JP7310332B2 - 立体造形装置 - Google Patents

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本発明は、立体造形装置に関する。
立体物を造形する立体造形装置が知られているが、立体造形装置には大きく分けて以下の三つの造形方式がある。
(1)熱溶解積層方式:ディスペンサに似た記録ヘッドが溶けた造形用素材を押し出しながら積層して立体物を作る方式
(2)粉末積層方式:造形用素材の粉末の層の必要部分を何らかの手段で硬化させ積層して立体物を作る方式
(3)マテリアルインクジェット方式:造形用素材を記録ヘッドから吐出させ、何らかの手段でこれを硬化させ積層して立体物を作る方式
従来のマテリアルインクジェット方式の立体造形装置は、造形用素材、例えば、UV硬化型樹脂を吐出する記録ヘッドが立体物を載置するプラットホームの上方に位置決めされ、記録ヘッドからUV硬化型樹脂ドットを下方に向けて吐出し、吐出されたプラットホーム上のUV硬化型樹脂に紫外線(UV)を照射して硬化させるものである。そして、硬化したUV硬化型樹脂の上に次のUV硬化型樹脂をさらに吐出して、順次硬化させる過程を必要な層数だけ繰り返すことで立体物を造形している。なお、立体造形装置によって立体物を造形する方法及び装置としては、例えば、特許文献1がある。
特開2004-330702号公報
しかしながら、従来のマテリアルインクジェット方式の立体造形装置は、図10(A)に示すような「きのこ型」の立体物100をインクジェット方式で造形する場合、図10(B)に示すプラットホーム5からP点付近までの本体部分に相当するA部の造形は可能である。しかし、記録ヘッドIHは水平方向(XY方向)にしか走査できないために、A部から水平方向に延びるB部のような横に張り出した部分の造形は樹脂ドットを受け止めてくれるものがないので造形は不可能である。また、A部の上部より下方に垂下しているC部の造形も不可能である。
そこで、本発明は、従来のインクジェット方式の立体造形装置では不可能であった立体形状を造形することが可能な立体造形装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、造形用素材を吐出するインクジェットノズルと、前記インクジェットノズルを有する複数の記録ヘッドと、前記造形用素材を硬化する硬化手段と、を有し、前記記録ヘッドは、前記造形用素材を下方に向かって吐出する第1の記録ヘッドと、前記造形用素材を水平方向に向かって吐出する第2の記録ヘッドまたは前記造形用素材を上方に向かって吐出する第3の記録ヘッドとを有し、前記インクジェットノズルは、前記造形用素材を吐出する吐出口と、前記吐出口を開閉する弁体と、所定の電圧を印可することで伸長する圧電素子と、前記弁体と前記圧電素子との間に配置され、前記弁体と前記圧電素子のそれぞれに接続する弁体移動手段と、有し、前記弁体移動手段が前記圧電素子の伸長に応じて変形し、前記弁体を移動させることによって開かれた前記吐出口から、前記造形用素材を吐出することを特徴とする立体造形装置を提供する。
上記課題を解決するために請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の立体造形装置において、前記立体物を載置する前記プラットホームを水平方向に回転可能とすることにより前記第2の記録ヘッド及び第3の記録ヘッドが前記立体物の周囲を相対的に移動するようにしたことを特徴とする。
本発明に係る立体造形装置によれば、従来の記録ヘッドを用いた立体造形装置では造形することができないような立体物を造形することができるという効果がある。
本発明の第一の実施形態に係る立体造形装置の主要部の構成を示す斜視図である。 (A)は吐出口を閉塞した状態を示す弁型インクジェットノズルの一実施形態を示す断面図、(B)は吐出口を開口した状態を示す弁型インクジェットノズルの一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る立体造形装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明に係る立体造形装置を用いて行う造形工程の一実施形態を示すフローチャートである。 (A)は第1の記録ヘッドによる造形の初期の状態を示す図、(B)は(A)の状態から更に造形が進んだ状態を示す図である。 (A)は第2の記録ヘッドによる造形の初期の状態を示す図、(B)は(A)の状態から更に造形が進んだ状態を示す図である。 (A)は第3の記録ヘッドによる造形の初期の状態を示す図、(B)は(A)の状態から更に造形が進んだ状態を示す図である。 第1の記録ヘッドによる最上部(D部)の造形を示す図である。 第二の実施形態に係る立体造形装置における第1の記録ヘッドの駆動系を示す斜視図である。 (A)は第二の実施形態に係る立体造形装置の第3の記録ヘッドの駆動系を示す斜視図、(B)は第2の記録ヘッドの配置を示す斜視図である。 従来の立体造形装置の記録ヘッドの動作を示し、(A)は造形したい「きのこ型」の立体物の形状を示す断面図、(B)は従来の立体造形装置の動作を示す説明図である。
以下、本発明に係る立体造形装置について、図面を参照しつつ好ましい一実施形態に基づいて詳細に説明する。まず、第一の実施形態について説明図する。
1.第一の実施形態
[立体造形装置の第一の実施形態の構成]
図1は本発明の第一の実施形態に係る立体造形装置の主要部の構成を示す斜視図である。図示された立体造形装置1は、概略として、複数の弁型インクジェットノズルを搭載し、UV硬化型樹脂等の造形用素材を上方から下方に向かって吐出できるように配置された状態で水平方向及び垂直方向に移動可能な第1の記録ヘッド2と、複数の弁型インクジェットノズルを搭載し、造形用素材を水平方向(横方向)に吐出できるように配置された状態で水平方向及び垂直方向に移動可能であると共に立体物の周囲を相対的に移動可能な第2の記録ヘッド3と、複数の弁型インクジェットノズルを搭載し、造形用素材を下方から上方に向かって吐出できるように配置された状態で水平方向及び垂直方向に移動可能であると共に立体物の周囲を相対的に移動可能な第3の記録ヘッド4と、立体物を載置する台であって図示しないモータを駆動源として回転可能なプラットホーム5と、各部材が収納される筐体6と、第1の記録ヘッド2をプラットホーム5に対して水平及び垂直方向に移動させる第1駆動機構55と、第2の記録ヘッド3をプラットホーム5に対して水平及び垂直方向に移動させる第2駆動機構56と、第3の記録ヘッド4をプラットホーム5に対して水平及び垂直方向に移動させる第3駆動機構57を備えて構成されている。尚、第1駆動機構55、第2駆動機構56及び第3駆動機構57が取り付けられた上面部10Aとプラットホーム5が取り付けられた台座部10Bは、筐体6内に収納されている。ここで、第1の記録ヘッド2、第2の記録ヘッド3及び第3の記録ヘッド4のそれぞれに搭載される弁型インクジェットノズル40は、吐出口を弁体によって開閉することにより加圧された造形用素材の吐出が可能であり、その構造について説明する。
次に、弁型インクジェットノズルの一例について図2Aを参照して説明する。図2Aは同ヘッドの1つのノズル部分の断面説明図である。なお、図2A(A)はノズルが閉じている状態、(B)はノズルが開いている状態をそれぞれ示している。
弁型インクジェットノズル40は、先端部に液体を吐出するノズル302が設けられ、ノズル302の近傍に液体が注入される注入口303が設けられた中空状のハウジング304を備えている。
ハウジング304内には、外部からの電圧の印加に応じて伸縮する圧電素子305と、ノズル302を開閉する弁体307と、弁体307と圧電素子305との間に配置され、弁体307をノズル302に対して進退させる弁体移動手段308とが配置されている。
圧電素子305はケース315内に収容され、電圧印加用の一対の配線部材310a,310bが接続されて外部に引き出されている。
弁体307とハウジング304との間には、注入口303から注入される加圧液体の圧電素子305側への侵入を阻止する封止部材306が配置されている。これにより、注入口303から加圧液体が注入される液室309が形成される。
ハウジング304は、円筒状、角筒状などの筒状体であり、ノズル302及び注入口303以外は閉じられている。ノズル302は、ハウジング304の先端部に開けられた開口であり、液体311を吐出する。注入口303は、ノズル302の近傍のハウジング304の側面に設けられ、加圧された液体が連続的に供給される。
圧電素子305は、ジルコニアセラミックス等を用いて形成されている。圧電素子305には、配線部材310a、310bを介して駆動波形(駆動電圧)が与えられる。
封止部材306は、例えばパッキン、Oリング等であり、封止部材306を弁体307に外嵌することで、注入口303側から圧電素子305側へ液体が流入することを防止している。
弁体移動手段308は、ゴム、軟質樹脂、薄い金属板等で形成された復元可能に変形可能な弾性部材で形成された断面略台形状の変形部308aを有する。変形部308aの断面略台形状の上辺に相当する連結部308eは弁体307の基端側の面に固定されている。変形部308aの断面略台形状の底辺に相当する長辺側は屈曲辺部308dと連結されている。屈曲辺部308dは、径方向中央部がガイド部308cと連結され、径方向中央部と端部との間が、一端がケース315に連結された固定部312と連結されている。
この弁体移動手段308は、圧電素子305に所定の電圧が印加されて圧電素子305が伸張することにより、ガイド部308cがノズル302側へ例えば距離eだけ移動し、屈曲辺部308dの中央部付近が押し込まれる。
このとき、屈曲辺部308dは、ガイド部308cの外周側が固定部312に連結されているので、固定部312との連結部と起点として矢印方向に変位する。屈曲辺部308dが矢印方向に変位することで、変形部308aは拡開するので、弁体307との連結部308eが矢印方向に引き込まれる。
この弁体移動手段308の変形部308aの変形により、変形部308aの連結部308eに固定された弁体307が距離dだけ引き込まれて、ノズル302が開かれる。
つまり、圧電素子305の伸張によってガイド部308cがノズル302側へ距離eだけ移動することで、弁体307はガイド部308cの移動方向(圧電素子305の伸長方向)と逆方向に距離dだけ移動する。
ここで、弁体移動手段308の変形部308aにおける弁体307との連結部308eと屈曲辺部308dとの距離や屈曲辺部308dの長さを調整することにより、弁体307の移動量を圧電素子305の変位量よりも長くすることができる。
つまり、弁体移動手段308は圧電素子305の変位量を増幅することができ、圧電素子305の変位量を少なくすることができるため、圧電素子305を小型化することができる。
第1の記録ヘッド2、第2の記録ヘッド3及び第3の記録ヘッド4は、それぞれ上述した弁型インクジェットノズル40を複数搭載して形成されている。そして、第1の記録ヘッド2は、水平方向に配置されたレール11Aの一端側に造形用素材の吐出方向が下向きとなるようにして配置され、レール11Aは互いに直交するレール11Bに図示しないガイドブロックを介して移動可能に取り付けられており、第1の記録ヘッド2が水平方向へ平面移動可能とされている。そして、レール11Bの反対側の端部は垂直方向に伸びるレール11Cに図示しないガイドブロックを介して移動可能に取り付けられおり、レール11Cの上方側には第1駆動機構55が配置されている。第1の記録ヘッド2は、モータなどの駆動源14による動力によってレール11Aとレール11Bが相互に水平方向に移動すると共に、レール11Cが上下移動することにより水平方向(XY方向)及び垂直方向(Z方向)への移動が可能とされている。
また、第2の記録ヘッド3は、水平に配置されたレール12Aの一端側に造形用素材の吐出方向が水平方向(横方向)となる向きに配置されると共に、レール12Aは垂直に立設されたレール12Bに対して水平移動可能に取り付けられており、さらにレール12Bの上方側には第2駆動機構56が配置されている。第2駆動機構56が動作することでレール12Bが上下方向へ移動し、これに伴ってレール12A及び第2の記録ヘッド3が昇降する。そして、レール12Aは、駆動源15によって水平方向に直線移動する。尚、第2の記録ヘッド3は、第1の記録ヘッド2と同様に、水平面方向(XY方向)及び垂直方向(Z方向)へ移動可能に構成することもできる。また、第2の記録ヘッド3は水平方向(横方向)に対して仰角又は俯角を有して配置することもできる。
さらに、第3の記録ヘッド4は、第2の記録ヘッド3と同様の移動機構に搭載されている。すなわち、水平に配置されたレール13Aの一端側に造形用素材の吐出方向が斜め上方となるように所定の仰角を有して傾斜させて配置されると共に、レール13Aは垂直に立設されたレール13Bに対して水平移動可能に取り付けられており、さらにレール13Bの上方側には第3駆動機構57が配置されている。第3駆動機構57が動作することでレール13Bが上下方向へ移動し、これに伴ってレール13A及び第3の記録ヘッド4が昇降する。そして、レール13Aは、駆動源16によって水平方向に直線移動する。尚、第3の記録ヘッド4は、第1の記録ヘッド2と同様に、水平面方向(XY方向)及び垂直方向(Z方向)への移動が可能となるように構成することもできる。また、第3の記録ヘッド4は真上、すなわち、プラットホーム5の面に対して90°の向きに取り付けることもできる。
第1駆動機構55、第2駆動機構56及び第3駆動機構57は、図2Bに示す制御部200によって制御され、また、プラットホーム5の回転制御もこの制御部200によって制御される。そして、制御部200は図3に示す手順を実行するプログラムによって動作するコンピュータを内蔵している。尚、本実施形態では、第2の記録ヘッド及び第3の記録ヘッド4がプラットホーム5の上に造形される立体物の周囲を相対的に移動する構成として、プラットホーム5を回転するようにしているが、プラットホーム5を固定して第2の記録ヘッド及び第3の記録ヘッド4を立体物の周囲を回転するように構成してもよい。
[立体造形装置のハードウェア構成]
次に、立体造形装置1のハードウェア構成について説明する。
図2Bは、立体造形装置1のハードウェア構成例を示すブロック図である。例えば、立体造形装置1は、図示するハードウェア構成等である。
立体造形装置1は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202及びRAM(Random Access Memory)203を有する。また、立体造形装置1は、NVRAM(Non Volatile RAM、不揮発性RAM)204及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)205を有する。
さらに、立体造形装置1は、ホストI/F(interface)206、印刷制御装置207、キャリッジ30a~30b、モータ駆動装置210及びI/O(Input/Output)213を有する。
さらにまた、立体造形装置1は、操作パネル214、温度センサ215、第1駆動機構55、エンコーダセンサ43、第2駆動機構56、エンコーダセンサ35及び第3駆動機構57を有する。
CPU201は、立体造形装置1全体を制御する。すなわち、CPU201は、制御部200が行う処理及びデータ加工を実現するための演算を行う演算装置である。また、CPU201は、図示するハードウェアを制御する制御装置である。
ROM202、RAM203及びNVRAM204は、記憶装置の例である。具体的には、ROM202は、CPU201が実行するプログラム及び固定データ等のデータを記憶する。またRAM203は、画像データ等のデータを記憶する。さらに、NVRAM204は、立体造形装置1の電源が遮断されてもデータを保持できるため、NVRAM204には、立体造形装置1の電源が遮断されても保持させるデータ等が記憶される。
ASIC205は、画像データに対する各種信号処理、並び替え等の画像処理及び立体造形装置1全体を制御するための入出力信号の処理を行う電子回路である。
ホストI/F206は、ホスト側と、データを送受信するインタフェースである。
印刷制御装置207は、第1の記録ヘッド2、第2の記録ヘッド3及び第3の記録ヘッド4等を駆動させるデータを送信する。また、印刷制御装置207は、駆動波形を生成し、送信する。
キャリッジ30aは、ヘッドドライバ208a、第1の記録ヘッド2及び照射部220a等によって実現される。ヘッドドライバ208aは、キャリッジ30a側に設けられる第1の記録ヘッド2を駆動させるためのドライバIC(Integrated Circuit)等である。照射部220aは、UV硬化型樹脂を硬化させるためのUV光を照射する光源等である。
キャリッジ30bは、ヘッドドライバ208b、第2の記録ヘッド3及び照射部220b等によって実現される。ヘッドドライバ208bは、キャリッジ30b側に設けられる第2の記録ヘッド3を駆動させるためのドライバIC等である。照射部220bは、UV硬化型樹脂を硬化させるためのUV光を照射する光源等である。
キャリッジ30cは、ヘッドドライバ208c、第3の記録ヘッド4及び照射部220c等によって実現される。ヘッドドライバ208cは、キャリッジ30c側に設けられる第3の記録ヘッド4を駆動させるためのドライバIC等である。照射部220cは、UV硬化型樹脂を硬化させるためのUV光を照射する光源等である。
上記の照射部220a~220cのそれぞれは、「硬化手段」の一例である。
ここで、印刷制御装置207、キャリッジ30a~30cを合わせて、液滴を吐出するユニット300とする。また、印刷制御装置207及びヘッドドライバ208a~208cを合わせて、液滴を吐出するユニット300のユニット制御部とする。液滴を吐出するユニット300の制御については図4とともに後述する。
モータ駆動装置210は、第1駆動機構55、第2駆動機構56及び第3駆動機構57を駆動させる。
エンコーダセンサ43は、第1駆動機構55の位置を示す検出信号を出力する。同様に、エンコーダセンサ35は、第2駆動機構56の位置を示す検出信号を出力する。温度センサ215は、立体造形装置1の環境温度を計測し、検出信号を出力する。
I/O213は、各センサからの検出信号を入力するインタフェースである。
操作パネル214は、立体造形装置1のユーザに対して、各種情報を表示する表示装置及びユーザによる操作を入力する入力装置である。
例えば、制御部200は、ホストI/F206によって、PC(Personal Computer)等の情報処理装置、イメージスキャナ等の画像読取装置及びデジタルカメラ等の撮像装置等から画像データ等を受信する。なお、画像データ等は、ケーブル又はネットワーク等を介して受信される。次に、制御部200が有するCPU201は、ホストI/F206が有する受信バッファに記憶される画像データ等を読み出して解析する。
そして、制御部200は、ASIC205によって、画像処理及びデータの並び替え等の処理を行う。続いて、ASIC205によって処理された画像データは、印刷制御装置207によって、ヘッドドライバ208a~208cに送信される。
また、印刷制御装置207は、画像データをシリアルデータにして、ヘッドドライバ208a~208cに送信する。さらに、印刷制御装置207は、画像データを送信するのに用いられるクロック信号、ラッチ信号及び滴制御信号(マスク信号)等の信号をヘッドドライバ208a~208cに送信する。
さらにまた、印刷制御装置207は、ROM202等に記憶される駆動信号パターンを示すデータをD/A(digital/analog)変換するD/A変換器等を有する。また、印刷制御装置207は、信号の電圧を増幅させる電圧増幅器及び信号の電流を増幅させる電流増幅器等によって、駆動信号を生成する共通駆動波形生成部301を有する。
さらに、印刷制御装置207は、ヘッドドライバ208a~208cに送信される駆動波形の選択を指示する選択部(図示を省略)を有する。続いて、1つ又は複数の駆動波形パルス、すなわち、駆動信号(共通駆動波形)が、ヘッドドライバ208a~208cに送信される。なお、印刷制御装置207の詳細は、後述する。
ヘッドドライバ208a~208cには、画像データが、シリアルに送信される。また、ヘッドドライバ208a~208cには、画像データが、第1の記録ヘッド2、第2の記録ヘッド3、及び第3の記録ヘッド4のそれぞれの1行分のデータで送信される。この1行分のデータに基づいて、ヘッドドライバ208a~208cは、駆動波形となる駆動信号を第1の記録ヘッド2、第2の記録ヘッド3、及び第3の記録ヘッド4のそれぞれ(の個別電極)に印加する。駆動信号が印加されると、第1の記録ヘッド2、第2の記録ヘッド3、及び第3の記録ヘッド4のそれぞれが有する駆動素子(例えば、圧電素子305を含む圧電部材等)は、液滴を吐出させるエネルギーを発生させる。このようにして、画像データに基づいて、第1の記録ヘッド2、第2の記録ヘッド3、及び第3の記録ヘッド4のそれぞれが駆動される。
また、立体造形装置1は、駆動波形を構成する駆動波形パルスを選択することによって、例えば、大滴(大ドット)、中滴(中ドット)及び小滴(小ドット)等のいずれかの大きさとなるように、ドットを打ち分けることができる。
さらに、CPU201は、リニアエンコーダ等を構成するエンコーダセンサ43から送信される検出信号をサンプリングして、速度検出値及び位置検出値等を得る。次に、CPU201は、あらかじめ記憶する速度及び位置プロファイル等から得られる速度目標値及び位置目標位置と、速度検出値及び位置検出値とに基づいて、第1駆動機構55を制御するための駆動出力値、すなわち、制御値を算出する。続いて、CPU201は、制御値に基づいて、モータ駆動装置210を介して、第1駆動機構55を駆動させる。
同様に、CPU201は、ロータリエンコーダ等を構成するエンコーダセンサ35から送信される検出信号をサンプリングして、速度検出値及び位置検出値等を得る。次に、あらかじめ記憶する速度及び位置プロファイル等から得られる速度目標値及び位置目標位置と、速度検出値及び位置検出値とに基づいて、第2駆動機構56を制御するための駆動出力値、すなわち、制御値を算出する。続いて、CPU201は、制御値に基づいて、モータ駆動装置210を介して、第2駆動機構56を駆動させる。
次に、第一の実施形態の立体造形装置による造形手順について説明する。まず、第1の記録ヘッド2をプラットホーム5の上方の所定位置に位置決めする(ステップS1)。次に、図4(A)に示すように、プラットホーム5を所定の速度で回転させながら、第1の記録ヘッド2をX-Y方向に走査して造形用素材、例えば、UV硬化型樹脂を指定された領域に連続的にドット101として吐出し、さらに紫外線を照射してUV硬化型樹脂層を硬化させる。さらに、その上に所定の厚みのUV硬化型樹脂層を形成し、これを適宜に繰り返すことで、図4(B)に示すようなA部(本体部)を造形する(ステップS2)。
次に、第2の記録ヘッド3をA部の上端の横の所定位置に位置決めする(ステップS3)。そして、プラットホーム5を所定の速度で回転させながら第2の記録ヘッド3からUV硬化型樹脂によるドット101を水平方向(横方向)に連続的に吐出し、さらに紫外線照射によりUV硬化型樹脂層を硬化させ、これを適宜に繰り返すことにより、図5(A)に示すように、B部を横方向に順次積層していき、最終的には図5(B)の状態となるように造形する(ステップS4)。
次に、第3の記録ヘッド4をB部の周辺の下側の所定位置に位置決めする(ステップS5)。第3の記録ヘッド4は吐出方向が角度θ(図6(A)参照)の仰角を有している。そして、プラットホーム5を回転させながら、第3の記録ヘッド4のノズルからUV硬化型樹脂によるドット101を連続的に吐出し、図6(A)に示すように、下方向にC部を順次積層していき、最終的には図6(B)のようにB部の下側にC部を造形する(ステップS6)。
次に、第1の記録ヘッド2をB部の上方の所定位置に位置決めする(ステップS7)。そして、図7に示すように、プラットホーム5を回転させながら、第1の記録ヘッド2を水平方向に移動させながらD部を造形する(ステップS8)。以上により、プラットホーム5上にいわゆる「きのこ型」の立体物100を造形することができる。第3の記録ヘッド4を斜め上方に向かって吐出できるようにしたことで既に造形された部分による干渉を低減することができる。
尚、造形用素材はUV硬化型樹脂であるとしたが、他にも例えば熱硬化型樹脂等を利用することができ、熱硬化型樹脂であればレーザや電子ビームや熱照射で硬化することにより造形することができる。また、造形用素材として、樹脂だけでなく高粘度の溶剤の中に金属粒子を溶かして作った素材をドットとして吐出することにより金属製の立体物を作ることも可能である。
[第一の実施形態の効果]
第一の実施形態に係る立体造形装置によれば、造形用素材を下方に向かって吐出できるように配置された状態でプラットホーム5に対して水平方向及び垂直方向に移動可能な第1の記録ヘッド2と、造形用素材を水平方向に向かって吐出できるように配置された状態でプラットホーム5に対して水平方向及び垂直方向に移動可能であり、且つ、立体物の周囲を相対的に移動可能な第2の記録ヘッド3と、造形用素材を上方に向かって吐出できるように配置された状態でプラットホーム5に対して水平方向及び垂直方向に移動可能であり、且つ、立体物の周囲を相対的に移動可能な第3の記録ヘッド4を備え、第1の記録ヘッド2、第2の記録ヘッド3及び第3の記録ヘッド4は、吐出口を弁体によって開閉することにより加圧された造形用素材の吐出を制御する弁型インクジェットノズル40をそれぞれ複数配置したので、下向き、横向き、上向きの各方向からドットの吐出を行うことが可能となり、これにより従来のインクジェットノズルを用いた立体造形装置では造形できない形状の立体物100、例えば「きのこ型」のような形状の立体物100を造形することができるという効果がある。より具体的には、例えば、「きのこ型」の傘の部分のような本体から張り出した部分についても容易に造形することができるという効果がある。
従来の記録ヘッドの搭載されているインクジェットノズルはインクの吐出口が常にオープンであるため、インク室に高圧をかけるとインクジェットノズルの先端からインクが漏れてしまうために圧力をかけることができず、高粘度のインクを吐出させることができなかった。そのため、従来の記録ヘッドを立体造形装置に使用した場合には高粘度の造形用素材を横方向や上方向にドットを吐出させることができず、単に上から下に向かって吐出させることしかできないものであった。この点、本発明者らは、永年にわたり、高粘度インクが長距離を真っ直ぐに吐出可能な弁型インクジェットノズルを開発した(例えば、特願2018-4682)。この弁型インクジェットノズルは、インク室に数気圧以上の高い圧力をかけることができて100mPa・s以上の高粘度の材料ドットを10cm以上にわたり真っ直ぐ吐出させることができる。それも単に上から下に向かってだけではなく、横方向にも、下から上に向かってでも吐出可能である。
2.第二の実施形態
[立体造形装置の第二の実施形態の構成]
次に、本発明に係る立体造形装置の第二の実施形態の構成について説明する。図8は第二の実施形態に係る立体造形装置における第1の記録ヘッドの駆動系を示す斜視図、図9(A)は第二の実施形態に係る立体造形装置の第3の記録ヘッドの駆動系を示す斜視図、図9(B)は第2の記録ヘッドの配置を示す斜視図である。尚、第一の実施形態の立体造形装置と同様の構成については同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
図8に示すように、第二の実施形態の立体造形装置20は、第1の記録ヘッド2が取り付けられたヘッド駆動部21と、第1の記録ヘッドを水平方向(X方向)へ移動可能に案内するレール22と、レール22の両端に取り付けられて第1の記録ヘッド2をレール22と直交する水平方向(Y方向)へ移動させる駆動部23A,23Bと、駆動部23A,23Bをそれぞれ水平方向(Y方向)に案内するレール24A,24Bと、レール24A,24Bを昇降可能にガイドするボールスプライン27A,27B,27C,27Dと、ボールスプライン27A,27B,27C,27Dの中央部に配置されたプラットホーム5を備えて構成されている。そして、ボールスプライン27A,27B,27C,27Dは、レール24A,24Bの端部がそれぞれ取り付けられた外筒本体25A,25B,25C,25Dと、外筒本体25A,25B,25C,25Dが案内されるスプライン軸26A,26B,26C,26Dを備えている。
図8において、第1の記録ヘッド2は、ヘッド駆動部21によってレール22に沿ってX方向へ移動する。また、第1の記録ヘッド2は、駆動部23A,23Bによってレール24A,24Bに案内されることによりレール22と直交するY方向へ移動する。すなわち、第1の記録ヘッド2は、レール22,24A,24B及びヘッド駆動部21と駆動部23A,23Bによって形成されるいわゆるXYテーブルによって平面上を移動可能とされている。さらに、図示しないコントロールユニットにより外筒本体25A~25Dをスプライン軸26A~26Dに沿って同時に昇降させることで第1の記録ヘッドは上下方向、つまりZ方向にも移動可能とされている。
次に、第3の記録ヘッドの駆動系について説明する。第3の記録ヘッド4は、ガイドブロック33により互いに直交する2つのレール32,34がそれぞれ移動可能に保持されたクロスガイドの一方側のレール32の先端側にさらにガイドブロック31を介して取り付けられたレール30の先端に取り付けられて構成されている。レール32は水平方向に配置され、レール34はレール32と直交するようにして垂直方向に配置されている。そして、図示しないモータを駆動源としてレール32及びレール34はそれぞれ上下方向(図9(A)のZ方向)及び水平方向(同X方向)に移動可能であり、さらにレール30はガイドブロック31によってレール32と直交する方向(同Y方向)に移動可能とされている。そして、第3の記録ヘッドの吐出面は、図9(A)に示すように、造形用素材が斜め上方へ吐出されるように傾斜させた状態で保持部材29を介してレール30に取り付けられている。尚、第3の記録ヘッド4は、斜め上方ではなく真上に向かって造形用素材が吐出されるように配置することもできる。
第2の記録ヘッド3の移動機構は第3の記録ヘッド4と同様であるため説明は省略するが、第2の記録ヘッド3は、吐出面が水平方向(横方向)となるようにして保持部材27に取り付けられている点で第3の記録ヘッド4とは相違する(図9(B)参照)。尚、第1の記録ヘッド及び第2の記録ヘッドを上述した第3の記録ヘッドの移動機構を構成するレール30に搭載して構成することもできる。
このようにして構成された立体造形装置20では、初めにプラットホーム5を回転させながら上方からプラットホーム5に向けて第1の記録ヘッド2から造形用素材をドット101として吐出して、紫外線によって硬化することを順次繰り返して立体物を積層してA部を造形する(図4(A),(B)参照)。次いで、第2の記録ヘッド3からドット101を水平方向(横方向)へ吐出することによりA部に対してB部を造形する(図5(A),(B))。その後、第3の記録ヘッド4からドット101を上方へ向かって吐出することによりC部を造形する(図6(A),(B)参照)。そして、最後に第1の記録ヘッド2からドット101を下方へ向かって吐出することによりD部を造形する(図7参照)。これにより、立体造形装置20によって「きのこ型」をした形状の立体物100を造形することができる。
[第二の実施形態の効果]
第二の実施形態に係る立体造形装置によれば、第1の記録ヘッド2をいわゆるXYテーブルによって移動可能としたので正確且つ安価に移動機構を形成することができるという効果がある。また、第2の記録ヘッド3及び第3の記録ヘッド4をクロスガイドによって保持すると共に、プラットホームを水平方向に回転可能とすることにより第2の記録ヘッド及び第3の記録ヘッドが立体物の周囲を相対的に移動するようにしたので、移動機構を簡易に構成することができるという効果がある。具体的には、第2の記録ヘッド及び第3の記録ヘッドの移動機構を簡易に構成することができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形が可能である。例えは、各記録ヘッドからのドット101の吐出による積層は、プラットホーム5を回転させて行ったが、逆に、プラットホーム5を固定にし、何らかの手段により第2の記録ヘッド3及び第3の記録ヘッド4を立体物100の周囲に沿って回転できるように構成してもよい。
また、実施形態では、立体造形装置1、又は20が、第2の記録ヘッド3と、第3の記録ヘッド4の両方を備える例を説明したが、立体造形装置1、又は20は、第2の記録ヘッド3、又は第3の記録ヘッド4の少なくとも何れか一方を備えればよい。
1 立体造形装置
2 第1の記録ヘッド
3 第2の記録ヘッド
4 第3の記録ヘッド
5 プラットホーム
6 筐体
55 第1駆動機構
56 第2駆動機構
57 第3駆動機構
10A 上面部
10B 台座部
11A,11B レール
11C レール
12A,12B レール
13A,13B レール
14~16 駆動源
20 立体造形装置
21 ヘッド駆動部
22 レール
23A,23B 駆動部
24A,24B レール
25A~25D 外筒本体
26A~26D スプライン軸
27A~27D ボールスプライン
30 レール
31 ガイドブロック
32 レール
33 ガイドブロック
34 レール
100 立体物
101 ドット
特開2016-114284号公報

Claims (6)

  1. 造形用素材を吐出するインクジェットノズルと、
    前記インクジェットノズルを有する複数の記録ヘッドと、
    前記造形用素材を硬化する硬化手段と、を有し、
    前記記録ヘッドは、
    前記造形用素材を下方に向かって吐出する第1の記録ヘッドと、
    前記造形用素材を水平方向に向かって吐出する第2の記録ヘッドまたは前記造形用素材を上方に向かって吐出する第3の記録ヘッドとを有し、
    前記インクジェットノズルは、
    前記造形用素材を吐出する吐出口と、
    前記吐出口を開閉する弁体と、
    所定の電圧を印可することで伸長する圧電素子と、
    前記弁体と前記圧電素子との間に配置され、前記弁体と前記圧電素子のそれぞれに接続する弁体移動手段と、有し、
    前記弁体移動手段が前記圧電素子の伸長に応じて変形し、前記弁体を移動させることによって開かれた前記吐出口から、前記造形用素材を吐出することを特徴とする立体造形装置。
  2. 請求項1に記載の立体造形装置において、
    立体物を載置するプラットホームを水平方向に回転可能とすることにより前記第2の記録ヘッド及び前記第3の記録ヘッドが前記立体物の周囲を相対的に移動するようにしたことを特徴とする立体造形装置。
  3. 前記インクジェットノズルは、前記吐出口を前記弁体によって開閉することにより加圧された前記造形用素材の吐出を制御するとを特徴とする請求項1、又は2に記載の立体造形装置。
  4. 前記弁体移動手段は、
    前記圧電素子と接続するガイド部と、
    前記弁体と接続する変形部と、
    一方の端部が前記ガイド部と接続し、他方の端部が前記変形部と接続する屈曲辺部と、を備え、
    前記屈曲辺部は、前記圧電素子を収容するケース部材と固定部を介して固定され、
    前記圧電素子の伸長に応じて、前記屈曲辺部の前記一方の端部が前記吐出口側に移動し、かつ前記他方の端部が前記圧電素子側に移動することで、前記弁体を移動させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の立体造形装置。
  5. 前記変形部は、弾性部材であることを特徴とする、請求項4に記載の立体造形装置。
  6. 前記圧電素子の伸長に伴って前記屈曲辺部の前記他方の端部が移動する長さは、前記圧電素子の伸長に伴って前記屈曲辺部の前記一方の端部が移動する長さよりも長いことを特徴とする請求項4、又は5に記載の立体造形装置。
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