JP7309483B2 - 給油所システム - Google Patents

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Description

本発明は、給油所システムに関し、特に、給油動作の簡略化を図ると共に、顧客を誤って特定することがなく、確実に所望の給油を行うことのできる給油所システムに関する。
近年、スマートフォン、タブレット等の携帯端末は、利便性の高さから接客、施設や在庫の管理、点検等、様々な業務に利用され近年急速に普及している。また、ガソリン等の燃料油を供給する給油所においてもIoT(Internet of Things、モノのインターネット)等の新たな技術の活用が求められている。
そこで、本出願人は特願2018-188014号において、BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコン等から所定の領域に信号を送信し、この信号を受信した携帯端末から給油設定に関する情報を受信し、給油設定がなされる給油装置等を提案した。この給油装置によれば、顧客が予め給油設定データを携帯端末に設定しておけば、所定の領域(給油エリア)に停車する車両内で給油装置の給油設定を簡単に行うことができ、給油装置において、顧客が手動で給油設定を行うための機構を省略することができる。これにより、給油所側の設備投資を削減することができ、顧客が給油の度に給油設定を行うことで誤った給油設定がなされることも回避することができ、混油の防止にも寄与する。
上記発明は有効であるが、ビーコン等から信号が所定の給油エリアに停車する車両内の複数の携帯端末に送信されるため、例えば、給油を行う予定の運転手ではなく同乗者の携帯端末との間で給油設定がなされるなど、誤って顧客を特定して所望の給油がなされないおそれがあった。
そこで、本発明は、顧客を誤って特定することがなく、確実に所望の給油を行うことを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の給油所システムは、給油装置と、該給油装置と通信可能なサーバとで構成され、前記給油装置に設けられた人体・車両センサーが顧客を検知すると、該給油装置は所定の領域にビーコン信号を送信し、該信号を受信した複数の顧客の携帯端末のうちの一つの端末の操作により出力された、給油対象の前記携帯端末を特定する顧客IDを前記サーバが受信すると、該サーバは前記携帯端末を使用する顧客に対応する、蓄積した顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データを前記給油装置に送信し、該給油装置が前記給油設定データを受信すると、前記給油装置に前記給油設定がなされることを特徴とする。
本発明の給油所システムによれば、複数の携帯端末が給油装置からのビーコン信号を受信した場合でも、サーバは顧客IDによって特定された携帯端末を使用する顧客に対応する、蓄積した顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データのみを給油装置に送信するため、顧客を誤って特定することがなく、確実に所望の給油を行うことができる。
以上のように、本発明によれば、顧客を誤って特定することがなく、確実に所望の給油を行うことができる。
本発明に係る給油所システムの第1及び第2の実施形態を示す概略図である。 図1に示す給油所システムの第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る給油所システムの第1の実施形態における携帯端末の表示画面の推移を示す概略図である。 図1に示す給油所システムの第2の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る給油所システムの第2の実施形態における携帯端末の表示画面の推移を示す概略図である。 本発明に係る給油所システムの第3の実施形態を示す概略図である。 図6に示す給油所システムの動作を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る給油所システムの第1及び第2の実施形態を示し、この給油所システム1は、人体・車両センサー2aと、BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコン(電波発信手段、以下単に「ビーコン」という。)2bと、識別コードリーダー2cとを備えた給油装置2と、クラウドを構成するサーバ3とで構成され、両者は互いに通信可能であり、さらに両者は、車両V内又は給油エリアで顧客が使用する携帯端末4(例えば、運転者が使用する携帯端末4A、同乗者が使用する携帯端末4B)と通信可能である。また、給油所システム1は、給油後に顧客が精算を行うための精算装置(不図示)も備える。
人体・車両センサー2aは、節電対策として、来客時にのみビーコン2bから電波を発するようにするために設けられる。
給油装置2のビーコン2bの指向性及び通信距離は、給油装置2の近傍の給油エリアに停車する車両Vに限られ、給油装置2は、給油所に存在する別の車両内の携帯端末と誤って通信することがない。尚、携帯端末と通信できる発信手段(wifi等)であれば、ビーコン以外のものを用いることもできる。
サーバ3は、表1に示すように、顧客毎に定められた顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データと、給油データ(車両に給油を行った際の給油量等)を蓄積すると共に、給油データに基づいて給油所の売上データの管理を行う。
Figure 0007309483000001
携帯端末4(4A、4B)は、顧客が所有するスマートフォンや、タブレット等であって、給油装置2及びサーバ3と通信する機能と、給油データや給油伝票等を表示する機能等を備える。携帯端末4が給油伝票を表示することができれば、給油所側で給油伝票を印字する機器の設備投資を軽減することができて好ましい。
次に、上記構成を有する給油所システム1の第1の実施形態の動作について、図1及び図2を参照しながら説明する。尚、顧客は予め携帯端末4のアプリ等を介してサーバ3に顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データを登録する。また、サーバ3には、給油装置2のビーコン2bからのビーコンIDと給油装置2の番号が関連づけて記録されているものとする。尚、図2のルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
給油装置2のステップS1において、人体・車両センサー2aが車両V又は顧客を検知すると(ステップS1;Yes)、ビーコン2bからビーコンIDを出力する(ステップS2)。給油装置2から携帯端末4A、4BにビーコンIDが入力されると(ステップS21;Yes、ステップS61;Yes)、携帯端末4A、4Bに、図3(a)に示すようなプッシュ通知が表示される(ステップS22、S62)。
図3(a)の表示の後、運転者が携帯端末4Aの表示画面をタッチすると(ステップS23;Yes)、携帯端末4Aからサーバ3にビーコンID及び顧客IDが出力される(ステップS25)。尚、運転者が携帯端末4Aの表示画面にタッチせず、キャンセルを入力した場合には(ステップS24;Yes)、携帯端末4Aの表示画面に処理をキャンセルした旨の表示がなされ(ステップS31)、携帯端末4Aの動作が終了する。
携帯端末4Aからサーバ3にビーコンIDと顧客IDが入力されると(ステップS41;Yes)、サーバ3から携帯端末4Aに給油設定データ表示信号が出力され(ステップS42)、携帯端末4Aがこの信号を受けると(ステップS26;Yes)、携帯端末4Aの表示画面に、図3(b)に示すような給油装置番号と顧客の給油設定データが表示される。
運転者が携帯端末4Aの表示画面の「YES」にタッチすると(ステップS28;Yes)、携帯端末4Aからサーバ3に給油要求信号が出力され(ステップS29)、サーバ3がこれを受信すると(ステップS43;Yes)、サーバ3は、携帯端末4Bに対してキャンセル信号を送信し(ステップS44)、携帯端末4Bがこれを受信すると(ステップS70)、携帯端末4Bの表示画面には、図3(c)に示すように、処理をキャンセルした旨の表示がなされ(ステップS71)、携帯端末4Bの動作が終了する。
次に、サーバ3から給油装置2に給油許可信号が出力され(ステップS45)、給油装置2にサーバ3から給油許可信号が入力されると(ステップS3;Yes)、給油装置2において給油設定が行われる。また、携帯端末4Aの表示画面には、図3(c)に示すように、給油を開始する旨の表示がなされる。
ステップS4において、顧客が給油ノズルをノズル掛けから取り外し、給油装置2のノズルSW(スイッチ)がONになると(ステップS4;Yes)、ステップS5において、ステップS3で入力された油種に対応する給油ノズルが取り外されているか否かを判定し、正しい給油ノズルが取り外されている場合には(ステップS5;Yes)、給油装置2の表示器にリセット信号が送信され、前回なされた給油に関する情報の帰零(リセット)がなされると共に、給油ポンプがONとなる(ステップS7)。
一方、ステップS5において、顧客が誤った給油ノズルを取り外していた場合には(ステップS5;No)、表示器等を介して顧客に給油ノズルを確認するよう報知する(ステップS6)。
ステップS7において、給油ポンプがONになることで給油ノズルより燃料油が吐出され、これにより流量パルス信号が表示器に出力され(ステップS8;Yes)、表示器において給油量の表示(計数表示)がなされる(ステップS9)。尚、流量パルス信号が出力されない場合には(ステップS8;No)、ノズルSWがOFFでない限り(ステップS10;NO)、すなわち給油が中止又は終了するまで流量パルス信号の出力を待つ。
ステップS3で入力された給油設定に基づく給油が完了すると、給油ポンプがOFFになり(ステップS11)、給油データをサーバ3に対して出力する(ステップS12)。
サーバ3のステップS46において、給油装置2から給油データが入力されると(ステップS46;Yes)、給油データから精算データを生成した後、携帯端末4Aに対して給油・精算データを出力する(ステップS47)。
携帯端末4Aにおいて、サーバ3から給油・精算データが入力されると(ステップS32;Yes)、顧客が両データを確認するために両データを表示部に表示する(ステップS33)。その後、両データの表示時間Tが所定時間t1に達すると(ステップS34;Yes)、顧客の確認が終了したとして給油・精算データをサーバ3へ出力する(ステップS35)。
サーバ3において、携帯端末4Aから給油・精算データが入力されると(ステップS48;Yes)、決済処理完了信号を携帯端末4Aに出力する(ステップS49)。これでサーバ3の動作を終了する。携帯端末4Aにおいて、サーバ3から決済処理完了信号が入力されると(ステップS36;Yes)、給油伝票を表示する(ステップS37)。これで携帯端末4Aの動作も終了して、給油動作が終了する。
給油装置2は、人体・車両センサー2aが車両Vや顧客を検知しなくなると(ステップS13;Yes)、ビーコン2bからのビーコンIDの出力を停止する。これで給油装置2の動作が終了する。
尚、携帯端末4A、4Bに、図3(a)に示すようなプッシュ通知が表示され(ステップS22、S62)、その後同乗者が誤って携帯端末4Bの表示画面にタッチし(ステップS63;Yes)、携帯端末4Bの表示画面に図3(b)に示すような給油装置番号と顧客の給油設定データが表示された場合でも(ステップS67)、同乗者が表示画面の「YES」にタッチしなければ(ステップS68;No)、図3(c)に示すように、処理をキャンセルした旨の表示がなされた後、処理は終了する。
以上のように、本実施の形態における給油所システム1によれば、給油装置2のビーコン2bからビーコンIDが入力された携帯端末4A、4Bに確認用の画面や確認釦が表示され、確認釦等にタッチした携帯端末4以外の携帯端末4に対してキャンセル処理を行い、確認釦等にタッチした携帯端末4の給油要求を有効とするため、顧客を誤って特定することがなく、確実に顧客給油設定データに対応した給油を行うことができる。
次に、本発明に係る給油所システムの第2の実施形態の動作について、図1、図4及び図5を参照しながら説明する。尚、本実施形態においても、顧客は予め携帯端末4のアプリ等を介してサーバ3に顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データを登録し、サーバ3には、給油装置2のビーコン2bからのビーコンIDと給油装置2の番号が関連づけて記録されているものとする。尚、図4のルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
給油装置2のステップS101において、人体・車両センサー2aが車両V又は顧客を検知すると(ステップS101;Yes)、ビーコン2bからビーコンIDを出力する(ステップS102)。給油装置2から携帯端末4A、4BにビーコンIDが入力されると(ステップS121;Yes、ステップS161;Yes)、携帯端末4A、4Bに、図5(a)に示すようなプッシュ通知が表示される(ステップS122、S162)。
図5(a)の表示の後、運転者が携帯端末4Aの表示画面をタッチすると(ステップS123;Yes)、携帯端末4Aからサーバ3にビーコンID及び顧客IDが出力される(ステップS125)。尚、運転者が携帯端末4Aの表示画面にタッチせず、キャンセルを入力した場合には(ステップS124;Yes)、携帯端末4Aの表示画面に処理をキャンセルした旨の表示がなされ(ステップS132)、携帯端末4Aの動作が終了する。
携帯端末4Aからサーバ3にビーコンIDと顧客IDが入力されると(ステップS141;Yes)、サーバ3から携帯端末4Aに給油設定データと識別コードの表示信号が出力され(ステップS142)、携帯端末4Aがこの信号を受けると(ステップS126;Yes)、携帯端末4Aの表示画面に、図5(b)に示すような顧客の給油設定データと識別コード(ワンタイムパスワード)が表示される。
図5(b)の表示の後、運転者が携帯端末4Aを識別コードリーダー2cにタッチして携帯端末4Aの表示画面に表示された識別コードを識別コードリーダー2cに読み込ませると(携帯端末4AのステップS128;Yes、給油装置2のステップS103;Yes)、給油装置2は、読み取った識別コードを給油要求信号と共にサーバ3に出力する(ステップS104)。給油装置2から識別コードと給油要求信号が入力されると(ステップS143;Yes)、サーバ3は、ステップS142で携帯端末4Aに出力した識別コードと、給油装置2から入力された識別コードとを比較し、一致した場合には、携帯端末4Bに対してキャンセル信号を送信し(ステップS144)、携帯端末4Bがこれを受信すると(ステップS171)、携帯端末4Bの表示画面には、図5(c)に示すように、処理をキャンセルした旨の表示がなされ(ステップS172)、携帯端末4Bの動作が終了する。
次に、サーバ3から給油装置2に給油許可信号が出力されると共に、携帯端末4Aに給油開始表示信号が出力され(ステップS145)、給油装置2にサーバ3から給油許可信号が入力されると(ステップS105;Yes)、給油装置2において給油設定が行われ、携帯端末4Aにサーバ3から給油開始表示信号が入力されると(ステップS129;Yes)、携帯端末4Aの表示画面には、図5(c)に示すように、給油を開始する旨の表示がなされる(ステップS130)。
その後の給油装置2のステップS106~S114の動作は、図2のステップS4~S12の動作と同一であるため説明を省略する。
また、サーバ3のステップS146~S149の動作も、図2のステップS46~S49の動作と同一であるため説明を省略する。
さらに、携帯端末4AのステップS133~S138の動作も、図2のステップS32~S37の動作と同一であるため説明を省略する。
給油装置2は、人体・車両センサー2aが車両Vや顧客を検知しなくなると(ステップS115;Yes)、ビーコン2bからのビーコンIDの出力を停止する。これで給油装置2の動作が終了する。
尚、携帯端末4A、4Bに、図5(a)に示すようなプッシュ通知が表示され(ステップS122、S162)、その後同乗者が誤って携帯端末4Bの表示画面をタッチし(ステップS163;Yes)、携帯端末4Bの表示画面に図5(b)に示すような給油装置番号と顧客の給油設定データが表示された場合でも(ステップS167)、同乗者が携帯端末4Bを識別コードリーダー2cにタッチせず、携帯端末4Bの表示画面に表示された識別コードを識別コードリーダー2cに読み込ませなければ、図5(c)に示すように、処理をキャンセルした旨の表示がなされた後、処理は終了する。
以上のように、本実施の形態における給油所システム1によれば、給油装置2のビーコン2bからビーコンIDが入力された携帯端末4A、4Bに確認用の画面が表示され、確認用の画面にタッチした携帯端末4以外の携帯端末4に対してキャンセル処理を行い、識別コードを識別コードリーダー2cに読み込ませた携帯端末4の給油要求を有効とするため、顧客を誤って特定することがなく、確実に顧客給油設定データに対応した給油を行うことができる。
尚、何らかの原因で給油装置2のビーコン2bからの電波を携帯端末4が受信できなかった場合には、携帯端末4で顧客自ら識別コードを表示させ、給油装置2の識別コードリーダー2cに読込ますことで携帯端末4と給油装置2とを紐付けることができる。
また、現金給油の顧客は、別途識別コード付きの現金給油券を購入し、現金給油券を給油装置2の識別コードリーダー2cに読み込ますことで給油可能とすることができる。
図6は、本発明に係る給油所システムの第3の実施形態を示し、この給油所システム11は、給油装置12が上記給油装置2の識別コードリーダー2cに代えて給油装置12のビーコンIDを示す識別コード12aを備える点、及び携帯端末4(4A、4B)が新たに給油装置12の識別コード12aを読み込む機能を有する点で上記給油所システム1と相違する。給油所システム11において、上記給油所システム1と同一の構成要素には、同一の参照番号を付して説明を省略する。
次に、上記構成を有する給油所システム11の動作について、図6及び図7を参照しながら説明する。尚、本実施形態においても、顧客は予め携帯端末4のアプリ等を介してサーバ3に顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データを登録する。また、サーバ3には、給油装置12のビーコン2bからのビーコンIDと給油装置12の番号が関連づけて記録されているものとする。尚、図7のルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
給油装置12のステップS181において、人体・車両センサー2aが車両V又は顧客を検知すると(ステップS181;Yes)、ビーコン2bからビーコンIDを出力する(ステップS182)。給油装置12から携帯端末4A、4BにビーコンIDが入力されると(ステップS201;Yes、ステップS241;Yes)、携帯端末4A、4Bに、図3(a)に示すようなプッシュ通知が表示される(ステップS202、S242)。
図3(a)の表示の後、運転者が携帯端末4Aの表示画面をタッチすると(ステップS203;Yes)、携帯端末4Aからサーバ3にビーコンID及び顧客IDが出力される(ステップS205)。尚、運転者が携帯端末4Aの表示画面にタッチせず、キャンセルを入力した場合には(ステップS204;Yes)、携帯端末4Aの表示画面に処理をキャンセルした旨の表示がなされ(ステップS210)、携帯端末4Aの動作が終了する。
携帯端末4Aからサーバ3にビーコンIDと顧客IDが入力されると(ステップS221;Yes)、サーバ3から携帯端末4Aに給油設定データと識別コード読取り表示信号が出力され(ステップS222)、携帯端末4Aがこの信号を受けると(ステップS206;Yes)、携帯端末4Aの表示画面に、給油設定データと、例えば「使用する給油装置の識別コードを読み取ってください」という案内が表示される(ステップS207)。
上記表示の後、運転者が携帯端末4Aを介して給油装置12の識別コード12aを読み込むと、携帯端末4Aはサーバ3に識別コードと給油要求信号を出力する(ステップS208;Yes)。携帯端末4Aから識別コードと給油要求信号が入力されたサーバ3は(ステップS223;Yes)、ステップS221で入力されたビーコンIDと携帯端末4Aから入力された識別コードに含まれる給油装置12のビーコンIDとを比較し、一致した場合には、携帯端末4Bに対してキャンセル信号を送信し(ステップS224)、携帯端末4Bがこれを受信すると(ステップS244)、携帯端末4Bの表示画面には、図3(c)に示すように、処理をキャンセルした旨の表示がなされ(ステップS250)、携帯端末4Bの動作が終了する。
次に、サーバ3から給油装置12に給油許可信号が出力され(ステップS225)、給油装置12にサーバ3から給油許可信号が入力されると(ステップS183;Yes)、給油装置12において給油設定が行われ、携帯端末4Aの表示画面には、例えば、給油設定データと、給油を開始する旨を表示することができる。
その後の給油装置12のステップS184~S194の動作は、図2のステップS4~S14の動作と同一であるため説明を省略する。
また、サーバ3のステップS226~S229の動作も、図2のステップS46~S49の動作と同一であるため説明を省略する。
さらに、携帯端末4AのステップS211~S216の動作も、図2のステップS32~S37の動作と同一であるため説明を省略する。
尚、携帯端末4A、4Bに、図3(a)に示すようなプッシュ通知が表示され(ステップS202、S242)、その後同乗者が誤って携帯端末4Bの表示画面をタッチしても(ステップS243;Yes)、同乗者が携帯端末4Bを介して給油装置12の識別コード12aを読み込まなければ、図3(c)に示すように、処理をキャンセルした旨の表示がなされた後、処理は終了する。
以上のように、本実施の形態における給油所システム11によれば、給油装置12のビーコン2bからビーコンIDが入力された携帯端末4A、4Bに確認用の画面が表示され、確認用の画面にタッチした携帯端末4以外の携帯端末4に対してキャンセル処理を行い、給油装置12の識別コード12aを読み込んだ携帯端末4の給油要求を有効とするため、顧客を誤って特定することがなく、確実に顧客給油設定データに対応した給油を行うことができる。
尚、上記各実施の形態において、給油後に給油装置2、12でルーレット等によって割引券が当たるようにしている場合には、携帯端末4でのキャッシュレス決済において、次回給油時に携帯端末4に割引情報を表示し、給油料金を割り引きしてもよい。
1 給油所システム
2 給油装置
2a 人体・車両センサー
2b ビーコン
2c 識別コードリーダー
3 サーバ
4(4A、4B) 携帯端末
11 給油所システム
12 給油装置
12a 識別コード
V 車両

Claims (1)

  1. 給油装置と、該給油装置と通信可能なサーバとで構成され、
    前記給油装置に設けられた人体・車両センサーが顧客を検知すると、該給油装置は所定の領域にビーコン信号を送信し、該信号を受信した複数の顧客の携帯端末のうちの一つの端末の操作により出力された、給油対象の前記携帯端末を特定する顧客IDを前記サーバが受信すると、該サーバは前記携帯端末を使用する顧客に対応する、蓄積した顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データを前記給油装置に送信し、該給油装置が前記給油設定データを受信すると、前記給油装置に前記給油設定がなされることを特徴とする給油所システム。
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