JP7311255B2 - Ledモジュールユニットを備えた照明装置 - Google Patents

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本発明は、LEDモジュールユニットを備えた照明装置に関する。
看板、標識、交通案内板等に使用される面発光型の照明装置としては、表示板の裏面側に光源を複数配置した直下方式の照明装置と、表示板の裏面側に導光板を配置し、この導光板の側面に光源を配置したエッジライト方式の照明装置等が知られている。
例えば特開2017-84727号公報の図1には、2次元的に配置された複数のLEDを備えるLEDモジュールと、このLEDモジュールに対向する拡散板とを備えた直下方式の面発光型照明装置が開示されている。
特開2017-84727号公報
これらの面発光型の照明装置は、建築物の壁面、床、天井等に設置することで、その建築物の意匠効果を高めることが可能である。近年、建築物の意匠効果をより高めるべく、これらの面発光型の照明装置における発光面の大型化が要求されている。
エッジライト方式の面発光装置では、光源が導光板の端部に設置されているため、光源が設置された端部からの距離に応じて導光板の輝度は低くなる。そのため、導光板の反射ドットや加工溝の密度を距離に応じて変更することで、輝度の均一性を得なければならない。しかしながら、近年要求されている発光面の大型化を実現した場合、輝度の均一性を十分に確保することが難しい。また、導光板に一般的に使用される薄いアクリル樹脂板は、熱膨張率が大きいため、導光板を大きくすると、気温変動や光源が発生する熱による伸縮によって、導光板が変形してしまうことがある。また、導光板は厚みが3~8mmと薄いため、大型化すると自立できなくなり、補強材を必要とする問題もある。そのため、エッジライト方式の照明装置では、十分な発光面の大型化を実現できていない。
一方、例えば光源に蛍光灯を使用した従来の直下方式の照明装置では、照明装置の厚みが薄くなると、蛍光灯が表示板から透けて見えるシースルー現象や、輝度のムラが発生しやすい。特に、駅等の壁面に設置される電車等の路線図の案内板では、設置のための十分な奥行きを確保できない場合が多いため、表示板に輝度のムラが発生しやすく、美観が損なわれてしまう問題がある。なお、照明装置の厚みは、蛍光灯を取り付けるソケットの厚み以上が必要になる。
本発明は、上記の課題を解決すべくなされたものであり、照明装置の厚みを薄くしても、輝度の均一性を十分に確保しつつ、大型化が可能な照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の照明装置は、2次元的に配置された複数のLEDモジュールを有するLEDモジュールユニットと、前記LEDモジュールユニットに対向する光拡散部材とを備え、前記LEDモジュールは、複数のLEDが2次元的に配置されている照明装置であって、前記LEDモジュールを支持する支持体をさらに備え、前記LEDモジュールは、前記LEDモジュールの裏面に設けられた支持用部材と前記支持体との係合により、前記支持体に着脱可能に支持され、前記支持体は、平面板状の本体部と、本体部から突出する板状突出部とを有し、前記支持体は、照明装置の横方向の全体に亘る寸法を有しており、前記板状突出部は前記本体部の横方向の全体に亘って形成されており、前記支持用部材は、平面板状の本体部と、本体部から突出する板状突出部とを有し、前記支持用部材の板状突出部は、前記支持用部材の本体部と前記支持用部材の板状突出部との間に前記支持体の板状突出部の一部を挿入可能、かつ、前記支持用部材の板状突出部の一部を前記支持体の本体部と前記支持体の板状突出部との間に挿入可能に構成されている。
本発明の照明装置においては、前記光拡散部材は、LEDモジュールユニットに対して片開き式に設けられていることが好ましい。
本発明の照明装置においては、前記支持体を固定する胴縁をさらに備え、前記胴縁は前記照明装置の設置状態における上下方向の全体に亘って延在していることが好ましい。
本発明の照明装置においては、隣接する前記支持体間に、前記胴縁に沿ってスペーサが設けられていることが好ましい。
本発明の照明装置においては、開閉動作可能な複数の前記光拡散部材を備え、前記複数の光拡散部材は、閉止状態において互いに間隔を空けて設けられており、前記複数の光拡散部材の間に、光拡散部材の長手方向に沿って樹脂チューブが設けられていることが好ましい。
本発明の照明装置においては、前記LEDモジュールの基板には、光拡散部材の押し込みを防止する押止部材が表面に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、照明装置の厚みを薄くしても、輝度の均一性を十分に確保しつつ、大型化が可能な照明装置を提供することができる。
一実施形態にかかる照明装置を光拡散部材側から見た正面図 2次元的に配置された複数のLEDモジュールの正面図 LEDモジュールの拡大正面図 2次元的に配置された複数のLEDモジュールの取付状態を示す正面図 LEDモジュールの取付状態を示す側面図 LEDモジュールを支持する支持体の側面図 LEDモジュールの裏面に設けられた支持用部材の拡大図 LEDモジュールの取付状態の詳細を説明するための拡大側面図 光拡散部材の上側の取付構造を示す拡大図 光拡散部材の下側の取付構造を示す拡大図 光拡散部材の開閉動作を示す模式図 図11の円で囲まれた部分の拡大図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に例示説明する。なお、本明細書においては、共通する構成には、共通する用語を用いると共に、各図において略同一に図示して詳細な説明は省略し、必要に応じて同一の符号で示すこととする。
本発明の照明装置は、2次元的に配置された複数のLEDモジュールを有するLEDモジュールユニットと、LEDモジュールユニットに対向する光拡散部材とを備え、LEDモジュールは、複数のLEDが2次元的に配置されているものである。
図1及び図2には、建築物の壁面に実装して光壁とする場合における本発明の照明装置の一実施形態が示されている。図1及び図2に示す本実施形態の照明装置1は、縦方向に7列・横方向に3列に互いに隣接して配置された21枚のLEDモジュール2を有するLEDモジュールユニット3を、隣接して2つ備えており、各LEDモジュールユニット3と対向するように、2つのガラス板4が設けられている。
本実施形態のLEDモジュール2では、約300mm×300mmの略矩形状の基板21の表面21a上に、複数のLED22が互いに均等な間隔となるように、縦方向に11列・横方向に11列の格子状に配置されている。各LEDモジュール2は、電気ケーブル等の公知の給電構造により電気が供給される。
図3に示すように、本実施形態のLEDモジュール2の基板21には、表面21aの矩形の対角線に沿った位置に、裏面21bに貫通する貫通孔23が複数設けられている。本実施形態では貫通孔23は、略円柱形状を有している。
また、本実施形態のLEDモジュール2の基板21には、一対の対向する辺に、それぞれ矩形状の切り欠き部24が配線用に設けられている。
さらに、本実施形態のLEDモジュール2の基板21には、一対の切り欠き部24の近傍に、矩形状のコネクタ25がそれぞれ設けられている。
特に本実施形態のLEDモジュール2の基板21には、ガラス板4の押し込みを防止する押止部材26が表面21aに設けられている。本実施形態では、押止部材26は、アクリル樹脂により透明な略円柱形状に形成されており、表面21aに設けられている。
特に本実施形態においては、隣接するLEDモジュール2間のLED同士の間隔が、1つのLEDモジュール2におけるLED同士の間隔とほぼ同一の間隔になるように、LEDモジュール2及びLED22を配置している。
図4及び図5に示すように、本実施形態の照明装置1は、LEDモジュール2を支持する支持体5をさらに備えている。そしてLEDモジュール2は、LEDモジュール2の裏面21bに設けられた支持用部材6と支持体5との係合により、支持体5に着脱可能に支持されている。なお、図4においては、理解を容易にするために、横方向に2列のLEDモジュール2の一部のみが接続前の状態で図示されていると共に、支持体5が実線で図示されている。また、LEDモジュール2間の寸法が誇張して示されており、後述する支持用部材6の本体部61は図示されていない。
図6に示すように本実施形態の支持体5は、平面板状の本体部51と、本体部51から突出する板状突出部52とを有している。支持体5は、例えばアルミニウムの押し出し形材とすることができる。本体部51は、図6に示す側面視における縦方向(本実施形態における照明装置1の設置状態における上下方向)の両端が、それぞれクランク状に形成されている。また本実施形態では図6に示す側面視において、本体部51の一方の面51a側に2つの板状突出部52が間隔を空けて設けられている。板状突出部52は、断面が略L字型となる形状を有している。特に本実施形態の支持体5は、図2に示す正面視において、LEDモジュールユニット3を構成する横方向3列のLEDモジュール2の全体から胴縁7に亘る寸法を有しており、板状突出部52は本体部51の横方向(長手方向)の全体に亘って形成されている。そのため本実施形態では、各支持体5は、横方向に並ぶ3枚のLEDモジュール2を支持している。
支持体5の長手方向の両端領域及び中央領域には、それぞれ2つの貫通孔53が、板状突出部52の近傍に形成されている。支持体5は、この貫通孔53と、胴縁7にそれぞれ形成された貫通孔を介して、互いに平行となるように、胴縁7にそれぞれビス止め固定されている。胴縁7は、照明装置1の設置状態における上下方向の略全体に亘って延在している。胴縁7は、本実施形態では長手方向の断面が矩形状のアルミニウムの押し出し形材となっており、金属製であることが好ましい。この胴縁7は、照明装置1が壁面(躯体)に設置される場合には壁面に固定されて筐体の一部として機能するものである。またこの場合、胴縁7が、壁面の不陸によって発生する照明装置1の設置作業(支持体5の固定、後述する支持用部材6の係合等)精度の低下を防止することができる。なお照明装置1が看板として採用される場合には、胴縁7は筐体に固定されて筐体の一部として機能するものである。
本実施形態では、隣接する支持体5間に、胴縁7に沿ってアルミ板からなるスペーサ8が設けられている。スペーサ8は、隣接する支持体5の本体部51のクランク状に形成された部分により挟持されている。なお、スペーサ8は、支持体5間の高さ方向の位置出しをするものである。例えば、最下部の支持体5を胴縁7に固定した後、支持体5のクランク部にスペーサ8を設置し、その上部を別の支持体5で挟持することにより、別の支持体5を所定の高さ位置に固定することができる。
図7に示すように本実施形態の支持用部材6は、平面板状の本体部61と、本体部61から突出する板状突出部62とを有している。支持用部材6は、例えばアルミニウムの押し出し形材とすることができる。本実施形態では図7に示す側面視において、本体部61の一方の面61a側に2つの板状突出部62が間隔を空けて設けられている。板状突出部62の間隔は、支持体5の板状突出部52の間隔と実質的に同じである。板状突出部62は、断面が略L字型となる形状を有している。具体的には、板状突出部62は、本体部61と板状突出部62との間に支持体5の板状突出部52の一部を挿入可能であり、かつ、板状突出部62の一部を支持体5の本体部51と板状突出部52との間に挿入可能に構成されている。
本実施形態の支持用部材6は、図2に示す正面視において、LEDモジュールユニット3を構成する横方向3列のLEDモジュール2の横方向のほぼ全体に亘って設けられているが、各LEDモジュール2の横方向のほぼ全体に亘って設けられていてもよい。支持用部材6には、図2に示す正面視における横方向に2つの貫通孔63が、上下方向の上側に形成された板状突出部62の近傍に形成されている。支持用部材6は、この貫通孔63と、LEDモジュール2の基板21に形成された貫通孔23を介して、LEDモジュール2にビス止め固定されている。
本実施形態では、図8に示すように、支持用部材6の本体部61と板状突出部62との間への支持体5の板状突出部52の一部の挿入と、支持体5の本体部51と板状突出部52との間への板状突出部62の一部の挿入とにより、LEDモジュール2が支持体5に引っかかるように支持されている。このように、LEDモジュール2は、LEDモジュール2の裏面21bに設けられた支持用部材6と支持体5との係合により、支持体5に着脱可能に支持されている。
ガラス板4は、本実施形態では中間膜を乳白色とした合わせガラスであり、本発明における光拡散部材として機能するものである。本発明においては、LEDモジュールユニットのLEDが配置された面と、光拡散部材のLEDモジュールユニットと対向する面及び/又は光拡散部材のLEDモジュールユニットと対向する面と反対側の面とが、平行であることが好ましい。
本実施形態の照明装置1は、図9~11に示すように、LED22が発する光の放射方向側に配置された枠体9をさらに備えており、ガラス板4は枠体9に設けられている。枠体9は、照明装置1が壁面に設置される場合には壁面に固定されて筐体の一部として機能するものである。なお照明装置1が看板として採用される場合には、枠体9は筐体の一部であるか、筐体に固定されて筐体の一部として機能するものである。
本実施形態では、ガラス板4の上端及び下端の全体に亘って金属製のガラス受け10がそれぞれ設けられており、ガラス受け10の横方向の一端側には、回転軸AXを有する回転軸ユニット11がそれぞれ設けられている。回転軸ユニット11の回転軸AXは、枠体9に軸支されている。そのため、本実施形態における光拡散部材としてのガラス板4は、図11に示すようにLEDモジュールユニット3に対して片開き式に設けられている。なお、本実施形態では、開閉動作の際に、隣接するガラス板4同士が接触することのないよう、ガラス板4は、閉止状態において互いに間隔を空けて設けられている。本実施形態では、図12に示すように、ガラス板4の閉止状態において、ガラス板4の間に、ガラス板の長手方向に沿って樹脂チューブ12が設けられている。
本実施形態では、ガラス板4の開閉動作を容易にするために、ガラス板4の下端に設けられたガラス受け10の他端側にボールローラ13が設けられている。また、ガラス板4の下端に設けられたガラス受け10の他端側には、ガラス板4の閉止状態を維持するためのピンPを備えた閉止手段14が設けられている。
上記実施形態の照明装置では、複数のLED22が2次元的に配置されたLEDモジュール2を、2次元的に配置してLEDモジュールユニット3とし、このLEDモジュールユニット3に光拡散部材としてのガラス板4とを対向させている。このような照明装置では、光拡散部材としてのガラス板4は、LED22と対向する割合が、全体に亘って略均一となる。言い換えると、光拡散部材としてのガラス板4の全体に亘って、光源が略均一に対向する。そのため、LED22と光拡散部材としてのガラス板4との距離を縮めても、輝度の均一性を十分に確保される。そのため、本実施形態の照明装置では、照明装置1の厚みを薄くしても、輝度の均一性を十分に確保しつつ、大型化が可能である。
また上記実施形態の照明装置では、LEDモジュール2は、LEDモジュール2の裏面21bに設けられた支持用部材6と支持体5との係合により、支持体5に着脱可能に支持されている。そのため、LEDモジュール2をブラケット等で支持する場合や、蛍光灯をソケットに取り付けた場合と比べ、照明装置1の厚みを薄くすることができる。また、LEDモジュール2の交換が必要になった場合でも、特別な工具等を使用することなく、支持用部材6と支持体5との係合を解除するだけで、簡単にLEDモジュール2の交換を簡単に行うことができる。
特に上記実施形態の照明装置では、光拡散部材としてのガラス板4は、LEDモジュールユニット3に対して片開き式に設けられている。そのため、LEDモジュール2の交換が必要になった場合でも、光拡散部材としてのガラス板4の全体を外す必要はなく、交換が必要なLEDモジュール2の支持用部材6と支持体5との係合の解除が可能な範囲で、光拡散部材としてのガラス板4を開くだけでLEDモジュール2の交換を行うことができるため、LEDモジュール2の交換のために広い空間を必要としない。
特に上記実施形態では、支持体5の板状突出部52の上方において、板状突出部52及び板状突出部62を、それぞれ本体部51及び本体部61に当接させて、LEDモジュール2を下方にスライドさせるだけで、LEDモジュール2を、支持体4に簡単に支持させることができる。同様に、支持体5に支持されたLEDモジュール2は、LEDモジュール2を上方にスライドさせるだけで、支持体5による支持を簡単に解除することができる。
また上記実施形態では、支持体5は、照明装置1の横方向のほぼ全体に亘る寸法を有しており、板状突出部52は本体部51の横方向(長手方向)の全体に亘って形成されているため、LEDモジュール2を、支持体5上で照明装置1の横方向にスライドさせることが可能である。
上記実施形態の照明装置では、光拡散部材としてのガラス板4は、LEDモジュールユニット3に対して片開き式に設けられている。そのため、LEDモジュール2の交換が必要になった場合でも、光拡散部材としてのガラス板4の全体を外す必要はなく、交換が必要なLEDモジュール2の支持用部材6と支持体5との係合の解除が可能な範囲で、光拡散部材としてのガラス板4を開くだけでLEDモジュール2の交換を行うことができるため、LEDモジュール2の交換のために広い空間を必要としない。
上記実施形態の照明装置では、LEDモジュール2の基板21に、ガラス板4の押し込みを防止する押止部材26が表面21aに設けられている。そのため、閉止状態のガラス板4が付勢された場合でも、ガラス板4がLED22に接触することが防止できるので、ガラス板4との接触によるLED22の破損を抑制することができる。
上記実施形態の照明装置では、ガラス板4の閉止状態において、ガラス板4の間に、ガラス板の長手方向に沿って樹脂チューブ12を設けている。そのため、隣接するガラス板4の間から、LEDの光がガラス板4を介さずに直接放射されることがなく、輝度の均一性が損なわれることを防止できる。
上記実施形態においては、建築物の壁面に実装して光壁とする態様について説明したが、本発明の照明装置は、建築物の天井又は床に実装することもでき、或いは看板用の照明装置とすることもできる。
上記実施形態においては、光拡散部材がガラス板の場合について説明したが、光拡散部材は、紙、布、樹脂等の透光性または半透光性を有する任意の材質により構成できるものである。
本発明は、本発明の照明装置を備える壁面及び建築物として把握することができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において、通常の知識を有する者により可能である。
本発明によれば、輝度の均一性を十分に確保しつつ、大型化が可能な照明装置を提供することができる。
1:照明装置
2:LEDモジュール
21:基板 21a:表面 21b:裏面 22:LED 23:貫通孔 24:切り欠き部 25:コネクタ 26:押止部材
3:LEDモジュールユニット
4:ガラス板
5:支持体
51:本体部 51a一方の面 52:板状突出部 53:貫通孔
6:支持用部材
61:本体部 61a一方の面 62:板状突出部 63:貫通孔
7:胴縁
8:スペーサ
9:枠体
10:ガラス受け
11:回転軸ユニット
12:樹脂チューブ
13:ボールローラ
14:閉止手段
AX:回転軸
P:ピン

Claims (6)

  1. 2次元的に配置された複数のLEDモジュールを有するLEDモジュールユニットと、
    前記LEDモジュールユニットに対向する光拡散部材とを備え、
    前記LEDモジュールは、複数のLEDが2次元的に配置されている照明装置であって、
    前記LEDモジュールを支持する支持体をさらに備え、
    前記LEDモジュールは、前記LEDモジュールの裏面に設けられた支持用部材と前記支持体との係合により、前記支持体に着脱可能に支持され、
    前記支持体は、平面板状の本体部と、本体部から突出する板状突出部とを有し、
    前記支持体は、照明装置の横方向の全体に亘る寸法を有しており、
    前記板状突出部は前記本体部の横方向の全体に亘って形成されており、
    前記支持用部材は、平面板状の本体部と、本体部から突出する板状突出部とを有し、
    前記支持用部材の板状突出部は、前記支持用部材の本体部と前記支持用部材の板状突出部との間に前記支持体の板状突出部の一部を挿入可能、かつ、前記支持用部材の板状突出部の一部を前記支持体の本体部と前記支持体の板状突出部との間に挿入可能に構成されている照明装置。
  2. 前記光拡散部材は、LEDモジュールユニットに対して片開き式に設けられている請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記支持体を固定する胴縁をさらに備え、
    前記胴縁は前記照明装置の設置状態における上下方向の全体に亘って延在している請求項1~2のいずれかに記載の照明装置。
  4. 隣接する前記支持体間に、前記胴縁に沿ってスペーサが設けられている請求項3に記載の照明装置。
  5. 開閉動作可能な複数の前記光拡散部材を備え、
    前記複数の光拡散部材は、閉止状態において互いに間隔を空けて設けられており、
    前記複数の光拡散部材の間に、光拡散部材の長手方向に沿って樹脂チューブが設けられている請求項1~4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記LEDモジュールの基板には、光拡散部材の押し込みを防止する押止部材が表面に設けられている請求項1~4のいずれかに記載の照明装置。
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