JP7305478B2 - ブース用の円弧状ドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トイレブースや浴室ブース、シャワーブース等の仕切られた(区画された)ブース(小部屋)の出入り口に建て付けられるブース用の円弧状ドア装置の技術分野に関するものである。
今日、トイレブース等の仕切られたブースの出入り口に建て付けられるドア装置として、円弧状の戸体を円弧軌跡に沿って左右方向にスライド移動させることで出入り口の開閉をするようにした所謂円弧状ドア装置が提唱されている。このような円弧状ドア装置は、出入り口を開放したときに戸体をブース内に引き入れた状態にできることから、通常の左右スライド式のドア装置の場合に比して、出入り口の左右幅を広く確保しながらブースの左右幅を小さいものにできる等の利点がある。そしてこの場合に、左右方向直線状に移動するスライド式のドア装置の場合と同様、閉鎖時、戸体の戸先側端縁部を、躯体側に設けた戸当りに当接する状態で受止めることになる。
ところでこのようなブースの出入り口に設けられるドア装置としては、閉鎖時、戸体の戸先側端縁部と戸当りとのあいだの隙間を通してブース内が覗き見できないよう配慮することが要求され、このため円弧状ドア装置としては、閉鎖時、躯体側から突出状に設けた閉塞部材を閉鎖した戸体の室外側面に当接(摺接)するようにして隙間を塞ぐようにしたものが提唱されている(例えば特許文献1参照。)。
しかしながらこのようにしたものでは、閉塞部材が別途必要になる等して部品点数が多くなるうえ、閉塞部材が変形したり破損したような場合、交換等のメンテナンスが必要になるという問題がある。
そこで戸体が左右方向に直線状に開閉移動する汎用のスライド式ドア装置の場合のように、躯体側に設けた戸当りに、戸体の戸先側端縁部に設けた端部材(エッジ材)が当接するようにし、これによって閉塞部材を設ける必要がない構成にすることが提唱されるが、このようにしたとき、閉鎖時に、戸当りと端部材とのあいだに隙間があった場合、該隙間を通してブース内を覗き見される懸念があり、そこで戸当りの端部材当接部位を凹溝状にして、前記隙間が形成されたとしても、該隙間が凹溝内に納まるようにして隙間を通してブース内を覗き見できないようにすることを、円弧状ドア装置においても採用することが提唱される。
特開2006-307468号公報
ところが戸体の戸先側端縁部に設けられる端部材は、前記左右直線状に開閉移動するスライド式ドア装置の場合と同様、戸体の厚さ方向の中心線を基準として前後方向対称形状に設けられていたため、戸体が円弧軌跡を描いて閉作動したときに、端部材が戸当りに当接する位置は、戸当りの前後方向の中心位置に対して外側に偏倚する状態で当接する、つまり戸体が閉鎖したときに、図8(A)に示すように端部材の中心位置が戸当り凹溝部の中心位置に対して前後方向外側に位置ずれした状態で当接することになって、直角状での当接受止めではない状態になるため、閉鎖する戸体が戸当りに当接するたびに戸体をブース外側に偏倚する方向の負荷を受けることになって好ましくなく、使用を継続することで端部材の戸当り当接位置が次第に円弧軌跡から遠ざかる方向にずれていって端部材が戸当りの凹溝部にうまく入り込まない状態で閉鎖するようになる等の不具合発生が想定され、このようになると、現場において円弧状レールの取付け位置を、再調整したりする作業が必要になる等の問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、ブースの出入り口を開閉するため円弧軌跡を描く状態で設けられる吊りレールと、該吊りレールに案内されて出入り口の開閉をする円弧状の戸体と、閉鎖した戸体の戸先側端縁部が当接する戸当りと、戸体の戸先側端縁部に設けられ、前記戸当りに当接する端部材とを備えて構成されるブース用の円弧状ドア装置において、前記端部材または戸体は、端部材の戸当りに対する当接位置が吊りレールの円弧軌跡位置となるよう修正するための修正手段を備えたものであり、前記修正手段は、端部材と戸体の戸先側端面部とのあいだに設けられるスペーサであることを特徴とするブース用の円弧状ドア装置である。
請求項2の発明は、スペーサは、戸体の戸先側端面部または端部材の一方に取付け固定されていることを特徴とする請求項記載のブース用の円弧状ドア装置である。
請求項3の発明は、ブースの出入り口を開閉するため円弧軌跡を描く状態で設けられる吊りレールと、該吊りレールに案内されて出入り口の開閉をする円弧状の戸体と、閉鎖した戸体の戸先側端縁部が当接する戸当りと、戸体の戸先側端縁部に設けられ、前記戸当りに当接する端部材とを備えて構成されるブース用の円弧状ドア装置において、前記端部材または戸体は、端部材の戸当りに対する当接位置が吊りレールの円弧軌跡位置となるよう修正するための修正手段を備えたものであり、前記修正手段は、端部材または戸体の戸先側端面部に一体形成される修正部であることを特徴とするブース用の円弧状ドア装置である。
請求項1の発明とすることにより、円弧状の戸体、吊りレールを備えたブース用の円弧状ドア装置において、戸体が閉鎖する際に、戸体の戸先側端縁部に設けた端部材が躯体側に設けた戸当りに当接することになるが、このときの端部材が戸当りに当接する当接位置が、吊りレールの円弧軌跡位置となるよう修正されたものになっているため、端部材を平板状の戸体に設けられる端部材が用いられたものであっても、端部材を位置ズレすることなく正常位置で戸当りに当接した状態で閉鎖できることになる。
しかも、前記戸当り位置の修正が、端部材と戸体の戸先側端面部に設けたスペーサによって簡単にできることになる。
請求項の発明とすることにより、スペーサは、戸体の戸先側端面部または端部材の一方に設けたものとなるため、スペーサの取付け作業が容易になって作業性が損なわれることもない。
請求項の発明とすることにより、円弧状の戸体、吊りレールを備えたブース用の円弧状ドア装置において、戸体が閉鎖する際に、戸体の戸先側端縁部に設けた端部材が躯体側に設けた戸当りに当接することになるが、このときの端部材が戸当りに当接する当接位置が、吊りレールの円弧軌跡位置となるよう修正されたものになっているため、端部材を平板状の戸体に設けられる端部材が用いられたものであっても、端部材を位置ズレすることなく正常位置で戸当りに当接した状態で閉鎖できることになる。
しかも修正手段が戸体又は端部材の一方に一体形成されたものであるため、スペーサのような別部材を設けることなく当接位置の修正ができることになる。
(A)(B)はトイレブースの正面図、側面図である。 トイレブースの平面図である。 トイレブースの戸体を省略した概略分解斜視図である。 円弧状ドア装置の平面図である。 戸体がない状態を示す戸先側部位の平面図である。 戸体が閉鎖した状態を示す戸先側部位の平面図である。 戸当りの平面図である。 (A)はスペーサのない物を示す端部材の戸当りに対する当接状態を示す作用説明図、(B)は平板状の戸体に端部材が取付けられた状態を示す要部平面図である。 (A)(B)は第二、第三の実施の形態を示す端部材の戸当りに対する当接状態を示す作用説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1はトイレブースであって、該トイレブース1は、左右に複数が隣接する状態で設けられたものであり、出入り口(開口)Eを構成すべく前面(正面)に左右間隙を存する状態で設けられる戸先側、戸尻側の前面パネル体2、3と、これら前面パネル体2、3が先端部(前端部)に設けられていてこれら前面パネル体2、3とトイレブース奥端の壁等の躯体面Wとのあいだを仕切る側面パネル体4とを備えることで平面視で矩形状に形成されていること等は何れも従来通りである。
尚、本実施の形態ではトイレブース1が左右に隣接されるものでありこの場合、隣接するトイレブース1間を仕切る側面パネル体4の先端部に設けられる中間の戸先側、戸尻側の前面パネル体2、3同士は左右に連続した一体もので構成され、端側の前面パネル体2、3は各別なもので構成されている。また、本実施の形態では、図2における左側のトイレブース1の左側面は、側面パネル4ではなく壁等の躯体面Wで形成されているが、これらの構成については必要において適宜実施できるものであることは言うまでもない。
5は平面視で円弧形状をした戸体であって、該戸体5は、戸体5の左右上端縁部に設けたブラケット6aから上方に突出する状態でハンガーローラ(吊りローラ)6が設けられるが、該ハンガーローラ6が転動することで移動案内される吊りレール(ハンガーレール、案内レール)7は、前記戸体5の円弧形状に沿うよう円弧状をし、出入り口Eの上方とトイレブース1内に入り込む状態において左右方向一方(戸尻側)の側面パネル4の上端部とに亘るよう配設されている。因みに本実施の形態の吊りレール7は、戸先側前面パネル体2に設けたブラケット7a、戸尻側前面パネル体3に設けたブラケット7b、側面パネル体4(あるいは躯体面W)に設けた前後一対のブラケット7c、7dに止着することで取付けられている。そして前記ハンガーローラ6が吊りレール7を水平方向に転動することにより、戸体5は左右方向にスライド移動して前記出入り口Eを閉鎖する閉鎖姿勢と、トイレブース1の戸尻側側面パネル体4側のトイレブース1内に入り込む状態になって出入り口Eを開放(開口)する開放姿勢とに変姿するようになっている。尚、Tはトイレブース1内に設けられる便器、Sは吊りレール6と戸体5とのあいだの前面側部位を塞ぐ塞ぎ板である。
また、戸体5の戸先側端部のブース内外両側パネル面には把手13が設けられ、ブース室内側パネル面には施錠用操作具14が設けられるが、戸体5の閉鎖状態で施錠用操作具14を操作することにより、図示しない施錠体(施錠ロッド、ラッチ)が吊りレール7側に設けた施錠受け(図示せず)に突出係止し、これにより閉鎖姿勢の戸体5の施錠ができるようになっている。尚、施錠受けについては、吊りレール7ではなく、戸当り8に設けることもでき、この場合、施錠受けは、後述する当接面部8nよりもブース奥側に設けられることになる。
さらに戸体5の戸先側端部、戸尻側端部にはそれぞれ戸体5用の端部材(エッジ部材)15、17が設けられ、これら端部材15、17は、ゴム質弾性を有した緩衝材15a、17aがさらに設けられたものとなっているが、そのうちの戸先側の端部材15が、後述するように本発明が実施されたものとなっている。
トイレブース1には、戸体5が閉鎖した際に戸体5の戸先側端縁部が当接して受ける戸当り8、戸体5の開閉ガイドをするため戸尻側前面パネル体3にブラケット9aを介して設けられる振れ止め用のガイド体(ガイドローラ、振れ止めローラ)9、戸体5が全開するときの衝撃を緩衝するべく吊りレール7の戸尻側端部に配設された緩衝部材10を備えている。尚、緩衝部材10は必要において戸先側に設けてもよいことは勿論である。
前記戸当り8は、戸体5の全長(全高さ)に略対応すべく長尺物で構成され、本実施の形態では、下端部が床面Fに当接する状態で配されたものであるが、これに限定されず、例えば下端部については、戸体5の下端部に対応した長さとして床面Fに当接しないものとしても実施することができる。
そして、基辺部8aの前面が戸先側前面パネル体2のブース室内側面2aに面接触する状態でビス8bを介して固着されることになるが、該戸当り8は、基辺部8aの戸尻側端縁(出入り口E側端縁)8cを、戸先側前面パネル2の戸尻側端縁部に嵌合(外嵌)組込みした端部材(エッジ材)11のブース奥側(室内側)辺部11aの戸先側端11bに対して前記面接触状態で戸尻側に向けて(戸尻側に移動させて)突き当てる(当接する)ようにして戸先側前面パネル体2に取付けることにより、戸当り8の位置決めされた状態での取付けができるように設定されている。
因みに戸当り8は、本実施の形態では、複数のビス8bを介して戸先側前面パネル体2に上下方向略全長に亘って点在的に固定されるものとし、これらよって戸当り8としての強度が確保される設定になっているため、吊りレール7、床面Fに固定しないものとして実施しているが、これらに固定したものであっても勿論よい。
戸当り8は、前記基辺部8aの戸尻側端縁部から戸先側に連続する状態で僅かにブース奥内(室内)側に没入(退避)していて、端部材11のブース室内側辺部11aを迂回するように設定された没入辺部8dを備えているが、基辺部8aの戸先側端部と没入辺部8dの戸尻側端縁部とからは、ブース室内側(奥内側)に向けて折曲するようにして延出(起立)する第一、第二の起立辺部8e、8fが形成されており、これにより、両起立辺部8e、8f並びに基辺部8a、没入辺部8dによってブース室内側が開口した凵字形の空間部8gが形成されている。そして戸当り8は、該空間部8gの開口から前記ビス8bを用いての戸先側前面パネル体2への取付ができるようになっている。
さらに第一起立辺部8eは、第二起立片部8fよりも延出長さが短くなっており、これによって空間部8gは、第二起立片部8f側(戸尻側)が深いものとなっていて戸尻側がブース室内側に偏倚した傾斜状の開口を備えたものになっており、この開口は遮蔽板12によって開閉自在に覆蓋されている。
戸当り8は、さらに第二起立片部8fのブース室内側先端部8hと、第二起立片部8fの没入辺部8dを越えて戸尻側斜め前方に延出した部位の前側先端部8iとが設けられ、これら先端部8h、8iからは、戸尻側で且つブース奥側(室内側)に向けて斜め傾斜状に延出した前側辺部8jと奥側辺部(室内側辺部)8kとが形成されているが、これら前側辺部8j、奥側辺部8kの戸尻側端縁部同士は円弧状の連結辺部8lによって連結されている。そしてこのように構成することで、戸当り8には、戸体5の後述の円弧軌跡Xを径方向に横切る状態で戸体5よりも前後方向(円弧軌跡Xに直交する方向)に幅広の中空状になった当接辺部8mが基辺部8aからブース奥側および戸尻側に延出する状態で形成されている。
一方、戸体5、吊りレール7は、同一半径の設定で形成されており、そして戸体5は、トイレブース1内に設定される吊りレール7の円弧中心Oを基準とする円弧軌跡Xに沿って開閉スライド移動をするように設定されている。
そして、戸体5の戸先側端縁部に設けられる端部材15は、緩衝材15aが設けられたものとして構成されるが、該端部材15は、これを円弧状ではなく平板状の戸体Dに取付けた場合に、図8(B)に示すように、戸体Dの厚さ中心線Yを対称線として対称形状となるように設定されていて、平板状の戸体D用のものと共通化(共用化)されたものであり、そのためこれをそのまま本発明が実施された円弧状の戸体5の戸先側端縁部にそのまま取付けた場合、図8(A)に示すように、端部材15の戸体5に対する取付け位置の中心点Zを基準として円弧軌跡Xに対して前記対称線(厚さ中心線)Yが接線方向を向いたものになって外側に偏倚した状態となる。
これに対し、戸当り8の前側辺部8jには、平面視において戸先側が前側に位置し、戸尻側がブース奥側に位置する状態で前記戸体5の円弧軌跡Xを径方向に向いて直角状に横切るように傾斜した当接面部(戸当り面)8nが凹陥状に形成されており、この結果、該当接面部8nに戸当り15が当接して戸体5が閉鎖した場合、具体的には緩衝材15aの円弧状になった先端縁部が当接面部8nに当接した場合、その当接位置Vは、スペーサ16により修正されて、円弧軌跡X位置で当接することになって、直角(略直角)状態での当接受止めになる。
叙述の如く構成された本実施の形態において、戸体5は、共に円弧状をした吊りレール7に案内される状態で出入り口Eとトイレブース1の戸尻側部位に入り込んだ部位との間を左右スライド移動して出入り口Eの開閉をすることになるが、この戸体5が閉鎖するとき、戸体5の戸先側端縁部に設けた端部材15が戸先側前面パネル体2に設けられた戸当り8に当接して受け止められることになる。
この場合において端部材15の緩衝材15aは、当接位置Vが戸当り8の当接面部8nに対して円弧軌跡X上に位置して直角上に当接するよう修正されたものになっている。
この結果、戸体5は、円弧軌跡Xに沿ったものとして円弧状に形成され、かつ該円弧軌跡Xに沿って開閉移動するものであるが、戸体5が閉鎖したときに戸当り8に対して端部材15が当接する際に、端部材15は、平板状の戸体Dのものと共有されるよう該戸体Dの厚さ中心線Yを対称線として線対称状に形成されたものでありながら、スペーサ16が設けられることにより、端部材15の戸当り8に対する当接位置Vが、円弧軌跡X線上に位置して直角状に当接するよう修正されたものとなっている。
このため、端部材15として、平板状の戸体に設けられる端部材が共用されたものであっても、該端部材15を位置ズレすることなく正常位置で戸当り8に当接した状態で閉鎖できることになる。
しかもこの場合に、端部材15と当接位置を修正するためスペーサ16を、端部材15と戸体5の戸先側端面部とのあいだに設けた構成にしたため、構造簡単なもので修正できることになる。
そしてこの場合に、スペーサは16、本実施の形態においては戸体5の戸先側端面部に取付け固定されているため、スペーサ16の取付け作業が容易になって作業性が損なわれることもない。このことは、スペーサ16を戸当り8側に設けてもよいことは言うまでもない。
因みに、本実施の形態のスペーサ16は、平面視で円弧軌跡Xの外側が幅広(肉厚)になった扇形状をしているが、これに限定されるものでなく、端部材15の戸当り8に対する当接位置を修正できるものであれば、その形状に特に限定されるものでなく、また前記スペーサ16はビス16aを介して戸体5の戸先側端面部に固定されたものとなっているが、例えば両面粘着テープや接着剤等の適宜の取付け手段を用いて取付け固定することができる。
尚、本発明は前記実施の形態のものに限定されることはなく、修正手段としてスペーサを用いることなく、図9(A)(B)に示すように端部材15側、または戸当り側に修正する部位(修正部)を一体形成したものとしても実施でき、このようにしたときにはスペーサがないものにでき、部品点数の増加を回避できることになる。
本発明は、トイレブースやシャワーブース等のブース用の円弧状ドア装置に利用することができる。
1 トイレブース
5 戸体
6 吊りローラ
7 吊りレール
8 戸当り
8n 当接面部
15 端部材
15a 緩衝部材
16 スペーサ
E 出入り口

Claims (3)

  1. ブースの出入り口を開閉するため円弧軌跡を描く状態で設けられる吊りレールと、
    該吊りレールに案内されて出入り口の開閉をする円弧状の戸体と、
    閉鎖した戸体の戸先側端縁部が当接する戸当りと、
    戸体の戸先側端縁部に設けられ、前記戸当りに当接する端部材とを備えて構成されるブース用の円弧状ドア装置において、
    前記端部材または戸体は、端部材の戸当りに対する当接位置が吊りレールの円弧軌跡位置となるよう修正するための修正手段を備えたものであり、
    前記修正手段は、端部材と戸体の戸先側端面部とのあいだに設けられるスペーサであることを特徴とするブース用の円弧状ドア装置。
  2. スペーサは、戸体の戸先側端面部または端部材の一方に取付け固定されていることを特徴とする請求項記載のブース用の円弧状ドア装置。
  3. ブースの出入り口を開閉するため円弧軌跡を描く状態で設けられる吊りレールと、
    該吊りレールに案内されて出入り口の開閉をする円弧状の戸体と、
    閉鎖した戸体の戸先側端縁部が当接する戸当りと、
    戸体の戸先側端縁部に設けられ、前記戸当りに当接する端部材とを備えて構成されるブース用の円弧状ドア装置において、
    前記端部材または戸体は、端部材の戸当りに対する当接位置が吊りレールの円弧軌跡位置となるよう修正するための修正手段を備えたものであり、
    前記修正手段は、端部材または戸体の戸先側端面部に一体形成される修正部であることを特徴とするブース用の円弧状ドア装置。
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