JP6992791B2 - 給油所システム - Google Patents

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本発明は、給油所システムに関し、特に、既存の装置を利用しながらキャッシュレスを可能とする給油所システムに関する。
一般的な給油所には複数台の給油装置(計量機)、洗車装置、オイル交換装置等の給油所機器が設置され、これらの給油所機器は、事務所に設置された1台のPOS端末(販売管理装置、以下「POS」と略称する)に管理されている。
例えば、フルサービス式の給油所においては、自動車等の車両へ燃料油を給油する給油装置と、給油装置とLANによって接続され、精算処理や売上げの管理等を行うPOSと、POSとLANによって接続されると共に、この給油所の給油エリアにおいて給油装置に設定操作を行うため給油装置に内蔵された外設機とを備える給油所システムが用いられる。
また、セルフサービス式の給油所においては、上記各装置に加え、POSと給油所機器との間に給油作業の安全を確認して給油許可信号を出力するセルフサービスコンソール(以下「SSC」という)が設置される。
一方、近年、現金を使わないで支払を行うキャッシュレス決済の利用が進み、単に現金を持ち歩く必要がないだけでなく、カードの利用明細やアプリの使用記録から簡単に金の出入りを把握できたり、購入金額の数%分のポイントが還元されることがあるなどの利点がある。
上述のように、キャッシュレス決済の利点は多いものの、上記フルサービス式及びセルフサービス式の給油所システムに代えて新たなキャッシュレス決済可能な給油所システムを構築するには、多大な設備コストが掛かると共に、一気にキャッシュレス化を行うのは給油所システムの運営者にとって不安もある。
そこで、本発明は、既存のシステムを維持しながらキャッシュレス決済を可能とする給油所システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、給油所システムであって、給油所に設置される複数の給油所機器と、該複数の給油所機器にデータ送受信可能に接続されて該複数の給油所機器の統括的な制御・精算処理を行うPOS端末とを備える第1の給油系統と、所定の領域にビーコンIDを含む信号を送信するビーコンを有する給油装置と、前記所定の領域において前記給油装置からの前記ビーコンIDを含む信号を受信した顧客の携帯端末から給油設定に関する情報を受信し、該受信した給油設定に関する情報を前記給油装置に送信するサーバと、該サーバから前記給油設定に関する情報を受信して前記給油装置に給油許可信号を出力する給油許可装置とを備える第2の給油系統とを備え、前記サーバは、前記携帯端末から精算データが入力されると、該精算データを決済代行業者へ出力し、該決済代行業者から決済処理完了信号が入力されると、前記携帯端末に決済完了信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、サーバから精算データを決済代行業者へ出力し、決済処理完了後に携帯端末に決済完了信号を出力することで、既存のシステム構成である第1の給油系統とは別システムとしてキャッシュレス決済を実現するための第2の給油系統を付加することができる。
前記給油所システムにおいて、前記第1の給油系統は、外設機を内蔵する給油装置と、地下タンクと、前記給油装置に給油許可信号を出力する給油許可装置とを備えることができる。
以上のように、本発明によれば、既存のシステムを維持しながらキャッシュレスを可能とする給油所システムを提供することができる。
本発明に係る給油所システムの一実施の形態の全体構成を示す概略図である。 図1に示す給油所システムの通信変換装置等のブロック図である。 図1に示す給油所システムのキャッシュレス時の動作を示すフローチャートである。 図1に示す給油所システムで既存の給油所機器を動作させる場合を示すフローチャートである。 図1に示す給油所システムの現金支払時の動作を示すフローチャートである。 図1に示す給油所システムの現金支払時の動作を示すフローチャートである。 図1に示す給油所システムの現金支払時の動作を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る給油所システムの一実施の形態を示し、この給油所システム1は、既存の給油系統2とは別システムとしてキャッシュレス決済を実現するキャッシュレス系統3を付加したものである。
既存の給油系統2は、外設機を内蔵する給油装置4(4A~4C)と、POS端末(以下「POS」と略称する。)9と、SSC(給油許可装置)10とを備える。通信変換装置8は、新たに設けられたものである。
キャッシュレス系統3は、キャッシュレス可能とするために設けられた給油装置5と、クラウドを構成するサーバ7と、給油エリアで顧客が使用する携帯端末6と、給油装置5の給油を許可するためのSSC11とを備える。
給油装置4(4A~4C)は、従来給油所に設置されているものであって、外設機を内蔵し、既存のPOS9に接続される。
給油装置5は、キャッシュレス決済のために新たに設置したものであって、人体・車両センサー5aと、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)ビーコン(電波発信手段、以下単に「ビーコン」という。)5bと、表示器5cとを備える。人体・車両センサー5aは、節電対策として、来客時にのみビーコン5bから電波を発するようにするために設けられる。図1には、1台の給油装置5しか描かれていないが、給油装置5を複数台設置し、すべてキャッシュレス決済を可能とすることもできる。
携帯端末6は、顧客が所有するスマートフォンやタブレット等であって、給油装置5及びサーバ7と通信する機能と、給油データや給油伝票等を表示する機能等を備える。
サーバ7は、顧客毎に定められた顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データと、給油データ(車両に給油を行った際の給油量等)を蓄積すると共に、給油データに基づいて給油所の売上データの管理を行う。
POS9は、通信変換装置8を介して給油装置4、給油装置5、SSC10、11等の給油所機器にデータ送受信可能に接続され、これらの統括的な制御・精算処理を行うために備えられる。POS9は、顧客毎に定められた顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データと、給油データ(車両に給油を行った際の給油量等)を蓄積すると共に、給油データに基づいて給油所の売上データの管理を行う。また、地下タンク12(12A~12C)の油面計12aと連携して燃料油の残量管理も行う。
SSC10、11は、顧客が給油を行おうとする給油装置4、5の安全を給油所作業員が確認しない限り、給油装置4、5を給油不可能なままにするために設けられ、給油所作業員が対応する給油装置4、5の番号を押圧すると給油装置4、5は給油可能になる。
通信変換装置8は、給油装置4、5、サーバ7、POS9、SSC11及び油面計12aの間で有線又は無線で通信を確立するために設けられ、図2に示すように、給油装置5等との給油所情報の入出力を制御する給油所情報入出力制御部8aと、各種データを記憶するデータ記憶部8bと、給油所情報に基づいて給油装置5等の機器を管理する給油所情報機器管理部8cと、POS制御部8eと、給油装置5の制御部8fと、SSC11の制御部8eと、サーバ7との標準情報の入出力を制御する標準情報入出力制御部8hと、標準情報に基づいて給油装置5等の機器を管理する標準情報機器管理部8dとを備える。
給油所情報は、給油所名、給油装置番号及び給油エリア等である。また、標準情報とは、サーバ7に記憶されている顧客情報、売上情報、給油券情報である。サーバ7は、決済代行業者21の情報機器と通信可能である。
次に、上記構成を有する給油所システム1のキャッシュレス時(現金支払を行わない場合)の動作について、図1~図3を参照しながら説明する。尚、顧客は予め携帯端末6のアプリ等を介してサーバ7に顧客ID、油種、給油方法及び精算方法に関する給油設定データを登録する。また、サーバ7には、給油装置5のビーコン5bからのビーコンIDと給油装置5の番号が関連づけて記録されているものとする。尚、図3のルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
給油装置5のステップS1において、人体・車両センサー5aが顧客や車両を検知すると(ステップS1;Yes)、ビーコン5bからビーコンIDを出力する(ステップS2)。給油装置5から携帯端末6にビーコンIDが入力されると(ステップS21;Yes)、顧客に確認を促した後、携帯端末6からサーバ7に給油装置5のビーコンIDと顧客IDが出力される(ステップS22)。
携帯端末6からサーバ7に給油装置5のビーコンIDと顧客IDが入力されると(ステップS31;Yes)、サーバ7は、顧客IDに対応する給油設定データを検索した後、給油装置5に給油設定データを出力する(ステップS32)。サーバ7から給油装置5に給油設定データが入力され(ステップS3;Yes)、顧客が給油ノズルをノズル掛けから取り外してノズルスイッチ(SW)がONになると(ステップS4;Yes)、給油装置5はSSC11に対して給油要求信号を出力する(ステップS5)。
給油装置5からSSC11に給油要求信号が入力されると(ステップS41;Yes)、給油所作業員は顧客が給油を行おうとする給油装置5の安全を確認した後、対応する給油装置5の番号を押圧する(ステップS42)。給油所作業員が対応する給油装置5の番号を押圧すると(ステップS42;Yes)、SSC11は給油装置5に給油許可信号を出力する(ステップS43)。これでSSC11の動作を終了する。
SSC11から給油装置5に給油許可信号が入力されると(ステップS6;Yes)、ステップS3で入力された油種に対応する給油ノズルが取り外されているか否かを判定し、正しい給油ノズルが取り外されている場合には(ステップS7;Yes)、給油装置5の表示器5cにリセット信号が送信され、前回なされた給油に関する情報の帰零(リセット)がなされると共に、給油ポンプがONとなる(ステップS9)。
一方、ステップS7において、顧客が誤った給油ノズルを取り外していた場合には(ステップS7;No)、表示器5c等を介して顧客に給油ノズルを確認するよう報知する(ステップS8)。
ステップS9において、給油ポンプがONになることで給油ノズルより燃料油が吐出され、これにより流量パルス信号が表示器に出力され(ステップS10;Yes)、表示器において給油量の表示(計数表示)がなされる(ステップS11)。尚、流量パルス信号が出力されない場合には(ステップS10;No)、ノズルSWがOFFでない限り(ステップS12;No)、すなわち給油が中止又は終了するまで流量パルス信号の出力を待つ。
ステップS3で入力された給油設定に基づく給油が完了すると、給油ポンプがOFFになり(ステップS13)、給油データをサーバ7に対して出力する(ステップS14)。
サーバ7のステップS33において、給油装置5から給油データが入力されると(ステップS33;Yes)、給油データから精算データを生成した後、携帯端末6に対して給油・精算データを携帯端末6へ出力する(ステップS34)。次に、サーバ7は、精算データを決済代行業者21へ出力し(ステップS35)、決済代行業者21から決済処理完了信号が入力されると(ステップS36;Yes)、携帯端末6に決済処理完了信号を出力する(ステップS37)。これでサーバ7の動作を終了する。
携帯端末6において、サーバ7から給油・精算データが入力されると(ステップS23
;Yes)、顧客が両データを確認するために両データを表示部に表示する(ステップS24)。その後、両データの表示時間Tが所定時間t1に達し(ステップS25;Yes)、サーバ7から決済処理完了信号が入力されると(ステップS26;Yes)、給油伝票としての電子レシートを表示する(ステップS27)。これで携帯端末6の動作も終了して、給油動作が終了する。
給油装置5は、人体・車両センサー5aが顧客や車両を検知しなくなると(ステップS15;Yes)、ビーコン5bからのビーコンIDの出力を停止する(ステップS16)。これで給油装置5の動作が終了する。
以上のように、本実施の形態における給油所システム1によれば、キャッシュレス系統3においてキャッシュレス決済を行うことができる。
次に、上記給油所システム1の既存の給油系統2による給油動作について図1及び図4を参照しながら説明する。従来の現金・カード決済の場合は、この既存の精算給油系統2で給油する。尚、図4のルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
給油装置4において、顧客が給油設定データを入力すると(ステップS51;Yes)、給油装置4はPOS9に給油設定データを出力する(ステップS52)。その後、顧客が給油ノズルをノズル掛けから取り外してノズルスイッチ(SW)がONになると(ステップS53;Yes)、給油装置4はPOS9に対して給油要求信号を出力する(ステップS54)。
給油装置4からPOS9に給油設定データが入力され(ステップS71;Yes)、さらに給油要求信号が入力されると(ステップS72;Yes)、POS9は、SSC10に給油要求信号を出力する(ステップS73)。SSC10において、POS9から給油要求信号が入力されると(ステップS81;Yes)、給油所作業員は顧客が給油を行おうとする給油装置4の安全を確認した後、対応する給油装置4の番号を押圧する(ステップS82)。給油所作業員が対応する給油装置4の番号を押圧すると(ステップS82;Yes)、SSC10はPOS9に給油許可信号を出力する(ステップS83)。これでSSC10の動作を終了する。
SSC10からPOS9に給油許可信号が入力されると(ステップS74;Yes)、POS9は、給油装置4に給油許可信号を出力する(ステップS75)。給油装置4のステップS55において、POS9から給油許可信号が入力されると(ステップS55;Yes)、ステップS51で入力された油種に対応する給油ノズルが取り外されているか否かを判定し、正しい給油ノズルが取り外されている場合には(ステップS56;Yes)、給油装置4の表示器にリセット信号が送信され、前回なされた給油に関する情報の帰零(リセット)がなされると共に、給油ポンプがONとなる(ステップS58)。
一方、ステップS56において、顧客が誤った給油ノズルを取り外していた場合には(ステップS56;No)、表示器等を介して顧客に給油ノズルを確認するよう報知する(ステップS57)。
ステップS58において、給油ポンプがONになることで給油ノズルより燃料油が吐出され、これにより流量パルス信号が表示器に出力され(ステップS59;Yes)、表示器において給油量の表示(計数表示)がなされる(ステップS60)。尚、流量パルス信号が出力されない場合には(ステップS59;No)、ノズルSWがOFFでない限り(ステップS61;No)、すなわち給油が中止又は終了するまで流量パルス信号の出力を待つ。
ステップS51で入力された給油設定に基づく給油が完了すると、給油ポンプがOFFになり(ステップS62)、給油データをPOS9に対して出力する(ステップS63)。
POS9のステップS76において、給油装置4から給油データが入力されると(ステップS76;Yes)、給油データを保存し、精算処理をして(ステップS77)、給油動作を終了する。
以上のように、本実施の形態における給油所システム1によれば、既存の給油系統2において従来と同様の給油を行うこともできる。
次に、上記給油所システム1の現金支払時の動作について、図5~図7を参照しながら説明する。尚、図5~図7のルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
図5に示すように、顧客は現金支払機を操作して給油設定を行い、顧客の給油設定が完了すると(ステップS101;Yes)、現金支払機は給油券の発券信号をサーバ7に出力する(ステップS102)。現金支払機からサーバ7に発券信号が入力されると(ステップS111;Yes)、サーバ7は、発券信号に含まれる給油設定データ毎にコードを生成し、両者を紐づけて保存し(ステップS112)、現金支払機にコードと給油設定データを出力する(ステップS113)。サーバ7から現金支払機にコードと給油設定データが入力されると(ステップS103;Yes)、現金支払機は給油券を印刷する(ステップS104)。
図6に示すように、給油装置4において、顧客が識別コードリーダーを介して給油券の読込みを行うと(ステップS121;Yes)、給油装置4はサーバ7にコードと給油設定データを含むデータ確認信号を出力する(ステップS122)。給油装置4からサーバ7にデータ確認信号が入力されると(ステップS141;Yes)、サーバ7は、ステップS142において、コードが過去に使用されていないか、すなわち使用済みの給油券が読み込まれていないかを判定し、給油券のデータが有効であると判定すると(ステップS142;Yes)、入力されたコードを使用した再度の給油を不可能にする排他処理を行い(ステップS143)、給油装置4にデータ有効信号を出力する(ステップS144)。表1は、サーバ7に記録されている給油設定データであって、排他処理を行ったものには●が表示されている。
Figure 0006992791000001
給油装置4にサーバ7からデータ有効信号が入力されると(ステップS123;Yes)、顧客に対して「給油ノズルを外して給油して下さい」との給油開始報知がなされ(ステップS124)、顧客が給油ノズルをノズル掛けから取り外してノズルスイッチ(SW)がONになると(ステップS125;Yes)、給油装置4はSSC10に対して給油要求信号を出力する(ステップS126)。
SSC10において、給油装置4から給油要求信号が入力されると(ステップS151;Yes)、給油所作業員は顧客が給油を行おうとする給油装置4の安全を確認した後、対応する給油装置4の番号を押圧する(ステップS152)。給油所作業員が対応する給油装置4の番号を押圧すると(ステップS152;Yes)、SSC10は給油装置4に給油許可信号を出力する(ステップS153)。これでSSC10の動作を終了する。
給油装置4のステップS127において、SSC10から給油許可信号が入力されると(ステップS127;Yes)、ステップS121で読込んだ油種に対応する給油ノズルが取り外されているか否かを判定し、正しい給油ノズルが取り外されている場合には(ステップS128;Yes)、給油装置4の表示器にリセット信号が送信され、前回なされた給油に関する情報の帰零(リセット)がなされると共に、給油ポンプがONとなる(ステップS130)。
一方、ステップS128において、顧客が誤った給油ノズルを取り外していた場合には(ステップS128;No)、表示器等を介して顧客に給油ノズルを確認するよう報知する(ステップS129)。
ステップS130において、給油ポンプがONになることで給油ノズルより燃料油が吐出され、これにより流量パルス信号が表示器に出力され(ステップS131;Yes)、表示器において給油量の表示(計数表示)がなされる(ステップS132)。尚、流量パルス信号が出力されない場合には(ステップS131;No)、ノズルSWがOFFでない限り(ステップS133;No)、すなわち給油が中止又は終了するまで流量パルス信号の出力を待つ。
ステップS121で読込んだ給油設定データに基づく給油が完了すると、給油ポンプがOFFになり(ステップS134)、給油データをサーバ7に対して出力する(ステップS135)。
サーバ7のステップS145において、給油装置4から給油データが入力されると(ステップS145;Yes)、ステップS146において釣りの有無を判定し、釣りがある場合には(ステップS146;No)、給油金額、預かり金額及び釣り銭金額のデータを保存する(ステップS147)。ステップS146において釣りがない場合には(ステップS146;Yes)、処理を終了する。
一方、給油装置4は、ステップS135で給油データをサーバ7に対して出力した後、ステップS136において釣りの有無を判定し、釣りがある場合には(ステップS136;No)、釣りがある旨を報知して処理を終了する。釣りがない場合には(ステップS136;Yes)、そのまま処理を終了する。
尚、サーバ7のステップS142において、コードが過去に使用されていないか、すなわち使用済みの給油券が読み込まれていないかを判定し、給油券のデータが無効であると判定すると、データ無効信号を給油装置4に出力する(ステップS148)。給油装置4にサーバ7からデータ無効信号が入力されると(ステップS123;No)、顧客に対して給油券が無効であることを報知し(ステップS138)、処理を終了する。これで給油装置4の動作を終了する。
次に、釣り銭の払い出しの際の動作について、図7を参照しながら説明する。
現金支払機のステップS161において、顧客が識別コードリーダーを介して給油券を読み込むと(ステップS161;Yes)、サーバ7に給油券読込み信号を出力する(ステップS162)。現金支払機からサーバ7に給油券読込み信号が入力されると(ステップS171;Yes)、サーバ7は入力された給油券のコードを使用した再度の精算を不可能にする排他処理を行い(ステップS172)、現金支払機に排他処理終了信号を出力する(ステップS173)。サーバ7から現金支払機に排他処理終了信号が入力されると(ステップS163;Yes)、現金支払機は貨幣返却口を介して顧客に釣りを返却し(ステップS164)、釣り銭払い出し動作が終了する。
以上のように、従来の現金決済やカード決済の場合には、POS9に制御される給油装置4によって対応可能で、不正な再給油や再精算も防止することができて安全である。
1 給油所システム
2 既存の給油系統
3 キャッシュレス系統
4(4A~4C) 給油装置
5 給油装置
6 携帯端末
7 サーバ
8 通信変換装置
9 POS
10、11 SSC
12(12A~12C) 地下タンク
21 決済代行業者

Claims (2)

  1. 給油所に設置される複数の給油所機器と、該複数の給油所機器にデータ送受信可能に接続されて該複数の給油所機器の統括的な制御・精算処理を行うPOS端末とを備える第1の給油系統と、
    所定の領域にビーコンIDを含む信号を送信するビーコンを有する給油装置と、
    前記所定の領域において前記給油装置からの前記ビーコンIDを含む信号を受信した顧客の携帯端末から給油設定に関する情報を受信し、該受信した給油設定に関する情報を前記給油装置に送信するサーバと、
    該サーバから前記給油設定に関する情報を受信して前記給油装置に給油許可信号を出力する給油許可装置とを備える第2の給油系統とを備え、
    前記サーバは、前記携帯端末から精算データが入力されると、該精算データを決済代行業者へ出力し、該決済代行業者から決済処理完了信号が入力されると、前記携帯端末に決済完了信号を出力することを特徴とする給油所システム。
  2. 前記第1の給油系統は、外設機を内蔵する給油装置と、地下タンクと、前記給油装置に給油許可信号を出力する給油許可装置とを備えることを特徴とする請求項1に記載の給油所システム。
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