JP7303672B2 - 駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、駆動回路に関する。
パワーMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect-Transistor)は、熱暴走等が発生しづらく、一般的にはバイポーラトランジスタ等に比べて並列接続が容易である。そのため、大電流で使用をする場合、通電電流能力を向上するために並列接続で使用されることが多い。しかしながら、パワーデバイスを構成するトランジスタは、ウエハプロセス、製造のばらつき等に起因した個体差によりしきい値電圧Vthには所定の幅が存在する。
並列に接続されたトランジスタのうち、一方のしきい値Vthが他方のしきい値Vthよりも十分に低くなる場合、ターンオンのタイミングでVthの低いトランジスタに発生するドレイン電流が大きくなり、デバイスの最大定格電流を超える可能性がある。すなわち、Vthのバラつきによる電流のアンバランスが発生し、場合によってはパワーデバイスがオーバーストレスにより破壊される蓋然性がある。
国際公開第2018/198211号
一実施形態は、並列接続されるパワーMOSFETのドレイン電流のアンバランスを抑制する駆動回路を提供する。
一実施形態によれば、駆動回路は、電圧印加回路と、電流検知回路と、制御回路と、を備える。電圧印加回路は、トランジスタの駆動端子に接続し、入力信号の電圧を制御して前記駆動端子に印加する。電流検知回路は、前記トランジスタの出力端子と接続し、前記トランジスタから出力される電流が所定電流以上の大きさとなったことを検知する。制御回路は、前記電流検知回路と接続され、前記電流検知回路が前記所定電流以上の電流を検知したタイミングにおける前記駆動端子と前記出力端子との間の電圧が出力されるように、前記入力信号の電圧に基づいて前記電圧印加回路を制御する。
一実施形態に係る駆動回路の使用例。 一実施形態に係る駆動回路の回路図。 一実施形態に係る駆動回路の出力のタイミングチャート。 一実施形態に係る駆動回路の回路図。 一実施形態に係る駆動回路の処理を示すフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。以下の図において、基準となる電圧Vdd、Vssが示されているが、これらの電圧が印加される経路は、明示的に示されている経路の他、回路素子の必要となる箇所に適切に与えられる。例えば、図2において、各コンパレータ等には、必要に応じてVdd、Vssが接続される。また、以下の説明において同じタイミングという言葉が使用されているが、これは、全く同一の瞬間、という厳密な意味ではなく、スイッチング素子として影響のない程度の幅を持ったタイミングを意味する。
図1は、実施形態に係る駆動回路10を備える電子回路の一例を示す。電子回路1は、例えば、パワーMOSFET QA、QB(以下、単にFETと記載する。)を並列に接続した負荷Lに対するスイッチ回路である。駆動回路10A、10Bはそれぞれ、これらのFET QA、QBの駆動をするための回路である。それぞれの駆動回路10は、FET QA、QBの駆動するタイミングをそろえるべく、それぞれのスイッチ素子のゲート(駆動端子)に印加する電圧を制御する。
例えば、FET QAのしきい値電圧がFET QBのしきい値電圧よりも低いと、これらのFETのゲート(駆動端子)に同じ立ち上がりの電圧が印加されると、先にFET QAがドレイン電流を出力し、その後にFET QBがドレイン電流を出力する。本実施形態では、立ち上がりの電圧を駆動回路10A、10Bにおいて制御することにより、しきい値電圧の個体差等によらず同じタイミングでFET QA、QBのドレイン電流が流れるようにする。以下、例えば、駆動回路10A、10Bを構成する同様の駆動回路10について説明する。
図2は、本実施形態に係る駆動回路10の回路図の一例を示す。駆動回路10は、電圧印加回路100と、電流検知回路102と、制御回路104と、を備える。その他、電流源Irと、スイッチSw1、Sw2と、差動増幅回路Ampと、を備える。また、必要に応じて、MCU106(Micro Controller Unit)を備える。MCU106は、複数の駆動回路10に共通して備えられるものであってもよい。このMCU106の説明については、後述する。
電圧印加回路100は、入力信号の電圧を制御してFET Qのゲートに印加する回路である。電圧印加回路100は、ゲート駆動信号の入力端子と、FET Qのゲートとの間に接続され、例えば、バッファBと、可変抵抗Rdと、を備える。入力信号は、可変抵抗Rdにより電圧が制御されて、FET Qのゲートへと印加される。
可変抵抗Rdは、理想的なしきい値電圧である場合に、例えば、入力信号の電圧がしきい値電圧を十分に超える電圧となるように電圧制御してゲートへと印加するように初期値として調整されている。接続されるFET Qのしきい値電圧が理論値よりも低い場合には、抵抗を大きくして電圧をより低くしてFET Qのゲートへと印加する。FET Qのしきい値電圧が理論値よりも高い場合には、抵抗を小さくして電圧を理論値よりは高くしてFET Qのゲートへと印加する。このように制御させる電圧を調整することにより、複数のFETが並列に接続されている場合に、それぞれのFETによるスイッチのタイミングがそろえられる。
電流検知回路102は、FET Qから出力されるドレイン電流が所定電流以上となったことを検知する。所定電流とは、FET Qのゲートにしきい値電圧と等しい電圧が印加され、ドレインに十分な電圧が印加された場合に、ドレイン-ソース間に流れる電流の値である。なお、所定電流は、正確にこの値ではなく多少上下にずれていてもよい。電流検知回路102は、FET Qのドレイン電流を取得するように接続され、例えば、抵抗Rsと、減算回路Subと、比較回路Cmpと、電圧源Erと、を備える。抵抗Rsは、FET Qのドレインに直列に接続される。減算回路Subは、例えば、オペアンプであり、抵抗Rsと並列に接続される。比較回路Cmpも、例えば、オペアンプであり、減算回路Subの出力と非反転入力端子が接続される。電圧源Erは、比較回路Cmpの反転入力端子と接続され、所定電位を比較回路Cmpの反転入力端子に印加する。
所定電流が抵抗Rに流れると、抵抗Rの端子間において電位差が発生する。この電位差を減算回路Subで取得し、比較回路Cmpへと出力する。比較回路Cmpでは、電圧源Erによる所定電圧と、減算回路Subからの出力を比較し、減算回路Subからの出力が所定電圧以上である場合に、制御回路104へとイネーブル信号を出力する。すなわち、所定電圧は、所定電流が抵抗Rsに流れた場合の電位差として設定される。
なお、所定電流以上のドレイン電流が流れていることを適切に検知できるのであれば、電流検知回路102の構成は、上記のものには限られない。例えば、スイッチ回路と同一の基板上に、上記の構成とは別の構成である、電流を取得して所定電流以上であればイネーブル信号を出力する回路を構成してもよい。
制御回路104は、電流検知回路102からイネーブル信号を受信すると、受信したタイミングにおけるFET Qのゲート-ソース間の電圧に基づいて電圧印加回路100のインピーダンスを制御する。制御回路104は、電流検知回路102と接続され、例えば、コンバータAdcと、デコーダDecと、を備える。
コンバータAdcは、アナログ信号をデジタル信号に変換するコンバータ(ADC:Analog-Digital Converter)である。コンバータAdcは、アナログ信号を受信して、当該アナログ信号をデジタル信号に変換して出力する。このコンバータAdcは、FET Qのゲート-ソース間の電圧であるアナログ電圧を、デジタル信号へと変換して出力する。
デコーダDecは、コンバータAdcの出力したデジタル信号に基づいて、電圧印加回路100のインピーダンスを制御する。デコーダDecは、例えば、コンバータAdcからの出力に基づいて、入力信号をこの出力値に制御させるための抵抗値を算出し、この算出値となるように、可変抵抗Rdの抵抗値を制御する。この抵抗値の制御により、入力信号に対するスルーレートが決定される。例えば、理論値よりしきい値電圧が低いFETに対しては、可変抵抗Rdの抵抗値を大きくしてスルーレートを低くし、しきい値電圧が高いFETに対しては、可変抵抗Rdの抵抗値を小さくしてスルーレートを高くする。
なお、制御回路104は、入力信号を受信した電圧へと制御させる可変抵抗値を取得できる回路であれば、上記の構成に限られない。さらには、電圧印加回路100及び制御回路104は、インピーダンスを適切な値に制御し得る回路であればよく、上記の構成は、飽くまで一例として示したものに過ぎない。
このような抵抗値を算出する制御をするために、駆動回路10は、備えられている電流源Irと、第1スイッチSw1と、第2スイッチSw2と、差動増幅回路Ampと、を利用する。
第1スイッチSw1、第2スイッチSw2は、同期して動作するスイッチであり、例えば、電子回路1に電源が投入され、負荷Lに対して電力を供給する前の段階において、オンされ、制御回路104によるインピーダンスの制御が終了すると、オフされる。なお、第1スイッチSw1、第2スイッチSw2は、2つ備えられる必要は無く、1つのスイッチでFET Qのゲートと、電流源Ir及び差動増幅回路Ampとの接続を切り替えられるものであってもよい。
第1スイッチSw1及び第2スイッチSw2がオンされている場合、FET Qのゲートと、電流源Ir及び差動増幅回路Ampが接続される。電流源Irから電流が流れると、FET Qのゲートの電位が高くなる。
差動増幅回路Ampは、第2スイッチSw2がオンされていることにより、非反転端子がFET Qのゲートと接続され、反転端子がFET Qのソースと接続される。すなわち、差動増幅回路Ampは、FET Qのゲート-ソース間の電圧を増幅してコンバータAdcに出力する。
電流源IrによりFET Qのゲートにしきい値電圧よりも高い電圧が印加されると、電流検知回路102からコンバータAdcへイネーブル信号が出力される。イネーブル信号が入力されると、コンバータAdcは、差動増幅回路Ampの出力をデジタル信号へと変換し、この変換結果に基づいて、デコーダDecが可変抵抗Rdの抵抗値を制御する。
可変抵抗Rdの制御が完了した後、第1スイッチSw1及び第2スイッチSw2がオフとなり、電圧印加回路100からの駆動信号がFET Qのゲートに印加される。駆動信号は、インピーダンスが制御されていることによりスルーレートが調整される。
図3は、しきい値電圧Vthが低い場合と高い場合のスルーレートを示すである。図中、実線はゲート-ソース間電圧、破線はドレイン電流、点線はしきい値電圧を示す。また、立ち上がり時間と立ち下がり時間を見やすくするために、一点鎖線を示す。
図3に示されるように、しきい値電圧Vthが低い場合においても、高い場合においても、同様の立ち上がり時間とすることが可能となる。これは、電圧印加回路100のインピーダンスを制御し、スルーレートをしきい値電圧Vthにより変化させることができるためである。
図4は、本実施形態の変形例に係る駆動回路10の回路図である。この駆動回路10は、電圧印加回路100において、ターンオンのタイミングだけではなく、ターンオフ(立ち下がり)のタイミングにおける電圧をも制御するものである。電圧印加回路100は、さらに、ターンオフのインピーダンス調整のための可変抵抗と、当該可変抵抗と直列に接続されたダイオードと、を備える。
ターンオフのインピーダンス調整用の可変抵抗については、例えば、FET Qにドレイン電流が流れた後にゲートに印加する電圧が下がった場合に、理想的なしきい値電圧Vthと同程度の立ち下がり時間となるように調整される。このような状況も、第1スイッチSw1、第2スイッチSw2を制御することにより測定できる。より具体的には、電圧印加回路100内の並列に備えられる抵抗の合成抵抗値によるスルーレートが図3に示す立ち下がりの傾きとなるようにダイオードと直列に接続される可変抵抗値を制御する。
このように、ターンオフ用の可変抵抗を備えていてもよく、この場合、図3に示すように、立ち上がり時間をそろえるとともに、立ち下がり時間をそろえることも可能となる。
図5は、本実施形態に係る駆動回路10の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートを用いて駆動回路10の動作について説明する。
まず、図1の電子回路1に電源が印加される(S100)。このタイミングにおいては第1スイッチSw1及び第2スイッチSw2は、オフ状態であることが望ましいが、これには限られない。
次に、第1スイッチSw1及び第2スイッチSw2をオン状態へと遷移させる(S102)。この遷移は、電源が印加されたことを感知して自動的にオン状態へと遷移させる回路が駆動回路10の内側又は外側に備えられていてもよい。例えば、駆動回路10に電源印加からの端子を設け、当該端子に電力が供給されるとオンとなるようにしてもよい。このスイッチの動作により、電流源Irと差動増幅回路AmpがFET Qのゲートに接続される。
次に、電流検知回路102が所定電流を検知したか否かを判断する(S104)。電流検知回路102が所定電流を検知するまでは、この状態を維持する(S104:NO)。電流検知回路102が所定電流を検知すると、次の処理へと移行する(S104:YES)。
電流検知回路102が所定電流を検知、すなわち、FET Qに所定のドレイン電流が流れたことを検知すると、電流検知回路102から制御回路104のコンバータAdcへとイネーブル信号が送信される。イネーブル信号を受信すると、コンバータAdcは、差動増幅回路Ampが増幅したアナログ信号である当該タイミングにおけるFET Qのゲート-ソース間電圧を受け付ける(S106)。そして、コンバータAdcは、このアナログ信号をデジタル信号へと変換する(S108)。
次に、制御回路104のデコーダDecは、コンバータAdcが変換したデジタル信号に基づいて、入力信号が当該タイミングにおけるゲート-ソース間電圧へと変換されるようなインピーダンスを取得する(S110)。
次に、制御回路104のデコーダDecは、電圧印加回路100のインピーダンスを、取得した値へと制御する(S112)。例えば、電圧印加回路100内の可変抵抗の抵抗値を制御することにより実現される。
電圧印加回路100のインピーダンスが制御された後、第1スイッチSw1及び第2スイッチSw2がオフ状態へと遷移される(S114)。こちらも、S102のステップと同様に、駆動回路10の内外の状況に応じてオフされるものであってもよいし、又は、当該スイッチがオンされてから所定の時間後にオフされてもよい。
インピーダンスの制御が完了した後、駆動回路10が動作をし始め(S116)、パワーMOSFETのゲートへと入力信号を印加し、電子回路1をスイッチング素子として動作させることが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、駆動回路10は、制御回路104により、FET Qのゲートに電圧を印加する電圧印加回路100のスルーレートを制御する。駆動回路10に用いている電流源、電圧源は、定電流源、定電圧源で足り、可変のものを備える必要が無く、簡易な回路として設計することが可能である。スルーレートを制御することにより、異なるしきい値電圧を有するMOSFET間の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を制御することが可能となる。複数のMOSFETが並列に備えられる場合に、駆動回路10をそれぞれのMOSFETのゲートと接続させることにより、それぞれのMOSFETから出力されるドレイン電流のアンバランスを抑制することが可能となる。
なお、図1に示すように、駆動回路10は、記憶回路を備えるMCU106(Micro Controller Unit)等を備えていてもよい。このMCU106は、複数の駆動回路10に対して1又は複数備えられていてもよい。複数のMCU106が存在する場合には、これら複数のMCU106間においてインピーダンス値を同期させてもよい。また、MCU106からゲートに印加する制御信号(入力信号input)が入力されてもよい。
制御回路104は、例えば、駆動回路10において取得したインピーダンスの値をMCU106へと送信する。MCU106内の記憶回路は、この値を記憶する。このように記憶させることにより、一度電源が切られた後にも、MCU106に記憶されているインピーダンス値に基づいて電圧印加回路100のインピーダンスを制御してもよい。
電源を印加する度にインピーダンスの測定をする場合、例えば、MCU106に記憶されているインピーダンス値を時系列で確認することにより、FET Qの経時劣化等を確認することも可能である。
また、上記の説明においては、駆動回路10は、電子回路1の動作開始時に1回動作させてインピーダンスを制御するものとしたが、これには限られない。例えば、MCU106にインピーダンスの制御値が記憶されている場合には、動作開始時においても第1スイッチSw1及び第2スイッチSw2をオン状態とせずに、制御回路104が電圧印加回路100のインピーダンスを制御してもよい。
別の例としては、任意のタイミングで入力信号を遮断して第1スイッチSw1及び第2スイッチSw2をオンし、駆動回路10においてインピーダンス値の計測をし直してもよい。このようにすることにより、電子回路1のデバイスが起動している間にもインピーダンス値を調整することが可能となる。
なお、FET Qは、nチャネルであるものとしたが、これには限られず、電子回路1の用途等によりpチャネルのFETであっても構わない。
前述の全ての説明において、「以上」、「以下」という単語を用いているが、これは、「より大きい」、「より小さい」、と書き換えてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:電子回路
10:駆動回路
100:電圧印加回路
102:電流検知回路
104:制御回路
106:MCU

Claims (7)

  1. 並列に接続される複数のトランジスタのそれぞれについて、備えられる駆動回路であって、
    トランジスタの駆動端子に接続し、入力信号の電圧を制御して前記駆動端子に印加する、電圧印加回路と、
    前記トランジスタの出力端子と接続し、前記トランジスタから出力される電流が所定電流以上の大きさとなったことを検知する、電流検知回路と、
    前記電流検知回路と接続され、前記電流検知回路が前記所定電流以上の電流を検知したタイミングにおける前記駆動端子と前記出力端子との間の電圧が出力されるように、前記入力信号の電圧に基づいて前記電圧印加回路を制御する、制御回路と、
    電流を出力する、電流源と、
    前記駆動端子と前記電流源に接続され、前記電流源と前記駆動端子との間の接続状態を切り替える、第1スイッチと、
    前記駆動端子と接続され、前記第1スイッチと同期して前記駆動端子との間の接続状態を切り替える、第2スイッチと、
    非反転入力端子が前記第2スイッチを介して前記駆動端子と、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを介して前記電流源と、に接続され、反転入力端子が前記出力端子と接続され、出力側が前記制御回路に接続され、前記電流源における電位と、前記出力端子における電位との電位差を前記制御回路に出力する、差動増幅回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記差動増幅回路の出力する電位差に基づいて、前記駆動端子と前記出力端子との間の電圧を取得し、前記電圧印加回路の出力インピーダンスを制御して前記電圧印加回路が出力する電圧を制御する、
    駆動回路。
  2. 前記電圧印加回路は、可変抵抗を備え、
    前記制御回路は、前記可変抵抗の抵抗値を制御する、
    請求項に記載の駆動回路。
  3. 前記電圧印加回路は、前記入力信号を所定電圧に制御させるように初期化され、
    前記制御回路は、
    前記駆動端子と前記出力端子との間の電圧が前記所定電圧よりも低い場合には、前記電圧印加回路の出力インピーダンスを高く制御し、
    前記駆動端子と前記出力端子との間の電圧が前記所定電圧よりも高い場合には、前記電圧印加回路の出力インピーダンスを低く制御する、
    請求項又は請求項に記載の駆動回路。
  4. 電源投入後の任意のタイミングで前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを前記電流源と前記駆動端子と、前記電流源及び前記差動増幅回路と、が接続されるように切り替えて、前記制御回路が前記電圧印加回路を制御し、その後、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを前記電流源と前記駆動端子が切断されるように切り替える、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の駆動回路。
  5. 電源投入のタイミングで前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを前記電流源と前記駆動端子が接続されるように切り替えて、前記制御回路が前記電圧印加回路を制御し、その後、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを前記電流源と前記駆動端子が切断されるように切り替える、
    請求項に記載の駆動回路。
  6. 前記制御回路が前記電圧印加回路の制御をした場合に、その制御値を保存しておく記憶回路、
    をさらに備え、
    任意のタイミングで保存した制御値に基づいて、前記電圧印加回路を制御する、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の駆動回路。
  7. 請求項1から請求項にいずれかに記載の駆動回路を複数チャネル分備える、半導体装置。
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