JP7315222B2 - ストレージ装置、ストレージ装置の処理方法、及びプログラム - Google Patents
ストレージ装置、ストレージ装置の処理方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置の最小構成を示す図である。本実施形態に係るストレージ装置1は、キャッシュメモリ11と、論理ボリューム制御手段12とを備える。論理ボリューム制御手段12は、状態判定手段121と、切り替え手段122と、データ送信手段123とを備える。キャッシュメモリ11は、論理ボリュームが宛先であるデータをキャッシュする。状態判定手段121は、論理ボリュームを監視し、論理ボリュームが閉塞状態であるか否かを判定する。切り替え手段122は、論理ボリュームが閉塞状態であると判定された場合、データの宛先を、論理ボリュームから代替え論理ボリュームに切り替える。データ送信手段123は、データをキャッシュメモリ11から代替え論理ボリュームに送信し、キャッシュメモリ11内のデータを削除する。
図2は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムの構成を示す図である。ストレージシステムは、ストレージ装置1と、サーバ2とを含む。ストレージ装置1は、キャッシュメモリ11と、論理ボリューム制御手段12と、論理ボリューム1~n(13(1)~(n))と、代替え論理ボリューム1(14(1))と、キャッシュ管理手段15と、ホストIO制御手段16とを備える。論理ボリューム制御手段12は、状態判定手段121と、切り替え手段122と、データ送信手段123と、アクセス権設定手段124と、論理ボリューム生成手段125とを備える。論理ボリューム1~n(13(1)~(n))のそれぞれは、2つの記録媒体を備える。これら2つの記録媒体により、例えばRAID1のミラーリング機能が実装されてもよい。論理ボリューム1~n(13(1)~(n))のそれぞれは、RAID機能を有する論理ボリュームであり、論理ボリューム1~n(13(1)~(n))の記録媒体の数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。サーバ2は、ストレージ装置1に対してデータの格納命令を送信する他の装置であってもよい。
上述したように、すなわち、本実施形態に係るストレージ装置1は、論理ボリュームが宛先であるデータをキャッシュするキャッシュメモリ11と、論理ボリュームを監視し、論理ボリュームが閉塞状態であるか否かを判定する状態判定手段121と、論理ボリュームが閉塞状態であると判定された場合、データの宛先を、論理ボリュームから代替え論理ボリュームに切り替える切り替え手段122と、データをキャッシュメモリ11から代替え論理ボリュームに送信し、キャッシュメモリ11内のデータを削除するデータ送信手段123と、を備える。
図3は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置のデータ退避方法を示す図である。ストレージ装置1が、論理ボリュームへの格納データを受信してから、当該格納データを代替え論理ボリューム1(14(1))に退避するまでの処理を順番に説明する。
上述したように、すなわち、本実施形態に係るストレージ装置1の処理方法では、キャッシュメモリ11は、論理ボリューム1(13(1))が宛先であるデータをキャッシュメモリにキャッシュする。状態判定手段121は、論理ボリューム1(13(1))を監視し、論理ボリューム1(13(1))が閉塞状態であるか否かを判定する。切り替え手段122は、論理ボリューム1(13(1))が閉塞状態であると判定された場合、データの宛先を、論理ボリューム1(13(1))から代替え論理ボリューム1(14(1))に切り替える。データ送信手段123は、データをキャッシュメモリ11から代替え論理ボリューム1(14(1))に送信し、キャッシュメモリ11内のデータを削除する。
以上、本実施形態に係るストレージ装置1について詳細に説明したが、ストレージ装置1の具体的な態様は、上述のものに限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を加えることは可能である。
図4は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置の復旧方法を示す図である。以下に、ストレージ装置1が、図3の処理フローが完了(ステップS311:No)してから、ストレージ装置1の復旧処理が完了するまでの処理を順番に説明する。
上述したように、すなわち、本実施形態に係るストレージ装置1の復旧方法では、データ送信手段123は、閉塞状態と判定された論理ボリューム1(13(1))に格納されているデータを閉塞状態ではない一時格納先論理ボリュームn(13(n))に格納し、論理ボリューム1(13(1))が閉塞状態ではない新論理ボリュームに交換された後、代替え論理ボリューム1(14(1))に送信されたデータと、論理ボリュームn(13(n))に格納されたデータとを、新論理ボリュームに格納する。
次に、本実施形態の第2の変形例として、状態判定手段121は、ストレージ装置1の他の論理ボリューム2(13(2))を監視する。そして、他の論理ボリューム2(13(2))が閉塞状態であると判定した場合、論理ボリューム制御手段12に備えられた論理ボリューム生成手段125は、他の論理ボリューム用の新たな代替え論理ボリューム2(14(2))を生成する。図5は、本発明の一実施形態の第2の変形例に係るストレージシステムの構成を示す図である。図5は、代替え論理ボリューム2(14(2))が生成された状態を示す。
図6は、本発明の一実施形態の第2の変形例に係るストレージ装置のデータ退避方法を示す図である。図3では、代替えフラグが「1」に設定(ステップS305)された後、論理ボリューム1(13(1))の代わりの論理ボリュームが代替え論理ボリューム1(14(1))に設定(ステップS305)されると説明した。ここで、本実施形態の第2の変形例では、ステップS305とステップS306との間に代替え論理ボリュームの追加処理(ステップS601)がさらに含まれてもよい。
上述したように、本実施形態に係るストレージ装置1は、状態判定手段121が、ストレージ装置1の他の論理ボリューム2(13(2))を監視し、当該他の論理ボリュームが閉塞状態であると判定する。このとき、ストレージ装置1の論理ボリューム生成手段125は、当該他の論理ボリューム用の新たな代替え論理ボリューム14(2)を生成する。
11 キャッシュメモリ
12 論理ボリューム制御手段
121 状態判定手段
122 切り替え手段
123 データ送信手段
124 アクセス権設定手段
125 論理ボリューム生成手段
13 論理ボリューム
14 代替え論理ボリューム
15 キャッシュ管理手段
16 ホストIO制御手段
2 サーバ
Claims (5)
- RAIDの構成を有している複数の記録媒体を備える論理ボリュームが宛先であるデータをキャッシュするキャッシュメモリと、
前記論理ボリュームを監視し、前記論理ボリュームにおいて障害が発生し、前記論理ボリュームにデータを格納することができない閉塞状態であるか否かを判定する状態判定手段と、
前記論理ボリュームが閉塞状態であると判定された場合、前記データの宛先を、前記論理ボリュームから代替え論理ボリュームに切り替える切り替え手段と、
前記データを前記キャッシュメモリから前記代替え論理ボリュームに送信し、前記キャッシュメモリ内の前記データを削除するデータ送信手段と、
を備え、
前記データ送信手段は、
閉塞状態と判定された前記論理ボリュームに格納されているデータを閉塞状態ではない一時格納先論理ボリュームに格納し、前記一時格納先論理ボリュームは前記代替え論理ボリュームと異なり、
前記論理ボリュームが閉塞状態ではない新論理ボリュームに交換された後、前記代替え論理ボリュームに送信されたデータと、前記一時格納先論理ボリュームに格納されたデータとを、前記新論理ボリュームに格納するストレージ装置。 - 前記論理ボリュームが閉塞状態であると判定された場合、前記論理ボリュームのアクセス権を読み出し専用に設定する、アクセス権設定手段をさらに備える、請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記状態判定手段は、前記ストレージ装置の他の論理ボリュームを監視し、前記他の論理ボリュームが閉塞状態であると判定した場合、前記他の論理ボリューム用の新たな代替え論理ボリュームを生成する論理ボリューム生成手段をさらに備える、請求項1または2に記載のストレージ装置。
- RAIDの構成を有している複数の記録媒体を備える論理ボリュームが宛先であるデータをキャッシュメモリにキャッシュし、
前記論理ボリュームを監視し、前記論理ボリュームにおいて障害が発生し、前記論理ボリュームにデータを格納することができない閉塞状態であるか否かを判定し、
前記論理ボリュームが閉塞状態であると判定された場合、前記データの宛先を、前記論理ボリュームから代替え論理ボリュームに切り替え、
前記データを前記キャッシュメモリから前記代替え論理ボリュームに送信し、前記キャッシュメモリ内の前記データを削除し、
閉塞状態と判定された前記論理ボリュームに格納されているデータを閉塞状態ではない一時格納先論理ボリュームに格納し、前記一時格納先論理ボリュームは前記代替え論理ボリュームと異なり、
前記論理ボリュームが閉塞状態ではない新論理ボリュームに交換された後、前記代替え論理ボリュームに送信されたデータと、前記一時格納先論理ボリュームに格納されたデータとを、前記新論理ボリュームに格納する、
ストレージ装置の処理方法。 - ストレージ装置に、
RAIDの構成を有している複数の記録媒体を備える論理ボリュームが宛先であるデータをキャッシュメモリにキャッシュするキャッシュ手段と、
前記論理ボリュームを監視し、前記論理ボリュームにおいて障害が発生し、前記論理ボリュームにデータを格納することができない閉塞状態であるか否かを判定する状態判定手段と、
前記論理ボリュームが閉塞状態であると判定された場合、前記データの宛先を、前記論理ボリュームから代替え論理ボリュームに切り替える切り替え手段と、
前記データを前記キャッシュメモリから前記代替え論理ボリュームに送信し、前記キャッシュメモリ内の前記データを削除し、閉塞状態と判定された前記論理ボリュームに格納されているデータを閉塞状態ではない一時格納先論理ボリュームに格納し、前記一時格納先論理ボリュームは前記代替え論理ボリュームと異なり、前記論理ボリュームが閉塞状態ではない新論理ボリュームに交換された後、前記代替え論理ボリュームに送信されたデータと、前記一時格納先論理ボリュームに格納されたデータとを、前記新論理ボリュームに格納するデータ送信手段と、
を実行させるプログラム。
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JP2020079158A JP7315222B2 (ja) | 2020-04-28 | 2020-04-28 | ストレージ装置、ストレージ装置の処理方法、及びプログラム |
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JP2021174357A JP2021174357A (ja) | 2021-11-01 |
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JP2007199953A (ja) | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Fujitsu Ltd | ディスクアレイ装置およびディスクアレイ制御方法 |
JP2009295045A (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Hitachi Ltd | ストレージシステム、ストレージサブシステム、及び記憶制御方法 |
WO2015198449A1 (ja) | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 株式会社日立製作所 | ストレージシステム |
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JPH103396A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Nec Corp | 二重化制御障害復旧方式 |
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2020
- 2020-04-28 JP JP2020079158A patent/JP7315222B2/ja active Active
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