JP7304719B2 - 地山改良用注入装置及び地山改良方法 - Google Patents

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Description

本発明は、注入材を地山に注入して地山改良するための注入装置及び該装置を用いた地山改良方法であって、特に注入管を地中に挿入して注入を行う地山改良用注入装置及び地山改良方法に関する。
トンネルや橋梁などの土木構造物を構築する際、地山の状態によって改良作業を行う必要がある。例えば特許文献1では、地中に注入管を配置して、該注入管から注入材を地中に注入することで、地山改良している。
特許第3367026号公報
地山改良用の注入管を地中に挿入するとき、例えば障害物などのために挿入孔を曲げざるを得ないことが有り得る。一方、この種の注入管は一般に硬質の直管であるために、挿入孔が曲がっていると対応不能である。
本発明は、かかる事情に鑑み、地山に注入材を注入する地山改良用注入装置において、地山の挿入孔が曲がっていても注入管を挿入でき、注入材を地中に注入可能とすることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明装置は、地山の湾曲された挿入孔に挿入されて注入材を吐出する地山改良用注入装置であって、
軟質樹脂又はゴムからなる管本体を含み、先端部に吐出孔が形成され、手元端部に発泡性樹脂からなる注入材の供給ポートが設けられた可撓性の注入管と、
前記注入管の中間部に設けられたパッカーと、
前記パッカーより手元側の注入管に沿って延び、前記パッカーに発泡性樹脂からなる膨張材を供給する供給管と、
を備えたことを特徴とする。
これによって、挿入孔が例えば障害物を迂回するように曲がっていたとしても、注入管が可撓性であるために、挿入孔の曲がりに合わせて注入管を曲げながら挿入できる。ひいては、注入材を地山に確実に注入して、地山改良することができる。
地山改良は、地山の状態を改良するものであれば、軟弱地山を安定化させることのほか、地山に形成された出水孔を埋め戻して前記出水孔の崩れを防ぐこと等を含む。
前記注入管が、前記管本体を補強する補強材を含むことが好ましい。
補強材によって注入管に耐圧性を持たせることができる。これによって、注入材や膨張材の発泡時の圧力によって注入管の断面が変形するのを防止できる。特に、注入管におけるパッカー配置部分が、パッカー内の膨張材の発泡による外圧によって潰れるのを防止できる。したがって、パッカーの膨張工程後の注入工程において、注入材を注入管に確実に通すことができる。
前記補強材は、注入管における少なくとも前記パッカー配置部分に設けられていればよい。
前記補強材の材質は金属でもよく樹脂でもよい。前記補強材の形状は、例えばメッシュ状でもよくコイル状でもよい。前記補強材は、管本体の湾曲変形を妨げないものであることが好ましい。
本発明方法は、前記地山改良用注入装置を用いて地山改良する方法であって、
前記パッカーが布製であり、前記パッカーを遮水シートで包み、更に該遮水シートの外周に拘束テープを巻き付けて前記パッカーを前記注入管に縛り付けた状態で、前記注入管を前記挿入孔に挿入し、
前記膨張材を前記供給管から前記パッカー内に供給して前記パッカーを膨らませることによって前記拘束テープを破断することを特徴とする。
当該方法は、改良対象の地山内を地下水が流れている場合に有利である。布製のパッカーに遮水シートを被せることによって、地山へ挿入前ひいては膨張材の供給前のパッカー内に水が入り込むのを防止できる。
更にパッカーを注入管に縛り付けることでパッカーが縮径される。したがって、注入管を地山に挿入する際の抵抗や引っ掛かりを低減できる。
挿入後、膨張材を供給すると、パッカーが拘束テープを破断しながら膨らみ、挿入孔の内周面に押し当てられることによって、挿入孔を塞ぐことができる。
続いて、注入材を供給することによって、パッカーより先端側の注入管から注入材を吐出して、地山に注入材を注入できる。
本発明によれば、地山の挿入孔が曲がっていても注入管を地中に挿入でき、注入材を地中に確実に注入することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る地山改良用注入装置の正面図である。 図2は、図1の円部IIの拡大断面図である。 図3は、図2のIII-III線に沿う断面図である。 図4(a)は、前記地山改良用注入装置のパッカーに遮水シートを被せた状態の正面図である。図4(b)は、前記地山改良用注入装置のパッカーを拘束テープで注入管に縛り付けた状態の正面図である。 図5は、前記地山改良用注入装置を適用しようとする橋脚用立坑の断面図である。 図6(a)~(b)は、前記地山改良用注入装置を地山の挿入孔に挿入する様子を順次示す断面図である。 図7は、前記地山改良用注入装置によって地山改良した前記橋脚用立坑の断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図5は、例えば橋脚を構築するための立坑1の一部分を示したものである。
立坑1の周辺の地山2には出水孔2bが形成されている。出水孔2bは、リング支保工3等の設置前に削孔されたものであり、立坑掘削面2aから遠ざかるにしたがって斜め下へ真っ直ぐに延びている。地山2内の地下水が出水孔2bから立坑1内に導出されて排出される。
図5に示すように、立坑掘削面2aの内周に沿って複数段のリング支保工3が設けられている。詳細な図示は省略するが、リング支保工3は、断面H字形状の環状に形成され、立坑1の鉛直な軸線Lと同軸をなすように設置されている。上下に隣接するリング支保工3間には、波型断面のリング状土留め壁4が設けられている。立坑掘削面2aとリング状土留め壁4との間に裏込め材5が充填されている。
前記リング支保工3を順次段積みすると、出水孔2bの延長線上に1のリング支保工3Aが配置されることがある。この場合、出水孔2bにおける立坑掘削面2aへの開口部にフレキシブルなサクションホース6が連ねられる。サクションホース6は、例えばS字に湾曲されることで、前記1のリング支保工3A(障害物)を迂回して、リング状土留め壁4の貫通孔4bを通して立坑1内に臨む。これによって、リング支保工3及びリング状土留め壁4の建て込み後においても、地山2内の地下水wを出水孔2b及びサクションホース6で立坑1内に導いて排水できる。
前記裏込め材5の充填によって、サクションホース6が裏込め材5内に埋まる。
サクションホース6及び出水孔2bによって挿入孔9が構成されている。挿入孔9は、サクションホース6からなる湾曲部9bを有している。
図7に示すように、本実施形態に係る地山改良用注入装置10は、前記湾曲部9bを有する挿入孔9に挿入されて該挿入孔9の周辺を地山改良するものである。
図1に示すように、地山改良用注入装置10は、注入管11と、単数又は複数(ここでは2つ)のパッカー20と、供給管30とを備えている。
図1に示すように、注入管11は、管本体12と、補強材13を含む。管本体12は、軟質樹脂又はゴムからなり、可撓性を有している。ひいては、注入管11が可撓性を有している。前記軟質樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられる。
図2及び図3に示すように、管本体12に補強材13が設けられている。補強材13の材質は金属でもよく樹脂でもよい。補強材13の形状は、例えばメッシュ状でもよくコイル状でもよい。好ましくは、補強材13としてワイヤメッシュが用いられている。補強材13は、管本体12内に埋め込まれていてもよく、管本体12の外周面又は内周面に被さっていてもよい。補強材13は、管本体12の湾曲変形性を妨げないものであることが好ましい。
注入管11として油圧機器用の高圧ホースその他の耐圧フレキシブルチューブを用いてもよい。
補強材13によって管本体12が補強され、注入管11に耐圧性が付与されている。特に、注入管11は、内圧だけでなく外圧(外側からの圧縮力)に対しての高い耐圧性を有していることが好ましい。注入管11の耐内圧強度は、好ましくは数MPa~数十MPaであり、より好ましくは5MPa~30MPa程度である。注入管11の耐外圧強度は、好ましくは数百kPa~十数MPaであり、より好ましくは1MPa~5MPa程度である。これによって、注入材49や膨張材59の発泡時の圧力によって注入管11が潰されるのを防止できる。
図1に示すように、注入管11の先端部には、1又は複数の吐出孔15が形成されている。
図1の二点鎖線にて示すように、注入管11の最先端部には、案内用の先端コーン17が設けられていてもよい。
図1に示すように、注入管11の手元端部には、供給ポート14が設けられている。供給ポート14には、注入材供給部40が接続されている。
注入材供給部40は、注入材49を地山改良用注入装置10に供給する。注入材49は、好ましくは供給時に流動性を有する発泡性樹脂によって構成され、より好ましくはウレタン系樹脂によって構成されている。詳しくは、注入材供給部40は、前記ウレタン系樹脂の出発物質のA液及びB液の供給源41A,41Bと、これら供給源41A,41BからのA液及びB液を合流させる合流路43とを含む。合流路43が供給ポート14に接続されている。
注入管11内における供給ポート14の近傍部には、攪拌翼16が設けられている。
図1に示すように、注入管11の中間部に2つ(複数)のパッカー20が互いに近接して設けられている。
図2及び図3に示すように、パッカー20は、輪環体形状(ドーナツ形状)になっている。詳しくは、パッカー20は、外周筒体21と、内周筒体22を有している。外周筒体21の内部に内周筒体22が収容され、二重筒構造になっている。筒体21,22ひいてはパッカー20は布製であり、好ましくは帆布によって構成されている。これら筒体21,22の筒長方向の互いに同じ側の端部どうしが縫い付けられ、縫合部23が形成されている。
パッカー20は、注入管11の外周に嵌められている。内周筒体22が注入管11の外周面に接している。
パッカー20の筒長方向の両端部が、それぞれ止着バンド24によって注入管11に止着されている。止着バンド24は、金属バンドでもよく、樹脂バンドでもよく、ゴムバンドでもよい。
図1に示すように、2つのパッカー20にそれぞれ供給管30が接続されている。2本の供給管30が、パッカー20より手元側(図1において右側)の注入管11に沿って延びている。好ましくは、供給管30は、軟質樹脂製のフレキシブルチューブによって構成されている。供給管30が、注入管11と同様の補強材入り耐圧構造になっていてもよい。
図1に示すように、2本の供給管30のうち1本は、手元側(図1において右側)のパッカー20を貫通して、先端側(図1において左側)のパッカー20に挿し入れられ、先端開口が該先端側のパッカー20の内部に配置されている。他の1本の供給管30は、手元側のパッカー20に挿し入れられ、先端開口が手元側のパッカー20の内部に配置されている。
図2及び図3に示すように 供給管30とパッカー20の交差部においては、パッカー20の外周筒体21と内周筒体22が供給管30を挟んで縫製されている。
あるいは、外周筒体21に穴を開けて供給管30を通してもよい。その場合、外周筒体21の前記穴には、供給管30の挿通ガイドを設けることが好ましい。
図1に示すように、供給管30の手元端部には、供給ポート34が設けられている。供給ポート34に膨張材供給部50が接続されている。膨張材供給部50は、供給管30を介して、膨張材59をパッカー20に供給する。膨張材59は、好ましくは供給時に流動性を有する発泡性樹脂によって構成され、より好ましくはウレタン系樹脂によって構成されている。詳しくは、膨張材供給部50は、前記ウレタン系樹脂の出発物質のA液及びB液の供給源51A,51Bと、これら供給源51A,51BからのA液及びB液を合流させる合流路53とを含む。合流路53が供給ポート34に接続されている。2つのパッカー20に対してそれぞれ別系統の膨張材供給部50が接続されている。
なお、1つの膨張材供給部50が分岐して2つ(複数)のパッカー20に接続されていてもよい。
供給管30内における供給ポート34の近傍部には、攪拌翼36が設けられている。
地山改良用注入装置10は次のようにして使用される。
図4(a)に示すように、パッカー20を遮水シート25で包む。遮水シート25としては、ビニールシートなどの汎用の樹脂シートを用いることができる。遮水シート25の端部は、例えば粘着テープ28で注入管11に止める。
さらに、図4(b)に示すように、遮水シート25の外周に拘束テープ26を巻き付ける。これによって、パッカー20を注入管11に縛り付ける。拘束テープ26は、ある程度の張力がかかると破断されるものが好ましく、紙テープでもよく、ビニールテープその他の樹脂テープでもよい。
図6(a)に示すように、前記の縛り付け状態で注入管11を挿入孔9に挿し入れ、ひいては地山2に挿入する。
注入管11は可撓性であるために、挿入孔9の湾曲部9bの曲がりに合わせて湾曲可能である。言い換えると、挿入孔9が湾曲されていても、注入管11を該挿入孔9に挿入することができる。
やがて、図6(b)に示すように、注入管11に加えてパッカー20及び供給管30が挿入孔9に挿し入れられる。パッカー20を注入管11に縛り付けて縮径させておくことで、注入管11を殆ど抵抗なく挿入孔9に挿入することができる。供給管30は、注入管11と同様に可撓性であるために、湾曲部9bの曲がりに合わせて湾曲される。
パッカー20に遮水シート25を被せておくことによって、膨張材59の供給前のパッカー20内に地山2内の水が入り込むのを防止できる。
図7に示すように、注入管11を所望の深さまで挿入した後、膨張材供給部50による膨張材供給を行う。これによって、膨張材原料のA液とB液がそれぞれの供給源51A,51Bから適量ずつ導出され合流路53において合流して混合され、膨張材59となる。膨張材59は、発泡反応を起こしながら供給ポート34から供給管30に導入され、更に供給管30からパッカー20内に供給される。2つ(複数)のパッカー20にそれぞれ膨張材59が供給される。
該膨張材59の圧力によって、パッカー20が拘束テープ26を破断しながら膨らまされる。
膨らんだパッカー20は出水孔2bの内周面に強く押し当てられる。これによって、出水孔2bがパッカー20の配置部分において塞がれる。パッカー20を2つ(複数)設けることで、閉塞効果を高めることができる。
パッカー20内の膨張材59は、発泡樹脂の硬化によって流動性を失う。したがって、パッカー20が布製であっても、該パッカー20から膨張材59が漏れ出ることは殆どない。縫合部23や供給管30の挿し入れ口27から膨張材59が漏れ出ることも殆どない。言い換えると、パッカー20を液密構造にする必要が無い。したがって、製造コストを安価にできる。
注入管11におけるパッカー20内を通過する部分は、膨張材59によって強い圧縮力を受ける。一方、注入管11は補強材13によって耐圧性が高められているから、前記膨張材59からの圧縮力に十分に耐えることができる。要するに、注入管11におけるパッカー20内を通過する部分が潰されることはなく、一定の流路断面を保持できる。
続いて、注入材供給部40による注入材供給を行う。これによって、注入材原料のA液とB液がそれぞれの供給源41A,41Bから適量ずつ導出されて合流路43において合流して混合され、注入材49となる。注入材49は、発泡反応を起こしながら供給ポート14から注入管11に導入され、注入管11内を先端部へ向けて流れる。
注入管11はパッカー20内を通過部分においても一定の流路断面を保持しているから、注入材49を支障無く流すことができる。
そして、注入管11の先端部の吐出孔15から注入材49が吐出される。注入材49は、パッカー20より先端側の注入管11の外周と出水孔2bの内周との間に拡散される。これによって、出水孔2bを注入材40で埋めて塞ぐことで、出水孔2bが崩れないよう地山改良できる。更に注入材49は、出水孔2bのまわりの地山2に注入される。これによって、立坑1の周辺の地山2を改良できる。
地山改良用注入装置10は、出水孔2b内ひいては地山2内に埋め殺しされる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、注入管11におけるパッカー20の配置部分だけに補強材13が設けられていてもよい。
パッカー20の材質は、布に限らず、ゴムでもよく樹脂でもよい。
地山改良用注入装置10は、橋脚用立坑1に限られず、トンネル、基礎その他の各種土木構造物の周りの地山改良に適用できる。
パッカー20の数は、2つに限らず、1つでもよく、3つ以上でもよい。好ましくは、パッカー20の数は1~5つである。
本発明は、例えば軟弱地山の安定化工法に適用できる。
2 地山
3A 1のリング支保工(障害物)
9 挿入孔
10 地山改良用注入装置
11 注入管
12 管本体
13 補強材
14 供給ポート
15 吐出孔
20 パッカー
25 遮水シート
26 拘束テープ
40 注入材供給部
49 注入材
50 膨張材供給部
59 膨張材

Claims (3)

  1. 地山の湾曲された挿入孔に挿入されて注入材を吐出する地山改良用注入装置であって、
    軟質樹脂又はゴムからなる管本体を含み、先端部に吐出孔が形成され、手元端部に発泡性樹脂からなる注入材の供給ポートが設けられた可撓性の注入管と、
    前記注入管の中間部に設けられた布製のパッカーと、
    前記パッカーを外側から包む遮水シートと、
    前記パッカーより手元側の注入管に沿って延び、前記パッカーに発泡性樹脂からなる膨張材を供給する供給管と、
    を備え、前記パッカーと前記遮水シートとが、互いに別体で互いの間に隙間が形成され、前記遮水シートの両端部がそれぞれ粘着テープの巻き付けによって前記注入管に止められていることを特徴とする地山改良用注入装置。
  2. 前記注入管が、前記管本体を補強する補強材を含むことを特徴とする請求項1に記載の地山改良用注入装置。
  3. 請求項1又は2に記載の地山改良用注入装置を用いて地山改良する地山改良方法であって、
    前記パッカーが布製であり、前記パッカーを外側からそれとは別体の前記遮水シートで包み、前記遮水シートの両端部をそれぞれ粘着テープの巻き付けによって前記注入管に止め、更に該遮水シートの外周に拘束テープを巻き付けて前記パッカーを前記注入管に縛り付けた状態で、前記注入管を前記挿入孔に挿入し、
    前記膨張材を前記供給管から前記パッカー内に供給して前記パッカーを膨らませること
    によって前記拘束テープを破断することを特徴とする地山改良方法。
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