JP7305091B2 - 焼却設備制御装置、焼却設備制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、焼却設備に含まれる装置にて実行される処理を制御する焼却設備制御装置に関する。本実施形態における焼却設備は、例えば、下水処理にて発生する下水汚泥の焼却処理を行う設備である。なお、焼却設備は、かかる例に限定されない。
まず、図1~図3を参照して、本実施形態に係る焼却設備の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る焼却設備1の構成の一例を示す図である。
以上、図1~図3を参照して、本実施形態に係る焼却設備1の構成について説明した。続いて、図4を参照して、本実施形態に係る焼却設備制御装置10の機能構成について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る焼却設備制御装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
バイパス流量制御部110は、バイパス流量制御処理を実行する機能を有する。バイパス流量制御部110がバイパス流量制御処理によりバイパス弁21の開度を制御することで、集塵機7からバイパス経路68へ流入する排ガスの量が制御される。これにより、バイパス経路68におけるバイパス流量が制御される。さらに、集塵機7から熱交換器4へ流入する排ガスの流入量も制御される。当該機能は、例えば、図1を参照して説明したTIC11により実現される。
抽熱量制御部120は、抽熱量制御処理を実行する機能を有する。抽熱量制御部120は、例えば、ボイラ5aを循環する熱媒体の循環量を制御することで、ボイラ5aにおける排ガスに対する抽熱量を制御する。当該機能は、例えば、図1を参照して説明したTIC12により実現される。
炉内温度制御部130は、炉内温度制御処理を実行する機能を有する。炉内温度制御部130は、経路70に設けられたバルブ42の開度を制御することで、焼却炉3の炉内温度を制御する。当該機能は、例えば、図1を参照して説明したTIC13により実現される。
含水率制御部140は、含水率制御処理を実行する機能を有する。当該機能は、例えば、図1を参照して説明したTIC14により実現される。
処理制御部150は、第1制御処理及び第2制御処理の実行を制御する機能を有する。当該機能は、例えば、図1を参照して説明したPLC15により実現される。
以上、図4を参照して、本実施形態に係る焼却設備制御装置10の機能構成について説明した。続いて、図5を参照して、本実施形態に係る焼却設備制御装置10における処理の流れについて説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る焼却設備制御装置10における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以上、本発明の実施形態について説明した。続いて、本発明の実施形態の変形例について説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本発明の実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本発明の実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本発明の実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本発明の各実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
Claims (9)
- 焼却炉から排出される高温の排ガスが通り、前記高温の排ガスによる再加熱を行う熱交換器と、
前記熱交換器から排出される排ガスが流入するボイラと、
前記ボイラから排出される排ガスの除塵を行う集塵機と、
前記集塵機から排出される排ガスが再加熱される前記熱交換器を、前記集塵機から排出される排ガスがバイパスするバイパス経路と、
を備える焼却設備における焼却設備制御装置であって、
前記バイパス経路を流れる排ガスのバイパス流量を制御する第1制御部と、
前記ボイラが前記熱交換器から排出される排ガスから抽熱する抽熱量を制御する第2制御部と、
を備え、
前記第1制御部は、前記ボイラにて抽熱された排ガスが流入する前記集塵機の入口における排ガス入口温度が第1温度以上である場合に、前記バイパス流量を減少させ、
前記第2制御部は、前記排ガス入口温度が前記第1温度よりも高い第2温度以上である場合に、前記抽熱量を増加させる、焼却設備制御装置。 - 前記ボイラは、熱媒ボイラであり、
前記第2制御部は、前記熱媒ボイラ内を循環する熱媒体の循環量を増加させる、請求項1に記載の焼却設備制御装置。 - 前記ボイラは、蒸気ボイラであり、
前記第2制御部は、前記ボイラにて抽熱された排ガスが前記蒸気ボイラから排出される排出口における蒸気圧力値を低下させる、請求項1に記載の焼却設備制御装置。 - 前記焼却炉の炉内温度を制御する第3制御部をさらに備え、
前記第3制御部は、前記排ガス入口温度が前記第2温度よりも高い第3温度以上である場合に、前記焼却炉内に設けられたノズルから冷却水を噴霧させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の焼却設備制御装置。 - 前記焼却炉の焼却対象の含水率を制御する第4制御部をさらに備え、
前記第4制御部は、前記排ガス入口温度が前記第3温度以上、又は前記第3温度よりも高い第4温度以上である場合に、脱水機にて生成される前記焼却対象の前記含水率の目標値を高くする、請求項4に記載の焼却設備制御装置。 - 第5制御部をさらに備え、
前記第5制御部は、前記排ガス入口温度に基づき実行される第1制御処理と、前記第1制御処理の制御対象に関する測定値に基づき実行される第2制御処理との優先度を判定し、判定した前記優先度に基づき、前記第1制御処理又は前記第2制御処理の実行を制御する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の焼却設備制御装置。 - 前記第5制御部は、前記優先度に応じて、前記第1制御処理における前記制御対象の制御値を更新する、請求項6に記載の焼却設備制御装置。
- 焼却炉から排出される高温の排ガスが通り、前記高温の排ガスによる再加熱を行う熱交換器と、
前記熱交換器から排出される排ガスが流入するボイラと、
前記ボイラから排出される排ガスの除塵を行う集塵機と、
前記集塵機から排出される排ガスが再加熱される前記熱交換器を、前記集塵機から排出
される排ガスがバイパスするバイパス経路と、
を備える焼却設備における焼却設備制御方法であって、
第1制御部が、前記バイパス経路を流れる排ガスのバイパス流量を制御することと、
第2制御部が、前記ボイラが前記熱交換器から排出される排ガスから抽熱する抽熱量を制御することと、
を含み、
前記第1制御部は、前記ボイラにて抽熱された排ガスが流入する前記集塵機の入口における排ガス入口温度が第1温度以上である場合に、前記バイパス流量を減少させ、
前記第2制御部は、前記排ガス入口温度が前記第1温度よりも高い第2温度以上である場合に、前記抽熱量を増加させる、焼却設備制御方法。 - 焼却炉から排出される高温の排ガスが通り、前記高温の排ガスによる再加熱を行う熱交換器と、
前記熱交換器から排出される排ガスが流入するボイラと、
前記ボイラから排出される排ガスの除塵を行う集塵機と、
前記集塵機から排出される排ガスが再加熱される前記熱交換器を、前記集塵機から排出される排ガスがバイパスするバイパス経路と、
を備える焼却設備におけるプログラムであって、
コンピュータを、
前記バイパス経路を流れる排ガスのバイパス流量を制御する第1制御部と、
前記ボイラが前記熱交換器から排出される排ガスから抽熱する抽熱量を制御する第2制御部と、
として機能させ、
前記第1制御部は、前記ボイラにて抽熱された排ガスが流入する前記集塵機の入口における排ガス入口温度が第1温度以上である場合に、前記バイパス流量を減少させ、
前記第2制御部は、前記排ガス入口温度が前記第1温度よりも高い第2温度以上である場合に、前記抽熱量を増加させる、プログラム。
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