JP7310163B2 - 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 - Google Patents
伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7310163B2 JP7310163B2 JP2019024802A JP2019024802A JP7310163B2 JP 7310163 B2 JP7310163 B2 JP 7310163B2 JP 2019024802 A JP2019024802 A JP 2019024802A JP 2019024802 A JP2019024802 A JP 2019024802A JP 7310163 B2 JP7310163 B2 JP 7310163B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay
- time
- transmission device
- transmission
- time synchronization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/06—Synchronising arrangements
- H04J3/0635—Clock or time synchronisation in a network
- H04J3/0682—Clock or time synchronisation in a network by delay compensation, e.g. by compensation of propagation delay or variations thereof, by ranging
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/06—Synchronising arrangements
- H04J3/0635—Clock or time synchronisation in a network
- H04J3/0638—Clock or time synchronisation among nodes; Internode synchronisation
- H04J3/0658—Clock or time synchronisation among packet nodes
- H04J3/0661—Clock or time synchronisation among packet nodes using timestamps
- H04J3/0667—Bidirectional timestamps, e.g. NTP or PTP for compensation of clock drift and for compensation of propagation delays
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G5/00—Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/06—Synchronising arrangements
- H04J3/0635—Clock or time synchronisation in a network
- H04J3/0638—Clock or time synchronisation among nodes; Internode synchronisation
- H04J3/0658—Clock or time synchronisation among packet nodes
- H04J3/0673—Clock or time synchronisation among packet nodes using intermediate nodes, e.g. modification of a received timestamp before further transmission to the next packet node, e.g. including internal delay time or residence time into the packet
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/14—Monitoring arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Description
しかし、高性能であるGNSSレシーバの台数を増やすと、その分コストも高くなってしまう。また、悪天候により衛星からの信号を受信できない時間帯は、時刻の精度が悪化してしまう。
これにより、時刻基準となるGNSSアンテナの受信地点および設置数を集約でき、集約したGNSSレシーバ(GM)へ監視機能を具備することでGNSS受信の信頼性を向上することができる。また、パケットネットワークの経路二重化により、信頼性も向上できる。さらに、GMはPTPパケットを主信号に重畳することで、経済的かつ高精度に時刻情報を伝達することができる。
時刻伝送システムは、PTPに対応したPTPノードであるGMノード82zと、BC(Boundary Clock)ノード83z,84zと、OC(Ordinary Clock)ノード85zとがネットワークで接続されて構成される。
以下、時刻同期を直接行うPTPノード間で、時刻情報を提供する側をマスタノード91z(図18)とし、マスタノード91zから時刻情報を受ける被同期装置の側をスレーブノード92z(図18)とする。以下、時刻情報の伝搬の順序を図17の太線矢印で記載する。太線矢印の矢印元側が上り側であり、太線矢印の矢印先側が下り側である。つまり、GMノード82z→BCノード83z→BCノード84z→OCノード85zの順に正確な時刻情報が下りに伝搬される。
BCノード83zは、マスタノード91zであるGMノード82zから時刻情報を受けるスレーブノード92zであり、その後にBCノード84zに時刻情報を提供するマスタノード91zとして機能する。
BCノード84zは、BCノード83zから時刻情報を受けるスレーブノード92zであり、その後にOCノード85zに時刻情報を提供するマスタノード91zとして機能する。
OCノード85zは、BCノード84zから時刻情報を受けるスレーブノード92zであり、その後にエンド端末86zに時刻情報を提供する。
なお、BCノード83z,84zとOCノード85zとの呼び方の違いは、他PTPノードへの接続ポートがBCノード83z,84zには複数本存在し、OCノード85zには1本だけ存在することによる。
時刻情報(タイムスタンプ)を付与したPTPパケットは、マスタノード91z~スレーブノード92z間で送受信される。PTPパケットとして、下りのSyncメッセージ(S11z)と、下りのFollow-upメッセージ(S12z)と、上りのDelay_Requestメッセージ(S13z)と、下りのDelay_Responseメッセージ(S14z)とが順番に送受信される。
発時刻t1は、Syncメッセージ(S11z)がマスタノード91zから送信された時刻である。なお、Syncメッセージの発時刻t1をSyncメッセージそのものに含ませることは困難であるので、Syncメッセージの発時刻t1は後続のFollow-upメッセージにて、スレーブノード92zに通知される。
着時刻t2は、Syncメッセージがスレーブノード92zに到着した時刻である。
発時刻t3は、Delay_Requestメッセージがスレーブノード92zから送信された時刻である。
着時刻t4は、Delay_Requestメッセージがマスタノード91zに到着した時刻である。着時刻t4は、Delay_Requestメッセージに対するDelay_Responseメッセージに含めて、スレーブノード92zに通知される。
これにより、スレーブノード92zは、4つのタイムスタンプ(発時刻t1~着時刻t4)をすべて把握できる。
・下り遅延Dmsは、マスタノード91z→スレーブノード92zの下り方向のSyncメッセージの伝搬遅延である。マスタノード91z側の時計に対するスレーブノード92z側の時計のずれをオフセット値とすると、下り遅延Dms=(着時刻t2-オフセット値)-発時刻t1で求まる。
・上り遅延Dsmは、スレーブノード92z→マスタノード91zの上り方向のDelay_Requestメッセージの伝搬遅延である。上り遅延Dsm=着時刻t4-(発時刻t3-オフセット値)で求まる。
下り遅延Dms=上り遅延Dsmと仮定すると、スレーブノード92zは、以下の数式1でオフセット値を求める。
オフセット値=((着時刻t2-発時刻t1)-(着時刻t4-発時刻t3))/2 …(数式1)
そして、スレーブノード92zは、求めたオフセット値で自身の時計の時刻を修正することで、マスタノード91zの時計とスレーブノード92zの時計とが同期(時刻一致)される。
(a)伝送経路途中の装置内遅延は、例えば、パケット処理によるバッファリングやフレーム処理による変動可能性がある遅延である。
(b)伝送路の遅延は、例えば、光路長1mの差で5ns遅延する(5ns/m)など二芯双方向通信時のファイバ長差の遅延や、伝送路の温度変動による変動可能性がある遅延である。なお、地理的に離れた拠点間の時刻誤差は、局内配線の光路長差に比例して大きくなる。
本発明は、第1時刻同期装置側に接続される第1伝送装置と、前記第1伝送装置に対向し第2時刻同期装置側に接続される第2伝送装置を経由して、前記第1時刻同期装置と前記第2時刻同期装置との間で時刻同期用パケットを送受信し、その送受信の時刻情報をもとに前記第2時刻同期装置の時刻を同期する時刻伝送システムに用いられる伝送装置であって、
前記第1伝送装置および前記第2伝送装置としてそれぞれ動作する伝送装置が、
複数波長分の遅延算出用パケットを同時に対向の伝送装置に送信する送信部と、
前記対向の伝送装置から受信した複数波長分の前記遅延算出用パケットの到着した時刻の差をもとに、前記対向の伝送装置から自装置までの第1伝搬遅延を求め、前記対向の伝送装置が求めた自装置から前記対向の伝送装置までの第2伝搬遅延の通知を受け、前記第1伝搬遅延および前記第2伝搬遅延よりも大きな設定遅延を求める受信部とを有し、
前記受信部が、
前記対向の伝送装置から複数波長分の前記時刻同期用パケットを受信すると、それらの前記時刻同期用パケットの到着した時刻の差をもとに、前記対向の伝送装置から自装置までの第3伝搬遅延を求め、
受信した前記時刻同期用パケットに対して、前記第3伝搬遅延から前記設定遅延までの待ちあわせ遅延を発生させた後に、自装置側に接続される時刻同期装置に送信することとし、
前記遅延算出用パケットは、前記伝送装置により独自に生成されるパケットであることを特徴とする。
前記第2時刻同期装置が、前記時刻同期用パケットの前記時刻同期装置間における発時刻および着時刻を用いて前記第2時刻同期装置の時計のずれであるオフセット値を計算することを特徴とする。
本実施形態の時刻伝送システムでは、時刻同期装置としてのマスタノード(第1時刻同期装置)3とスレーブノード(第2時刻同期装置)4との間でPTPパケット(時刻同期用パケット)を送受信することで、スレーブノード4の時刻同期処理を行う。
そして、PTPパケットを中継するための伝送装置として、第1伝送装置1と、第2伝送装置2とを互いに対向するように設ける。直接接続されるマスタノード3と第1伝送装置1とが組となり、直接接続されるスレーブノード4と第2伝送装置2とが組となる。これらの伝送装置は、パケットの中継機能に加えて、マスタノード3とスレーブノード4との間のリンク非対称性の影響を低減する待ち合わせ機能(詳細は図3)を有している。
マスタノード3→スレーブノード4の伝搬遅延の主成分である第1伝送装置1→第2伝送装置2の間に発生する伝搬遅延を、以下では「Dms」(第1伝搬遅延)とする。
スレーブノード4→マスタノード3の伝搬遅延の主成分である第2伝送装置2→第1伝送装置1の間に発生する伝搬遅延を、以下では「Dsm」(第2伝搬遅延)とする。
なお、伝搬遅延Dmsの「ms」はmaster→slaveの方向を示し、伝搬遅延Dsmの「sm」はslave→masterの方向を示す。
なお、時刻伝送システムに対して、以下に示す構成を採用することにより、伝送装置間の非対称性と、時刻同期装置間の非対称性とがほぼ等しくなる。
・マスタノード3、第1伝送装置1間の配線と、第2伝送装置2、スレーブノード4間の配線とが上り下りで等長配線である構成。
・第1同期用モジュール10をマスタノード3の内部に組み込み、第2同期用モジュール20をスレーブノード4の内部に組み込む構成。
(手順1)伝搬遅延Dmsおよび伝搬遅延Dsmがそれぞれ遅延量として測定される。
(手順2)遅延量の最大値に対してある程度のマージンを加算した伝搬遅延Dmax(設定遅延)が求まる。つまり、伝搬遅延Dmaxは、どの伝搬遅延Dmsおよび伝搬遅延Dsmよりも大きな値が設定される。
(手順3)各伝送装置は、自身が受信したPTPパケットに対して、そのPTPパケットの送信元から自身までに要した伝搬遅延(第3伝搬遅延)から伝搬遅延Dmaxまでの不足分を待ちあわせ遅延とする。
[第2伝送装置2の場合]下りのPTPパケットの待ちあわせ遅延Wms=伝搬遅延Dmax-伝搬遅延Dms
[第1伝送装置1の場合]上りのPTPパケットの待ちあわせ遅延Wsm=伝搬遅延Dmax-伝搬遅延Dsm
第2伝送装置2は、図2で説明したように、伝搬遅延Dmsで到着したPTPパケットに対して待ちあわせ遅延Wms分待たせるようにすることで、伝送路の合計の遅延が伝搬遅延Dmaxとなる。
第1伝送装置1も、図2で説明したように、伝搬遅延Dsmで到着したPTPパケットに対して待ちあわせ遅延Wsm分待たせるようにすることで、伝送路の合計の遅延が伝搬遅延Dmaxとなる。
これにより、上り下りの両方向の遅延が等しくなることで、リンク対称性が事後的に確立される。例えば、同じ経路のPTPパケットでも、送信するタイミングにおけるネットワークの混雑状況により、同じ方向の通信でも遅延がばらついてしまう。しかし、この遅延のばらつきも伝搬遅延Dmax への不足分だけ各伝送装置内で待ち合わせを行うことで、全パケットが同じ遅延となる。
これらの基本的なパケット伝送部は、第1伝送装置1内に1度導入した後には、基本的には交換しなくてもよい部品である。例外として、通信需要が急増したり、部品が故障したりする場合は交換または追加配備が必要となる。
第1同期用モジュール10およびTRPN91から送信される光信号は、MUX92、OXC94、AMP95、OSC97を経由して、光ネットワークへと出力される。なお、OSC97では、伝送路の監視や装置の制御が行われる。
光ネットワークから受信した光信号は、OSC97、AMP96、OXC94、MUX92、DEMUX93を経由して、第1同期用モジュール10およびTRPN91へと通知される。
そして、第2伝送装置2は、PTPパケット、独自パケットを用いた時刻同期処理を扱う処理部として、第2同期用モジュール20を有する。第2同期用モジュール20は、接続先のスレーブノード4との間でPTPパケットを送受信する。
両モジュールの構成要素の一部である制御部は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、メモリと、ハードディスク、不揮発メモリ、SSD(solid state drive)などで例示される記憶手段(記憶部)と、ネットワークインタフェースとを有するコンピュータとして構成してもよい。
制御部のコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部を動作させる。
さらに、O/E・E/O部11、可変波長トランスミッタ164、カプラ171、光受信部175はそれぞれ個別のハード(ハードウェア)として構成される。また、PHY部12、MAC部13は、LSI(Large Scale Integration)として構成される。
クロックタイマ14は、第1同期用モジュール10内の任意の機能部間の同期動作を担保するために、周波数・タイミングを供給する。
環境情報管理部15は、波長分散係数、温度の情報を管理する。
コピー部161は、PTPパケットを2波長にコピーする。
キュー部162は、これから送信するPTPパケット、独自パケットを格納する。
トリガ付与部163は、時間差検出部172の到着時間差を検出用のトリガを、これから送信するPTPパケット、独自パケットに付与する。トリガとは、例えば、Ethernet(登録商標)のプリアンブルのような、測定対象のタイミングを認識できるような特定の信号パターン(「101010…11」など)として実装される。または、パケット内の特定フィールドの特定値として、トリガを埋め込んでもよい。
2波長それぞれの可変波長トランスミッタ164は、送信するPTPパケット、独自パケットを他方の可変波長トランスミッタ164とは異なる波長の光信号に変換する。そして、2波長それぞれの可変波長トランスミッタ164は、変換した光信号を他方の可変波長トランスミッタ164と同時に送信する。なお、2波長を例示したが、3波長以上の光信号を3つ以上の可変波長トランスミッタ164が同時に送信してもよい。
コピー部165は、独自パケットを2波長にコピーする。
カプラ171は、可変波長トランスミッタ164から送信された2波長以上の光信号を受信し、時間差検出部172と、光受信部175とに出力する。
時間差検出部172は、2波長以上の光信号の到着時間差△tを検出する(詳細は図7)。なお、時間差検出部172は、例えばオシロスコープに具備されている機能群を用いることによって実現できる。
遅延演算部173は、到着時間差△tから伝搬遅延Dms、Dsmを算出する(詳細は図7)。
光受信部175は、カプラ171からの光信号を電気信号に変換する。この変換時に分散補償などの処理を行ってもよい。
識別セレクタ176は、2波長分のパケット(電気信号)のうちの一方(例えば到着が早いパケット)を選択して出力する。その出力先として、識別セレクタ176は、PTPパケットを可変遅延部178に出力し、独自パケットをコピー部165に出力する。
遅延量制御部177は、遅延管理部174が決定した待ちあわせ遅延Wms、Wsmを可変遅延部178に設定する。
可変遅延部178は、設定された待ちあわせ遅延Wms、Wsmの分だけ、PTPパケットを待ち合わせる。
第1同期用モジュール10から第2同期用モジュール20までの下りの伝送路の距離をLmsとし、第2同期用モジュール20から第1同期用モジュール10までの上りの伝送路の距離をLsmとする。
ファイバの波長分散係数C[ps/nm/km]は既知とし、Lms,Lsmは未知とする。また、図7では図示を省略したが、各同期用モジュールと時刻同期装置(マスタノード3、スレーブノード4)との間のファイバペアは等長とする。さらに、同期用モジュールと、図4,5で示したMUX92/DEMUX93との間のファイバ群も等長とする。
第2同期用モジュール20の時間差検出部172は、2波長以上の光信号の到着時間差(△t12[ps])を検出する(符号302)。
第2同期用モジュール20の遅延演算部173は、「△t12=C×△λ×L12」の関係式を用いて、L12を算出する。そして、遅延演算部173は、「Dms=5000[ns/km]×L12[km](×温度補正)」の関係式を用いて、伝搬遅延Dmsを算出する。
同様にして、逆方向の第2同期用モジュール20から同時に送信される2波長の光信号(符号311)をもとに、第1同期用モジュール10が2波長の光信号の到着時間差(△t21[ps])を検出して(符号312)、伝搬遅延Dsmを算出する。
(1)待ちあわせ遅延Wms、Wsmを決定するための前準備処理(S30=詳細はS31~S36)。
(2)下りのPTPパケットを待ちあわせ遅延Wmsだけ待ち合わせることで、伝搬遅延Dmaxとしてスレーブノード4に通知する処理(S10=詳細はS11~S14)。
(3)上りのPTPパケットを待ちあわせ遅延Wsmだけ待ち合わせることで、伝搬遅延Dmaxとしてマスタノード3に通知する処理(S20=詳細はS21~S24)。
S31として、第1伝送装置1は、図9で後記する送信側の処理を行うことで、伝搬遅延Dmsを求めるための独自パケットを第2伝送装置2に送信する。
S32として、第2伝送装置2は、図10で後記する受信側の処理を行うことで、伝搬遅延Dmsを求める。
S33として、第2伝送装置2は、図11で後記する送信側の処理を行うことで、伝搬遅延Dsmを求めるための独自パケットを第1伝送装置1に送信する。
S34として、第1伝送装置1は、図12で後記する受信側の処理を行うことで、伝搬遅延Dsmを求める。
なお、S33の独自パケットには、S32で求めた伝搬遅延Dmsも含まれる。これにより、S34の時点で、第1同期用モジュール10は、自身で求めた伝搬遅延Dsmに加えて、通知された伝搬遅延Dmsも取得することができる。
S36として、第2伝送装置2は、図14で後記する受信側の処理を行うことで、通知された伝搬遅延Dmaxから待ちあわせ遅延Wmsを求め、その待ちあわせ遅延Wmsを自身の可変遅延部178に設定できる。
S11として、マスタノード3は、下りのPTPパケットをスレーブノード4に向けて送信し、PTPパケットを中継先の第1伝送装置1が受信する。
S12として、第1伝送装置1は、図15で後記する送信側処理を行い、下りのPTPパケットを第2伝送装置2に転送する。
S13として、第2伝送装置2は、図16で後記する受信側処理を行うことで、下りのPTPパケットを待ち合わせる。
S14として、第2伝送装置2は、下りのPTPパケットをスレーブノード4に転送する。
通知処理(S20)は、通知処理(S10)とPTPパケットの送信方向を反転させ、S13で第2伝送装置2が待ちあわせ遅延Wmsだけ待ち合わせる処理を、S23で第1伝送装置1が待ちあわせ遅延Wsmだけ待ち合わせる処理に置き換えたものである。
S21として、スレーブノード4は、上りのPTPパケットをマスタノード3に向けて送信し、PTPパケットを中継先の第2伝送装置2が受信する。
S22として、第2伝送装置2は、図15と同様の送信側処理を行い、上りのPTPパケットを第1伝送装置1に転送する。
S23として、第1伝送装置1は、図16と同様の受信側処理を行うことで、上りのPTPパケットを待ち合わせる。
S24として、第1伝送装置1は、上りのPTPパケットをマスタノード3に転送する。
オフセット値=((着時刻t2-発時刻t1)-(着時刻t4-発時刻t3))/2 …(数式1)
S311として、遅延管理部174は、遅延算出用パケットを独自パケットとして新規に生成し、コピー部161に出力する。
S312として、コピー部161は、遅延算出用パケットをコピーして、2波長分のキュー部162に出力する。
S313として、キュー部162によるバッファリング処理、トリガ付与部163によるトリガ付与処理がなされた遅延算出用パケットは、可変波長トランスミッタ164に出力される。
S314として、可変波長トランスミッタ164は、2波長分の遅延算出用パケットを光信号に変換し、その光信号を同時に第2同期用モジュール20に出力する。
S321として、カプラ171は、受信した2波長分の光信号の分岐し、その一方を時間差検出部172に出力する。
S322として、時間差検出部172は、トリガ付与部163によるトリガをもとに光信号の到着時間差(△t12)を検出し、その結果を遅延演算部173に出力する。
S323として、遅延演算部173は、図7で示したように、光信号の到着時間差から伝搬遅延Dmsを算出し、その結果を遅延管理部174に出力する。
S324として、遅延管理部174は、伝搬遅延Dmsを保持する。
S331として、遅延管理部174は、遅延算出用パケットを独自パケットとして新規に生成し、コピー部161に出力する。なお、この遅延算出用パケットには、S324で保持された伝搬遅延Dmsが付加されている。
S332として、コピー部161は、遅延算出用パケットをコピーして、2波長分のキュー部162に出力する。
S333として、キュー部162によるバッファリング処理、トリガ付与部163によるトリガ付与処理がなされた遅延算出用パケットは、可変波長トランスミッタ164に出力される。
S334として、可変波長トランスミッタ164は、2波長分の遅延算出用パケットを光信号に変換し、その光信号を同時に第1同期用モジュール10に出力する。
S341として、カプラ171は、2波長分の光信号を時間差検出部172、光受信部175に分岐して出力する。
S341bとして、光受信部175は、受信した光信号を識別セレクタ176に出力する。
S341cとして、識別セレクタ176は、2波長分の光信号から一方を選択して遅延管理部174に出力する。
S343として、遅延演算部173は、図7で示したように、光信号の到着時間差から伝搬遅延Dsmを算出し、その結果を遅延管理部174に出力する。
S344として、遅延管理部174は、S343の伝搬遅延Dsmの情報を保持する。
S345として、遅延管理部174は、S341cから通知された独自パケットから読み出した伝搬遅延Dmsの情報を保持する。
S346として、遅延管理部174は、伝搬遅延Dms、Dsmの両方を保持したか否かを判定する。両方を保持していない場合(No)は処理を終了し、両方を保持している場合(Yes)には処理をS347に進める。
S347として、遅延管理部174は、図2で示したように、伝搬遅延Dms、Dsmのうちの最大値よりもさらに大きい伝搬遅延Dmaxを決定し、その結果を遅延量制御部177に出力する。
S348として、遅延量制御部177は、伝搬遅延Dmaxの情報を保持する。
S351として、遅延管理部174は、伝搬遅延Dmax通知用パケットを独自パケットとして新規に生成し、コピー部161に出力する。
S352として、コピー部161は、伝搬遅延Dmax通知用パケットをコピーして、2波長分のキュー部162に出力する。
S353として、キュー部162によるバッファリング処理、トリガ付与部163によるトリガ付与処理がなされた伝搬遅延Dmax通知用パケットは、可変波長トランスミッタ164に出力される。
S354として、可変波長トランスミッタ164は、2波長分の伝搬遅延Dmax通知用パケットを光信号に変換し、その光信号を同時に第2同期用モジュール20に出力する。
S361として、カプラ171は、2波長分の光信号を時間差検出部172、光受信部175に分岐して出力する。しかし、今回は伝搬遅延Dmax通知用パケットに対して伝搬遅延の測定は行わないので、時間差検出部172の側では出力された光信号を破棄する。
S362として、光受信部175は、受信した光信号を識別セレクタ176に出力する。
S363として、識別セレクタ176は、2波長分の光信号から一方の伝搬遅延Dmax通知用パケットを選択して遅延管理部174に出力する。
S364として、遅延管理部174は、伝搬遅延Dmax通知用パケットから読み出した伝搬遅延Dmaxの情報を保持するとともに、その結果を遅延量制御部177に出力する。
S365として、遅延量制御部177は、伝搬遅延Dmaxの情報を保持する。
S121として、遅延管理部174は、PTPパケット受信時の共通部19により行われる各種処理(O/E・E/O部11の処理、PHY部12の処理、MAC部13の処理)を行い、その結果をコピー部161に出力する。
S122として、コピー部161は、PTPパケットをコピーして、2波長分のキュー部162に出力する。
S123として、キュー部162によるバッファリング処理、トリガ付与部163によるトリガ付与処理がなされたPTPパケットは、可変波長トランスミッタ164に出力される。
S124として、可変波長トランスミッタ164は、2波長分のPTPパケットを光信号に変換し、その光信号を同時に第2同期用モジュール20に出力する。
S131として、カプラ171は、2波長分の光信号を時間差検出部172、光受信部175に分岐して出力する。
S131bとして、光受信部175は、受信した光信号を識別セレクタ176に出力する。
S131cとして、識別セレクタ176は、2波長分の光信号から一方のPTPパケットを選択して可変遅延部178に待ち合わせ対象として出力する。
S133として、遅延演算部173は、図7で示したように、光信号の到着時間差から伝搬遅延Dmsを算出し、その結果を遅延管理部174を介して遅延量制御部177に出力する。
S134として、遅延管理部174は、図2で示したように、「伝搬遅延Dmax-伝搬遅延Dms=待ちあわせ遅延Wms」を算出し、その結果を可変遅延部178に出力する。
S135として、可変遅延部178は、S131cのPTPパケットを待ちあわせ遅延Wmsだけ遅延させてから共通部19に出力する。
S136として、共通部19は、PTPパケット送信時の各種処理(MAC部13の処理、PHY部12の処理、O/E・E/O部11の処理)を行ってから、S14のPTPパケット送信処理を行う。
つまり、PTPパケットの経路終点に近い伝送装置において、待ちあわせ遅延Wms、Wsmを恣意的に発生させることで、双方向の伝搬遅延がともにDmaxになるように(対称になるように)補正している。この伝搬遅延Dmaxを求めるために、伝送装置に備えられる第1同期用モジュール10、第2同期用モジュール20間で2波長分の独自パケットを事前に送受信し、その独自パケットの到着時間差から同期用モジュール間の伝搬遅延Dms、Dsmを高精度に求める構成とした。
さらに、(a)伝送経路途中の装置内遅延と、(b)伝送路の遅延とを含む伝搬遅延Dms、Dsmが高精度に測定され、その測定結果をもとに伝搬遅延Dmaxが第1同期用モジュール10、第2同期用モジュール20に設定される(図2参照)。これにより、伝搬遅延Dmaxとして過剰に大きい値が設定されてしまうことでPTPパケットを余分に待たせたり、伝搬遅延Dmaxとして過剰に小さい値が設定されてしまうことでPTPパケットの遅延非対称性を除去しきれなかったりする不都合を予防できる。
2 第2伝送装置
3 マスタノード(第1時刻同期装置)
4 スレーブノード(第2時刻同期装置)
10 第1同期用モジュール
11 O/E・E/O部
12 PHY部
13 MAC部
14 クロックタイマ
15 環境情報管理部
16 送信部
17 受信部
19 共通部
20 第2同期用モジュール
161,165 コピー部
162 キュー部
163 トリガ付与部
164 可変波長トランスミッタ
171 カプラ
172 時間差検出部
173 遅延演算部
174 遅延管理部
175 光受信部
176 識別セレクタ
177 遅延量制御部
178 可変遅延部
Claims (3)
- 第1時刻同期装置側に接続される第1伝送装置と、前記第1伝送装置に対向し第2時刻同期装置側に接続される第2伝送装置を経由して、前記第1時刻同期装置と前記第2時刻同期装置との間で時刻同期用パケットを送受信し、その送受信の時刻情報をもとに前記第2時刻同期装置の時刻を同期する時刻伝送システムに用いられる伝送装置であって、
前記第1伝送装置および前記第2伝送装置としてそれぞれ動作する伝送装置は、
複数波長分の遅延算出用パケットを同時に対向の伝送装置に送信する送信部と、
前記対向の伝送装置から受信した複数波長分の前記遅延算出用パケットの到着した時刻の差をもとに、前記対向の伝送装置から自装置までの第1伝搬遅延を求め、前記対向の伝送装置が求めた自装置から前記対向の伝送装置までの第2伝搬遅延の通知を受け、前記第1伝搬遅延および前記第2伝搬遅延よりも大きな設定遅延を求める受信部とを有し、
前記受信部は、
前記対向の伝送装置から複数波長分の前記時刻同期用パケットを受信すると、それらの前記時刻同期用パケットの到着した時刻の差をもとに、前記対向の伝送装置から自装置までの第3伝搬遅延を求め、
受信した前記時刻同期用パケットに対して、前記第3伝搬遅延から前記設定遅延までの待ちあわせ遅延を発生させた後に、自装置側に接続される時刻同期装置に送信することとし、
前記遅延算出用パケットは、前記伝送装置により独自に生成されるパケットであることを特徴とする
伝送装置。 - 請求項1に記載の伝送装置と、前記第1時刻同期装置と、前記第2時刻同期装置とを含めて構成される時刻伝送システムであって、
前記第2時刻同期装置は、前記時刻同期用パケットの前記時刻同期装置間における発時刻および着時刻を用いて前記第2時刻同期装置の時計のずれであるオフセット値を計算することを特徴とする
時刻伝送システム。 - 第1時刻同期装置側に接続される第1伝送装置と、前記第1伝送装置に対向し第2時刻同期装置側に接続される第2伝送装置を経由して、前記第1時刻同期装置と前記第2時刻同期装置との間で時刻同期用パケットを送受信し、その送受信の時刻情報をもとに前記第2時刻同期装置の時刻を同期する時刻伝送システムが実行する遅延補正方法であって、
前記第1伝送装置および前記第2伝送装置としてそれぞれ動作する伝送装置は、
複数波長分の遅延算出用パケットを同時に対向の伝送装置に送信する送信部と、
前記対向の伝送装置から受信した複数波長分の前記遅延算出用パケットの到着した時刻の差をもとに、前記対向の伝送装置から自装置までの第1伝搬遅延を求め、前記対向の伝送装置が求めた自装置から前記対向の伝送装置までの第2伝搬遅延の通知を受け、前記第1伝搬遅延および前記第2伝搬遅延よりも大きな設定遅延を求める受信部とを有し、
前記受信部は、
前記対向の伝送装置から複数波長分の前記時刻同期用パケットを受信すると、それらの前記時刻同期用パケットの到着した時刻の差をもとに、前記対向の伝送装置から自装置までの第3伝搬遅延を求め、
受信した前記時刻同期用パケットに対して、前記第3伝搬遅延から前記設定遅延までの待ちあわせ遅延を発生させた後に、自装置側に接続される時刻同期装置に送信することとし、
前記遅延算出用パケットは、前記伝送装置により独自に生成されるパケットであることを特徴とする
遅延補正方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019024802A JP7310163B2 (ja) | 2019-02-14 | 2019-02-14 | 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 |
US17/429,172 US11791922B2 (en) | 2019-02-14 | 2020-02-06 | Transmission device, time transmission system, and delay compensation method |
PCT/JP2020/004618 WO2020166485A1 (ja) | 2019-02-14 | 2020-02-06 | 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019024802A JP7310163B2 (ja) | 2019-02-14 | 2019-02-14 | 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020134203A JP2020134203A (ja) | 2020-08-31 |
JP7310163B2 true JP7310163B2 (ja) | 2023-07-19 |
Family
ID=72045402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019024802A Active JP7310163B2 (ja) | 2019-02-14 | 2019-02-14 | 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11791922B2 (ja) |
JP (1) | JP7310163B2 (ja) |
WO (1) | WO2020166485A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20240255898A1 (en) * | 2021-05-19 | 2024-08-01 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Measuring device, measuring method, and time synchronization system |
CN116471211B (zh) * | 2023-06-19 | 2023-10-13 | 威胜信息技术股份有限公司 | 一种电力物联网精准对时方法 |
CN117687347B (zh) * | 2024-02-02 | 2024-04-09 | 三峡智控科技有限公司 | 一种基于fpga和通信网络的同步录波方法及装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013538022A (ja) | 2010-09-20 | 2013-10-07 | アルカテル−ルーセント | 遅延非対称を補正するための方法 |
JP2014216669A (ja) | 2013-04-22 | 2014-11-17 | 日本電信電話株式会社 | 通信システム、同期システム、通信方法 |
JP2015065525A (ja) | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 株式会社日立製作所 | 通信システム及び時刻同期方法 |
US20150104167A1 (en) | 2012-05-16 | 2015-04-16 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Determining properties of an optical communications path in an optical communications network |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2550149C2 (ru) * | 2010-10-13 | 2015-05-10 | Телефонактиеболагет Л М Эрикссон (Пабл) | Определение асимметрий в сети связи |
WO2014029430A1 (en) * | 2012-08-22 | 2014-02-27 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Distributing path delay data in a connection-oriented communications network |
EP2941842B1 (en) * | 2013-01-07 | 2018-10-03 | Microsemi Frequency and Time Corporation | Universal asymmetry correction for packet timing protocols |
US9882705B2 (en) * | 2014-05-23 | 2018-01-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication apparatus, communication method, and computer readable medium using propagation delay for time synchronization |
WO2016037645A1 (de) * | 2014-09-10 | 2016-03-17 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum bestimmen einer übertragungszeit eines telegramms in einem kommunikationsnetzwerk und entsprechende netzwerkkomponenten |
-
2019
- 2019-02-14 JP JP2019024802A patent/JP7310163B2/ja active Active
-
2020
- 2020-02-06 US US17/429,172 patent/US11791922B2/en active Active
- 2020-02-06 WO PCT/JP2020/004618 patent/WO2020166485A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013538022A (ja) | 2010-09-20 | 2013-10-07 | アルカテル−ルーセント | 遅延非対称を補正するための方法 |
US20150104167A1 (en) | 2012-05-16 | 2015-04-16 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Determining properties of an optical communications path in an optical communications network |
JP2014216669A (ja) | 2013-04-22 | 2014-11-17 | 日本電信電話株式会社 | 通信システム、同期システム、通信方法 |
JP2015065525A (ja) | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 株式会社日立製作所 | 通信システム及び時刻同期方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US11791922B2 (en) | 2023-10-17 |
US20220103281A1 (en) | 2022-03-31 |
WO2020166485A1 (ja) | 2020-08-20 |
JP2020134203A (ja) | 2020-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9705770B2 (en) | Determining asymmetries in a communication network | |
US8971357B2 (en) | Method for synchronizing master and slave clocks of a packet-switched network with aggregated connections between nodes, and associated synchronization devices | |
WO2018045857A1 (en) | System and methods for network synchronization | |
KR101479483B1 (ko) | 지연의 비대칭을 보정하는 방법 | |
JP7310163B2 (ja) | 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 | |
CN105187275B (zh) | 一种测量光纤传输链路非对称时延的方法及装置 | |
US20130077964A1 (en) | Precise clock synchronization over optical fiber | |
WO2009118878A1 (ja) | Ponシステム | |
US9172525B2 (en) | Method and device for compensating for time path | |
CN110784783B (zh) | 基于光纤网络的时钟同步方法及装置 | |
US11750358B2 (en) | Time transmission device and transmission method | |
US20220026857A1 (en) | Time transmission correction device, time transmission system, and delay measurement method | |
JP7302192B2 (ja) | 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延補正方法 | |
JP7070387B2 (ja) | 時刻比較装置、および、時刻品質監視方法 | |
JP7200636B2 (ja) | 伝送装置、時刻伝送システム、および、遅延測定方法 | |
JP6456787B2 (ja) | 時刻同期装置および時刻同期方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220902 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7310163 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |