JP7308124B2 - データ通信機器、移動体、データ通信システム、受信信号の補正方法及び受信信号補正の学習方法 - Google Patents

データ通信機器、移動体、データ通信システム、受信信号の補正方法及び受信信号補正の学習方法 Download PDF

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Description

本発明は、データ通信機器、移動体、データ通信システム、受信信号の補正方法及び受信信号補正の学習方法に関するものである。
携帯端末等の移動体における広帯域通信では、障害物等の反射波により受信波に対して周波数選択性フェージングが生じる。周波数選択性フェージングは、反射波により受信波の受信電力が低下し、受信波の周波数特性が変化することでエラーが発生する事象である。従来、周波数選択性フェージングを抑制する方法として、一般的に、シングルキャリアブロック伝送方式(SCBT:Single Carrier Block Transfer)が知られており、例えば、特許文献1に示すものがある。SCBTでは、送信側にてデータ・シンボルの間にパイロット・シンボル(CP)を挿入し、受信側にて既知のCPの周波数特性から、データ・シンボルの周波数特性を推定し、受信電力の変動を補正することで、周波数選択性フェージングを抑制している。
特表2009‐518926号公報
ところで、移動体における広帯域通信では、他システムとの干渉を抑制するために、周波数帯域を狭くする必要がある。しかしながら、特許文献1のように、CPを用いたSCBTでは、送信信号にCPを挿入することから、周波数帯域が増加してしまい、周波数帯域を狭くすることが困難となってしまう。言い換えれば、広帯域通信に用いられる周波数帯域が狭い場合、送信信号にCPを挿入することから、CPにより実情報を含むデータシンボルが圧迫され、周波数帯域の利用効率が低下してしまう。
そこで、本発明は、周波数選択性フェージングを適切に抑制しつつ、周波数帯域を効率よく利用することができるデータ通信機器、移動体、データ通信システム、受信信号の補正方法及び受信信号補正の学習方法を提供することを課題とする。
本発明のデータ通信機器は、受信側の移動体または固定局を自機とし、送信側の移動体または固定局を他機として、前記移動体同士の間、または前記移動体と前記固定局との間で、送受信信号を通信するデータ通信機器において、前記自機に関する情報、前記自機の周囲における環境の情報、前記他機に関する情報及び前記他機の周囲における環境の情報の少なくともいずれかの情報であるパラメータ情報のパラメータ値と、前記自機が取得する受信信号の受信電力変動の補正量と、を関連付けて記憶するデータベースと、前記受信信号の取得時における前記パラメータ情報の前記パラメータ値を取得すると共に、前記データベースから、取得した前記パラメータ値に対応する前記受信電力変動の補正量を取得し、取得した前記受信電力変動の補正量に基づいて前記受信信号を補正する第1の運用モードを選択する無線装置と、を備える。
本発明の移動体は、上記のデータ通信機器と、前記パラメータ情報を取得する情報取得部と、前記データ通信機器及び前記情報取得部を搭載して移動する本体部と、を備える。
本発明のデータ通信システムは、上記のデータ通信機器を複数有し、複数の前記データ通信機器間において送受信信号を通信する。
本発明の受信信号の補正方法は、受信側の移動体または固定局を自機とし、送信側の移動体または固定局を他機として、前記移動体同士の間、または前記移動体と前記固定局との間で、送受信信号を通信するデータ通信において、前記自機が取得する受信信号を補正する受信信号の補正方法であって、前記受信信号を取得するステップと、前記受信信号の取得時における、前記自機に関する情報、前記自機の周囲における環境の情報、前記他機に関する情報及び前記他機の周囲における環境の情報の少なくともいずれか1つのパラメータ情報のパラメータ値を取得するステップと、取得した前記パラメータ値に対応する前記受信信号の受信電力変動の補正量を、前記パラメータ情報のパラメータ値と前記受信電力変動の補正量とを関連付けたデータベースから取得するステップと、取得した前記受信電力変動の補正量に基づいて前記受信信号を補正するステップと、を備える。
本発明の受信信号補正の学習方法は、受信側の移動体または固定局を自機とし、送信側の移動体または固定局を他機として、前記移動体同士の間、または前記移動体と前記固定局との間で、送受信信号を通信するデータ通信において、前記自機に関する情報、前記自機の周囲における環境の情報、前記他機に関する情報及び前記他機の周囲における環境の情報の少なくともいずれかの情報であるパラメータ情報のパラメータ値と、前記自機が取得する受信信号の受信電力変動とを関連付け、取得する前記受信信号を補正する補正量を推定するための学習を行う受信信号補正の学習方法であって、前記受信信号には、前記受信電力変動を補正するためのパイロット・シンボルが含まれており、前記パイロット・シンボルを含む前記受信信号を取得するステップと、前記パイロット・シンボルに基づいて、前記受信電力変動の補正量を推定するステップと、推定した前記受信電力変動の補正量と、前記受信信号の取得時における前記パラメータ情報の前記パラメータ値とを関連付けて記憶するステップと、を備える。
本発明によれば、データベースから、受信した受信信号に対応する受信電力変動の補正量を取得し、受信電力変動の補正量に基づく受信信号の補正を行うことができるため、周波数選択性フェージングを適切に抑制しつつ、パイロット・シンボルを省くことができる分、周波数帯域を効率よく利用することができる。
図1は、本実施形態に係るデータ通信システムを模式的に表した図である。 図2は、学習モードにおけるデータ通信システムを模式的に表した図である。 図3は、本実施形態に係る受信信号の学習方法に関するフローチャートである。 図4は、運用モードにおけるデータ通信システムを模式的に表した図である。 図5は、本実施形態に係る受信信号の補正方法に関するフローチャートである。 図6は、本実施形態に係る受信信号の補正方法のCP推定モードに関するフローチャートである。 図7は、本実施形態に係る受信信号の補正方法のCP挿入モードに関するフローチャートである。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[本実施形態]
本実施形態に係るデータ通信システム1は、移動体同士の間、または移動体と固定局との間で送受信信号を通信するためのシステムとなっている。データ通信システム1は、複数のデータ通信機器11を有しており、データ通信機器11は、移動体5及び図示しない固定局等に設けられている。本実施形態のデータ通信システム1は、移動体5同士の間の通信、及び移動体5と固定局との間の通信を対象とするものである。以下、本実施形態では、移動体5同士の間の通信に適用して説明する。
(データ通信システム)
図1は、本実施形態に係るデータ通信システムを模式的に表した図である。図1に示すように、データ通信システム1は、移動体5に搭載されたデータ通信機器11間で通信を行っている。なお、図1では、説明を簡単にするために、2つの移動体5間の通信に適用して説明する。2つの移動体5は、双方向通信を行うことが可能となっており、一方の移動体5が送信側となる場合、他方の移動体5が受信側となり、他方の移動体5が送信側となる場合、一方の移動体5が受信側となる。
(移動体)
移動体5は、例えば、ヘリコプタ等の航空機であり、無人機および有人機を含む。本実施形態では、航空機に適用して説明するが、周波数選択性フェージングが発生し得る移動体であれば、いずれに適用してもよく、特に限定されない。航空機等の移動体5は、例えば、海面上を飛行しながら通信を行っている。
移動体5は、移動体本体(本体部)9と、移動体本体9を制御する制御器10と、移動体本体9に搭載されたデータ通信機器11と、GPS(Global Positioning System)12と、計測装置13と、自動操縦装置14とを備えている。
移動体本体9は、例えば、航空機の機体であり、制御器10、データ通信機器11、GPS12、計測装置13、及び自動操縦装置14の他、各種機器及びエンジンを含む駆動系を搭載している。
制御器10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の集積回路を含んでいる。制御器10は、データ通信機器11に信号伝達線を介して接続されており、データ通信機器11から入力される情報に基づいて、移動体本体9を制御したり、また、移動体本体9の動作状態に関する情報を、データ通信機器11を介して外部に出力したりする。
GPS12は、データ通信機器11に信号伝達線を介して接続されており、自機の位置情報を取得している。GPS12は、データ通信機器11へ向けて、自機の位置情報を出力している。計測装置13は、データ通信機器11に信号伝達線を介して接続されており、例えば、電波高度計13aと、気圧高度計13bとを含んでいる。電波高度計13aは、電波を用いて自機の高度を計測する装置である。気圧高度計13bは、自機の周囲の気圧に基づいて、自機の高度を計測する装置である。電波高度計13a及び気圧高度計13bは、データ通信機器11へ向けて、自機の高度情報を出力している。なお、計測装置13は、上記した電波高度計13a及び気圧高度計13bの他、他の計器類及び計測センサ等を含んでいてもよい。
自動操縦装置14は、データ通信機器11に信号伝達線を介して接続されており、移動体5の操縦を自動で行っている。自動操縦装置14は、移動体5の飛行動作を制御しており、例えば、移動体5の姿勢、速度、機首方位等が所定の目標値となるように制御している。自動操縦装置14は、データ通信機器11へ向けて、自機の姿勢情報、機首方位の情報等を出力している。
(データ通信機器)
データ通信機器11は、外部から受信した信号を受信信号として取得したり、自機において生成した信号を送信信号として外部に送信したりする。データ通信機器11は、制御器10に信号伝達線を介して接続されると共に、GPS12、計測装置13、及び自動操縦装置14に信号伝達線を介して接続されている。データ通信機器11は、GPS12、計測装置13、及び自動操縦装置14から上記した各種データを取得する。
データ通信機器11は、無線による広帯域通信を行うものであり、無線機(無線装置)21と、データベース22とを有する。無線機21は、受信信号の信号処理を行ったり、送信信号の信号処理を行ったりする。つまり、無線機21は、無線通信モジュール、無線通信デバイスであり、例えば、無線LAN(WiFi)モジュール等が適用される。また、詳細は後述するが、無線機21は、受信信号の信号処理として、CP推定モード(第1の運用モード)、CP挿入モード(第2の運用モード)、及び学習モードに基づく処理を実行している。
データベース22は、例えば、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスである。データベース22は、受信信号の信号処理に用いる各種データを記憶している。具体的に、データベース22は、パラメータ情報のパラメータ値と、受信信号の受信電力変動の補正量とを関連付けた情報を記憶している。
ここで、パラメータ情報とは、受信側となる自機の移動体5(以下、単に自機ともいう)に関する情報、自機の周囲における環境の情報、送信側となる他機の移動体5(以下、単に他機ともいう)に関する情報、及び他機の周囲における環境の情報である。本実施形態では、パラメータ情報として、自機に関する情報、自機の周囲における環境の情報、他機に関する情報を用いている。具体的に、自機に関する情報としては、GPS12により取得される移動体5の位置情報、計測装置13により取得される移動体5の高度情報、自動操縦装置14により取得される移動体本体9のロール方向、ピッチ方向及びヨー方向における姿勢角の姿勢情報、自動操縦装置14により取得される移動体本体9の機首方位の情報、予め既知となっている無線機21のアンテナの位置情報等である。自機の周囲における環境の情報としては、海の状態に関する情報(いわゆる、シーステート)である。シーステートは、自機に設けられる計測機器により計測して取得してもよいし、周波数選択性フェージングの影響を受け難い通信経路を介して外部から取得してもよいし、通信前に予め取得したものであってもよい。他機に関する情報としては、自機と他機との相対位置、相対速度等の相対情報である。他機に関する情報は、自機が他機の位置を推定することで取得してもよいし、周波数選択性フェージングの影響を受け難い通信経路を介して外部から取得してもよい。
このように、データ通信機器11に接続されるGPS12、計測装置13及び自動操縦装置14は、パラメータ情報を取得するための情報取得部として機能している。なお、本実施形態では、パラメータ情報として、上記した各種情報を例示したが、これらの情報に特に限定されない。他機の周囲における環境の情報を、周波数選択性フェージングの影響を受け難い通信経路を介して外部から取得してもよい。
上記のデータ通信機器11は、他機から受信信号を受信した際に、周波数選択性フェージングの影響を低減すべく、CP推定モードまたはCP挿入モードを実行している。周波数選択性フェージングは、受信信号の反射波による影響によって受信信号の受信電力が変動する。このため、CP推定モードまたはCP挿入モードでは、受信電力変動に基づく補正を行っている。ここで、データ通信機器11は、CP推定モードを実行するにあたり、データベース22に記憶されるパラメータ情報と受信信号の受信電力変動とを関連付けるための学習を行っている。
(受信信号補正の学習方法)
図2及び図3を参照して、上記のデータ通信機器11による受信信号の学習方法について説明する。図2は、学習モードにおけるデータ通信システムを模式的に表した図である。図3は、本実施形態に係る受信信号の学習方法に関するフローチャートである。図2及び図3に示す学習方法を実行する場合、自機及び他機のデータ通信機器11は、送受信通信に係る信号処理を、学習モードに基づく処理としている。なお、図2では、2つの移動体5が学習モードを実行し、送受信信号を通信することで、それぞれの移動体5が学習を行っている状態を図示している。また、図2に示すように、学習モードでは、他機からの送信信号D1に、つまり、自機が取得する受信信号D1に、受信電力変動を補正するためのパイロット・シンボルCPが挿入されている。つまり、学習モードでは、送信側にて送信信号D1にパイロット・シンボルCPを挿入するCP挿入モードに設定された状態で学習が行われる。
学習モードにおける受信信号D1は、ガードインターバルGI、ヘッダーH、パイロット・シンボルCP、データ・シンボルDS等を含んでいる。ガードインターバルGIは、反射の影響がない受信信号D1と、反射の影響を受けた受信信号D1との時間遅れによる干渉を補正するためのデータである。ヘッダーHは、送信元、受信先等の情報を含むデータである。パイロット・シンボルCPは、受信信号D1の受信電力変動を推定するためのデータである。データ・シンボルDSは、他機において生成されると共に他機から送信される情報であり、例えば、他機に関する情報、他機で撮像した画像情報等が含まれる。
次に、図3を参照して、学習モードに基づく受信信号D1の学習方法について説明する。先ず、送信側となる他機及び受信側となる自機のデータ通信機器11は、学習モードを実行するON状態とし、送受信信号にパイロット・シンボルCPを挿入するCP挿入モードに設定する(ステップS10)。この後、それぞれの移動体5のデータ通信機器11は、パラメータ情報と受信信号D1の受信電力変動とを関連付ける学習を実行する(ステップS11)。
先ず、送信側となる他機のデータ通信機器11は、受信側となる自機へ送信する情報となるデータ・シンボルDSを生成する(ステップS12)。続いて、他機のデータ通信機器11は、データ・シンボルDSに、パイロット・シンボルCPを挿入する(ステップS13)。次に、他機のデータ通信機器11は、データ・シンボルDSに、ガードインターバルGI及びヘッダーH等を挿入する(ステップS14)。そして、他機のデータ通信機器11は、各種データからなる送信信号を、受信側となる自機のデータ通信機器11へ向けて、無線通信により送信する(ステップS15)。
受信側となる自機のデータ通信機器11は、他機から送信された送信信号を受信信号D1として受信する(ステップS16)。自機のデータ通信機器11は、受信信号D1に含まれるガードインターバルGI及びヘッダーH等を除去する(ステップS17)。この後、自機のデータ通信機器11は、受信信号D1に含まれるパイロット・シンボルCPを取り出して取得する(ステップS18)。
自機のデータ通信機器11は、取得したパイロット・シンボルCPに基づいて、データ・シンボルDSの周波数特性を推定し、推定した周波数特性に基づく受信信号D1の受信電力変動の補正量を推定する(ステップS19)。この後、自機のデータ通信機器11は、受信信号D1の取得時におけるパラメータ情報のパラメータ値を取得し、推定した受信電力変動とパラメータ値とを関連付けて、データベース22に記憶保存する(ステップS20)。なお、ステップS20では、受信電力変動の補正量とパラメータ値とを関連付ける手法として、ニューラルネットワークを用いた学習を行ってもよいし、ディープラーニングを用いた学習を行ってもよく、特に限定されない。
自機のデータ通信機器11は、データベース22への記憶保存が完了すると、学習を終了するか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21における学習の終了の判定は、例えば、受信電力変動の補正量とパラメータ値との相関関係の精度が、予め規定された基準を満たしたか否かにより判定してもよいし、予め規定された送受信回数を行ったか否かにより判定してもよく、特に限定されない。自機のデータ通信機器11は、ステップS21において学習が終了したと判定する(ステップS21:Yes)と、自機及び他機の学習モードの実行を終了するOFF状態とし、学習に係る処理を終了する。一方で、自機のデータ通信機器11は、ステップS21において学習が終了していないと判定する(ステップS21:No)と、ステップS12に進み、自機及び他機の学習モードの実行が終了するまでステップS12からステップS21までを繰り返し実行する。
次に、図4から図7を参照して、上記のデータ通信機器11による受信信号D1の補正方法について説明する。図4は、運用モードにおけるデータ通信システムを模式的に表した図である。図5は、本実施形態に係る受信信号の補正方法に関するフローチャートである。図6は、本実施形態に係る受信信号の補正方法のCP推定モードに関するフローチャートである。図7は、本実施形態に係る受信信号の補正方法のCP挿入モードに関するフローチャートである。
図4から図7に示す補正方法では、CP推定モードとCP挿入モードとを含む運用モードにより、受信信号D2を補正している。なお、図4では、2つの移動体5がCP推定モードを実行し、送受信信号を通信することで、それぞれの移動体5が受信信号D2を補正している状態を図示している。また、図4に示すように、CP推定モードでは、他機からの送信信号D2に、つまり、自機が取得する受信信号D2に、受信電力変動を補正するためのパイロット・シンボルCPが省かれている。
CP推定モードにおける受信信号D2は、ガードインターバルGI、ヘッダーH、データ・シンボルDS等を含んでおり、パイロット・シンボルCPを省いている。一方で、CP挿入モードでは、学習モードと同様に、ガードインターバルGI、ヘッダーH、パイロット・シンボルCP、データ・シンボルDS等を含んでいる。
次に、図5を参照して、運用モードに基づく受信信号D2の補正方法について説明する。先ず、送信側となる他機及び受信側となる自機のデータ通信機器11は、運用モードを実行するON状態とし、パイロット・シンボルCPを省いた送受信信号を用いるCP推定モードに設定する(ステップS31)。この後、自機及び他機のデータ通信機器11は、CP推定モードに基づく受信信号D2の補正を実行する(ステップS32)。
自機のデータ通信機器11は、CP推定モードを実行して受信信号D2を補正する(ステップS33)。なお、ステップS33のCP推定モードに基づく受信信号D2の補正は、図6に示しており、詳細については後述する。ステップS33の実行後、自機のデータ通信機器11は、補正した受信信号D2に含まれるデータ・シンボルDSのビットエラーレート(BER)のエラー値を算出する(ステップS34)。自機のデータ通信機器11は、算出したエラー値が、予め設定された規定値(設定エラー値)よりも高いか否かを判定する(ステップS35)。自機のデータ通信機器11は、算出したエラー値が規定値以下であると判定する(ステップS35:No)と、データ・シンボルDSを採用する(ステップS36)。一方で、自機のデータ通信機器11は、算出したエラー値が規定値よりも高いと判定する(ステップS35:Yes)と、CP推定モードからCP挿入モードに移行して、CP挿入モードを実行する(ステップS39)。なお、ステップS39のCP挿入モードに基づく受信信号D1の補正は、図7に示しており、詳細については後述する。
自機のデータ通信機器11は、ステップS36の後、データ・シンボルDSの他機から送信された送信データ量、つまり、自機のデータ通信機器11が受信した受信データ量が、予め設定された設定データ量よりも少ないか否かを判定する(ステップS37)。自機のデータ通信機器11は、受信データ量が設定データ量以上であると判定する(ステップS37:No)と、CP推定モードに基づく受信信号D2の補正の運用を終了するか否かを判定する(ステップS38)。一方で、自機のデータ通信機器11は、受信データ量が設定データ量よりも少ないと判定する(ステップS37:Yes)と、CP推定モードからCP挿入モードに移行して、CP挿入モードを実行する(ステップS39)。
自機のデータ通信機器11は、ステップS38においてCP推定モードの運用が終了したと判定する(ステップS38:Yes)と、受信信号D2の補正に係る処理を終了する。一方で、自機のデータ通信機器11は、ステップS38においてCP推定モードの運用が終了していないと判定する(ステップS38:No)と、ステップS33に進み、受信信号D2の補正が終了するまでステップS33からステップS40までを繰り返し実行する。
また、自機のデータ通信機器11は、ステップS39において、CP挿入モードを実行して受信信号D1を補正する。この後、自機のデータ通信機器11は、CP挿入モードから、CP推定モードに変更設定されたか否かを判定する(ステップS40)。ここで、ステップS39のCP挿入モードの実行後において、自機のデータ通信機器11は、人による操作によりCP推定モードに変更されたり、ビットエラーレートが規定値以下であったり、受信データ量が設定データ量以上であったりすると、CP推定モードに設定する。そして、自機のデータ通信機器11は、ステップS40においてCP推定モードに設定されたと判定する(ステップS40:Yes)と、ステップS38に進み、受信信号D2の補正が終了するまでステップS33からステップS40までを繰り返し実行する。一方で、自機のデータ通信機器11は、ステップS40においてCP推定モードに設定されていないと判定する(ステップS40:No)と、ステップS39に再び進む。
次に、図6を参照して、ステップS33に示すCP推定モードにおける受信信号D2の補正方法について説明する。CP推定モードの実行中において、送信側となる他機のデータ通信機器11は、受信側となる自機へ送信する情報となるデータ・シンボルDSを生成する(ステップS51)。続いて、他機のデータ通信機器11は、データ・シンボルDSに、ガードインターバルGI及びヘッダーH等を挿入する(ステップS52)。そして、他機のデータ通信機器11は、各種データからなる送信信号を、受信側となる自機のデータ通信機器11へ向けて、無線通信により送信する(ステップS53)。
受信側となる自機のデータ通信機器11は、他機から送信された送信信号を受信信号D2として受信する(ステップS54)。すると、自機のデータ通信機器11は、受信信号D2に含まれるガードインターバルGI及びヘッダーH等を除去する(ステップS55)。この後、自機のデータ通信機器11は、受信信号D2の取得時におけるパラメータ情報のパラメータ値を取得し、取得したパラメータ値に対応する受信信号D2の受信電力変動の補正量を、データベース22から選定して取得する(ステップS56)。ステップS56では、パラメータ情報のパラメータ値を、GPS12、計測装置13及び自動操縦装置14等から取得する。自機のデータ通信機器11は、選定した受信電力変動の補正量に基づいて、受信信号D2のデータ・シンボルDSにおける受信電力変動を補正する(ステップS57)。そして、自機のデータ通信機器11は、補正後のデータ・シンボルを取り出して取得する(ステップS58)。
次に、図7を参照して、ステップS39に示すCP挿入モードにおける受信信号D1の補正方法について説明する。なお、CP挿入モードでは、図2に示す受信信号D1が用いられる。CP挿入モードの実行中において、送信側となる他機のデータ通信機器11は、受信側となる自機へ送信する情報となるデータ・シンボルDSを生成する(ステップS61)。続いて、他機のデータ通信機器11は、データ・シンボルDSに、パイロット・シンボルCPを挿入する(ステップS62)。次に、他機のデータ通信機器11は、データ・シンボルDSに、ガードインターバルGI及びヘッダーH等を挿入する(ステップS63)。そして、他機のデータ通信機器11は、各種データからなる送信信号を、受信側となる自機のデータ通信機器11へ向けて、無線通信により送信する(ステップS64)。
受信側となる自機のデータ通信機器11は、他機から送信された送信信号を受信信号D1として受信する(ステップS65)。自機のデータ通信機器11は、受信信号D1に含まれるガードインターバルGI及びヘッダーH等を除去する(ステップS66)。この後、自機のデータ通信機器11は、受信信号D1に含まれるパイロット・シンボルCPを取り出して取得する(ステップS67)。
自機のデータ通信機器11は、取得したパイロット・シンボルCPに基づいて、データ・シンボルDSの周波数特性を推定し、推定した周波数特性に基づく受信信号D1の受信電力変動を推定する(ステップS68)。自機のデータ通信機器11は、推定した受信電力変動の補正量に基づいて、受信信号D1のデータ・シンボルDSにおける受信電力変動を補正する(ステップS69)。そして、自機のデータ通信機器11は、補正後のデータ・シンボルを取り出して取得する(ステップS70)。
以上のように、本実施形態によれば、CP推定モードを実行して、受信信号D2の補正を行うことができる。このため、受信した受信信号D2に対応する受信電力変動の補正量をデータベース22から取得し、受信電力変動の補正量に基づく受信信号D2の補正を行うことができるため、周波数選択性フェージングを適切に抑制することができる。また、パイロット・シンボルCPを省いた受信信号D2を用いることができるため、パイロット・シンボルCPを省くことができる分、データ・シンボルDSにおける周波数帯域への影響を抑制できるため、受信信号D2に用いる周波数帯域を効率よく利用することができる。
また、本実施形態によれば、学習モードを実行して、パラメータ情報のパラメータ値と受信信号D1の受信電力変動の補正量とを関連付けてデータベース22に記憶保存することができる。このため、パラメータ情報のパラメータ値と受信信号D2の受信電力変動の補正量との相関関係を精度の高いものとすることができ、パラメータ情報のパラメータ値に基づく受信信号D2の受信電力変動の補正量の推定を精度よく行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、CP推定モードの実行時において、データ・シンボルDSがエラー判定された場合には、CP挿入モードに移行することができるため、送受信信号の通信の安定性を担保することができる。
また、本実施形態によれば、CP推定モードの実行時において、データ・シンボルDSのデータ量が少ない場合には、CP挿入モードに移行することができるため、送受信信号の通信の安定性を担保することができる。
なお、本実施形態では、移動体5同士の通信を例として説明したが、移動体5と固定局との間における通信であっても同様に適用可能である。
また、本実施形態では、移動体5の種別について言及しなかったが、移動体5が異なる種別であっても、同じ種別であっても、CP推定モードを実行可能である。すなわち、種別に関わらず、移動体5同士の間で学習モードを実行することでデータベース22を構築し、構築したデータベース22を用いてCP推定モードを実行することにより、受信信号D2の補正を行うことができる。このとき、移動体5同士の種別の組み合わせに応じたデータベース22を用意する必要があり、同様に、移動体5の種別と固定局の種別の組み合わせに応じたデータベース22を用意する必要がある。
1 データ通信システム
5 移動体
9 移動体本体
10 制御器
11 データ通信機器
12 GPS
13 計測装置
14 自動操縦装置

Claims (8)

  1. 受信側の移動体または固定局を自機とし、送信側の移動体または固定局を他機として、前記移動体同士の間、または前記移動体と前記固定局との間で、送受信信号を通信するデータ通信機器において、
    前記自機に関する情報、前記自機の周囲における環境の情報、前記他機に関する情報及び前記他機の周囲における環境の情報の少なくともいずれかの情報であるパラメータ情報のパラメータ値と、前記自機が取得する受信信号の受信電力変動の補正量と、を関連付けて記憶するデータベースと、
    前記受信信号の取得時における前記パラメータ情報の前記パラメータ値を取得すると共に、前記データベースから、取得した前記パラメータ値に対応する前記受信電力変動の補正量を取得し、取得した前記受信電力変動の補正量に基づいて前記受信信号を補正する第1の運用モードを実行する無線装置と、を備え
    前記無線装置は、前記パラメータ情報のパラメータ値と前記受信電力変動の補正量とを関連付けて前記データベースに記憶させる学習モードを実行する機能を有しており、
    前記学習モードでは、前記自機が取得する前記受信信号に、前記受信電力変動を補正するためのパイロット・シンボルが含まれており、
    前記無線装置は、前記学習モードにおいて、取得した前記受信信号に含まれる前記パイロット・シンボルに基づいて、前記受信電力変動の補正量を推定し、推定した前記受信電力変動の補正量を前記データベースへ向けて出力し、
    前記データベースは、前記無線装置からの前記受信電力変動の補正量と、前記受信信号の取得時における前記パラメータ情報の前記パラメータ値とを関連付けて記憶するデータ通信機器。
  2. 前記無線装置は、前記受信電力変動を補正するためのパイロット・シンボルが含まれた前記受信信号を取得し、前記パイロット・シンボルに基づく前記受信信号を補正する第2の運用モードを実行する機能をしており、
    前記無線装置は、前記第1の運用モード実行時において、補正後の前記受信信号に係る通信エラーのエラー値が、予め設定された設定エラー値よりも大きい場合、前記第2の運用モードに移行する請求項1に記載のデータ通信機器。
  3. 受信側の移動体または固定局を自機とし、送信側の移動体または固定局を他機として、前記移動体同士の間、または前記移動体と前記固定局との間で、送受信信号を通信するデータ通信機器において、
    前記自機に関する情報、前記自機の周囲における環境の情報、前記他機に関する情報及び前記他機の周囲における環境の情報の少なくともいずれかの情報であるパラメータ情報のパラメータ値と、前記自機が取得する受信信号の受信電力変動の補正量と、を関連付けて記憶するデータベースと、
    前記受信信号の取得時における前記パラメータ情報の前記パラメータ値を取得すると共に、前記データベースから、取得した前記パラメータ値に対応する前記受信電力変動の補正量を取得し、取得した前記受信電力変動の補正量に基づいて前記受信信号を補正する第1の運用モードを実行する無線装置と、を備え、
    前記無線装置は、前記受信電力変動を補正するためのパイロット・シンボルが含まれた前記受信信号を取得し、前記パイロット・シンボルに基づく前記受信信号を補正する第2の運用モードを実行する機能をしており、
    前記無線装置は、前記第1の運用モード実行時において、補正後の前記受信信号に係る通信エラーのエラー値が、予め設定された設定エラー値よりも大きい場合、前記第2の運用モードに移行するデータ通信機器。
  4. 前記無線装置は、前記第1の運用モード実行時において、補正後の前記受信信号に係るデータ量が、予め設定された設定データ量よりも少ない場合、前記第2の運用モードに移行する請求項2または3に記載のデータ通信機器。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ通信機器と、
    前記パラメータ情報を取得する情報取得部と、
    前記データ通信機器及び前記情報取得部を搭載して移動する本体部と、を備える移動体。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ通信機器を複数有し、複数の前記データ通信機器間において送受信信号を通信するデータ通信システム。
  7. 受信側の移動体または固定局を自機とし、送信側の移動体または固定局を他機として、前記移動体同士の間、または前記移動体と前記固定局との間で、送受信信号を通信するデータ通信において、前記自機が取得する受信信号を補正する受信信号の補正方法であって、
    前記受信信号を取得するステップと、
    前記受信信号の取得時における、前記自機に関する情報、前記自機の周囲における環境の情報、前記他機に関する情報及び前記他機の周囲における環境の情報の少なくともいずれか1つのパラメータ情報のパラメータ値を取得するステップと、
    取得した前記パラメータ値に対応する前記受信信号の受信電力変動の補正量を、前記パラメータ情報のパラメータ値と前記受信電力変動の補正量とを関連付けたデータベースから取得するステップと、
    取得した前記受信電力変動の補正量に基づいて前記受信信号を補正する第1の運用モードを実行するステップと、
    前記第1の運用モード実行時において、補正後の前記受信信号に係る通信エラーのエラー値が、予め設定された設定エラー値よりも大きい場合、前記受信電力変動を補正するためのパイロット・シンボルが含まれた前記受信信号を取得し、前記パイロット・シンボルに基づく前記受信信号を補正する第2の運用モードに移行するステップと、を備える受信信号の補正方法。
  8. 受信側の移動体または固定局を自機とし、送信側の移動体または固定局を他機として、前記移動体同士の間、または前記移動体と前記固定局との間で、送受信信号を通信するデータ通信において、
    前記自機に関する情報、前記自機の周囲における環境の情報、前記他機に関する情報及び前記他機の周囲における環境の情報の少なくともいずれかの情報であるパラメータ情報のパラメータ値と、前記自機が取得する受信信号の受信電力変動とを関連付け、取得する前記受信信号を補正する補正量を推定するための学習を行う受信信号補正の学習方法であって、
    前記受信信号には、前記受信電力変動を補正するためのパイロット・シンボルが含まれており、
    前記パイロット・シンボルを含む前記受信信号を取得するステップと、
    前記パイロット・シンボルに基づいて、前記受信電力変動の補正量を推定するステップと、
    推定した前記受信電力変動の補正量と、前記受信信号の取得時における前記パラメータ情報の前記パラメータ値とを関連付けて記憶するステップと、を備える受信信号補正の学習方法。
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