JP7309310B1 - 逆走検出装置 - Google Patents

逆走検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7309310B1
JP7309310B1 JP2023034307A JP2023034307A JP7309310B1 JP 7309310 B1 JP7309310 B1 JP 7309310B1 JP 2023034307 A JP2023034307 A JP 2023034307A JP 2023034307 A JP2023034307 A JP 2023034307A JP 7309310 B1 JP7309310 B1 JP 7309310B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverse
road
vehicle
detection device
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023034307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2024126122A (ja
Inventor
謙一 杉井
憲 土佐林
Original Assignee
株式会社ファンクリエイト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ファンクリエイト filed Critical 株式会社ファンクリエイト
Priority to JP2023034307A priority Critical patent/JP7309310B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7309310B1 publication Critical patent/JP7309310B1/ja
Publication of JP2024126122A publication Critical patent/JP2024126122A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】比較的簡単な画像認識処理で実行でき、搭載する記憶装置を比較的小型にできる逆走検出装置を提供する。【解決手段】逆走検出装置3は、レンズ6と撮像部7を含む撮像装置14と、制御部8と、撮像部7で作成された画像データを記憶すると共に道路標示が予め記憶された記憶部9と、入力部11と、表示部12と、逆走が検知されたときに警報を発する警報部13を備える。領域設定部としての制御部8は、撮像装置14の撮影画像の基準点を含む道路の領域を、画像認識処理の対象領域に設定する。画像処理部としての制御部8は、対象領域に天地逆向きの道路標示が有るか無いかを判断する。逆走判断部としての制御部8は、対象領域に天地逆向きの道路標示が有る場合に、自車両が逆走していると判断する。逆走判断部が自車両の逆走を判断すると、警報部13が警報を発して運転者に逆走の旨を伝える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載され、車両が定められた方向と逆の方向に走行していることを検出する逆走検出装置に関する。
従来より、高速道路や自動車専用道路などにおいて、運転者が定められた方向と逆の方向に車両を走行させる逆走の問題が生じている。このような車両の逆走を検出し、運転手に警告を行う等の対策を行うため、車両に逆走検出装置を搭載する動きが進んでいる。
従来の逆走検出装置として、車両の前方を撮影するカメラの撮影画像に基づいて、自車両の進行方向を判断して逆走を検出するものが多く提案されている。そのような逆走検出装置として、カメラの撮影画像の認識処理を行って道路の中央分離帯を検出する画像認識部と、中央分離帯があることを検出したときに、道路を中心とした所定の位置について、予め設定入力している道路標識の形状及び表面の標識、或いは裏側の色の物体が存在するかを検出する標識認識部を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この逆走検出装置は、上記道路標識認識部が道路標識を検出すると、道路標識の画像位置に応じた大きさを検出し、右側の道路標識が正常走行時より大きいとき、又は、左側の道路標識が正常走行時より小さいときに、逆走の警報を出力するように構成されている。
特開2007-140883号公報
しかしながら、上記従来の逆走検出装置は、撮影画像の認識処理により、中央分離帯の検出と、道路標識の形状及び表面の標識、或いは裏側の色の物体が存在するかを検出する必要があるので、認識処理を行う処理装置の負担が大きいという問題がある。また、中央分離帯は、その構造や大きさが道路の設置位置によって大きく異なるので、精度良く検出するのが困難である。さらに、道路標識は、道路上の位置や、目的地や通過地の方向や距離等を示す案内標識や、道路上で警戒すべきことや危険を知らせる警戒標識や、禁止や規制、制限などを知らせる規制標識や、通行するうえで守るべき事項を知らせる指示標識等があり、膨大な種類が存在する。したがって、道路標識を認識するためには、膨大な数の道路標識のパターンを予め記憶しておく必要があり、大型の記憶装置が必要となる不都合がある。
そこで、本発明の課題は、比較的簡単な画像認識処理で実行でき、搭載する記憶装置を比較的小型にできる逆走検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の逆走検出装置は、車両に搭載され、道路の定められた方向と逆の方向に自車両が走行していることを検出する逆走検出装置であって、
走行方向の前方を撮影する撮像装置と、
道路標示の形状が予め記憶された記憶部と、
上記撮像装置が撮影した撮影画像について、上記自車両の前輪を結ぶ線の中央から直角に延在する線と、上記撮影画像の下辺との交点を基準点として付加し、この基準点に接する道路の領域を画像認識処理の対象である対象領域として設定する領域設定部と、
上記領域設定部が設定した対象領域に対して画像認識処理を行い、上記記憶部に記憶された道路標示の天地逆向きの形状の有無を検出する画像処理部と、
上記画像処理部が上記道路標示の天地逆向きの形状を検出したときに、自車両が上記道路を逆走していると判断する逆走判断部と
を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、撮像装置により、走行方向の前方が撮影される。記憶部には、道路標示の形状が予め記憶される。ここで、道路標示とは、事故の防止や交通の流れを円滑にするために道路の表面に描かれる文字や図形であり、規制標示や指示標示が存在する。上記撮像装置が撮影した撮影画像について、領域設定部により基準点が付加され、この基準点に接する道路の領域が、画像認識処理の対象である対象領域として設定される。上記基準点は、撮影画像において、上記自車両の前輪を結ぶ線の中央から直角に延在する線と、上記撮影画像の下辺との交点に付加される。上記領域設定部が設定した対象領域に対して、画像処理部によって画像認識処理が行われ、上記記憶部に記憶された道路標示の天地逆向きの形状の有無が検出される。上記画像処理部が上記道路標示の天地逆向きの形状を検出したときに、逆走判断部により、自車両が上記道路を逆走していると判断される。このように、撮影画像中の基準点に接する道路の領域を対象領域とし、この対象領域に含まれる道路標示の方向のみに基づいて自車両が逆走しているか否かを判断する。このため、従来の逆走検出装置のように、中央分離帯の検出や、道路標識の形状及び表面の標識、或いは裏側の色の物体が存在するかの検出が不要である。したがって、従来よりも大幅に簡易な処理によって逆走を判断できる。上記基準点は、例えば、自車両の前輪を結ぶ線の中央から直角に延在する線を示す治具を路面に配置し、この治具を撮像装置で撮影することにより、上記治具の線と撮影画像の下辺との交点に設定できる。このような治具を用いることで、撮像装置の撮影画像に対して容易に基準点を設定できる。また、本発明の逆走検出装置の撮像装置は、予め車両に搭載された撮像装置と、車両に後付けする撮像装置のいずれであってもよい。また、基準点に基づいて対象領域を特定するので、撮像装置の設置位置は、車両の幅方向の中央に限られず、幅方向の中央から左右にずれた位置でもよい。幅方向の中央からずれた位置の撮像装置の撮影画像であっても、基準点に基づく対象領域に対して画像認識処理を行うことにより、自車両の進行方向の前方に位置する道路標示を画像認識処理の対象とすることができる。
一実施形態の逆走検出装置は、上記領域設定部が設定する対象領域は、上記道路の舗装の色彩を有する閉じた領域である。
上記実施形態によれば、領域設定部が、基準点に接する道路の領域であって、上記道路の舗装の色彩を有する閉じた領域を対象領域として設定する。このように、領域設定部により、基準点に接して道路の舗装の色彩を有する閉じた領域が、対象領域として設定されるので、自車両の進行方向の前方に位置する道路標示を、効果的に逆走の判断の対象とすることができる。ここで、道路の舗装は、アスファルトのほか、コンクリートや、道路の表面に被覆された樹脂やゴム等も含まれる。
一実施形態の逆走検出装置は、上記領域設定部が設定する対象領域は、上記道路に設けられた区画線に関して上記基準点が含まれる側の領域である。
上記実施形態によれば、領域設定部が、基準点に接する道路の領域であって、上記道路に設けられた区画線に関して上記基準点が含まれる側の領域を、対象領域として設定する。このように、領域設定部により、道路の区画線に関して基準点が含まれる側の領域が対象領域として設定されるので、自車両の進行方向の前方に位置する道路標示を、効果的に逆走の判断の対象とすることができる。ここで、区画線とは、道路の構造の保全や交通の流れを適切に誘導する目的で設置されたものであり、例えば、車道中央線、車線境界線及び車道外側線等がある。
一実施形態の逆走検出装置は、上記領域設定部が設定する対象領域は、上記基準点に対応する道路上の位置から自車両の走行方向の前方の所定距離の点を横切る線よりも手前側の領域である。
上記実施形態によれば、領域設定部が、基準点に対応する道路上の位置から自車両の走行方向の前方の所定距離の点を横切る線よりも手前側の領域を、対象領域として設定する。このように、領域設定部により、撮影画像において、自車両から比較的近い範囲の領域が対象領域として設定されるので、自車両の進行方向の前方に位置する道路標示を、効果的に逆走の判断の対象とすることができる。また、上記所定距離を、撮像装置のフレームレートと自車両の速度を考慮して設定することにより、効果的に道路標示の全体を撮影画像中に捉えることができる。
一実施形態の逆走検出装置は、上記記憶部に記憶された道路標示は、数字又は矢印の形状を有する。
上記実施形態によれば、画像処理部により、撮影画像の対象領域に対して画像認識処理が行われ、記憶部に記憶された数字又は矢印の形状を有する道路標示の天地逆向きの形状の有無が検出される。このように、数字又は矢印の形状を有する道路標示を対象とすることにより、この道路標示の天地逆向きの形状の有無を、比較的容易な処理によって比較的高い精度で検出できる。したがって、比較的容易な処理と比較的高い精度で、逆走の検出を行うことができる。
一実施形態の逆走検出装置は、上記逆走判断部により自車両が道路を逆方向に走行していると判断されたとき、上記自車両の運転者に警報を発する警報部を更に有する。
上記実施形態によれば、逆走判断部により自車両が道路を逆方向に走行していると判断されたとき、警報部が自車両の運転者に警報を発するので、運転者に自車両の停止や回避等の操作を促すことができ、他車両との衝突等の事故を防ぐことができる。上記警報部は、警報としての音声や光や振動等を発して、自車両が逆走していることを運転者に伝えることができる。
一実施形態の逆走検出装置は、上記逆走判断部により自車両が道路を逆方向に走行していると判断されたとき、上記自車両の走行を停止させる走行停止部を更に有する。
上記実施形態によれば、逆走判断部により自車両が道路を逆方向に走行していると判断されたとき、走行停止部が自車両の走行を停止させるので、運転者の操作を経ることなく、確実に車両を停止させて、他車両との衝突等の事故を防ぐことができる。
本発明の実施形態の逆走検出装置を示すブロック図である。 逆走検出装置で逆走の検出処理を行う際の撮影画像を示す模式図である。 逆走検出装置の撮像装置で撮影される道路と、撮影画像中の基準点との関係を示す模式図である。 逆走検出装置の動作を説明するフロー図である。 道路標示の例を示す図である。 道路標示の他の例を示す図である。 道路標示の更に他の例を示す図である。 撮像装置の設置位置と撮影角度を調整する様子を模式的に示す側面図である。 撮像装置の設置位置と撮影角度を調整する様子を模式的に示す平面図である。 撮像装置の調整の際の撮影画像を示す模式図である。 撮影画像の画像認識処理の対象領域を設定する様子を示す模式図である。 治具を用いて撮影画像の画像認識処理の対象領域の設定を行う様子を示す模式図である。 画像認識処理の対象領域を設定する際の撮影画像を示す模式図である。 画像認識処理の対象領域が設定された撮影画像を示す模式図である。 他の対象領域が設定された撮影画像を示す模式図である。 更に他の対象領域が設定された撮影画像を示す模式図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の逆走検出装置を示すブロック図である。本実施形態の逆走検出装置3は、車両に搭載され、車両の走行方向の前方を撮像装置で撮影し、撮影画像の画像認識処理の結果に基づいて自車両の逆走を検出し、逆走を検出した場合に運転者に警告を行うものである。
本実施形態の逆走検出装置3は、図1に示すように、レンズ6と、レンズ6からの光を電気信号に変換する撮像素子を含んで画像データを出力する撮像部7と、逆走検出装置3の動作を制御する制御部8と、撮像部7で作成された画像データを記憶すると共に、道路標示が予め記憶された記憶部9を備える。上記レンズ6及び撮像部7を含んで撮像装置14を形成している。また、上記制御部8は、後に詳述する領域設定部、画像処理部又は逆走判断部として機能する。この逆走検出装置3は、更に、動作の指令入力や各種の設定入力を行うための入力部11と、撮影した画像や設定及び動作に関する情報を表示する表示部12と、逆走が検知されたときに警報を発する警報部13を備える。
この逆走検出装置3は、図示しない蓄電池や、車両の電源装置に接続された電源線によって電力が供給される。この逆走検出装置3は、デジタルカメラやドライブレコーダに、逆走検出機能を付加して構成することができる。この逆走検出装置3は、撮像装置14が、走行方向の前方を撮影するように設置される。ここで、上記撮像装置14は、逆走検出装置3の他の構成部分と分離して、車内の他の位置や車外に設置されてもよい。
図2は、この逆走検出装置3で逆走の検出処理を行う際に使用される撮影画像を示す模式図である。図2の撮影画像20は、自車両の走行方向の前方を撮影したものであり、道路には、「減速」との文字で構成される道路標示と、進行方向に延びる2つの区画線23,24が映っている。この逆走検出装置3の撮像装置14で撮影された撮影画像20は、画像フレームの下辺の中央に基準点Pが設定されている。この基準点Pは、撮像装置14から出力された画像データに、制御部8によって付与される。ここで、図2の撮影画像に含まれる道路標示の「減速」は、向きが天地順方向に向いているので、車両は車線に定められた方向に走行している。
図3は、逆走検出装置3の撮像装置で撮影される道路と、撮影画像中の基準点Pとの関係を示す模式図である。図3において、1は道路であり、Aはレンズ6の光軸であり、Fは撮像装置14の焦点であり、θは画角であり、Vは消失点である。図3に示すように、撮影画像20は、撮像装置14の光軸Aに直交して画角θの境界と道路1の表面との交点を通る被写体投影面Sと相似である。したがって、撮影画像20の下辺の中央に設定された基準点Pは、被写体投影面Sの下端に対応する道路1上の点であって、撮像装置14から距離L0だけ離れた点を示している。この基準点Pに対応する道路1上の点までの距離L0を、比較的短い距離、例えば、車両の前後の車軸間距離よりも小さい距離に設定することにより、基準点Pに対応する道路上の位置は、高い確率で、自車両が走行している車線と一致することになる。したがって、撮影画像20中の基準点Pが含まれる道路の領域を対象とすることにより、自車両が走行している可能性の高い車線の道路標示を画像認識処理の対象とすることができる。
上記基準点Pが付与された撮影画像20は、領域設定部として機能する制御部8により、画像認識処理の対象である対象領域が設定される。領域設定部は、撮影画像20のうち、基準点Pが含まれる道路の領域を、対象領域として設定する。詳しくは、上記領域設定部は、上記基準点Pが含まれる道路の領域として、上記基準点Pに接し、道路の舗装の色彩を有する閉じた領域を、色彩に基づく画像認識により抽出して設定する。また、撮影画像20中に区画線が存在する場合、領域設定部は、上記基準点Pに接し、道路の舗装の色彩を有し、かつ、上記区画線に関して上記基準点Pが含まれる側の領域を抽出し、対象領域として設定する。図2の撮影画像20では、領域設定部により、上記基準点Pが含まれ、かつ、道路に設けられた区画線23,24に関して上記基準点Pが含まれる側の領域が、対象領域として設定される。
上記領域設定部によって対象領域が設定されると、画像処理部として機能する制御部8によって対象領域の画像認識処理が行われ、道路標示の天地逆向きの形状の有無が検出される。画像処理部の画像認識処理は、記憶部9に記憶された道路標示とのパターンマッチングを行うことにより、道路標示の天地逆向きの形状の有無を検出する。ここで、記憶部9には、予め天地逆向きに設定した道路標示を記憶しておき、記憶された天地逆向きの道路標示が、対象領域に有るか無いかを検出するのが好ましい。パターンマッチングの方法は、公知の種々の手法を用いることができる。また、パターンマッチングは、機械学習により行ってもよい。
上記画像処理部によって天地逆向きの道路標示が対象領域に有ることが検出されると、逆走判断部として機能する制御部8によって自車両が上記道路を逆走していると判断される。逆走判断部により、自車両が上記道路を逆走していると判断されると、制御部8の制御により警報部13が作動し、自車両が逆走している旨を示す音声を警報として出力して、運転者に自車両が逆走していることを伝える。ここで、警報部13は、警報として光や振動を発して運転者に逆走の旨を伝えてもよい。この場合、光による警報は、例えばフロントウィンドウの周囲や内側等、運転者が運転時に視認しやすい位置で発するのが好ましい。また、振動による警報は、例えば運転者が操作するハンドル等、運転者が運転時に認識しやすい位置で発するのが好ましい。
図4は、本実施形態の逆走検出装置3の動作を説明するフロー図である。まず、撮影画像20の画像フレームの下辺中央に基準点Pを付加するように撮像装置14が設定される
(ステップS1)。続いて、この撮像装置14が車両の前方を向くように設置される(ステップS2)。撮像装置14が設置された後、車両が走行すると共に逆走検出装置3が作動し、撮像装置14で自車両の走行方向の前方の撮影を行う(ステップS3)。自車両が走行するに伴い、撮像装置14で撮影されて生成された撮影画像に対して、領域設定部が基準点Pを含む領域を画像認識処理の対象領域として設定する(ステップS4)。設定された対象領域に対して、画像処理部が画像認識処理を行い(ステップS5)、天地逆向きの道路標示が有るか無いかを判断する(ステップS6)。対象領域に天地逆向きの道路標示が無い場合、ステップS3に戻り、撮像装置14による走行方向の前方の撮影を継続する。一方、ステップS6において、対象領域に天地逆向きの道路標示が有る場合、警報部13が作動し、運転者に対して逆走の旨の警報を発する(ステップS7)。
図5A乃至5Cは、本実施形態の逆走検出装置3が、画像認識処理によって検出する道路標示の例を示す模式図である。図5Aは、道路標示としての直進矢印15,15を示す図である。直進矢印15は、区画線で区切られた車線に夫々配置され、各車線の進行方向を示すものである。自車両が車線に設定された適切な走行方向を走行している場合、この直進矢印15は、走行方向の前方に鋭角の先端が向くように、撮影画像20に表れる。したがって、撮影画像20に、天地逆向きの直線矢印15が検出された場合、すなわち、鋭角の先端が自車両側に向いた直線矢印15が検出された場合、自車両は車線に設定された方向と逆向きに走行していることになる。
図5Bは、道路標示としての速度の規制標示16を示す図である。この規制標示16は、車線の走行速度の上限が、50km/hであることを示すものである。自車両が車線に設定された適切な走行方向を走行している場合、この規制標示16は、図5Bに示すように、画像の天地と数字の天地が一致するように撮影画像20に表れる。したがって、撮影画像20に、数字が天地逆向きの規制標示16が検出された場合、自車両は車線に設定された方向と逆向きに走行していることになる。ここで、規制標示16としては、車線に設定された規制速度に応じて種々の数字を用いたたものが該当する。
図5Cは、道路標示としての注意喚起標示17を示す図である。この注意喚起標示17は、「減速」の文字で構成され、車線を走行する車両の運転者に対して減速を促すものである。自車両が車線に設定された適切な走行方向を走行している場合、この注意喚起標示17は、図5Cに示すように、画像の天地と文字の天地が一致するように撮影画像20に表れる。したがって、撮影画像20に、文字が天地逆向きの注意喚起標示17が検出された場合、自車両は車線に設定された方向と逆向きに走行していることになる。ここで、注意喚起表示17としては、注意喚起の目的に応じて、例えば「速度落とせ」、「追突注意」、「この先カーブ」及び「止まれ」のように、種々の文字を用いたものが該当する。
図6Aは、本実施形態の逆走検出装置3の撮像装置14について、車両2での設置位置と撮影角度を調整する様子を模式的に示す側面図であり、図6Bは平面図である。図6Aにおいて、1は道路であり、2は逆走検出装置3を設置する車両であり、Sは被写体投影面であり、21は調整治具である。図6Aでは、説明の便宜上、撮像装置14を車両2の外側に設置するように図示しているが、撮像装置14は、車両2の内側に設置され、フロントウィンドウを通して前方を撮影してもよい。
図6Aに示すように、撮像装置14の設置位置と撮影角度を調整するために、調整治具21を車両2の前輪に接するように配置する。調整治具21は、棒状の部材で形成されてT字状の形状を有し、車両2の全幅よりも多少広い幅を有する幅部材21aと、幅部材21aの長さ方向の中央から直角に伸びる奥行部材21bを有する。この調整治具21を、図6Bに示すように、幅部材21aが車両2の前輪に接すると共に、奥行部材21bが車両2の幅方向の中央に位置し、かつ、車両2の前方に延在するように道路1上に配置する。図7は、道路1上に設置した調整治具21を撮像装置14で撮像したときの撮影画像20を示す模式図である。図7に示すように、撮影画像20の幅方向の中央を通る中心線Cに、調整治具21の奥行部材21bが一致すると共に、撮影画像20内に奥行部材21bが映るように、撮像装置14の設置位置と撮影角度を調整する。この後、撮影画像20のフレームの下辺と上記奥行部材21bとの交点に、基準点Pを設定する。この基準点Pは、図6Aにおいて、被写体投影面Sが設定される位置に対応する。上記調整治具21の奥行部材21bは、車両2の前後の車軸間距離よりも小さい長さに設定されている。これにより、撮像装置14を車両2の幅方向の中央に容易に設置できると共に、撮影画像20中の基準点Pに対応する道路上の位置が自車両の前輪から車軸間距離よりも手前側になるように、撮像装置14の撮影角度を調節できる。これにより、基準点Pに対応する道路上の位置が、高い確率で、自車両が走行している車線と一致することになる。したがって、基準点Pが含まれる道路の領域を対象領域として画像認識処理を行うことにより、車両2が走行する車線に存在する道路標示に基づいて逆走を判断することができる。その結果、自車両2の逆走を良好な精度で検出することができる。
図8Aは、本実施形態の逆走検出装置3について、車両2における撮像装置14の設置位置と撮影角度を調整すると共に、撮影画像20の画像認識処理の対象領域を設定する様子を模式的に示す側面図であり、図8Bは平面図である。図8Aにおいて、1は道路であり、2は逆走検出装置3を設置する車両であり、Sは被写体投影面であり、25は調整治具である。図8Aでは、説明の便宜上、撮像装置14を車両2の外側に設置するように図示しているが、撮像装置14は、車両2の内側に設置され、フロントウィンドウを通して前方を撮影してもよい。
図8Aに示すように、撮像装置14の設置位置と撮影角度を調整すると共に、撮影画像20の画像認識処理の対象領域を設定するために、調整治具25を車両2の前輪に接するように配置する。この調整治具25は、棒状の部材で形成されてT字状の形状を有し、車両2の全幅よりも多少広い幅を有する幅部材25aと、幅部材25aの長さ方向の中央から直角に伸びる奥行部材25bを有する。調整治具25の奥行部材25bには、幅部材25aからの距離を示す目盛りが設けられている。ここで、奥行部材25bは、棒状の部材に替えて、長さを示す目盛を有して可撓性の帯状体で形成された測量テープ等で形成してもよい。
上記調整治具25を、図8Bに示すように、幅部材25aが車両2の前輪に接すると共に、奥行部材25bが車両2の幅方向の中央に位置し、かつ、車両2の前方に延在するように道路1上に配置する。図9は、道路1上に設置した調整治具25を撮像装置14で撮像したときの撮影画像20を示す模式図である。図9において、CAはレンズ6の光軸を通り画像フレームの幅方向の辺と平行をなす光軸相当線である。図9に示すように、撮影画像20の幅方向の中央を通る中心線Cに、調整治具25の奥行部材25bが一致すると共に、撮影画像20内に奥行部材25bが映るように、撮像装置14の設置位置と撮影角度を調整する。この後、撮影画像20のフレームの下辺と上記奥行部材25bとの交点に、基準点Pを設定する。この基準点Pは、図8Aにおいて、調整治具25の幅部材25aが車輪に接する位置から距離Lだけ前方に離れた位置であって、被写体投影面Sが設定される位置に対応する。更に、撮影画像20において、基準点Pから進行方向の前方に距離L’だけ離れた位置に対応する点を横切る領域設定線Tを設定する。この領域設定線Tは、図8Aにおいて、被写体投影面Sが設定される位置よりも車両2の前方へ距離L’だけ離れた位置に対応して設定される。撮影画像20では、図8Bに示すように、基準点Pが設定される画像フレームの下辺から距離CL’だけ離れた位置に領域設定線Tが設定される。この領域設定線Tは、基準点Pと同様に、撮像装置14から出力された画像データに、制御部8によって付与される。
撮影画像20に付与される領域設定線Tは、撮影画像20に画像認識処理を行う対象領域を設定するとき、対象領域の領域設定線として用いられる。詳しくは、撮影画像20において、領域設定線Tよりも基準点Pが含まれる側の道路の領域を、画像認識処理を行う対象領域として設定する。ここで、領域設定線Tを設定する距離L’は、撮像装置14のフレームレートと車両2の速度を考慮して設定する。具体的には、例えば、撮像装置14のフレームレートが30f/secであり、車両2が120km/hで走行している場合を想定すると、上記距離L’を10mに設定するのが好ましい。この場合、撮影画像20は、1フレーム毎に1.1mずつ進行方向にずれて撮影される。一方、道路標示の長さは、例えば直進矢印15では長いもので5mである。したがって、L’を10mに設定しておけば、この範囲の対象領域内に直線矢印15が撮影されるフレーム数は9フレームであり、そのうち3フレームには完全な形の直線矢印15が撮影されることになる。このようにして、距離L’を、撮像装置のフレームレートと自車両の速度を考慮して設定することにより、効果的に道路標示の全体を、撮影画像20の対象領域中に映すことができる。その結果、撮影画像20の対象領域中の道路標示に基づいて、良好な精度で自車両2の逆走を検出することができる。
図10A乃至10Cは、領域設定線Tを用いて対象領域が設定された撮影画像20を示す模式図である。図10Aは、2つの区画線23,24の間の車線の中央を車両2が走行する際に撮影された撮影画像20に対し、画像認識処理を行う対象領域R1を設定した場合を示している。この対象領域R1は、撮影画像20中の領域設定線Tの基準点Pを含む側、かつ、2つの区画線23,24の間であって基準点Pを含む側の道路の領域に設定されている。このように設定された対象領域R1に画像認識処理を行うことにより、高い確率で車両2が走行している車線を対象として、この車線の道路標示を確実に捕らえて、自車両2が逆走しているか否かを判断することができる。
図10Bは、2つの区画線23,24で区画される車線の中心よりも左側を車両2が走行する際に撮影された撮影画像20に対し、画像認識処理を行う対象領域R2を設定した場合を示している。この対象領域R2は、撮影画像20中の領域設定線Tの基準点Pを含む側、かつ、左の区画線23に関して基準点Pを含む側の道路の領域に設定されている。このように設定された対象領域R2に画像認識処理を行うことにより、高い確率で車両2が走行している車線を対象として、この車線の道路標示を確実に捕らえて、自車両2が逆走しているか否かを判断することができる。
図10Cは、2つの区画線23,24で区画される車線の中心よりも右側を車両2が走行する際に撮影された撮影画像20に対し、画像認識処理を行う対象領域R3を設定した場合を示している。この対象領域R3は、撮影画像20中の領域設定線Tの基準点Pを含む側、かつ、右の区画線24に関して基準点Pを含む側の道路の領域に設定されている。このように設定された対象領域R3に画像認識処理を行うことにより、高い確率で車両2が走行している車線を対象として、この車線の道路標示を確実に捕らえて、自車両2が逆走しているか否かを判断することができる。
上記実施形態において、逆走検出装置3は、自車両2の逆走を逆走判断部が検出すると、警報部13が作動して運転者に警報を発したが、逆走判断部による逆走の検出に伴って車両2の走行を停止させる走行停止部を備えてもよい。走行停止部によって運転者の操作を経ることなく確実に車両2を停止させることができるので、逆走による他車両との衝突等の事故を、効果的に防ぐことができる。
また、上記実施形態において、逆走検出装置3の撮像装置14は、撮影画像20の幅方向の中央線が調整治具の奥行部材21bと一致するように、車両2の幅方向の中央に配置されたが、撮像装置14は車両2の中央よりも左右に偏った位置に配置されてもよい。この場合、撮影画像20中の調整治具の奥行部材21bが、画像フレームの下辺と交差する点に、基準点Pを設定すればよい。この基準点Pは、画像フレームの下辺の中央に位置するのが好ましい。
また、上記実施形態において、撮像装置14を含む逆走検出装置3を車両2に設置したが、予め車両に搭載された撮像装置を用いて逆走検出装置を構成してもよい。この場合、上記実施形態の撮像装置14以外の部分の機能を携帯型コンピュータによって実現し、この携帯型コンピュータを、予め車両に搭載された撮像装置に接続して逆走検出装置を構成すればよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、多くの変形が、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 道路
2 車両
3 逆走検出装置
6 レンズ
7 撮像部
8 制御部
9 記憶部
11 入力部
12 表示部
13 警報部
14 撮像装置
15 直進矢印
16 規制標示
17 注意喚起標示
20 撮影画像
21,25 調整治具
21a,25a 幅部材
21b,25b 奥行部材
23,24 区画線
A レンズの光軸
C 撮影画像の幅方向の中心線
CL’ 画像フレームの下辺から領域設定線までの距離
F 撮像装置の焦点
L 調整治具の幅部材が車輪に接する位置から道路上の基準点に相当する点までの距離
L’ 基準点から領域設定線を設定する点までの道路上の距離
L0 撮像装置から道路上の基準点に相当する点までの距離
P 基準点
S 被写体投影面
T 領域設定線
V 消失点
θ 撮像装置の画角

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、道路の定められた方向と逆の方向に自車両が走行していることを検出する逆走検出装置であって、
    走行方向の前方を撮影する撮像装置と、
    道路標示の形状が予め記憶された記憶部と、
    上記撮像装置が撮影した撮影画像について、上記自車両の前輪を結ぶ線の中央から直角に延在する線と、上記撮影画像の下辺との交点を基準点として付加し、この基準点に接する道路の領域を画像認識処理の対象である対象領域として設定する領域設定部と、
    上記領域設定部が設定した対象領域に対して画像認識処理を行い、上記記憶部に記憶された道路標示の天地逆向きの形状の有無を検出する画像処理部と、
    上記画像処理部が上記道路標示の天地逆向きの形状を検出したときに、自車両が上記道路を逆走していると判断する逆走判断部と
    を備え
    上記領域設定部が設定する基準点は、幅部材と、この幅部材の長さ方向の中央から直角に伸びる奥行部材とを有する治具が、上記幅部材が車両の前輪に接するように道路上に配置され、この治具を上記撮像装置で撮影して得た撮影画像において、フレームの下辺と上記奥行部材との交点に設定したものであることを特徴とする逆走検出装置。
  2. 請求項1に記載の逆走検出装置において、
    上記領域設定部が設定する対象領域は、上記道路の舗装の色彩を有する閉じた領域であることを特徴とする逆走検出装置。
  3. 請求項1に記載の逆走検出装置において、
    上記領域設定部が設定する対象領域は、上記道路に設けられた区画線に関して上記基準点が含まれる側の領域であることを特徴とする逆走検出装置。
  4. 請求項1に記載の逆走検出装置において、
    上記領域設定部が設定する対象領域は、上記基準点に対応する道路上の位置から自車両の走行方向の前方の所定距離の点を横切る線よりも手前側の領域であることを特徴とする逆走検出装置。
  5. 請求項1に記載の逆走検出装置において、
    上記記憶部に記憶された道路標示は、数字又は矢印の形状を有することを特徴とする逆走検出装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の逆走検出装置において、
    上記逆走判断部により自車両が道路を逆方向に走行していると判断されたとき、上記自車両の運転者に警報を発する警報部を更に有することを特徴とする逆走検出装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の逆走検出装置において、
    上記逆走判断部により自車両が道路を逆方向に走行していると判断されたとき、上記自車両の走行を停止させる走行停止部を更に有することを特徴とする逆走検出装置。
JP2023034307A 2023-03-07 2023-03-07 逆走検出装置 Active JP7309310B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023034307A JP7309310B1 (ja) 2023-03-07 2023-03-07 逆走検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023034307A JP7309310B1 (ja) 2023-03-07 2023-03-07 逆走検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7309310B1 true JP7309310B1 (ja) 2023-07-18
JP2024126122A JP2024126122A (ja) 2024-09-20

Family

ID=87201189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023034307A Active JP7309310B1 (ja) 2023-03-07 2023-03-07 逆走検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7309310B1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006286010A (ja) * 2006-05-08 2006-10-19 Toshiba Corp 障害物検知装置及びその方法
JP2009122825A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Clarion Co Ltd 走行状況判定装置
JP2016224797A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 株式会社デンソー 落下物検出装置
JP2019036013A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 トヨタ自動車株式会社 画像収集システム、画像収集方法、画像収集装置、記録媒体、および車両用通信装置
JP2020187765A (ja) * 2014-06-30 2020-11-19 Case特許株式会社 車両制御装置及び車両

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006286010A (ja) * 2006-05-08 2006-10-19 Toshiba Corp 障害物検知装置及びその方法
JP2009122825A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Clarion Co Ltd 走行状況判定装置
JP2020187765A (ja) * 2014-06-30 2020-11-19 Case特許株式会社 車両制御装置及び車両
JP2016224797A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 株式会社デンソー 落下物検出装置
JP2019036013A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 トヨタ自動車株式会社 画像収集システム、画像収集方法、画像収集装置、記録媒体、および車両用通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024126122A (ja) 2024-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10974765B2 (en) Vehicle capable of displaying information on road and control method therefor
US9278646B2 (en) Driving support apparatus for vehicle
US9126533B2 (en) Driving support method and driving support device
JP4044031B2 (ja) 車両用走行支援装置
KR102004062B1 (ko) 자동차의 운전자 보조 시스템 조작 방법, 운전자 보조 시스템 및 자동차
JP6350247B2 (ja) 画像処理装置
JP2005161977A (ja) 車両用走行支援装置
EP3505381B1 (en) Display system and display control program
KR20190115503A (ko) 자율주행을 위한 차로 인식 차선 및 이를 이용한 차로 유지 지원 시스템
JP2010019589A (ja) 車間距離検出装置、ドライブレコーダ装置
KR20210100241A (ko) 내비게이션 연동을 이용한 차선 표시용 램프 시스템 및 이에 의한 차선 표시 방법
TWM558927U (zh) 車道維持追隨系統
JP2018200626A (ja) 車両用表示制御装置及び表示制御プログラム
JP7309310B1 (ja) 逆走検出装置
KR102426854B1 (ko) 자율주행차량의 차간거리 인식장치
JPH06225308A (ja) 走行路検出装置
KR20130005176A (ko) 후측방 차량 감지 장치
US20230356653A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, program, and projection apparatus
JP2019079351A (ja) 画像処理ユニット及びそれを備えるヘッドアップディスプレイ装置
JP2022029606A (ja) 情報処理装置、映像記録装置、および、情報処理方法
KR20210149917A (ko) 운전 보조 표시 장치, 그를 가지는 차량 및 그 제어 방법
US20230154196A1 (en) Vehicle control system and vehicle driving method using the vehicle control system
JPH03220410A (ja) 車両用位置標定装置
US20230150534A1 (en) Vehicle control system and vehicle driving method using the vehicle control system
CN113139420B (zh) 显示控制装置、显示控制装置的控制方法、移动体以及记录介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230310

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20230310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7309310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150