JP7311435B2 - ロータの回転数を検出するための回転パルス発生器とクランプスリーブとから成る装置 - Google Patents

ロータの回転数を検出するための回転パルス発生器とクランプスリーブとから成る装置 Download PDF

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Description

本発明は、ロータの回転数を検出するための、ロッド状の回転パルス発生器と保持部材の孔内のクランプスリーブとから成る装置に関する。この場合、クランプスリーブは回転不動に孔内に位置決めされており、回転パルス発生器はセンサヘッドによって、軸線方向で変位可能にクランプスリーブ内に力の作用による結合(つまり摩擦力)で保持されている。
このようにして保持された回転パルス発生器は、特に商用車の分野において、たとえば車輪の回転数を検出するために用いられる。検出された回転数はたとえば、ABS(アンチロックシステム)制動装置の動作を正確に制御するために用いられ、この場合、ロータは車輪と接続されており、たとえば交互に整列された複数の磁極を有する磁極歯車として形成されている。
回転パルス発生器を軸線方向で変位可能にクランプして保持することによって、ロータと回転パルス発生器との間の空隙を調整することができる。組み立てにおける公差、熱膨張、またはロータの位置に作用を及ぼす軸受けの摩耗に起因して、回転パルス発生器がロータと接触してしまう可能性があり、軸線方向で変位可能に力の作用による結合で保持することによって、回転パルス発生器またはロータの損傷に至らぬよう、回転パルス発生器を後退させることができる。
ロッド状の回転パルス発生器として、たとえば誘導作用で動作する受動型のセンサが知られている。これらのセンサをその長手軸線を中心に回転させることができ、これによっても測定結果に影響が及ぼされない。
さらに能動型で動作する回転パルス発生器が知られており、これらのセンサはたとえばホールセンサを有する。かかる能動型回転パルス発生器の測定結果は、保持部材内部における回転パルス発生器の回転位置に左右される。能動型回転パルス発生器を使用する場合には、回転パルス発生器がその長手軸線を中心に回転するのを防止するようにして、回転パルス発生器の適正な配向を保証しなければならない。
独国特許出願公開第102008054000号明細書から、回転パルス発生器が保持部材の孔内でクランプスリーブにより保持されるようにした装置が公知である。回転パルス発生器の上に、電気的な接触接続のための接続アダプタが載置されている。この回転パルス発生器は能動型センサとして形成されており、したがって予め定められた配向で保持されている。この目的で回転防止部材が、接続アダプタと保持部材との間に形成されており、または接続アダプタとクランプスリーブとの間に形成されており、この場合にはクランプスリーブ自体は、保持部材に対し回転不動に保持部材の孔内に位置決めされている。これをたとえば、外側に向かって折り曲げられたクランプスリーブのラグによって達成することができ、これらのラグは孔の上縁部における対応する湾入部内に嵌め込まれている。
回転防止部材はたとえば以下のようにして実現されている。すなわち接続アダプタにおいて、センサヘッドから半径方向に離間され、センサヘッドに対し平行に整列されたピンが配置されており、このピンが保持部材の付加的な孔に係合している。この種の回転防止部材によるピンと孔とから成る組み合わせによれば、センサヘッドが軸線方向で変位可能であることは損なわれない。
接続アダプタとクランプスリーブとの間に回転防止部材が形成されている場合、クランプスリーブにおいて、長手方向に孔から突出するピンが配置されており、このピンは、アダプタにおける対応する孔内に侵入する。接続アダプタつまりはセンサヘッドは、このようにしてそれらの回転位置において固定されているけれども、依然として軸線方向で変位させることができる。ここで挙げた両方のケースにおいて必要とされるのは、ガイドピンまたはガイドピンのための孔をセンサヘッドから半径方向で離間させて準備する目的で、接続アダプタを半径方向で(側方に)センサヘッドの直径を越えて突出させることである。
本発明の課題は、ロッド状の回転パルス発生器とクランプスリーブとから成る装置において、クランプスリーブ内部における回転パルス発生器の回転不動の支承を、半径方向でクランプスリーブを越えて突出する接続アダプタを設けることなく達成することである。
この課題は、独立請求項の特徴を備えた装置によって解決される。
冒頭で述べた形式の本発明による装置は以下の点で優れている。すなわち、センサヘッドは少なくとも一部の区間で非円筒対称の横断面を有し、クランプスリーブは内側に向いた少なくとも1つの配向部材を有し、この配向部材によってセンサヘッドが回転不動にクランプスリーブ内に配置されている。
センサヘッドの非円筒対称の横断面自体によって、さらにはこれと共働するクランプスリープの配向部材によって、クランプスリーブの内部において、ひいては保持部材の内部において、センサヘッドを回転不動に、さらにそれにもかかわらず軸線方向で変位可能に保持することができる。互いに作用し合う部材が孔の領域に配置されていることによって、回転防止は接続アダプタの寸法に依存せず、この接続アダプタを相応にスペースを節約するような構造で形成することができる。配向部材がセンサヘッドの非円筒対称の横断面を回転不動に受け止めるように、配向部材がクランプスリーブの輪郭を形成している。
この装置の有利な実施形態によれば、クランプスリーブは、センサヘッドを軸線方向で変位可能に保持する目的で、内側に向いた少なくとも1つのクランプおよび位置決め部材を有する。好ましくは、少なくとも1つのクランプおよび位置決め部材は、剛性にまたは可撓性に形成されている。さらに好ましくは、少なくとも1つのクランプおよび位置決め部材は、少なくとも1つの剛性のドーム状部材と、このドーム状部材に対向して配置されているばね部材とを含む。剛性のドーム状部材は、センサヘッドの側面のための載置面としての役割を果たし、このようにしてセンサヘッドは、側方に向かう(半径)方向で正確に位置決めされている。この場合、それぞれ対向する側面にばね部材が当接しており、これらのばね部材は相応にセンサヘッドをドーム状部材に対して押圧する。したがってばね部材は、力の作用による結合に基づき調整の目的で軸線方向で変位できるようにする可能性をもたらすクランプ部材として機能する。
1つの好ましい発展形態において、2つのドーム状部材は、これらのドーム状部材の周方向位置に関して、クランプスリーブ内に互いに回転させて配置されており、好ましくは90°回転させて配置されている。周方向で互いにずらされた2つのドーム状部材の配置によって、センサヘッドの半径方向位置が、最小数の位置決め部材によって一義的に規定されている。
この装置のさらなる有利な実施形態によれば、配向部材および/または少なくとも1つのクランプおよび位置決め部材は、クランプスリーブの基体から打ち抜き加工もしくはエンボス加工されている。したがってクランプスリーブを、ここで挙げたすべての機能部材と共に一体的に、簡単かつ低コストの製造方法で、特に打ち抜き曲げ加工法で、製造することができる。しかもこのようにしてクランプスリーブは、機械的にロバストかつ高い耐熱性で製造されている。
この装置のさらなる有利な実施形態によれば、クランプスリーブは、これを回転不動に孔内に位置決めする少なくとも1つの部材を有する。この部材をたとえば、外側に向かって突出したラグとすることができる。しかも、このラグによりクランプスリーブを軸線方向で孔内に位置決めするように、構成することができる。このラグも有利には一体的に、打ち抜き曲げ加工法で成形することができる。
この装置のさらなる有利な実施形態によれば、センサヘッドの形状に基づいて、クランプスリーブ内におけるセンサヘッドの厳密に1つの可能な回転位置が規定される。横断面が円形であり1つの平坦化された面を有するセンサヘッドによって、たとえばこの特性が提供され、適正な回転位置が保証され、このような回転位置は、特に能動型回転パルス発生器の場合に、たとえばホールセンサを備えたこの種のパルス発生器の場合に、重要になり得る。別の選択肢として、センサヘッドの形状に基づいて、クランプスリーブ内におけるセンサヘッドの2つ以上の可能な回転位置を規定することもでき、たとえば、回転パルス発生器が180°回転させた嵌め込みを許可しているケースでは、180°回転させた2つの位置を規定することもできる。2つの嵌め込み位置が可能なことから、組み込みを簡単にすることができる。
この装置のさらなる有利な実施形態によれば、センサヘッドは少なくとも一部の区間で被覆部によって取り囲まれている。好ましくは金属の被覆部によって、回転パルス発生器が熱に対し保護され、これによって比較的高温の環境で使用することができるようになる。被覆部を、たとえば深絞り加工で薄い金属薄片から製造することができる。
次に、図面を参照しながら実施例に基づき本発明について詳しく説明する。
保持部材の概略的断面をクランプスリーブおよびロータの回転を検出するために嵌め込まれたセンサと共に示す図である。 保持部材内に嵌め込まれたクランプスリーブの概略的な等尺の図面を示す図である。 図2aによる装置を嵌め込まれたセンサと共に示す図である。 クランプスリーブの択一的な実施形態を示す図である。 第1の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例の装置のさらなる変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例の装置のさらなる変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例のクランプスリーブの装置を受動型センサと共にそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例のクランプスリーブの装置を受動型センサと共にそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例のクランプスリーブの装置を受動型センサと共にそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例のクランプスリーブの装置を受動型センサと共にそれぞれ異なる視点で示す図である。 第2の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第2の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第2の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第2の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第2の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第2の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第3の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第3の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第3の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第3の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第4の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第4の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第4の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第4の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第5の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第5の実施例におけるセンサとクランプスリーブとから成る装置をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第5の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第5の実施例の装置の変形実施形態をそれぞれ異なる視点で示す図である。 第1の実施例の装置のさらなる変形実施形態を示す図である。 第3の実施例の装置のさらなる変形実施形態を示す図である。
図1には、まずは本願による装置の基本構造が概略的断面図として示されている。
この図には保持部材1が描かれており、その中に貫通孔2が設けられている。孔2内にクランプスリーブ10が嵌め込まれており、これによって回転パルス発生器20のセンサヘッド22が孔2内に固定される。用語「回転パルス発生器」の代わりに、以下では「センサ」という名称も用いる。
センサ20はセンサヘッド22によって、以下では測定先端部23とも称するセンサヘッド22の前端部が、ロータ4の外縁部に対向して位置決めされるように、孔2から突出している。ロータ4には複数の磁極歯5が設けられており、これらの磁極歯5によってセンサヘッド22の領域でロータ4の回転時に交番磁界が生成される。この交番磁界がセンサ20により検出されて、ロータ4の回転数識別が可能になる。
測定先端部とは反対側のセンサ20の後ろ側において、センサ20はセンサ基部21を有し、この基部21の外面にセンサ20の接続端子が配置されている。図示の実施例の場合、センサ20は、接続アダプタ30および接続ケーブル31を介して電気的に接触接続されている。自明のとおり、差し込み可能な接続アダプタ30の代わりに、取り外すことができずに接続ケーブル31へと移行する固定された接続部を設けることもできる。
クランプスリーブ10を介して孔2内にセンサ20を配置することによって、センサ20の長手軸線に沿ってセンサ20を軸線方向で変位させることができるようになり、この目的は、ロータ4の磁極歯5までの距離を調整するためであり、もしくはセンサ20がロータ4と接触したときに損傷することなく後退し、そのようにしてセンサ20の軸線方向位置が自動的に調整されるようにするためである。
この場合、クランプスリーブ10自体は、図示の実施例ではラグ13によって、回転不動に孔2内に保持されており、これらのラグ13は(測定先端部23から見て)クランプスリーブ10の後縁部のところで外側に向かって曲げられており、孔2の周縁部に形成された凹部3に嵌め込まれている。クランプスリーブ10は管状の基体11を有し、これは内側に向いた様々なクランプおよび位置決め部材14を含み、これらの部材14はセンサ20を軸線方向で変位可能にかつ同時に回転不動に保持する役割を果たす。クランプおよび位置決め部材14については、あとで図3a以降を参照しながらさらに詳しく説明する。
図2aおよび図2bには、それぞれ等尺の図面の形態で図1による保持部材1が、センサ20を伴わずに(図2a)もしくはセンサ20を伴って(図2b)嵌め込まれたクランプスリーブ10と共に描かれている。これらの図面からよくわかるのは、保持部材1における凹部3が孔2の周縁部を、1個所で溝に移行する段状部の形式で取り囲んでいることである。この溝にクランプスリーブ10のラグのうち1つのラグ13が係合しており、これによって保持部材1におけるクランプスリーブ10の回転が防止されている。他の2つのラグ13’は、凹部3が円形に孔2を取り囲んでいる領域で凹部3の上に載置されている。これらのラグ13’によっては回転防止はもたらされないけれども、軸線方向での孔2内のクランプスリーブ10の規定された位置が与えられている。
図2bには、図2aに記載の装置がセンサ20が挿入された状態で示されており、このセンサ20は、接続アダプタ30および接続ケーブル31を介して接触接続されている。
図2cには、クランプスリーブ10の択一的な実施形態が示されており、これはラグ13の個数および配置の点で異なっている。図2cには、ラグ13が配置された上縁部を上から見た図としてクランプスリーブ10が描かれている。この実施形態の場合、正確には直径上で対向していない2つのラグ13が形成されている。このクランプスリーブ10は、個々のラグ13のための凹部として2つの別個の湾入部を有する保持部材1において使用するために適している。この場合に両方のラグ13は、回転防止の役割も果たすし、保持部材1内のクランプスリーブ10の軸線方向位置を規定する役割も果たす。ラグ13のための個々の凹部の代わりに、ラグ13を取り囲む適当な突出部を保持部材1の上面に設けることもできる。
本出願の枠内で示されるすべてのクランプスリーブ10について共通している点は、これらのクランプスリーブが好ましくは弾性の金属薄板材料から、たとえばベリリウム銅から、特に好ましくは打ち抜き曲げ加工法で、形成されており、したがってこれらのクランプスリーブを僅かな作業ステップで一体的に製造可能である、という点である。
一方では上述の打ち抜き曲げ加工法で製造可能であるようにする目的で、他方では適切にクランプされて孔2に嵌め込まれるようにする目的で、これらのクランプスリーブは有利には、軸線方向のスリット12を備えた管状の基体11を有する。
クランプスリーブ10と第1の実施例のセンサ20との共働が、図3a~図3cにさらに詳しく描かれている。図3aには、まずは接続アダプタ30を備える第1の実施例のセンサ20が別個に等尺の図面で示されている。
センサ20は円筒状のセンサ基部21を有し、その外面に接続アダプタ30が差し込まれている。センサ基部21において接続アダプタ30とは反対側に、センサ先端部23へと至るロッド状のセンサヘッド22が形成されている。図示のセンサ20の場合、横断面はセンサヘッド22の全長にわたり一定不変の非円筒形状である。この横断面は実質的に、4つの側面24と、3つの丸み付けられた角部と、さらに1つの平坦化された(面取りされた)角部とを有する四角形に相応する。このような平坦化または面取りにより形成された軸線方向に延在する面を、以下では配向面25とも称する。
図3bには、クランプスリーブ10に嵌め込まれたセンサ20が、図3aと同様の手法で示されている。図3cには、クランプスリーブ10と嵌め込まれたセンサ20とから成る装置が、センサ20の測定先端部23を上から見た図として描かれている。
図3bおよび図3cには、これまでの図面においてクランプおよび位置決め部材14と総称されていた部材が、細分化されて描かれている。基体11の周囲に沿って、まずはペアとして対向するドーム状部材15とばね部材16とが配置されている。ドーム状部材15は剛性の部材であって、これらの部材に側面24が当接する。したがってこれらの部材は位置決め部材として機能する。ドーム状部材15は互いに90°回転させて配向されており、側面24のうち隣り合う2つを支持する。
それぞれ対向する側面24にばね部材16が当接しており、これらのばね部材16は相応にセンサヘッド22をドーム状部材15に対して押圧し、つまりは軸線方向では変位可能に固定している。よって、ばね部材16はクランプ部材として機能する。
2つのばね部材16の間の中央に、内側に向かって突出した配向部材17が配置されており、この配向部材17はセンサ20の配向面25を指向している。
ドーム状部材15もしくはばね部材16の構成のみに着目すると、それぞれ互いに90°回転させた4つの異なる配向でセンサ20を嵌め込むことができてしまう。しかしながら図3bおよび図3cに示されているように、配向部材17と配向面25とによって、1つの特定の配向だけでしかセンサ20をクランプスリーブ10内に挿入することはできない。図示の実施例の場合、配向部材17は正確にラグ13の下方に位置決めされている。有利にはこのようにして、クランプスリーブ10が既に保持部材1の孔2の中に嵌め込まれているときに、配向部材17の位置をラグ13の位置に基づき良好に識別することができる。センサ20を取り付けるときに、ラグ13に基づき配向面25を整列させることができる。
ドーム状部材15、ばね部材16および配向部材17は、好ましくはクランプスリーブ10の基体11から打ち抜き加工されており、もしくはエンボス加工されており、したがってクランプスリーブ10を一体的に製造することができる。
図4a~図4cには、第1の実施例の変形実施形態が、図3a~図3cと同様の手法で描かれている。これらの図面においても以降の図面でも、同じ参照符号はこれまで説明してきた図面におけるものと同じ部材または同じように作用する部材を表す。
基本的な構造について、図4a~図4cに示されている実施例は、図3a~図3cに示されたものと相違しない。1つの相違点として挙げられるのは、センサ20において非円筒対称つまりは非円形の横断面が、センサヘッド22の全長にわたって形成されているのではなく、センサ20の基部21に続く第1の区間26においてのみ形成されている、ということである。
測定先端部23に続くさらなる区間26’は、これに対し円筒対称(つまり円筒形状)に形成されている。その際に継続する円筒対称区間26’の直径が、以下のように選定されている。すなわち非円筒対称(非円筒形状)区間26の側面24が、さらに場合によっては配向面25も、継続する区間26’の周囲に対し周方向の接線に沿って延在するように、選定されている。したがってセンサモジュール20は嵌め込み時、継続する区間26’におけるドーム状部材15とばね部材16とによって、非円筒対称区間26の場合と同等に案内されて、力の作用による結合(つまり摩擦力)で保持される。よって、センサ20の半径方向の位置決めおよびクランプは、ドーム状部材15およびばね部材16が区間26に位置するのか継続する区間26’に位置するのかには左右されない。回転防止は、依然として配向部材17と配向面25との共働によって行われる。配向部材17がクランプスリーブ10の後部領域に形成されているので、図4に描かれているように、1つの典型的な挿入位置において回転防止がもたらされている。
図4dには、図4a~図4cに示した実施例の変形実施形態が、センサ20の測定先端部23の長手方向断面図として示されている。基本的に図4dによるセンサ20は、図4a~図4cによるセンサ20と同じ構造を有する。これまで述べてきた構造に加え、図4dのセンサの場合には、センサヘッド22を取り囲む被覆部29が設けられている。被覆部29は好ましくは薄い金属から、たとえば深絞り加工されたスリーブの形態で、成形されている。この場合、たとえば非磁性材料、特にアルミニウム、を用いることができる。図示された被覆部29は、センサヘッド22の外被面ならびに測定先端部23を取り囲んでいる。被覆部29は、センサヘッド22のための熱遮蔽としての役割を果たし、これによってセンサ20の温度耐性が高められるようになる。センサヘッド22の形状に基づいて、センサヘッド22の上にかぶせてすべての面に密に当接するスリーブを、被覆部29として用いることができる。
図5aおよび図5bには、前方に円筒対称区間26を備えたセンサ20と共に使用可能なクランプスリーブ10の変形実施形態が示されている。
図5aには、この変形実施形態におけるクランプスリーブ10が、図4bと同様の等尺の図面において、嵌め込まれたセンサ20と共に示されている。
クランプ10のこの実施形態の場合、折り曲げられた保持ラグ18が前縁部に配置されており、これらの保持ラグ18のところに封止部材19を固定することができる。封止部材19は好ましくは環状であり、たとえば矩形または円形の横断面を有することができる。
図5bには、保持部材1の横断面が示されており、この保持部材1に、図5aによるクランプスリーブ10とセンサ20とから成る装置が嵌め込まれている。この保持部材において、クランプスリーブ10が嵌め込まれる保持部材における孔2は、封止部材19が載置される段状部が生じるように、段付き孔として形成されている。下方の領域において孔2は比較的小さい直径部分を有し、この直径部分を通って、センサヘッドがその前方の円筒対称区間26′のところで突出する。図示の形態によれば、水、オイルおよび/または埃がクランプスリーブ10の領域に、ひいてはセンサ20の接続領域に、侵入するのを防止する目的で、センサ20を保持部材1に対しシールしている。
ここで述べておくと、保持部材1の図示の変形実施形態および封止部材19の適用を、後述する前方の円筒対称区間26’を有するセンサの実施例においても、使用することができる。保持ラグ18を備えたクランプスリーブ10の変形実施形態は、クランプスリーブ10を取り外すときに封止部材19がいっしょに引き抜かれるようにするために用いられる。基本的に封止部材19を、付加的な保持ラグ18がなくてもクランプスリーブ10において使用することができる。しかもここで述べておくと、本願において描かれているさらに別のクランプスリーブ10の場合にも、相応の保持ラグ18を形成することができる。
図6a~図6cにも、第1の実施例のクランプスリーブ10において受動的に動作するセンサ20’を使用することが、やはり図3a~図3cと同様の手法で示されている。
これらの図面には、本願による装置の利点が表されており、つまり配向を必要とせず配向面を備えていない受動型センサ20’に対する互換性が表されている。受動型センサ20’の場合、たとえば誘導作用で動作するセンサの場合、センサヘッド22’全体が円筒対称区間26’として形成されている。直径は、図4aによる能動型センサ20での円筒対称区間26’の直径に相応する。
配向部材17を有する同一のクランプスリーブ10において、配向に左右される能動型センサ20を使用することもできるし、受動型センサ20’を使用することもできる。これによって製造および保管にかかるコストが簡素化される。その理由は、様々なセンサタイプのために1つの種類のクランプスリーブ10だけを製造して保管しておけばよいからである。さらに、たとえば受動型センサを一例として特定の国々において車両を使用するために事後的に能動型センサに交換する、といったレトロフィットが可能となる。
図6dには図4dと同様に、図6a~図6cの受動型センサ20’の変形実施形態が示されており、この場合にもセンサヘッド22’を取り囲む被覆部29が設けられている。被覆部29の形態およびそれにより達成される利点に関しては、図4dの実施例に対する説明を参照されたい。
図7a~図7cには、クランプスリーブ10とセンサ20とから成る装置のさらなる実施例が、図3a~図3cと同様の手法で描かれている。基本構造については、第1の実施例に対する説明を参照されたい。
第1の実施例とは異なり、ここではセンサ20がセンサヘッド22の領域において、3つの側面24を含む横断面を有し、これら3つの側面24のうち2つの側面が互いに90°の角度を成しており、3番目の側面は最初に挙げた2つの側面に対し45°の角度を成している。残りのセグメントは、横断面において円弧状の輪郭を成している。
クランプスリーブ10内で、互いに90°の角度を成す両方の側面24にばね部材16が当接している。3番目の側面24は、ドーム状部材15および配向部材17としての役割を同時に果たす部材に当接している。したがってこの側面24は、センサ20の配向面25も成している。
図8a~図8cには、第2の実施例の変形実施形態が、図7a~図7cと同様の手法で示されており、これによればセンサ20は前方の領域において、センサヘッド22の円筒対称区間26’を有する。この場合も非円筒対称区間26の面もしくは配向面24、25は、円筒対称区間26’の周面の接線と一致している。したがってばね部材16およびドーム状部材15は、非円筒対称区間26にも円筒対称区間26’にも作用する。図5aおよび図5bに示したものと同等に、図8a~図8cに描かれているセンサも、封止部材19を用いてシール作用を伴って保持部材1内に嵌め込むことができる。
図8a~図8cには、第2の実施例のクランプスリーブ10を受動的に動作する図6aに示すセンサ20’についても使用することができることが示されている。このクランプスリーブ10によって、この点に関して第1の実施例のクランプスリーブ10と同じ利点がもたらされる。
図9a、図9b~図14a、図14bには、センサ20とクランプスリーブ10とから成る装置のさらなる実施例が描かれている。(a)が付記された図面にはそれぞれ、センサ20が個別に等尺の図面で描かれている。(b)が付記された図面にはそれぞれ、嵌め込まれたセンサ20と共にクランプスリーブ10の前端部を上から見た図が描かれている。
図9、図11、図13(それぞれa、b)には、3つの異なる実施例が描かれており、これらの実施例の場合、センサヘッド22の横断面が全長にわたり非円筒対称に形成されている。図10、図12、図14(それぞれa,b)には、関連する実施形態が示されており、これらの実施例の場合、センサヘッド22は、非円筒対称区間26と、前方の領域の円筒対称区間26’とを有する。
図9a、図9bおよび図10a、図10bの実施例の場合、センサヘッド22もしくは非円筒対称区間26の横断面は、配向面25を除いて円形である。センサ20を予め定められた配向でしかクランプスリーブ10内に嵌め込むことができないようにする目的で、配向面25は、クランプスリーブ10に嵌め込まれたときに相応に構成された配向部材17と共働する。クランプスリーブ10内でのセンサ20の保持は、ここでもペアとして対向するドーム状部材15とばね部材16とによって行われ、その際にこれらの部材は、これまで示してきた実施例の場合とは異なり、例外なくセンサヘッド22の湾曲区間に当接している。
図11a、図11bおよび図12a、図12bの実施例の場合、センサヘッド22もしくはその非円筒対称区間26は、丸みの付けられた三角形の横断面を有し、この横断面は、2つの側面24と、同時に配向面25としての役割を果たす1つのさらなる側面24とを有する。基本形状に関して、これらの図面に描かれている実施例は、図7a~図7cと類似している。
対応づけられたクランプスリーブ10内において、配向面25が配向部材17に当接しており、この配向部材17は同時にドーム状部材15の機能を担っている。両方の残りの側面24に対し、ばね部材16が押圧している。択一的な実施形態において同様に考えることができるのは、配向部材17が同時にドーム状部材15を成すのではなく、ばね部材16を成すことである。
図13a、図13bおよび図14a、図14bの実施例の場合、センサヘッド22もしくはその非円筒対称区間26は、どちらかといえば正方形の横断面を有し、この横断面は、対向して配置された2つのまっすぐな側面24を有する。図中、上方もしくは下方に描かれた面に、溝もしくはばねに似た配向輪郭部材27、28が形成されており、これらの部材は、相応に相補的に輪郭が形成されたクランプスリーブ10の配向部材17と共働する。図13bおよび図14bからわかるように、これらの配向部材17のうちの一方をドーム状部材15として、対向する部材をばね部材16として、形成することができる。たとえば、溝状の配向輪郭部材27に係合する配向部材17はドーム状部材15として、対向する部材はばね部材16として、形成されている。択一的な実施形態において、これを逆に置き換えることができる。
図15および図16には、クランプスリーブ10およびセンサ20のさらなる実施例が描かれており、これらの実施例の場合、クランプスリーブ10内でのセンサ20の配向は一義的ではなく、センサ20をその長手軸線を中心に180°回転させることにより生じる2つの可能な配向が可能となっている。
図15に描かれている実施例は、図3a~図3cに示した実施例の変形実施形態である。図16に示されている実施例は、図9a、図9bに示した実施例の対応する変形実施形態である。ここで挙げた変形実施形態が有用となるのはたとえば、センサ20が一方の位置または他方の位置での動作を可能にしている場合であり、この場合、センサ信号は両方の位置において等しいか、またはたとえばその極性だけが異なり、これは評価電子装置によって簡単に補正することができる。ユーザにとっては、適合した配向をいっそう簡単に見つけ出すことができ、このことによってシステムへのセンサ20の組み込みを簡単にすることができる、という利点がもたらされる。
1 保持部材
2 孔
3 凹部
4 ロータ
5 磁極歯
10 クランプスリーブ
11 基体
12 スリット
13、13’ ラグ
14 クランプおよび位置決め部材
15 ドーム状部材
16 ばね部材
17 配向部材
18 保持ラグ
19 封止部材
20、20’ 回転パルス発生器(センサ)
21、21’ センサ基部
22、22’ センサヘッド
23 測定先端部
24 配向面
24 側面
25 配向面
26 非円筒対称区間
26’ 円筒対称区間
27、28 配向輪郭部材
29 被覆部
30 接続アダプタ
31 接続ケーブル

Claims (14)

  1. ロータ(4)の回転数を検出するための、ロッド状の回転パルス発生器(20)と保持部材(1)の孔(2)内のクランプスリーブ(10)とから成る装置であって、前記回転パルス発生器(20)は、接続端子が配置されたセンサ基部(21)と、該センサ基部(21)に続くセンサヘッド(22)とを有し、前記クランプスリーブ(10)は、回転不動に前記孔(2)内に位置決めされており、前記回転パルス発生器(20)は前記センサヘッド(22)を介して、軸線方向で変位可能に前記クランプスリーブ(10)内に、力の作用による結合で保持されている装置において、
    前記センサヘッド(22)は、前記センサ基部(21)に続く非円筒対称の横断面を有する第1の区間(26)と、前記第1の区間(26)に続く円筒対称の横断面を有する第2の区間(26’)とを有し、前記第1の区間(26)は、平坦化または面取りにより形成された軸線方向に延在する配向面(25)を有し、前記クランプスリーブ(10)は、内側に向いた少なくとも1つの配向部材(17)を有し、該配向部材(17)と前記配向面(25)との共働によって前記センサヘッド(22)は、回転不動に前記クランプスリーブ(10)内に配置されていることを特徴とする装置。
  2. 前記クランプスリーブ(10)は、前記センサヘッド(22)を軸線方向で変位可能に保持するために、内側に向いた少なくとも1つのクランプおよび位置決め部材(14)を有する、
    請求項1記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのクランプおよび位置決め部材(14)は、剛性にまたは可撓性に形成可能である、
    請求項2記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのクランプおよび位置決め部材(14)は、少なくとも1つの剛性のドーム状部材(15)と、該ドーム状部材(15)に対向するばね部材(16)とを含む、
    請求項3記載の装置。
  5. 前記クランプスリーブ(10)は、それぞれ1つのばね部材(16)が対向して配置されている少なくとも2つの剛性のドーム状部材(15)を有する、
    請求項4記載の装置。
  6. 前記2つのドーム状部材(15)は、該ドーム状部材(15)の周方向位置に関して、前記クランプスリーブ(10)内に互いに90°回転させて配置されている、
    請求項5記載の装置。
  7. 前記配向部材(17)および/または前記少なくとも1つのクランプおよび位置決め部材(14)は、前記クランプスリーブ(10)の基体(11)から打ち抜き加工もしくはエンボス加工されている、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 前記クランプスリーブ(10)は、該クランプスリーブ(10)を回転不動に前記孔(2)内に位置決めする少なくとも1つの部材を有する、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 前記部材は、外側に向かって突出したラグ(13、13’)である、
    請求項8記載の装置。
  10. 前記ラグ(13、13’)はさらに、前記クランプスリーブ(10)を軸線方向で前記孔内に位置決めする、
    請求項9記載の装置。
  11. 前記センサヘッド(22)の形状に基づいて、前記クランプスリーブ(10)内における前記センサヘッド(22)の厳密に1つの可能な回転位置が規定される、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 前記センサヘッド(22)の形状に基づいて、前記クランプスリーブ(10)内における前記センサヘッド(22)の2つ以上の可能な回転位置が規定される、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  13. 前記回転パルス発生器(20)はホールセンサを含む、
    請求項1から12までのいずれか1項記載の装置。
  14. 前記センサヘッド(22)は、少なくとも一部の区間で被覆部(29)により取り囲まれている、
    請求項1から13までのいずれか1項記載の装置。
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