JP7313549B2 - データ送信方法、装置、デバイス及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は通信技術分野に関し、特にデータ送信方法、装置、デバイス及び記憶媒体に関する。
第5世代移動通信(The 5th Generation Mobile Communication)システムにおいて、ユーザー機器(User Equipment、UE)は通常、スケジュールされた送信方法に基づいて、進化型ノードB(evolutional Node B、eNB)にアップリンク(uplink、UL)データを送信する。
関連技術では、UEがスリープ状態又は不活性状態にある場合、送信しようとするULデータがUEに存在するとき、UEは、ランダムアクセス手順(random access procedure)を開始して接続状態に入る必要がある。接続状態に入った後、UEはeNBにアップリンクスケジューリング要請(Scheduling Request、SR)を送信し、eNBは当該SRに基づいてUEにアップリンクグラント(uplink(UL) grant)を構成する。当該ULグラントはUEにアップリンク(UL)送信リソースを構成するために用いられる。UEは、ULグラントを正しくデコードして取得すると、eNBによって構成されたUL送信リソースに基づいて、eNBにULデータを送信する。
しかしながら、上記データ送信メカニズムでは、UEとeNBとの間の交互プロセスが複雑であり、プロセス全体に長い時間がかかるため、ULデータ送信効率が低くなる。
上記に鑑みて、本発明の実施形態において、データ送信方法、装置、デバイス及び記憶媒体が提供される。技術的解決策は以下のようである。
本発明の一つの様態に基づいて、データ送信方法が提供された。当該方法は端末デバイス(terminal device)に応用され、端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にある。当該方法は、以下の内容を含む。
アップリンク事前構成リソースユニット(UL preconfigured resource unit)でアップリンク指示信号(UL indication signal)を送信する。UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク送信リソースユニット(periodic UL transmission resource unit)であり、UL指示信号はアップリンクシーケンス(UL sequence)(例えば、プリアンブル)又はアップリンクデータ(UL data)を含む。
一つの可能な実施形態において、UL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信することは、
アップリンク指示信号送信オケージョン(UL indication signal transmission occasion)に対応するUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信することを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信することは、
UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在する場合、UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットでULデータを送信することを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信することは、
UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在する場合、UL指示信号送信オケージョンでULシーケンスを送信することを含む。
上記方法はさらに、ダウンリンク指示情報(downlink(DL) indication information)を受信することと、現在周期内のジェネラル事前構成リソース(general preconfigured resource)でULデータを送信することとを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンの周期はジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、Nは正の整数である。
別の可能な実施形態において、UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のダウンリンク送信ビーム(downlink(DL) transmission beam)に関連付けられ、
上記DL指示情報を受信することは、1つ又は複数のDL送信ビームで送信されたDL指示情報を受信することを含む。
別の可能な実施形態において、上記方法はさらに、
DL指示情報が受信されなかった場合、送信される必要のあるULデータが存在するとき、ランダムアクセス要請を送信し、端末デバイスのデバイス状態を接続状態に切り替えることと、
接続状態においてULデータを送信することとを含む。
別の可能な実施形態において、上記方法はさらに、事前構成されたUL指示信号送信オケージョンを受信することを含み、UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンは、複数のUL事前構成リソースユニットを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンはアップリンク事前構成リソースウィンドウ(UL preconfigured resource window)の開始位置であり、UL事前構成リソースウィンドウは複数のジェネラル事前構成リソースを含む。
本発明の別の様態に基づいて、データ送信方法が提供された。当該方法はアクセスネットワークデバイス(access network device)に応用され、当該方法は以下の内容を含む。
アップリンク(UL)事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたアップリンク(UL)指示信号を受信する。端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にあり、UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク(UL)送信リソースユニットであり、UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンス又はアップリンク(UL)データを含む。
一つの可能な実施形態において、UL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信することは、
アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信することを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信することは、
UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信することを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信することは、
UL指示信号送信オケージョンで、端末デバイスによって送信されたULシーケンスを受信することを含む。
上記方法はさらに、ダウンリンク(DL)指示情報を送信することと、現在周期内のジェネラル事前構成リソースで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信することとを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンの周期はジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、Nは正の整数である。
別の可能な実施形態において、UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のダウンリンク(DL)送信ビームに関連付けられ、
上記DL指示情報を送信することは、1つ又は複数のDL送信ビームでDL指示情報を送信することを含む。
別の可能な実施形態において、上記方法はさらに、
UL指示信号送信オケージョンで端末デバイスによって送信されたULシーケンスを受信した後、応答しないことと、
端末デバイスによって送信されたランダムアクセス要請を受信した後、接続状態にある端末デバイスによって送信されたULデータを受信することとを含む。
別の可能な実施形態において、上記方法はさらに、事前構成されたUL指示信号送信オケージョンを送信することを含み、UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンは、複数のUL事前構成リソースユニットを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンはアップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウの開始位置であり、UL事前構成リソースウィンドウは複数のジェネラル事前構成リソースを含む。
本発明の別の様態に基づいて、データ送信装置が提供された。当該データ送信装置は端末デバイスに応用され、端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にある。当該データ送信装置は、アップリンク(UL)事前構成リソースユニットでアップリンク(UL)指示信号を送信するように構成されている送信モジュールを含み、UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク(UL)送信リソースユニットであり、UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンス又はアップリンク(UL)データを含む。
一つの可能な実施形態において、送信モジュールはさらに、アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、送信モジュールはさらに、
UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在する場合、UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットでULデータを送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、送信モジュールはさらに、
UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在する場合、UL指示信号送信オケージョンでULシーケンスを送信するように構成されている。
上記データ送信装置は受信モジュールをさらに含む。受信モジュールはダウンリンク(DL)指示情報を受信するように構成されている。
送信モジュールはさらに、現在周期内のジェネラル事前構成リソースでULデータを送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンの周期はジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、Nは正の整数である。
別の可能な実施形態において、UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のダウンリンク(DL)送信ビームに関連付けられ、
受信モジュールはさらに、1つ又は複数のDL送信ビームで送信されたDL指示情報を受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、上記データ送信装置はさらに処理モジュールを含む。処理モジュールは、
DL指示情報が受信されなかった場合、送信される必要のあるULデータが存在するとき、ランダムアクセス要請を送信し、端末デバイスのデバイス状態を接続状態に切り替えるように構成されている。
送信モジュールはさらに、接続状態においてULデータを送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、上記データ送信装置はさらに受信モジュールを含む。受信モジュールは、事前構成されたUL指示信号送信オケージョンを受信するように構成されている。UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンは、複数のUL事前構成リソースユニットを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンはアップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウの開始位置であり、UL事前構成リソースウィンドウは複数のジェネラル事前構成リソースを含む。
本発明の別の様態に基づいて、データ送信装置が提供された。当該データ送信装置はアクセスネットワークデバイスに応用される。当該データ送信装置は、アップリンク(UL)事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたアップリンク(UL)指示信号を受信するように構成されている受信モジュールを含み、端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にあり、UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク(UL)送信リソースユニットであり、UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンス又はアップリンク(UL)データを含む。
一つの可能な実施形態において、受信モジュールはさらに、アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、受信モジュールはさらに、UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、受信モジュールはさらに、UL指示信号送信オケージョンで、端末デバイスによって送信されたULシーケンスを受信するように構成されている。
上記データ送信装置はさらに送信モジュールを含む。送信モジュールは、ダウンリンク(DL)指示情報を送信するように構成されている。
受信モジュールはさらに、現在周期内のジェネラル事前構成リソースで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンの周期はジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、Nは正の整数である。
別の可能な実施形態において、UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のダウンリンク(DL)送信ビームに関連付けられ、
送信モジュールはさらに、1つ又は複数のDL送信ビームでDL指示情報を送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、上記データ送信装置はさらに処理モジュールを含む。
処理モジュールは、UL指示信号送信オケージョンで端末デバイスによって送信されたULシーケンスを受信した後、応答しないように構成されている。
受信モジュールはさらに、端末デバイスによって送信されたランダムアクセス要請を受信した後、接続状態にある端末デバイスによって送信されたULデータを受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、上記データ送信装置はさらに送信モジュールを含む。
送信モジュールは、事前構成されたUL指示信号送信オケージョンを送信するように構成されており、UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンは、複数のUL事前構成リソースユニットを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンはアップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウの開始位置であり、UL事前構成リソースウィンドウは複数のジェネラル事前構成リソースを含む。
本発明の別の様態に基づいて、端末デバイスが提供された。端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にある。端末デバイスは、プロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されているメモリとを含む。
上記プロセッサは、アップリンク(UL)事前構成リソースユニットでアップリンク(UL)指示信号を送信するように構成されており、UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク送信リソースユニットであり、UL指示信号はアップリンクシーケンス又はアップリンクデータを含む。
本発明の別の様態に基づいて、アクセスネットワークデバイスが提供された。アクセスネットワークデバイスは、プロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されているメモリとを含む。
上記プロセッサは、アップリンク(UL)事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたアップリンク(UL)指示信号を受信するように構成されており、端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にあり、UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク送信リソースユニットであり、UL指示信号はアップリンクシーケンス又はアップリンクデータを含む。
本発明の別の様態に基づいて、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体が提供された。不揮発性コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラム命令を記憶しており、コンピュータプログラム命令はプロセッサによって実行されると、上記方法を実行する。
本発明の実施形態において、端末デバイスがスリープ状態又は不活性状態にある場合に、事前構成された周期的なUL送信リソースユニット(即ち、UL事前構成リソースユニット)が導入される。これで、端末デバイスはUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を直接に送信することができる。UL指示信号はULシーケンス又はULデータを含む。それによって、端末デバイスが接続状態に入るようにランダムアクセス手順を開始する必要があるという関連技術における状況を回避し、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスとの間の交互プロセスを簡素化し、シグナリングオーバーヘッド及び端末デバイスの消費エネルギーを低減し、ULデータ伝送効率を向上させることができる。
図面を参照した例示的な実施形態の以下の説明によれば、本発明の他の特徴及び態様が明らかになる。
明細書に含まれ且つ明細書の一部を構成する図面は明細書と共に、本発明の例示的な実施形態、特徴及び様態を示し、本発明の原理を説明するために用いられる。
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る移動通信システムの構造を示す概略図である。 図2は、本発明の例示的な実施形態に係るデータ送信方法のフローチャートである。 図3は、本発明の別の例示的な実施形態に係るデータ送信方法のフローチャートである。 図4は、本発明の別の例示的な実施形態に係るデータ送信方法のフローチャートである。 図5は、本発明の例示的な実施形態に係るデータ送信方法の原理を示す概略図である。 図6は、本発明の例示的な実施形態に係るデータ送信方法の原理を示す概略図である。 図7は、本発明の例示的な実施形態に係るデータ送信方法の原理を示す概略図である。 図8は、本発明の例示的な実施形態に係るデータ送信方法の原理を示す概略図である。 図9は、本発明の実施形態に係るデータ送信装置の構造を示す概略図である。 図10は、本発明の別の実施形態に係るデータ送信装置の構造を示す概略図である。 図11は、本発明の例示的な実施形態に係る端末デバイスの構造を示す概略図である。 図12は、本発明の例示的な実施形態に係るアクセスネットワークデバイスの構造を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら本発明の様々な例示的な実施形態、特徴及び様態を詳しく説明する。図面における同じ記号は、同じ又は類似の機能を有する素子を示す。実施形態の様々な様態が図面に示されているが、特別な指摘がない限り、図面は必ずしも縮尺通りに描かれるとは限らない。
用語「例示的」は「例として、実施形態、説明的」を意味する。「例示的」で説明されるいかなる実施形態は他の実施形態より優れていると解釈される必要はない。
さらに、本発明をより詳しく説明するために、多くの具体的なディテールが以下の具体的な実施形態において提供される。当業者は、いくつかの具体的なディテールがなくても、本発明が実施されることも可能であることを理解すべきである。いくつかの例では、本発明の主旨を強調するために、当業者によく知られている方法、手段、素子及び回路は詳しく説明されていない。
関連技術では、ユーザー機器(User Equipment、UE)がスリープ状態又は不活性状態にある場合、送信しようとするアップリンク(UL)データがUEに存在するとき、UEは、ランダムアクセス手順(random access procedure)を開始して接続状態に入る必要がある。接続状態に入った後、UEは進化型ノードB(eNB)にアップリンクスケジューリング要請(Scheduling Request、SR)を送信し、eNBは当該SRに基づいてUEにアップリンクグラント(uplink(UL) grant)を構成する。当該ULグラントはUEにアップリンク(UL)送信リソースを構成するために用いられる。UEは、ULグラントを正しくデコードして取得すると、eNBによって構成されたUL送信リソースに基づいて、eNBにULデータを送信する。
しかしながら、上記データ送信メカニズムでは、UEとeNBとの間の交互プロセスが複雑であり、プロセス全体に長い時間がかかるため、ULデータ送信効率が低くなる。
本発明の実施形態において、端末デバイスがスリープ状態又は不活性状態にある場合に、事前構成された周期的なUL送信リソースユニット(即ち、UL事前構成リソースユニット)が導入される。これで、端末デバイスはUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を直接に送信することができる。UL指示信号はULシーケンス又はULデータを含む。それによって、端末デバイスが接続状態に入るようにランダムアクセス手順を開始する必要があるという関連技術における状況を回避し、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスとの間の交互プロセスを簡素化し、シグナリングオーバーヘッド及び端末デバイスの消費エネルギーを低減し、ULデータ伝送効率を向上させることができる。
図1を参照すると、図1は、本発明の例示的な実施形態に係る移動通信システムの構造を示す概略図である。移動通信システムはロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムであることができ、5G(5th generation)システムであることもできる。5Gシステムはニューラジオ(New Radio、NR)システムとも呼ばれる。上記移動通信システムはさらに5Gの次世代の移動通信技術システムであることもでき、本実施形態では限定されない。
選択的に、当該移動通信システムは異なるネットワークアーキテクチャーに適用される。上記ネットワークアーキテクチャーは中継ネットワークアーキテクチャー(relay network architecture)、デュアルリンクアーキテクチャ(dual-link architecture)、V2X(Vehicle to Everything)アーキテクチャなどを含むが、これらに限定されない。
当該移動通信システムは、アクセスネットワークデバイス120と端末デバイス140を含む。
アクセスネットワークデバイス120は基地局(base station、BS、基地局デバイスとも呼ばれる)であってもよく、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)にデプロイされて無線通信機能を提供する装置である。例えば、2G(2nd generation)ネットワークにおいて基地局の機能を提供するデバイスはベーストランシーバステーション(base transceiver station、BTS)を含み、3G(3rd generation)ネットワークにおいて基地局の機能を提供するデバイスはノードB(NodeB)を含み、4G(4th generation)ネットワークにおいて基地局の機能を提供するデバイスは進化型ノードB(evolutional NodeB、eNB)を含み、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)において基地局の機能を提供するデバイスはアクセスポイントであり(access point、AP)であり、5Gシステムにおいて基地局の機能を提供するデバイスはgNB(next generation NodeB)、及びng-eNB(next generation eNodeB)である。本発明の実施形態におけるアクセスネットワークデバイス120は、将来の新しい通信システムにおいて基地局の機能を提供するデバイスなどをさらに含む。本発明の実施形態において、アクセスネットワークデバイス120の具体的な実装は限定されない。アクセスネットワークデバイスは、ホームeNB(home HeNB)、中継装置(relay)、ピコ(pico)基地局などをさらに含むことができる。
基地局制御装置は基地局を管理する装置であり、例えば、2Gネットワークにおける基地局制御装置(base station controller、BSC)、3Gネットワークにおける無線ネットワーク制御装置(radio network controller、RNC)、さらに、将来の新しい通信システムにおける基地局を制御管理する装置であることができる。
本発明の実施形態におけるネットワークは、端末デバイス140に通信サービスを提供する通信ネットワークであり、無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局を含み、RANの基地局制御装置、コアネットワーク側のデバイスをさらに含むことができる。
コアネットワークは、進化型パケットコア(evolved packet core、EPC)、5Gコアネットワーク(5G Core Network)であることができ、また、将来の通信システムにおける新しいコアネットワークであることもできる。5Gコアネットワークは1セットのデバイスを含み、モビリティ管理などの機能を提供するAMF(Access and mobility management function)、パケットルーティングと転送及びサービス品質(Quality of Service、QoS)管理などの機能を提供するUPF(User Plane Function、UPF)、セション管理、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)アドレスの割り当て及び管理などの機能を提供するセション管理機能(Session management function、SMF)などを実現する。EPCは、モビリティ管理及びゲートウェイ選択などの機能を提供するモビリティ管理エンティティ(Mobility management entity、MME)、パケット転送などの機能を提供するサービングゲートウェイ(Serving Gateway、S-GW)、端末アドレス割り当て及びレート制御など機能を提供する公衆データ網(public data network、PDN)ゲートウェイ(P-GW)を含むことができる。
アクセスネットワークデバイス120と端末デバイス140は無線エアインターフェースを介して無線接続を確立する。選択的に、当該無線エアインターフェースは5G標準に基づいた無線エアインターフェースであってもよく、例えば、NR無線エアインターフェースである。又は、当該無線エアインターフェースは、5Gの次世代移動通信ネットワーク技術標準に基づいた無線エアインターフェースであってもよい。又は、当該無線エアインターフェースは、4G標準(LTEシステム)に基づいた無線エアインターフェースであってもよい。アクセスネットワークデバイス120は、無線接続を介して端末デバイス140によって送信されたULデータを受信することができる。
端末デバイス140は、アクセスネットワークデバイス120とデータ通信を行うデバイスを指すことができる。端末デバイス140は、無線アクセスネットワークを介して1つ又は複数のコアネットワークと通信することができる。端末デバイス140は様々な形態のユーザー機器(User Equipment、UE)、アクセス端末デバイス、ユーザーユニット、ユーザーステーション、移動局、モバイルステーション(mobile station、MS)、リモートステーション、リモート端末デバイス、モバイルデバイス、ユーザー端末デバイス、端末デバイス(terminal equipment)、無線通信機器、ユーザーエージェント、又はユーザーデバイスを指すことができる。端末デバイス140は、セルラー電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話、WLL(Wireless Local Loop)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、又はワイヤレスモデムに接続されている他の処理装置、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末デバイス又は将来の進化のPLMN(Public Land Mobile Network)における端末デバイスなどであることができ、本実施形態では限定されない。端末デバイス140は、アクセスネットワークデバイス120との無線接続を介して、アクセスネットワークデバイス120によって送信されたダウンリンク(downlink、DL)データを受信することができる。
なお、以下のことに留意されたい。図1に示された移動通信システムが5Gシステム又は5Gの次世代移動通信技術システムを採用する場合、上記各ネットワーク要素は、5Gシステム又は5Gの次世代移動通信技術システムにおいて異なる名称を有する可能性があるが、同一又は類似の機能を有し、本発明の実施形態では限定されない。
以下のもう一つのことに留意されたい。図1に示された移動通信システムは、複数のアクセスネットワークデバイス120及び/又は複数の端末デバイス140を含むことができる。図1では、1つのアクセスネットワークデバイス120と1つの端末デバイス140を例として説明されるが、本発明の実施形態ではこれに限定されない。
図2を参照すると、図2は、本発明の例示的な実施形態に係るデータ送信方法のフローチャートである。本実施形態では、当該方法が図1に示された移動通信システムに用いられることを例として説明される。当該方法は以下のいくつかのステップを含む。
ステップ201、端末デバイスは、スリープ状態又は不活性状態にある場合、アップリンク(UL)事前構成リソースユニットでアップリンク(UL)指示信号を送信する。
端末デバイスの状態はスリープ状態、不活性状態と接続状態のうちの1つを含む。
選択的に、接続状態は、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスの間に無線リソース制御(radio resource control、RRC)接続があるという状態である。スリープ状態は、アイドル状態(idle state)とも呼ばれ、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスの間にRRC接続がなく且つ端末デバイス及びアクセスネットワークデバイスに端末デバイスのコンテキスト情報が記憶される又は記憶されないという状態である。不活性状態は非アクティブ状態(inactive state)とも呼ばれ、アイドル状態と接続状態とは異なる。移動通信ネットワークは、接続状態にある端末デバイスが非アクティブ状態に入るようにトリガし、このとき、端末デバイス及び移動通信ネットワークはいずれも、非アクティブ状態の前の接続状態にある端末デバイスのコンテキスト情報を記憶する。
選択的に、端末デバイスがスリープ状態又は不活性状態にある場合、送信される必要のあるアップリンク(UL)データが端末デバイスに存在するとき、UL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信する。
UL事前構成リソースユニットは、事前構成された周期的なアップリンク(UL)送信リソースユニットであり、UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンス又はULデータを含む。
ステップ202、アクセスネットワークデバイスはUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信する。
それに対応して、アクセスネットワークデバイスはUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信する。UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なUL送信リソースユニットであり、UL指示信号はULシーケンス又はULデータを含む。
選択的に、端末デバイスがUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信する前に、アクセスネットワークデバイスは端末デバイスにUL事前構成リソースユニットを事前構成し、端末デバイスはアクセスネットワークデバイスによって事前構成されたUL事前構成リソースユニットを受信する。
上記のように、本発明の実施形態において、端末デバイスがスリープ状態又は不活性状態にある場合に、事前構成された周期的なUL送信リソースユニット(即ち、UL事前構成リソースユニット)が導入される。これで、端末デバイスはUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を直接に送信することができ、それに対応して、アクセスネットワークデバイスはUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信する。それによって、端末デバイスが接続状態に入るようにランダムアクセス手順を開始する必要があるという関連技術における状況を回避し、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスとの間の交互プロセスを簡素化し、シグナリングオーバーヘッド及び端末デバイスの消費エネルギーを低減し、ULデータ伝送効率を向上させることができる。
図3を参照すると、図3は、本発明の別の例示的な実施形態に係るデータ送信方法のフローチャートである。本実施形態では、当該方法が図1に示された端末デバイスに用いられることを例として説明される。当該方法は以下のいくつかのステップを含む。
ステップ301、端末デバイスは、アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信する。
選択的に、端末デバイスがUL指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信する前に、アクセスネットワークデバイスは端末デバイスにUL指示信号送信オケージョンを事前構成し、それに対応して、端末デバイスはアクセスネットワークデバイスによって事前構成されたUL指示信号送信オケージョンを受信する。UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる。
選択的に、UL指示信号送信オケージョンは複数のUL事前構成リソースユニットを含む。
一つの可能な実施形態において、複数のUL事前構成リソースユニットのうちの各UL事前構成リソースユニットでULシーケンスのみが送信されることができる。もう一つの可能な実施形態において、複数のUL事前構成リソースユニットのうちの各UL事前構成リソースユニットでULシーケンスとULデータの両方が送信されることができる。
端末デバイスがUL指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信することは、以下いくつかの可能な実施形態を含むが、これらに限定されない。
一つの可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在するとき、端末デバイスはUL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットでULデータを送信する。
選択的に、UL指示信号送信オケージョンは複数のUL事前構成リソースユニットを含む。UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットは、複数のUL事前構成リソースユニットのうちの少なくとも1つである。
UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットは、事前構成されてもよく、事前定義されてもよいが、本実施形態において限定されない。
もう一つの可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在するとき、端末デバイスは、UL指示信号送信オケージョンでULシーケンスを送信し、ダウンリンク(DL)指示情報を受信し、現在周期内のジェネラル事前構成リソースでULデータを送信する。
選択的に、UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在するとき、端末デバイスは、UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットで、ULシーケンスを送信する。
選択的に、UL指示信号送信オケージョンの周期はジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、即ち、端末デバイスはUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信し、N個のジェネラル事前構成リソースがアクティブ化される。Nは正の整数である。
選択的に、現在周期内のジェネラル事前構成リソースは、端末デバイスがULシーケンスを送信するUL指示信号送信オケージョンの周期における少なくとも1つのジェネラル事前構成リソースである。
選択的に、端末デバイスは現在周期内のジェネラル事前構成リソースでULデータを送信する。即ち、端末デバイスは、当該UL指示信号送信オケージョンの周期において少なくとも1つのジェネラル事前構成リソースを選択し、少なくとも1つのジェネラル事前構成リソースでULデータを送信する。
UL指示信号送信オケージョンは複数のジェネラル事前構成リソースに関連付けられる。選択的に、UL指示信号送信オケージョンはアップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウの開始位置であり、UL事前構成リソースウィンドウは複数のジェネラル事前構成リソースを含む。
ステップ302、アクセスネットワークデバイスはUL指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信する。
それに対応して、アクセスネットワークデバイスは、UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信する。又は、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって送信されたULシーケンスをUL指示信号送信オケージョンで受信し、DL指示情報を送信し、端末デバイスによって送信されたULデータを現在周期内のジェネラル事前構成リソースで受信する。
UL指示信号送信オケージョンは、アクセスネットワークデバイスによって事前構成されている。
選択的に、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって送信されたULシーケンスをUL指示信号送信オケージョンで受信した後、応答しない。
それに対応して、端末デバイスがDL指示情報を受信しなかった場合、送信される必要のあるULデータが存在するとき、端末デバイスはランダムアクセス要請を送信し、デバイス状態を接続状態に切り替え、接続状態においてULデータを送信する。
選択的に、端末デバイスはDL指示情報を受信しなかった。それは現在周期内のジェネラル事前構成リソースが当該端末デバイスのULデータを送信するために用いられることができないことを示す。端末デバイスは、現在周期内においてULデータを送信するには、関連技術の伝送メカニズムにフォールバック(fall back)する必要があり、即ち、ランダムアクセス手順にフォールバックする。
端末デバイスがアクセスネットワークデバイスにランダムアクセス要請を送信した後、アクセスネットワークデバイスは当該ランダムアクセス要請を受信する。アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって送信されたランダムアクセス要請を受信した後、接続状態にある端末デバイスによって送信されたULデータを受信する。
上記のように、本発明の実施形態において、端末デバイスは、UL指示信号を送信した後にアクセスネットワークデバイスから応答を受信しなかった場合、ランダムアクセス手順にフォールバックする。即ち、送信される必要のあるULデータが存在する場合、端末デバイスはランダムアクセス要請を送信し、端末デバイスのデバイス状態を接続状態に切り替え、接続状態でULデータを送信する。これで、アクセスネットワークデバイスによる他のスケジューリングのために現在周期内のジェネラル事前構成リソースは空けられることができ、UL事前構成リソースユニットによるリソースオーバーヘッドの課題が効果的に解決されることができる。
アップリンクとダウンリンクのビームアライメント(uplink downlinkbeam alignment)という課題が存在する可能性があるため、本開示の実施形態では、各UL事前構成リソースユニットは、1つ又は複数のダウンリンク(DL)送信ビームに関連付けられる。これで、アクセスネットワークデバイスは、UL指示信号に対応するUL事前構成リソースユニットの位置に基づいてDL送信ビームを確定することができる。図4を参照すると、図4は、本発明の別の例示的な実施形態に係るデータ送信方法のフローチャートである。本実施形態では、当該方法が図4に示された端末デバイスに応用されることを例として説明する。当該方法は以下のいくつかのステップを含む。
ステップ401、UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在するとき、端末デバイスはUL指示信号送信オケージョンでULシーケンスを送信する。
UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在するとき、端末デバイスがUL指示信号送信オケージョンでULシーケンスを送信することについては、上記実施形態における関連のディテールを参照することができ、ここで繰り返さない。
ステップ402、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによってUL指示信号送信オケージョンで送信されたULシーケンスを送信した後、DL送信ビームでDL指示情報を送信する。
選択的に、UL指示信号送信オケージョンは複数のUL事前構成リソースユニットを含む。複数のUL事前構成リソースユニットのうちの各々は1つ又は複数のDL送信ビームに関連付けられる。
アクセスネットワークデバイスは、UL事前構成リソースユニットとDL送信ビームとの関連関係を記憶している。
選択的に、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによってUL指示信号送信オケージョンで送信されたULシーケンスを受信した後、記憶された関連関係に基づいて当該UL指示信号送信オケージョンに対応する1つ又は複数のDL送信ビームを確定する。アクセスネットワークデバイスは、1つ又は複数のDL送信ビームでDL指示情報を送信する。
アクセスネットワークデバイスは、ULシーケンスを受信した後、DL送信ビームでDL指示情報を送信し、ステップ403を実行する。又は、アクセスネットワークデバイスは、ULシーケンスを受信した後、応答しない。端末デバイスはアクセスネットワークデバイスから応答を受信せず、ランダムアクセス手順にフォールバックする。
ステップ403、端末デバイスは、DL送信ビームで送信されたDL指示情報を受信する。
アクセスネットワークデバイスがDL送信ビームでDL指示情報を送信した後、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスによってDL送信ビームで送信されたDL指示情報を受信する。
選択的に、端末デバイスは、1つ又は複数のDL送信ビームで送信されたDL指示情報、を受信する。
ステップ404、端末デバイスは、現在周期内のジェネラル事前構成リソースでULデータを送信する。
選択的に、端末デバイスは、現在周期内の少なくとも1つのジェネラル事前構成リソースを選択し、選択された少なくとも1つのジェネラル事前構成リソースでULデータを送信する。
選択的に、現在周期は、端末デバイスがULシーケンスを送信するUL指示信号送信オケージョンの周期である。UL指示信号送信オケージョンの周期はジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、即ち、端末デバイスはUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信し、N個のジェネラル事前構成リソースがアクティブ化される。Nは正の整数である。
ステップ405、アクセスネットワークデバイスは現在周期内のジェネラル事前構成リソースで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信する。
端末デバイスは現在周期内のジェネラル事前構成リソースでULデータを送信した後、それに対応して、アクセスネットワークデバイスは当該ジェネラル事前構成リソースで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信する。
一つの例示的な例において、図5に示されたように、事前構成された周期的な(例えば、周期がT)UL指示信号送信オケージョンが導入され、即ち、端末デバイスは特定のUL指示信号送信オケージョン51でULシーケンスを送信する。この他、ULとDLのビームアライメントという課題があるため、UL指示信号送信オケージョン51には複数のUL事前構成リソースユニット52があり、各UL事前構成リソースユニット52でULシーケンスのみが送信されることができ、且つ各UL事前構成リソースユニット52はアクセスネットワークデバイスの1つ又は複数のDL送信ビームに関連付けられる。アクセスネットワークデバイスは、UL指示信号に対応するUL事前構成リソースユニット52の位置に基づいて、DL送信ビームを確定することができる。
アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信した後、端末デバイスに応答を送信する。端末デバイスは、ダウンリンク受信ウィンドウ(downlink receiving window)53でアクセスネットワークデバイスによって送信された応答を受信した後のみ、現在周期T内のジェネラル事前構成リソース54を利用してULデータを送信することができる。端末デバイスが指示信号を送信した後にアクセスネットワークデバイスによって送信された応答を受信しなかった場合、現在周期T内のUL事前構成リソースが端末デバイスのULデータを送信するために用いられることができない。端末デバイスは、現在周期内においてULデータを送信するには、関連技術のデータ伝送メカニズムにフォールバックする必要があり、即ち、ランダムアクセス手順にフォールバックする。
一つの例示的な例において、図6に示されたように、事前構成された周期的な(例えば、周期がT)UL指示信号送信オケージョン61が導入され、即ち、端末デバイスは特定のUL指示信号送信オケージョン61でULシーケンス又はULデータを送信する。この他、ULとDLのビームアライメントという課題があるため、各UL指示信号送信オケージョン61には複数のUL事前構成リソースユニット62があり、各UL事前構成リソースユニット62でULシーケンスとULデータ両方が送信されることができる。UL指示信号送信オケージョン61で送信される必要のあULデータが端末デバイスに存在する場合、端末デバイスは、当該UL指示信号送信オケージョン61における特定のUL事前構成リソースユニット62を選択してULデータを送信することができる。各UL事前構成リソースユニット62はアクセスネットワークデバイスの1つ又は複数のDL送信ビームに関連付けられる。アクセスネットワークデバイスは、UL指示信号に対応するUL事前構成リソースユニット62の位置に基づいて、DL送信ビームを確定することができる。
アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信した後、端末デバイスに応答を送信する。端末デバイスは、DL受信ウィンドウ63でアクセスネットワークデバイスによって送信された応答を受信した後のみ、現在周期T内のジェネラル事前構成リソース64を利用してULデータを送信することができる。端末デバイスが指示信号を送信した後にアクセスネットワークデバイスによって送信された応答を受信しなかった場合、現在周期T内のUL事前構成リソースが端末デバイスのULデータを送信するために用いられることができない。端末デバイスは、現在周期内においてULデータを送信するには、関連技術のデータ伝送メカニズムにフォールバックする必要があり、即ち、ランダムアクセス手順にフォールバックする。
一つの例示的な例において、図7に示されたように、UL事前構成リソースウィンドウ73には複数のジェネラル事前構成リソース75があり、且つUL事前構成リソースウィンドウ73の周期はTである。各UL事前構成リソースウィンドウ73の開始位置はUL指示信号送信オケージョン71であり、即ち、端末デバイスは特定のUL指示信号送信オケージョン71でULシーケンスを送信する。この他、ULとDLのビームアライメントという課題があるため、各UL指示信号送信オケージョン71には複数のUL事前構成リソースユニット72があり、各UL事前構成リソースユニット72でULシーケンスのみが送信されることができる。各UL事前構成リソースユニット72はアクセスネットワークデバイスの1つ又は複数のDL送信ビームに関連付けられる。アクセスネットワークデバイスは、UL指示信号に対応するUL事前構成リソースユニット72の位置に基づいて、DL送信ビームを確定することができる。
アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信した後、端末デバイスに応答を送信する。端末デバイスは、DL受信ウィンドウ74でアクセスネットワークデバイスによって送信された応答を受信した後のみ、現在周期T内のジェネラル事前構成リソース75を利用してULデータを送信することができる。端末デバイスが指示信号を送信した後にアクセスネットワークデバイスによって送信された応答を受信しなかった場合、現在周期T内のUL事前構成リソースが端末デバイスのULデータを送信するために用いられることができない。端末デバイスは、現在周期内においてULデータを送信するには、関連技術のデータ伝送メカニズムにフォールバックする必要があり、即ち、ランダムアクセス手順にフォールバックする。
一つの例示的な例において、図8に示されたように、UL事前構成リソースウィンドウ83には複数のジェネラル事前構成リソース85があり、且つUL事前構成リソースウィンドウ83の周期はTである。各UL事前構成リソースウィンドウ83の開始位置はUL指示信号送信オケージョン81であり、即ち、端末デバイスは特定のUL指示信号送信オケージョン81でULシーケンス又はULデータを送信する。この他、ULとDLのビームアライメントという課題があるため、各UL指示信号送信オケージョン81には複数のUL事前構成リソースユニット82があり、各UL事前構成リソースユニット82でULシーケンスとULデータ両方が送信されることができる。UL指示信号送信オケージョン81で送信される必要のあるULデータが端末デバイスに存在する場合、端末デバイスは、当該UL指示信号送信オケージョン81における特定のUL事前構成リソースユニット82を選択してULデータを送信することができる。各アップリンク(UL)事前構成伝送リソースユニットはアクセスネットワークデバイスの1つ又は複数のDL送信ビームに関連付けられる。アクセスネットワークデバイスは、UL指示信号に対応するUL事前構成リソースユニット82の位置に基づいて、DL送信ビームを確定することができる。
アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信した後、端末デバイスに応答を送信する。端末デバイスは、DL受信ウィンドウ84でアクセスネットワークデバイスによって送信された応答を受信した後のみ、現在周期T内のジェネラル事前構成リソース85を利用してULデータを送信することができる。端末デバイスが指示信号を送信した後にアクセスネットワークデバイスによって送信された応答を受信しなかった場合、現在周期T内のUL事前構成リソースが端末デバイスのULデータを送信するために用いられることができない。端末デバイスは、現在周期内においてULデータを送信するには、関連技術のデータ伝送メカニズムにフォールバックする必要があり、即ち、ランダムアクセス手順にフォールバックする。
上記のように、ULとDLのビームアライメントという課題が存在する可能性があるため、本開示の実施形態では、各UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のDL送信ビームに関連付けられる。これで、アクセスネットワークデバイスは、UL指示信号に対応するUL事前構成リソースユニットの位置に基づいてDL送信ビームを確定することができる。さらに、端末デバイスは、当該DL送信ビームで送信されたDL指示情報を受信することができ、ULとDLのビームアライメントが保証される。
以下は本発明の実施形態の装置実施例である。装置実施例において詳しく説明されない部分については、上記方法実施例に開示されたディテールを参照することができる。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施形態に係るデータ送信装置の構造を示す概略図である。当該データ送信装置はソフトウェア、ハードウェア及び両者の組み合わせを介して、端末デバイスの全部又は一部として実装されることができる。端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にある。当該データ送信装置は、送信モジュール910を含む。
送信モジュール910は、アップリンク(UL)事前構成リソースユニットでアップリンク(UL)指示信号を送信するように構成されており、UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク(UL)送信リソースユニットであり、UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンス又はアップリンク(UL)データを含む。
一つの可能な実施形態において、送信モジュール910はさらに、アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットでUL指示信号を送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、送信モジュール910はさらに、
UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在する場合、UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットでULデータを送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、送信モジュール910はさらに、
UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるULデータが存在する場合、UL指示信号送信オケージョンでULシーケンスを送信するように構成されている。
上記データ送信装置は受信モジュールをさらに含む。受信モジュールはダウンリンク(DL)指示情報を受信するように構成されている。
送信モジュール910はさらに、現在周期内のジェネラル事前構成リソースでULデータを送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンの周期はジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、Nは正の整数である。
別の可能な実施形態において、UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のダウンリンク(DL)送信ビームに関連付けられ、
受信モジュールはさらに、1つ又は複数のDL送信ビームで送信されたDL指示情報を受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、上記データ送信装置はさらに処理モジュールを含む。処理モジュールは、
DL指示情報が受信されなかった場合、送信される必要のあるULデータが存在するとき、ランダムアクセス要請を送信し、端末デバイスのデバイス状態を接続状態に切り替えるように構成されている。
送信モジュール910はさらに、接続状態においてULデータを送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、上記データ送信装置はさらに受信モジュールを含む。受信モジュールは、事前構成されたUL指示信号送信オケージョンを受信するように構成されている。UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンは、複数のUL事前構成リソースユニットを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンはアップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウの開始位置であり、UL事前構成リソースウィンドウは複数のジェネラル事前構成リソースを含む。
なお、上記実施形態に係る装置がその機能を実現する場合、上記機能モジュールの分割は、説明のための一例としてのみ使用される。実際の応用では、実際のニーズに応じて、上記機能は、異なる機能モジュールによって完成されるように割り当てられることができる。即ち、上記機能の全部又は一部を完成するために、装置のコンテンツ構造は異なる機能モジュールに分割される。
上記実施形態における装置内の各モジュールの操作を実行するための具体的な方法が、関連方法実施形態で詳しく説明されているため、ここでは詳細な説明は省略される。
図10を参照すると、図10は、本発明の別の実施形態に係るデータ送信装置の構造を示す概略図である。当該データ送信装置はソフトウェア、ハードウェア及び両者の組み合わせを介して、アクセスネットワークデバイスの全部又は一部として実装されることができる。当該データ送信装置は、受信モジュール1010を含む。
受信モジュール1010は、アップリンク(UL)事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたアップリンク(UL)指示信号を受信するように構成されており、端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にあり、UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク(UL)送信リソースユニットであり、UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンス又はアップリンク(UL)データを含む。
一つの可能な実施形態において、受信モジュール1010はさらに、アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたUL指示信号を受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、受信モジュール1010はさらに、UL指示信号送信オケージョンに対応する特定のUL事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、受信モジュール1010はさらに、UL指示信号送信オケージョンで、端末デバイスによって送信されたULシーケンスを受信するように構成されている。
上記データ送信装置はさらに送信モジュールを含む。送信モジュールは、ダウンリンク(DL)指示情報を送信するように構成されている。
受信モジュール1010はさらに、現在周期内のジェネラル事前構成リソースで、端末デバイスによって送信されたULデータを受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンの周期はジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、Nは正の整数である。
別の可能な実施形態において、UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のダウンリンク(DL)送信ビームに関連付けられ、
送信モジュールはさらに、1つ又は複数のDL送信ビームでDL指示情報を送信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、上記データ送信装置はさらに処理モジュールを含む。
処理モジュールは、UL指示信号送信オケージョンで端末デバイスによって送信されたULシーケンスを受信した後、応答しないように構成されている。
受信モジュール1010はさらに、端末デバイスによって送信されたランダムアクセス要請を受信した後、接続状態にある端末デバイスによって送信されたULデータを受信するように構成されている。
別の可能な実施形態において、上記データ送信装置はさらに送信モジュールを含む。
送信モジュールは、事前構成されたUL指示信号送信オケージョンを送信するように構成されており、UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンは、複数のUL事前構成リソースユニットを含む。
別の可能な実施形態において、UL指示信号送信オケージョンはアップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウの開始位置であり、UL事前構成リソースウィンドウは複数のジェネラル事前構成リソースを含む。
なお、上記実施形態に係る装置がその機能を実現する場合、上記機能モジュールの分割は、説明のための一例としてのみ使用される。実際の応用では、実際のニーズに応じて、上記機能は、異なる機能モジュールによって完成されるように割り当てられることができる。即ち、上記機能の全部又は一部を完成するために、装置のコンテンツ構造は異なる機能モジュールに分割される。
上記実施形態における装置内の各モジュールの操作を実行するための具体的な方法が、関連方法実施形態で詳しく説明されているため、ここでは詳細な説明は省略される。
図11を参照すると、図11は、本発明の例示的な実施形態に係る端末デバイスの構造を示す概略図である。当該端末デバイスは、図1に示された移動通信システムにおける端末デバイス140であることができる。本実施形態では、端末デバイスがLTEシステム又は5GシステムにおけるUEであることを例として説明する。当該端末デバイスは、プロセッサ111、受信機112、送信機113、メモリ114及びバス115を含む。メモリ114はバス115を介してプロセッサ111に接続される。
プロセッサ111は1つ又は複数の処理コアを含み、プロセッサ111は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、様々な機能アプリケーション及び情報処理を実行する。
受信機112と送信機113は1つの通信コンポーネントとして実装されることができる。当該通信コンポーネントは通信チップであってもよい。通信チップは、情報を変調及び/又は復調するために用いられる変復調モジュール、無線信号を介して情報を受信するために用いられる受信モジュール、無線信号を介して情報を送信するために用いられる送信モジュールなどを含むことができる。
メモリ114は、プロセッサ111によって実行可能な命令を記憶するように構成されている。
メモリ114は、少なくとも1つの機能に記載されたアプリケーションモジュール116を記憶することができる。アプリケーションモジュール116は、送信モジュール1161を含むことができる。
プロセッサ111は、送信モジュール1161を実行して、上記各方法実施形態において端末デバイスによって実行される送信操作に関連した機能を実現する。
この他、メモリ114は、いかなる種類の揮発性又は不揮発性記憶装置、又はそれらの組み合わせによって実装されることができる。例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static Random Access Memory、SRAM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Electrically Erasable Programmable ROM、EEPROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Erasable Programmable ROM、EPROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクが挙げられる。
図12を参照すると、図12は、本発明の例示的な実施形態に係るアクセスネットワークデバイスの構造を示す概略図である。当該アクセスネットワークデバイスは、図1に示された実装環境におけるアクセスネットワークデバイス120であることができる。本実施形態では、アクセスネットワークデバイスがLTEシステムにおけるeNB、又は、5GシステムにおけるgNBであることを例として説明する。当該アクセスネットワークデバイスは、プロセッサ121、受信機122、送信機123、メモリ124及びバス125を含む。メモリ124はバス125を介してプロセッサ121に接続される。
プロセッサ121は1つ又は複数の処理コアを含み、プロセッサ121は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、様々な機能アプリケーション及び情報処理を実行する。
受信機122と送信機123は1つの通信コンポーネントとして実装されることができる。当該通信コンポーネントは1つの通信チップであってもよい。通信チップは、情報を変復調するために用いられる変復調モジュール、無線信号を介して情報を受信するために用いられる受信モジュール、無線信号を介して情報を送信するために用いられる送信モジュール、などを含むことができる。
メモリ124は、プロセッサ121によって実行可能な命令を記憶するように構成されている。
メモリ124は、少なくとも1つの機能に記載されたアプリケーションモジュール126を記憶することができる。アプリケーションモジュール126は、受信モジュール1261を含むことができる。
プロセッサ121は、受信モジュール1261を実行して、上記各方法実施形態においてアクセスネットワークデバイスによって実行される受信操作に関連した機能を実現する。
この他、メモリ124は、いかなる種類の揮発性又は不揮発性記憶装置、又はそれらの組み合わせによって実装されることができる。例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクが挙げられる。
本発明の実施形態において、データ送信システムがさらに提供される。当該システムは端末デバイスとアクセスネットワークデバイスを含む。
一つの可能な実施形態において、端末デバイスは上記図9に係るデータ送信装置を含み、アクセスネットワークデバイスは上記図10に係るデータ送信装置を含む。
もう一つの可能な実施形態において、端末デバイスは上記図11に係る端末デバイスを含み、アクセスネットワークデバイスは上記図12に係るアクセスネットワークデバイスを含む。
本発明はシステム、方法及び/又はコンピュータプログラム製品であることができる。コンピュータプログラム製品はコンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。コンピュータ可読記憶媒体には、プロセッサに本発明の様々な様態を実行させるように構成されているコンピュータ可読プログラム命令が搭載されている。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行装置によって用いられるための命令を保持し記憶することができる有形の装置であってもよく。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子記憶装置、磁気記憶装置、光学記憶装置、電磁気記憶装置、半導体記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせであってもよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(例示列挙)としては、携帯用コンピュータディスケット(portable computer diskette)、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、携帯用コンパクトディスク読み取り専用メモリ(portable compact disk ROM、CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc、DVD)、メモリスティック(memory stick)、フロッピーディスク(floppy disk)、命令を記憶するパンチカード(punch-card)又は溝の隆起構造(raised structure in a groove)などのような機械的符号化装置(mechanically encoded device)、及びそれらの任意の適切な組合せが挙げられる。本明細書で使用されるコンピュータ可読記憶媒体は、電波又は他の自由に伝播する電磁波、導波管又は他の伝送媒体によって伝播する電磁波(例えば、光ファイバケーブルを通過する光パルス)、又はワイヤによって伝送される電気信号などのような一時的な信号(transitory signal)自体と解釈されない。
本明細書に記載されたコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体から各計算/処理装置にダウンロードされてもよい。又は、インターネット、ローカルエリアネットワーク(local area network、LAN)、広域ネットワーク(wide area network、WAN)及び/又は無線ネットワークなどのネットワークを介して、外部コンピュータ又は外部記憶装置にダウンロードされてもよい。ネットワークは、銅ケーブル伝送、光ファイバー伝送、無線伝送、ルータ、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイコンピュータ及び/又はエッジサーバーを含むことができる。コンピュータ可読プログラム命令を各計算/処理装置内のコンピュータ可読記憶媒体に記憶させるために、各計算/処理装置内のネットワークアダプタカード又はネットワークインターフェースは、ネットワークからコンピュータ可読プログラム命令を受信し、且つ当該コンピュータ可読プログラム命令を転送する。
本発明の操作を実行するためのコンピュータプログラム命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(instruction-set-architecture、ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又は1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれたソースコード又はオブジェクトコードであってもよい。上記プログラミング言語は、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む。コンピュータ可読プログラム命令は、完全にユーザーコンピュータで実行されてもよく、部分的にユーザーコンピュータで実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、部分的にユーザーコンピュータで実行され且つ部分的にリモートコンピュータで実行されてもよく、又は、完全にリモートコンピュータ又はサーバーで実行されてもよい。リモートコンピュータに係るシナリオでは、リモートコンピュータはLAN又はWANを含む任意のタイプのネットワークを介して、ユーザーコンピュータに接続されることができ、又は外部コンピュータに接続されることもできる(例えば、インターネット接続サービス業者を利用することでインターネットを介して接続される)。いくつかの実施形態において、コンピュータ可読プログラム命令の状態情報を利用して電子回路をパーソナライズする。例えば、電子回路は、プログラム可能な論理回路、フィールドプログラム可能なゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、又はプログラム可能な論理アレイ(Programmable Logic Array、PLA)を含む。当該電子回路は、コンピュータ可読プログラム命令を実行することによって、本発明の態様を実現する。
本発明の様々な態様は、本発明の実施形態に係る方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照しながら説明された。フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図の各ブロックの組み合わせは、コンピュータ可読プログラム命令によって実行され得ることを理解されたい。
それらのコンピュータ可読プログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置(programmable data processing device)のプロセッサに提供されることで、機械を生成する。これで、命令がコンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサによって実行されると、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて定められた機能/動作を実現するに用いられる装置を生成する。それらのコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることもできる。それらの命令は、コンピュータ、プログラム可能なデータ処理装置、及び/又は他の装置が特定の方法で動作することを可能にする。命令を記憶するコンピュータ可読媒体は製造品を含む。その製造品は、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて定められた機能/動作を実現する命令を含む。
それらのコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置又は他の装置にロードされることができ、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置又は他の装置で一連の操作ステップを実行させ、コンピュータが実現するプロセスを生成する。これで、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置又は他の装置で実行される命令は、フローチャート及び/又はブロック図の一つ複数のブロックにおいて定められた機能/動作を実現する。
図面のフローチャート及びブロック図は、本発明の複数の実施形態に係るシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の実行可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点に関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント又は命令の一部を表すことができる。上記モジュール、プログラムセグメント又は命令の一部は、定められた論理機能を実行するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。いくつかの代替的な実施形態において、ブロックに記された機能は、図面に記された順序とは異なる順序で実行され得る。例えば、連続した2つのブロックは、係る機能に応じて、実際にほぼ同時に実行されてもよく、時には逆の順序で実行されてもよい。また、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、定められた機能又は動作を実行するための専用のハードウェアベースに基づきのシステムによって実装されてもよく、専用のハードウェア及びコンピュータ命令の組み合わせによって実装されてもよい。
以上、本発明の様々な実施形態を説明した。上記説明は例示的、非網羅的なものであり、本発明は開示された各実施態様に限定されない。説明された各実施形態の範囲及び精神から逸脱しない限り、多くの修正及び変更が、当業者には明らかである。本明細書で使用される用語は、実施形態の原理、実際の応用、市場の技術に対する技術改善を最もよく説明するために、又は当業者が本明細書に開示された各実施形態を理解できるように選択されたものである。

Claims (14)

  1. データ送信方法であって、端末デバイスに応用され、前記端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にあり、
    前記データ送信方法は、アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するアップリンク(UL)事前構成リソースユニットでアップリンク(UL)指示信号を送信することを含み、
    前記UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク(UL)送信リソースユニットであり、
    前記UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンスを含み、前記UL指示信号送信オケージョンに対応する前記UL事前構成リソースユニットで前記UL指示信号を送信することは、
    前記UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるアップリンク(UL)データが存在する場合、前記UL指示信号送信オケージョンで前記ULシーケンスを送信することを含み、
    前記データ送信方法はさらに、
    ダウンリンク(DL)指示情報を受信することと、
    前記UL指示信号送信オケージョンの周期内のジェネラル事前構成リソースで前記ULデータを送信することとを含み、
    前記ジェネラル事前構成リソースは、アップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウ内の周期的な事前構成リソースである、
    ことを特徴とするデータ送信方法。
  2. 前記UL指示信号送信オケージョンの周期は前記ジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、前記Nは正の整数である、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ送信方法。
  3. 前記UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のダウンリンク(DL)送信ビームに関連付けられ、
    前記DL指示情報を受信することは、前記1つ又は複数のDL送信ビームで送信された前記DL指示情報を受信することを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ送信方法。
  4. 前記データ送信方法はさらに、
    前記DL指示情報が受信されなかった場合、送信される必要のある前記ULデータが存在するとき、ランダムアクセス要請を送信し、前記端末デバイスを接続状態に切り替えることと、
    前記接続状態において前記ULデータを送信することとを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ送信方法。
  5. 前記データ送信方法はさらに、事前構成された前記UL指示信号送信オケージョンの情報を受信することを含み、
    前記UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、前記UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のデータ送信方法。
  6. 前記UL指示信号送信オケージョンは、複数の前記UL事前構成リソースユニットを含む、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のデータ送信方法。
  7. 前記UL指示信号送信オケージョンは前記UL事前構成リソースウィンドウの開始位置であり、前記UL事前構成リソースウィンドウは複数のジェネラル事前構成リソースを含む、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のデータ送信方法。
  8. データ受信方法であって、アクセスネットワークデバイスに応用され、
    前記データ受信方法は、アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するアップリンク(UL)事前構成リソースユニットで、端末デバイスによって送信されたアップリンク(UL)指示信号を受信することを含み、前記端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にあり、前記UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク(UL)送信リソースユニットであり、
    前記UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンスを含み、前記UL指示信号送信オケージョンに対応する前記UL事前構成リソースユニットで、前記端末デバイスによって送信された前記UL指示信号を受信することは、
    前記UL指示信号送信オケージョンで受信される必要のあるアップリンク(UL)データが存在する場合、前記UL指示信号送信オケージョンで、前記端末デバイスによって送信された前記ULシーケンスを受信することを含み、
    前記データ受信方法はさらに、
    ダウンリンク(DL)指示情報を送信することと、
    前記UL指示信号送信オケージョンの周期内のジェネラル事前構成リソースで、前記端末デバイスによって送信された前記ULデータを受信することとを含み、
    前記ジェネラル事前構成リソースは、アップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウ内の周期的な事前構成リソースである、
    ことを特徴とするデータ受信方法。
  9. 前記UL指示信号送信オケージョンの周期は前記ジェネラル事前構成リソースの周期の(N+1)倍であり、前記Nは正の整数である、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ受信方法。
  10. 前記UL事前構成リソースユニットは1つ又は複数のダウンリンク(DL)送信ビームに関連付けられ、
    前記DL指示情報を送信することは、前記1つ又は複数のDL送信ビームで前記DL指示情報を送信することを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ受信方法。
  11. 前記データ受信方法はさらに、
    前記UL指示信号送信オケージョンで前記端末デバイスによって送信された前記ULシーケンスを受信した後、応答しないことと、
    前記端末デバイスによって送信されたランダムアクセス要請を受信した後、接続状態にある前記端末デバイスによって送信された前記ULデータを受信することとを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ受信方法。
  12. 前記データ受信方法はさらに、事前構成された前記UL指示信号送信オケージョンを送信することを含み、
    前記UL指示信号送信オケージョンは周期的であり、前記UL指示信号を送信する送信オケージョンを指示するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項8~11のいずれか一項に記載のデータ受信方法。
  13. 前記UL指示信号送信オケージョンは、複数の前記UL事前構成リソースユニットを含む、
    ことを特徴とする請求項8~11のいずれか一項に記載のデータ受信方法。
  14. 端末デバイスであって、前記端末デバイスはスリープ状態又は不活性状態にあり、前記端末デバイスは、プロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されているメモリとを含み、
    前記プロセッサは、アップリンク(UL)指示信号送信オケージョンに対応するアップリンク(UL)事前構成リソースユニットでアップリンク(UL)指示信号を送信するように構成されており、前記UL事前構成リソースユニットは事前構成された周期的なアップリンク送信リソースユニットであり、
    前記UL指示信号はアップリンク(UL)シーケンスを含み、前記プロセッサは、
    前記UL指示信号送信オケージョンで送信される必要のあるアップリンク(UL)データが存在する場合、前記UL指示信号送信オケージョンで前記ULシーケンスを送信するように構成されており、
    前記プロセッサはさらに、
    ダウンリンク(DL)指示情報を受信し、
    前記UL指示信号送信オケージョンの周期内のジェネラル事前構成リソースで前記ULデータを送信するように構成されており、
    前記ジェネラル事前構成リソースは、アップリンク(UL)事前構成リソースウィンドウ内の周期的な事前構成リソースである、
    ことを特徴とする端末デバイス。
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