JP7305329B2 - ケーブルコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、差動信号を伝送可能なケーブルコネクタに関する。
自動車の車載ネットワーク等の様々な技術分野において、通信データ量の増加に伴って高速通信の需要が増大している。高速通信においては、単位時間当たりの情報量を増加させるために、高周波成分(例えば、100MHz以上の成分)を含む高速な電気信号(以下、本明細書において「高速信号」と称する場合がある)が用いられる。
高速信号の送受信に用いられる伝送線路として、差動伝送に対応した1対の電線である差動ペアを含むケーブルが提案されている(例えば、特許文献1)。差動伝送とは、以上の差動ペアを用いて、互いに逆極性を示す1対の信号である差動信号を伝送する伝送方式である。差動伝送においては、差動ペアを構成する2本の電線間でノイズが互いに打ち消し合う。つまり、差動伝送は、シングルエンド伝送と比較してノイズ耐性が高いため、高速通信に適している。
特許文献1に開示された差動ペアケーブルは、導線を絶縁体により被覆した4本の絶縁電線を環状に配し、絶縁電線を囲んで絶縁スペーサを配している。絶縁スペーサの外周に編組導体またはアルミ化されたポリエステルからなるシールド導体を配し、その外周を外被で覆っている。差動ペアを構成する1対の絶縁電線は、互いに180°離れるように(すなわち、ケーブルを断面視した際に対角上に)配置されている。
特表平9-511359号公報
高速信号を伝送する際の電気的特性に関しては、インピーダンスの整合が重要である。上記した差動伝送において、電気的特性が互いに異なる部分間におけるインピーダンスの整合を図ることによって、高速通信が適切に実現される。インピーダンスが適切に整合されない場合、高速信号の反射等に起因して電力損失や信号波形の異常が生じる。
上記した差動ペアケーブルの構造から理解されるように、ケーブル内の電線束は特定の空間的構造(撚り構造等)を有しており、その空間的構造によって特定の電気的特性が実現される。ケーブルは、コネクタを介して基板に接続される。基板設計における構造的要求(ピンアサイン等)に起因して、ケーブル内の電線の空間的構造をコネクタの手前で変更しなければならない場合がある。
この場合、ケーブルからコネクタへの非被覆領域において電線の空間的構造が変わるので、インピーダンス等の電気的特性も変化する。結果として、非被覆領域の電気的特性と、非被覆領域以外の部分(被覆領域)の電気的特性とに差が生じる。したがって、基板の構造的要求を充足するように非被覆領域で電線を引き回す際には、電気的特性をも考慮して電線の空間的構造を形成しないと、適切な高速通信が実現困難となる。
以上の事情を考慮して、本発明は、差動信号を送信可能な差動ペアを備えたケーブルコネクタにおいて、電気的特性をも考慮した適切な構造を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るケーブルコネクタは、導体と前記導体を被覆する絶縁体とを各々が有する複数の電線を撚り合わせて形成された撚り構造を有する電線束と、導電性を有し、前記電線束を被覆しているシールド層と、前記シールド層を絶縁被覆しているジャケット層と、を有するケーブルと、複数の前記電線がそれぞれ結線された複数の端子を収容しているハウジングと、を備えている。前記電線束は、互いに逆極性の差動信号を伝送可能な差動ペアであると共に当該電線束内で互いに離間している第1電線および第2電線を含み、前記ケーブルの一端に、前記ジャケット層および前記シールド層が除去されている非被覆領域が形成されており、前記非被覆領域において、前記電線束の前記撚り構造が変化することによって、前記非被覆領域以外の被覆領域における前記第1電線と前記第2電線との離間距離よりも、前記第1電線と前記第2電線とが近い距離に配置されている。
以上の構成によれば、差動ペアである第1電線と第2電線とが近付けられることによって、電線束が撚り合わせられている部分と、電線束が撚り戻されている非被覆領域との間のインピーダンスの整合を図っている。結果として、インピーダンス不整合による高速信号の反射が抑制され、ひいては、電力損失や信号波形の異常が抑制される。すなわち、インピーダンス等の電気的特性をも考慮した適切な構造が実現される。
好適には、上記したケーブルコネクタの前記非被覆領域において、前記差動ペアである前記第1電線と前記第2電線とが接触している。
好適には、上記したケーブルコネクタの複数の前記端子は、前記第1電線が圧着された第1端子と、前記第2電線が圧着された第2端子と、を含み、前記ハウジングは、前記第1端子および前記第2端子を互いに隣接した位置に収容している。
好適には、上記したケーブルコネクタの前記電線束は、4本の前記電線からなり、前記電線束の長手方向に対して直交する断面において、4本の前記電線の中心軸を頂点とする四角形の1組の対角に前記第1電線および前記第2電線がそれぞれ配置されている。
好適には、上記したケーブルコネクタの4本の前記電線は、それぞれ、4つの前記端子に圧着されており、前記ハウジングの長手方向に対して直交する断面において、4つの前記端子の中心軸を頂点とする四角形が略正方形をなすと共に、前記四角形の隣接する2頂点に前記第1電線と前記第2電線とがそれぞれ対応するように、4つの前記端子が前記ハウジングに収容されている。
好適には、上記したケーブルコネクタの前記非被覆領域において、前記第1電線と前記第2電線とが撚り合わせられたツイストペア構造が形成されている。
本発明によれば、差動信号を送信可能な差動ペアを備えたケーブルコネクタにおいて、電気的特性をも考慮した適切な構造が実現される。
本発明の実施形態に係るケーブルコネクタの部分断面図である。 本発明の実施形態に係るSTQケーブルの斜視図である。 本発明の実施形態に係るSTQケーブルの断面図(III-III断面図)である。 本発明の実施形態に係るハウジングの斜視図である。 本発明の実施形態に係るハウジングの概略断面図(V-V断面図)である。 本発明の実施形態に係るSTQケーブルの断面図(VI-VI断面図)である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のケーブルコネクタ1を示す部分断面図である。ケーブルコネクタ1は、STQ(シールドツイストクァッド,Shielded Twisted Quad)ケーブル11とハウジング51とを備えている。本実施形態のケーブルコネクタ1は、高速通信(すなわち、高速信号の送受信)を実現するために、差動伝送に対応した以下の構成を有している。
図2は、ハウジング51に接続されていない状態のSTQケーブル11の斜視図である。図3は、被覆領域15におけるSTQケーブル11の断面図(図2のIII-III断面図)である。図3の断面(III-III断面)は、STQケーブル11の長手方向Lに対して直交する平面である。図2および図3に示すように、STQケーブル11は、電線束21とシールド層31とジャケット層41とを備えている。
図2および図3に示すように、電線束21は、4本の電線23(23a,23b,23c,23d)を1本に撚り合わせて形成されている。電線束21は、所定の撚りピッチ(ツイスト率)等の空間的構造を示す所定の撚り構造を有している。電線23は、それぞれ、導体25(25a,25b,25c,25d)と、導体25を被覆する絶縁体27(27a,27b,27c,27d)とで構成されている。導体25は、例えば、銅線によって形成されている。絶縁体27は、例えば、PVC(ポリ塩化ビニル,Polyvinyl Chloride)樹脂によって形成されている。
電線束21は、互いに逆極性の差動信号D(D+,D-)を伝送可能な差動ペアDPを構成する第1電線23aおよび第2電線23bを含んでいる。図3に示すように、第1電線23aと第2電線23bとは対角的に配置されている。なお、差動ペアDP以外の第3電線23cおよび第4電線23dは、電源用およびグランド用である。
図3に示すように、電線束21内の4本の電線23は、STQケーブル11の中心軸に対して略点対称に配置されている。4本の電線23の中心軸は、2本の対角線の交点がSTQケーブル11の中心軸となる四角形Q1を構成している。
上記した4本の電線23の中心軸を頂点とする四角形Q1の1組の対角に、差動ペアDPを構成する第1電線23aおよび第2電線23bがそれぞれ配置されている。また、第1電線23aおよび第2電線23bは、電線束21内で中心軸を挟んで離間距離SDだけ互いに離間している。
シールド層31は、導電性を有する素材、例えば、錫メッキ銅線によって編まれた編組で形成されている。シールド層31は、電線束21を筒状に被覆することによって、電線束21を電磁的にシールドしている。ジャケット層41は、絶縁性を有する素材、例えば、PVC樹脂によって形成されている。ジャケット層41は、電線束21およびシールド層31を筒状に絶縁被覆している。
図1に示すように、4本の電線23(23a,23b,23c,23d)は、それぞれ、端子29(29a,29b,29c,29d)に結線されており、電気的に接続されている。なお、第1電線23aは第1端子29aに結線され、第2電線23bは第2端子29bに結線されている。より詳細には、各電線23の端部において、絶縁体27が除去され剥き出しになった導体25が、端子29に圧着されている。
ハウジング51は、絶縁性を有する素材、例えば、PVC樹脂によって形成されている。ハウジング51は、上記した4つの端子29を収容している。図1に示すように、差動ペアDPである第1電線23aおよび第2電線23bにそれぞれ対応する第1端子29aおよび第2端子29bが、ハウジング51内の互いに隣接した位置に収容されている。
図4は、ハウジング51の斜視図であり、図5は、ハウジング51の概略断面図(図1のV-V断面図)である。図5の断面(V-V断面)は、ハウジング51の長手方向Lに対して直交する平面である。上記の断面において、4つの端子29の中心軸を頂点とする四角形Q2が略正方形をなすように、端子29がハウジング51に収容されている。また、四角形Q2の隣接する2頂点に差動ペアDPである第1電線23a(第1端子29a)と第2電線23b(第2端子29b)とが対応するように、端子29がハウジング51に収容されている。
なお、図5においては、図の左右方向(水平方向)に対して第1電線23a(第1端子29a)と第2電線23b(第2端子29b)とが隣接しているが、図の上下方向(垂直方向)に対して第1電線23a(第1端子29a)と第2電線23b(第2端子29b)とが隣接していてもよい。
図1および図2に示すように、STQケーブル11の一端には、ジャケット層41およびシールド層31が除去された非被覆領域13が形成されている。また、非被覆領域13と区別するために、非被覆領域13以外のジャケット層41およびシールド層31によって被覆されているSTQケーブル11の部分を、被覆領域15と称する。被覆領域15における電線束21の撚り構造と、非被覆領域13における電線束21の撚り構造とは、互いに相違している。
図6は、非被覆領域13におけるSTQケーブル11の断面図(図2のVI-VI断面図)である。非被覆領域13において、電線束21の第1電線23aと第2電線23bとが近付けられることによって、第3電線23cと第4電線23dとが押し出され遠ざけられている。
図3(被覆領域15における断面図)および図6(非被覆領域13における断面図)から理解されるように、被覆領域15から非被覆領域13に移行するに伴い電線束21の撚り構造が変化することによって、被覆領域15の撚り構造において互いに離間していた第1電線23aと第2電線23bとが非被覆領域13において接触する。なお、第1電線23aと第2電線23bとは、非被覆領域13の一部において接触していればよい。
また、第1電線23aおよび第2電線23bは、非被覆領域13において接触した後、再び離間してハウジング51の各内室に収容される。
要するに、本実施形態の構成では、被覆領域15においては第1電線23aと第2電線23bとが対角に配置されている一方で、ハウジング51においては第1電線23aが接続された第1端子29aと第2電線23bが接続された第2端子29bとが隣接して配置されている。被覆領域15とハウジング51とを接続する非被覆領域13において電線23の撚り構造(空間的配置)を変化させる際に、差動ペアDPを構成する第1電線23aと第2電線23bとを接触させている。
上記したように、本実施形態のケーブルコネクタ1は、導体25と導体25を被覆する絶縁体27とを各々が有する4本の電線23を撚り合わせて形成された電線束21と、導電性を有し、電線束21を被覆しているシールド層31と、シールド層31を絶縁被覆しているジャケット層41と、を有するSTQケーブル11と、4本の電線23がそれぞれ結線された4つの端子29を収容しているハウジング51と、を備えている。
そして、電線束21は、互いに逆極性の差動信号D(D+,D-)を伝送可能な差動ペアDPであると共に電線束21内で互いに離間している第1電線23aおよび第2電線23bを含む。STQケーブル11の一端には、ジャケット層41およびシールド層31が除去された非被覆領域13が形成されている。非被覆領域13において、電線束21の撚り構造が変化することによって、差動ペアDPである第1電線23aと第2電線23bとが接触している。
上記した本実施形態の構成では、高速信号を伝送する差動ペアDPである第1電線23aと第2電線23bとを非被覆領域13において接触させることによって、撚り構造が相異なる被覆領域15と非被覆領域13との間のインピーダンスの整合を図っている。結果として、インピーダンス不整合による高速信号の反射が抑制され、ひいては、電力損失や信号波形の異常が抑制される。すなわち、以上の構成によれば、インピーダンス等の電気的特性をも考慮した適切な構造が実現される。
また、本実施形態においては、第1電線23aが圧着された第1端子29aと、第2電線23bが圧着された第2端子29bとが、ハウジング51内の互いに隣接した位置に収容されている。この構成によれば、第1端子29aと第2端子29bとを隣接させることが必要なピンアサインを有する基板に対して、本実施形態のケーブルコネクタ1を適用することが可能となる。
また、本実施形態においては、電線束21の長手方向Lに対して直交する断面(III-III断面)において、4本の電線23の中心軸を頂点とする四角形Q1の1組の対角に第1電線23aおよび第2電線23bがそれぞれ配置されている。この構成によれば、差動ペアDPを構成する第1電線23aおよび第2電線23bが、電線束21内で対称的・対角的に配置されるので、電線束21(4本の電線23)が撚り合わせられている部分(被覆領域15)において、第1電線23aと第2電線23bとの間でノイズを効果的に打ち消し合うことが可能である。
また、本実施形態においては、ハウジング51の長手方向Lに対して直交する断面(V-V断面)において、4本の電線23の中心軸を頂点とする四角形Q2が略正方形をなすと共に、四角形の隣接する2頂点に第1電線23aと第2電線23bとがそれぞれ対応するように、4つの端子29がハウジング51に収容されている。この構成によれば、四角形状に端子29が配置されたコネクタにおいて、差動ペアDPに対応する第1端子29aと第2端子29bとが隣接するピンアサインを採用した基板に対して、本実施形態のケーブルコネクタ1を適用することが可能となる。
上記した実施形態は多様に変形され得る。以下に実施形態の変形例を示す。実施形態および変形例から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない限り適宜に併合することが可能である。
上記した実施形態では、非被覆領域13において、差動ペアDPである第1電線23aと第2電線23bとが接触するように(すなわち、距離がゼロであるように)構成されている(図6参照)。しかしながら、非被覆領域13の第1電線23aおよび第2電線23bは、被覆領域15における第1電線23aと第2電線23bとの離間距離SD(図3参照)よりも、近い距離に配置されていればよい。非被覆領域13における第1電線23aと第2電線23bとを近接させるだけでも電気的特性が改善するからである。
第1電線23aと第2電線23bとが、非被覆領域13においてツイストペア構造を形成していてもよい。以上の構成によれば、長い非被覆領域13が設けられる場合であっても、差動ペアDPを構成する第1電線23aおよび第2電線23bの電気的特性を改善することが可能である。
上記した実施形態では、STQケーブル11の電線束21に含まれる電線23は4本である。しかしながら、4本以上の電線23を含む電線束21にて構成されるケーブルが採用されてもよい。例えば、電線束21が8本、16本、32本、または64本の電線23を含むケーブルによって、ケーブルコネクタ1が構成されてもよい。
上記した実施形態では、STQケーブル11の電線束21に含まれる差動ペアDPは1対(第1電線23aおよび第2電線23b)である。しかしながら、複数の差動ペアDPが電線束21に含まれたケーブルが採用されてもよい。その場合、非被覆領域13において、各々の差動ペアDPを構成する2本の電線23が、それぞれ接触するように(または、被覆領域15における離間距離SDよりも近付くように)配線されると好適である。
なお、上記した実施形態の説明は、本発明に係るケーブルコネクタ1における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術的範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。さらに、上記した本発明の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 ケーブルコネクタ
11 STQケーブル(ケーブル)
13 非被覆領域
15 被覆領域
21 電線束
23 電線
23a 第1電線
23b 第2電線
29 端子
29a 第1端子
29b 第2端子
31 シールド層
41 ジャケット層
51 ハウジング
DP 差動ペア
Q 四角形
SD 離間距離

Claims (2)

  1. 導体と前記導体を被覆する絶縁体とを各々が有する複数の電線を撚り合わせて形成された撚り構造を有する電線束と、
    導電性を有し、前記電線束を被覆しているシールド層と、
    前記シールド層を絶縁被覆しているジャケット層と、を有するケーブルと、
    複数の前記電線がそれぞれ結線された複数の端子を収容しているハウジングと、を備えたケーブルコネクタであって、
    前記電線束は、互いに逆極性の差動信号を伝送可能な差動ペアであると共に当該電線束内で互いに離間している第1電線および第2電線を含み、
    前記ケーブルの一端に、前記ジャケット層および前記シールド層が除去されている非被覆領域が形成されており、
    前記非被覆領域と前記非被覆領域以外の被覆領域とで、前記電線束の前記撚り構造変化させることによって、前記被覆領域における前記第1電線と前記第2電線との離間距離よりも、前記非被覆領域における前記第1電線と前記第2電線との離間距離が近い距離に配置されていて、
    前記非被覆領域において、前記差動ペアである前記第1電線と前記第2電線とが接触していて、
    前記非被覆領域において、前記第1電線と前記第2電線とが撚り合わせられたツイストペア構造が形成されてい
    複数の前記端子は、前記第1電線が圧着された第1端子と、前記第2電線が圧着された第2端子と、を含み、
    前記ハウジングは、前記第1端子および前記第2端子を互いに隣接した位置に収容していて、
    前記電線束は、4本の前記電線からなり、
    前記被覆領域においては、前記電線束の長手方向に対して直交する断面において、4本の前記電線の中心軸を頂点とする四角形の1組の対角に前記第1電線および前記第2電線がそれぞれ配置されている、ことを特徴とするケーブルコネクタ。
  2. 4本の前記電線は、それぞれ、4つの前記端子に圧着されており、
    前記ハウジングの長手方向に対して直交する断面において、4つの前記端子の中心軸を頂点とする四角形が略正方形をなすと共に、前記四角形の隣接する2頂点に前記第1電線と前記第2電線とがそれぞれ対応するように、4つの前記端子が前記ハウジングに収容されている、ことを特徴とする請求項に記載のケーブルコネクタ。
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