JP7313904B2 - 冗長化定電流電源及びセンサシステム - Google Patents

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Description

本発明は冗長化定電流電源及びセンサシステムに関する。
制御対象が制御装置から遠く離れた場所にある場合には、センサは制御対象近くに設置されるため、制御対象と同様に制御装置から遠く離れた場所に設置される。このように制御装置と遠く離れたセンサとの間の電源、計測情報のやり取りは、電圧ではなく電流ループによる場合が多い。
制御装置及びセンサがクリティカルな用途に用いられる場合には、制御装置及びセンサの信頼性、安全性が求められる。信頼性、安全性を高めるためには、システムの構成要素を冗長化する方法が広く用いられている。
例えば、特許文献1に示す特開平8-95650号公報には、定電流電源の冗長化方式として、シャント抵抗の電流検出信号を、加算回路で加算し、各電圧可変端子TRMに共通の可変指令電圧として供給し、この可変指令電圧により、各電源本体の出力電流を一定に保つ方式が開示されている。
特開平8-95650号公報
特許文献1は、定電流電源に故障が発生した場合においても冗長化により電源供給を継続させることが可能であることを開示している。しかし、冗長化した定電流電源を制御するための可変指令電圧出力回路およびその周辺回路には、単一故障点が存在しており、単一故障点の故障率の更なる低減について考慮が望まれる。
具体的には、特許文献1の図1においては、オペアンプ22~可変指令電圧出力回路が単一故障点となっており、故障モードによってはシャント抵抗I1-3~オペアンプ24、24ABも単一故障点となる。特許文献1の図2においてはシャント抵抗5、基準電源8、誤差増幅器7が単一故障点となる。特許文献1の図3においては、シャント抵抗I~オペアンプ17~可変指令電圧出力回路19が単一故障点となる。これらの単一故障点となる部分の故障率は数百~数千FIT程度と見積もられ、これより低い故障率を求められるシステムに使用するためには更なる考慮が必要である。
そこで本発明では、より故障率の低い定電流電源を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の冗長化定電流電源及びセンサシステムは、
出力電流を制御可能な複数の電流制御電源と、
前記複数の電流制御電源の電流出力を合成する電流合成手段と、
前記電流合成手段の後段の出力電流を検出する電流検出手段を前記電流制御電源ごとに有し、
前記電流検出手段により検出された出力電流が全電流目標値となるように制御する。
以上述べたように、本発明によれば、より故障率の低い定電流電源を提供することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1の回路図の一例である。 実施例1における電流合成手段20及び電流検出手段30-1~30-nの構成例を示す回路図の一例である。 電流検出手段30-1~30-nの構成例を示す回路図の一例である。 電流検出手段30-1~30-nの構成例を示す回路図の一例である。 実施例1の動作例を示す図である。 出力に直列にバラスト抵抗Rbを挿入した場合の回路図の一例である。 実施例2において、電流制御電源10-1~10-nごとに出力電流を検出する場合の回路図の一例である。 実施例2の動作例を示す図である。 個別電流検出手段40-1~40-nをシャント抵抗とし、動作切替手段を最小値回路とした場合の回路図の一例である。 最小値回路(MIN)の回路図の一例である。 図9の回路図の場合の動作例を示す図である。 ダイオードD1、Dnの短絡故障対策を施した実施例3の回路図の一例である。 実施例4において、個別電流検出手段40-1~40-nの出力を加算することで、電流検出手段30-1~30-nとする回路図の一例である。 実施例4において、個別電流検出手段40-1~40-nの出力を加算するための回路図の一例である。 実施例5において、故障時に個別電流検出手段40-1~40-nのゲインを切り替える回路図の一例である。 実施例6において、電流制御電源を直列接続した場合の回路図の一例である。 実施例6において、電流制御電源と並列にバラスト抵抗を設けた場合の回路図の一例である。 実施例7において、待機冗長を構成するために、検査用擬似負荷60-nを有する場合の回路図の一例である。 実施例7において、検査用擬似負荷60-nの構成例を示す回路図の一例である。 実施例8の冗長化定電流電源を用いたセンサシステムのシステム構成図の一例である。 実施例8において、センサ200の近く電流合成手段を設けた場合のセンサシステムのシステム構成図の一例である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
なお、一般には出力電流を一定値に制御する電源のことを「定電流電源」、または「電流源」と呼ぶが、本明細書においては、フィードバックされる電流値のゲインにより出力電流が可変である電源を「電流制御電源」と称する。
また、本明細書において、nは電流制御電源に用いられる定電流電源の個数を意味する。
図1は実施例1の回路図である。電流制御電源10-1~10-nはそれぞれ電流I1~Inを出力し、電流合成手段20は電流I1~Inを合成してIo=(I1+…+In)なる電流を出力して負荷RLに供給する。電流合成手段20の出力電流Ioは、電流検出手段30-1~30-nにより検出されて、それぞれ電流制御電源10-1~10-nにフィードバックされる。電流制御電源10-1~10-nではフィードバックされた電流値と目標値との差がゼロとなるように出力電流I1~Inがフィードバック制御される。
本実施例によれば、電流制御電源10-1~10-nのいずれかが故障して電流を出力できなくなった場合でも、他の正常な電流制御電源が電流検出手段30-1~30-nからのフィードバックされた電流値と目標値との差がゼロとなるように出力電流I1~Inをフィードバック制御することで、システム全体としてIoと目標値との差がゼロ、すなわちIoが目標値となるように動作する。
なお、電流制御電源10-1~10-nは効率向上、発熱低減の面からはリニアレギュレータよりもスイッチングレギュレータで実現することが望ましい。
なお、本実施例では出力電流が減少する故障モードを想定しているが、出力電流が増加する故障モードについては、過電流保護回路をつけて電流を制限することも考えられる。例えば、ヒューズ、PTC(positive temperature coefficient)サーミスタなどを電流出力に直列に挿入すれば、過電流保護回路自体の故障による問題も解決できる。
また、電流制御電源10-1~10-nに電力を供給する電力源についても、停電などに備えて、図1に示すように別電力網にするか、無停電電源装置を備えることが望ましい。
図2は実施例1における電流合成手段20および、電流検出手段30-1~30-nの構成例を示す回路図である。
電流合成手段20は、電流制御電源10-1~10-nの出力端子の単純に電流制御電源10-1~10-nの出力を一点で並列接続するのみで良い。しかし、電流制御電源10-1~10-nの出力端子に地絡故障に対応するためには、電流合成手段20を1方向にのみ電流を流す方向性素子で構成することが望ましい。そして、一方向性素子としては、図2に示すようにダイオードD1~Dnで構成されるのが望ましい。
電流検出手段30-1~30-nは図2に示すようにシャント抵抗Rsで構成することができる。電流検出手段はカレントトランスや磁気センサなどで構成することも可能であるが、コストや信頼性の観点からはシャント抵抗Rs望ましい。
図3、図4は、電流検出手段30-1~30-nの他の構成例を示す回路図である。
図3は、共通のシャント抵抗Rsの両端の電圧をオペアンプQ1~Qnに抵抗Riを介して入力する回路である。夫々のオペアンプの入力端子に抵抗Riが直列接続されている電流制御電源ごとに独立した電流検出手段を設けることにより、電流検出手段30-1~30-nのいずれかの故障の影響を他に及ぼすことがなく、電流検出手段が単一故障点となることがない。また、抵抗Riの短絡故障に備えて、複数の抵抗Riを直列接続した複数の抵抗器で実現することも可能である。
図4はシャント抵抗Rs1~Rsnを電流検出手段30-1~30-nごとに個別に設けた場合の回路図である。このように、シャント抵抗Rs1~Rsnを電流検出手段30-1~30-nごとに個別に設けることにより、シャント抵抗Rs1~Rsnのいずれかが短絡したり、抵抗値が若干変化する程度の故障が発生した場合には、その影響を電流検出手段30-1~30-nだけに留めることが可能となる。しかし、シャント抵抗Rs1~Rsnのいずれかが断線する故障が発生した場合には、出力電流Ioを流すことができなくなる。このような故障の影響を回避するためには、図4に示すようにシャント抵抗Rs1~Rsnをそれぞれ並列に接続された複数の抵抗器により実現すればよい。
図5は、実施例1の冗長化定電流電源の動作例を示したものである。なお、簡単のために、図5においては、電流制御電源10-1~10-2の2個のみの動作例を示す。図5では、時刻Tfにおいて電流制御電源10-1~10-2のうち、電流制御電源10-1で故障が発生した場合の動作を示している。時刻Tf以前は電流制御電源10-1~10-2はそれぞれ出力電流I1、I2で分担しながら全体として電流Ioを出力している。時刻Tf以降は、電流制御電源10-1の出力電流I1がゼロとなり、電流制御電源10-2の出力電流I2のみで電流Ioを賄って定電流電源としての動作を継続する。
時刻Tf以前において実線AのようにI1とI2が等しくならないのは、例えば、図1の電流制御電源10-1~10-nにおいて、個々の出力電流I1~Inを一定に保つ動作をしないために電流制御電源10-1~10-2の部品のばらつきの影響を受けるためである。
また、破線BのようにI1とI2が時間とともに変動するのは、同様に電流制御電源10-1~10-nにおいて個々の出力電流I1~Inを一定に保つ動作をしないために、電流制御電源が2つの場合であっても、フィードバックが係るまでの信号伝達ループが長くなることによる。具体的には、電流制御電源10-1→電流検出手段30-2→電流制御電源10-2→電流検出手段30-1→電流制御電源10-1という通常の2倍の長さの制御ループが生じて、フィードバックの遅れ時間が増加し、システムが不安定となる。
以上のような不安定さを緩和するためには、図6に示すように電流制御電源10-1~10-nの出力に、直列にバラスト抵抗Rbを挿入することも可能である。損失との兼ね合いを考えるとバラスト抵抗Rbの値は負荷抵抗RLの5-10%程度が妥当である。
図7は電流制御電源10-1~10-nごとに出力電流を検出する個別電流検出手段40-1~40-nと動作切替手段50-1~50-nを設けた実施例である。動作切替手段50-1~50-nは電流制御電源10-1~10-nが全て正常なときには、端子Nに入力される個別電流検出手段40-1~40-nの出力を選択して電流制御電源10-1~10-nにフィードバックする。
また、電流制御電源10-1~10-nのいずれかが異常な場合には、端子Fに入力される電流検出手段30-1~30-nの出力を選択して電流制御電源10-1~10-nにフィードバックする。電流制御電源10-1~10-nではフィードバックされた電流値と目標値との差がセロとなるように出力電流I1~Inがフィードバック制御される。つまり、個別電流検出手段の出力の合計が、全電流目標値となるように各電流制御電源の出力電流を制御する。
本実施例に拠れば、電流制御電源10-1~10-nが全て正常なときには、個別電流検出手段40-1~40-nによる電流検出値により制御されるので、電流制御電源10-1~10-nの個々の出力電流I1~Inを一定に保つ動作をして、動作の安定化が図れる。
なおここで、Io=(I1+…+In)なる関係を有することから、正常時の電流制御電源10-1~10-nの負担のバランスを考えると、I1=I2=…=Inであることが望ましい。そして、このときI1=I2=…=In=Io/nなる関係が成立する。つまり正常時の電流検出手段30-1~30-nの出力値は個別電流検出手段40-1~40-nの出力値のn倍となる。このような出力値がn倍異なる条件下において、動作切替手段50-1~50-nによる切り替えを可能とするためには、個別電流検出手段40-1~40-nの出力値をn倍するか、個別電流検出手段40-1~40-nのゲイン自体をn倍とすれば良い。
図8は図7の実施例2の動作例を示したものである。なお、簡単のために電流制御電源は10-1~10-2の2個のみの場合を示す。図8では時刻Tfにおいて電流制御電源10-1~10-2のうち、電流制御電源10-1で故障があった場合の動作を示している。図5と同様に時刻Tf以前は電流制御電源10-1~10-2はそれぞれ出力電流I1、I2で分担しながら全体として電流Ioを出力している。
時刻Tf以降は、電流制御電源10-1の出力電流I1がゼロとなり、電流制御電源10-2の出力電流I2のみで電流Ioを賄って動作を継続する。但し図5と異なり、図7の回路の場合には、個々の出力電流I1~Inを一定に保つ動作をするので、図8においては、I1~Inのばらつき、時間的変動は発生しない。
図9に示すように、個別電流検出手段40-1~40-nはシャント抵抗R1~Rnにより実現することができる。このとき、シャント抵抗R1~Rnの値をシャント抵抗Rsのn倍とすることにより、個別電流検出手段40-1~40-nのゲイン自体をn倍とすることができる。
また先に述べたように、電流制御電源10-1~10-nが全て正常なときにはI1=I2=…=In=Io/nなる関係が成立し、電流検出手段30-1~30-nの出力値は個別電流検出手段40-1~40-nの出力値のn倍となる。
更に、電流制御電源10-1~10-nのいずれかが故障で電流を出力できない場合には、正常な電流制御電源10-iにおいては、電流検出手段30-iの出力値は個別電流検出手段40-iの出力値のn倍よりも小さくなる。例えば、1個の電流制御電源が故障で電流を出力できない場合には、(n-1)倍となる。
従って、図9に示すように動作切替手段として最小値回路(MIN)を用いれば、個別電流検出手段40-1~40-nの出力値のn倍の値と、電流検出手段30-1~30-nの出力値の小さいほうの値を選択することにより、動作切替手段50-1~50-nの所望の動作(電流制御電源10-1~10-nが全て正常なときには、個別電流検出手段40-1~40-nの出力値のn倍の値に基づいたフィードバック制御、電流制御電源10-1~10-nのいずれかが故障で電流を出力できない場合には、電流検出手段30-1~30-nの出力値に基づいたフィードバック制御)が可能となる。
なお安定動作のためには、個別電流検出手段40-1~40-nの出力値に乗じる係数はマージンを持たせてnよりも僅かに小さな値、(n-ε)とすることが望ましく、正常時にノイズの影響などで瞬間的に電流検出手段30-1~30-nの出力値に基づいたフィードバック制御に切り替わることなく安定動作させることができる。
なお、最小値回路(MIN)は図10に示すようにオペアンプQa,Qb、ダイオードDa,Db、プルアップ抵抗Rpuにより構成することができる。
図11は図9の回路図の場合の動作例を示したものである。なお、簡単のために電流制御電源10-1~10-2の2個のみの場合を示す。図では時刻Tfにおいて電流制御電源10-1~10-2のうち、電流制御電源10-1で故障があった場合の動作を示している。なお、図では電流検出手段30-2の出力を破線、個別電流検出手段40-2の出力を一点鎖線、最小値回路(MIN)の出力を実線で示している。
図11においては、図5、図8の場合と同様に、時刻Tf以前は電流制御電源10-1~10-2はそれぞれ出力電流I1、I2で分担しながら全体として電流Ioを出力している。このとき、最小値回路(MIN)である動作切り替え手段50-2は電流検出手段30-1の出力よりも小さな個別電流検出手段40-1の出力のn倍(望ましくはn-ε倍)(但し、n=2)を選択して電流制御電源10-2にフィードバック制御をさせる。
時刻Tf以降は、電流制御電源10-1の出力電流I1がゼロとなり、電流制御電源10-2の出力電流I2のみで電流Ioを賄って動作を継続する。このとき、最小値回路(MIN)である動作切り替え手段50-2は電流制御電源10-1の故障により減少した電流検出手段30-1選択して電流制御電源10-2にフィードバック制御をさせ、フィードバック制御によりIoを増加させて減少を抑える。
図12は、電流合成手段20を構成する1方向にのみ電流を流す素子、具体的にはダイオードD1、Dnの短絡故障対策を施した実施例3の回路図である。図12においては、ダイオードD1、Dnの短絡故障に備えて、それぞれ直列にダイオードD11,Dn1を挿入したものである。本実施例に拠れば、ダイオードD1、Dnの短絡故障に加えて、電流制御電源10-1~10-nの出力端子の地絡故障が発生しても、正常な電流制御電源10-1~10-nの出力電流を負荷RLに供給することができる。
さらに、テスト用分圧抵抗R11,R12、Rn1、Rn2を付加してテストポイントTP1~TPnを付加することによりダイオードD11,Dn1の故障を検出することが可能となる。
例えば、ダイオードD11のテストをする際には、電流制御電源10-1の動作を停止させることにより、ダイオードD11が正常ならばテストポイントTP1には他の電流制御電源10-2~10-nの出力電圧VoがR12/(R12+R11)に分圧された電圧が観測される。もしダイオードD11が短絡していたら出力電圧Voが観測され、断線していたらほぼ0Vの電圧が観測される。
本実施によれば以上のようにして、ダイオードD1、Dn、ダイオードD1、Dnの短絡故障に加えて、電流制御電源10-1~10-nの出力端子の地絡故障のような多重故障により出力電流を負荷RLに供給できなくなる前に故障の検出ができる。
図13、図14は個別電流検出手段40-1~40-nの出力を加算することで、電流検出手段30-1~30-nとする実施例である。
図14では、個別電流検出手段40-1、40-nを細い破線、電流検出手段30-1、30-nを太い一点鎖線で示している。共通のシャント抵抗R1、Rnの両端の電圧をオペアンプQ11~Q1n~Qn1~Qnnに抵抗Riを介して入力する回路である。夫々のオペアンプの入力端子に抵抗Riが直列接続されていることにより、抵抗Ri以降の個別電流検出手段40-1~40-nのいずれかの故障の影響を他に及ぼすことがなく、単一故障点となることがない。
また、抵抗Riの短絡故障に備えて、複数の抵抗Riを直列接続することも可能である。個別電流検出手段40-1~40-nの出力を加算する機能もオペアンプを用いた加算回路で実現可能である。
以上のような個別電流検出手段40-1~40-nの出力を加算することにより電流検出手段30-1~30-nを等価的に実現する方法は、図7~図13に示すように個別電流検出手段40-1~40-nの検出結果によりフィードバック制御する実施例だけでなく、図1~図6に示すように電流検出手段30-1~30-nの検出結果によりフィードバック制御する実施例や、図18に示すような待機冗長構成の実施例にも適用することが可能である。
また本実施例は電流検出手段30-1~30-nを不要とすることができるため、遠距離に離れた負荷RLに電流Ioを供給する場合であっても、電流合成手段20を負荷RLから遠距離に置くことが容易に可能となる。
図15は、電流制御電源10-1~10-nのいずれかの出力が停止した場合に、動作切替手段50-1~50-nが個別電流検出手段40-1~40-nのゲインを切り替えるための回路図である。
電流制御電源10-1~10-nの全てが正常な場合には、個々の電流制御電源はIo/nの電流を供給すれば良いが、電流制御電源10-1~10-nのうちの1つの電流制御電源が故障により電流を供給できなくなった場合には、他の電流制御電源はIo/(n―1)の電流を供給しなければならない。
そのためには、個別電流検出手段40-1~40-nのゲインを(n-1)/n倍に切り替えればよい。またn=2の場合には個別電流検出手段40-1~40-nのゲインは1/2倍となるが、このときには個別電流検出手段40-1~40-nが電流検出手段30-1~30-nの役割を担うと考えることもできる。
図15では、動作切替手段50-1はPチャンネルMOSFETにより構成されており、制御端子(ゲート)は電流制御電源10-2の出力に接続されていて、電流制御電源10-2の出力が供給されているときにはオフとなり個別電流検出手段40-1がシャント抵抗Rsにより電流を検出する。電流制御電源10-2の出力が供給されていないときには制御端子(ゲート)はオンとなり個別電流検出手段40-1がシャント抵抗Rs/2により電流を検出する。即ち、個別電流検出手段40-1として動作することとなる。
同様に動作切り替え手段50-2はPチャンネルMOSFETにより構成されており、制御端子(ゲート)は電流制御電源10-1の出力に接続されていて、電流制御電源10-1の出力が供給されているときにはオフとなり個別電流検出手段40-2がシャント抵抗Rsにより電流を検出する。電流制御電源10-1の出力が供給されていないときには制御端子(ゲート)はオンとなり個別電流検出手段40-2がシャント抵抗Rs/2により電流を検出し、個別電流検出手段40-2として動作する。
図16は、電流合成手段20-1、20-nが、第1の端子から第2の端子の方向のみに電流を流す方向性素子の第1の端子を夫々の電流制御電源10-1~10-nの側の電流出力端子に、第2の端子を夫々の電流制御電源10-1~10-nの側の電流出力端子に接続し、夫々の電流制御電源10-1~10-nが直列接続されている回路図である。
実施例6によれば、電流制御電源10-1~10-nのいずれかが故障により電流を供給できなくなった場合には、電流合成手段20-1~20-nにより他の電流制御電源の出力電流をバイパスさせて出力電流Ioとして供給することが可能である。
なおここで、電流制御電源10-1~10-nは直列接続されるために、電流制御電源10-1~10-nの負側の電流出力端子はシャーシから絶縁しなければならない。
また、本実施例によれば電流制御電源10-1~10-nは直列接続されているので同一の電流が流れるが、分担電圧は電流制御電源10-1~10-nの部品定数のばらつきによりばらつくことが考えられる。
このようなばらつきによる不安定性を緩和するために、図17に示すようにバラスト抵抗Rbを電流制御電源10-1~10-nと並列に接続することも可能である。
図18、図19は待機冗長を構成する場合の回路図である。この場合は、電流制御電源10-1~10-nのうち、電流制御電源10-nが主系で、電流制御電源10-1が待機系である実施例である。主系である電流制御電源10-n(n≠1)は個別電流検出手段40-nの電流検出値に基づいて自らの出力電流Inを目標値となるように制御する。
待機系である電流制御電源10-1は電流検出手段30-1の電流検出値に基づいて自らの出力電流I1を目標値となるように制御する。検査用擬似負荷60-nは主系である電流制御電源10-nの後段の個別電流検出手段40-nの出力側に接続されている。
本実施例では、正常動作時には、待機系である電流制御電源10-1の出力電流I1は0であるため、故障に備えて検査用擬似負荷60-nに電流を流して電流制御電源10-1の正常性を診断する。検査用擬似負荷60-nに流れる電流をIdummyとすると、主系である電流制御電源10-nからの出力電流InよりもIdummyだけ小さな電流が出力電流Ioに流入する。
そこで、待機系である電流制御電源10-1はI1=Idummyなる電流を流して、出力電流Ioの減少を補う。以上のようにして、検査用擬似負荷60-nに流した電流を待機系である電流制御電源10-1が補う動作を確認することで、電流制御電源10-1の診断をすることができる。
図19は検査用擬似負荷60-nの構成例を示す回路図である。エミッタに抵抗Rが接続されたトランジスタTrのベースにVinなる電圧を印加することにより、
Idummy=(Vin - Vbe)R
但し、Vbe:ベースーエミッタ間接合電位
なる試験用電流を流すことができる。
図20は本発明の提供する冗長化定電流電源を用いたセンサシステムのシステム構成図である。本発明の提供する冗長化定電流電源からの出力電流Ioはセンサ200に供給され、センサ200は供給された電流Ioにより動作してセンサ出力Soutを出力して信号処理部300-1~300-nに入力される。
信号処理部300-1~300-nでは入力されたセンサ出力Soutに基づいて所定の処理、動作を行う。電源から供給される電流Ioおよびセンサ出力Soutが図20に示されるように長距離伝送される場合には、多芯からなるケーブル210を敷設するのが敷設コストやメインテナンスコストを下げる上で有効である。また、ケーブル210の抵抗に起因する電圧降下の影響を緩和するために、電源は定電流電源による電流ループで供給することが有効である。
さらにセンサ出力Soutも図20に示すように電流源による電流ループで出力することが望ましい。この場合、センサ200内部では供給された定電流をシャントレギュレータまたはツェナーダイオードに接続することにより一定の電圧をセンサ200の内部回路に供給する。
センサ200が検出するセンサ出力Soutがシステムの安全性、信頼性にかかわる場合には、図20に示すように本発明が提供する冗長化された電流制御電源10-1~10-nからなる冗長化定電流電源で電源を供給することが有効である。また、信号処理部も300-1~300-nと冗長化することが望ましい。
なお、本実施例では例として、図1~図6に示される電流検出手段30-1~30-nの検出結果によりフィードバック制御する冗長化定電流電源を用いた例を示しているが、図7~図13に示すように個別電流検出手段40-1~40-nの検出結果によってもフィードバック制御する冗長化定電流電源や、図18に示すような待機冗長構成の冗長化定電流電源を用いることが可能であることは言うまでもない。
以上述べたようなセンサ200が検出するセンサ出力Soutを、システムの安全性、信頼性を保つために用いる場合には、図20に示すように、センサ200を鉄道軌道100に隣接して設置することにより、当該鉄道軌道上の区間(閉塞区間)に列車が在線しているかどうかの状態をセンサ出力Soutから判断することができる。日本国内ではこのような用途のセンサ200として線路に流れる電流を車輪が短絡することを検出する軌道回路が広く用いられており、軌道回路がそれぞれ閉塞区間に相当することとなる。
また欧州ではセンサ200として車輪のフランジの通過を磁束の変化で検出するアクスル(車軸)センサが広く用いられる。閉塞区間の両端にセンサ200としてアクスル(車軸)センサを取り付け、エバリュエータと呼ばれる信号処理部300-1~300-nでは閉塞区間に進入した車軸の数と進出した車軸の数から列車の在線状態を管理することからアクスル(車軸)カウンタと呼ばれている。
このような用途においては冗長化した信号処理部300-1~300-nのうち、複数の信号処理部(図20の実施例では信号処理部300-1~300-2)が安全側信号(閉塞区間に在線している列車がないことを示す信号)を出力しているときのみ、AND回路310により安全側信号320を出力することとして、システムの安全性を確保することができる。列車制御においてはこの安全側信号の有無により列車位置を検知したり、信号を制御したり、転轍機の動作を許可するインターロックの制御に用いられる。
さらに安全側信号320とともに、もう一組の信号処理部(図20の実施例では信号処理部300-(n―1)~300-n)の安全側信号のAND回路311の安全側信号321をOR回路312に入力して、安全側信号322を得ることでシステムとしての可用性を高めることができる。また複数の信号処理部の出力の多数決をとることでもシステムとしての可用性を高めることができる。
特に大都市近郊や幹線となる鉄道では、短い列車間隔での高密度輸送が必要となるため、本実施例に示すような、定電流電源の冗長化、信号処理部の冗長化とOR接続による高信頼性、可用性向上は極めて重要である。また、欧州で広く用いられているアクスル(車軸)カウンタを大都市近郊や幹線の鉄道に適用するためにも、本実施例に示すような、定電流電源の冗長化、信号処理部(エバリュエータ)の冗長化とOR接続による高信頼性、可用性向上は極めて重要である。
なお、AND回路310、311やOR回路312は鉄道分野で広く用いられている交番信号を用いたフェールセーフANDやリレーなどの片側故障特性を利用した回路で実現するのが望ましいことは勿論のことである。
図21は電流制御電源10-1~10-nの電流出力はケーブル210の個々の配線により伝送され、センサ200の近くに置かれた電流合成手段20により電流Ioに合成される実施例である。本実施例によれば、センサ200に電源を供給する経路も冗長化することが可能となり、電源供給の信頼性をさらに高めることができる。
なお本実施例では、図13に示される個別電流検出手段40-1~40-nの出力を加算することにより電流検出手段30-1~30-nを等価的に実現する方法が用いられている。このため、電流合成手段20の後に電流検出手段30-1~30-nが不要であり、電流検出手段30-1~30-nによる電流検出結果を再び長いケーブル210を介して電流制御電源10-1~10-nに戻す必要がない。
ここでは、一例として図13の実施例を用いることを示したが、図13に示される個別電流検出手段40-1~40-nの出力を加算することにより電流検出手段30-1~30-nを等価的に実現する方法を適用することにより、図1~図6に示すように電流検出手段30-1~30-nの検出結果によりフィードバック制御する実施例や、図18に示すような待機冗長構成の実施例を本実施例に適用することも可能である。なお、電流合成手段20はセンサ200に内蔵してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
10-1~10-n…電流制御電源、20…電流合成手段、
30-1~30-n…電流検出手段、40-1~40-n…個別電流検出手段、
50-1~50-n…動作切り替え手段、200…センサ、210…ケーブル、
300-1~300-n…信号処理部

Claims (15)

  1. 出力電流を制御可能な複数の電流制御電源と、
    前記複数の電流制御電源の電流出力を合成する電流合成手段と、
    前記電流合成手段の後段の出力電流を検出する電流検出手段を前記電流制御電源ごとに有し、
    それぞれの前記電流検出手段により検出された出力電流が全電流目標値となるようにそれぞれの前記電流制御電源を制御する冗長化定電流電源。
  2. 請求項1記載の冗長化定電流電源であって、
    前記電流合成手段は、第1の端子から第2の端子の方向のみに電流を流す複数の方向性素子で構成されており、
    前記複数の方向性素子の第1の端子は、夫々が前記複数の電流制御電源の電流出力端子に接続されており、
    前記複数の方向性子の第2の端子は、一点に並列接続されている
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  3. 請求項2記載の冗長化定電流電源であって、
    前記方向性素子はダイオードである
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  4. 請求項1記載の冗長化定電流電源であって、
    個々の前記電流制御電源ごとに前記電流制御電源の出力電流を検出する個別電流検出手段と、前記電流制御電源ごとに動作切替手段を有し、
    前記動作切替手段は、前記電流制御電源が全て正常なときには、前記個別電流検出手段の出力を個別電流目標値となるように制御し、
    前記電流制御電源のいずれかが異常なときには、前記個別電流検出手段の出力の合計が前記全電流目標値となるように各電流制御電源の出力電流を制御する
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  5. 請求項4記載の冗長化定電流電源であって、
    前記電流制御電源をn個有する場合に、前記動作切替手段は、前記個別電流検出手段の出力をn倍した第一の値と、前記電流検出手段の出力のうちの最小値を電流検出値とし、
    前記電流検出値が前記個別電流目標値のn倍となるように制御する
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  6. 請求項5記載の冗長化定電流電源であって、
    前記個別電流検出手段が抵抗器からなり、
    前記個別電流検出手段と、前記個別電流検出手段の出力をn倍する手段が、
    前記電流検出手段における抵抗器のn倍の抵抗値の抵抗器からなる
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  7. 請求項2記載の冗長化定電流電源であって、
    前記方向性素子がそれぞれ複数個直列接続されている
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  8. 請求項7記載の冗長化定電流電源であって、
    2個ずつ直列接続されている前記方向性素子の少なくとも1つに並列に電流分圧抵抗が接続されている
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  9. 請求項1記載の冗長化定電流電源であって、
    前記電流検出手段が、個々の前記電流制御電源ごとに前記電流制御電源の出力電流を検出する個別電流検出手段の出力の加算機能により実現される
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  10. 請求項4記載の冗長化定電流電源であって、
    前記電流制御電源をn個有する場合に、前記動作切替手段は、前記複数の電流制御電源のいずれかの出力が停止した場合には、個別電流検出手段のゲインを(n-1)/n倍に切り替える
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  11. 請求項1記載の冗長化定電流電源であって、
    前記電流合成手段が、第1の端子から第2の端子の方向のみに電流を流す方向性素子の第1の端子を夫々の前記電流制御電源の側の電流出力端子に、第2の端子を夫々の前記電流制御電源の側の電流出力端子に接続され、
    夫々の前記電流制御電源が直列接続されている
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  12. 請求項1記載の冗長化定電流電源であって、
    前記電流制御電源のいずれかに検査用擬似負荷が接続されている
    ことを特徴とする冗長化定電流電源。
  13. 請求項1記載の冗長化定電流電源と、
    センサと、
    センサからの信号により動作する信号処理部
    を有することを特徴とするセンサシステム。
  14. 請求項13記載のセンサシステムであって、
    前記センサは列車車軸を検出し、
    前記信号処理部は鉄道線路の特定の区間の列車の存在を判定する
    ことを特徴とするセンサシステム。
  15. 請求項13記載のセンサシステムであって、
    前記信号処理部が冗長化された構成である
    ことを特徴とするセンサシステム。
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