JP7311262B2 - 可視光通信システム - Google Patents
可視光通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7311262B2 JP7311262B2 JP2018212979A JP2018212979A JP7311262B2 JP 7311262 B2 JP7311262 B2 JP 7311262B2 JP 2018212979 A JP2018212979 A JP 2018212979A JP 2018212979 A JP2018212979 A JP 2018212979A JP 7311262 B2 JP7311262 B2 JP 7311262B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication system
- visible light
- lens
- light
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
そこで、本発明は、光学系を2系統使用せず低コストで同等の性能を実現可能とする可視光通信システムを提供することを目的とする。
本構成により、送信用レンズが不要になり装置の小型化・低廉化が期待できる。特に大口径レンズを用いた長距離通信システムに用いる場合、光学系の削減はコストメリットが非常に高い。
本発明の請求項2に係る可視光通信システムは、前記発光素子は前記レンズの焦点位置方向に傾けて実装されることを特徴とする、請求項1に記載の可視光通信システムである。
本構成により、発光素子による光がより効率的に送信される。
本発明の請求項3に係る可視光通信システムは、前記送信基板開口部は前記送信基板に設けられた穴であることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の可視光通信システムである。
本発明の請求項4に係る可視光通信システムは、前記送信基板は複数の送信基板副部を有し、複数の前記送信基板副部の間に前記送信基板開口部が形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の可視光通信システムである。
本構成により、送信基板に穴を設けることなく、複数の送信基板副部を実装するだけで、送信基板開口部を形成することができる。
本発明の請求項5に係る可視光通信システムは、前記発光素子が前記レンズの焦点位置に実装され、前記受光素子が前記レンズの焦点位置の周囲に実装されることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の可視光通信システムである。
本構成により、高価な発光素子を用いる場合に、単一の発光素子で可視光通信システムを形成することができ、コストを抑えることができる。
本発明の請求項6に係る可視光通信システムは、移動体に搭載するための移動体接続端子および可視光システム固定部を有することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の可視光通信システムである。
本発明の請求項7に係る可視光通信システムは、請求項1ないし6のいずれかに記載の可視光通信システムを備えた移動体。
本構成により、小型化された可視光通信システムで軽量化が図られるため、移動体において有利である。
可視光通信システム100は、レンズ200、発光素子300を有する送信基板400、および、受光素子500を有する受信基板600を備え、外部の通信対象と通信を行う。
送信基板400は送信基板開口部410を有し、発光素子300はレンズ200の焦点位置の周囲に実装される。
また、図2に記載のように、受信基板600と送信基板400との間に、放熱板420を有する構成とすることもできる。これにより、受光素子500や発光素子300に対して効率的に放熱を行うことができる。
本実施例においては、発光素子300はレンズ200の焦点位置方向に傾けて実装されている。この構成により、発光素子300による光が、レンズ200を通してより効率的に送信される。本実施例では、開口傾斜部411に配置された発光素子300が、受光素子500に近いため、受光素子の周囲に受光素子用遮蔽板610を設けているが、発光素子300と受光素子500の位置関係によっては、受光素子用遮蔽板610を用いない構成とすることもできる。
本実施例においては、送信基板400における開口部410において、レンズ200の焦点位置方向へ傾斜した開口傾斜部411を有する。これに代えて、送信基板400は開口傾斜部を有さない構成とし、発光素子300の台座を傾斜させる構成としてもよい。
本実施例において、送信基板開口部410は送信基板400に設けられた円形の穴であり、レンズ200の焦点位置の周囲に、複数の発光素子300が円の周囲に等間隔に配置されている。
発光素子300は、図4では4つであるが、図5では3つであり、それ以外の複数の発光素子300でも、単一の発光素子300でもよい。回路の設計上、等間隔に配置しないものとしてもよく、この場合、発光素子300の強度を均一にする代わりに、発光素子300の光の送信方向や配置場所に応じて、発光素子300の強度を個々に設定してもよい。
本実施例において、送信基板開口部410は送信基板400に設けられた正方形の穴であり、レンズ200の焦点位置の周囲に、4つの発光素子300が等間隔に配置されている。
送信基板開口部410の形状は、円形や正方形以外に、楕円形、長方形や多角形など、回路の設計などに応じて選択することができる。
また、送信基板開口部410は穴である必要はない。つまり、例えば図7に示すように、送信基板400はコの字状であり、その中央に開口を有するものとしてもよい。
本実施例において、送信基板400は2つの送信基板副部401、402から構成され、複数の送信基板副部(401、402)の間に送信基板開口部410が形成されている。個々の送信基板副部(401、402)は、それぞれ2つの発光素子300を有する。
本構成により、送信基板400に穴を設けることなく、複数の送信基板副部401、402を実装するだけで、送信基板開口部410を形成することができる。
本実施例において、送信基板400は4つの送信基板副部(403、404、405、406)から構成され、複数の送信基板副部(403、404、405、406)の間に送信基板開口部410が形成されている。そして、個々の送信基板副部(403、404、405、406)は、それぞれ1つの発光素子300を有している。
送信基板副部(403、404、405、406)には、例えば、既成の、発光素子300を有する発光ユニットを用いることができる。この場合、送信基板400に穴を設けることなく、また、別途、複数の送信基板副部を製造する必要なく、複数の発光ユニットを実装するだけで、送信基板開口部(403、404、405、406)を形成することができる。
本実施例においては、発光素子300がレンズ200の焦点位置に実装され、受光素子500がレンズ200の焦点位置の周囲に実装されている。この場合、図1に示される例における受信基板600、送信基板400、送信基板開口部410を、それぞれ、送信基板、受信基板、送信基板開口部として形成することもできる。
本構成により、高価な発光素子300を用いる場合に、単一の発光素子300で可視光通信システム固定部100を形成することができ、コストを抑えることができる。
別の実施例として、送信性能、つまり、発光性能が重視される場合には、発光素子300を中心に配置する構成を採用し、受信性能、つまり、受光性能が重視される場合には、受光素子500を中心に配置する構成を採用することができる。
一般に、監視カメラ711からモニタシステム710へ送信されるデータ量は、モニタシステム710から監視カメラ711へ送信されるデータ量より多く、有線回線などであれば太い回線が必要であり、無線回線などであれば広い帯域が必要である。
本実施例においても、矢印Mで示される、監視カメラ711からモニタシステム710へ送信されるデータ量は、矢印Sで示される、モニタシステム710から監視カメラ711へ送信されるデータ量より多く、例えば10倍から1000倍、またはそれ以上である。
監視カメラ711からは主にデータの送信が行われるため、発光素子300を中心に配置する構成を採用している。他方、モニタシステム710では主にデータの受信が行われるため、受光素子500を中心に配置する構成を採用している。
本実施例において、可視光通信システム100は、移動体に搭載するための移動体接続端子101および可視光システム通信固定部(102、103)を有し、移動体接続端子101は移動体720に接続され、可視光通信システム100は可視光システム固定部(102、103)により移動体720に固定されている。
本実施例においては、可視光通信システム100が小型化され軽量化が図られているため、車両自体も軽量化できる。
例えば、霧など光通信が困難となる状況に備えて、電波通信システムを別途設け、可視光通信システムと電波通信システムを併用する構成とすることもできる。
101 可視光通信システム固定部
102 可視光通信システム固定部
103 可視光通信システム固定部
110 送信主型可視光通信システム
120 受信主型可視光通信システム
200 レンズ
300 発光素子
400 送信基板
401 送信基板副部
402 送信基板副部
403 送信基板副部
404 送信基板副部
405 送信基板副部
406 送信基板副部
410 送信基板開口部
411 開口傾斜部
420 放熱板
500 受光素子
600 受信基板
610 受信基板開口部
620 受光素子用遮蔽板
710 モニタシステム
711 監視カメラ
712 モニタ
720 移動体
Claims (7)
- レンズ、発光素子を有する送信基板、および、受光素子を有する受信基板を備え、外部の通信対象と通信を行う可視光通信システムであって、
前記受光素子は前記レンズの焦点位置に実装され、
前記送信基板は、
前記受信基板と前記レンズの間に配置され、
送信基板開口部を有し、
前記発光素子は前記レンズの焦点位置の周囲に実装され、
前記受光素子は前記レンズを通る光を、前記送信基板開口部を通して受光し、
前記送信基板は、前記発光素子による光を、前記レンズを通して送信することを特徴とする、可視光通信システム。 - 前記発光素子は前記レンズの焦点位置方向に傾けて実装されることを特徴とする、請求項1に記載の可視光通信システム。
- 前記送信基板開口部は前記送信基板に設けられた穴であることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の可視光通信システム。
- 前記送信基板は複数の送信基板副部を有し、複数の前記送信基板副部の間に前記送信基板開口部が形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の可視光通信システム。
- レンズ、発光素子を有する送信基板、および、受光素子を有する受信基板を備え、外部の通信対象と通信を行う可視光通信システムであって、
前記発光素子が前記レンズの焦点位置に実装され、
前記受信基板は、
前記送信基板と前記レンズの間に配置され、
受信基板開口部を有し、
前記受光素子が前記レンズの焦点位置の周囲に実装され
前記発光素子は前記レンズを通る光を、前記受信基板開口部を通して送信し、
前記受信基板は、前記レンズを通る光を前記受光素子により受信することを特徴とする、可視光通信システム。 - 移動体に搭載するための移動体接続端子および可視光システム固定部を有することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の可視光通信システム。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載の可視光通信システムを備えた移動体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018212979A JP7311262B2 (ja) | 2018-11-13 | 2018-11-13 | 可視光通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018212979A JP7311262B2 (ja) | 2018-11-13 | 2018-11-13 | 可視光通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020080373A JP2020080373A (ja) | 2020-05-28 |
JP7311262B2 true JP7311262B2 (ja) | 2023-07-19 |
Family
ID=70802499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018212979A Active JP7311262B2 (ja) | 2018-11-13 | 2018-11-13 | 可視光通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7311262B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000076590A (ja) | 1999-08-20 | 2000-03-14 | Hitachi Ltd | ビ―コン端末装置 |
US20040234268A1 (en) | 2003-05-22 | 2004-11-25 | Disney Enterprises, Inc | System and method of optical data communication with multiple simultaneous emitters and receivers |
JP2006067500A (ja) | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Kochi Univ Of Technology | 光無線通信システム、光無線通信方法、光無線基地局及び光送受信端末 |
JP2007533239A (ja) | 2004-04-13 | 2007-11-15 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 光ネットワークにおける受信に関する改善装置 |
JP2009231804A (ja) | 2008-02-29 | 2009-10-08 | Kyocera Corp | 受発光一体型素子アレイおよびセンサ装置 |
JP2011009802A (ja) | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Outstanding Technology:Kk | 光無線通信装置、光無線通信方法、およびプログラム |
JP2014525717A (ja) | 2011-08-26 | 2014-09-29 | ジョセフ,ジョン,アール. | 高速自由空間光通信 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07240712A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-12 | Victor Co Of Japan Ltd | 光無線システム |
JPH08139677A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-31 | Victor Co Of Japan Ltd | 光無線送受信装置 |
JPH10135915A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-05-22 | Ricoh Co Ltd | 光情報通信システム |
-
2018
- 2018-11-13 JP JP2018212979A patent/JP7311262B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000076590A (ja) | 1999-08-20 | 2000-03-14 | Hitachi Ltd | ビ―コン端末装置 |
US20040234268A1 (en) | 2003-05-22 | 2004-11-25 | Disney Enterprises, Inc | System and method of optical data communication with multiple simultaneous emitters and receivers |
JP2007533239A (ja) | 2004-04-13 | 2007-11-15 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 光ネットワークにおける受信に関する改善装置 |
JP2006067500A (ja) | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Kochi Univ Of Technology | 光無線通信システム、光無線通信方法、光無線基地局及び光送受信端末 |
JP2009231804A (ja) | 2008-02-29 | 2009-10-08 | Kyocera Corp | 受発光一体型素子アレイおよびセンサ装置 |
JP2011009802A (ja) | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Outstanding Technology:Kk | 光無線通信装置、光無線通信方法、およびプログラム |
JP2014525717A (ja) | 2011-08-26 | 2014-09-29 | ジョセフ,ジョン,アール. | 高速自由空間光通信 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020080373A (ja) | 2020-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Yun et al. | Spot-diffusing and fly-eye receivers for indoor infrared wireless communications | |
JP6923596B2 (ja) | 高速自由空間光通信 | |
US8961042B2 (en) | Optical coupling device | |
US9048609B2 (en) | Laser emitter module and laser detecting system to which the laser emitter module is applied | |
KR20130085303A (ko) | 레이더 장치 및 안테나 장치 | |
JP2011130269A (ja) | 光モジュール | |
GB2499789A (en) | An optical freespace communication system which selects emitters from an array to provide beam steering | |
JP2023500746A (ja) | レーザートランシーバーモジュールおよびその光学調整方法、レーザーレーダーおよび自動運転装置 | |
NL8202008A (nl) | Optische koppelinrichting. | |
JP2002164852A5 (ja) | ||
WO2021057809A1 (zh) | 激光雷达及其控制方法和具有激光雷达的设备 | |
KR20180080383A (ko) | 곡면 거울을 갖는 회전형 스캐닝 라이다 | |
JP7311262B2 (ja) | 可視光通信システム | |
US20190394367A1 (en) | Imaging device | |
KR20190025115A (ko) | 회전형 스캐닝 라이다 | |
US11394460B2 (en) | Optical transmission/reception unit and apparatus for signal transfer | |
US10095086B2 (en) | Camera module | |
JP4235830B2 (ja) | 多機能照明装置 | |
CN218327902U (zh) | 投影系统 | |
CN112986954A (zh) | 激光雷达的发射单元、接收单元以及激光雷达 | |
EP1416307A1 (en) | Bidirectional telescope | |
JP3694155B2 (ja) | 光送受信装置 | |
CN210775833U (zh) | 共用光路的主动光学系统、激光雷达、智能车或无人机 | |
JP2020005246A (ja) | 撮像装置 | |
CN117008084B (zh) | 一种光机系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230403 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230602 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230706 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7311262 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |