JP7308869B2 - 航空機搭載レーダを用いて波高を測定するための方法 - Google Patents

航空機搭載レーダを用いて波高を測定するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7308869B2
JP7308869B2 JP2020570128A JP2020570128A JP7308869B2 JP 7308869 B2 JP7308869 B2 JP 7308869B2 JP 2020570128 A JP2020570128 A JP 2020570128A JP 2020570128 A JP2020570128 A JP 2020570128A JP 7308869 B2 JP7308869 B2 JP 7308869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave height
hest
para2
para1
matrix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020570128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021529303A (ja
Inventor
ピエール-アルベール ブルトン
ヴィンセント コレチャ
リシャール モンティニー
ステファーヌ ケンケミアン
Original Assignee
タレス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タレス filed Critical タレス
Publication of JP2021529303A publication Critical patent/JP2021529303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7308869B2 publication Critical patent/JP7308869B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/88Radar or analogous systems specially adapted for specific applications
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/02Systems using reflection of radio waves, e.g. primary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/50Systems of measurement based on relative movement of target
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B15/00Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons
    • G01B15/02Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons for measuring thickness
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/88Radar or analogous systems specially adapted for specific applications
    • G01S13/882Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for altimeters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/28Details of pulse systems
    • G01S7/285Receivers
    • G01S7/292Extracting wanted echo-signals
    • G01S7/2923Extracting wanted echo-signals based on data belonging to a number of consecutive radar periods
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/41Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00 using analysis of echo signal for target characterisation; Target signature; Target cross-section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

本発明は、海上監視及びかかる作業を担当する航空機の一般的な分野に関する。
これは特に、海上監視用水上機、並びに、着水条件及び波高測定に関連する問題に関連する。
海上監視レーダは、ある特定のクラスの水上機を含む各種輸送機に装備されている。
完全に安全に水上に着陸するには、これらの水上機は、波高が安全閾値未満であることを確認するために、波の高さを監視する必要がある。
近頃、この高さは、一般に、海面に位置決めされるか又は船舶に埋め込まれた測定インフラを介して取得され、考慮される水上機に送信される。
自律性を高めるために、ライン担当者は、特に着水区域における波の高さを自律的に推定するための手段を航空機に搭載したいと思っている。かかる自律性は、任務を定義する際の自由度を高め、飛行計画の柔軟性を高めることを可能にする。
近頃、波の高さを測定するために用いられるレーダ装備は、本質的に、この測定タスクに対して多かれ少なかれ専用の表面レーダを備える固定装備である。しかし、これらの装備は、発明の文脈において課すことができるものとは極めて異なる制約と共に運用する。特に、この高さを計算するために用いられる信号取得時間は数分である可能性があり、この時間は組み込みレーダの運用と不適合である。
その結果、搭載され埋め込まれたレーダを用いることによって波の高さの測定を実行することは、以下の特性を提供する航空機搭載レーダに組み込まれた処理チェーンを定義及び設計する必要がある。
-信号分析時間は、水上機の軌道を制約せず、レーダを過度に動かしたりしないようにするために、比較的短くしなければならない。分析時間は、この目的を達成するために、ISAR(「逆合成開口レーダ」)タイプの海上目標撮像処理操作等の他の処理操作に必要な時間と同じオーダー、即ち、通常10数秒未満程度であるべきである。
-波の高さが推定される航空機の高度は、着水操作のキャンセルを完全に安全に可能にするよう、十分に高く、通常は100フィートを超えなければならない。
-実施される処理は、期待される精度(50cmのオーダーの波高の推定における最大誤差)で、全ての着水状況において独立して波の高さの測定を提供しなければならない。静的システムにおいて、所定の点における波高の推定の精度は、実際には、外部センサ(ブイ)を用いる測定の較正に依存しており、これは自律性が望まれる組み込みシステムの状況において想定することができない。
現時点において、Xバンドレーダにより海面によって後方散乱される信号を分析することによって波の高さを推定することが可能な、以下の2つの公知の種類のレーダ信号処理方法が存在している。
-変調伝達関数(MTF)の反転に基づく方法。
-後方散乱信号のドップラー周波数の分析に基づく方法。
後方散乱信号のMTFの反転に基づく方法の一般的な原理は、海面クラッタサンプルの出力から波の高さを決定することにある。
このために、所定の測定時間にわたって、レーダは海面クラッタ信号をピックアップし、そこから距離/時間(又は繰返し)基準フレームにおける受信電力の分布に対応する画像を形成する。図1に例示として示されるかかる画像において、各ピクセルの強度は、所定の繰返しに対する所定の距離セルに対応する信号サンプルの受信信号電力を表す。
海面クラッタにより、適切に構築された画像が、水面の波の存在を反映する時間軸(繰返し軸)に従って配向される垂直「ストライプ」に従って構成される。
この方法によれば、波の高さがこの構造から推定され、波の高さは海面クラッタの出力によりアクセス可能である。
考慮される状況において、かかる方法の使用にはある特定の欠点が存在する。
第1に、これは計算の観点からコストがかかり、中間処理ステップを必要とする方法である。
実際、「レーダによる画像取り込み」は、結果として作成された画像の歪みを生じ、この歪みは、「変調伝達関数」(MTF)と呼ばれる関数によりモデル化することができる。
その結果、波の高さの正確な決定は、このMTFを推定し、次いで、それを反転させる必要がある。反転MTFは、次いで、受信したレーダ信号から形成される距離/時間画像の2Dフーリエ変換に適用される。次いで、逆フーリエ変換は、波の高さが推定される歪みを補正した距離/時間画像を得るように、こうして反転MTFの適用によって得られた画像に適用される。
第2に、この種の方法は較正を必要とする。
実際、MTF計算は状況(場所、レーダ高度、等)に依存するため、このMTFを較正するには、移動及び自律的使用とはあまり(又は全く)互換性がないこの種の方法のための地上手段(即ち、海上の)を有する必要がある。
第3に、この種の方法は、波の高さが海面クラッタの出力に比例するという基本的な仮説に基づいているため、限られた精度でのみ波の高さを決定することが可能である。その上、波の「傾き」による信号の出力の変調は、センサの高度に極めて敏感であり、従って、航空機から測定を行うには特に適していない。
最終的に、最後に、各波に対する波高の推定を可能にするこの種の方法は、所定の区域における平均の波の高さを決定するための一貫した必要性に関して、過剰に指定されているように見える。
後方散乱信号のドップラー周波数の分析に基づく方法は、それらの一部に対して、意味のある波の高さが、公知のように、考慮される区域の所定の点において測定されたドップラー周波数の標準偏差と相関することができるという事実に基づいている。
この種の方法によれば、この点において受信される信号のドップラー周波数は、例えば15分のオーダーの所定の期間にわたって計算される。その上、公知のように、意味のある波の高さhsは、速度(即ち、ドップラー周波数)の標準偏差σvと関連する。
ここで、意味のある波の高さhsは、考慮される区域全体及び実行される観測期間中の最大高さの波の3分の1の高さの平均値を表すことを思い出されたい。
この種の方法は、MTFの推定に基づいて、従来の方法よりも精度が高く、実施するのが簡単なアプローチを提供する。しかし、着水操作等の運用状況における使用と互換性のない分析時間を必要とし、所定の方向にアンテナをサーボ制御する必要がある海面クラッタを分析するための時間が長すぎるという欠点が存在している。
その結果、先に説明した種類の方法のどちらも、ここで考慮する特定の運用状況において実質的な満足度をもたらさないため、現在、波の高さを簡単に且つ迅速に推定することを可能にするレーダ信号処理手段を見出すニーズが存在している。
本発明の1つの目的は、特に、かかる手段を提案することにあり、言い換えれば、以下の運用上の制約を考慮に入れた方法であって、航空機搭載レーダによってピックアップされる信号から波の高さを推定することを可能にする方法を提案することにある。
-応答時間は短く、通常は10秒未満でなければならない。
-実施される処理は、較正ステップを必要とせず、様々な海事状況に適用しなければならない。
-波高の推定の精度は信頼性が高く、正確でなければならず、とりわけ波高を過小評価するリスクを回避しなければならない。
この目的を達成するために、本発明の主題は、航空機が搭載するレーダによって波の高さを決定するための方法であり、前記方法は、以下の、
-レーダのアンテナを向ける第1のステップと、
-航空機の高度の関数としてクラッタ取得計画を決定する第2のステップと、
-取得計画によって定義されたクラッタの各区域について、前記区域を全体として特徴付ける2つのドップラーパラメータPARA1及びPARA2を決定する第3のステップと、
-第3のステップにおいて計算されたパラメータPARA1及びPARA2のそれぞれについて、考慮される全ての区域にわたって前記パラメータの平均値を計算する第4のステップと、
-第4のステップで計算されたパラメータPARA1及びPARA2の平均から波高を実際に推定する第5のステップと、を実施する。
こうして推定された波高は、航空機に送信されてその着水条件を決定するよう意図される。
考慮される実施形態によれば、本発明による方法は、以下に列挙される補完的又は代替的特徴を有することができる。これらの特徴は、それぞれ、個別に考慮することも、又は1つ以上の他の特徴と組み合わせて考慮することもできる。
第1の特徴によれば、第3のステップ自体は、以下の3つのサブステップ、
-考慮される区域に対応する信号を取得する第1のサブステップと、
-距離/時間(又は距離/繰返し)空間で表される受信信号の瞬時周波数の行列を決定するドップラー前処理を行う第2のサブステップと、
-各区域について、第2のサブステップによって引き出される瞬時周波数の行列から2つのパラメータPARA1及びPARA2の値を計算する第3のサブステップと、を含む。
本発明によれば、パラメータPARA1は、考慮される区域を形成する全ての繰返しにわたって、各距離セルについて計算される平均ドップラー周波数の、全ての距離セルにわたる標準偏差に対応する。パラメータPARA2は、一方で、各繰返しに対する信号の平均ドップラー周波数の標準偏差に対する第1のパラメータPARA1の比に対応する。
別の特徴によれば、ドップラー前処理の第3のステップの第2のサブステップは、
-距離/時間(又は距離/繰返し)空間で表される信号の瞬時周波数の行列を計算する第1の操作であって、
前記行列の各瞬時ドップラー周波数fdは、考慮される区域を定義する各距離セル及び各繰返しについて、以下の関係から決定され、
Figure 0007308869000001
ここで、PRFはレーダの繰返し周期を表し、dφは、2つの連続する繰返しについてレーダによって受信されるクラッタサンプル間の所定の距離セルに対する位相差を表す、第1の操作と、
-瞬時周波数のノイズフリー行列を計算する第2の操作であって、前記行列は、第1の操作によって計算される瞬時周波数の行列にローパスフィルタを適用することによって得られる、第2の操作と、を実施する。
別の特徴によれば、第5のステップは、
-パラメータPARA1及びPARA2のそれぞれについて、波高の第1の推定値、hestPARA1及びhestPARA2それぞれの計算であって、考慮されるパラメータの値の関数として推定される波高を表す所定の推定量を用いることによって、各パラメータに対して実行される計算と、
-波高の連結推定値Hestの準備であって、この推定値は、前もって計算された波高の第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の関数である、準備と、を実行する。
別の特徴によれば、波高の第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2は、以下の関係によって決定され、
hestP=A×p+B
ここで、pは考慮されるパラメータPARA1又はPARA2の値である。
別の特徴によれば、波高の連結推定値は、波高の第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の最大値に等しいものとして、以下のように定義される。
Hest=max(hestPARA1,hestPARA2
別の特徴によれば、波高の連結推定値は、波高の第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の平均に等しいものとして定義される。
別の特徴によれば、波高の連結推定値は、波高の第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の加重和に等しいものとして定義される。
本発明の特徴及び利点は、提示する添付図面に基づく以下の説明からより良好に正しく理解されるであろう。
図1は、所定の大きさの空間(距離-繰り返しセル)の区域に対して測定された受信信号出力の行列の一実施例をグラフで表す簡略化モノクロ画像である。 図2は、本発明による方法の様々なステップを表す理論フロー図である。 図3は、本発明による方法の第3のステップを詳細に説明する理論フロー図である。 図4は、図3が示す行列の前処理によって、本発明に従って得られる補正された瞬時ドップラー周波数の行列をグラフで表す簡略化モノクロ画像である。 図5は、本発明による方法の第5のステップを詳細に説明する理論フロー図である。
添付図面において、1つの同じ機能的又は構造的要素は1つの同じ参照記号を有することが好ましいことに留意されたい。
本発明による方法は、海面クラッタのドップラー周波数の測定に基づいて海面の高さを決定する。
この決定モードは、波が重力によって海面で測定される速度変化をもたらすため、測定速度の変調を生じるという事実を利用している。
その値がレーダにもその位置にも影響されない、海面クラッタの固有値であるドップラー周波数は、実際には、測定のバラツキが極めて低い数量である。その測定には先に挙げた欠点が存在しないため、航空機から行われる測定条件により良好に適していると思われる。
この点に関して、クラッタの径方向速度Vrは、以下の関係によってドップラー周波数に関連することを思い出されたい。
d=Vr・(2/λ) [02]
ここで、λは放射されたレーダ波の波長を表す。
図2が示すように、本発明による方法は、以下の処理ステップを実施する。
-アンテナを向ける第1のステップ21、
-航空機の高度の関数としてクラッタ取得計画を決定する第2のステップ22、
-取得計画によって定義された各クラッタ区域について、前記区域を特徴付ける2つのドップラーパラメータPARA1及びPARA2を決定する第3のステップ23、
-各パラメータPARA1又はPARA2について、ステップ23で計算された、考慮されるパラメータの区域の全てにわたる平均値を計算する第4のステップ24、
-ステップ24で計算されたパラメータPARA1及びPARA2の平均から波高を実際に推定する第5のステップ25。
アンテナを向ける第1のステップ21は、レーダによって目標とされる方向がうねりの起点の方向に対応する(20°のオーダーの許容誤差を有する)ことを保証することにある。当業者にとって公知の任意の手段によって実施することができるこのステップは、本発明の文脈において更に詳細には説明しない。
第2のステップ22は、クラッタ取得計画の決定を行う。この計画は、航空機の高度の関数として、取得すべき区域の数、各区域に対する取得時間、並びに区域の位置及び長さを定義する。
本発明によれば、区域の寸法は、クラッタの時空相関の分析を可能にするように定義される。
より具体的には、区域は、幾つかのうねり疑似周期を含むように寸法が決められている。各区域は、従って、例えば、1000メートル以上の長さを有することができる。
その上、所定の区域に対する取得時間は、取得時間にわたるクラッタの定常性の仮説に関連し、従って、通常は0.5秒未満であるべきである。
図3が示す第3のステップ23は、その機能が、取得計画によって定義された区域のそれぞれについて、考慮された区域にわたって測定されたクラッタのドップラー周波数の関数である、2つのパラメータPARA1及びPARA2の値を決定することにある反復ステップである。この第3のステップ自体は、以下の3つのサブステップを備えている。
-考慮される区域に対応する信号を取得する第1のサブステップ231、
-以下を実施するドップラー前処理の第2のサブステップ232であって、
-距離/時間(又は距離/繰返し)空間で表される信号の瞬時周波数の行列を計算する第1の操作2321、
-瞬時周波数のノイズフリー行列を計算する第2の操作2322、
-各区域について、瞬時周波数のノイズフリー行列から2つのパラメータPARA1及びPARA2の値を計算する第3のサブステップ233、
各区域によって反射された信号の第3のサブステップ231中の取得は、従来の方法で実行され、ここでは詳細に説明しない。しかし、この取得は、1つの同じクラッタ要素が取得時間全体を通して同じ距離に位置するように、レーダの動きの補償を行うことによって行われることが指定されている。
本発明によれば、ステップ23の第1のサブステップ231の間に取得される信号は、調査中の距離間隔にわたる距離セルの数に対応する距離セル数(Ncd)によって特徴付けられる所定のクラッタ区域に対応し、繰返し数(Nrec)は、分析時間中に放出される繰返し数に対応する。距離セル/繰返しの組み合わせのそれぞれについて、レーダは複素振幅の形でクラッタサンプルを決定する。
これらのサンプルから、瞬時ドップラー周波数(即ち、各距離セル及び所定の繰返しに対して測定されたドップラー周波数)は、以下の式を適用することによって決定される。
Figure 0007308869000002
ここで、PRF(パルス繰返し周波数)係数は、レーダの反復周期、すなわち繰返し周期、例えば1950Hzに等しい周期を表し、1秒間に放出される繰返し数に対応する。
ここで、dφは、2つの連続する繰返しについて測定されたクラッタサンプル(即ち、レーダによって受信された信号のサンプル)間の、所定の距離セルに対する位相差である。
考慮される区域の全ての距離セル及び分析期間の全ての繰返しに対して計算される全ての瞬時ドップラー周波数によって形成される距離/時間(又は距離/繰返し)空間における瞬時周波数の行列の構築は、サブステップ232の第1の操作2321によって実行される。
こうして得られた行列は、しかし、そのまま用いることが難しい。実際、セルからセルへ及び繰返しから繰返しへのドップラー周波数の変動は極めてノイズが多いように見えるため、ドップラー周波数の変動から波高を決定することは困難である。
この欠点を克服するために、本発明による方法のサブステップ232は、第2の操作2322を実施し、その目的は、操作2321の実施後に得られた行列によって表される画像のコントラストを強化することにある。
この第2の操作は、瞬時周波数のノイズフリー行列、即ち、特に海面クラッタの強い変動によって誘発される全てのノイズを取り除いた行列の構築を行う。
この取り除かれた行列は、例えば、全ての係数が1/55の値を有する、例えば5×11の行列とその係数が全て等しい恒等行列の倍数である行列による操作2321の実行後に得られる瞬時周波数の行列の畳み込みを実行することにおいて構成されるローパスフィルタリング機能を適用することによって得られる。
従って、図4の表現が示すように、ドップラー周波数が高い距離セル(図4の黒線)等又はそれが低いものを明らかにしているドップラー周波数変動をより明確に示す、瞬時周波数の補正された行列が得られる。
また、本発明によれば、第3のサブステップ233の間に計算される2つのパラメータPARA1及びPARA2は、海面によって反射されるクラッタ信号の瞬時ドップラー周波数の変調と波高との間の相関関係の最良の使用を有利に可能にする。
第1のパラメータPARA1は、全ての繰返しにわたって、各距離セルに対して計算される平均ドップラー周波数の標準偏差に対応する。このパラメータは、以下の2つの段階において決定される。
-以下の関係によって定義される、考慮される区域を定義する全ての繰返し
Figure 0007308869000003
にわたる平均ドップラー周波数の、各距離セルに対する計算がその間に存在する第1の段階、
Figure 0007308869000004
ここで、fdicdirecは、距離セルicd及び繰返しirecに関連するフィルタリングされたドップラー周波数(ローパスフィルタリング)を表す。
-適切なパラメータPARA1の計算がその間に存在する第2の段階であって、この第1のパラメータが以下の関係によって定義される、第2の段階、
Figure 0007308869000005
ここで、
Figure 0007308869000006
は値
Figure 0007308869000007
の平均値を表す。
第2のパラメータPARA2は、各繰返しに対する平均ドップラー周波数の標準偏差に対する第1のパラメータPARA1の比に対応する。この第2のパラメータも、以下の2つの段階において決定される。
-以下の関係によって定義される各繰返し
Figure 0007308869000008
に対する平均ドップラー周波数のそれぞれのための計算がその間に存在する第1の段階、
Figure 0007308869000009
-適切なパラメータPARA2の計算がその間に存在する第2の段階であって、この第1のパラメータが以下の関係によって定義される、第2の段階、
Figure 0007308869000010
ここで、
Figure 0007308869000011
は値
Figure 0007308869000012
の平均値を表す。
図5が示す第5のステップ25は、本発明による方法のステップ23の間に計算されるパラメータPARA1及びPARA2から波高の実際の推定を実行する。こうして推定された波高26は、着水段階にある航空機によって考慮されて、特に、着水を可能にする波高の限界条件を超えていないかどうかを決定する。
この推定は、考慮される全ての区域にわたるパラメータPARA1及びPARA2のそれぞれの平均値の計算のステップ24により開始され、平均値を考慮に入れることにより、パラメータのそれぞれについて、単一の、より信頼性の高い値を得ることが有利に可能になる。
パラメータPARA1及びPARA2のそれぞれについて、本発明による方法のステップ25は、考慮されるパラメータの値、PARA1又はPARA2それぞれを波高に関連付ける推定量253及び254を実施する。
従って、パラメータPARA1及びPARA2のそれぞれについて、波高の第1の推定値、hestPARA1及びhestPARA2それぞれの計算が存在し、計算は、考慮されるパラメータの値の関数として推定波高を表す所定の推定量を用いることによって、各パラメータに対して実行される。
本発明によれば、これらの推定量253及び254は、学習段階において事前に決定される。
それらは異なるモデル(線形、多項式、等)に従うことができる。線形推定量の場合、推定波高hestpは、例えば、考慮されるパラメータ(即ち、PARA1又はPARA2)の値pから、以下の関係によって決定される。
hestP=A×p+B [08]
ここで、A及びBは、事前に決定されたモデルの係数を表す。
その結果、推定される高さHestは、操作251及び252の間に、選択された推定量253及び254から計算された第1の推定値hestPから決定される。
本発明によれば、推定高さ26は、異なる方法で得ることができる。
従って、例えば、
-本発明による方法の特定の形態において、推定高さ26は、各推定量によって及び最高値を保持することによって引き出された波高の第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2を比較することによって得られる。次に、以下が適用される。
Hest=max(hestPARA1,hestPARA2); [09]
-代替の実施形態において、推定波高26は、各推定量によって引き出された波高の第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の平均を計算することによって得られる。
-別の代替の実施形態において、推定波高26は、各推定量によって引き出された波高の第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の加重和を生成することによって得られる。

Claims (8)

  1. 航空機が搭載するレーダを用いて波の高さを決定するための方法であって、
    -前記レーダのアンテナを向ける第1のステップ(21)であって、前記向けることは、前記レーダによって目標とされる方向がうねりの起点の方向に対応するような方法で実行される、第1のステップ(21)と、
    -クラッタの取得計画を決定する第2のステップ(22)であって、前記計画は、前記航空機の高度の関数として、取得すべき区域の数、各区域に対する取得時間、並びに前記区域の位置及び長さを定義する、第2のステップ(22)と、
    -前記取得計画によって定義されたクラッタの各区域について、所定の区域に対し、考慮される前記区域を形成する全ての繰返しにわたって、各距離セルについて計算された平均ドップラー周波数の標準偏差に、及び、考慮される前記区域を形成する全ての前記距離セルにわたって、各繰返しについて計算された前記平均ドップラー周波数の標準偏差に対する1のパラメータPARA1の比に、それぞれ対応する2つのパラメータPARA1及びPARA2の値を決定する第3のステップ(23)と、
    -前記第3のステップ(23)において計算された前記パラメータPARA1及びPARA2の前記値のそれぞれについて、考慮される全ての前記区域にわたって前記パラメータの平均値を計算する第4のステップ(24)と、
    -前記第4のステップ(24)で計算された前記パラメータPARA1及びPARA2の前記平均から波高(26)を実際に推定する第5のステップ(25)と、を実施し、
    こうして推定された前記波高(26)が前記航空機に送信されてその着水条件を決定する、
    ことを特徴とする、方法。
  2. 前記第3のステップ(23)自体は、以下の3つのサブステップ、
    -考慮される前記区域に対応する信号を取得する第1のサブステップ(231)と、
    -距離/時間(又は距離/繰返し)空間で表される受信された前記信号の瞬時周波数の行列を決定するドップラー前処理を行う第2のサブステップ(232)と、
    -各区域について、前記第2のサブステップ(232)によって引き出される前記瞬時周波数の前記行列から前記2つのパラメータPARA1及びPARA2の前記値を計算する第3のサブステップ(233)と、を含むことを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  3. ドップラー前処理の前記第3のステップ(23)の前記第2のサブステップ(232)は、
    -前記距離/時間(又は距離/繰返し)空間で表される前記信号の前記瞬時周波数の前記行列を計算する第1の操作(2321)であって、
    前記行列の各瞬時ドップラー周波数fは、考慮される前記区域を定義する各距離セル及び各繰返しについて、以下の関係から決定され、
    Figure 0007308869000013

    ここで、PRFは前記レーダの繰返し周期を表し、dφは、2つの連続する繰返しについて前記レーダによって受信されるクラッタサンプル間の所定の距離セルに対する位相差を表す、第1の操作(2321)と、
    -前記瞬時周波数のノイズフリー行列を計算する第2の操作(2322)であって、前記行列は、前記第1の操作(2321)によって計算される前記瞬時周波数の前記行列にローパスフィルタを適用することによって得られる、第2の操作(2322)と、を実施することを特徴とする、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第5のステップ(25)は、
    -前記パラメータPARA1及びPARA2のそれぞれについて、波高の第1の推定値estPARA1及びhestPARA2それぞれの計算であって、考慮される前記パラメータの前記値の関数として推定される前記波高を表す所定の推定量を用いることによって、各パラメータに対して実行される計算と、
    -前記波高の連結推定値Hestの準備であって、この推定値(26)は、前もって計算された波高の前記第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の関数である、準備と、を実行することを特徴とする、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記波高の前記第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2は、以下の関係によって線形推定量によって決定され、
    hest=A×p+B
    ここで、pは考慮される前記パラメータPARA1又はPARA2の前記値であり、A及びBは考慮される前記推定量の前もって決定される係数を表す、ことを特徴とする、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記波高(26)の前記連結推定値は、波高の前記第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の最大値に等しいものとして、
    Hest=max(hestPARA1,hestPARA2
    のように定義されることを特徴とする、請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記波高(26)の前記連結推定値は、波高の前記第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の平均に等しいものとして定義されることを特徴とする、請求項4又は5に記載の方法。
  8. 前記波高(26)の前記連結推定値は、波高の前記第1の推定値hestPARA1及びhestPARA2の加重和に等しいものとして定義されることを特徴とする、請求項4又は5に記載の方法。
JP2020570128A 2018-06-19 2019-06-13 航空機搭載レーダを用いて波高を測定するための方法 Active JP7308869B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1800632A FR3082666B1 (fr) 2018-06-19 2018-06-19 Procede de mesure de la hauteur de vagues a l'aide d'un radar aeroporte
FR18/00632 2018-06-19
PCT/EP2019/065557 WO2019243164A1 (fr) 2018-06-19 2019-06-13 Procede de mesure de la hauteur de vagues a l'aide d'un radar aeroporte

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021529303A JP2021529303A (ja) 2021-10-28
JP7308869B2 true JP7308869B2 (ja) 2023-07-14

Family

ID=63683943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020570128A Active JP7308869B2 (ja) 2018-06-19 2019-06-13 航空機搭載レーダを用いて波高を測定するための方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11668813B2 (ja)
EP (1) EP3811109B1 (ja)
JP (1) JP7308869B2 (ja)
FR (1) FR3082666B1 (ja)
IL (1) IL279087B2 (ja)
WO (1) WO2019243164A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11733351B2 (en) * 2020-06-30 2023-08-22 United States of Americ, as represented by the Secretary of the Navy Radar detection of migrating targets using an interference correlation matrix
CN113552563B (zh) * 2021-07-16 2022-05-10 哈尔滨工业大学 垂测信息和高频地波雷达杂波信息的对应性分析方法
CN113759334B (zh) * 2021-07-27 2023-12-26 西安电子科技大学 一种基于时变信道的极化时间反演检测方法
CN114415123B (zh) * 2022-04-01 2022-07-19 北京海兰信数据科技股份有限公司 一种基于非相参邻域加权脉冲积累处理方法及系统
CN118311571B (zh) * 2024-06-07 2024-08-30 青岛哈尔滨工程大学创新发展中心 一种非相参雷达海杂波图像相位平均反演方法及系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014192326A1 (ja) 2013-05-31 2014-12-04 三菱電機株式会社 津波監視システム
WO2018037533A1 (ja) 2016-08-25 2018-03-01 三菱電機株式会社 レーダ装置
US20190086534A1 (en) 2017-09-20 2019-03-21 Honeywell International Inc. Radar altimeter sea state estimation

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2480945A1 (fr) * 1980-04-22 1981-10-23 Inst Francais Du Petrole Methode pour la teledetection de l'etat de la mer par radar a haute frequence
US5469168A (en) * 1991-05-16 1995-11-21 The Commonwealth Of Australia, C/O The Secretary, Department Of Defence Oceanographic and meteorological data
FR2745388B1 (fr) * 1996-02-23 1998-04-17 Alcatel Espace Procede de mesure, de type altimetrique, destine a etre mis en oeuvre a bord d'un satellite
US5808741A (en) * 1996-06-26 1998-09-15 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Method for remotely determining sea surface roughness and wind speed at a water surface
US7095364B1 (en) * 2005-08-04 2006-08-22 The Boeing Company Altitude measurement system and associated methods
US7808426B1 (en) * 2008-05-05 2010-10-05 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Remote sensing of wave heights using a broadband radar arrangement
JP2011002425A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Furuno Electric Co Ltd レーダ装置
CA2920103C (en) * 2013-08-02 2023-06-13 Atmospheric & Space Technology Research Associates Llc Real-time autonomous weather and space weather monitoring
FR3021119B1 (fr) * 2014-05-14 2017-12-22 Electricite De France Procede et systeme satellitaire de detection de nappe flottante sur une surface marine a surveiller
JP6132990B2 (ja) * 2014-11-20 2017-05-24 三菱電機株式会社 状態推定装置
EP3026458B1 (en) * 2014-11-26 2021-09-01 Maritime Radar Systems Limited A system for monitoring a maritime environment
US10436625B2 (en) * 2015-01-19 2019-10-08 University Of Florida Research Foundation, Inc. Interferometric doppler radar and method for wave and water level measurement
US11157476B2 (en) * 2015-04-15 2021-10-26 Honeywell International Inc. Marine weather radar and sea state data aggregating system
FR3036497B1 (fr) * 2015-05-19 2017-06-16 Airbus Operations Sas Procede et systeme de gestion de donnees d'un radioaltimetre d'aeronef.
DE112016006775B4 (de) * 2016-04-22 2019-12-12 Mitsubishi Electric Corporation Radarsignal-Verarbeitungsvorrichtung und Radarsignal-Verarbeitungsverfahren
US10042051B2 (en) * 2016-04-27 2018-08-07 Codar Ocean Sensors, Ltd. Coastal HF radar system for tsunami warning
US10436893B2 (en) * 2016-04-28 2019-10-08 Electronics And Telecommunications Research Institute Apparatus and method for extracting ocean wave information
US10780968B2 (en) * 2017-11-27 2020-09-22 Applied Physical Sciences Corp. Systems and methods for wave sensing and ship motion forecasting with operational period indicators

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014192326A1 (ja) 2013-05-31 2014-12-04 三菱電機株式会社 津波監視システム
WO2018037533A1 (ja) 2016-08-25 2018-03-01 三菱電機株式会社 レーダ装置
US20190086534A1 (en) 2017-09-20 2019-03-21 Honeywell International Inc. Radar altimeter sea state estimation

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Paul A. HWANG et al.,"A note on Doppler processing of coherent radar backscatter from the water surface: With application to ocean surface wave measurements",Journal of Geophysical Research,2010年03月31日,Vol. 115, No. C3,Pages 1-8,DOI: 10.1029/2009JC005870

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019243164A1 (fr) 2019-12-26
IL279087A (en) 2021-01-31
EP3811109A1 (fr) 2021-04-28
FR3082666B1 (fr) 2021-05-21
IL279087B1 (en) 2024-03-01
JP2021529303A (ja) 2021-10-28
FR3082666A1 (fr) 2019-12-20
EP3811109B1 (fr) 2023-01-04
US11668813B2 (en) 2023-06-06
US20210223385A1 (en) 2021-07-22
IL279087B2 (en) 2024-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7308869B2 (ja) 航空機搭載レーダを用いて波高を測定するための方法
CN101498788B (zh) 一种逆合成孔径雷达的目标转角估计和横向定标方法
US9223021B2 (en) Method and system for motion compensated target detection using acoustical focusing
CN106680817B (zh) 一种实现前视雷达高分辨成像的方法
CN110865346B (zh) 一种基于直接定位算法的星载sar时间参数标定方法
CN109116311A (zh) 基于知识辅助稀疏迭代协方差估计的杂波抑制方法
JP5961188B2 (ja) 流体の移動の半径方向速度の遠隔測定から該流体の運動を決定する方法及び装置
US8816896B2 (en) On-board INS quadratic correction method using maximum likelihood motion estimation of ground scatterers from radar data
CN101620272B (zh) 一种逆合成孔径雷达的目标转速估计方法
CN103487802A (zh) 扫描雷达角超分辨成像方法
CN104536000A (zh) 一种实波束扫描雷达角超分辨方法
CN102866393B (zh) 一种基于pos与dem数据的sar多普勒参数估计方法
RU2373551C1 (ru) Способ измерения угловых координат нескольких объектов в многоканальных доплеровских рлс
CN104062657A (zh) 一种合成孔径雷达sar的广义极坐标成像方法
CN115166714B (zh) 单通道sar运动舰船二维速度估计与重定位方法及装置
RU2416105C1 (ru) Способ определения параметров движения воздушных объектов в обзорных радиолокаторах за счет использования когерентных свойств отраженных сигналов
CN110879391A (zh) 基于电磁仿真和弹载回波仿真的雷达图像数据集制作方法
CN105572648A (zh) 一种合成孔径雷达回波数据距离徙动校正方法和装置
CN114966674A (zh) 一种基于发射波形信息的凝视雷达低空目标测高方法
RU2551896C2 (ru) Способ однолучевого измерения высоты и составляющих скорости летательного аппарата и устройство радиовысотомера, реализующего способ
TWI474029B (zh) 應用微波雷達於海岸線及潮間帶地形測量之技術
CN108490450B (zh) 基于宽带自相关拟合的机载前视扫描雷达成像方法
CN106646467B (zh) 一种合成孔径雷达图像噪声功率估计新方法
Tan et al. Automatic optimization of sensor positioning for an airborne ultrasound imaging system
RU2550081C2 (ru) Способ однолучевого измерения высоты и составляющих скорости летательного аппарата и устройство радиовысотомера, реализующего способ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220506

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20230106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7308869

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150