、青色光を出射する第1発光素子21と緑色光を出射する第2発光素子22が設けられているため、色再現性が高い。また、第1発光素子21と第2発光素子22が相互に接しているため、第1発光素子21と第2発光素子22が近くに配置され、発光装置1から出射する光の混色性が良好である。
また、発光装置1においては、青色光を出射する第1発光素子21及び第3発光素子23と、緑色光を出射する第2発光素子22及び第4発光素子24とが千鳥状に配列されているため、第2方向Y及び第3方向Xにおける色の偏りを抑制することができ、混色性がより向上する。
更に、発光装置1においては、実装基板50と第1積層体31との間、及び、実装基板50と第2積層体36との間にも、反射部材40が配置されている。これにより、第1発光素子21の第1C面21C、第2発光素子22の第2C面22C、第3発光素子23の第3C面23C、及び、第4発光素子24の第4C面24Cからそれぞれ出射した光の大部分が、反射部材40によって反射されて、発光装置1の外部に出射する。このため、発光装置1は光の取出効率が高い。
<第1の実施形態の第1の変形例>
図6Aは、本変形例に係る発光装置の実装基板を示す上面図である。
図6Bは、本変形例に係る発光装置を示す上面図である。
図6A及び図6Bに示すように、本変形例に係る発光装置1aにおいては、第1方向Zから見て、第1積層体31が第1配線71及び第2配線72と重なっておらず、第2積層体36が第3配線73及び第4配線74と重なっていない。
これにより、第1発光素子21の第1C面21C、第2発光素子22の第2C面22C、第3発光素子23の第3C面23C、及び、第4発光素子24の第4C面24Cの全体を、反射部材40によって覆うことができる。この結果、各発光素子の実装基板50と対向する面から出射した光の大部分を反射部材40によって反射することができ、光の取出効率をより向上させることができる。
<第1の実施形態の第2の変形例>
図7A及び図7Bは、本変形例に係る発光装置を示す断面図である。
図7A及び図7Bが示す断面は、それぞれ、図3Bに示すA-A’線による断面及びB-B’線による断面に相当する。
図7A及び図7Bに示すように、本変形例に係る発光装置1bにおいては、第1透光性部材33の下層33aに、蛍光体粒子33bの替わりに、多数の光拡散材33dが含まれている。また、第2透光性部材38の下層38aに、蛍光体粒子38bの替わりに、多数の光拡散材38dが含まれている。光拡散材33d及び38dは、例えば、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム又は酸化亜鉛などからなる粒子であってもよい。
本変形例に係る発光装置1bにおいては、第1透光性部材33内及び第2透光性部材38内において光を拡散させて、混色を促進することができる。
なお、第1透光性部材33には、蛍光体粒子33b及び光拡散材33dの双方が含まれていてもよく、第2透光性部材38には、蛍光体粒子38b及び光拡散材38dの双方が含まれていてもよい。
<第1の実施形態の第3の変形例>
図8A及び図8Bは、本変形例に係る発光装置を示す断面図である。
図8A及び図8Bが示す断面は、それぞれ、図3Bに示すA-A’線による断面及びB-B’線による断面に相当する。
図8A及び図8Bに示すように、本変形例に係る発光装置1cにおいては、第1透光性部材33に蛍光体粒子33b及び光拡散材33dが含有されておらず、第2透光性部材38に蛍光体粒子38b及び光拡散材38dが含有されていない。例えば、第1透光性部材33及び第2透光性部材38は全体が透明である。
以下に説明する第2~第9の実施形態においても、第1の実施形態において説明したように、第1方向Zから見て、各配線は各発光素子と重なっていてもよく、第1の変形例で説明したように、第1方向Zから見て、各配線は各発光素子と重なっていなくてもよい。また、第1透光性部材33及び第2透光性部材38は、第1の実施形態において説明したように、蛍光体粒子33b及び38bを含有していてもよく、第2の変形例で説明したように、光拡散材33d及び38dを含有していてもよく、蛍光体粒子及び光拡散材の双方を含有していてもよく、第3の変形例で説明したように、蛍光体粒子及び光拡散材の双方を含有していなくてもよい。
<第2の実施形態>
図9は、本実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
なお、図9においては、第1接着部材32、第1透光性部材33、第2接着部材37、第2透光性部材38、反射部材40、第1A導電部材41A~第4B導電部材44Bは、図示が省略されている。後述する図10、図11、図12、図14及び図15においても、同様である。
図9に示すように、本実施形態に係る発光装置2においては、第1方向Zから見て、第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74が、実装基板50の基材60の端部と重なる。例えば、第1方向Zから見て、第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74は、基材60の第1側面60c及び第2側面60dまで到達している。
第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74が、基材60の第1側面60c及び第2側面60dまで到達していることにより、実装基板50が個片化される前の集合基板の状態において、第2方向Yに隣合う実装基板50の一方の各配線と、第2方向Yに隣合う実装基板50の他方の各配線と、を繋げることができる。これにより、集合基板の各配線の最表面に電解めっき法によりめっきを形成しやすくなる。めっきの最表面には金めっきが位置することで、各配線の表面における酸化、腐食を抑制し、良好なはんだ付け性が得られる。電解めっき法は、無電解めっき法よりも鉛、アミン、硫黄等の触媒毒の含有を少なくすることができる。白金系触媒を用いた付加反応型シリコーン樹脂が金めっきと接して硬化する場合に、電解めっき法により形成した金めっきは硫黄の含有が少ないので、硫黄と白金とが反応することを抑制できる。これにより、反射部材として白金系触媒を用いた付加反応型シリコーン樹脂を用いた場合に、反射部材が硬化不良を起こすことを抑制できる。また、本実施形態において、第1配線71は、第1X部71X及び第1Z部71Zから基材60の外縁に向かって第2方向Yに延出する延出部を備えていない。
また、発光装置2においては、基材60の上面60a上において、第2配線72と第3配線73との間に、アライメントマーク91が設けられている。例えば、アライメントマーク91は、第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74と同じ工程で形成されたものであり、同じ材料からなる。アライメントマーク91は、例えば、第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74と電気的に繋がっていなくてもよい。
<第3の実施形態>
図10は、本実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
図10に示すように、本実施形態に係る発光装置3においては、第1方向Zから見て、第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74が、実装基板50の基材60の端部と重なる。
例えば、第1方向Zから見て、第1配線71、第2配線72、第3配線73及び第4配線74は、基材60の第1側面60c及び第2側面60dまで到達している。また、第1方向Zから見て、第1配線71は第3方向Xに延出し基材60の第1端面60e付近まで到達する延出部を備えていてもよい。このようにすることで、第1A導電部材41A及び/又は第1B導電部材41Bとして半田等の溶融接合部材を用いた場合に、余剰な第1A導電部材41A及び/又は第1B導電部材41Bを延出部上に形成することができる。これにより、第1A導電部材41A及び/又は第1B導電部材41Bの第1方向Zにおける厚みを制御しやすくなる。また、第2配線72、第3配線73、及び/又は第4配線74、が第3方向Xに延出する延出部を備えてもよい。
また、発光装置3においても、第2の実施形態に係る発光装置2と同様に、アライメントマーク91が設けられている。
<第4の実施形態>
図11は、本実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
図11に示すように、本実施形態に係る発光装置4においては、第1の実施形態に係る発光装置1と比較して、第2配線72及び第3配線73が一体化されている点が異なっている。以下、一体化された第2配線72及び第3配線73を総称して「統合配線92」という。統合配線92における第1積層体31側の部分が第2配線72に相当し、第2積層体36側の部分が第3配線73に相当する。統合配線92は、第1発光素子21の第1p側電極21p、第2発光素子21の第2p側電極22p、第3発光素子23の第3n側電極23n、及び、第4発光素子24の第4n側電極24nに接続されている。
また、第1方向Zから見て、統合配線92には、第1積層体31と第2積層体36の間において、第2方向Yの両側に延出した延出部92aが設けられている。延出部92aは、例えば、アライメントマークとして用いることができる。
更に、発光装置4においては、第1方向Zから見て、第1配線71及び第4配線74が、実装基板50の基材60の端部と重なる。例えば、第1方向Zから見て、第1配線71は基材60の第1端面60eまで到達しており、第4配線74は基材60の第2端面60fまで到達している。
<第5の実施形態>
図12は、本実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
図13は、本実施形態に係る発光装置を示す回路図である。
以下、図3Bも参照して説明する。図3B及び図12に示すように、本実施形態に係る発光装置5においては、第1の実施形態に係る発光装置1と比較して、第2配線72及び第3配線73の替わりに、第8配線78及び第9配線79が設けられている。
第1方向Zから見て、第1配線71、第4配線74、第8配線78及び第9配線79は、実装基板50の基材60の端部と重なっている。例えば、第1方向Zから見て、第1配線71、第4配線74、第8配線78及び第9配線79は、基材60の第1側面60c及び第2側面60dまで到達している。
第8配線78は、第1B導電部材41Bを介して第1発光素子21の第1p側電極21pに接続されている。また、第8配線78は、第4A導電部材44Aを介して第4発光素子24の第4n側電極24nに接続されている。第9配線79は、第2B導電部材42Bを介して第2発光素子22の第2p側電極22pに接続されている。また、第9配線79は、第3A導電部材43Aを介して第3発光素子23の第3n側電極23nに接続されている。
これにより、図13に示すように、発光装置5においては、第1n側電極21n、第1p側電極21p、第4n側電極24n、及び、第4p側電極24pがこの順に直列に接続されて第1回路104を構成している。また、第2n側電極22n、第2p側電極22p、第3n側電極23n、及び、第3p側電極23pがこの順に直列に接続されて第2回路105を構成している。そして、第1回路104と第2回路105は相互に並列に接続されている。
このため、発光装置5においては、青色光を出射する第1発光素子21及び第3発光素子23の順方向電圧(VF)と、緑色光を出射する第2発光素子22及び第4発光素子24の順方向電圧(VF)との差を吸収することができる。この結果、各発光素子の発光が安定しやすくなる。
<第6の実施形態>
図14は、本実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
図14に示すように、本実施形態に係る発光装置6は、第5の実施形態に係る発光装置5と比較して、第1配線71、第4配線74、第8配線78及び第9配線79の形状が異なっている。
発光装置6においては、第1方向Zから見て、第1配線71、第4配線74、第8配線78及び第9配線79が、実装基板50の基材60の端部と重なる。例えば、第1方向Zから見て、第1配線71、第4配線74、第8配線78及び第9配線79は、基材60の第1側面60c及び第2側面60dまで到達している。また、第1方向Zから見て、第1配線71は第3方向Xに延出し基材60の第1端面60e付近まで到達する延出部を備えている。これにより、第1A導電部材41A及び/又は第1B導電部材41Bの第1方向における厚みを制御しやすくなる。また、第2配線72、第3配線73、及び/又は第4配線74、が第3方向Xに延出する延出部を備えてもよい。
<第7の実施形態>
図15は、本実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
図15に示すように、本実施形態に係る発光装置7は、第5の実施形態に係る発光装置5と比較して、第1配線71、第4配線74、第8配線78及び第9配線79の形状が異なっている。
発光装置7においては、第1方向Zから見て、第1配線71は基材60の第1端面60eまで到達しており、第4配線74は基材60の第2端面60fまで到達している。また、第8配線78には第2方向Yに延びる延出部78aが設けられており、第9配線79には第2方向Yに延びる延出部79aが設けられている。
第1方向Zから見て、延出部78a及び79aは、第1積層体31と第2積層体36の間に配置されている。このため、第1方向Zから見て、第8配線78は、第1発光素子21と第4発光素子24の間において、第2方向Yにおける幅が最大になっている。また、第1方向Zから見て、第9配線79は、第2発光素子22と第3発光素子23の間において、第2方向Yにおける幅が最大になっている。第1方向Zから見て、延出部78aの先端は基材60の第1側面60cに到達しており、延出部79aの先端は基材60の第2側面60dに到達している。第1配線71、第4配線74、第8配線78及び第9配線79が基材の側面に到達していることにより、各配線の最表面に電解めっき法によりめっきを形成しやすくなる。
<第8の実施形態>
図16Aは、本実施形態に係る発光装置の実装基板を示す上面図である。
図16Bは、本実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
図16A及び図16Bに示すように、本実施形態に係る発光装置8は、第1の実施形態に係る発光装置1と比較して、基材60の上面60aに8つの配線が設けられている点と、第1方向Zから見て、各配線の形状がL字状である点が異なっている。
すなわち、発光装置8の実装基板50において、基材60の上面60aには、8つの配線、第1A配線71A、第1B配線71B、第2A配線72A、第2B配線72B、第3A配線73A、第3B配線73B、第4A配線74A、及び、第4B配線74Bが設けられている。これに対して、第1の実施形態に係る発光装置1は、第1A配線71A及び第1B配線71Bが一体化された第1配線71と、第2A配線72A及び第2B配線72Bが一体化された第2配線72と、第3A配線73A及び第3B配線73Bが一体化された第3配線73と、第4A配線74A及び第4B配線74Bが一体化された第4配線74とを有している。
上記各配線は、第3方向Xに延びるX部と、第2方向Yに延びるY部を1つずつ有する。例えば、第1A配線71Aは、第1AX部71AXと、第1AY部71AY部と、を有する。第1AX部71AXは、第1AY部71AYから第3方向Xに延伸する。第2方向Yにおいて、第1AY部71AYの幅は、第1AX部71AXの幅よりも広い。第1AX部71AXの少なくとも一部は第1A導電部材41Aに覆われている。これにより、第1A配線71Aは、第1A導電部材41Aを介して、第1発光素子21の第1n側電極21nに接続されている。
第1B配線71B、第2A配線72A、第2B配線72B、第3A配線73A、第3B配線73B、第4A配線74A、及び、第4B配線74Bについても、第1A配線71Aと同様である。但し、各配線の向きは、第1積層体31及び第2積層体36の角部に沿う向きである。
第1B配線71Bは、第2A導電部材42Aを介して、第2発光素子22の第2n側電極22nに接続されている。第2A配線72Aは、第1B導電部材41Bを介して、第1発光素子21の第1p側電極21pに接続されている。第2B配線72Bは、第2B導電部材42Bを介して、第2発光素子22の第2p側電極22pに接続されている。第3A配線73Aは、第3A導電部材43Aを介して、第3発光素子23の第3n側電極23nに接続されている。第3B配線73Bは、第4A導電部材44Aを介して、第4発光素子24の第4n側電極24nに接続されている。第4A配線74Aは、第3B導電部材43Bを介して、第3発光素子23の第3p側電極23pに接続されている。第4B配線74Bは、第4B導電部材44Bを介して、第4発光素子24の第4p側電極24pに接続されている。
また、実装基板50には、上記各配線に接続された8つのスルーホールが形成されていていてもよい。スルーホール(第1スルーホール61等)の内面に設けられた内部配線(第1内部配線81等)と、基材60の下面60bに設けられた配線(第5配線75等)を介して、上記配線同士は任意に接続されることができる。例えば、第1A配線71Aは第1B配線71Bに接続されていてもよい。第4A配線74Aは第4B配線74Bに接続されていてもよい。また、第2A配線72A、第2B配線72B、第3A配線73A、及び、第3B配線73Bが相互に接続されて、図5に示す回路を構成してもよい。又は、第2A配線72Aが第3B配線73Bに接続され、第2B配線72Bが第3A配線73Aに接続されて、図13に示す回路を構成してもよい。
本実施形態によれば、第1方向Zから見て、第1A配線71A等の形状がL字状であるため、各発光素子の実装基板50と対向する面(例えば、第1発光素子21の第1C面21C)のうち、より大きな面積が反射部材40によって覆われる。このため、発光装置8は光の取出効率が高い。
<第9の実施形態>
図17A及び図17Bは、本実施形態に係る発光装置の実装基板を示す断面図である。
図17A及び図17Bが示す断面は、それぞれ、図3Bに示すA-A’線による断面及びB-B’線による断面に相当する。
図17A及び図17Bに示すように、本実施形態に係る発光装置9においては、実装基板59が設けられている。実装基板59においては、基材60の上面60aに凹部93が形成されている。すなわち、基材60は、第1側面60c、第2側面60d、第1端面60e及び第2端面60fが、凹部93の底面93aよりも上方に延出している。
第1配線71、第2配線72、第3配線73、及び、第4配線74は、凹部93の底面93aに設けられている。また、第1発光素子21、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24、第1接着部材32、第1透光性部材33、第2接着部材37、及び、第2透光性部材38は、凹部93の内部に配置されている。凹部93の内部は、反射部材40によって埋め込まれている。反射部材40の上面には、第1透光性部材33の上面及び第2透光性部材38の上面が露出している。なお、凹部93の底面93aと第1積層体31との間、及び、底面93aと第2積層体36との間には、反射部材40が設けられていてもよく、アンダーフィル材が設けられていてもよい。
本実施形態によれば、発光素子等を基材60の凹部93内に収納することにより、発光装置9の機械的な強度及び信頼性を高めることができる。
なお、上述の各実施形態において、第1方向Z、第2方向Y、及び、第3方向Zのうち、1つ以上の方向において、第1発光素子21の幅が第2発光素子22の幅よりも大きくてもよく、第3発光素子23の幅が第4発光素子24の幅よりも大きくてもよい。これにより、青色光を出射する第1発光素子21及び第3発光素子23の体積を、緑色光を出射する第2発光素子22及び第4発光素子24の体積よりも大きくすることができる。このようにすることによって、青色光の強度を増加させることができる。この結果、第1透光性部材33及び第2透光性部材38が蛍光体を含む場合に、第1発光素子21及び第3発光素子23から出射した青色光のうち、第1透光性部材33及び第2透光性部材38の蛍光体によって吸収される分を補うことができる。この結果、発光装置から所望の色の光を出射させることができる。
また、上述の各実施形態において、第1積層体31、第1接着部材32、第1透光性部材33、第2積層体36、第2接着部材37、第2透光性部材38、反射部材40等を形成した後で、実装基板50を除去してもよい。この場合は、実装基板50を除去した後に、外部電極となる金属膜を形成してもよい。
本発明の一実施形態に係る発光装置は、液晶ディスプレイのバックライト装置、各種照明器具、大型ディスプレイ、広告や行き先案内等の各種表示装置、プロジェクタ装置、さらには、デジタルビデオカメラ、ファクシミリ、コピー機、スキャナ等における画像読取装置などに利用することができる。
1、1a、1b、1c、2、3、4、5、6、7、8、9:発光装置
21:第1発光素子
21A:第1A面
21B:第1B面
21C:第1C面
21D:第1D面
21E:第1E面
21F:第1F面
21n:第1n側電極
21p:第1p側電極
22:第2発光素子
22A:第2A面
22B:第2B面
22C:第2C面
22D:第2D面
22E:第2E面
22F:第2F面
22n:第2n側電極
22p:第2p側電極
23:第3発光素子
23A:第3A面
23B:第3B面
23C:第3C面
23D:第3D面
23E:第3E面
23F:第3F面
23n:第3n側電極
23p:第3p側電極
24:第4発光素子
24A:第4A面
24B:第4B面
24C:第4C面
24D:第4D面
24E:第4E面
24F:第4F面
24n:第4n側電極
24p:第4p側電極
31:第1積層体
32:第1接着部材
33:第1透光性部材
33a:下層
33b:蛍光体粒子
33c:上層
33d:光拡散材
36:第2積層体
37:第2接着部材
38:第2透光性部材
38a:下層
38b:蛍光体粒子
38c:上層
38d:光拡散材
40:反射部材
41A:第1A導電部材
41B:第1B導電部材
42A:第2A導電部材
42B:第2B導電部材
43A:第3A導電部材
43B:第3B導電部材
44A:第4A導電部材
44B:第4B導電部材
50:実装基板
59:実装基板
60:基材
60a:上面
60b:下面
60c:第1側面
60d:第2側面
60e:第1端面
60f:第2端面
61:第1スルーホール
62:第2スルーホール
63:第3スルーホール
64:第4スルーホール
66:第1凹部
67:第2凹部
68:第3凹部
71:第1配線
71A:第1A配線
71AX:第1AX部
71AY:第1AY部
71B:第1B配線
72:第2配線
72A:第2A配線
72B:第2B配線
73:第3配線
73A:第3A配線
73B:第3B配線
74:第4配線
74A:第4A配線
74B:第4B配線
75:第5配線
76:第6配線
77:第7配線
78:第8配線
78a:延出部
79:第9配線
79a:延出部
80:絶縁層
81:第1内部配線
82:第2内部配線
83:第3内部配線
84:第4内部配線
86:第1絶縁部材
87:第2絶縁部材
88:第3絶縁部材
89:第4絶縁部材
91:アライメントマーク
92:統合配線
92a:延出部
93:凹部
93a:底面
101、102、103:回路
104:第1回路
105:第2回路
X:第3方向
Y:第2方向
Z:第1方向

Claims (14)

  1. 絶縁性の基材と、前記基材上に設けられた第1配線及び第2配線と、を有する実装基板と、
    前記実装基板上に設けられ、第1ピーク波長の光を出射し、第1n側電極及び第1p側電極が配置された第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第1B面と、前記第1A面と前記第1B面との間に位置し前記実装基板と対向する第1C面と、前記第1C面の反対側に位置する第1D面と、前記第1A面と前記第1B面との間及び前記第1C面と前記第1D面との間に位置する第1E面と、前記第1E面の反対側に位置する第1F面と、を有する第1発光素子と、
    前記実装基板上に設けられ、前記第1ピーク波長よりも長い第2ピーク波長の光を出射し、第2n側電極及び第2p側電極が配置された第2A面と、前記第2A面の反対側に位置し前記第1B面と対向する第2B面と、前記第2A面と前記第2B面との間に位置し前記実装基板と対向する第2C面と、前記第2C面の反対側に位置する第2D面と、前記第2A面と前記第2B面との間及び前記第2C面と前記第2D面との間に位置し前記第1F面よりも前記第1E面の近くに位置する第2E面と、前記第2E面の反対側に位置する第2F面と、を有する第2発光素子と、
    前記第1n側電極と前記第1配線を接合する第1A導電部材と、
    前記第1p側電極と前記第2配線を接合する第1B導電部材と、
    を備え、
    前記第1B面と前記第2B面が相互に接するか又は透明樹脂層を介して接合されることにより、前記第1発光素子と前記第2発光素子が積層された第1積層体が構成されており、
    前記実装基板と前記第1積層体は第1方向に配列されており、
    前記第1発光素子及び前記第2発光素子は、前記第1方向と直交する第2方向に配列されており、
    前記第1n側電極及び前記第1p側電極は、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に配列されており、
    前記第1配線は、第1X部と第1Y部とを有し、
    前記第1X部の少なくとも一部は前記第1A導電部材に覆われ、
    前記第1X部は、前記第1Y部から前記第3方向に延伸する発光装置。
  2. 第2A導電部材をさらに備え、
    前記第1配線は、前記第1Y部から前記第3方向に延伸する第1Z部を有し、
    前記第2n側電極と前記第1Z部が前記第2A導電部材により接合された請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第2方向において、前記第1Y部の幅は前記第1X部の幅よりも広い請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記実装基板上に設けられ、第3ピーク波長の光を出射し、第3n側電極及び第3p側電極が配置された第3A面と、前記第3A面の反対側に位置する第3B面と、前記第3A面と前記第3B面との間に位置し前記実装基板と対向する第3C面と、前記第3C面の反対側に位置する第3D面と、前記第3A面と前記第3B面との間及び前記第3C面と前記第3D面との間に位置し前記第2F面と対向する第3E面と、前記第3E面の反対側に位置する第3F面と、を有する第3発光素子と、
    前記実装基板上に設けられ、前記第3ピーク波長よりも長い第4ピーク波長の光を出射し、第4n側電極及び第4p側電極が配置された第4A面と、前記第4A面の反対側に位置し前記第3B面と対向する第4B面と、前記第4A面と前記第4B面との間に位置し前記実装基板と対向する第4C面と、前記第4C面の反対側に位置する第4D面と、前記第4A面と前記第4B面との間及び前記第4C面と前記第4D面との間に位置し前記第1F面と対向する第4E面と、前記第4E面の反対側に位置する第4F面と、を有する第4発光素子と、
    をさらに備えた請求項1~3のいずれか1つに記載の発光装置。
  5. 前記第2p側電極と前記第2配線を接合する第2B導電部材をさらに備え、
    前記第2配線は、第2X部と第2Y部とを有し、
    前記第2X部の少なくとも一部は前記第1B導電部材に覆われ、
    前記第2X部は、前記第2Y部から前記第3方向に延伸する請求項1~4のいずれか1つに記載の発光装置。
  6. 前記第1n側電極、前記第1p側電極、前記第4n側電極、及び、第4p側電極は、この順に直列に接続されて第1回路を構成しており、
    前記第2n側電極、前記第2p側電極、前記第3n側電極、及び、第3p側電極は、この順に直列に接続されて第2回路を構成しており、
    前記第1回路と前記第2回路は相互に並列に接続されている請求項4に記載の発光装置。
  7. 前記実装基板は、
    前記基材上に設けられ、前記第2p側電極及び前記第3n側電極に接続された第3配線と、
    前記基材上に設けられ、前記第3p側電極及び前記第4p側電極に接続された第4配線と、
    をさらに有し、
    前記第2配線は前記第4n側電極に接続された請求項6に記載の発光装置。
  8. 前記第1方向から見て、前記第2配線は、前記第1発光装置と前記第4発光素子の間において前記第2方向における幅が最大になる請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記第1方向から見て、前記第1配線は、前記基材の端部と重なる請求項1~8のいずれか1つに記載の発光装置。
  10. 前記第1方向から見て、前記第2配線は、前記基材の端部と重なる請求項1~9のいずれか1つに記載の発光装置。
  11. 前記第1D面及び前記第2D面を覆う第1透光性部材をさらに備えた請求項1~10のいずれか1つに記載の発光装置。
  12. 前記第1透光性部材は第1接着部材を介して前記第1D面及び前記第2D面を覆い、
    前記第1接着部材は、前記第1A面、前記第1D面、前記第1E面、前記第1F面、前記第2A面、前記第2D面、前記第2E面、及び、前記第2F面のそれぞれの少なくとも一部を覆う請求項11に記載の発光装置。
  13. 前記第1A面、前記第1C面、前記第1E面、第1F面、前記第2A面、前記第2C面、前記第2E面、及び、前記第2F面を覆う反射部材をさらに備えた請求項1~12のいずれか1つに記載の発光装置。
  14. 前記基材の上面には凹部が形成されており、
    前記凹部の底面に前記第1発光素子及び前記第2発光素子が載置された請求項1~13のいずれか1つに記載の発光装置。
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