JP7315068B1 - 磁気特性予測装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
本実施の形態に係る磁気特性予測装置1は、永久磁石の磁気特性を予測する装置である。磁気特性の予測対象となる永久磁石は、主に焼結磁石であり、後述する磁気光学カー効果顕微鏡(以下、MOKE顕微鏡)65による観察が可能な希土類磁石が対象として好適である。
図1に示すように、磁気特性予測装置1は、制御部2と、記憶部3と、表示器4と、入力装置5と、を有している。本実施の形態では、磁気特性予測装置1は、パーソナルコンピュータにより構成されている。
磁気特性予測装置1は、機械学習を利用して、永久磁石の磁気特性を予測する装置である。磁気特性予測装置1には、機械学習に必要なデータ、組織や磁化反転の挙動の解析に用いる画像データ、及び、予測元となるデータが入力される。具体的には、図2に示すように、永久磁石を製造する製造装置61から磁気特性予測装置1に、永久磁石の組成の情報である組成情報を含む組成データ70と、永久磁石の製造条件の情報であるプロセス情報を含むプロセスデータ71とが入力される。入力された組成データ70及びプロセスデータ71は、後述するデータ取得処理部22により全体データベース31に登録され、記憶部3に記憶される。なお、組成データ70やプロセスデータ71の入力はネットワークを介して行われてもよいし、USBメモリ等のメディアを介して行われてもよいし、入力装置5により行われてもよい。
図4は、全体データベース31の一例を示す図である。なお、図4は全体データベース31の概念を示すものであり、実際の実験データを記載したものではない。全体データベース31は、永久磁石のサンプルの識別用のID、組成情報、プロセス情報、組織情報、磁化反転解析情報、及び特性情報を関連付けて記憶したデータベースである。すなわち、全体データベース31は、組成情報のデータである組成データ70、プロセス情報のデータであるプロセスデータ71、組織情報のデータである組織データ72、磁化反転解析情報のデータである磁化反転解析データ73、特性情報のデータである特性データ74を統合し、互いに関連付けて登録したデータベースである。
以下、制御部2の各部について詳細に説明する。設定処理部21は、磁気特性予測装置1の各種設定を行うための設定処理(図20(a)参照)を行うものである。設定処理部21では、例えば、データ取得処理部22によるデータ取得の方法やデータ取得日時の設定等、各種制御に係る情報の設定を行うことができる。また、設定処理部21では、記憶部3に記憶する各種情報の登録・更新・削除等が可能である。各種情報の入力には、入力装置5等を用いることができる。
データ取得処理部22は、各種データを取得し記憶部3に記憶するデータ取得処理(図20(b)参照)を行うものである。データ取得処理部22は、取得した各種データをサンプル毎に関連付けて全体データベース31及び画像データベース36に登録する。データ取得処理部22は、製造装置61等の外部装置にデータを要求する信号を送信するなど、積極的にデータの取得を行うよう構成されていてもよい。また、データ取得処理部22は、任意のサンプルに関して、欠損しているデータを表示器4に表示するなど、欠損しているデータを提示する機能を有していてもよい。
学習用データ抽出処理部23は、種々のデータを含む全体データベース31から、機械学習に必要なデータを抽出する学習用データ抽出処理を行う。本実施の形態では、学習用データ抽出処理部23は、全体データベース31から、機械学習において説明変数として用いるデータとして、磁化反転解析情報を含むデータを抽出し、説明変数データ81とする。つまり、説明変数データ81は、着磁した永久磁石の磁化の向きを反転させた際の挙動を解析する磁化反転解析により得られた磁化反転解析情報を含む。
回帰モデル作成処理部24は、予め設定された説明変数データ81と、予測対象の磁気特性の情報を含む目的変数データ82との関係を機械学習し、説明変数データ81と目的変数データ82との相関性を表す回帰モデル33を作成する回帰モデル作成処理(図23(a)参照)を行うものである。本実施の形態では、回帰モデル作成処理部24は、学習用データ抽出処理部23が生成した学習用データ32を用い、説明変数データ81と目的変数データ82との相関性を表す回帰モデル33を作成する。なお、本実施の形態では、説明変数データ81には、磁化反転解析情報が含まれている。
磁気特性予測処理部25は、回帰モデル33を用いて予測対象の磁気特性を予測する磁気特性予測処理(図23(b)参照)を行うものである。磁気特性予測処理部25は、予測した磁気特性を予測データ35として記憶部3に記憶する。
予測データ提示処理部26は、予測データ35を提示する予測データ提示処理を行う。予測データ提示処理では、例えば、予測データ35を表示器4に表示する。なお、予測データ提示処理では、予測データ35以外のデータ、例えば、予測に使用した説明変数データ81の項目や予測精度を示す指標等もあわせて提示するように構成されていてもよい。また、予測データ提示処理部26は、管理用の演算装置など、外部の装置に予測データ35を送信する機能を有していてもよく、予測データ35を提示する具体的な手段は特に限定されない。
本実施の形態では、磁化反転解析装置10は、磁気特性予測装置1の一部を構成している。磁化反転解析装置10は、磁気特性予測装置1を構成するパーソナルコンピュータ等に一体に搭載されており、当該パーソナルコンピュータ等の制御部2の一部が磁化反転解析装置10として作用するように構成されている。ただし、これに限らず、磁化反転解析装置10は、磁気特性予測装置1を構成するパーソナルコンピュータ等とは別体に構成されていてもよく、また単独での使用も当然に可能である。さらに、磁化反転解析装置10は、記憶部3の画像データベース36とミクロ組織データベース37が含まれていてもよく、パーソナルコンピュータ等に制御部2と一体に搭載されていてもよく、別体に構成されていてもよい。
組織解析処理部27は、分析エリア(図2参照)で取得された画像データを基に、永久磁石の組織を解析して組織データ72を得る組織解析処理(図21参照)を行うものである。なお、ここでいう組織の解析とは、図6に示すように、磁性結晶粒子である主相粒と、隣り合う主相粒の間に位置する粒界相である二粒子粒界相と、3以上の主相粒に囲まれた粒界相である粒界三重点と、を識別し、それぞれの大きさ、隣接関係等を解析することを意味している。本実施の形態では、組織の解析において、主相粒の磁化容易方向(配向方向)を取得するため、EBSD像データ641を用いた。また、主相粒、二粒子粒界相、及び粒界三重点の識別、大きさや隣接関係の解析のためにSEM像データ631を用いた。
磁化反転解析処理部28は、磁化評価用画像として、磁気光学カー効果顕微鏡により得た画像データであるMOKE顕微鏡像データ651を用いて、着磁した永久磁石に外部磁界を印加して磁化の向きを反転させた際の磁化反転の挙動を解析する磁化反転解析を行う磁化反転解析処理(図22(a)参照)を行うものである。磁化反転解析処理部28は、磁化方向抽出処理部281と、磁化反転伝播解析処理部282と、を有している。
ここで、ミクロ組織データベース37の具体例について説明しておく。ミクロ組織データベース37は、微視的な組織の情報や磁化反転の挙動に関する詳細な情報を記録したデータベースであり、主相粒データベース91、二粒子粒界相データベース92、及び粒界三重点データベース93を有している。
次に、磁化方向抽出処理部281による磁化方向情報の抽出の具体例について説明する。まず、永久磁石を着磁した状態とし、着磁方向とは逆方向の外部磁界を加え、外部磁界の強度を段階的に変化させていく。図10(a)は、約-200kA/mの外部磁界(ここでは、観察視野における反磁界の影響も考慮した有効磁界)を付与した際のMOKE顕微鏡像(MOKE顕微鏡像データ651)を表しており、図10(b)は磁化反転を検出した箇所を示している。この段階では、主相粒に磁化反転は生じていない。
次に、磁化反転伝播解析処理部282による磁化反転の伝播情報の導出の具体例について説明する。磁化反転の伝播情報の導出方法は、磁化方向情報の形式に応じたものとなるため、ここでは、磁化方向情報の形式もあわせて説明する。
磁化反転の伝播情報を導出する他の方法について説明する。図17(a)の例では、磁化方向抽出処理部281は、各主相粒について、磁化の向きが反転したときの外部磁界の強度である反転磁界強度を、主相粒データベース91に磁化方向情報として記録する。
磁化反転解析情報抽出処理部29は、磁化反転伝播解析処理部282の解析結果、すなわち磁化反転の伝播情報を基に、磁化反転の挙動に係る特徴量である磁化反転解析情報を得る磁化反転解析情報抽出処理(図22(b)参照)を行うものである。磁化方向情報や磁化反転の伝播情報がミクロの情報であるのに対し、磁化反転解析情報は永久磁石全体での磁化反転に関する情報を表すマクロな情報であるといえる。
図19は、本実施の形態に係る磁気特性予測方法のフロー図である。図19のフロー図のうち、ステップS5の組織解析処理、ステップS6の磁化反転解析処理、及びステップS7の磁化反転解析情報抽出処理の各ステップが、本実施の形態に係る磁化反転解析方法に相当するフロー図となる。以下、各ステップについて詳細に説明する。
上記実施の形態では、磁気特性予測装置1がパーソナルコンピュータにより構成されている場合を説明したが、これに限らず、例えば、磁気特性予測装置1は、サーバ等のネットワーク装置により構成されてもよい。この場合、磁気特性予測装置1は、データ管理用の端末装置などの所定の端末装置と相互に通信可能に構成され、当該端末装置から画像データを含む各種データを受信するように構成するとよい。また、磁気特性予測装置1で予測した予測データ35を端末装置に送信し、端末装置にて予測データ35を提示するように構成するとよい。
また、上記実施の形態では、磁化反転解析処理部28及び磁化反転解析情報抽出処理部29によって磁化反転解析データ73(磁化反転解析情報)を求めたが、機械学習により磁化反転解析データ73を予測する機能を磁気特性予測装置1に備えてもよい。
さらにまた、ミクロ組織データベース37内で解析(機械学習を用いた各種パラメータの予測)を行うことも可能である。例えば、上記実施の形態では、磁化反転解析により磁化方向情報や磁化反転の伝播情報を求めたが、機械学習により磁化方向情報や磁化反転の伝播情報を予測する機能を磁気特性予測装置1に備えてもよい。この場合、磁化反転解析情報抽出処理部29は、予測した磁化方向情報や磁化反転の伝播情報に基づき、磁化反転解析情報を抽出してもよい。
さらに、上記実施の形態では、外部磁界の強度を段階的に増加させてMOKE顕微鏡像データ651を取得したが、これに限らず、例えばリコイル測定やFORC(First Order Reversal Curve)測定と呼ばれる手法等を応用し、外部磁界の方向を適宜反転させて外部磁界の強度の増減を繰り返すことで、より詳細に磁化反転の挙動を解析するようにしてもよい。
上記実施の形態では、磁化評価用画像としてのMOKE顕微鏡像を用いる場合を説明したが、これに限らず、例えば、X線磁気円二色性(XMCD)顕微鏡や磁気力顕微鏡(MFM)により取得した画像データ等を磁化評価用画像として用いてもよい。この場合、特定の磁界における主相粒の磁化の向きを抽出して、隣接粒子間の磁化の向きの相違を求めてこれを磁化反転の伝播情報として採用できる。そのため、磁化方向抽出処理部281は複数の磁化評価用画像を使用せず、単独の磁化評価用画像を用いて外部磁界の強度毎の各主相粒の磁化の向きを抽出することができる。なお、単数に限られず複数の磁化評価用画像を使用してもよい。
また、上記実施の形態では、磁化反転に関する情報、すなわち、磁化反転解析情報や、磁化方向情報、磁化反転の伝播情報の提示を行わなかったが、これに限らず、磁気特性予測装置1(あるいは磁化反転解析装置10)は、磁化反転に関する情報を表示器4等に提示する機能を有していてもよい。この際、磁化反転に関する情報の統計情報等を併せて提示するようにしてもよい。同様に、組織の情報を提示する機能も有してもよい。
さらに、上記実施の形態では、主相粒の磁化容易方向や、外部磁界の方向について、EBSD像やMOKE顕微鏡像の画像に対する垂直方向の成分(例えば、図10(a)における紙面方向の成分)について特に言及しなかったが、主相粒の磁化容易方向や、外部磁界の方向については、画像に平行な方向と垂直な方向の成分を分けて登録するようにしてもよい。また、上記実施の形態で得られる磁気特性予測装置に、VSM(試料振動型磁力計)による磁石全体の磁化過程解析(直流磁化曲線、初磁化曲線、FORCダイアグラム)など、その他の計測および解析手法で取得したデータを登録して活用してもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る磁気特性予測装置1では、予め設定された説明変数データ81と、予測対象の磁気特性の情報を含む特性データ74との関係を機械学習し、説明変数データ81と特性データ74との相関性を表す回帰モデル33を作成する回帰モデル作成処理部24と、回帰モデル33を用いて予測対象の磁気特性を予測する磁気特性予測処理部25と、を備え、説明変数データ81は、着磁した永久磁石の磁化の向きを反転させた際の挙動を解析する磁化反転解析により得られた磁化反転解析情報を含んでいる。
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
10…磁化反転解析装置
2…制御部
21…設定処理部
22…データ取得処理部
23…学習用データ抽出処理部
24…回帰モデル作成処理部
25…磁気特性予測処理部
26…予測データ提示処理部
27…組織解析処理部
271…識別処理部
272…ラベル処理部
273…隣接関係抽出処理部
28…磁化反転解析処理部
281…磁化方向抽出処理部
282…磁化反転伝播解析処理部
29…磁化反転解析情報抽出処理部
3…記憶部
31…全体データベース(データベース)
32…学習用データ(データベース)
33…回帰モデル
34…予測元データ
35…予測データ
36…画像データベース
37…ミクロ組織データベース
4…表示器
5…入力装置
61…製造装置
62…磁気特性試験装置
63…SEM(走査電子顕微鏡)
631…SEM像データ(走査電子顕微鏡像)
64…EBSD(後方散乱電子回折装置)
641…EBSD像データ
65…MOKE顕微鏡(磁気光学カー効果顕微鏡)
651…MOKE顕微鏡像データ(磁気光学カー効果顕微鏡像、磁化評価用画像)
70…組成データ
71…プロセスデータ
72…組織データ
73…磁化反転解析データ
74…特性データ
81…説明変数データ
82…目的変数データ
91…主相粒データベース
92…二粒子粒界相データベース
93…粒界三重点データベース
101…磁化反転解析用回帰モデル作成処理部
102…磁化反転解析用回帰モデル
103…磁化反転解析データ予測処理部
Claims (12)
- 永久磁石の磁気特性を予測する磁気特性予測装置であって、
予め設定された説明変数データと、予測対象の磁気特性の情報を含む特性データとの関係を機械学習し、前記説明変数データと前記特性データとの相関性を表す回帰モデルを作成する回帰モデル作成処理部と、
前記回帰モデルを用いて予測対象の磁気特性を予測する磁気特性予測処理部と、を備え、
前記説明変数データは、着磁した前記永久磁石の磁化の向きを反転させた際の挙動を解析する磁化反転解析により得られた磁化反転解析情報を含む、
磁気特性予測装置。 - 磁気光学カー効果顕微鏡により得た画像を用いて前記磁化反転解析を行う磁化反転解析処理部と、
前記磁化反転解析処理部の解析結果を基に、前記磁化反転解析情報を抽出する磁化反転解析情報抽出処理部と、を備えた、
請求項1に記載の磁気特性予測装置。 - 前記磁化反転解析情報は、少なくとも、結晶粒子である主相粒のうち所定の割合の主相粒の磁化の向きが反転した際の外部磁界の強度の情報を含む、
請求項1に記載の磁気特性予測装置。 - 前記磁化反転解析情報は、少なくとも、外部磁界の強度を段階的に変化させた際に、結晶粒子である主相粒の磁化の向きが一斉に反転する集団反転が生じた領域の面積の情報を含む、
請求項1に記載の磁気特性予測装置。 - 前記磁化反転解析情報は、少なくとも、前記永久磁石の組織の情報を磁化反転の伝播に関連付けた磁化反転伝播詳細情報を含む、
請求項1に記載の磁気特性予測装置。 - 前記磁化反転解析情報は、前記磁化反転伝播詳細情報として、少なくとも、隣接する主相粒間の磁化容易方向の角度差を、磁化反転の伝播に関連付けた情報を含む、
請求項5に記載の磁気特性予測装置。 - 前記磁化反転解析情報は、前記磁化反転伝播詳細情報として、少なくとも、主相粒の磁化容易方向と外部磁界とがなす角度を、磁化反転の伝播に関連付けた情報を含む、
請求項5に記載の磁気特性予測装置。 - 前記磁化反転解析情報は、前記磁化反転伝播詳細情報として、少なくとも、二粒子粒界相の厚さを、磁化反転の伝播に関連付けた情報を含む、
請求項5に記載の磁気特性予測装置。 - 前記永久磁石の組織の情報は、前記磁化反転解析が行われる前記永久磁石の領域と同一の領域から得られたものである、
請求項5に記載の磁気特性予測装置。 - 前記説明変数データとして、前記磁化反転解析情報を含む磁化反転解析データに加え、前記永久磁石の組織の情報を含む組織データ、及び前記永久磁石の製造条件の情報を含むプロセスデータの少なくとも一方を用いる、
請求項1に記載の磁気特性予測装置。 - 前記永久磁石の組織の情報を含む組織データと、前記磁化反転解析情報を含む磁化反転解析データとの関係を機械学習し、前記組織データと前記磁化反転解析データとの相関性を表す磁化反転解析用回帰モデルを作成する磁化反転解析用回帰モデル作成処理部と、
前記磁化反転解析用回帰モデルを用いて磁化反転解析データを予測する磁化反転解析データ予測処理部と、をさらに備えた、
請求項1に記載の磁気特性予測装置。 - 永久磁石の磁気特性を予測する磁気特性予測方法であって、
予め設定された説明変数データと、予測対象の磁気特性の情報を含む特性データとの関係を機械学習し、前記説明変数データと前記特性データとの相関性を表す回帰モデルを作成する回帰モデル作成処理工程と、
前記回帰モデルを用いて予測対象の磁気特性を予測する磁気特性予測処理工程と、を備え、
前記説明変数データは、着磁した前記永久磁石の磁化の向きを反転させた際の挙動を解析する磁化反転解析により得られた磁化反転解析情報を含む、
磁気特性予測方法。
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US20220351504A1 (en) * | 2021-04-28 | 2022-11-03 | Hitachi Metals, Ltd. | Method and apparatus for evaluating material property |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013064617A (ja) | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Fujitsu Ltd | 磁性体のシミュレーションプログラム、シミュレーション装置及びシミュレーション方法 |
JP2013069821A (ja) | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Toshiba Corp | 不揮発性記憶装置 |
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WO2017104788A1 (ja) | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 日立金属株式会社 | 異方性焼結磁石の解析方法及びそれを用いた異方性焼結磁石の製造方法 |
JP2020024131A (ja) | 2018-08-07 | 2020-02-13 | Tdk株式会社 | 磁石の磁気特性測定方法及び装置 |
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2022
- 2022-07-08 JP JP2022110332A patent/JP7315068B1/ja active Active
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JP2024008447A (ja) | 2024-01-19 |
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